平成22年度予算審査特別委員会(3月18日_一般会計_労働費)
○委員長(中島里司)これより、第5款、労働費、124頁125頁の審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば、説明願います。なお、発言する際に初めに職名を言っていただきますようにお願いいたします。
産業振興課長。
○産業振興課長(八木正明)産業振興課長の八木でございます。よろしくお願いします。
私からは第5款の労働費につきましてご説明をさせていただきます。
労働費の総額につきましては20,833千円で前年度と比較いたしまして、5,636千円の増額でございます。先般、副町長から予算概要の説明でも申し上げたところでございますけども、昨年度は補正予算で対応をさせていただきました緊急雇用創出推進事業につきまして、今年度は当初予算から計上することによる増額でございます。事業内容といたしましては4つの事業を計画しているところでございます。1点目につきましては道路や公園などの環境美化及び街路樹の剪定作業にかかる雇用、2点目につきましては商工観光連携による直売所の業務補助にかかる雇用、3点目につきましては冬道の道路の保全作業にかかる雇用ということで3つの事業と合わせて委託事業といたしまして一本予算を計上させていただいているところでございます。
昨年度から実施をしております、新卒者にかかる就労支援事業につきましても雇用情勢が昨年よりも大変厳しい状況の中で、引き続き事業を実施するための予算として2,546千円を計上させていただいたところでございます。以上申し上げまして説明とさせていただきます。ご審議の程よろしくお願いいたします。
○委員長(中島里司)これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)ただいま、課長から説明をいただきました緊急雇用創出関係の事業の労務については、今年の計画は説明されましたが、昨年の例を取っていただいてかなり多くの労務があるということになっているのか、その辺で集まりづらいとかそういう苦労はないのか、その辺はどうでしょう。
○委員長(中島里司)産業振興課長。
○産業振興課長(八木正明)昨年も同じ事業を取り組まさせていただいたところでございますけども、当初、募集をした1本の事業につきましては12名ほど応募がございまして、町の採用としては1名の採用でございましたので、面接をさせていただいて決定して、仕事をしていただいたという経過がございます。その他の事業につきましても、複数名応募がございまして2名なり3名の雇用をさせていただいて、仕事をしていただいたという経過でございます。以上でございます。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)今年の事業としてみている道路の保全だとか道路・公園等の美化に関わる維持関係ですか。これというのは、昨年は全くこの関係ではやられていない事業のことなのでしょうか。
○委員長(中島里司)産業振興課長。
○産業振興課長(八木正明)昨年も実施をしている事業を継続して、今年につきましても予算を計上させていただいたところでございます。
○委員長(中島里司)原紀夫委員。
○委員(原 紀夫)街路樹あたりの剪定だとかもこれに一部入っているのですね。町から例年、委託業務としているのか街路樹を去年あたりの春先から大掛かりにやられていましたが、あれは毎年やっている事業ということで、それの補完的な部分を緊急雇用創出の中で今後やるという理解でよろしいのでしょうか。
○委員長(中島里司)産業振興課長。
○産業振興課長(八木正明)この事業につきましては昨年から出来ました事業で、21年・22年・23年度までの事業でございます。原委員がおっしゃられた街路樹につきましても、昨年から通常やっている街路樹などの剪定作業として緊急雇用で1名雇用を増員させていただいて実施しているところでございます。
○委員長(中島里司)他に質疑ありますか。
妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)関連して、雇用創出ですから委託をどうするのかはわかりません。就労支援の方は1年だろうと思いますが、下の事業の緊急雇用についてはどういう期間で緊急雇用をするということになるのか、そこら辺をちょっと教えていただきたいと思います。
○委員長(中島里司)産業振興課長補佐。
○課長補佐(堀田政洋)産業振興課課長補佐の堀田です。
妻鳥委員のご質問なんですが、4事業やっておりまして、道路公園環境整備事業につきましては、5月1日から7月31日までの3か月間、河川防災マップ化事業、これは委託事業なのですが、5月1日から同じく7月31日の3か月間と商工観光の連携による農畜産物直売事業につきまして、予定では7月1日から9月30日、冬道の道路保全対策事業につきましては11月1日から翌年の3月31日までを考えております。
○委員長(中島里司)妻鳥公一委員。
○委員(妻鳥公一)ちょっと期間が短い。緊急雇用だから仕方ないのかなと思います。もう少し安定的に働く人が期間が長かったらよいのではないかと思っているのですが、そうすると人数が少なくなるとかいろんな用ができなくなることがありますので、町長にお伺いします。予算をつけるとそれが長くなるということは出来るのですが雇用促進という意味でも、町長いかがでしょうか。
○委員長(中島里司)町長。
○町長(高薄 渡)今の経済状況でありまして雇用の大変なときでございますので関連してくる、必ずや国の政策とも関わってくると思いますので、国の政策を見極めながら、もう1つ、政府で新年度予算やっていますけども、情報ではすぐ新たに補正で緊急対策事業が打たれるように聞いております。多分そこで雇用の関係も生まれてくるのではと予想していますので、なければそれだけの該当者が町内にたくさんいるということになりますと、少しそこで対策をしなければならないと思っております。
○委員(妻鳥公一)終わります。
○委員長(中島里司)他にありませんか。
(「なし」と呼ぶものあり)
○委員長(中島里司)質疑なしと認めます。
これで労働費の審査を終わります。