平成22年度予算審査特別委員会(3月17日_一般会計_総務費(2))
○委員長(中島里司)これより第2款、総務費の52頁から81頁までの、先ほど審査した以外の審査を行います。
担当課長に申し上げます、特に説明を要するところがあれば説明をお願いいたします。なお、発言する際には初めに職名を言っていただきますようにお願いいたします。
総務課長。
○総務課長(荒木義春)総務課長の荒木でございます。残りの目についてご説明をさせていただきます。
まず52頁の1目一般管理費でございます。前年度より94,872千円の増となってございます。主な内容でございますけど、1節報酬で新たに専門委員にかかる設置費用等、1節、4節、9節にそれぞれ計上させていただいてございます。さらに5節共済費におきまして、この中で北海道市町村職員退職手当組合の負担金を3年に一度の精算の年に本年度22年度にあたりますので、その追加分54,500千円。また長期給付追加費用負担金等の増によるものでございます。
続きまして、55頁3目、一番下のほうです、財産管理費、これにつきましては1,682千円の減でございますが、公用車更新台数の減、本年度3台減っております。それが主なものでございます。
続きまして60頁6目企画費でございます。企画費につきまして、1番目に61頁の需要費の印刷製本費で新しいまちづくり計画書の印刷費を新たに掲示させてございます。
続きまして、次の頁の62頁もあります。報償費で経済活性化戦略会議の報償1,800千円を計上しておりますが、これは、今回のご当地グルメ、これにつきまして、この経済活性化戦略会議を通しまして支援をしていきたいということで増額してございます。すぐその下の、まちづくり町民予算提案事業選考委員会報償220千円の計上でございますが、23年度からのまちづくり予算町民提案の事業の実施に向け、選考委員の報償費を新たに申請したものでございます。
63頁の19節の負担金・補助交付金の中で、32番の新婚世帯定住促進事業補助金960千円。これにつきましては、新婚世帯の定住促進を図るということで、新たに事業補助金の新設をしたものでございます。
更にその下の、清水町移住促進協議会補助金、これは仮称となってございます。今月3月26日に設立総会を予定してございますが、新しく出来る清水町移住促進協議会に新たに200千円の補助をしていきたいということで予算を計上させていただいたところでございます。
続きまして66頁でございます。11目の電子計算費、この目につきましては、住民基本台帳ネットワークの更新に伴う増となってございます。更に、その下の67頁の12目の情報化推進費、この目につきましては、全国の都道府県及び市町村を結ぶ総合行政ネットワークLGWANサービス機器の更新等による増でございます。
69頁にまいります。13目災害対策費、この目につきましては、地震ハザードマップ作成事業の完了に伴う減でございます。新しい事業といたしましては、清水小学校と御影小学校2校に対しまして、緊急地震速報受信装置を設置する経費を新たに計上してございます。以上、説明に代えさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○委員長(中島里司)これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)さっき残しました52頁、専門委員の報酬でございます。ここでは、専門委員の報酬3,600千円と出ております。それに共済費を加えますと、共済費453千円となっています。お聞きします。この共済費の計算の仕方は先ほど提案された3人の共済費の計算ではないと思うんですが、そこはどうなっているんでしょうか。
○委員長(中島里司)総務課長。
○総務課長(荒木義春)この予算書上は、先ほどご説明させていただいたと思います。専門委員の月額報酬30万円として年間360万円に対する共済費を計上させていただいてございます。
○委員長(中島里司)妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)そうなんですね。先ほど、課長がおっしゃったんですが、どうしてこういう計算になったのか。この予算書を作ったときは1人だったんです。この予算書が出来てから3人になったんです。この説明をしてください。
○委員長(中島里司)答弁を求めます。町長。
○町長(高薄 渡)この予算の原案を作るときに、最初、当初1名分ぐらいの予算、考え方としては数名を考えていたんです。相手方もある事でございますから1名ぐらいを考えてはどうかということで予算を組むようにということになったわけでございます。
結局、数名を許される範囲ならば、数名を置きたいということでありました。とりあえず共済のほうはそのことで、常設にするか非常勤にするかということが、色々議論しておりました。常設を増やせば当然共済費も増えていくと、1名じゃなくて2名にしていけば増えていく。こういうことになりまして、それではとりあえず1名の常設の中で予算を組んでおくべきでないかということで、そのような考え方に立ったところでございます。その後は、常設にするか非常勤にするかということで協議をしまして、常設は1名にして、非常勤を2名ということで全体の中で運用し、当然使わなければ、6月の議会で減額をしようと、6月かもしくは決まった時点でやっていこうと、こういうようなかたちであります。
人件費については全てここだけではなくて、他もそういうかたちの中で予算組みはしております。ですから、実績で最終的には減ったり増えたりということになるわけでありますけども、そういうことでご理解いただきたいと思います。ガッチリした枠組みの中で、確定の中では言っておりませんので、その点、若干の幅は、全てのところにあると思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(中島里司)妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)私が言っているのは、他の人件費が動くというのは当然のことです。これは、そんないい加減な想定でいいんですか。情熱を持って一昨日から言っているんです。どうなんですか。これは1人だったとはっきりしているんですよ。今、町長の言ったとおりです。それが3人になったんです。ちょっとしてから変わって、専門委員を置くこと事態、制度としてつくると言って、しっかりしたものが出来ないですよ。だからさっきから3日間やってるようにしっかりと練り上げて、町長の答弁もころころ変わっていくんですから。そこのところを確定する、それだけのものでなかったらダメだと言っているんです。1人から3人にころっと変わるなんて。そんないい加減なものではダメです。そこのところがどうして変わったのか、はっきり言ってください。
○委員長(中島里司)町長。
○町長(高薄 渡)どうして変わったかって、予算のときとこれはあれなんですけども。2月10日に予算含めてこの専門委員の制度について説明をしたわけであります。私の考えはそこで述べておりますけども、多分、記憶にあるのは数名と言っておりました。相手方もあることですから、どのような方向にするか、東京かあるいは札幌かということでそこで考えておりました。そのへんも含めて、大枠で、この程度の範囲のなかで数名を考えていきたいなということでいたわけであります。
共済費につきましては、常設にするか非常勤にするかそのへんのことは検討中でございましたので、常設1名で考えてくれないかということで、共済費を出させていただきました。そこでころころ変わったとか何とかって言いますけども、概念、基本的なことについては全く変わっていないんです。もともと数名置きたいなと思っていたんですけども、どのぐらい費用をお支払したらいいのかどうかということで思案していたんです。教育指導幹を含めてお願いできないものかと考えていたわけなんですよ。その数名ということに切り返したほうが、むしろ、効果的に広く外部の意見が取り入れられるなと、そういうことで構想を作り上げれるという事を考えたものです。最終結論の3月、2月にもお話しておりましたけれども、3月に会議の最終規則案、皆さんのお手元に示す案のときに人数的なものをお話して、本来ならば、もっとやりたかったのだけども、この程度にしたいということになったわけであります。
そういうわけで予算は、補助金や何かは確定したものもありますけども、それについていえば、余れば返還ということになりますので、大枠で組まなきゃならないなということになったところでございます。
○委員長(中島里司)妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)予算というのは執行の大事な指針なんですよ。予算を大枠で括るとかね、何とかという問題ではないんです。そんなことだったらダメなんです予算は。予算というのは動くから、そんな予算を審議しろと言うほうがおかしいでしょう。そんな問題じゃないです。
そして町長は日にちを言いました。2月10日に予算書ができたと言っておりますね。そして、昨日だか今日、3月8日に3人に決めたんだと、町長、思っていたとか考えていたって言うんですよ。こんなのは何の役にも立たないですよ。提案するとしたら、しっかりこうだという信念でやらなきゃだめです。考えていたとか思っていたとかは町長1人で思っているんですよ。役場の誰一人そんなこと思っていないですから、どこに相談したのか、どこで検討したのか、町長がそう思っていたんです。これじゃダメですよ。しかも、いい加減な予算をここで審議してくださいと、出すほうが失礼です。そう思いませんか。
○委員長(中島里司)町長。
○町長(高薄 渡)色々、ご意見をいただいておりますので、肝に銘じておきます。予算というのは、確定しているものと確定できかねるものと色々あります。特に人件費はそういうことになります。そのことは今まで予算をやってきましてご承知かと思います。ですから、福祉のお金にしても、相当数返還しなきゃならない問題も確定になっております。固まったやつでは全然いけないわけでありますから、前年度対比という想定で予算計画をしなきゃならないんです。あくまでもそういう意味で予算計画案とあるわけであります。
今回の問題についても、人件費と同じように確定してませんから、これが2年続けて同じように行くのであれば当然確定したもので行くと思います。だけど、現在のところそれはいけないということですから、このような予算組みになったというふうにご理解いただきたいと思います。尚、質問にありましたけれど、どこで協議したのかということになります。これは私と副町長でこういうものを設置していこうということで私がお話しているもんですから、その中で協議したわけでありまして、特別全課にこういう予算で予算組みをするときにこの話をするということにはなっていないというのが状況でございます。ただ、予算の範囲以内で考えていきますよということはお伝えしております。以上そのようなことでございます。
○委員長(中島里司)妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)人件費が移動するというのはいろいろな要素があって、それは当たり前だと言っているんです。だけど、人件費の性質が違うんです。そして町長が、副町長と相談して決めて出した。一昨日の一般質問にこうおっしゃったね。「私は最高権限者だ。やれるんだ。」と言いました。だから役場の事務室に赤い札が立ち、町民が心配するんです。これはそういう意味で、私は言い過ぎると言われるけども、言い過ぎてもいいんですよ。だけどこれで止めます。
○委員長(中島里司)次の質疑を受けます。
質疑ありますか。
奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子)それでは、先程の63頁です。
1項の総務費の中で新婚世帯の定住促進事業の補助金として96万円が新規に計上されております。本当に高薄町政の思いやりということで、ここにも高薄町政が出てきているのかなと思います。これは96万円を組んでおりますけども、所得制限というものは設けていますか。
○委員長(中島里司)答弁を求めます。
政策室長。
○政策室長(中島弘志)総務課政策室長の中島です。
所得制限は設けておりません。
○委員長(中島里司)奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子)それでは、年齢制限はありますか。
○委員長(中島里司)政策室長。
○政策室長(中島弘志)ご夫婦の制度から説明したほうがよろしいですかね。全体を。
○委員(奥秋康子)いや、よろしいですけども年齢制限っていうのを教えてください。
○政策室長(中島弘志)ご夫婦の年齢合計が80歳未満が条件年齢です。再婚でも構いません。
○委員長(中島里司)奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子)年齢制限が合計80歳ですね。それが新婚。それだけが新婚ではないと思うんですよ。ここで新婚を謳った場合、例えば、50歳になっても60歳になっても、もしかしたらカップルが出来たらこれはもう新婚だというのでは。私は今のご時勢はそれでも受け入れなきゃならないと思うんですよ。違いますか。そこら辺は、確認解釈も必要だと思うんです。そういう中で、所得制限を設けていないということは、非常に財政も豊かになってきたのかなって思いますし、まだまだ危機的な状況の中でそういうかたちで、たかが96万とおっしゃってはおりますけども、この新婚さん達がこれから時代に向かっていくのに、12,000円を上限としていただいても、これが新たなつけになってくるということは全く懸念されない部分もあります。そういうことはありませんか。さっきも申し上げましたけども、絶対うちの町はこれ以上、将来の負担率もまず無いと、ゼロになるんだという確信ありますか。
○委員長(中島里司)答弁を求めます。
総務課長。
○総務課長(荒木義春)これはずっと対象者に支給するのではなくて、1年限度でございます。尚且つ、上限1万円。尚且つ、その勤務する所に住宅手当のない世帯に対して上限を1万円で1年間に限り定住促進を図るということで補助していこうとそういうものでございますので、今回の96万円は8世帯分を計上させていただいてございます。
○委員長(中島里司)奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子)これは単年度で、今年だけということはないですよね。また来年も継続するでしょうけども、この方々、新婚は抜いて、他の新しい新婚さんが出たときにはということですよね。来年は分からないですね。
○委員長(中島里司)政策室長。
○政策室長(中島弘志)この補助金は平成25年3月で失効します。だから3年度です。
○委員長(中島里司)奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子)3年と限定した理由は何でしょうか。
○委員長(中島里司)政策室長。
○政策室長(中島弘志)この補助金は町長のマニフェストに掲載されている1項でありまして、町長の任期中ということで3年です。
○委員長(中島里司)奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子)そういうことで理解をしました。
それでもう1つ質問します。
これは統計費の関係ですけども、79頁から80頁に掲げておりますけども、この統計費の中で色々な統計をしてくださる調査員なんですけども、清水町には何名の方がいますか。
○委員長(中島里司)答弁を求めます。情報統計係長。
○係長(逢坂 登)情報統計係長の逢坂でございます。統計調査ですけども、その都度お願いをしています。年度初めに、一応調査員を登録してくださいとお願いをしているところですけども、なかなか集まらないこともありまして、統計調査ごとに色々な方にお願いをしているところでございます。
○委員長(中島里司)奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子)その都度ということは人数の確定はしていないんですね。これは町内会だとかそういうような分け方はしてませんか。
○委員長(中島里司)情報統計係長。
○係長(逢坂 登)統計調査の周囲にもよりますけれども、町内会と調査区というのはきっちりとイコールではありません。
○委員(奥秋康子)分からないならよろしいです。
○委員長(中島里司)次の質疑を受けます。
安田薫委員。
○委員(安田 薫)52頁の下から2つ目ですね。この旅費188万円があるんですけど、これは主に、この項目の中のどういうものに使われているか説明お願いします。
○委員長(中島里司)総務グループ主任。
○主任(神谷昌彦)総務グループ主任の神谷と申します。旅費の内訳なんですけども、総額1,882千円ですけれども、一番多いのが次の頁の3節20にあります普通旅費ということで1,561千円あります。これは、町長、副町長、あるいは総務グループ職員の出張旅費となってございます。
○委員長(中島里司)安田薫委員。
○委員(安田 薫)その上の段にある専門委員の中には、この交通費だとか旅費は入らないということで認識していいですか。
○委員長(中島里司)総務グループ主任。
○主任(神谷昌彦)予算書を見ていただければ分かるんですけれども、9節の旅費1,822千円があります。その内訳としまして、その次に3節の10で、特別職報酬審議会委員が2千円。3節の11で情報公開審査会委員等が1千円。国民保護協議会委員の費用弁償が1千円。専門委員の費用弁償が317,千円。それと先ほどご説明しました普通旅費ということで1,561千円ということで合計が1,882千円ということになってございます。
○委員長(中島里司)安田薫委員。
○委員(安田 薫)はい、わかりました。
次の頁54頁、これも一番下から2段目の特別旅費なんですけれども、職員研修に関する旅費だと思うんですけども、年間何人ぐらいがどこに行っているか詳しく分かりましたらお願いします。
○委員長(中島里司)総務グループ主任。
○主任(神谷昌彦)年度によって若干人数は変わってきますけれども、平成22年度予定しているところですと北海道支庁職員研修センターへ7名程度予定してございます。その他は自治大学校へ、これは長期になりますけれども、3週間程度係長職を1名予定してございます。その他、市町村アカデミーとしましてこれを2名予定してございます。その他、十勝町村会で行っております新規採用職員ですとか、初級職員研修というのも予定してございます。これにつきましては、新規採用が今年度4名おりますので4名としております。初級職員研修につきましては、昨年採用いたしました2名ということで予定してございます。その他、昨年から継続しております、道との職員交流ということで、引き続き道のほうに派遣をしている職員がございます。その分の旅費です。それとその他研修旅費ということで若干みているところでございます。以上です。
○委員長(中島里司)次の質疑を受けます。
質疑ありますか。
口田邦男委員。
○委員(口田邦男)1点だけ。57頁の公用車の管理についてでございますけども、現在この所管での公用車として扱っているのは何台ですか。
○委員長(中島里司)契約財産係長。
○係長(寺岡治彦)契約財産係長の寺岡と申します。よろしくお願いします。総務課で集中管理している台数につきましては、21年度末で24台となっております。
○委員長(中島里司)口田邦男委員。
○委員(口田邦男)24台の中で、いわばエコカーというようなものに属するのは何台ですか。
○委員長(中島里司)契約財産係長。
○係長(寺岡治彦)24台中1台でございます。
○委員長(中島里司)口田邦男委員。
○委員(口田邦男)今1台と申しましたけども、環境面でCO2の問題がございまして、かなりこのエコカーについては、どこの行政区においても問題になっていると思いますけども、本町においては将来的にどういうような考え方でいるかお伺いします。
○委員長(中島里司)総務課長。
○総務課長(荒木義春)なかなか、数年前から公用車の更新を行っておりますけども、正直なところ新車が更新できないという状況が続いておりました。今、委員がおっしゃるようにCO2削減は、国をあげて、町をあげて取り組んでいかなければならない課題ですので、平成22年度は、現在のところ中古車による3台の更新を予定しておりますが、今後、23年度以降更新する際にそういった事を念頭に置きながらCO2削減に取り組んでいく車、そういったハイブリッドカーなどの購入について検討していかなきゃならないと思ってございます。
○委員長(中島里司)口田邦男委員。
○委員(口田邦男)次に、18番目の備品購入費の中に消費者用車両購入費と載っておりますけども、これは先程3台と言いましたね。これは中古ですね。これは今ある24台プラス増車ということでございますか。
○委員長(中島里司)財産契約係長。
○財産契約係長(寺岡治彦)22年度の備品購入費で見ている部分につきましては公用車の2台予定しております。
○委員長(中島里司)総務課長。
○総務課長(荒木義春)大変失礼しました2台分でございまして、私、3台と申し上げましたけども2台にご訂正をさせていただきます。
増車じゃなくて入れ替えですので台数は変わりません。
○委員(口田邦男)終わります。
○委員長(中島里司)次の質疑を受けます。
森田慎治委員。
○委員(森田慎治)1点だけお伺いします。先ほど、奥秋委員の関連質問でございますけども、新婚さん定住住宅の関係です。先ほどの要件で、これは町外から町内に定住される新婚さんという位置付けでしょうか。
○委員長(中島里司)政策室長。
○政策室長(中島弘志)町内、町外問わず対象となります。
○委員長(中島里司)森田慎治委員。
○委員(森田慎治)職業を問わずということでしょうか。
○委員長(中島里司)政策室長。
○政策室長(中島弘志)職業も問いません。
この制度の概要について簡単に説明いたします。
新婚世帯の一部を補助することによりまして、その世帯の経済的な負担を軽減させて町外者の転入ですとか、現在、町内に住んでおります世帯の町外の流出を防いで、定住人口の増加を増やしていく。もう1つの目的として、その住んでいる町内会等に加入していただいて、まちづくりへの参画を期待するというものであります。対象者ですけども、先ほどと重複しますが、婚姻届を提出して1年以内でご夫婦の合計年齢が80歳未満の世帯、それで、町内の民間の賃貸住宅に入居しておりまして、居住して事業主から一切の住宅手当をいただいていない世帯、それから先ほどとだぶりますけど、町内会等に加入している。それから公営住宅と住宅政策による低廉住宅に入居している世帯は除かせていただきます。補助額ですけども、家賃の2分の1以内で最高の上限が月額1万円、それで交付期間は最大12か月、大体このようになっております。
○委員長(中島里司)森田慎治委員。
○委員(森田慎治)ありがとうございました。
何故、質問したかというと、最近、農家も2世帯や3世帯住宅の時期を越えまして、若い人が、最近、僕の身の回りでも町に住むっていうんですか、そういう方が結構増えてきたんですね。ということは数年前までは、農村部は学校近くの公営住宅というのがありまして、そういうのを利用していた。それもなくなって自分の身近でも町外に住まれている方もあるわけなんです。一番気になったのは、農家も対象になるということでございますので、これは事業主が親である場合もありまして、本人が事業主ということもあるわけですけども、この農家のそういった状況も対応になるのでしょうか。
○政策室長(中島弘志)なります。
○委員(森田慎治)そうですか、そしたらこの後、希望を取ると8戸ですからね...(途中中断)
○委員長(中島里司)そこで了解でなくて、聞いてこちらから答えを受けてから次に入ってください。そこで了解でなくて。
質問していただきます。森田委員。
○委員(森田慎治)更に、質問させていただきます。そういう場合、農家の場合をお話をしたわけですけど、今度は希望取りまとめというのはそういうかたちになって、抽選かなんかというのは、8戸ですから当然で出てきますよね。場合によっては。そのへんを。
○委員長(中島里司)政策室長。
○政策室長(中島弘志)当初で8戸見ているわけですが、あまりにも殺到するような場合は、年度途中で補正とかで対応していきたいと考えております。
○委員長(中島里司)森田慎治委員。
○委員(森田慎治)もう一度お伺いします。大変いいことですので、継続していただいて町のほうも当然ですし、農家も今の家庭環境といいますか、家庭円満にいくという方向等も考えると、これはいい制度だと思います。是非、継続いただいて、できる限り希望する方はそういうかたちで対応していくことが、後継者も育ちやすいというふうに思います。是非よろしくお願いいたします。
○委員長(中島里司)次に質疑を受けたいと思います。
西山輝和委員。
○委員(西山輝和)今の問題なんです。今、御影に空き家とか貸家がないんですよね。マンションがいっぱいで。結婚する方がいるんですけども住むところがなくて、町外に住むようになるんですけども、そういう時はどうなさるんですか。
○委員長(中島里司)政策室長。
○政策室長(中島弘志)あくまでもこの制度は清水町内に在住していただくのが目的ですから、芽室町に住まわれてしまいますと、この事業の対象外となります。
○委員長(中島里司)挙手がなければ、次の質疑にまいります。
次の質疑ありますか。
山岸政彦委員。
○委員(山岸政彦)先ほど、口田委員からも質問がありましたけども、今年度、車両購入費として200万円ということです。毎年200万円で中古車を購入していると思うんです。先ほどお話ありました、ハイブリッドとか電気自動車とかを購入するとかなりの金額になりますので、リースとかの利用は考えたことはないのでしょうか。
○委員長(中島里司)総務課長。
○総務課長(荒木義春)かつて、町の公用車もリースでやっていた時代もございましたけども、結局は高くなるんですね。最終的に残らないものですから、それでリースを止めて買い取りにした経過がございます。ひとつの希望としては、ハイブリッドとか何かは結構高価のものですから、ひとつ希望としては検討することも可能かと思います。過去にそんな経験があったということで現在は買い取りにしておりますけども、財政的な面もございますので、検討のひとつとして考えさせていただきたいなというふうに思います。
○委員長(中島里司)山岸政彦委員。
○委員(山岸政彦)わかりました。
次です。61頁委託料で、清水町現況記録DVD化委託料とあるんですけども、これはどのような内容でしょうか。
○委員長(中島里司)企画グループ主任。
○主任(斉木良博)企画グループ主任斉木です。
こちらの現況記録DVD化委託料ですけれども、平成5年から12年までに町内の色んなイベントですとか、色んな施設風景などを記録したビデオがあります。それを後世に引き継いでいくためにDVD化するための費用です。以上です。
○委員長(中島里司)山岸政彦委員。
○委員(山岸政彦)それを、例えばDVD化して町民に貸し出すとか、コピーして販売するとか、そのような考えがあるのでしょうか。
○委員長(中島里司)企画グループ主任。
○主任(斉木良博)DVD化した後に、それをコピーしてまちづくり情報コーナーなどに置いて見れるような形にしたいと思っております。以上です。
○委員長(中島里司)山岸政彦委員。
○委員(山岸政彦)例えば、町民が欲しいとかということになっても販売とかはしない予定でしょうか。
○委員長(中島里司)企画グループ主任。
○主任(斉木良博)販売することは考えておりません。
○委員長(中島里司)山岸政彦委員。
○委員(山岸政彦)販売する考えはないということですけれども、町民が欲しいとかという場合であれば、単純に原材料費だとかその程度でコピーが出来るのではないかと思うんですけども、その辺はどうでしょう。
○委員長(中島里司)企画グループ主任。
○主任(斉木良博)DVDをお貸しすることはしたいと思っておりますので、それを町民個人がダビングというんですかね、コピーするということは差し支えないと考えております。
○委員長(中島里司)次の質疑を受けます。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)頁数は53頁。町長交際費についてお尋ねをいたします。
私も昔、よく交際費で接待したことがありまして、私自身、あまり抵抗を感じない部類にいたのかなと気がするんですが、ある町民から指摘をされまして、私なりに、ホームページで町長交際費、議長交際費を公開しておりますので、じっくりと統計的をとってみました。平成19年度が70万円、20年が90万円、21年が90万円、本年度は100万円ということで予算がみられているわけであります。17年から21年までの金額的にいくとですね、当然のことながら、件数が多くなるにしたがって交際費の額も上がっているというような傾向は当然のことだろうと思います。町民が私に指摘していることはですね、一つの社に対してかなり多くの回数の交際費を使っているということで、その成果というのが上がっているか上がっていないのか、その辺がよく町民から見えないので、明らかにすべきではないかということであります。勘のいい方ばかりなのでどの事を指しているのかということはお分かりだと思いますが、私自身も大相撲を清水町に招致してくれたり、神社の神輿に多額の財をつぎ込んでくれたりとかなりの、わが町を思うあまりの行為には、まさに頭が下がる思いであります。そういう事を含めて考えても、例えば、この中でみられるように企業誘致に関しての部分が非常に多いだろうなとこういう気がいたします。
したがって、額的にこの100万円が、来年までに110万円になり、120万円になりということもあるのかもしれませんが、そのことについて、ある程度公表できない部分もあるでしょうし、出せる部分もあると思うんです。ある程度、町民から見て、今日の議論にも色々ありましたけど、町長も大変に苦労しているなということがわかる程度、出した方がよろしいのではないかと。一つの方法として以前にちょっと言いましたけれども、ホームページの中に町長日誌の様なものを設けて、某社の社長と色々とこういう面について懇談を深めて、かなり前向きな回答をいただいたとかそういうことがひとつあっても、町民には響くものがあるのではないかということから、その辺の考えについてちょっとお尋ねをします。
○委員長(中島里司)総務課長。
○総務課長(荒木義春)交際費、22年度、前年度より10万円増の100万円を計上させていただきました。今、使われ方についてのご質問かと思うんですけれども、原委員からお話があったように、企業誘致に関わって数社と懇談をしたり、そういう使い方をさせていただいております。それも全部公開していますので、今お話があったとおりだと思うんですけども、これについては全て交渉事項ですので、今ここでこうなってます、ああなってますと言える部分もありますし、まだ明らかに出来ない部分があるのも事実でございます。そういう時期が来れば、当然まず先に議会の皆さんにお話をして進めていかなければなりませんけども、そのような中で話をさせていただいている状況ですので、ご理解をお願いしたいなというふうに思いますけども。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)年数から行くと、3年以上の長い期間、お付き合いをされて、なんとかうちの町の活性化のために頑張っている。我々は、こういう立場にいますので、よくわかります。そうでない一般の町民というのは、会社の名前もわからないという人も結構あるのではないかという事を含めて、今後、問題提供して、担当課長が言われましたように、何でもかんでも出せるということは全く無いということは当然のことであります。したがって、こういうことを頑張っているんだなという事をある程度、出せる範囲は出したほうが町民も理解するのではないかと、口頭で申し上げておりますので、町長どうでしょう。何か考えがありましたら。
○委員長(中島里司)町長。
○町長(高薄 渡)苦労しているんだなということで、大変私も感謝しているところであります。交際費はこれだけではありませんので、一般の補助金の交付していない団体の、あるいはサークル等であればですね、ビールだとかお酒だとかジュースだとかそういうものを出しているわけでありまして、あと、企業に関わっては、今まで人脈をとおしてやってきたわけであります。わが町はお金が使えないということから、少ない中でどれだけやってまいりましょうと、お互いに出し合ってやる場合もありますし、それから、こちらの方で全額をみてやる場合もあります。思う存分に出来ないのが今の状況であります。したがいまして、春秋夏冬、四季のとおり、北海道十勝の名産、清水の名産を送るにはどうするかということになりますと、どうしても交際費が少ないものですから、私、自腹を切ってやっているというのが実際にございます。年間では相当な金額になることは確かでございます。今後、企業を興していく立地ということになりますと、やはりある程度の将来、交渉費というのが必要になるのではないかと、このように思っておりまして、今回は若干ではありますけど一度私も下げて、80万円くらいまで下げたと思うんですけども、90万円にして10万円上げさせていただいて、その中で少し、そういうものに使えるようにしたいなとこんなふうに思ってます。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)私も前段で申し上げましたけれども、非常に財政が厳しいということでございまして、本町では会議が何時間になろうと、お茶1本町民には出していないと私は思っております。したがって、私のところに言った方にも私も長々と説明したところ、「あんたは、ものわからんな」なんてことも言われたりしてカッカきたりしたこともあるんです。それにも関わらず飲み屋に行ってどうこうあるのかという話がありましたので、それはあるでしょうという話もした経緯がありました。私からもそういうことについては機会がある度に言いますよという話もしておりましたのでそういうこと含めて、お話がありましたので、今後についてもそういう立場をとりつつ、町民に理解を得られる方法を少しでも表現するなり、出していただければこういうふうに思いますので、このことでお願いしたいと思います。
次の質問ですが、54頁の先ほども出ておりましたが、職員の研修の関係であります。以前も質問させていただきましたが、まさに人材を、町職員含めて育成をしていくということで、20年・30年は育成にはかかると、以前から言われております。したがって、研修については密度の濃い研修をということを言っております。平成19年、20年から見ると、以前は小額でありましたけれども、昨年から増加をしているというように受け止めておりまして、本年度についても先程説明がありましたように、昨年から見るとかなり前進した取り組みをしているのかなと、こういうふうに私は理解しているのですが、どうでしょう。
○委員長(中島里司)総務グループ主任。
○主任(神谷昌彦)今、ご質問のとおり平成20年度までにつきましては総額30万円程度の旅費でしたけども、21年度から研修に力を入れていくということで、百数十万の旅費を計上させていただきまして、それぞれ市町村アカデミーですとか、自治体学校に派遣をしたり、道との職員交流ということで、2年間の交流を行ったりということで充実をしてきているところでございます。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)その研修を受けて自主講習なり色々行く、あるいはその他の研修を受ける。そのことで、以前も申し上げましたが、帰ってきてから、当然のことながら復命をしているだろうと思います。この復命したことが、他の職員の方に色々と、資料として渡ってそのことが業務に活かされている部分があるかどうか。この辺はどうでしょう。
○委員長(中島里司)総務グループ主任。
○主任(神谷昌彦)研修から帰りましたら復命書をあげるんですけども、その報告につきましては、役場のスカイボードに周知をしまして全職員がその研修の報告を見れるような形で行っております。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)以前、この研修に行くにあたって、希望をとってという話もされておりましたが、今も同じような形でやられている部分があるのでしょうか。
○委員長(中島里司)総務グループ主任。
○主任(神谷昌彦)事前に、年度当初にこういった研修がありますのでということを職員に周知をしまして、それぞれ希望を取ります。その他、予算的に余裕がございましたら、こちらから研修を受けていない職員ですとか、そういった職員にあたりまして受けるような形で話を持っていき、受ける場合もございます。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)先ほど、研修の中で自治講習等にも研修を出しているということですが、この部分も希望ということなんでしょうか。
○委員長(中島里司)総務グループ主任。
○主任(神谷昌彦)一応、町村会が行う指定された研修以外につきましては基本的に公募を行いまして、その結果、もしいなかったり余裕があった場合には、こちらからあたっているというような場合がございます。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)上司、課長なり副町長なり町長から、この職員を研修に出しなさいとか、そういうことというのはあるのでしょうか。
○委員長(中島里司)総務グループ主任。
○主任(神谷昌彦)専門研修ですね、特に税務課なんかですと、賦課ですとか徴収ですとかありますので、そういったものにつきましては人事異動をもとに、ある程度課長の方から話があって、これだけのものが必要なんだけどというお話がある場合がございます。その他につきましては、希望職員が担当課の課長なりの了解を得て、応募してくるという状況になってございます。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)タクシーの借り上げ料の関係です。
昨年もこの中でも指摘をされ、町長は以前は中古車を買ってくれと、俺が運転するんだと言ったと、こういう話を昨年されたように記憶をしております。現状で先ほどの話でもありましたけれども、24台の公用車があってその中にエコカーも入っているということに、私は、町外は全くそんな考えはないんですが、町内の近距離であるとかそういう所に際して、町長の乗務に関して、職員が近くにまで送っていくとか、そういうことというのは、ここ1・2年あったのかないのか、この辺どうなんでしょう。
○委員長(中島里司)答弁を求めます。総務課課長補佐。
○課長補佐(菅野 隆)総務課課長補佐の菅野と申します。よろしくお願いいたします。ただいまのご質問ですが町内で行われます、諸用事、会合等に町長が出席する場合ですけども、その会合等に担当課長等も出席する場合がございますので、そういったケースにつきましては、担当課長が運転します公用車に同乗する場合もございますし、それ以外のケースにつきましては、町内の近距離でありましても、場合によっては営業車を使うケースもございます。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)町長がいいと、いい車ないかと、ちょっと貸せと、俺が行くと、こんなのはないんですか。
○委員長(中島里司)答弁を求めます。総務課長。
○総務課長(荒木義春)の公用車を使ったり、あるいは自家用車で行く場合もときにございます。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)全体の回数から見たら、私はこの320万円を少しでも減らしてほしい思いがありまして、ご質問させていただいております。したがって、年中、事務職ですから、本当に机から離れられないというような忙しいところはそうないだろうと思います。私も前職で、所長を課長が運転して行ったり、誰かいないかとちょっと頼むということで行ったりというのは、そういう行政職の職場であれば、そんなのはごく当然という職場にずっとおりましたので、そういう使い方をすることによって、職員と町長の間でなかなか中身の濃い話もできる機会もあるでしょうし、職員も励みになったりということも出てくるのではないでしょうか。今後、町長の明るい性格で、今度は少しはこういう所にも若干広げていってほしいなと、こんな気がするのですが、町長どうでしょう。
○委員長(中島里司)町長。
○町長(高薄 渡)以前にも、ご質問にお答えしているのですけども、議員のご案内のように、私には町民の皆様から委ねられて、洗礼を受けて選挙でこうやって、仕事をさせていただいているわけであります。命が最優先ということになります。万が一、職員が事故起こした場合に、それは本来の運転手の職務であるのかどうかということですね。係の者が運転して、乗っていて事故を起こした場合には大変なことになるわけです。職務は一般の総合職でありますから、運転技術員で専門的にやるというのであれば、これはまた事故が起きたときの対応の仕方が違うと思うんですけども、そうならないわけなんです。「空いてるから暇かい」とか「ちょっと乗せてくれ」ということに安易にならないわけなんです。そういうことでご理解いただきたい。原委員が前職場で運転して乗せていたのは間違いでございますから、やはり運転技術に欠いてあった場合の事故はその者の、公務災害のなかでも違ってくるわけですので、そういう面で是非、私も初めはそういうふうにも考えていたのでありますけども、やっぱり身の安全と、それから職員のことも、仕事で余裕のある職員はいないと私はそう思っています。申し訳ありませんけどもその部分は私が歩いたり何かして行きたいと思いますので、極力削減するように努力をしてまいります。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)私もそういう立場で運転をしたり、色々してきて、送り迎えしたり駅まで迎えに行ったり、飛行場へ迎えに行ったりということは、これは前の職場というのは、そこ以外でなくて全国あらゆるところが行っているところでありました。今、町長が、法律的に一番、神経の敏感な職場に私はおりましたので、言っておりますように、従前はプロの運転手がいたんですけども、今は全くいないという中で全部が、私が言ったように若干空いていた職員に「頼む」とこういうことで言っていますから、責任問題になると、そこまで私は勉強しておりませんが、全国の職場で全くなっていないのが不思議だなと、事故も起きているのだろうと思うんですけども、これから勉強して次回のときでも詳しくお話してみたいなと気がするんですけども、現状としては、私の前の職場は全く全国どこでもそうだと思うんですけども、いないところは全部職員が対応していると、こういうことがありましたので、それは一番の理想は、プロがいてプロが全部送り迎えするというのは理想なんでしょうけれども、これは今の状況では難しいのだろうという気がいたしますので、今、そういうふうに言われれば、全く職員が運転することは相成らんということになろうと思います。そうなれば町長の言われたことからいくと、職員が事務職であるにもかかわらず、公用車を使って運転して事故を起こしたときに責任はどこにいくのでしょう。
○委員長(中島里司)総務課長。
○総務課長(荒木義春)公用車で職員が公務で目的地に向かうときに、公用車を運転して事故を起こしたと、これは当然、まずは被害者は清水町に対して、仮に重大な過失があれば、町に対して請求してくるだろうと思います。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)それは、私が先ほど言いましたように、過失割合だとか色々出てくると思うんですが、そういうことも過去、私が運転していてありませんでした。接触事故があって色々ありましたけれども、この職員としての処分の度合いというか重大な過失をして、例えば酒を若干飲んで運転したとかそういうことでない限り、びっくりするような処分だとかというのは私はなかったような気がします。
したがって、私はそういうことは今、現実に清水町の職員は運転しているわけですから、町長を町内に、札幌に行くどこに行くじゃなくて、町の中の挨拶に行くと、あっち行くこっちに行くについて運転していくということについては、私はそんなに問題になるようなものではないのではないかという気がするのですが、やっぱりそれでも問題ですか。
○委員長(中島里司)総務課長。
○総務課長(荒木義春)先ほど、うちの補佐からご説明させていただきましたけども、全ての職員がやっていないわけではないんです。職員が町長と一緒に出る会合については、職員の車に一緒に便乗していますし、例えば、町長とのふれあいトーク、町内13箇所を回りますけども、それについても職員の車に同乗して行っております。ですから、ただ、そういうのではなくて、それ以外に職員が、原委員は前職の事をおっしゃいましたけども、わざわざ、たまたま余裕があるとすれば、その職員が町長をその目的地まで送る、迎えに行くということについて、先ほど町長が申し上げたものであって、現状も全て職員がやっていないということはございませんので、一緒にでる会合については、極力、職員の車に町長に便乗いただいて、出ていただいております。ただ、これは先程町長も申し上げましたけども、運転するほうも当然、乗せている方が乗せている方ですので、十分注意の上、注意を取り計らいながらやっておりますけども、万が一の事を考えると、なかなかいつでもかつでも我々職員が運転して送迎するということは難しいのかなと思っております。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)頁数でいくと59頁になりますが、広報紙の印刷製本費の関係でございます。以前もちょっと決算委員会でお話したのかな、どうだろうと、一冊にまとめて出来ないものかと提案したことがありますが、その後、その部分について検討されたことはあるのか、この辺をちょっと聞かせていただけませんか。
○委員長(中島里司)答弁を求めます。広報広聴係長。
○係長(菅野靖洋)広報広聴係長の菅野です。よろしくお願いします。
広報しみずにつきましては、現在、22年度予算につきましては、1頁あたり2円40銭。お知らせ版につきましては1円という頁数での金額、異なる金額で契約を行っています。22年度もこのお知らせ版と広報で発行したいと思っております。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)私がお尋ねをしているのは、まとめて印刷する、今、言われたお知らせ版、それからその他、以前に私が申し上げたのは、その他、学校関係や社会福祉関係、色々と回覧がばらばらで町内に来るということです。私の手元に来たときには各回覧された段階で、全部1部ずつ取っていただければいいのだけれども、部数が沢山あり、比較的年齢が高いということで、全然取らないで、まとめてきたりそういうことがあるものですから、隣町の広報紙を見ると、一冊にしっかりまとめて、警察のお便りまで印刷されて入っていると、これはいいなと、安く上がれば保存することについても非常にいいという事で、作成費が相当かかるとか、そういうことでなければ、いい形になるのではないかということがあり、以前の会で、以前にこういう所でお話をしたということなわけです。そのことについて、検討したのかどうかということについてお尋ねをします。
○委員長(中島里司)政策室長。
○政策室長(中島弘志)前の委員会でご指摘いただきました。芽室の単価等々を調べさせていただきますと、清水の場合は、本紙とお知らせ版その他で単価が違うわけです。芽室町の場合は、高いほうの2.7円だったかな、それで何十頁となります。清水の場合は二段階の単価ですから、二つに分けたほうが予算的に安く済むわけなんです。そういうことであえて分けているというか、本紙とお知らせ版、その他、そういうような状況です。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)私は、それをやると安く上がるのかなということがありまして、どうですかというお話をしたのですが、今、お尋ねしたところは高くなるという、これは額的にどのくらい高くなるんですか。
○委員長(中島里司)広報広聴係長。
○係長(菅野靖洋)芽室町役場に確認したところ、頁数につきましては36頁、うちも広報18頁、お知らせ版18頁でやっていますが、芽室町の場合、36頁で一冊当たり81円かかっています。清水町につきましては、お知らせ版と広報を合わせて64円26銭という金額になります。以上です。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)わかりました。私は、安く上がるのかなと思ったのですけど、結果的に16円くらい高いのかという感じがいたします。額的に見ると、発行部数をそれにかけると、びっくりするような額にはならないのではないか、加えて、契約するところとの交渉によって、お隣の町はこのくらいでやっているのだけどもどうだということも含めて、交渉すればある程度下がったりということも含めてどうなのかなという気がします。
私が今、問題提供したことについては、そんなことする必要がないというのか、方法としてはいいですねというのか、この辺はどうでしょうか。総務課長。
○委員長(中島里司)総務課長。
○総務課長(荒木義春)先ほどの単価でやると、年間80万円弱の負担になるということなんですけども、前回から原委員のおっしゃるように、町内会で各家庭で一冊まとまったほうが見やすい。これはそのとおりだと思います。予算的なものもあります。もう少し時間をいただいて、工夫等々検討させていただきたいなと思いますけども。
○委員長(中島里司)若干、休憩時間を取らないで続けてきているんですけども、他に質問を予定されている方はおりますか。この項目で。
(挙手する者あり)
○委員長(中島里司)1人ですか、1人であれば休憩なしで続けさせていただきます。
荒木篤司委員。
○委員(荒木篤司)最初に統計調査の関係で伺いたいのですけども、国勢調査は5年に1回ずつやりますよね、今、国勢調査そのものがプライバシーの侵害になるのではないかとか何とかと言って、なかなか協力してくれないと、清水のことではないですよ。嘆いていた人がいました。実際、今の清水町の状況というのはどうなんですか。
○委員長(中島里司)情報統計係長。
○係長(逢坂 登)近年、プライバシーの個人情報に対する関心が高いということもありまして、やはり調査員さんが回ることに対して抵抗のある方も確かにいらっしゃいます。そういう方につきましては、封筒を一緒にお渡しをして、中に封入をしていただいて調査員さんに渡していただく。封入されたものにつきましては、調査員さんは見てはいけないことになっておりますので、そういったことで出していただくようにお願いをしております。また、22年度、これからのことなんですけれども、新しく郵送の方式を国のほうで検討されて、大まかな指針が出たところでございます。郵送で返信が出来る方法も考えておりますので、極力個人情報が漏れることがないように注意をしているところです。
○委員長(中島里司)荒木篤司委員。
○委員(荒木篤司)次に選挙費の関係でお聞きしたいのですが、来年度は選挙の年で、色々ありますよね。参議院と町議会と道議会ですね。投票時間が8時までで、そうすると開票が必然的に遅れてくるということなんですが、法律で8時までとなっていると思うんですけど、実際には6時から8時までというのは、例えば去年の選挙を見たときに、投票する人というのは相当いるのでしょうか。
○委員長(中島里司)総務グループ主任。
○主任(神谷昌彦)今日は資料を持ってきていませんが、過去の選挙をそれぞれ時間ごとに出してございます。これは夏に行われた場合ですとか、冬に行われた場合、時期的なものあって一概に言えないのですけども、総体的に6時以降というのは人が少ない状況です。中には一人も来ないという投票区もございます。
○委員長(中島里司)荒木篤司委員。
○委員(荒木篤司)法律でそうなっているのですね、8時まで投票するというのは。動かせないのかどうかも分かりませんが、開票時間はどう見ても清水は早くはないと感じちゃうのですけども、もっと時間を早めるというふうに考えていこうという考えはありますか。
○委員長(中島里司)総務課長。
○総務課長(荒木義春)次回、22年度の選挙から、前にもお話しましたけども、選挙管理委員会として検討させていただいた結果、市街地区、清水の第1、第2、第3と御影第11投票区を除いた投票については、2時間繰り上げて投票時間を午後6時までさせていただこうということで考えてございます。ただ、委員のお話のように、投票時間というのは法律で決まっておりまして、朝7時から夜7時までとなっております。これは道の選挙管理委員会の許可を得てそういったかたちをとっていきたいと思っております。
例えば、全投票所を6時までにしたからといっても、開票は午後8時まで出来ないことになっていますので、今回、期日前投票も充実してきていますし、浸透してきていますので、投票時間は市街地を除きまして2時間繰り上げさせていただいています。それに伴って、開票時間も今までよりは早く開票作業に着手できると考えているところでございます。
○委員長(中島里司)荒木篤司委員。
○委員(荒木篤司)最後に、清水が特別遅いのか何かは分かりませんが、選挙によっては夜中にまでなってしまうというようなこともあるように感じますので、出来るだけ開票のスピードを早めるように努力していただきたいと思いますが、いかがでしょう。
○委員長(中島里司)総務課長。
○総務課長(荒木義春)清水町が他の町と比べて開票時間が遅いなんていうことは私共は思っていませんけども、先ほど申し上げましたように、開票の開始時間が従前より、15分なり20分なり早めることは出来ますので、いち早く有権者に投票結果をお知らせする形をとらせていただきたいと思ってございます。
○委員長(中島里司)他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(中島里司)質疑なしと認めます。
これで総務費の審査を終わります。