平成22年第2回臨時会(2月10日_日程4)
○議長(田中勝男) 日程第4、行政報告を行います。
町長から行政報告の申し出がありました。これを許可します。町長。
○町長(高薄 渡) 第2回清水町議会臨時会におきまして、行政報告2件を申し上げたいと思います。
はじめに、日本通運株式会社十勝清水営業所の営業終了(廃止)につきまして、ご報告申し上げます。
今年1月中旬に、同社十勝清水営業所敷地内の除雪が行われていないことから、同営業所に赴き確認したところ、同営業所玄関に、2009年11月付けで「弊社十勝清水営業所営業終了(廃止)のお知らせ」と題する文書が張られており、昨年9月末をもって同社十勝清水営業所の営業終了(廃止)がなされた旨を確認したところであります。
その後、1月18日及び29日に同社帯広支店に対し、十勝清水営業所営業終了(廃止)に係る経緯と本町地域住民に与える影響などの確認や営業終了後の従業員の処遇及び今後の土地・建物の活用方法などについて聞き取り調査を行った結果、同営業所の廃止は、同社が運営している宅配便事業(ペリカン便など)と他社が運営している宅配便事業の統合計画による新会社への移行によるものであるが、現状、新会社移行後の同社宅配便事業(ペリカン便など)の集配送業務は、地元郵便局が行うこととなっている旨を確認したところであります。
また、十勝清水営業所営業終了後の従業員の処遇につきましては、一部定年退職者を除き、同社の他部署に異動を行ったとのことであり、今後の土地及び建物の活用方法は、売却を予定しているとのことであります。
以上、日本通運株式会社十勝清水営業所の営業終了(廃止)につきましての行政報告といたします。
なお、従業員は4名おりまして、そのうち女性1名が定年退職となりまして、3名につきましては、同会社がホクレン製糖から委託を受けている業務に携わっているということでありまして、ホクレン清水製糖工場内での業務に当たっているとのことでございます。
次に、(仮称)トラックステーション施設整備事業の凍結についてご報告いたします。
昨年7月31日の第8回清水町議会臨時会におきまして、社団法人北海道トラック協会が道内3箇所目のトラックステーションを本町字御影南1線53番地の2の町有地に、平成21年度・22年度の2ヵ年で施設整備する旨の行政報告をさせていただきました。
その後、昨年10月2日にはトラックステーション施設整備事業の概要やスケジュールに関する町民対象の説明会も終了していたところでありますが、去る2月5日に北海道トラック協会の杉本会長他が来庁され、平成21年度・22年度に予定していた今回の一連のトラックステーション施設整備事業は、諸般の事情により凍結になったとの報告を受けたところでございます。
杉本会長からは事業凍結の主な理由として、昨年8月の政権交代により民主党が打ち出した高速道路無料化社会実験に道東自動車道全線が含まれ、現在国道38号や国道274号を利用して札幌・苫小牧方面へ向かうトラックは道東自動車道を利用するために激減し、国道38号沿線の御影のトラックステーションの利用頻度低下が見込まれることから、同施設整備事業は北海道トラック協会内の交付金運営委員会において凍結することとなったと説明があったところであります。
町といたしましても、本施設が整備されることによる新たな雇用の創出や地域振興に大きな期待をしていたところでありますが、このような結果となり誠に残念な思いでなりません。
今後、町民周知の対応策として、広報しみずお知らせ版等でトラックステーション施設整備事業凍結に関して掲載する等、町として協力していきたいと考えております。
以上、(仮称)トラックステーション施設整備事業の凍結についての行政報告といたします。
なお、同会長からお話がありましたけれども、3月の北海道トラック協会最終理事会でこのことが決定ということでございますので、現状では凍結ということでの表現をさせていただいたところであります。
以上、申し上げまして、行政報告といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(田中勝男) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら、許可いたします。質疑ありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
これで、行政報告は終わりました。