北海道清水町議会

北海道清水町議会

平成22年第5回定例会(6月17日_一般質問_妻鳥)

○議長(田中勝男) 一般質問を続けます。
 9番、妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 9番、妻鳥公一でございます。私は、2項目にわたって質問通告をしております。よろしくお願い申し上げます。
 はじめに、口蹄疫の問題でございます。私の前に、奥秋議員が質問をしておりますが、そのこととできるだけ重ならないようにやりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 宮崎県で発生した口蹄疫被害がだんだんと大きくなっております。県の産業にも非常に重大な影響を与えていると思われます。先ほども、奥秋議員が話されたように、今から10年前の平成12年3月から4月にかけて、宮崎県で3戸の農家に口蹄疫が発生しました。北海道十勝本別町では1戸の農家に発生いたしました。計4戸でございますが、このときの対処は良かったのか、この4件ですので、その年の9月には清浄国、菌のない国に指定されました。そういった状況のなかで、10年前には終わったのですが、今回、宮崎県で拡大して、想像を絶する広がりを見せているということであります。今日の新聞でも、1町村増えたと報道されております。遠い九州のことでなくて、本当に北海道の問題として、特に十勝清水は畜産が非常に多くございます。こういう意味で対策というのが重要になるのではないかと思っております。こういう状況があるなかで、宮崎県の拡大被害について、町長の所見をお伺いしたいと思います。
 先ほども、奥秋議員が本町の対策についてということで質問をされ、町長も答弁をされましたが、もっと具体的に。こういった委員会をもって勉強会をしたんですとか、こういう会議を開いてこう打ち合わせをしただけではなくて、もっと突っ込んで具体的な中身で、清水町ではどうなのか、十勝ではどうなのか、北海道ではどうなのか、具体的に説明をいただきたいと思います。よろしくお願いします。
 2項目目の公営住宅の営繕についてということで質問をいたします。清水町には600戸近い公営住宅があります。町は昨年と今年にわたって、国の地方活性化交付金の一部を使って、公営住宅の外壁の塗装、屋根の補強を行なっております。これは公営住宅を長持ちさせる長寿命化といっておりますが、そういうものであるだろうと思います。今後、住宅をより、もたせて長持ちさせる、このことは今の時点で大事なことだと考えております。
 町は町営住宅長寿命化計画というのを作成して、今後は、この方向で進むというようになっているようであります。そこで私は、公営住宅の目的は家を持つことのできない、所得の低い人たちが入居しています。また、それが目的でもあります。私は、長寿命化をさせて入居している方々が快適に暮らしていけるようなことが、町の施策にならなければならないと思います。そこで次の点についてお尋ねをしたいと思います。
 公営住宅の内装等についてです。内装だけではなく、厨房の問題だとかもだんだん傷んでくるだろうと思います。そういったものに対して、どのように営繕をしてきたのか、これからしようとしているのか、その点を1つお伺いしたいです。
 それから、入居者の人達、公営住宅に居住している方々の声が、どのように届いているのか、それをどう受け止めようとしているのかについて町長のお考えをお伺いしたいと思います。以上、2項目でございます。よろしくお願いいたします。

○議長(田中勝男) 答弁を求めます。町長。

○町長(高薄 渡) 答弁を申し上げたいと思います。
 宮崎県での口蹄疫の被害が拡大しているので、非常に残念に思いますし、先ほども申し上げましたけども、町民の皆様とともに、地元、宮崎県の農業者をはじめとしまして、地域の住民、県内の皆様も悲痛な思いでいらっしゃるかと思います。心から重ねてお見舞いを申し上げるところでございます。口蹄疫につきましては、ご案内のように、アジアではなかなか治まらないという状況のなかにおりまして、そのなかに日本も巻き込まれたという状況でございます。北海道にとりましては、なんとしても酪農畜産を守る意味では、ここに入ってきてもらいたくないという思いでいっぱいでありますし、町内の農家の皆さんにとりましても、その思いはまだ強く思っているところではないかと、思っている次第でございます。
 対策としましては、先ほど申し上げましたように、本町といたしまして、管内でいち早く取り組みをしたということだけは申し上げておきたいと思いますし、できるだけの対策をしているところでございます。北海道におきましては、強い意志で対策をしておりまして、対策費も新たに設置するというようなことでございます。極めて、生産農家や、生産付近の皆さんもそうでありますけども、市街地にとりましても、大きな問題であります。観光立国でございますから、これに対する、いつ何時というのもございますし、これを全部取りやめるということになると、大変大きい経済打撃を受けるだろうということで、予防対策をしっかりする。そのなかでそういった観光面のほうでも取り扱いをするということになってございます。本町に取りましても、6月の行事につきましては中止という形を取らせていただいております。来月につきましても、庁内のなかで、対象するものについては、主催者との協議をしながら進めていく考え方にいたっているところでございます。
 これまで、10回余にわたる、それぞれの協議を進めております。具体的といいますとそのことに尽きるわけでございます。あらゆるなかで予防対策をしておりますので、そこら辺をご理解いただければと思う次第でございます。今後におきましても、徹底して進入させないための対策を継続して行なっていこうということでJAが保管する消石灰も足りないくらいでございます。さらに、補完をしていくという形で対策しているところでございますのでご理解いただきたいと思います。
 公営住宅でございます。どのようにやっているのかということでございますけども、現在は、小規模修繕につきましては、大きく分けまして外装、内装建築・水道等の設備でございます。内装の屋内部分についているのは、入居者の申し出によりまして、個別に対応しておりますし、経過年数・入居経過年数・破損状況などの申し出により、調査いたしまして、町の負担とすべきものは町の負担とし、入居者が自ら破損した等については、入居者の責任の原因ということでやっているのが状況でございます。
 なお、1年未満の入居者については、入居した時点で全面改装の部分もありますし、一部改装をしたりしており、新しいものであると判断いたしまして、消耗品については入居者の責任がないものと判断し、町の負担で修繕を行なうということになっております。
 入居中における内装の修繕でございます。この間も打ち合わせをしておりますが、入居者の申し出を受けまして調査にまいります。ここが傷んでいるなどを伺い、確認して、すべきかどうかを判断してやります。家具類が非常にありますので、移動するのにも大変でございます。それぞれのお力をいただきながら、やる場合については実施するということで、考えております。したがって、居住者の皆さんには、何かありましたらご相談くださいと伝えております。さらに、分からないことがあるかもしれませんので、一層そういったことを徹底してまいりたいと考えております。
 ただし、先ほど申し上げましたように、自ら破損させた場合については、やむを得ないものではないかと思います。快適ではない状況がありましたら、即座にどういう方法をとるかということで考えているところでございます。
 それぞれ住宅の調査をやっておりますので、余程のことがない限り、申し出をしていただければ、担当がまいりまして相談に応じることになっておりますので、ご理解いただきたいと思います。

○議長(田中勝男) 9番、妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 再質問に入らせていただきます。
 口蹄疫の問題ですが、宮崎県の状況は大変だというのは報道関係で私たちも知っているし、町長も関心を持っておられるのではないかと思います。これは、非常に重大だということが1つの認識のなかにあって、対策を考えるというのが必要なことではないかと思います。
 10年前に本別町で口蹄疫が発生した酪農家がいます。私も、あの地域の学校にいたもんですから、非常に懇意にしていただいたのですが、お見舞いにもいけない状況でございました。大変な思いで拡大させないために、十勝中の獣医さん達や関係者の皆さんは本当に頑張りました。そして、本人の畑に500頭近い牛を埋めました。この問題も考えて、先ほどありましたが、法律では本人の畑に埋めるということになっているんです。法律では他のところに埋めてはだめ、宮崎県では非常に多いため、そうはいかなくなったんです。そういうような状況を、十勝でも経験しているということです。
 私は、これからの質問は簡単にやります。2つの対策をきちんととられなくてはならないと思うんです。1つは主に、北海道で発生したらどうするかというところに焦点があたっているんです。あたりそうなんです。それよりも何よりも、北海道に入れないためにはどうするか。これは難しいですが、ここに焦点をあてて、入れない前の防疫と、入ったときの対策を2つ分けて考えなくてはならない。一緒にしたらだめだと思うんです。具体的に町がやっている、消石灰を各畜産農家に渡して、撒いてもらうのも1つの対策ですよね。町長が言われるように、各種イベントはどうするかということで、十勝的、全道的なイベントをやめるもの対策の1つだと思います。こういう対策は、これだけでは間に合わないのではないか。その組織がありますね、道から総合振興局から清水、十勝、全道的なものの防疫体制は、他に具体的にどうとられているのか質問をいたします。

○議長(田中勝男) 答弁を求めます。
 産業振興課長。

○産業振興課長(八木正明) 産業振興課長の八木でございます。
 防疫体制の内容についてのことだと思います。消石灰の配布につきましては、先ほどご答弁させていただいたとおりでございます。本定例会に、消石灰の配布につきましても、補正予算の追加をさせていただいているところでございます。それ以外に、町の公共施設だとか、農業関係機関の消毒マットの設置だとか、入り口の消石灰の塗布の部分は、当然、やらせていただいてます。その他に、町内の建設業者だとか、配送業者・水道検針業者・ガス検針業者などに、畜産農家の出入りについての消毒の協力については自衛防疫組合名で依頼をして、徹底をさせていただいているところでございますし、郵便局だとか、新聞配達についても十勝総合振興局の予防対策本部のなかで通知をさせていただいて、徹底を図らせているところでございます。本町の部分につきましては、今、申し上げたような対策で、今後とも継続して行なっていきたいと考えているところでございます。以上でございます。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 本町の具体的な内容はわかっています。十勝的にはどういう状況になっていますか。防疫のために、具体的にどういった対策や考え方を持っていらっしゃるのか。

○議長(田中勝男) 産業振興課長。

○産業振興課長(八木正明) 十勝の各町村につきましても、先ほど、清水町の状況も申し上げました。同じような形で防疫体制を取っているというようなことは、防疫演習の会議の席でもそれぞれ確認をされているところでございます。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 北海道としてはどういった形になっていらっしゃるのか。

○議長(田中勝男) 産業振興課長。

○産業振興課長(八木正明) 道といたしましても、防疫の対策本部を設け、各総合振興局を通じて、先ほど申し上げたように、各町村に対する指導について行なっていると聞いているところでございます。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) この防疫体制でいくと、色々なお金がかかるわけですよね。先ほど町長は、道も予算化していると言っていましたが、そこら辺のところはどうなっていますか。

○議長(田中勝男) 産業振興課長。

○産業振興課長(八木正明) 道の部分での対策の予算化について詳しくは、私も承知しておりません。各町村、農家に出入りする業者に対してのタイヤの消毒だとかの部分の要請はさせていただいているところでございます。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 予算というのは、お金がかかるんだからそれをどういうふうになっているのかは、まだはっきりしていないんですね。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) 道議会のほうに、3億2,000万円ほど道として支援をしていくと、現在は、空港だとかJRだとか広域的なものは道のほうで進めていくと思います。全体で3億数千万円だと思いましたけど、各振興局から、要望事項があがっていますから、それら含めて、当面の対策費ではないかなと思います。内容的にこれだということにはいたっておりません。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 道までは話しをしました。これは大変な問題で、国の問題なんですよ。国も最初は、対策部を今の農水省の片隅に置いたんです。1ヵ月くらいしてこれは大変だということで、国全体の対策になっている、委員会を設けたということになっています。国は、例えば、九州は別ですけど、北海道・青森のような他県に対して、どんな考え方と予算をもっているのか。もし、おわかりでしたらよろしくお願いいたします。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) 現在、国は、宮崎県あるいは隣県に対する対応策で、ほとんど、めいっぱいだと思います。私共は、予防線を張っていくわけですから、単独費で対応していかなければならないんです。だけど、国はこういう形のなかでの予防体制でありますから、費用については、今後つめられていくと思います。それぞれのなかで、どの程度かかってというおそらく調査がくると思います。どういうほうに進むか、財源をどうするのかということは、その後の状況になるのではないでしょうか。おそらく長期的展望になるんでないかと思いますけども、早く終息してもらえればこしたことはないわけであります。しばらくかかるのではないかと思います。とにかく、国としても、当面している重要課題としていますから、そのことに対する経済的打撃も含めて、対応策がねられるものだというし、私共はそれに対して要望は強くしていかなければならないと思っております。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) とにかく、発生しないことが最も大事なことなので、そこに予算もかかるから、国に強く要望していただきたいと思います。
 そこで、防疫というのはどういうものなのか、みえない、経路が分からない。これが大変なことだと思いますので、まず防疫に対処していただきたい。
 発生してからの対策というのも打たなくてはならないです。具体的に、組織だとか、人員だとか、これは宮崎なんかでも獣医さんが足りなくて全国から行っている状況です。そうすると、発症した段階でやる、宮崎の対策が遅かったんです。もう、3月におかしくなっていたんですよ。4月20日に確定的に口蹄疫だと言った段階では、宮崎県のあちこちで10頭だとか、殺処分しているんですよ。問題は国の対策が遅れたんです。あれを大きく、これだというふうに断定しながらそれを遅らせてきた。気持ちは分かります。半径10キロ圏のなかの牛は、動かせないというような設定がでるわけでしょう。そしたら、あれだけ密集した畜産地帯ですから、何とか収めたいという気持ちがあるのは当然だと思います。発生したら即座に、それを防ぎ、拡大させない対策がすぐできるようにしておかなければならないと思うんです。そこら辺で、私は、発症した後の対策を、どのように考えているかお聞きしたいと思います。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) 北海道における対策は、極めて綿密でありまして、急を要するものについても、対策は既にできている。特に北海道の場合、酪農畜産は日本の食料を担っているわけでありますから、極めてそういうところがシビアになっておりますし、十勝の共済獣医の方々は、素晴らしく技術力が高いわけですから、ただちにそういう体制はとれるようになっておりますので、私たちは信頼をしているわけであります。口蹄疫ではありませんが、過去にも色んな病気が発生しています。そのなかにあっても、即時、対応については、素早くやられているということでございますので、私共は、さらに一層、しっかりと受け止めながら、まわりでそれを支えていくということを進めていかなければならないと、このように考えております。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 条件は、宮崎県と北海道十勝を含めて、その条件が違いますから、封じ込みが本当にできる状態が来るのだろうと、万全を期して体制をつくっておくということが大事だということ、町長もそのことを認識しておられるので、その点では共通でございますのでよろしくお願いします。
 2項目目に入ります。先ほど町長は、申し出があればということですが、例えば、設置されているお風呂がある。ところが、その下の洗い場のコンクリが、昔はツルツルだったけども、今はザラザラで居心地が悪いというようなところもあるんです。そんなものも、申し出てよいのか、お聞きしたいと思います。

○議長(田中勝男) 都市施設課長。

○都市施設課長(越井義樹) 町長のほうからご答弁がありましたとおり、建築物だとか、施設の部分の修繕の申し出がそれぞれございます。そのなかで、多くはございませんが、浴室につきましてもある程度、床の部分だとか、老朽の部分、それを判断しながら実施していくところであります。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 申し出があってということですか。

○議長(田中勝男) 都市施設課長。

○都市施設課長(越井義樹) 修繕につきましては、全て入居者からの申し出等によりまして、個々に協議させながら老朽部分、消耗部分、費用負担を明確にしたなかで進めさせていただいております。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) そういう申し出で営繕をします。住んでいる人の家に入っていくのは大変なことですから、申し出しなきゃならないんですが、申し出の中身は、居住者に連絡はしっかりいっているんですか。店子ですから遠慮するのは当然ですが、遠慮しているようなんです。入居するときに話はしていると言いながら、事態が変わると、そうするかということは、入居者は大変ですから、そこら辺はどういうふうにやっていらっしゃるんでしょうか。

○議長(田中勝男) 都市施設課長。

○都市施設課長(越井義樹) 入居時に、しおりにおいて営繕についての負担区分については配付してございます。修繕等についてはそういう部分で個々にご相談があります。そのなかで、しおりに基づいて協議させていただきながら進めさせていただいているところです。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 本人の事由によるものは本人がやって当然だと思います。基本的に町が設置して、ドアだとかがありますよね、そういうものについて申し出があります。今、住んでいる方はお年寄りが多いんです。昨日、配られたので全部は見ていないんですが、お年寄りが多いですね。高齢者は大変なんです。御影の古い住宅なんかは、「家賃が月800円ですよ」といわれるような、そんな低い人もいらっしゃいます。この人は収入も低いですからこういうことになるんです。もっと親切にこういうことをやって、ちょっとしたことですけれども、お年寄りですから、修繕すると良くなります。本人も満足するようなことがあるんでないかと思うんです。そういうものは、本人の申し出だと思うんですが、本人が申し出れば本当にやってくれるということがあったほうがいいのではないかと思うんだけれども、町長はどうでしょう。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) 638戸あるわけでありますけども、再度、高齢者の方々がいるところが分かるわけでありますから、お知らせというか調査という形です。今は歩くわけにはいかないです。「役場から来ました」と言っても、正直申し上げて信用してくれないです。居留守なども使われますので、町内会長さんを通すか、直接なかに入れていくかをしながら、本人が言わないと、役場から行っても断られる場合があります。何らかの方法で調査していきたいと思います。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 昔、あったのでないかと思うんですが、公営住宅担当の修繕をする係の方というのは、今はいらっしゃるんですか。

○議長(田中勝男) 都市施設課長。

○都市施設課長(越井義樹) 修繕は住宅都市係で公営住宅の維持管理事務を受け持っているということで、修繕等につきましては、清水の建築協同組合に委託という形でとっております。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 委託していて、何かあったらそこにやってもらうということなんですね。
 役場としては、昔、職人さんというのか、いたことがありますよね。どうですか。

○議長(田中勝男) 総務課長。

○総務課長(金田正樹) 過去には、臨時職員ですけども、常用大工という言い方もしたかと思いますけど、その人が常時いまして、簡単な修理になりますが、修理にあたっていました。現在では配置しておりません。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 私が言っているのは、本当にお年寄りは遠慮しているからはわからないです。ドアノブが壊れたり、内側の具合がうまく閉まらないなんていうのがあるんですよ。そんなのも受け付けるんですか。

○議長(田中勝男) 都市施設課長。

○都市施設課長(越井義樹) ドアノブの修理、調整だとかは協同組合で、現地へ行き、すぐに対応できるものは、行った日のなかで対応しております。

○議長(田中勝男) 妻鳥公一議員。

○9番(妻鳥公一) 住んでいる方が低所得者で、高齢者で、しかも単身者が多いのが実態ですね。こういう人達が、本当に快適に住めるようにするということで気持ちが和らぐんです。そういう意味で、きめの細かい対策を取っていただきたい。小さな修理が、住んでいる人の心を和らげる、住んでてよかったとなるわけです。多くの人が終の住処になる。外装もいいですが中身でやっていただきたいです。これで終わります。