北海道清水町議会

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平成22年第6回定例会(9月17日_平成21年度決算審査国民健康保険特別会計)

○議長(田中勝男) 認定第2号、平成21年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを審査します。
 これから、質疑を行います。
 272頁をお開きください。清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算事項別明細書により歳入歳出並びに調書を一括して質疑を受けます。
 質疑ありませんか。
 1番、原紀夫議員。

○1番(原 紀夫) 国民健康保険について非常に努力をされていて、結果、逆に基金に繰入をしているような状況で、好ましいかたちだろうと思うわけであります。
 1点お尋ねしたいのは、不正請求で、現在も収入未済になっている部分があります。これは、今後において徴収可能なのかについていかがなのでしょうか。

○議長(田中勝男) 町民生活課長。

○町民生活課長(佐藤典隆) ただいまのご質問ですが、頁数で291頁の収入未済額の一般被保険者返納金1,984,531円の収入未済額の関係でしょうか。

○1番(原 紀夫) はい。

○町民生活課長(佐藤典隆) 平成18年に不正請求がありまして、この部分については1件なのですが、病院のほうで不正請求があり、その部分がずっと未収の状態になってございます。
 先日もですが、決裁のなかでこの部分については返答がないような状況がありますので、督促をこれから出す予定でございます。今後につきましても、具体的なことは私もわからないところがありますが、いずれにしてもその督促から進めてまいりたいと考えてございます。

○議長(田中勝男) 原紀夫議員。

○1番(原 紀夫) 今、答弁を聞く範囲では、督促はするのだけれどもこないであろうというようにも聞こえます。今後も、毎年このようなかたちで繰り返しこの分が残っていくという状況は入らない限り続くと理解してよろしいですか。

○議長(田中勝男) 町民生活課長。

○町民生活課長(佐藤典隆) 今後もずっと続くのかという部分につきましては、私共では判断をつけづらいところがあるのですが、いずれにしても未済額ですので、収入を得るための努力は今後も続けてまいりたいと考えてございます。

○1番(原 紀夫) はい、終わります。

○議長(田中勝男) 他に質疑ありませんか。
 7番、奥秋康子議員。

○7番(奥秋康子) 高額療養費の関係についてお尋ねしたいと思います。298頁です。高額療養費も当初の予算からみても、1割ほど減額したということで、さらに、そのなかでも減額をしながら不用額が570万円ほど出ているということは、非常に努力をされていると思います。そのなかで、高額療養費の対象になった病気の分類はされておりますか。されておりましたら、お知らせいただきたいと思います。

○議長(田中勝男) 課長補佐。

○課長補佐(石津博徳) 町民生活課、石津です。今の質問の分析につきましては、してございません。以上です。

○議長(田中勝男) 奥秋康子議員。

○7番(奥秋康子) 分析をするというお考えはありますか。もう一度お願いします。

○議長(田中勝男) 町民生活課長。

○町民生活課長(佐藤典隆) 今後、その部分も含めて分析等を考えてみたいと思います。

○議長(田中勝男) 奥秋康子議員。

○7番(奥秋康子) そういうなかで今後、高額な療養費の支出がより少なくなるという方法も考えていくうえで大切だと考えております。ぜひ、分析をして、特に突発的なものはしょうがないでしょうけれども、人工透析だとかにかかるものなら予防とかでできるということにもなれば、しっかり分析をして、これからの健康保険の減額というものに努めていくように努力してほしいと思います。
 300頁です。葬祭費のなかに予備費のほうから5万円こちらに流用というかたちでされております。流用という言葉は気にかかる文言なのですけれども、これがあえて流用で正しいのかどうかはわかりません。この文言が、流用という言葉が適切ではないのかと思います。そういうなかで5万円をここに流用しておきながら、不用額が2万円生じたということについて説明をいただきたいと思います。

○議長(田中勝男) 町民生活課長。

○町民生活課長(佐藤典隆) 流用をなぜしたのかということだと思います。当初、葬祭費ですから推定して何名程度、例えば、前年なら前年を参考に件数を予想しながら予算を組み立ててございます。実際には精算の話しですので、当初20名で予算を組んでいたのが途中で20名を超えまして、21名なのか22名なのかという部分はわからない状況です。そのなかで、当初予算で不足している部分を別なところの科目から流用します。昨日、総務課長からもお話があったと思いますが、いずれにしても予備費を流用するのか、科内の科目のなかで流用するか、同じ科目のなかで流用する財源があれば当面は流用手段を先に考えて、実施しているのが実態です。

○議長(田中勝男) 奥秋康子議員。

○7番(奥秋康子) できるだけそういうことがないように、ここでもこういうことが生じるということはいかがなものかと思いますので、できるだけ当初の予算においたようにやってもらえたほうがいいと思います。

○議長(田中勝男) 町民生活課長。

○町民生活課長(佐藤典隆) 議員のおっしゃることは、重々わかります。
 できるだけ予算の段階で、予想したなかでこの程度で収まるであろうと予算を組んでいるつもりでいます。しかし、不用額が出たり、足りなくなった部分は流用する、これはある面ではしかたがないことかと考えてございます。

○議長(田中勝男) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。
 以上で、認定第2号、平成21年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の審査を終わります。