平成22年度予算審査特別委員会(3月18日_一般会計_土木費)
○委員長(中島里司)これより、第8款、土木費、147頁から159頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。なお、発言する際には、初めに職名を言っていただきますようお願いいたします。
都市施設課長。
○都市施設課長(栗本勝矢)都市施設課長、栗本です。
22年度予算におきまして、新規及び増額になった分について説明させていただきます。
道路維持費につきましての委託料、道路台帳修正業務委託料につきましては、清水・新得間の高速道路の側道が町に移管されます。町道として維持するための台帳及び台帳図の作成をするために、委託料が例年より増額となっております。同じく工事業費であります。道路区画線設置工事については毎年4キロほどずつ実施していますが、町内の舗装延長は約400キロメートルございます。そのなかで毎年4キロメートルずつやっていてもかなりの年数が経ち、色が薄くなってくるという状況から、本年度は倍増の8キロほどの予算を計上させていただいたところでございます。
除雪対策費であります。ここ2年ほど異常気象で、かなりの降雪量が例年より多く、毎年補正予算をさせていただいて実施しております。22年度につきましては異常気象が続くということが想定されますので、例年補正後並の予算で実施させていただきたく計上させていただいております。
道路新設改良費につきましてです。委託料で橋梁長寿命化修繕計画調査点検委託料を計上させていただいておりますが、これにつきましは、現在、清水町に277橋があります。平成26年以降に架け替えをする場合には橋梁の長寿命化計画に基づくものに限るというかたちのなかの国の補助採択基準が改正され、これに基づき清水町も調査点検し25年度までに長寿命化計画を作成するものです。そのための橋梁の調査点検を22年度は85橋分の予算を計上させていただいております。
古潭橋の橋梁架替実施設計委託料です。古潭の橋梁架替えは23年度より本工事に入る予定で22年度でに実施設計の委託料を新規に計上させていただいております。
工事請負費ですが、毎年道路新設改良という形の中で工事をしておりますけども、本年度も清和南1条他2路線の改良舗装工事を実施しようとして計上させていただいております。
古潭橋の解体工事です。23年度から実施する旨に向けまして現在の旧古潭を解体する旨の予算を22年度に計上させていただいております。
住宅管理費の関係です。需用費のなかで修繕料につきましては、毎年入退居のたびに住居を修繕して新しい入居者に入っていただくということで進めております。毎年かなり補正をさせていただいております。長期入居者が退居するときにかなり大幅な修繕料がかかっております。22年度につきましても実績ベースを基本に予算を計上させていただきました。
清和団地の関係です。21年度策定となります公営住宅の長寿命化計画に基づき仮称ですが、まちなか団地、建替え計画にある清和団地にかかる用地測量及び基本計画にかかる住宅建替え基本計画基礎調査という委託料を新規に計上させていただいております。以上が新規及び大幅に増額になった分ということで説明に代えさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○委員長(中島里司)これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子)今年度から測量が始まります古潭橋の関係でお尋ねします。今の説明ですと、23年度から本工事に入るということでございますが、これはいつ完成予定ですか。
○委員長(中島里司)都市施設グループ主任。
○主任(小林 進)都市施設グループ主任、小林でございます。よろしくお願いいたします。完成予定は24年度秋口を予定しております。
○委員長(中島里司)奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子)総事業費はいくらですか。
○委員長(中島里司)都市施設グループ主任。
○主任(小林 進)総事業費は3億7,000万円の予定でございます。
○委員長(中島里司)奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子)財源の確保はどうしますか。
○委員長(中島里司)都市施設グループ主任。
○主任(小林 進)国の補助が60%であとは起債です。
○委員長(中島里司)奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子)これは何年の償還予定でしょう。
○委員長(中島里司)財政係長。
○係長(山本 司)財政係長の山本です。地方債につきましては過疎対策事業債という地方債を発行いたしまして、償還期間は12年です。その内の最初の3年間は元金据え置きで利息のみ払うということになってございます。なお、借入れ金額の元利償還金の70%に対しまして地方交付税措置がございます。
○委員長(中島里司)奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子)事業を興す場合ですと、今のようなものをきちんと事務事業のマネジメントシートを作成して提出すると、そういう考えはないですか。他の町村では全部実施しているところもあります。償還の予定だとかも入っておりますし、何年後で架け替えができるとかも出していただければ、私ども議員は審査しやすいというのもありますので、考えられませんか。
○委員長(中島里司)総務課長。
○総務課長(荒木義春)先般、町長からも答弁させていただいていると思いますけども、マネジメントシートは私ども勉強させていただいております。1事業ごとのシートでございますけども、それについては勉強しながら検討させていただきたいです。
○委員長(中島里司)奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子)これから勉強するということは、こういう部分では町の取組みがかなり遅いと思います。来年の予算からは付けてもらえるのでしょうか。
○委員長(中島里司)総務課長。
○総務課長(荒木義春)そのように努力をしていきたいと思っております。
○委員(奥秋康子)それでしたら終わります。
○委員長(中島里司)他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶものあり)
○委員長(中島里司)質疑なしと認めます。
これで土木費の審査を終わります。