平成22年第5回定例会(6月22日_日程1)
○議長(田中勝男) 日程第1、議案第43号、清水赤十字病院運営資金貸付条例の制定についてを議題とします。
委員会報告書を朗読させます。
事務局長。
(委員会報告書 事務局長 朗読)
○議長(田中勝男) 本案について、産業厚生常任委員長より報告を求めます。
委員長、奥秋康子議員。
○委員長(奥秋康子) 産業厚生常任委員会に付託をされました、議案第43号、清水赤十字病院運営資金貸付条例の制定につきまして審査の結果と経過を報告いたします。
審査日は、6月15日の議会初日の終了後と、6月18日の一般質問終了後の2日間にわたり、委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。審査結果は、ただいま、事務局長が朗読したとおりでありますが、委員会で論議がありました主なものを申し上げます。
本会議で指摘がありました、条例案の償還猶予につきましては、委員会でも整理が必要ではないかとの意見に対し、担当課の答弁では4年後に返してもらうのが基本であり、日本赤十字社からの債務保証契約も結ぶため、ほとんど想定されないが、患者利用を計画通り伸ばしても、万が一、国の大きな医療制度改革による診療報酬の引き下げにより、収益が確保できない場合などを想定し、条文に加えているというものでありました。
また、赤十字病院の経営状況を町民に理解してもらうとともに、院長をはじめ、職員が町民の医療機関として、親しみやすく安心して利用できるよう心がけてもらうことを、町としても働きかけていくことは大切である。町民が安心して医療を受けられるように、町として医療体制の整備を図る必要があるが、どのように取り組むのか。さらに、本町にとって、日赤病院の役割は公的医療機関として大きなものがある、応分の支援は必要であるとするなどの意見が出されました。
清水赤十字病院から経営状況を調書、資金計画表が提出されており、計画に沿って経営状況が改善されることと、清水赤十字病院のさらなる努力に期待をし、全会一致で原案可決となりました。よろしくご審議のうえ、ご賛同いただきますようお願いいたします。
○議長(田中勝男) これより、質疑を行います。
質疑ありませんか。
○議長(田中勝男) 2番、山岸政彦議員。
○2番(山岸政彦) 1点だけ、質問したいと思います。
第6条に、毎年、会計年度終了後、収支計算書その他事業の実施状況に関する報告書を町長に提出するとありますけれども、この報告書に関しては、当然、議会のほうにも提出されると理解してよろしいでしょうか。
○議長(田中勝男) 委員長。
○委員長(奥秋康子) それにつきましては、委員会のなかで議論の対象になりませんでした。
○議長(田中勝男) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) これで、質疑を終わります。
○議長(田中勝男) これより、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより、議案第43号、清水赤十字病院運営資金貸付条例の制定についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
本案は、委員長の報告のとおり、決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第43号は委員長の報告のとおり可決されました。