平成22年度予算審査特別委員会(3月18日_一般会計_民生費)
○委員長(中島里司)これより第3款、民生費、82頁から109頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。なお、発言する際には初めに職名を言っていただきますようお願いいたします。
保健福祉課長。
○保健福祉課長(阿部一男)保健福祉課長の阿部でございます。
第3款、民生費関係の保健福祉課関係の予算の部分につきまして概要説明を申し上げます。
冒頭に、副町長から説明がありましたように、民生費総額で1,243,968千円、本年度一般会計のうち民生費関係で19%を占めます。これを前年度と対比いたしますと、193,676千円の増加となっております。これらの増額の主なものにつきましては国からの交付金子ども手当等の創設分で、約90,000千円の前年に比べ増額となってございます。さらに介護基盤緊急整備事業補助金で77,350千円の増額。さらに介護施設転換整備補助金で12,000千円の増額によるものが主なものでございます。これらの福祉関係の予算を一般財源ベースで、昨年と比較して見ますと、約19,000千円の増でありますが、その主なものにつきましては、前年度予算との比較でありますけども、1項1目の3節19の30で社会福祉協議会補助金がありますが、これにつきましては一般職員2名の事務職員の補助から、事務局長人件費の補助が加わりまして、前年度対比2,571千円の増大となっているところでございます。同じく1項3目老人福祉費でございますけども、細節28の10、介護保険の繰出金として、昨年度よりも8,637千円の増額となっているところでございます。
4目障害福祉費に入りまして、自立支援給付事業の細節20の10、障害者自立支援給付費で4,710千円の増額。同じく4目の障害者支援事業細節20の12で障害者給付金の4,032千円増額が主なものとなっております。
更に5目の在宅支援費でございますけども、緊急通報システム設置関係で3,660千円の減額があるところでございます。私のほうからは以上です。
○委員長(中島里司)保健福祉課参事。
○参事(佐藤典隆)児童保育センターのセンター長の佐藤です。よろしくお願いいたします。
私のほうからは、児童保育関係の予算ついてご説明を申し上げたいと思います。
98頁から99頁の児童福祉総務費につきましては、前年度当初予算に対しまして9,729千円の増となっていますが、これについて主に職員の人件費の増でございます。
続きまして99頁から102頁、保育所運営費につきましては、これも主に職員人件費の減額。更に御影保育所の屋上防水工事を新たに工事を行う予定でございますので8,863千円の増額になりまして、差し引き2,015千円の増となってございます。104頁から106頁、へき地保育所運営費でございますが、前年度当初予算に対しまして、4,993千円の増となっておりますが、これも職員人件費の増でございます。
106頁から107頁きずな園の運営費につきましては前年度とほぼ同額を計上してございます。
107頁から108頁が学童保育所運営費でございます。これにつきましては、前年度までは児童館費として計上してございます。今年度より学童保育所が小学校に移転して運営することになりましたので、学童保育所運営費として新たに計上してございます。そのことによりまして、前年度計上の小学校改修費、それと児童館の管理費等で6,704千円の減となってございます。以上、児童保育に関わっての予算の説明とさせていただきます。よろしくご審議の程お願いいたします。
○委員長(中島里司)これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)順次お尋ねをいたします。1点目につきましては、シルバー人材センターの関係で83頁です。今年、政権が代わりまして、動きとして、シルバー人材センターに対する国の助成含めて、かなり手をつけるのかと、そのような動きがありましたので、心配をしていたわけです。今回、提案された数字を見ますと昨年度と同額ということですので、昨年同様、国のほうの変更もなく対応できたのか。また、あちらのほうは減らされたのだけれども、町としてはこういう対応をしていると、この辺はどういうことなんでしょう。
○委員長(中島里司)答弁を求めます。
福祉グループ主任。
○主任(中村富志男)福祉グループ主任の中村です。よろしくお願いいたします。
ただいまの委員のご質問ですけども、国の制度改正で補助の枠が変わりました。ただ、清水の場合についてはその枠の中におさまったということで、現状維持ということで確認しております。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)説明の欄の、社会福祉法人の社会福祉協議会の補助金の関係ですが、昨年に比べて20年度の決算に比べても300万ほど上乗せをされております。こういう時代ですから、社会福祉関係についてかなり広範に手を入れるという面もあって、人件費を含めて色々とかかるということで、助成、補助金を出しているのかとこんな気も若干するのですが。上乗せをしている明確な理由がありましたら説明を願いたいと思います。
○委員長(中島里司)答弁を求めます。
保健福祉課長。
○保健福祉課長(阿部一男)この部分は先ほども説明しましたように、今までは事務局長を役場職員から派遣しておりましたけれども、新年度からは社会福祉協議会の職員として事務局長を採用することになり、その部分の人件費として上乗せをしたところでございます。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)今まで、町から派遣しておりましたが、その派遣は今後しない。その分こちらの助成金で増額をしたと。かたちとしては職員を派遣していないだけでその賃金的なものを助成したということですね。そうなると、事務局長については替わる、派遣はやめるということによってその方が、町外へは行かないで戻るということになるわけですね。あとは社会福祉協議会の中で、町が介入も何も全くないなかで、むこうで行われると、このように理解してよろしいのでしょうか。
○委員長(中島里司)保健福祉課長。
○保健福祉課長(阿部一男)ここの部分につきましては、事務局長ばかりではなく、事務職員他の2名につきましても清水町の補助金でまかなっているところでございます。そういうことも含めまして、うちも話し合いをして、そういう人がということで、補助金を決定させていただきます。基本的には、社会福祉協議会からの色んなことの補助申請がありまして、それに対して町長が許可して補助を決定していくという流れになっているところにございます。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)今、言われました部分を含めて、指導的なことだとか助言的なことであるとかそういうことは町として、町から派遣している部分がありますから、そういうこともやっておられるのかなという気がいたします。今後、やっていたとすれば、その方向は依然として同じような方向になるのか、今後、若干変わって、社会福祉協議会が極力独自で、独立したようなかたちでやっていくというようなかたちになるのか。この辺はどうなんでしょう。
○委員長(中島里司)保健福祉課長。
○保健福祉課長(阿部一男)今も独立した社会福祉法人でございますので、今までも独立してはおりましたが、先ほどの補助金の関係等もありまして、指導等も含めてしてきた経過がございます。一緒に福祉関係の町内の事業を進めていくというある意味では協働の事業体でもあるのではないかということで、一緒にやっていく部分と指導していく部分と、両方持ち合わせていると判断しております。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)補助金を出しているということで、その他の事務職についてもそういう事を言われておりました。一連のなかで、昨日あたりも天下りであるとか、色んなことで大変色んな議論が出ておりましたけども、この部分について、人事面で町がこういう適任者がおりますよということを含めて、今後、この人が適任だからこの人使ってはどうですかと、こういうこともあるわけですか。
○委員長(中島里司)保健福祉課長。
○保健福祉課長(阿部一男)適任な事務局長を探すのは、本当の適任者という意味で、色々な人選をしなきゃならない場面のなか、話し合いだとかそういったことに応じてする場面は多々あります。最終的な判断については、うちらが補助金を出すといえども社会福祉協議会の予算の中で会長が決定していくものでございますから、話し合いの中でそれらの決定に基づいて我々は補助をしていくということになってくると思います。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)社会福祉関係の仕事に携わるということは、それなりに社会福祉についてのかなりの広範な知識だとか、資格等があればより活動的にも、指導的にもいい効果が表れるというような気がいたします。そういうことというのは、事務局長であれ事務職員であれ、過去の採用等について資格を持っている人を優先的に採用するとか、そういうことはあるのでしょうか、ないのでしょうか。
○委員長(中島里司)保健福祉課長。
○保健福祉課長(阿部一男)事務局長ですので普通の協議会の事務といいますか業務を推進する中ということではなくて、事務を束ねるということですので、特別の資格ということはありません。やはり色んな意味のなかで豊富な経験を持った人ということが採用の一番の条件になってくるのではないかと判断しております。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)85頁です。昨年も言ったような気がするのですけども、敬老会の関係で重ねてお尋ねをいたします。私は昨年、楽しみしておりましてご招待をいただきましたけれども、ちょうど議会の関係がございまして、私の質問に対して、お尋ねの部分があって私のところにお見えになっていたことがあり、出席できないということがありました。残念に思っております。終わった後、私のところに色々な声があり、何かなと思ったのですが、饅頭です。食べ物の恨みというのは結構シビアなものでありまして、去年もお尋ねしたときに、400個か500個は持ち帰っているという話がございました。予算書と去年の評価し、物を見ても、毎年同じような数が、敬老会に参加しないで、饅頭だけを持って帰って終わりというかたちがあるわけで、どういうことかと言いますと、会のなかで余興的なものがあると思いますが、老人クラブ等にも要請している部分があると思います。そのかたにも、饅頭程度はくれても良かろうというような声もありました。出る人が、美容院へ行ってお金をかけて、着物を着て色々な配慮をしている。全くそういう配慮も何もしていただけない。来年から出るのをやめたと私に言わないで担当者に言ってくださいと申し上げたのですけども、あんたなら言ってくれるだろうと、こんなことがありました。「いいですよ。」と以前も言ってありますので、私は、敬老会の持ちかた含めて、もう少し検討したらよいのではないかということは申し上げているんです。という話をしておりました。今年、若干変わったかたちで財政的にもゆとりがあるという事を言われてきております。かなりこの部分について趣向を凝らしたような企画をされてと思って期待をしていましたが、どうもそんなことが見受けられないということで、この辺について今年、まだ日にちもありますので、気持ちよく敬老会を行うことから配慮すべきではないかと気がするのですが、どうでしょう。
○委員長(中島里司)答弁を求めます。
福祉グループ主任。
○主任(中村富志男)ただいまの委員のご質問ですけども、従前は出演者やボランティアの方についても用意した饅頭等をお配りした時期がございました。近年、財政的な面もありまして出席者と該当者についてお配りしていたところです。今の委員のご意見なんですけれども、今年も9月に予定していますので、その時期までに内容等を精査いたしまして、事務的なことで、出来ることについては取り組んでいきたいと思っております。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)前向きなお話をいただきましたのでよろしくお願いをしたいと思います。
頁数の90頁。先ほど課長から説明がございました。緊急システムの関係ですが、以前はかなり高額な費用が投入されておりまして、その使用方法等についても若干、色々と言わせていただいたことがございます。現在は直接、消防署に直結しているということで、そちらから手続きが取られるという形になっております。このシステムに切り替えた以降、変えてよかったなというのか、以前のほうがよかったというのか、この辺はどうでしょう。
○委員長(中島里司)保健医療グループ主任。
○主任(小笠原敏子)保健医療グループの小笠原です。よろしくお願いいたします。
昨年の10月に切り替えを終了して、10月から新しいシステムのほうで開始させていただいています。台数のほうとしては95台で若干減ったのですが、誤報が減ったとか、消防署が1番の通報先になったということで消防には本当に多大なる協力をいただいているところです。一番は誤報がかなり減りまして、そういうガスセンサーの誤報等が減りまして、利用については非常に効果がある。使用方法については対象者が高齢者ということもございまして、再三、昨年もお話がありましたように、何回も使用方法については徹底をする必要があると思います。同じように民生委員さんに協力していただいて使用方法を説明していただいたり、町としても年に2回ほど確認のためにご本人のところに通知をしたいと考えています。以上です。
○委員(原 紀夫)かなり頑張っておられるということが、ただ今の答弁で理解出来ました。このシステムを入れてから、このお陰で重症になるところが軽症になったとか、あるいは命拾いをしたとかそういうことはあったのか、なかったのでしょうか。
○委員長(中島里司)保健医療グループ主任。
○主任(小笠原敏子)10月からシステム変更した後で緊急で出動した件数は1件となっております。これは本人が、心臓が苦しくなられて自分で通報をした経過があります。おかげさまで大事に至らず数週間で退院されております。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)いろいろと、我々含めて年寄りというのは、結構、大変な扱いをしないとならないところがあろうと思います。かなりご苦労は察して有り余るところがございますので、今後も大変だろうと思いますけど、重ねてのご苦労をお願いしたいと思います。
頁数が100頁です。失礼しました。101頁ですね。通所タクシーの関係です。これは平成23年でしたか24年でしたか、廃止というような気がしたのですが、これは何年に廃止ということなのか、この辺を。
○委員長(中島里司)保健福祉課参事。
○参事(佐藤典隆)保育所タクシーの件でご質問がありましたけども、昨年も委員からご質問があった内容かなと思います。23年度に廃止というのは実行プランの行革のなかでそういう方向性が出されていたのですが、当面、23年度という部分については必ずしもそれで、実施するわけではないという話は、昨年させていただきました。実態として24年度までは、進めていこうという考えでございます。保育所の今後の運営からトータルで考えていかないといけないと思っていますので、新年度に向けて全体の中で保育所タクシーの運行についてどうあるべきかという方向性も含めて検討してまいりたい。先ほども言いましたように、当面、24年度までは継続を考えてございます。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)23年であったのが必ずしもということ含めて24年以降になんとか努力をという話ですが、理由としては、子どもの減少と通所タクシーに乗るお子さんが少なくなってきていることも、原因に入っているのでしょうか。
○委員長(中島里司)保健福祉課参事。
○参事(佐藤典隆)現実に児童数というのは、若干減ってきている推移をしてございます。今後、そういうような部分もありますが、へき地のほうから保育所に通われるかたのために走らせています。全体の中で方向性を今後も考えていく場合に、トータルで保育所の在りようと、保育所タクシーの在りよう、当然、保育所タクシーについて廃止の方向とかそういう部分になりましたら、保護者とも協議をする中で進めていかないとならないと思います。何らかの廃止の方向が出ましたらそれに代わるような話し合いというのが出て、それに代わるような内容も検討していく必要があると考えてございます。必ずしも児童数が減ったから行うということではございません。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)通所タクシーの利用者の負担金が432千円。かかる委託料が6,864千円。相当、町民の目から見ても、高額だということが、以前から私も言われているのですが、1つの案として、朝、東団地から町営バスで子どもさんを送り迎えしております、このバスを有効的に活用したら、減らせるだろうという声があるのです。考えて努力したらなんとかなるという事を含めて考えられないことなのか、考えられることなのか、この辺はどうでしょう。
○委員長(中島里司)保健福祉課参事。
○参事(佐藤典隆)スクールバスが東団地のほうから走っているバス。このバスのついては、かなり老朽化されているようなバスを朝だけ運行されているのかと思います。これについても、いつまで利用できるか、かなりの走行距離もあります。それともう1つ、若干、難しい判断をします。そのバスを限られた時間の中で子どもたちをかなりの地域から町内の保育所のほうに運んでいますので、遠いところであれば40分・50分という単位で走らなければならない状況にあろうかと思います。現在、タクシーについても、路線的には7路線。バスについても3台で走っていますけど、そういう状況に中でも45分から50分という長い時間、子供たちを乗せている状況です。それを1台のバスで全地域を回ることになりますと、子どもたちは耐えられないと思います。お話のなかのスクールバスを利用するという部分では、担当として難しい問題だろうと考えております。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)バスがかなり古いバスであると。路線的にも広範なところを40分から50分小さいお子様をぐるぐる乗せて回るというのはなかなか大変ということですね。言われてみると、なるほどという気がいたします。しかし、こういう制度をとっているというのは、そうあまりないのではないかと私は理解しております。私の孫も隣町にいますが、町から6キロくらいのところを毎日1円も何もなしで日々、通っているのを見ると、清水町は、そういう面で町長もお話しております。保育を含めて非常に手当ての厚い町だということがつくづく感じたところでございまして、町民感情からすると、もう少し、沢山負担してもらったほうがいいという人もいますし、財政的に明るくなったから良いと言えばそれまでですが、そういうことは常日頃から町民のなかでも言われているところであります。
今、言われた事を総合的に見ると、古いバスで小さいお子さんを乗せて40分も50分も耐えられるか耐えられないということになりますと、子どもさんにあまりいい影響を与えない気がいたします。今後そういうことを言われたときは、私も今、言われた事を受けて、こういう状況にあるということで理解して欲しいと言おうと思いますけども、町としても今後2・3年先は廃止というような方向も考えではありますけども、そういう事を含めて検討していただいて、出来ることであれば長く続くように、私は子どもさんの親として助かるわけですから越したことは無いわけで、深まりのある検討をお願いします。
107頁です。学童保育所の関係ですが、これも同様に目玉として今年、1銭ももらわないでやる。これもまた、子育てに関係して温かい配慮をしている部分であります。これは、急遽1年間、今年だけはタダにするけども、来年からはもらわなくてはならないとか、そういうことは今回無料にした中で、検討されていたのかどうか。余地というのはあるのかどうかこの辺はどうでしょう。町長でも、総務課長でも結構ですから。
○委員長(中島里司)町長。
○町長(高薄 渡)予算の前の会議で昨年、この問題についても協議をしたところでございます。管内、大小はありますけども、学童保育に関わっては料金をいただいているという経過がございました。いただいているのですが、中学生まで医療費無料にするということがございまして、私としては、そのどちらを選択するかという事を考えております。結果、中学生まで行き、今年度の財政予算状況から見ると、かなりの額が医療費のほうに投入しなければならない。子育てという観点から、学童保育に関わっては従来どおり、私の任期中は少なくとも無料で子育て応援をしたいということでの考えに至ったところでございます。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)町長の任期中ということですから、当分の間無料になるということであります。多分、お父さんお母さんは喜ばれることだろうと思います。学童保育の中身なんです。保育する中で、保育所であれば、おやつがあったり飲み物があったり色々あるのでしょうけども、そういうものというのは、自分で持参してくるということになっているのでしょうか。
○委員長(中島里司)児童保育係長。
○係長(高金信昭)児童保育係長の高金でございます。よろしくお願いいたします。
学童保育所のおやつにつきましては、学童保育所の父母会が中心になりまして、運営をするかたちになってございます。父母会で毎月2,000円のお金を徴収いたしまして、その中で毎日のおやつを準備して保育士が3時半ないし4時におやつを出しているという状況になっております。
○委員長(中島里司)次の質疑ありますか。
妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)確認や何かも含まれますが、よろしくお願いいたします。86頁になります。老人福祉費でございます。その中に介護基盤緊急整備等特別対策事業補助金というのがございます。もう一つは介護療養型医療施設転換整備事業というのがありますが、この32・33の中身を教えていただきたいというのがです。お願いします。
○委員長(中島里司)福祉グループ主任。
○主任(池守輝人)福祉グループ主任の池守です。よろしくお願いいたします。
介護基盤緊急整備等特別対策事業の中身なんですが、昨年、厚生省のほうから新しい事業として提案されてきた事業でございます。施設が足りないので、緊急的に増やしていきましょうと定額補助金を出しますということです。今回、うちで受けているのは、グループホームに対して18,000千円、それと小規模老人保健施設、診療所等がやっている事業です。これについて43,750千円ということで、定額補助で入っています。これ以内であれば100%補助になるというような事業です。あわせましてそれらの施設も開設準備経費ということで、更に助成が入ってきてございます。これについては、常設分に対して一床あたり600千円の定額でございまして、グループホームで5,400千円、小規模老健で10,200千円の定額補助が入るというような補助でございます。
一応、介護基盤のほうだけ説明させていただきます。転換のほうはグループリーダーからお答えします。
○委員長(中島里司)福祉グループリーダー。
○グループリーダー(松浦正明)福祉グループリーダーの松浦と申します。よろしくお願いします。
転換の交付金につきましては、御影診療所の介護療養型の転換に関わる部分で、平成21年度基準単価であります一床あたり100万かける12床ということで12,000千円を予算化しております。先ほどと重複しますけど、介護緊急基盤のなかで小規模老人保健施設43,750千円につきましては、御影診療所で建てる29床の内転換が12床、その差し引き17床が増床というかたちになります。それに対して定額で43,750千円です。3点はそういうかたちになっておりますので、よろしくお願いします。
○委員長(中島里司)妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)随分、早口で言われたので頭の中に残っていないのですが、結論的にいうと、どこにどういうことをするのかはっきり分かればいいんです。金額はいくら聞いても分からないから、もっとこういうところでこういう事をするという説明をしていただきたい。しかも全額国庫の補助で、今、金額を言われましたが、何をするのかということをお話ください。よろしくお願いします。
○委員長(中島里司)福祉グループ主任。
○主任(池守輝人)大変申し訳ございません。介護基盤緊急ですけども1つは前田病院さんでやっています。グループホームうららの2階部分にあかりという高齢者下宿があるわけですけども、ここのところを改造して、そこもグループホームにします。あわせまして、その段階でスプリンクラーの設置も行いたいというような事業になってございます。それに大体1,800万円。そこには新しい人も入ってこなくてはなりませんから、それに対しての教育の関係とか、あとは備品、事務用品とか入るわけです。そういったものを準備して別個に一床当たり60万円の補助が出るということでございます。
もう一つの小規模老健については診療所のほうで改築されて出来るということで増床部分にかかる補助金ということになります。
○委員長(中島里司)妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)そしたら、33番の転換というのはどう使われるのか。さっき言ったけども、診療所の改築のときに使われると。そういう意味ですか。
○委員長(中島里司)福祉グループリーダー。
○グループリーダー(松浦正明)転換交付金につきましても、介護緊急基盤の整備につきまして、建設費について全体の建設費の内の、最終的に全体にかかる接分という形で12床分と17床で事業費を出しまして、それに対して交付されるということです。
開設準備費につきましては、開設されるまでの間、例えば、備品を購入しただとか事前に職員を採用していかないといけないので、事前研修費だとか、職員募集にかかるチラシを出したりなど、事前に開設前にかかる分について、かかる経費の内、一床当たり、60万円これにつきましては、転換分については補助が出ませんので17床の増床について交付されるかたちです。事業内容としては開設準備費にその部分他の転換交付金と、介護緊急基盤の43,000千円につきましては、建設費と考えていただきたいと思います。
○委員長(中島里司)妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)わかりました。
お聞きしたいのですが、どこに聞いたらよいのか分からないですけども、診療所の病床数を少なくして、色々と改築するということで、あとの予算には盛れないけども、はっきりしたら補正を組みたいといわれて、その部分もあるんですね、それはそれとしてやるんですね。これを絡めながらやると思いますが、それはそういうことでいいですか。
○委員長(中島里司)総務課長。
○総務課長(荒木義春)診療所の7床分の部分ですけども、今月、最近、設計があがってまいりましたのでこれは早い時期に補正を組ませていただいて、今年度分についての、御影診療所がつくります老健施設の供用部分、それと町の財産になる診療所分についての補正を組んで同時に着工していきたいと思います。
○委員長(中島里司)妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)よく分かりました。
99頁の保育所のことについてお願いしたいと思います。金額がどうのこうのではなくて実態を聞きたいのですが、両方の保育所がはいっていますが、募集をかけて大体決まるのだろうと思います。どんなことになって、人数として、例えば入れない人がいるとか何とかということになっていないかということを確認しておきます。
○委員長(中島里司)児童保育係長。
○係長(高金信昭)お答えいたします。3月1日現在の入所申し込み状況でございます。
第一保育所につきましては、定員120名で77名の申し込み、第二保育所は定員80名で27名の申し込み、御影保育所は定員80名で71名の申し込み、へき地保育所につきましては定員50名で17名の申し込み、幼稚園につきましては90名の定員で57名の申し込みということでございまして、全て定員内であり待機児童はございません。
○委員長(中島里司)妻鳥委員、今のを聞きましたら勉強会ですね。内容を知るという。これはこの委員会を始まる前に担当課で聞けることは聞いて、そして質疑をここに持ってくるという議運からそういうお話がありましたのでそのように心がけていただきたいと思います。
妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)次に、学童保育で107頁。
学童保育所が変わりました。今度からは学童保育所になりましたね、児童館から。両方でやるわけですが、児童クラブの関係で、児童クラブはここで持つわけだから、その組織が別にありますよね。そこらへんはどうなっているのでしょうか。
○委員長(中島里司)児童保育係長。
○係長(高金信昭)21年度までの学童保育所というものを22年度から名称を改めて、学童クラブという形で運営をいたします。内容につきましては学童保育所と同一のもので運営をいたしますので組織的には変わりはございません。
○委員長(中島里司)妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)名称は学童保育所でしょう。
○委員長(中島里司)児童保育係長。
○係長(高金信昭)名称は学童クラブということで運営をいたします。22年度より学童クラブということで運営をいたします。
○委員長(中島里司)妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)学童クラブで運営するということはどういうことか。学童保育所運営費でしょう。
○委員長(中島里司)保健福祉課参事。
○参事(佐藤典隆)科目的には学童保育所運営費というかたちで従前と同じような科目を設定させてもらっています。係長がお話ししたように、新年度からは学童クラブとして、名称を変えて運営をするということでございます。
○委員長(中島里司)妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)放課後クラブというのがございますが、これですか。ここの名称に書いてあるのは。そういうことですか。
○委員長(中島里司)児童保育係長。
○係長(高金信昭)色々、名称が出て交錯していて申し訳ございません。
国における事業名、もしくは国におけるガイドラインの名称が統一されないまま載せてございまして、本来でならば、国のガイドライン等の名称で全て統一して、学童クラブということでこういう内容も載せておくのが当然のことだったのですが、学童クラブの名称だけを使わせていただいて変更ということで運営というかたちに取らせていただくことになっております。
○委員長(中島里司)挙手がなければ次に行きますが。
次に、この項目で質問のある方は何人おられますか。
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○委員長(中島里司)ここで休憩いたします。
○委員長(中島里司)休憩前に引き続き会議を開きます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(中島里司)質疑ありますか。
3番、西山輝和委員。
○委員(西山輝和)89頁の在宅支援費で、この在宅支援を受けている方の人数を教えて欲しいのですけども、20年度と比べて21年ですね。どのくらい人数が増えているか、もしわかれば教えてください。
○委員長(中島里司)答弁を求めます。
保健医療グループ主任。
○主任(小笠原敏子)在宅支援費の中の在宅福祉サービスとしての人数ですけれども、在宅福祉サービスは移送、除雪、給食となっておりますが、移送サービスは21年度、直近のところでは18名の方が受けております。除雪サービスは92件、給食は63件、いきがいのデイサービスは5名の方が受けております。以上です。
○委員長(中島里司)西山輝和委員。
○委員(西山輝和)ありがとうございます。最近ひとり暮らしの方が多くて、介護認定まで行かない人が結構多いんですけども、病院に行っても介護を受けるまでもない元気のいい方で、ちょうど住宅の掃除ですとか、ちょっとしたことなど用事を足してもらいたいのにはどうしたらいいですかと聞かれたんです。介護認定になっていないと、デイサービスは受けられないのでしょうか。
○委員長(中島里司)保健医療グループ主任。
○主任(小笠原敏子)デイサービスに関しては、介護認定を基本的に受けていただいて、利用するかたちになります。在宅福祉サービスの中で出張としては、いきがいのデイサービスという事業を持っておりますので、非該当になった方に対して、週に1回デイサービスを提供するということが出来ます。掃除ですとか、家事の援助の部分に関しても、介護保険の申請は一応していただくんですが、非該当となった場合においても、週1回の自立性の訪問ヘルプサービスということで、週1回3時間まで家事援助ということではお手伝いをさせていただくことが出来ます。対象要件がございますが。
○委員長(中島里司)西山輝和委員。
○委員(西山輝和)ありがとうございます。わかりました。
一人暮らしの方にどうしたらいいのか聞かれても私たちもどうしたらいいかと思い返事に困ったので、相談しておきますと言っておいたのですが。お正月に腰が痛くて動けなくて、助けて欲しいと電話が来たので、お正月に、町のほうは休みで誰もいませんでしたので、小笠原さんのところに電話をして、助けていただいてありがとうございました。
保育所のことでお聞きします。例年、草刈りをしているのですが2回ということで、今年も同じ2回で予算をみているのでしょうか。
○委員長(中島里司)児童保育係長。
○係長(高金信昭)予算的には面積をもって、その単価で予算を取っておりまして、その面積が大きければ、草の生えている部分について、2回で出来る場合もございますし、1回でその予算を使い切ることもございます。その場合については、所長と相談しながら進めているところでございます。
○委員長(中島里司)西山輝和委員。
○委員(西山輝和)御影保育所なんですが、回りに草があり、タンポポ畑になって、余りにもひどくて、花粉症の子がだんだん出てくるような状態で父母達にお願いをして、1回、2回自分たちで刈ってもらっているんですが、もう少し何とかならないかと思っています。子どもたちがいるので、薬や何かは撒けないので仕方ないですけども、何か。
○委員長(中島里司)保健福祉課参事。
○参事(佐藤典隆)係長からお話がありましたように、各保育所につきましては、面積に応じて年間2回、予算を計上させていただいています。御影保育所については、今、おっしゃったように、他の保育所と比較しますと芝生の部分が多くなっていますのでその部分でお話があったように、地域の方にご協力をいただいて草刈り等を必要に応じてやっていいただいているのが現状です。予算的には各保育所と同じように対応させてもらうようなことなので、今後も、保護者の方ともお話をしながらそういう方法を取らせていただけるのであれば、そういう方向で進めていただきたいと思います。
○委員長(中島里司)西山輝和委員。
○委員(西山輝和)分かりました。草を刈る機械を、もし、町で使っているもので貸していただければ、自分たちでやるから、助かるから何とかならないのかと言われたのですが、その辺も十分検討しておいてください。
○委員長(中島里司)次の質疑を受けます。
口田邦男委員。
○委員(口田邦男)1点だけお伺いします。
82頁の戦没者追悼式です。この追悼式そのものに対して、とやかく言うつもりはございません。勿論、大事なことだというふうに理解しております。しかし、これに鑑みて、今、御影では忠魂碑というものがあります。それから、清水には名前はわかりませんが慰霊塔がありますね。それとの関わりが、かなり古い昔の話ですが、この中で現状を把握しているのは何人いるのか。ひょっとしたらおられないかもしれませんし、今の石碑はどういうことになっているのか知りたいわけなんです。というのは私のおじさんになられるかたが2人戦争で亡くなっております。他人事ではございませんので、いずれははっきりして、今ある忠魂碑を厳かにしてはいけないですので。ただし位置付けがどうなっているのか、古い先輩人達に聞くと「そうでないかな。」という答えしか返ってきませんので、話しによると、御影の忠魂碑のことを言わせてもらえば、「あれは章を抜いてあるからただの石ころだよ。」という人もおられますし、「冗談じゃない、まだちゃんと章なんか抜いてないからとんでもない話だ。」という事をいわれる人もおられますし、はたしてどれが本当なのか、当時の馴れ初めが分かれば。分からなかったら調べてもらいたいし、そこら辺はどうでしょうか。これは担当課ではなしに、全般的にお願いします。
○委員長(中島里司)町長。
○町長(高薄 渡)私も深くは分かりませんけども、御影忠魂碑については、当時の御影村時代からの戦没者追悼の会があったかと思います。以後、清水地区にもありまして、清水神社の境内にあったわけであります。清水公園が出来て、その一角の用地に移転した。その後、平和の塔ということで清水1本というかたちで行われて、清水平和の塔というかたちになったわけであります。御影間と清水間の距離感もありますので、伝統を重んじて御影の地区は御影の慰霊塔でお参りする、維持していくと、戦没者の会が遺族会ということで1つになりましたので、全体を見ていくという話になっていたかと思うんです。その後、どう経過したのかはわかりませんけども、だんだんご高齢になって、初代から見て、三代くらいになってきている。非常に維持していくのが大変だというお話は聞いております。そういう面で、遺族会としてはあくまでも平和の塔というかたちのなかで、協賛会というのがありますので、解散していないと思いますが、平和の塔の協賛会はあります。御影については、従来のとおりしかたがないということになって、その辺が遺族会のなかでかなり異論というか議論というか、そういう解決はしていないのではないかと私は思います。それ以上のことはお話したことがございませんので分かりませんが、よく担当課の方と遺族会の方とよくお話を伺ってみて、現状はどうなっていくのか、将来はどうなっていくのかを位置付けしなかったら、よくないのではないかと思うんです。
○委員長(中島里司)口田邦男委員。
○委員(口田邦男)そのとおりで、町長がわからないということであれば、わかる人は本当に少ないと思うんです。昔の当時か顧みて実際はこういうことだったということを一つ明らかにして欲しいです。御影の忠魂碑は何もやっていないのかと思っていたら、何かお祭りをやっているという話が聞こえるのですが、私のところは遺族の関係ですから、例えばそういったお祭りであれば当然、案内があって然るべきだけども案内も何もない。どういうことになっているのか、問題ですので調べていただきたい。お願いいたします。
○委員長(中島里司)町長。
○町長(高薄 渡)大変重要なことでありますから、よく遺族会の方々と協議をしてもらって、町がやるということにはなりませんけども、しっかり清水遺族会の御影ということになっていますので、その辺のことを整理する必要があると思いますのでよく調査させていただきたいと思います。
○委員長(中島里司)他に質疑ありますか。
荒木篤司委員。
○委員(荒木篤司)83頁の負担金、補助金の中で、十勝地区里親会負担がございます。これは清水町に里親会という会があるのかないのか。なければ、この負担金というのはどういうかたちでこういうふうになっていったのかと思うのですが、いかがでしょうか。
○委員長(中島里司)答弁を求めます。福祉グループ主任。
○主任(中村富志男)ただいまのご質問ですが、清水地区には里親会はございません。これについては十勝地区全体の協議会ということでそちらに負担金としてお支払いしております。
○委員長(中島里司)荒木篤司委員。
○委員(荒木篤司)今、世の中がどういうことなのか分かりませんけども、親が子どもへの虐待で死亡までさせてしまうというような状況が、全国で毎日発生しているというくらい発生していますよね。そういう中で、この里親制度というのは大事なことなのかと思います。清水町で表に出るような虐待が発生しているという状況はないだろうと思いますが、どうですか。
○委員長(中島里司)福祉グループ主任。
○主任(中村富志男)清水町では年間、数件の事案がございます。ただケース会議等で担当者を集めて協議をして、児童相談所にも入っていただいて、そういう場合は対応させていただいております。
○委員長(中島里司)荒木篤司委員。
○委員(荒木篤司)これ以上いくつもりはございませんけども、こういう問題、里親制度というものも含めて清水町としても何らかの方法を考えて欲しいと要望しておきます。
86頁の老人クラブ連合会134万円がありますよね。これは、実際老人クラブが維持していくのに会員が集まらなくて大変だとよく言われているのですが、そういう話は聞いたことはありませんか。
○委員長(中島里司)福祉グループ主任。
○主任(中村富志男)各単位老人クラブが13ございますけども、年々会員が集まらなくて困っているという話を受けております。現在、会員数全体で、老人クラブ連合会に入っているのは767名でございます。昨年から50名程減っておりますので、毎年減っている状況にはございます。
○委員長(中島里司)荒木篤司委員。
○委員(荒木篤司)自分たちの周りを見てもそうなんですが、65歳から対象なるのか、クラブによって違うのか分かりませんけども、一応、老人と言われる年齢が65歳ですからそうなのかと、結局は65・66・67・68歳、70歳近くまで、自分がそれぞれのやれる範囲のなかで仕事をしているという人が、周りを見るとたくさんいるんです。そういう状況を踏まえて、老人クラブの在り方をどうしたらよいかということについて、考えてもらいたいです。いかがでしょう。
○委員長(中島里司)保健福祉課長。
○保健福祉課長(阿部一男)うちの主任から申し上げましたように、清水町の老人クラブの加入率を見ましても、管内に比べますと26.5%ということで、管内に比べて相当低い位置にございます。健康増進という意味も含めまして、老人クラブの中で活発に活動してもらうということも大事なことですし、シルバーセンターの中で適度な労働をしてもらうことも大事なことでありますので、老人の方々の老人クラブの在り方というのを、以前、昨年におきましては、町長に会員増員の協力お願いする要望もございました。その辺も含めまして、しっかりと老人クラブの役員の中、全体の中で検討してまいりたいと考えております。
○委員長(中島里司)荒木篤司委員。
○委員(荒木篤司)最後に一般質問に関して町長から前向きな答弁をいただきましたけども、担当としては清水町の老人会、高齢者の在り方というものを介護という部分も含めて、この間お話したように、介護保険一つにおいても、どんどんボリュームが大きくなっている現実があります。今年は町が色々お金を工面して、介護保険料を上げないでいることをおっしゃったわけです。それをいつまでも続けているわけにはいかないので、すぐに上げなくてはならないように、どんなことを考えていますか。そうならないためには、施設介護の在り方というものを根本から考え直さないといけないと思いますが。違いますか。
○委員長(中島里司)保健福祉課長。
○保健福祉課長(阿部一男)国も含めて私たちの町村も含めて、基本的な介護制度の在り方、方向性といたしましては施設は最後の手段であって、選択肢であって、それ以前に在宅のなかで治していく、あるいは地域密着型の施設サービスも使いながら、そういったことのなかで元気を回復していくということが基本姿勢であります。そういうものの中で、老人クラブとどういう関係かになりますと、元気で生活するという一番の入り口は、清水町は、趣味でダンスだとかいろいろなもののなかでいろんなところで活躍しております。それがありながらも老人クラブの会員比率が少なくなっている、減少というものもありますのでこういったところは、老人が健康で生活するところの、老人クラブの加入というのは第一でもありますので、会員の増加を図りながら更に活動の充実というのは、今後、大事な方向性の一つではないかと認識しているところでございます。
○委員長(中島里司)荒木篤司委員。
○委員(荒木篤司)10年以上も前、議会で北海道の介護保険の保険料の高いところは、大体のところを見ると、人口が少なくて大変だという所はあります。しかし、南幌町が札幌のすぐそばにありますが、介護保険料が全道で3番目か4番目だったんです。何でそんなに高いのかということで訪問したところでございます。分かったことは、介護施設、グループホームだとか特老も含めて色々なものがどんどん建つのだそうです。当時は、道が許認可権を持っていたので、どうしようもないという話なんです。一生懸命、担当課長はグループホームに怒っていて、何故かと考えたらそういうことだったんです。そういうものを建てたらなかに入る人を連れてきて、南幌町の介護保険で運営するというやりかたをやらざるを得ないということだったんです。施設が増えるということは、介護保険料の負担が高くなって、大変なことなんだとわかりました。清水町の在り方としても、先々で、どうするかということについては、今のうちにしっかり考えておく必要があるのではないかと思います。課長にお聞きします。
○委員長(中島里司)保健福祉課長。
○保健福祉課長(阿部一男)非常に頭の痛い問題で、施設を増やせば当然、介護保険の給付が上がっていくというのは、ある意味、比例している部分もあります。荒木委員が一般質問で質問していましたように、介護のあり方の姿として、なるべく在宅でやりたい。しかし、入所するにしてもなるべく近くのところで入所して家族の見守りがあるというようなところを希望している老人が多い、介護保険者が多いということを聞いておりますので、清水町といたしましては、多少、増加の方向で入所や何かを、地域密着型の部分で増加の傾向でいますけれども、介護保険としては、各地に散らばっていても、同じ保険料はうちから出ているというような状況もあります。そういう人たちを呼び戻して、家族とより密接に生活できるようなかたちのなかでというのも方向として大きく考えていかなければならないというところもあります。その辺の介護保険の増額給付が市町村の負担もかかり、介護の第1号被保険者の保険料が上がるということの中で、うまくバランスを取りながらこれから十分に判断する、相当中身を検討して行きながら方向性を決めていかないとならない部分もあるのかと認識してるところでございます。
○委員(荒木篤司)終わります。
○委員長(中島里司)他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶものあり)
○委員長(中島里司)質疑なしと認めます。
これで民生費の審査を終わります。