北海道清水町議会

北海道清水町議会

平成22年第6回定例会(9月24日)

○議長(田中勝男)  本日の会議を開きます。(午前10時00分)

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○議長(田中勝男) 日程第1、行政報告を行います。
 町長から行政報告の申し出がありました。これを許可いたします。町長。

○町長(高薄 渡) 行政報告をさせていただきたいと思います。
 (社)ジェネティクス北海道への町有地の譲渡につきまして、ご報告申し上げます。
 本町に事業所を有し事業展開しております(社)ジェネティクス北海道から、本年4月に「口蹄疫」が宮崎県で発生したことを受け、施設内への口蹄疫侵入防止対策の恒久的な措置を早急に講じるため、「十勝北見事業所」と「十勝清水種雄牛センター」の事業施設を分離するにあたり、「十勝北見事業所」建設に係る用地の確保についての相談が6月8日にあり、候補地として、町有地である「清水町字御影南1線53番2の用地」及び「御影中学校第2グランド用地」を提案したところ、9月6日に開催された(社)ジェネティクス北海道理事会において「御影中学校第2グランド用地」が精液保存のセキュリティや環境面、面積などから適地であるとの判断がなされ、同月8日に町に要請があったところであります。
 町といたしましては、本事業所が町内で整備され、今後とも継続して事業展開されることは、本町の酪農振興発展に寄与することが大であり、かつ、安定的な税収入や雇用の継続が期待できることから、(社)ジェネティクス北海道へ「御影中学校第2グランド用地(清水町字御影南2線73番地の内30,716㎡)」を譲渡し、協力してまいりたいと考えているところであります。
 なお、教育委員会において学校及び学校関係者と協議し、「御影中学校第2グランド用地」については、今後も活用の予定がないとの結論を得ているところです。
 以上、(社)ジェネティクス北海道への町有地の譲渡につきましての行政報告といたします。

○議長(田中勝男) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可いたします。
 質疑はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
 これで、行政報告は終わりました。

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○議長(田中勝男) 日程第2、議案第63号、清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
 本件について、提出者より提案理由の説明を求めます。
 町民生活課長。

○町民生活課長(佐藤典隆) おはようございます。町民生活課長の佐藤でございます。よろしくお願いします。
 議案第63号、清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由のご説明を申し上げます。例規集は第2巻4,251頁からでございます。
 医療保険制度の安定的運営を図るために、特定健康診査等にかかる部分の国民健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴いまして、清水町国民健康保険条例の一部を次のように改正する。
 第10条中、第72条の5、第72条の4に改め、附則としまして、この条例は、公布の日から施行する。
 以上、議案第63号、清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。

○議長(田中勝男) これより質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、議案第63号、清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について採決いたします。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。

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○議長(田中勝男) 日程第3、議案第64号、清水町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
 本件について、提出者より提案理由の説明を求めます。
 町民生活課長。

○町民生活課長(佐藤典隆) 議案第64号、清水町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由のご説明を申し上げます。例規集は第2巻4,351頁からでございます。
 被用者保険の被保険者本人が、後期高齢者医療制度に移行するに伴って、被用者保険の被扶養者から国保被保険者となった者にかかる保険料については、資格取得から2年間、後期高齢者医療制度と類似の保険料を軽減する措置を講じておりますが、後期高齢者医療制度の保険料軽減措置が当分の間、継続されることに伴いまして、国保においても当分の間は継続されることとなったことにより、清水町国民健康保険税条例の一部を次のように改正する。附則に次の1項を加える(平成22年度以降の国民健康保険税の減免の特例)、15、当分の間、平成22年度以降の第17条第1項第2項による国民健康保険税の減免については同号中該当する者(資格取得日の属する月以後2年を経過する月までの間に限る)とあるのを該当するものとする。附則としまして、この条例は公布の日から施行し、平成22年4月1日から適用する。
以上、議案第64号、清水町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。

○議長(田中勝男) これより、質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、議案第64号、清水町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。

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○議長(田中勝男) 日程第4、議案第73号、平成22年度清水町一般会計補正予算(第7号)の設定について、議案第74号、平成22年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)の設定について、以上2件を一括議題といたします。
 本案について、提案理由の一括説明を求めます。
 総務課長。

○総務課長(金田正樹) おはようございます。
 議案第73号及び議案第74号につきまして一括して説明をさせていただきます。
 初めに、議案第73号、平成22年度清水町一般会計補正予算(第7号)の設定につきましてご説明をいたします。
 歳入歳出それぞれ6,252千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6,964,614千円とするものでございます。
 6頁をお開き願います。歳入からご説明を申し上げます。
 15款2項2目、衛生費道補助金につきましては、インフルエンザ予防対策といたしまして、本年10月1日以降、新型インフルエンザと季節性インフルエンザの混合ワクチンによる予防接種が行われることとなります。厚生労働省におきましても、混合ワクチンにつきまして昨年度に引続き、新たな新型インフルエンザワクチン接種助成事業として生活保護世帯及び町民税非課税世帯を対象に接種費用の助成措置を講じることとされたところであり、国2分の1、道4分の1、町4分の1の費用負担割合により、補助金を追加するものでございます。
 18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正にかかる財源といたしまして、繰入金を追加するものであります。
 7頁の下になります。歳出にまいります。4款1項2目、保健予防費につきましては、歳入で触れました、新型インフルエンザと季節性インフルエンザの混合ワクチン接種費用の助成にかかります経費といたしまして、周知チラシの折込手数料・予防接種委託料・予防接種費用助成費を追加するものでございます。予防接種費用は、1回の接種につき2,200円を予定しており、助成内容につきましては生活保護世帯及び町民税非課税世帯を助成対象とする、国・道の費用助成事業により、町による負担軽減対策として拡充を行い、生活保護世帯及び町民税非課税世帯は全額助成、これ以外の一般世帯につきましては、未就学児は全額助成・小中学生及び65歳以上の方は、接種1回につき1,100円の助成を行うものでございます。
 4目、水道施設費につきましては、簡易水道事業特別会計の補正に伴いまして、繰出金を追加するものでございます。
 以上、議案第73号、一般会計補正予算の説明でございます。
 引き続き、議案第74号、平成22年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)の設定につきまして、ご説明申し上げます。
 歳入歳出それぞれ980千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ104,970千円とするものでございます。
 5頁、歳入からご説明をいたします。3款1項1目、一般会計繰入金につきましては、今回補正の財源として繰入金を追加するものでございます。
 6頁にまいります。2款2項1目、施設費につきましては、御影地区におきます、井戸枯れ補償にて設置いたしました、井戸水の水質改善のため、飲用水設備の補償工事費を追加するものでございます。
 以上、議案第73号、議案第74号の一括説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

○議長(田中勝男) これより、一括して質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 8番、加来良明議員。

○8番(加来良明) 1点確認したいのですが、簡易水道の工事の件です。
 もう少し、内容を詳しくご説明いただきたいのでお願いいたします。

○議長(田中勝男) 都市施設課参事。

○都市施設課参事(横山 隆) 都市施設課参事の横山でございます。よろしくお願いします。この件につきましては、平成21年3月に補正予算の議決をいただきました、御影簡易水道における井戸枯れ補償について、補償者のほうで行った工事の結果、飲用水の水質は基準以内でありますが、長年使用してきた水より若干鉄分の高い数値が出ており、不快感を感じるということについて話し合いをしました結果、その部分について設備を追加するものでございます。この設備につきましては、補償者のほうが、技術的な知識がないとのことから、補償工事として行うものでございます。

○議長(田中勝男) 工事の内容について説明願います。

○都市施設課参事(横山 隆) 除鉄・除マンガン装置を追加するものでございます。

○議長(田中勝男) 加来良明議員。

○8番(加来良明) 以前、先ほど説明があったように、議会で水道がつながっていた、無料で使っていた部分を住宅を移設することによってそれが使えなくなり井戸を掘ったということですね。そこの家ということですよね。この工事をしたことによって改善されて、毎年やらなくてはいけない、例えばフィルターを換えなくてはいけないだとか、今後、町が恒久的にしていかなければならないことはあるのでしょうか。

○議長(田中勝男) 都市施設課参事。

○都市施設課参事(横山 隆) 維持管理につきましては、設置をして経過をみなければわからないです。2年ないし3年ごとにフィルター交換等が出てくる可能性もありますが、そちらについては補償者持ち出しとなります。

○議長(田中勝男) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、一括して討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

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○議長(田中勝男) これより、議案第73号、平成22年度清水町一般会計補正予算(第7号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。

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○議長(田中勝男) これより、議案第74号、平成22年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。

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○議長(田中勝男) 日程第5、議案第75号、第5期清水町総合計画の基本構想についてを議題とします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。町長。

○町長(高薄 渡) お手元の議案第75号、第5期清水町総合計画の基本構想につきまして、本策定を案といたしましたので、議会の議決を求めたいと思います。
 頁数は14頁にわたっております。経過につきまして、主要な部分を時系列的にご説明してまいりたいと思います。大分長くなりますが、なるべく早めに申し上げたいと、このように思います。
 策定委員会の経過等々については、資料に載っておりますので後ほどご覧いただければと思います。21年度・22年度にわたりまして、昨年の8月からスタートさせていただきました。さまざまな町民による今後の策定委員会、あるいは課長職による策定会議、課長職以外のプロジェクト会員並びに町民・中学生・高校生及び清水出身のふるさと清水会の皆様方にアンケートをご送付申し上げたところであります。
 さらに、100人懇談会と申しまして、各種団体で100人の懇談会を開催し、町内14地域におきまして、あまり参加者はなかったのですが、ふれあいトークを開催し各分野からまちづくりのご提言をいただいたところであります。
 計画の策定委員会は4つの部会に分けまして、4つの部会の皆様と私との意見交換をいたしております。私から、新たなまちづくり計画策定に向けての考え方、これから10年の方向性、行政の継続あるいは少子高齢化に向けての考え方を示し、その後、本格的な計画策定作業が始まったしだいでございます。
 さまざまな各分野20回に及ぶ会合を開きながら、8月2日に策定委員会の委員長から私に報告をいただいたところであります。その後、策定会議を開き、原案といたしまして町民の皆様にパブリックコメントを実施し、9月3日から4回に及ぶ総合計画審議会に諮問いたしました。9月21日、一昨日でありますけれども、その答申を受けまして、今日の議会提案という運びになったしだいでございます。
 基本構想につきましても、基本計画につきましても10年後の清水町をこんな清水町にしたいという、まちの将来像について町民の皆さんの思いを込めたキャッチフレーズについて、パブリックコメントの期間と並行して募集をいたしました。期待をしていたのですが、2件の応募しかありませんでした。第4期につきましては、皆様にご案内のように「自然と心が響きあうまち清水町」というキャッチフレーズになりましたけれども、その応募2件のうち1件の提案を採用させていただきました。策定会議におきまして審議・一部修正をいたしまして、「みんなで活き生き豊かさ育むまち とかちしみず」とさせていただきました。なぜ、最後に十勝清水を入れたかということになりますが、高速道含めて、これからのさまざまな人の受入れをしていくとか、観光面であるとか、清水町という名前であっただけでは浸透していかないということが対外的にございまして、JR・農協・高速道を含めて広い範囲で十勝清水とさせていただいたしだいであります。
 配付させていただいております、議決を得るべき基本構想案でございます。併せて添付資料として計画案を出させていただいております。基本構想案と計画案は、第5期清水町総合計画の根幹となる部分でございまして、この期間は平成23年度から32年度までの10ヶ年であります。別途作成いたします、実施計画につきましては3年間をめどとしておりまして、毎年のローリング方式で見直すことといたしております。
 次に、基本構想のご説明を申し上げます。最初に2頁・3頁をお開きください。このなかには、1番目として計画策定の目的を記載してございます。ここをお読みになっていただければ、ご理解いただけるかと思います。町民が心豊かに安心して暮らせるまちであるためには、将来像を明らかにしなくてはならない、町民がお互い支えあって主体的に住めるまちづくり、こういうことが必要であるということを示しております。
 この計画は、ご案内のように、まちの総合的な指針をなすものでございます。計画の役割といたしましてはまちづくりの目標を定め、実現のために町民の皆様や行政が責務・役割を果たして、まちづくりをしていくという方向性を示したものであります。
 3番目の計画の特徴といたしましては、構想に方向性が示されておりますので、大綱を定め、重点的な施策の体系を示しているところであります。
 最後に、まちづくり基本条例との関係でございます。基本条例では、町民がまちづくりに参加していくという実践をうたっております。そういう意味で、手作りの計画を目指して、策定をしたということを掲載しているところであります。
 次に4頁をお開きください。先ほど申し上げました計画の構成と期間でありますが、平成23年から32年度までということになっております。先ほどのご説明のなかに体系図で基本構想・基本計画・実施計画とさせていただいています。基本計画の実施計画につきましては、一番下段になりますけれども、3年ごとに実施計画を組んでいくことになりまして、毎年度ローリングしていくかたちになります。
 次に、5頁から7頁は本町の主要課題を載せてございます。これは各分野の現況と課題のなかから優先的なものを取り上げて、8点に絞らせていただいております。1番目には「自然環境と農村景観の保全」、2番目には「安心・安全で快適な生活環境」、3番目としまして「自分たちの健康を自ら守り町民が交流しあうまち」、4番目は、「高齢者が元気で活躍するまちづくり」といたしております。5番目に地域ぐるみで子育てをしていこうということで、5番目に「地域ぐるみの子育て支援」です。6番目には「生きる力を育む教育」ということで、学校教育のみならず、社会の皆さんも学ぶ意識を高めていく事業展開をしてまいりたいと考えております。7番目には、「町の特色を活かした産業振興」であります。農産物を含め、付加価値を高める、あるいはクリーン、新たな観光も含めた産業をしてまいりたいと考えております。最後には、基本条例にあります、町民と皆様との同一観念をもった、そして、同一共通理解をもったまちづくりをしていきましょうということで「町民との協働とコミュニティ」です。
 次に、まちの将来像ということで、ここにこういうかたちで記載させていただいております。先ほど「みんなで活き生き豊かさ育むまち とかちしみず」とさせていただきました。左側に解説をしてあります。みんなでとは、町民のみなさんが参加しあう機運の醸成をしていきましょう。活力の「活」は、活力のある産業や町民が元気に、多方面で活躍する機会の拡充です。「生きる」は、健康で安心して暮らせる生活環境の充実です。「豊かさ」は、心の豊かさや思いやり、経済的な豊かさの充実を図ろうです。「育む」とは振興と成長と情操であります。最後に、前段でも申し上げましたけれども、「とかちしみず」は、十勝圏域での連帯と一体感を持っていこうというような考え方であります。
 分けてある三角の一番最後には、清水町まちづくり基本条例に基づいて、情報共有・町民参加・責務というかたちにしていただいたところでございます。
 次に、第4期までは、人口の目標ということをいっておりましたけれども、今日の社会情勢から考えまして、さらに国立社会保障・人口問題研究所が行なった全国の市町村別、将来人口の推計がございます。それを参考にさせていただいたところであります。目標年であります、平成32年度につきましては、人口問題研究所の発表では、本町の人口は8,818人と推定されているところであります。今回、さまざまな意見のなかで議論をさせていただきまして、結論的に概ね、9,000人を目標にすべきではないかというようなことになったしだいでございます。
 この背景には、減少する人口動態・子どもの出生率というようなものもあります。そういった環境整備をして、さらに支援策を重ね、産業振興を含めて定住につながる施策の実行に努めていきたいということで、最小限に抑えて9,000人と想定したところでございます。自治体によりましては、現在よりも増やすというようなこともありますが、実態的にみて9頁の一番下のように、22年と32年の10年の違いでありますが、このような状況になっているところであります。
 まちづくり施策の大綱になるわけであります。大綱につきましては、目標ということで、この5つを掲げさせていただいたしだいでございます。それを、12頁・13頁では施策の体系といたしまして、各編に分けて、各編のなかの章ということで、5編までさせていただいているところであります。以上が構想の計画案でございます。
 次にお開きいただきたいのは、資料でございます。基本計画案のほうであります。目次をご覧いただきたいと思いますけれども、基本計画案は、先ほどの構想に基づきまして、第1編から第5編までになっております。この策定結果から名簿一覧表までがこのなかに収まっているところであります。
 基本計画案のほうも合わせてお示ししたいと思っております。1頁には先ほど申し上げましたように、第1編では第5章までございます。その次の頁に第2頁から1編の第1章というかたちになります。1では現況と課題ということでございます。
 全ての現況なり課題で集約するのに大変でございますので、非常に文章が長くなるということから、このように絞って現況と課題を出しているところであります。
 次に、基本目標です。ここにはそのなかの、現況と課題のなかの課題を拾って1・2・3・4というかたちにさせていただいております。また、基本目標の指標はさまざまあるわけでございますけれども、概ね、このような資料をもちながら年度にあわせた指標づくりをしていこうということです。最後の評価の部分にもかかわっていくのではないかということであります。
 3番目が、展開する施策の例ということでありますから、施策はたくさんありますけれども、主だったものを例としてあげてございます。ここでは、自然や景観の保全・環境意識の向上・循環型社会の形成・省エネルギーと支援エネルギーの推進ということになっております。近くに囲んでおりますのは、用語のなかでどのようなものかということで、注1としております。自然や景観の保全のなかで、今後起こりうる環境リスクということでございますが、これをもとに掲載をさせていただきました。
 第2章は4頁に入りますけれども、「すべての世帯が交流し住みやすいまちづくり」ということで、世代間の交流を図る、まちの賑わいの創出、高齢社会でございますから、市街地に必要な機能の集積というまちなかへの移住の促進・コンパクトなまちづくりの推進や安心して暮らせる住環境整備、新しい交通システムの構築を考えたところでございます。
 次の6頁から7頁にかけましては、「緑豊かな森と水に親しむまちづくり」ということで、ここにさまざまな目標をさせていただいているところでございます。
 8頁・9頁につきましては、消防救急体制の充実ということ、あるいは犯罪や事故のないまちづくり、そうした被害の未然防止策、救急など主だった内容としております。
 10頁から11頁にかけましては、生活環境の上水道・下水道・道路網・その他の生活環境の課題をここで記載し、これを進めていこうということでございます。
 13頁をお開きください。ここでは第2編ということで、主に健康・安心ということを主体としております。
 14・15頁からは健康意識の向上、地域ぐるみでの生活習慣の身につけや実践、医療関係の維持を掲載しております。
 16頁・17頁は高齢者の社会参加がこれからますます重要になってくるのではないかということを記載しているわけであります。そして、安心して暮らせる高齢者福祉サービスの提供をここに記載したしだいであります。
 18頁・19頁につきましては、障がい者が健常者と一緒になって、家族だけではなくて、地域社会で支えあっていこうという内容でございます。
 20頁・21頁につきましては、「すべての世代が交流し支え合うまちづくり」として、皆がやさしい関係にある、あるいは福祉サービスということもここで記載させていただいてございます。
 22頁・23頁につきましては、子育て支援体制の充実や、地域ぐるみで子育て世帯に応援をしていくまちづくりをいたしましょうということでございます。
 24頁・25頁は、「安心して暮らせるまちづくり」ということで、生活困窮者あるいは自立支援ができる体制づくり、健康的に働ける環境づくり、人権問題でありますけれども、尊重する社会の独立ということを記載したしだいであります。
 27頁につきましては、「新しい時代を担う人材を育むまちづくり」といたしまして、28頁・29頁に家庭・学校・地域、次世代を担う子どもたちの生きる力の育み、家庭・学校・地域が一体となったまちぐるみで学ぶ環境を行政がしてまいりたいと考えたしだいであります。
 30頁・31頁は、伝統文化や芸術文化の機会の創出により、住民が誇りや愛着を深めながら、先人が育んできたものを守っていきましょう、伝えていきましょうという考え方であります。
 32・33頁につきましては、心身ともに健康を深めるためのスポーツレクリエーションという環境づくりをしてまいりたいと考えております。
 34頁・35頁は、町民の皆様が、お互いに持っている力をいかして学びあう、教えあうという生涯学習のまちづくりの推進、異文化等の交流を通したまちづくり、学びの成果をまちづくりにいかすことをここで述べているところであります。
 次に、第4編の37頁から39頁につきましては、安全・安心な農産物の生産の推進、資源・環境または農業の推進、健康な土づくり、緑豊かな農村環境を守ってまいりましょうという施策事業でございます。
 40頁・41頁は、経営基盤の確立、後継者の働きやすいまちづくりをしていきましょうということでございます。ここに、農業を支える担い手の育成強化を進めていかなければならないと考えているところであります。
 42頁から43頁にかけまして、農産物や加工品を新たに考えて、工房または農産物の事業所の誘致強化をするとか、あるいは、新しい考えを持ったなかで起業する人、コミュニティビジネスということを考えたところです。
 44頁・45頁は、商業の活性化になります。今、大変小規模商店におきましては厳しい環境にいるわけであります。さまざまなつながりを持ちながら、商業の集積を図りまして、高齢者等が身近で買えるものをこのなかに折り込むと同時に、新たなサービスシステムを構築していく必要があるだろうということをしていかなければならないという項目でございます。
 46頁・47頁につきましては、本町がもっている資源をいかして、産業・経済と結びつけなければなりません。そういう意味では、町民それぞれがみんなで学び合う体制づくり、他の自治体と連携しながら、広域連携をしながら観光振興やグリーンツーリズムあるいは景観、食といったものと連携して観光産業と効果的な活動を進めるというような内容でございます。
 第5編に入ります。49頁以降、50・51頁でございます。ここは、まちづくり基本条例に基づく協働のまちづくりを掲げております。ともに男女共同参画社会ということで、男女がお互いに尊重し、助け合って活躍できる社会づくりをしていこうということでございます。
 最後のほうになります。52頁・53頁です。ここでは行政運営を掲げております。より透明な行政執行と計画的な行政運営・財政運営をしていかなければならないということでございます。
 最後になります。広域行政の推進といたしましては、今後、起こりえる近隣町村や十勝全体の広域行政をこのなかで進めてまいりたいと考えたところでございます。
 以上、昨年の6月に庁議決定をいたしまして、その後、直ちに策定会議・委員会を設置いたしまして、さらにさまざまな機会があるごとに町民と意見交換をいたしまして、手作りの計画内容になったしだいでございます。
 今まで第4期までは、それぞれ大学等々の先生方、それぞれの専門家が入っての計画書づくりでありましたけれども、住民基本条例に基づきまして我が町におきましては、町民の手で作り上げようということで最大の努力をしたところでございます。
 札幌国際大学との提携を結んでおりますので、先生が1名、アドバイザーとしてさまざまな意見を頂戴し、講演会も行って、みんなが共有する立場に立ったうえでのこのような計画案になりました。
 議員のみなさんのご理解をいただき、議決をいただきますことを心からお願い申し上げまして、説明に代えさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

○議長(田中勝男) これより、質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 1番、原紀夫議員。

○1番(原 紀夫) 昨年の8月から1年がかりという大変な作業で、一般町民の公募、課長補佐以下の職員含めて大変な作業であったろうと思います。これだけのかたちを町民が主体となってつくったところもないのではないかと思います。したがって、この計画については、いかにこれから町民が主体となって、協働のまちづくりという高い精神に則ってまちをつくっていくことについて、本腰を入れてやること以外ないのではないかという気がいたします。携わった方々に敬意を表したいと思います。
 2点ほどお尋ねをします。3月の段階で問題提供がされました。例の専門委員のみなさんの関係です。3月の段階では、構想から入れないとだめだということで、町長は特に自分が町政を担って初めてつくる計画だということも強調されておりました。この計画のなかに、現在3名の方を委嘱しておりますけれども、この3名の方々の調査研究をされた部分について網羅されているのかどうかについて、まずは1点お尋ねいたします。
 もう1点ですが、構想・計画・実施計画というかたちになるのですけれども、実施計画が毎年3年間の計画で、計画されて今年の段階でも、なかから事業を実施されているわけです。来年度の3年間の実施計画を策定するにあたって、今年つくってきた3年の実施計画について、このつくられた計画に則ってやるならば、相当手を加えなくてはならないというところがあると感じているのか、今までと開きはないのではないかと考えるのか、このへんについての現状の考え方のお尋ねをさせていただきます。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) お答えしたいと思います。
 先ほどの1番目でございます。構想というよりも計画そのものに専門委員の意見を取り入れたかというお話でございます。この件につきましては、専門委員とそれぞれお話しをさせていただきまして、私の考えに助言をいただくということになっておりますので、当然、私がこの計画の構想案を出すわけでございます。そのなかに、文言的にこのへんが欠けていないかどうかの意見を聞いたなかで入れているところでございます。
 その結果、この構想案・計画案につきましてはいずれも人づくり、産業の経済活性化の部分に提案されておりますので、なんらこの意見をいただいたものに若干の追加はありますが、実施計画及び今後の構想・計画案を見直ししていくなかで、さらにいかしていきたいと思っております。
 現在までに、人づくりにつきましては、このなかに欠ける部分もありますが、具体的な実施内容の面で、これを取り入れていきたいと思っております。産業面でもそのような考え方でいるところであります。
 この計画案のなかで、実施計画に不足する部分が出てくるのではないかということです。先ほどの前段で申し上げましたけれども、1年ごとのローリングで行いますと言っております。したがって、社会や町の緊急課題、不足するものが出てきた場合には、見直しをしながら実施計画に折り込んでまいりたいと思っております。
 先ほどの前段で私の考えを申し上げましたのは、行政は継続であると言っております。第4期で積み残された分があるわけでございますから、その部分を重ね合わせて、新たな視点でいかなければならないと思います。今年は第4期総合計画の仕上げと、来年度に向けての将来の問題がありますので、重ね合わせるような、一番難しい状況のなかにあると思います。継続性もありますので、その部分はご理解いただけるかと思います。

○1番(原 紀夫) 終わります。

○議長(田中勝男) 他に質疑ありませんか。
 7番、奥秋康子議員。

○7番(奥秋康子) 新たなまちづくり計画を策定するにあたりまして、昨年の3月に一般質問で、住民総参加で夢のある未来思考型のまちづくりをということで質問をさせていただいたところです。そういうなかで、計画の策定委員を募集するにあたって、どのようなかたちですかとお伺いをしたことがございました。そのなかで町長は全員公募するとおっしゃっておられました。この経過をみてみますと、17名の応募者がいらしたということなのですが、そのなかで16名を選任されたということでございます。1名を選任できなかったという理由があったのかどうかお伺いしたいと思います。

○議長(田中勝男) 企画課長。

○企画課長(中島弘志) 1名の方は、町の他の策定委員になっておられましたので、遠慮していただいたという経過がございます。

○議長(田中勝男) 奥秋康子議員。

○7番(奥秋康子) 了解しました。
 そういうなかで、今回の第5期総合計画は町民がこぞって手作りに参加したということがよく伝わってまいりました。時々ブログなどにも今回の部会で行った議論なども掲示されたということもあり、町民・職員が一緒になった力というものが今後のまちづくりに、大きな第一歩を踏み出したのではないかと思います。
 非常に立派な計画書ができました。そのなかで、これをどのようにこれから具体化してまちづくりを進めるかというのも大きな課題だと思います。さらに、まちづくりに住民を巻き込んでいくようなかたちにしていっていただきたいと思います。その点、町長も一生懸命、私の昨年の3月の質問に答えてくださったということもありますので、これから、いかに町民を巻き込んでいくかと、町長は考えてくださっていると思いますので、そこらへんのことで、もしありましたらお答えしていただきたいと思います。

○議長(田中勝男) 町長。

○町長(高薄 渡) いつも議会でご意見をいただくのは、今、町民を巻き込んでと言っておりましたが、町が主体となってと聞こえてしまうのですが、そういうことも必要だと思います。
 私は、町民の皆さんが主体的に進めていくことが、この町を持続し、発展をしていくことの大きな原動力になると思うのです。その集団の塊を従来は1つの大きな組織でできたやつ、伝統を守ることは非常に大切ですが、それ以外にサークル的なものが生まれてくるのではないか、それは横と縦を結んだなかに行政が調整役として側面から応援していくことをしていくことにより、まちづくりが一歩ずつ現在よりも進めていける体制づくりをしていかなくてはならないのです。

○議長(田中勝男) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) これで、質疑を終わります。

○議長(田中勝男) おはかりします。
 ただいま議題となっている、議案第75号、第5期清水町総合計画の基本構想については、議長を除く12人の委員で構成する、総合計画審査特別委員会を設置し、これに付託のうえ閉会中も審査する審査終了までの継続審査としたいと思います。
 これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、議案第75号、第5期清水町総合計画の基本構想については、議長を除く12人の委員をもって構成する総合計画審査特別委員会を設置し、これに付託のうえ、閉会中も審査する審査終了までの継続審査とすることに決定しました。

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○議長(田中勝男) ここで休憩いたします。(午前11時01分)

○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。(午前11時15分)

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○議長(田中勝男) 日程第6、議案第76号、清水町過疎地域自立促進市町村計画の策定についてを議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。企画課長。

○企画課長(中島弘志) 企画課の中島と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 議案第76号、清水町過疎地域自立促進市町村計画の策定について提案理由の説明をさせていただきます。なお、これ以降の説明のなかで、過疎地域自立促進市町村計画のことを過疎計画と省略して読み替えさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 最初に計画本文の説明の前に、過疎制度全体について、若干、ご説明させていただきます。過疎地域といいますのは、昭和35年から平成17年までの45年間の人口減少率が33%以上の市町村のことをいいます。ちなみに、本町の状況は計画書の4頁に記載されておりますとおり、昭和35年に17,138人ありました人口が、平成17年には10,464人、6,674人減少し、減少率は38.94%となっております。十勝管内の状況といたしましては、帯広市・音更町・芽室町・士幌町・中札内村を除く14町村が過疎地域に指定されております。
 次に、国の過疎地域対策としましては、昭和45年に過疎地域対策緊急措置法が制定されて以来、現在まで約40年間にわたり、過疎地域に対して特別措置が講じられてきました。本町を含む過疎地域においては、国の特別措置が講じられてきたにもかかわらず、高齢化の進行や人口減少に歯止めがかからない状況にあることから、平成22年4月、それまでの過疎地域自立促進特別措置法の内容を拡充するとともに、執行期限を平成27年度までの6年間延長する、一部改正法が施行されました。一部改正された過疎地域自立促進特別措置法の主な拡充内容につきまして、簡単にご説明申し上げますと、過疎対策事業債、過疎債の対象施設が拡大され、認定子ども園や図書館が追加されました。また、ソフト事業として地域医療の確保や住民の日常的な移動のための交通手段の確保等、過疎計画に定める事業について、定める額の範囲内で過疎債の対象となることが追加されております。
 今回提案いたします、過疎計画を策定する目的といたしましては、過疎対策事業債、過疎債を借入して事業執行する場合に過疎計画に掲載されている事業でなければ過疎債を借入することができないことになっていることから、過疎債を活用するため、事業執行するために、この計画を策定するということになろうかと思います。
 過疎債とは、過疎地域に指定された市町村のみが借入することのできる起債のことで、毎年度償還する元利分の70%が普通交付税に参入されることから、他の起債に比べて、大変有利な借入条件となっております。本町におきましても、この過疎地域自立促進特別措置法が施行された平成12年4月に過年度に引続き過疎地域としての指定を受けており、過疎計画を策定しながら現在まで過疎債を活用し、生活基盤や公共施設等の整備を進めてまいりました。
 先ほど申し上げましたとおり、本町を含む過疎地域では高齢化の進行や人口の減少などが続いており、都市部との格差が残されている現状にございます。このような状況から本町といたしましても、過疎法第6条第1項に規定により議会の議決を経て、総合的かつ計画的な対策を実施するために北海道が示した過疎地域自立促進方針に基づきながら、現在計画の最終年を迎えております。第4期総合計画の基本構想とも適合性を保ちつつ、過疎計画を策定しようとするものでございます。本計画の策定にあたっては過疎法第6条第4項に、予め都道府県に協議しなければならないと規定されており、北海道の協議については8月30日に協議が整い、9月1日に通知が届きましたので、今回、平成22年度を初年度とし、平成27年度までの6ヶ年にわたる清水町過疎地域自立促進市町村計画の議会の議決を求めるものでございます。
 本計画の内容についてご説明申し上げます。計画書の1頁からは1、基本的な事項ということで清水町の概況、5頁からは人口及び産業の推移と動向、9頁からは行財政の状況、12頁からは地域の自立促進の基本方針、13頁には計画の期間を記載しております。14頁からの産業の振興につきましては、農林業や商工業・観光に関する分野の本町が置かれている現況と問題点、18頁・19頁には、今後6年間で実施しようとする事業計画について記載されており、農業基盤整備事業等合計11件の事業を計画しております。20頁からは、3、交通体系の整備、情報化及び地域観光の促進に関する分野ですが、同じく本町が置かれている現況と問題点、22頁からはその対策としての道路改良や橋梁架替え事業を中心に12件の事業を計画しております。24頁からは、4、生活環境の整備ということで、同じく本町が置かれている現況と問題点、26頁からはその対策としての上下水道・消防施設・公営住宅等14件の事業を計画しております。28頁からは、5、高齢者等の保健福祉の向上及び増進の分野で、29頁に高齢者のサービス事業を中心に6件の事業の計画をしております。30頁では、6、医療に関する分野ですが、過疎計画として予定している事業はございません。31頁からは、7、教育の進行に関する分野となっていますが、32頁に事業計画として小中学校の大規模改造事業を中心に、7件の事業を計画しております。33頁には、8、地域文化の振興ということで、文化センター改修事業を計画しております。34頁では、9、集落の整理ですが、過疎計画として予定している事業はございません。最後の35頁には、10、その他自立促進に関し必要な事項ですが、予定している事業はございません。
 ここまでが、本計画の概要でございます。なお、参考資料として年度別の事業内容や事業費を計算した別表を添付しておりますので、予定している事業の詳細については、そちらをご覧いただきたいと思います。
 以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○議長(田中勝男) これより、質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、議案第76号、清水町過疎地域自立促進市町村計画の策定について採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、議案第76号は原案のとおり可決されました。

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○議長(田中勝男) 日程第7、意見案第7号、道路の整備に関する意見書についてを議題とします。
 職員に意見書案を朗読させます。事務局。

(意見書案 事務局 朗読)

○議長(田中勝男) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 奥秋康子議員。

○7番(奥秋康子) 意見案第7号の道路の整備に関する意見書につきまして説明をいたします。
 これにつきましては、9月13日に本会議の終了後に慎重に審査をいたしました。道路は住民にとって、生活と経済・社会経済を支える重要な基盤であり、生活の生命線であるとし、委員会では可決いたしました。議員の皆様には主旨をご理解いただきますようお願いいたします。

○議長(田中勝男) これから、質疑を行います。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、意見案第7号、道路の整備に関する意見書についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、意見案第7号は原案のとおり可決されました。
 なお、提出先は、衆議院議長・参議院議長・内閣総理大臣・総務大臣・財務大臣・国土交通大臣といたします。

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○議長(田中勝男) 日程第8、意見案第8号、新得警察署熊牛駐在所の存続を求める意見書についてを議題とします。
 職員に意見書案を朗読させます。事務局

(意見書案 事務局 朗読)

○議長(田中勝男) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 奥秋康子議員。

○7番(奥秋康子) ただいま朗読していただきましたけれども、これにつきましては、9月15日に可決をいただきました請願により提出をするものでございます。
 住民が安心して暮らせる体制を保持していくため、熊牛駐在所の存続を強く要望するものでございます。委員会では、全会一致で採択をしたところでございます。よろしくご審議をいただきますようお願いいたします。

○議長(田中勝男) これから、質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 討論なしと認めます。

○議長(田中勝男) これより、意見案第8号、新得警察署熊牛駐在所の存続を求める意見書についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(田中勝男) 起立多数です。
 よって、意見案第8号は原案のとおり可決されました。
 なお、提出先は、北海道知事・北海道警察本部長・北海道警察釧路方面本部長・北海道警察釧路方面新得警察署長といたします。

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○議長(田中勝男) 日程第9、所管事務等の調査についてを議題とします。各常任委員会及び議会運営委員会より会議規則第72条及び74条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり、所管事務等の調査の申し出があります。
 おはかりします。
 所管事務等の調査の申し出について、申し出のとおり承認することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、本申し出のとおり承認されました。

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○議長(田中勝男) 日程第10、閉会中の継続審査についてを議題とします。総務文教常任委員長から、目下委員会において審査中の議件について会議規則第74条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり閉会中も審査する継続審査の申し出があります。
 おはかりします。
 委員長からの申し出のとおり、閉会中も審査する継続審査とすることにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます
 よって、委員長からの申し出のとおり、閉会中も審査する継続審査とすることに決定しました。

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○議長(田中勝男) 日程第11、西十勝4町議会正副議長会議の出席についてを議題とします。
 職員に、議員派遣文書を朗読させます。事務局長。

(議員派遣文書 事務局長 朗読)

○議長(田中勝男) おはかりします。
 本案は、提案のとおり決定することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、西十勝4町議会正副議長会議の出席については提案のとおり派遣することに決定しました。

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○議長(田中勝男) 日程第12、十勝町村議会議員研修会の出席についてを議題とします。
 職員に、議員派遣文書を朗読させます。事務局長。

(議員派遣文書 事務局長 朗読)

○議長(田中勝男) おはかりします。
 本案は提案のとおり決定することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、十勝町村議会議員研修会の出席については提案のとおり派遣することに決定しました。

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○議長(田中勝男) これをもって、この会議に付された議件は全て終了しましたので、会議を閉じます。

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○議長(田中勝男) 平成22年第6回清水町議会定例会を閉会いたします。(午前11時41分)