北海道清水町議会

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平成22年第3回定例会(3月11日_日程7)

○議長(田中勝男) 日程第7、議案第14号、非常勤職員の報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例について、議案第19号、重度心身障害者及びひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第20号、平成22年度清水町一般会計予算の設定について、議案第21号、平成22年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定について、議案第22号、平成22年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定について、議案第23号、平成22年度清水町老人保健特別会計予算の設定について、議案第24号、平成22年度清水町介護保険特別会計予算の設定について、議案第25号、平成22年度清水町公共下水道事業特別会計予算の設定について、議案第26号、平成22年度清水町集落排水事業特別会計予算の設定について、議案第27号、平成22年度清水町簡易水道事業特別会計予算の設定について、議案第28号、平成22年度清水町上水道事業会計予算の設定について、以上、11件を一括議題とします。

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○議長(田中勝男) ここで休憩します。

○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。

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○議長(田中勝男) 議案11件について、提案者より提案理由の一括説明を求めます。副町長。

○副町長(安曇達雄) それでは平成22年度予算案のご審議をお願いするにあたりまして、概要のご説明を申し上げたいと思います。お手元のほうに、予算に関する資料、平成22年度清水町全会計当初予算案説明資料をそれぞれ、お配りをさせていただきましたので、まずは、予算に関する資料、1頁をお開きいただきたいと思います。説明につきましては、配付させていただきました説明資料に基づきまして、沿って申し上げていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 最初に平成22年度の一般会計、7特別会計及び1企業会計の予算総額は、9,736,140千円。対前年比1.2%の減になったところでございます。主な特別会計の内容につきましては、国民健康保険特別会計では、医療保険給付費の減少見込みにより前年度対比56,000千円、4.0%の減となってございます。後期高齢者医療特別会計では、保険料改定及び対象者の増によりまして、広域連合への納付金が増となったため16,000千円、12.0%の増になってございます。老人保健特別会計については、医療制度改革により平成20年3月診療医療分で医療給付が終了となってございます。平成21年度精算分のみの予算計上でございます。介護保険特別会計においては、居宅介護サービス、介護予防サービス等の保険給付費の増により、対前年比で33,400千円、4.0%の増でございます。公共下水道事業特別会計で、478,900千円で54.4%の減、集落排水事業特別会計では、53,300千円の減でございますが、いずれも公的資金の補償金免除に係る繰上償還及び借換債発行の完了に伴う減でございます。簡易水道事業特別会計では、美蔓簡易水道の公債費の増加に伴う3,300千円の増でございます。上水道事業会計においては、配水管布設替事業及び浄水場機器更新整備事業等によりまして9,300千円の増となったところでございます。
 次に、一般会計の概要についてご説明を申し上げたいと思います。予算に関する資料の裏側になります。2頁をご覧いただきたいと思います。それぞれ歳入歳出を載せてございます。
 平成22年度一般会計予算総額は6,555,000千円、対前年比で405,000千円、6.6%の増額予算となったところでございます。主なものを申し上げますと、公債費が公的資金の補償金免除に係る繰上償還、これの完了等による減少、道営熊牛中地区担い手畑総事業等の減少の一方で、民生費で老人保健施設等の改修事業や、子ども手当の創設等による増、衛生費では、御影診療所整備資金貸付金等による増、土木費では道路橋梁整備事業費の増、総務費では退職手当追加費用負担金の追加や新規採用職員等人件費の増によるものでございます。
 平成19年12月に策定いたしました、行財政健全化実行プランの第二次3か年計画、平成20年度から22年度になりますけれども、これに基づきまして、人件費の独自削減等の行財政改革を継続しつつも、景気悪化による雇用・経済対策をはじめ、地域医療の確保、子育て支援対策など新たな行政課題にも柔軟に対応した編成を行ったところでございます。なお、歳入歳出の不足額110,003千円については、基金からの繰入補てんを行ったところでございます。
 歳入歳出の概要の主なものを説明させていただきます。
 歳入の1款の町税でございますが、1,138,993千円で前年度比、8,839千円の増でございます。主なものは、個人町民税で前年度実績見込額を勘案し10,000千円の増、法人町民税では景気動向により16,220千円の減、固定資産税で新・増築家屋等の増等による17,469千円の増、町たばこ税では税率のアップと売り上げ本数の減少を勘案し2,900千円の減、こういった主な内容でございます。
 8款のほうにまいりますけれども、自動車取得税交付金ですが、これは税制改正によりまして道路特定税源の一般財源化とされ、今年度から1年分が交付されることにより、4,000千円の増額となりますが、旧法による自動車取得税については、説明資料では廃目となっておりますけれども、廃項でございます。廃項により、結果として1,000千円の増となったところでございます。
 9款に入りますけれども、地方特例交付金については、自動車取得税交付金の減収補てん分及び町民税からの住宅取得控除に伴う減収補てん分、子ども手当の市町村負担分の補てん分で、前年度比5,800千円の増となりますけれども、特別交付金、これも廃項によりまして、結果として3,800千円の増となったところでございます。
 10款に移りますが、地方交付税につきましては、3,160,000千円と、前年比較で250,000千円増を計上しております。主な内容でございますが、普通交付税で新たに「地域活性化・雇用等臨時特例費」が新設され、雇用対策や地域資源を活用した地域づくりの経費として、算定されますけれども、公債費の減少に伴う普通交付税算入分の減少や、景気悪化による地方への配分額への影響を加味しながら、平成21年度交付決定額3,008,291千円と比較をいたしまして、8,291千円減の3,000,000千円を計上し、特別交付税につきましては、前年度と同額の160,000千円を計上させていただいたところでございます。総額で3,160,000千円を計上させていただきました。
 12款に入りますけれども、分担金及び負担金は、道営熊牛中地区担い手畑総事業の完了などによりまして、13,416千円の減の96,838千円を計上したところでございます。
 13款にまいりますけれども、使用料及び手数料は、牧場冬期舎飼頭数の増、それから畑地かんがい用水管理使用料の新設等によりまして19,179千円の増でございます。
 14款の国庫支出金に移りますけれども、301,831千円で、前年度と比較をいたしまして133,523千円の増となりますけれども。主な内容は、子ども手当負担金の新設、それから御影診療所介護療養型医療施設転換整備補助、古潭橋架替事業の補助等でございます。
 15款になりますけれども、道支出金でございますが、361,737千円で、前年度比で95,895千円の増でございます。主なものでございますが、グループホーム及び小規模老人保健施設整備補助、国勢調査、知事道議会議員選挙事務委託金等でございます。
 18款繰入金ですが、110,003千円でございますが、説明資料の2頁のほうで、大変恐縮でございます、11,003千円になってございます。大変恐縮でございます、これをご訂正いただきたいんですけれども、正しくは、110,003千円でございます。国営土地改良事業償還金の償還財源とするために公共施設建設等基金から100,000千円を充てるものでございます。
 21款の町債でございますが、449,500千円で、対前年度比51,300千円の増となっております。主な内容は、土木債で清美南5条道路改良舗装整備事業ほか4つの事業で、141,600千円を計上いたしまして、臨時財政対策債は財源確保といたしまして300,000千円を予定したところでございます。
 次に、右側の歳出のほうに移りますけれども、歳出の概要でございますが、2款の総務費730,059千円で、対前年比で103,170千円の増でございます。主な内容といたしましては、一般管理費で退職手当の追加費用負担金の精算による追加及び新規採用職員等による人件費の増、参議院議員選挙費等の執行経費の増でございます。
 3款の民生費でございますが、1,243,968千円で、対前年度比193,676千円の増でございます。主な内容では、グループホーム等の整備に対する介護基盤緊急整備等特別対策事業補助金、子ども手当給付費等でございます。
 4款にまいりまして、衛生費は820,902千円で、対前年比159,420千円の増でございます。主な内容は、救急医療対策事業補助金、御影診療所整備資金貸付金、環境衛生費で、葬斎場改修工事、清掃センター修繕工事等によるものでございます。
 5款の労働費でございますけれども、20,833千円で、緊急雇用創出推進事業等の計上によりまして、5,636千円の増になります。
 6款の農林業費は、782,768千円で対前年比58,512千円の減でございます。主なものでございますけれども、公社営畜産基地建設事業完了、道営熊牛中地区担い手育成畑総事業の完了、松沢地区交換分合事業完了等によるものでございます。
 7款の商工費ですが、84,730千円で対前年比10,914千円の増であります。主な内容でございますが、企業立地促進条例に基づく補助金、消費生活相談窓口の強化等、補助事業導入等による増額でございます。
 8款の土木費は、605,177千円で対前年度比150,196千円の増でございますが、主な内容は、除雪対策費の増、古潭橋橋りょう整備事業、清和南1条道路改良舗装整備事業等による増でございます。
 9款の消防費でございますが、293,182千円で対前年度比2,932千円の増でありますけれども、御影消防団90周年記念事業等によるものでございます。
 10款の教育費は、690,565千円で対前年比24,520千円の増でございます。主な内容は、選手等派遣費の増、特別支援学級支援員の新規雇用、児童生徒用学習机及び椅子の更新、放課後子ども教室開設日の増、文化会館30周年記念事業等によるものでございます。
 12款の公債費ですが、1,109,466千円で、対前年比で176,898千円の減でございます。長期債の一部償還完了による元金及び利息の減でございます。
 次に、3頁のほうに移らさせていただきます。3頁には歳出特定財源の内訳を記載してございます。特定財源は1,441,344千円と前年度と比較いたしまして200,632千円の増でございます。主な内容は、国庫支出金及び道支出金で子ども手当創設による負担金の増、御影診療所介護療養型医療施設転換整備にかかる先進的事業支援特例交付金の増、古潭橋架替事業等にかかります社会資本整備総合交付金の増となっております。道支出金では、グループホーム等の整備に対する介護基盤緊急整備等特別対策事業交付金の増、町債については、土木費で道路改良舗装整備事業費の増などでございます。分担金及び負担金については、農林業費で御影地区国営事業受益者負担金の減。使用料及び手数料は、農林業費で牧場使用料の冬期舎飼頭数の増による使用料の増などでございます。
 次に4頁をご覧いただきたいと思いますが、ここでは一般財源の内訳を載せてございます。一般財源の総額は5,113,656千円で対前年比204,368千円の増でございます。主な内容でございますけれども、町税の増、地方譲与税及び各種交付金は地方財政計画による伸び率の増減、使用料及び手数料は公営住宅使用料の一般財源振替額分の増、財産収入は町有林売払い収入等の減、繰入金は財政調整基金繰入金の減。諸収入は退職手当組合事前納付金精算に伴う西十勝消防組合からの収入による増。町債は臨時財政対策債発行可能額の増などでございます。
 次に5頁と6頁には、款別それから節別集計表の詳細を、更には7頁には、需用費及び役務費の内訳を記載してございます。8頁からは一般会計の主な事業、ずっと続いておりますけれども、13頁には特別会計の主な事業、14頁は最後になりますけれども、一般会計繰出金の内容についてそれぞれ記載をしてございます。参考にご覧をいただければと思います。
 平成22年度各会計の予算の概要について申し上げましたけども、関連する条例2件とともに、よろしくご審議をいただきますように、お願い申し上げます。説明に代えさせていただきます。

○議長(田中勝男) おはかりします。
 ただいま、議題となっております11件の議案につきましては、議長を除く12人の委員で構成する「平成22年度予算審査特別委員会」を設置し、これに付託し、審査することにしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
 よって、一括議題となっております11件の議案につきましては、議長を除く12人の委員で構成する平成22年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託し、審査することに決定しました。