平成22年第3回定例会(3月11日)
○議長(田中勝男) 平成22年第3回清水町議会定例会を開会します。
本日の会議を開きます。(午前10時14分)
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○議長(田中勝男) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は会議規則第119条の規定により議長において
7番 奥秋康子 議員
8番 加来良明 議員
9番 妻鳥公一 議員 を指名いたします。
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○議長(田中勝男) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
おはかりいたします。
本定例会の会期は、本日から3月24日までの14日間にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
会期は、本日から3月24日までの14日間に決定しました。
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○議長(田中勝男) 日程第3、諸般の報告を行います。事務局長。
(諸般の報告 事務局長 朗読)
○議長(田中勝男) これで諸般の報告を終わります。
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○議長(田中勝男) 日程第4、報告第1号、専決処分の報告について、議案第4号、専決処分の承認を求めることについて、以上2件を一括議題とします。
初めに、報告第1号の説明を求めます。総務課長。
○総務課長(荒木義春) それでは、報告第1号、専決処分の報告の件につきまして、ご説明をいたします。
専決処分をさせていただいた内容につきましては、平成22年1月15日、午前8時頃、都市施設課職員の運転する小型貨物車が清水町字清水第1線50番1地先、町道清水讃岐道路におきまして、排雪作業の誘導員を同場所に降車させて、次の目的地に移動しようと後退した際に、公用車の後方に停車をしていた、猪股厚子さんが運転する軽乗用車のフロント部分に衝突し、猪股さんの車両の一部を損傷させたものであります。事故の原因につきましては、小型貨物車が後退する際にミラーで後方を確認しましたが、確認不十分で軽乗用車を見落としたことによるものであります。損害賠償額につきましては、町の責任が100%とし、先方の車両修理費303,371円で、相手方の上川郡清水町南8条6丁目5番地1にお住まいの猪股厚子さんと、去る2月12日に示談をいたしましたので、地方自治法第180条第1項の規定に基づいて、専決処分をさせていただきましたので、ご報告をするものであります。
なお、日頃から職員には安全運転の遵守を周知してきたところですが、誠に残念なことであり、深くお詫び申し上げるしだいでございます。今後も交通安全の意識高揚に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。以上で、説明とさせていただきます。
続きまして、議案第4号、専決処分の承認を求めることについて...(途中中断)
○議長(田中勝男) 総務課長、議案第4号は待ってください。
○総務課長(荒木義春) はい。
○議長(田中勝男) 本案につきまして、地方自治法第180条の規定に基づく専決処分ですが、特に質疑がありましたら許可いたします。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) 報告第1号は報告済みといたします。
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○議長(田中勝男) 次に、議案第4号について、提案理由の説明を求めます。総務課長。
○総務課長(荒木義春) それでは、議案第4号、専決処分の承認を求めることについて、ご説明を申し上げます。
専決処分した案件は、平成21年度清水町一般会計補正予算(第14号)でございます。補正予算の内訳は、歳入歳出の予算の総額にそれぞれ304千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7,074,239千円とするものでございます。本件につきましては、報告第1号でご説明しました公用車の事故によります損害賠償額304千円につきまして、本町が加入しております全国自治協会の対物保険で賠償する内容となっておりますので、個別の説明は省略させていただきます。よろしくご承認のほどをお願い申し上げます。
○議長(田中勝男) これより質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
○議長(田中勝男) これより議案第4号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。
おはかりします。
本案は承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、議案第4号は承認することに決定されました。
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○議長(田中勝男) 日程第5、町政執行方針について、町長より平成22年度町政執行方針を述べていただきます。町長。
○町長(高薄 渡)
I はじめに 平成22年第3回清水町議会定例会の開会にあたり、新年度の町政執行方針と施策の概要を申し上げ、議員の皆様をはじめ、町民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 国においては、昨年8月の政権交代による鳩山内閣が発足しました。鳩山内閣総理大臣は地域主権の確立を述べられており、地域主権実現のための地域主権戦略大綱の策定に大きな関心を寄せるものであります。 さて、百年に一度と言われる経済危機の中、国の緊急対策として第一次補正予算において「地域活性化・経済危機対策臨時交付金」の創設、第二次補正予算として「地域活性化・きめ細かな臨時交付金」が創設され、本町におきましては、第4期清水町総合計画等を始め、緊急を要するこれらの施策に該当する事業実施により雇用の維持と企業経営の安定化に努めているところであります。 本町では、平成14年度から行財政改革に取り組み、本年度は「第二次緊急3ヵ年計画」の最終年度を迎えます。この間、各種使用料等の見直し、施設運営や事務事業の見直し、補助金の見直し、更には人件費の独自削減などに取り組んでまいりました。特に、人件費の独自削減は十勝管内ではいち早く平成14年度から取り組み、平成21年度までの削減額は総額約7億8,000万円に達しております。この大幅な独自削減は、十勝管内においては本町のみとなりましたが、職員の多大な協力の下引き続き独自削減を実施し、効率的な行財政運営に努めてまいります。 平成22年3月を期限とする「過疎地域自立促進特別措置法」につきましては、北海道や全国過疎地域自立促進連盟と連携しながら、新たな過疎法の制定を求めてきた結果、平成28年3月までの6年間延長することで与野党の合意がなされ、新たにソフト事業についても過疎債の対象として総合的な過疎対策の充実強化が図られる予定となっております。 また、第5期清水町総合計画となる「新たなまちづくり計画」につきましては、「まちづくり基本条例」の本旨に基づき、多様な町民の意見を取り入れるため、昨年度より「まちづくりアンケート」の実施や「新たなまちづくり計画100人懇談会」、「新たなまちづくりを考える講演会」、「町民と町長のふれあいトーク」を開催するとともに、町民28名と職員25名による「新たなまちづくり計画策定委員会」を設置し、各部会において活発な議論を重ね、現在、新たなまちづくり計画の策定作業を進めております。6月末には策定委員会から「基本構想(案)」と「基本計画(案)」の報告をいただき、総合計画審議会への諮問及び町民意見提出制度の実施を経て、9月議会定例会にご提案させていただきたく考えております。 私といたしましても、町政3期目の二年次を迎えますが、「健全な財政で思いやりを大切にした活力ある確かなまち」を町政運営の基本とし、着実に諸施策を推進してまいる所存であります。 新年度の主要な施策につきまして「第4期清水町総合計画」の最終年度になりますが、そのまちづくり目標に沿って分野別に申し上げさせていただきます。 II 地方財政と予算概要 本年度の地方財政計画の全体規模は、82兆1,200億円で、前年度比0.5パーセントの減となりましたが、公債費等を除く地方一般歳出は、66兆3,200億円と前年度比1,014億円の増となりました。 地方交付税につきましては、地域活性化・雇用等臨時特例費の創設により配分総額が、16兆8,955億円と、前年度比1兆733億円、6.8パーセントの増となっております。ただし都市部等の地方税の大幅な落ち込みにより、地方への配分額は減少することが予想されることから、本町の地方交付税のうち普通交付税は、平成21年度交付決定額と比較し829万円、0.3パーセント減の30億円を計上したところであります。 本年度の一般会計総額は、予算総額を前年度比6.6パーセント増の65億5,500万円とし、一般会計と7つの特別会計と公営企業会計の当初予算総額は、前年度比1.2パーセント減の97億3,614万円であります。 III 主要施策の推進 1 豊かな自然と共生した森と水の郷づくり ・恵まれた自然の保全・育成と調和した住まい地域の大切な資源であります自然環境を守り育てるため、河川、公園、緑地の維持管理と、平成21年度に策定いたしました「清水町営住宅長寿命化計画」に基づき、建替計画の事業に取り組み住環境の改善に努めるとともに、転入や転居のための「空き家、空き地などの情報」を提供し、民間による借家計画に協力してまいります。 また、若年層世帯の定住人口を促進するため、「新婚世帯定住促進事業」を本年度から実施し、民間賃貸住宅に住む婚姻届出1年以内の世帯に対し家賃の一部を補助してまいります。 ・快適に暮らせる生活環境 生活の質の向上や経済活動に直結する基盤施設としての水道施設において、効率的な経営の下、安全で安心な水を安定供給するため適正な管理を進め、浄水場の機器更新や老朽管の布設替工事を実施してまいりますとともに、生活環境の向上と公共用水域の水質保全を目的とした下水道施設においても、企業としての経営も考えながら適正管理を行い、安定した汚水処理を行うため終末処理場の機器更新を実施してまいります。 ごみ処理業務につきましては、分別排出方法の徹底と再資源化の推進により清掃センター及び最終処分場の延命を図っておりますが、町民・事業者の皆さんへの分別排出方法やリサイクルに関する情報提供並びに家庭用使用済み食用油の資源リサイクルの分別収集等を行い、更なるごみの減量化に努めてまいります。また、清掃センターのごみの搬入業務につきましても委託をすることとしたところであります。 さらに、本年度は老朽化した清掃センターの改修年次計画を策定し、今後、十勝環境複合事務組合の広域処理に加入した場合との経費の比較や諸課題について検討してまいります。 また、ごみの不法投棄や違法な野焼きに対しては、警察署等との連携を密にし、監視体制の強化と啓発活動に取り組んでまいります。 葬斎場につきましては、火葬初期時の黒煙排ガスの発生を解消するための改修工事を実施してまいります。 昨年、本町におきましても一部地域で大量発生したマイマイガにつきましては、春先の卵の駆除など町民のみなさんの協力を呼びかけるとともに、貸出用集塵機を配備するなど対策を講じてまいります。 また、花と緑に包まれた環境づくりとして、駅前花壇や商店街への花壇植栽などの住民活動に対して支援するとともに、衛生組合が実施している春秋の町内一斉清掃、清水町クリーン・ディ、花いっぱい運動と連携し、美しいまちづくりに取り組んでまいります。 ・安心して暮らせるまち 子どもたちが犯罪の被害に遭わないように学校・PTA・地域のボランティアによる「見守り隊」や、生活安全推進委員会による児童生徒を犯罪や交通事故から守る監視活動の実施が犯罪の抑止効果に繋がっているところであり、犯罪に繋がる恐れのある情報の一層の共有により事件や事故の発生を未然に防ぎ、町民一人ひとりが安心して暮らせる「安全・安心なまちづくり」に努めてまいります。 また、消費者を取り巻く環境は大きく変化し、複雑化している中、商品や金融サービス等の消費生活をめぐるトラブルは、年々手口が悪質巧妙化しており、多重債務につきましては、大きな社会問題となっており、国におきましても、昨年9月1日に消費者庁を発足し消費者行政の充実に向けており、本町では既に消費生活相談の充実や出前講座等の実施、警察署及び関係団体等との積極的な連携、情報の共有等に努めております。本年度も相談員の研修や、悪質商法対策の啓発用ステッカーを全戸配布するなど、消費者行政の充実を図ってまいります。 ・暮らしと産業を広げる道路・交通・通信 国・道への道路整備を要請した中で本年度予定されています工事は、国道274号の視距改良工事及び佐幌橋の架替工事が実施され、国道38号に隣接するホクレン製糖工場、西十勝農業センタ-及びバイオエタノール工場へ出入する大型車両の増加が予想されますので、関連する道路網の整備について、さらに要請してまいります。 また、道々の要請につきましては、忠別清水線、讃岐地区道路改良工事、人舞地区防雪柵設置工事が継続実施され、清水大樹線は、御影平和地区の道路改良工事、北清水清水線は道路改良工事が予定されています。 町道整備につきましては、清水市街地の各道路改良及び舗装工事を進め、全道路の整備や維持管理に努めてまいります。 また、町内に277箇所あります橋梁につきましては、国が進める橋梁の「長寿命化計画」策定のため、本年度におきましては85橋の調査点検を実施してまいりますとともに、古潭橋は、本年度、実施設計及び解体工事を進めてまいります。 高齢者等交通弱者対策として、本年1月から3月までの間、公用車によるコミュニティバスの試験運行を行ってまいりましたが、この試験運行の結果を分析し、今後の運行について検討してまいります。 また、本年度は、「地域公共交通活性化協議会」による地域公共交通総合連携計画を策定し、コミュニティバスの実証実験等に向け取り組んでまいります。 2 誰もが健康で安心して暮らせる福祉のまちづくり ・誰もが健康で暮らせる保健・医療 健康で暮らせるためのまちづくりは極めて重要であり、平成20年度から義務付けられました特定健診及び特定保健指導につきましては、メタボリックシンドロームの該当者や予備軍を把握し、生活習慣病の予防に努めてまいりますとともに、検診などを受けやすい体制づくりを構築し、対象者への個別支援に向けた保健指導を更に充実してまいります。 さらに、2年目を迎える特定年齢者(子宮がん20・25・30・35・40歳、乳がん:40・45・50・55・60歳)を対象としたがん検診事業につきましては、本年は国の助成が全額から半額となりましたが、本町では無料で健診が受けられるよう対応してまいります。 また、近年、ストレスを抱える妊婦が増加傾向にあることや健康診査を受診していない妊婦が問題となっていることもあり、昨年度より妊婦の一般健康診査の公費負担回数を5回から14回に拡大して妊婦健診の充実を図ってまいりましたが、本年度も妊婦が安心して出産を迎えられるよう努めてまいりますとともに、特定不妊治療費助成事業につきましても、交通費の助成を含め継続してまいります。 次に、救急医療についてでありますが、本町では清水赤十字病院が北海道の告示を受け救急病院となっておりますが、医療スタッフの充実など、経営的には採算性が厳しい部門でありますので、本年度からその救急医療体制を維持するため一部支援を行い、町民が安全で安心な暮らしができるよう対応してまいります。 ・誰もが安心して暮らせる福祉 子育て支援につきましては、本町の保健・福祉・教育などの計画や、国・道の関連する計画との連携・整合性を図り、次世代育成支援行動計画(後期計画:平成22~26年度)の実施に向け、町民・地域・関係機関の皆さんのご協力をいただきながら取り組んでまいります。 本年度は3年毎の公共料金の見直しの時期でありましたが、この経済不況の中におきまして、保育料につきましては、国の制度改正に伴い同一世帯から3人以上の児童が入所した場合、3人目からは無料とする改正のみを行い、子育て世帯の負担軽減を図ってまいります。また、保育料基準額及び幼稚園保育料等については、子育て支援施策として改正を行わないことといたしました。 さらに、学童保育所の保育料につきましては、管内では17市町村で有料化されておりますが、共働き世帯の子育て支援策として無料化を継続することとした次第です。 保育施設運営につきましては、入所児童数は出生数の減少もあり横ばい若しくは減少傾向を示していましたが、経済状況等の変化により共働き等の世帯が増え、必要性が高まってきておりますので、入所措置等効率の良い施設運営を図ってまいります。 また、放課後児童につきましては、本年度より名称を学童保育所から新たに「学童クラブ」に改め、清水学童クラブは清水小学校を活用し、御影学童クラブは世代間交流センターを活用し、保護者が労働等により不在となる小学校1年生から3年生までの児童を保育するとともに、町、教育委員会、地域ボランティア並びに学校関係者等と連携した清水の子どもにこにこプラン「カワウソ教室・広場」を開設し、全児童を対象とした安全・安心な居場所を放課後等に設け、児童の健全育成に努めてまいります。 さらに、幼保・小連携につきましては、こどもの発達の連続性に視点を置き、就学前児童の滑らかな接続を目指し、子どもたちの交流や教員・保育士の交流・連携を深め、各々の教育・保育の場面で活かしてまいります。 また、子どもの発育や発達への支援につきましては、きずな園の専門性を高める研修活動を充実し、保育所、幼稚園、保健師、子育て支援センターのほか関係機関等と連携を密にし、「発達支援センター機能」の充実を図るとともに、早期発見・早期療育環境の整備と保護者の相談支援機能を強化し、児童への適切な療育ができるよう取り組んでまいります。 地域福祉につきましては、身近な人々が見守り合い、励まし合い、支え合いながら、安心した暮らしができることが必要であります。このため、地域が求める活動や相談、要望に応えるため社会福祉協議会、民生委員協議会、ボランティア団体などと一体感を図ってまいります。 さらに、除雪や給食などの在宅福祉サービスもより一層充実させるとともに、「地域安全ネットワーク」事業の中で高齢者の安否情報の確認や緊急時の対応も含め、暮らしをサポートできる体制づくりを構築し、高齢者が住み慣れた地域で知識や経験を生かしながら健康で生きがいを持って暮らせる生活環境づくりを進めてまいります。 また、障がい者福祉につきましては、障害者自立支援法及び第2期清水町障がい福祉計画に基づき、各種サービスを実施しているところでありますが、昨年12月25日に障害者自立支援法を廃止して新たに総合的な制度をつくる方針が示されたところであります。これに伴ない、国において新制度が出来るまでの間、低所得者の障害福祉サービス等の利用料について利用者負担を無料にするとの方針が出されたところであります。今後も、関係機関と連携し障がい者への支援を行ってまいりますとともに、在宅やグループホーム、ケアホームで生活する障がい者が地域に溶け込み、ノーマライゼーションの理念に基づき自立した日常生活を安心して送ることができるよう、福祉事業者と連携して取り組んでまいります。 なお、JR十勝清水駅における跨線橋対策として、引き続きエレベーターの設置をJR北海道に要請してまいります。 さて、今日の労働者を取り巻く環境は、一昨年の米国における金融不安から、急激な円高などの影響により経済の低迷が続き、いまだ景気回復が見込まれない中、昨年に増して大変厳しい状況にあります。 町としましては、本年度も引き続き離職者の「緊急雇用相談窓口」を開設し、実態把握に努めながらハローワークなどと連携し、国の補正予算により創設されました緊急雇用創出事業の積極的な活用を図り、昨年度から実施した町独自施策の「新卒者就労支援事業」を継続し、離職された方や新卒者で就職困難な方に対し、就労及び就職活動の支援を行い雇用の促進に努めてまいりますとともに、季節労働者対策につきましても、十勝北西部通年雇用促進協議会との連携を図りながら就労対策を進めてまいります。 また、本年度、今日の経済状況から高校卒業者の雇用が厳しく就職先が見つからずにいる卒業者のため、清水高校枠として本町在住者を臨時職員として採用してまいります。 ・健全な運営で共に支え合う社会保障として 国民健康保険制度は、 高齢化の進展や医療技術の高度化等による医療費の増大と、その財政基盤が脆弱であることから、本年度から平成25年度までの4年間、財政基盤強化策を継続実施する国の方針が決定されたところであります。 こうした状況を踏まえ、本年度の保険給付費は、前年度の給付実績等を基に予算計上したところでありますが、安定運営のためには、引き続き保険税徴収率の向上と特定健康診査事業の推進に努めるとともに、一般会計からの繰入により収支の均衡を図り、被保険者の負担軽減を図ってまいります。 なお、国民健康保険税につきましては、平成21年分所得の確定後において、税制改正による課税限度額の改正と併せて決定してまいりたいと考えております。 次に、後期高齢者医療制度につきましては、平成24年度までに廃止するとされていますが、本年度からの保険料値上げが予定されており、制度の円滑な運営は非常に厳しい状況にあります。今後においても北海道後期高齢者医療広域連合と制度の総合的な推進に努めてまいります。 介護保険事業につきましては、第4期(平成21年度~23年度)「清水町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」に基づき実施しているところでありますが、本年度は御影地区に29床の「老人保健施設」の開設を予定しており、より地域に密着した介護施設サービスが展開できるものと考えております。 また、要介護認定者が年々増加する中、高齢者が介護を必要としない自立した生活を送ることができるよう、地域包括支援センターを中心に、介護予防事業、予防マネジメント、総合相談・支援など、デイサービス事業を実施する福祉事業者をはじめとする関係機関と連携を図り、より一層のサービス提供に努めてまいります。 介護保険第1号被保険者の保険料につきましては、昨年度、月額3,850円に改定させていただいたところですが、本年度も介護サービス利用の増大が見込まれる状況でありますが、介護給付準備基金や国の介護従事者処遇改善臨時特例交付金を充当した中で対応したいと考えております。 3 一人ひとりがいきいきと輝く創造性豊かなまちづくり ・豊かな心と個性を育む教育 社会が大きく変動している今日、未来を担う子どもたちが夢と希望にあふれ、心豊かにたくましく成長し、健やかに充実した生活を送ることは、私たちの願いであり、使命でもあります。 私たちは、厳しくも美しい、「しみずの四季」を通じて、家庭・学校・地域が相互に強く連携協力して、ふるさとを愛し新しい時代を切りひらく知恵と勇気のある子どもを育てる教育を推進することが重要と考えます。 本年度も「少人数学級」の教諭配置により、基礎・基本を重視した学習と豊かな心の育成に努めてまいりますとともに、特別支援を要する児童生徒への対応のため、「特別支援学級」の支援員を配置し、よりきめ細かな学習支援を行ってまいります。 また、義務教育に係る保護者負担が年々増加する傾向にあり、引き続き児童生徒の修学旅行に要する経費のうち一部を公費負担とし、「父母負担の軽減」を図っていくとともに、子どもたちの学びの環境整備を引き続き推進してまいります。 次に、学校給食では、食材の安全・安心はもとより、地元食材を多く活用した給食を提供し、栄養教諭の指導により、各学校での児童・生徒に正しい食事の摂り方や望ましい食習慣を身につけさせるなど、食育を推進してまいります。 また、スクールバス等の運行につきましては、安全で確実な運行をするため、職員研修や委託先への指導を徹底し、日常の車両点検整備を怠ることなく安全運行に努めてまいります。 幼稚園施設の運営につきましては、"みんなで築こう「愛のあふれる幼稚園」"の経営方針のもと、自ら学ぶ基礎や、豊かな人間性の土台づくりを行う生涯学習の基礎を培う場を目指して、園児・教師・保護者間の信頼と地域との連携を深め、公教育を担う責任をもって幼児教育を推進してまいります。 清水高等学校につきましては、総合学科の先進校として特色ある教育活動に取り組み、生徒一人ひとりが自分の個性、志向を踏まえ、科目を選択し、将来に向けた実践的な教育活動を展開しておりますが、さらなる魅力のある学校づくりや、進路支援強化としての支援を継続し、生徒の確保、出口保障を確実なものにするため、高等学校、高等学校振興会との連携を図ってまいります。 また、構造改革特区の認定により開校した広域通信制の北海道芸術高等学校は開校5年目を迎え、約650余名の生徒が在籍し着実な経営がなされており、本町で行われるスクーリングに全生徒が訪れ、特別免許状を授与した町民教師をはじめ多くの方の支援・協力を得て、それぞれが持つ知識や経験を生かした授業が行われるなど、町民との学びの共有と連帯感の醸成が図られています。 今後におきましても、不登校や中途退学となっている子ども達が本町を訪れることにより、自分の興味、関心のあることを通して、学ぶ意欲を取り戻すひとつのきっかけとなれば子ども達に生きる力を与えることになり、そういったニーズに対応することは存在価値があり、幅広い教育の選択肢の一つとなるよう、本町としての協力を果たしてまいります。 ・いきいきと学び合える社会の実現 町民一人ひとりが生きがいをもてる生活を生み出すために、地域住民の持ち味や人間性を生かした生涯学習ボランティアの拡充と地域の持つ教育力を引き出し、それを活用した事業を展開するとともに、情操豊かな人間形成を図るため、読書普及事業や体験事業、芸術・文化鑑賞機会の提供をするとともに、心身ともに健康で充実した生活を営むため、スポーツ活動を日常的に取り入れるよう、スポーツ事業の実施や各種大会への参加支援に努めてまいります。 なお、社会体育施設の使用料につきましては、今年度より65歳以上の方が、介護予防や健康づくりのために室内の運動施設を個人利用する場合、使用料を徴収しないこととしましたが、この他の文化施設等におきましても、諸条件を整備し、早期に見直しを行ってまいります。 また、本年度は、新たなまちづくり計画を進めるうえで、「まちづくりは人づくり」を重点施策とした事業を展開していくため、地方自治法に規定されている町長直属の「専門委員制度」を活用し、専門的に調査研究をしていきたいと考えています。 ・共に理解し、ふれあう活動 男女が共に生きるには、仕事や家庭生活、地域活動、個人の自己啓発等、様々な活動を自らの希望に沿って展開できる社会の実現を目指して、仕事と生活の調和の推進に努めていくことが必要であります。 平成20年10月に制定した「清水町いきいきふるさとづくり寄附条例」は、「アイスホッケー」や「第九によるまちづくり」など5つの事業を掲げ、町民の皆さんをはじめ本町出身者やゆかりのある方などが新たな形でのまちづくりへの参加と財源確保を行うものです。本年度は、町民を委員とする「使途選定委員会」を設置し、寄附金をどのような事業に活用するか決定してまいります。さらに、総務省の「自治体クラウド開発実証事業」によりインターネットからの寄附など、今後も制度の周知に努め、事業の実施にあたっては、町民と寄附者の連携に配慮して進めてまいります。 また、都市等からの移住定住促進事業につきましては、本町にとって人口の増加に繋がり、新たな土地や住宅等の需要が見込まれ地域の活性化の重要な要因となることから、平成18年度から北海道移住促進協議会での移住情報の収集や発信に努め、「移住相談ワンストップ窓口」の設置や生活体験事業を実施してまいりました。 本年度は、町への移住促進と民間による移住ビジネス創出のための「清水町移住促進協議会」で、民間事業者等の協力を得て土地・住宅・生活などの情報を集約し、公的情報とともに相談者に対して的確な情報の提供に努めてまいります。また、官民共同により移住施策を推進し、首都圏や関西圏で開催される「北海道暮らしフェア」等への参加により積極的に本町の魅力をPRするとともに、町ホームページの移住・定住情報の更なる充実を図り、「移住体験用住宅」の利用の促進を図り、本町への移住・定住に結びつけてまいりたいと考えております。 なお、北海道補助事業の「森林整備加速化・林業再生事業」に移住体験用住宅の事業採択を要望しておりましたが、事業補助の一次採択を受け、本採択に向け事業計画書を提出中であります。本採択が決定次第、関係補助金や事業費の補正予算案を提案させていただき、町有地に新たに十勝産材のカラマツを使用した木造平家建ての「移住体験用住宅」を建設し、増加する移住体験者の要望に応えてまいりたいと考えております。 4 新たな時代に対応した産業のまちづくり ・魅力的で活力のある農業 本町の農業生産額は、ここ数年、比較的良好な気象経過に恵まれたこともあり高収量を確保し、190億円程度の高い農業生産額で推移してまいりました。 しかし、昨年は、5月から7月にかけて気温低下や強風、また長雨により一部の農作物におきまして被害が発生し、総じて異常気象で推移したことにより、畑作は秋まき小麦やてん菜、馬鈴薯などの主要作物全般において、収量の減少や品質低下による農業被害が発生し、さらに、肥料など生産資材の高騰により経営経費が増大し大変厳しい状況となりました。 一方、酪農・畜産経営も、生乳売り渡し価格の改定や増産体制により若干明るい兆しが見えたものの、昨年の異常気象による自給飼料の品質低下や生産資材の高騰のほか、一時値下がりした輸入飼料が再び値上がりするなど総体的に価格の高止まりが続き、また、景気低迷による生乳・乳製品の消費も減退する中で、今後の生産環境は先行き不透明な状況となっており心配するところであります。 また、昨年8月の衆議院総選挙により政権交代がなされたことから、国の農業政策が変わる中、本町の農業がどのような影響を受けるのか大変危惧しているところでありますが、本町農業は、今後も食料の安定供給と関連産業が地域経済や社会を支えていく重要な産業として発展していかなければならない大切な役割を担っており、より一層の安全で良質な農畜産物の生産の確保や、これら推進に向けた施策を実施してまいります。 本年度の畑作振興といたしましては、農協の堆肥化施設生産の「堆肥ペレット」の利用促進を図るため、実証試験圃場の設置費用の支援や販売価格に対する支援を行なってまいりますとともに、新たな野菜振興対策として、昨年度から農協が取り組んでおります「にんにく」栽培の作付支援も実施してまいります。また、農地・水・環境保全向上対策事業の中間年として、今後の体制整備構想を策定するにあたり、活動組織の体制強化を図るため、活動区域の拡大を図ってまいります。 さらに、農業者と商工業者や地元消費者と連携を図る食の安全・安心事業につきましても引き続き実施し、地産地消の推進や食をとおした交流を深めてまいります。 酪農・畜産振興につきましては、輸入飼料の高騰対策として昨年度から取り組んでおります自給飼料増産対策事業を引き続き実施し、デントコーンの増反を奨励し、飼料の自給率を高め経営の安定化を図ってまいりますとともに、家畜伝染性病の発生防止対策につきましても、関係機関と連携を図りながら万全な防疫体制を取ってまいります。 町営育成牧場につきましては、生産者の乳牛育成期におけるコスト低減や労働力の軽減を図るなど、酪農経営の補完施設として大きな役割を担っており、今後も経営の大型化に伴いその重要性がますます増大される状況にあります。特に、一昨年、酪農家による農事組合法人「清流ファーム」が設立され、昨年9月から「哺育事業」が始まり、町として育成牧場北清水団地内に育成舎を建設し、今年2月から受け入れを開始したとことであります。なお、本年度は、夏期放牧利用が2,200頭程度・冬期舎飼利用が1,000頭程度の受け入れを予定しており、効率的な飼育管理の実施と防疫体制の強化を図り、預託者が安心して利用できるよう、より一層充実した管理運営を行なってまいります。 ・恵まれた自然を生かした林業 森林が持つ多様な機能は、CO2を吸収することにより地球温暖化を防止するだけでなく、国土の保全や水源のかん養など、人々が安全で安心して生活するために不可欠なものであり、このような森林を守り育てていくため、より適正な管理が求められております。 このため、町有林の管理につきましては、森林施業計画に沿って適正な管理と継続的な整備保全に努めてまいりますとともに、平成17年度から整備を行なっている「町民レクリェーションの森」につきましては、本年度におきましも、町民参加による「グリーンフェスティバル」を継続して開催し事業を進めるとともに、民有林の整備につきましても、補助事業の活用により、造林事業などの支援を継続して行なってまいります。 ・消費者ニーズに即した商工業 今日における経済環境は、一昨年の米国における金融不安の影響を受け、急激な円高により経済の低迷が続き、その後にデフレ状況に陥るなど、いまだ景気回復が見込まれない状況であります。 本町におきましても、昨年度に実施された国の経済対策により、一時的に公共工事が増大するなど短期的な経済効果は図られましたが、依然として経済環境の悪化による個人消費の低迷や消費購買行動の町外流失が続き、商工業者にとって極めて厳しい状況が続いております。 このような状況の中で、商工業者の皆さんが消費者ニーズを的確に把握し、消費者に信頼され、親しまれる店づくりに向けた取り組みが必要であり、顧客のニーズに合わせたきめ細かなサービスを展開することが大切と考えており、町といたしましては、商工会とより一層の連携を図り、本年度におきましても、「プレミアム事業」に対する支援と「空き店舗対策事業」や商店街の経営安定対策として資金貸付けに対する支援を継続実施し、地域内の消費購買のより一層の喚起を図ってまいります。 ・自然を満喫する観光・レクリェーション 観光振興につきましては、美しい山並を擁する恵まれた自然環境や農村景観、道東の玄関口である交通の要所として、毎年、町内外からの誘客を見込み各イベントなどを開催し、地域の活性化に努めてまいりましたが、その取り組みは必ずしも地域を全体的に活性化するまでには至っていないのが現状であります。平成23年度には、道東自動車道が全面開通する予定であり、本年度からは通行料も無料化となる状況の中で、より多くの人たちが十勝を訪れることが期待され、本町が道東の玄関口として多くの観光客に足を止めてもらうためにも、魅力ある町づくりが不可欠であります。 そのためには、本年度、新たな施策として、現在ある観光資源を魅力あるものとして活用を図るため、専門分野からの「アドバイザー制度」を設置し、まちづくり観光振興策を図ってまいりますとともに、引き続き各イベントなどに対しての支援や、観光協会が新たに取り組む観光資源発掘事業、仮称「十勝清水八景」に対しまして支援を行なってまいります。さらに、十勝西北部6町で連携し取り組んでまいりましたシーニックバイウェイ「十勝平野・山麓ルート」が昨年5月に指定され、今後は活動を本格化させながら本町の観光振興を図ってまいります。 また、本年2月に組織された新・ご当地グルメの「十勝清水サイコロステーキ鶏卵丼地域活性化協議会」に対し支援を行い、食を通した交流人口の拡大を図ってまいりますとともに、旭川・富良野から十勝、十勝から旭川・富良野へと繋げる「北海道ガーデン街道」が設立され、十勝千年の森が中心となる予定から、交流滞在人口増に繋げるため支援協力してまいります。 ・新たなる雇用・就業を創出する産業・事業 地域資源と人材を生かした活力ある町を創造していくため設置した「清水町経済活性化戦略会議」は、企業誘致や既存産業などの産業振興策として機能することを目指しており、現在まで中心市街地衰退化防止策事業や企業誘致、食を通じた連携事業、移住・定住促進事業に取り組んでまいりました。その中で、「食酢製造会社」を誘致するなど成果が徐々に現れてきたところでありますが、今日の経済状況は極めて困難な中にあり、このようなことから、本年度は新たな施策として専門的に調査・研究を進めるため、地方自治法に規定されている町長直属の「専門委員制度」を設置活用し、社会の経済動向等注視しながら企業誘致などを含め産業開発に向けた取り組みを推進してまいります。 また、昨年度から本稼動しているバイオ燃料地域利用エタノール実証事業につきましては、従業員の地元雇用の一定確保による定住並びに実証事業の施設の視察等による経済的効果をもたらしましたが、今年度も引き続き、事業の推進に協力してまいります。また、エネルギーの地産地消を目的として設置された「十勝エネルギー特区推進協議会」とともに、エネルギー関係の検討を行ってまいります。 5 みんなで創る協働のまちづくり ・町民主役のまちづくり 町政運営の基本原則を定めた「まちづくり基本条例」は、各種審議会の委員の公募や、開催内容の公表、重要な案件については町民意見提出制度により意見を求めるなど、情報共有と町民参加について、広報紙や町のホームページをはじめ、町内各所に設置した情報掲示板などにより積極的に進めているところであります。地域主権の方向性から、今後は地域自らの判断と責任において進めることが求められることから、その課題解決のためには町民と行政が役割を分担し、共に知恵を出し合いながら「協働のまちづくり」を推進するために、町民の皆さんがまちづくりに参加しやすい環境の整備と行政情報の提供、周知方法の工夫に努めてまいります。 本年度は、このような観点から新たに「まちづくり予算町民提案事業」を推進すべく、町民税の0.5%相当の予算額について町民から直接事業の提案を募り、町政への参画意識の高揚と町民ニーズに対応した事業の準備を進めてまいります。 ・効率的な行政運営と健全財政のまちづくり 将来の着実なまちづくりには健全な財政運営が欠かせません。清水町「行財政健全化実行プラン」の第二次緊急3ヶ年計画も最終年度になりますが、社会が変革する中で困難な課題も多く出てきており、世界的な経済危機もあって、緊急経済対策などで新たに取り組まなければならない課題もありますが、基本的には将来に向けた方針の中で事業の取捨選択を進めてまいります。 また、歳出の中で比重の大きい職員人件費につきましては、これまで独自に職階に応じた削減や退職者の不補充により職員総数の圧縮に努め、現在の財政状況を保つことができました。しかし、職員の年代構成に大きな空白を生ずることから、それを防ぐために昨年度から職員の新規採用をしてまいりましたが、本年度は定年退職の他、早期退職をすることから総合職3名、保健師1名の職員を新規採用することとし、今後も将来の組織構成のバランスを考慮しながら計画的な取組みを進めてまいります。 次に、歳入である個人町民税は、生産年齢人口が年々減少していることから、給与所得などでは若干落ち込んでいるものの、基幹産業である農業や営業所得においては、前年度当初の予想より比較的堅調であったことから、全体として昨年度より1千万円の増収を見込んでいるところであります。 また、法人町民税につきましては、昨今の地方経済の長期の低迷や急激な景気悪化の影響により昨年に引き続き収益の減少が見込まれることから、昨年度より1千620万円の減収を見込んだところであります。 次に、固定資産税につきましては、昨年度が3年に一度の評価替年度であり、土地では主に宅地の地価に下落が見られたものの、既存家屋については落ち込みが比較的少なく、また、新築家屋や設備投資による償却資産につきましては、若干増収が見込まれることから、全体として昨年度より1千800万円の増収を見込んだところであります。 なお、収納対策につきましては、「十勝市町村税滞納整理機構」と更に連携を図り、自主財源確保のため収納率向上に一層の努力をしてまいりますとともに、本年度もインターネット公売による滞納処分についても引き続き取り組んでまいります。 ・広域と連携したまちづくり 十勝町村会は、「十勝1市」の実現を概ね10年以内とする目標を掲げ、当面、各市町村が自主・自立の方針に沿って広域連携や行財政改革を推進するとした「十勝地区グランドデザイン」に基づき協議を進めてまいりましたが、昨年4月、十勝圏複合事務組合内に設けた「消防広域推進室」において、平成25年1月から業務開始予定の(仮称)十勝圏消防局の設立準備が始まりました。 なお、昨年10月に行われた市町村長会議で、これまでの広域化に関する検討経過・検討報告書(案)の説明を受け、去る2月に市町村長の協議により主要な方向性が確認され、本年度以降も引き続き広域化の検討を続けることとなりました。 また、昨年11月、「十勝広域連携推進検討会議」において、帯広市を中心市とした十勝圏における定住自立圏構想の調査・研究を進めるため、同会議の下に「定住自立圏構想部会」が設置され、本年9月を目途に想定事業の調査・分析を進め、取りまとめた内容を「十勝広域連携推進検討会議」へ報告し、政府における予算・支援内容等が示された時点で、十勝における定住自立圏構想の進め方等を検討・見直されることとなっております。 今後も管内市町村との連携を密にし、十勝町村会及び十勝圏活性化推進期成会等における議論の場で意見を述べてまいりますとともに、町民の皆さんや議会のご意見を賜り、今後の方策を探ってまいりたいと考えております。 IV むすび 以上、平成22年度の町政を運営するにあたり、方針並びにその概要を申し上げましたが、依然として本町を取り巻く自治体運営環境は厳しい状況にありますが、私はこのような厳しい中こそ知恵と汗をかき、常に生活者である町民の皆様の視線立ち、限られた財源のもとではありますが、新しい観点の中で町民生活・福祉向上のため全精力を注ぎ、町民の皆様が誇りと愛着のもてる清水町の実現をめざしてまいりますので、議員の皆様をはじめ、町民の皆様の深いご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、町政執行方針といたします。 平成22年3月11日 清水町長 高 薄 渡 |
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○議長(田中勝男) ここで休憩いたします。(午前11時15分)
○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。(午前11時26分)
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○議長(田中勝男) 日程第6、教育行政執行方針について、教育委員会委員長より平成22年度教育行政執行方針を述べていただきます。教育委員会委員長。
○教育委員長(三澤吏佐子)
I はじめに 平成22年第3回清水町議会定例会の開会にあたり、教育委員会の所掌する行政執行の主要なる方針について申し上げます。 我が国におきましては、学習指導要領の改訂や教育振興基本計画の策定等、21世紀を切りひらく心豊かでたくましい人材の育成が進められております。 清水町教育委員会では、北海道教育ビジョンの基本理念である「自立」「共生」を踏まえ、学校、家庭、地域が一体となって、子どもが安全・安心に学ぶための教育環境を整え、本町の教育理念「心響」、実践指標の"しみず「教育の四季」"のもと、町民総ぐるみで「心かよわせ、互いに響き合う感性豊かな教育」を推進してまいります。 II 学校教育の推進 子どもは「町の宝」、かけがえのない存在です。 本町においては、「打てば響く、心に響く」を教育理念とし、確かな学力、豊かな心、健やかな身体をはぐくんでまいります。 優しさと勇気を持ち、感性豊かな子どもを育てるために、学校に関わる全ての力が互いに機能しあうことで「学校力」を高め、子ども一人ひとりの可能性を伸ばす教育を推進してまいります。 1 確かな学力の育成 分かりやすい授業が展開され、自ら意欲的に楽しく学ぶことができる教育環境を整えることが大切です。 社会で自立するためのコミュニケーション能力や、基礎的・基本的な知識・技能の習得に努めます。 また、学ぶ意欲の高揚や家庭における学習習慣の定着を図ってまいります。 全ての教科の基本となる、言語活動の充実や体験的な学習を重視するとともに、課題解決的な学習の充実を図り、思考力・判断力・表現力など「生きる力」を育成し、情報処理能力や想像力の向上を図ります。 教職員の資質向上に向けて、校内外の研修体制の強化に努めてまいります。 2 学校改善支援プランの推進 3年間の全国学力・学習状況調査の結果から、児童・生徒の指導改善の視点が明らかになりました。これらを活用し、今後の教育指導や児童生徒の学習状況の改善・充実を図るため、学校・家庭との連携に努めてまいります。 3 豊かな心と健やかな体をはぐくむ教育の推進 生命を大切にする心、美しいものに感動する心、思いやりの心、感謝の心などの規範意識や倫理感をはぐくむため、家庭・学校・地域社会が一体となって道徳教育の充実や奉仕、体験活動、さらに読書活動の推進を図ります。 また、昨年度実施いたしました「全国体力・運動能力・運動習慣等調査」の結果から、体力・運動能力を高める重要な要因として、生活習慣や運動習慣が大きく関わっていることが推測されます。運動離れや、運動する子どもとしない子どもの二極化の傾向も見られることから、生活習慣の改善と運動習慣の確立による体力向上に向けて、家庭・学校・地域が連携した取組みを一層推進してまいります。 4 子どもの安全・安心教育の推進 次代を担う子どもたちの安全・安心の確保に向けて、登下校時における通学路等のパトロールボランティアの充実など保護者や地域ぐるみの取り組みを推進します。 「いじめ問題」については、その予防、早期発見、早期対応に努めます。 また、子どもたちの発達段階に応じた情報モラル教育を進め、家庭と学校が連携し、指導の徹底を図ってまいります。 5 特別支援教育の推進 特別に支援を要する児童生徒の一人ひとりの教育的ニーズに応じた指導や支援の一層の充実を図るために「特別支援教育支援員」の配置や関係機関との連携を推進します。 6 幼保・小の連携教育の推進 就学前教育と小学校教育のなめらかな接続のあり方について、実践交流を通した研修を推進しています。 新保育指針や幼稚園教育要領においても小学校との連携の推進に関する内容が盛り込まれたことから、本年度においても幼児児童の交流と関係者の連携した取組みを進めます。 7 しみず「教育の四季」の推進 清水町の教育は、"しみず「教育の四季」"の「12の窓」から、「感性あふれ、表情豊かな子どもの育成」を目指しています。 清水町の次代を担う子どもたちが、生涯にわたり心豊かに生きていくための、基本的生活習慣や規範意識の定着を、全町民が心を合わせ取り組んでいるところです。 町をあげてのこの取り組みが浸透することにより、基本的な生活リズムが整い、学習意欲及び体力の向上に大きな影響を与えることが期待できます。この取り組みを、教育の今日的課題を解決するための本町の特色ある活動として、引き続き実践してまいります。 III バスの運行及び学校給食の運営方針 1 スクールバス等の運行 スクールバス等を利用する児童生徒や町民の方々の安全を確保してまいります。また、通学児童生徒の通学時間の短縮を図ります。職員の交通安全に対する研修を行い、安全な運行に努めてまいります。 2 学校給食の推進 学校給食につきましては、安全・安心な食材で「おいしい笑顔が見える給食づくり」を目指します。 子どもの「食育」を重要課題と位置づけ、給食を通じて「地産地消」を進めてまいります。 また、特色ある学校給食として、地元食材を活かした「十勝清水めぐみ給食」を実施してまいります。 IV 社会教育の充実 町民が生きがいと潤いのある人生を送るために、自ら学び、その成果が地域に還元され、まちづくりに活かされる社会の実現を目指し、多様な学習機会の提供や人材の育成、施設の整備など、町民が生涯にわたり学ぶことのできる環境の整備を図ってまいります。 また、社会教育行政推進の指針となる第7次清水町社会教育計画の策定について関係機関の協力のもと、地域や学校を取り巻く課題等の解決に向け、アンケートや分析等を含め、計画の策定作業を進めてまいります。 1 社会教育活動の推進 家庭は教育の原点であると言われますが、その一方で核家族化や少子化・人間関係の希薄化などにより家庭・地域の教育力の低下が指摘されています。家庭や地域が思いをひとつにし、互いに連携・協力しながら教育力を高め、地域全体で子どもを守りはぐくんでいく「放課後子ども教室」や「通学合宿」、「学校支援地域本部事業」を関係団体の協力を得て進めてまいります。 また、公民館では、各種講座を開設し、町民の最も身近な交流の場として「集う」「学ぶ」「結ぶ」の機能を高めるとともに、社会教育施設機能の維持に努めてまいります。 さらに、多様な知識・経験を有する町内在住者の協力を得て、循環型学習社会の推進を図ってまいります。 2 芸術文化活動の推進 町民一人ひとりが心豊かに潤いのある生活を送るため、芸術文化に触れる機会を提供してまいります。 また、幼児、小・中学生の豊かな感性を育むために、芸術鑑賞事業を実施し、保護者や地域の方も共に鑑賞できるよう事業を実施してまいります。 さらに、本年度は文化センターを開設し30年を迎えることから、関係団体の協力をいただき記念事業を実施してまいります。 3 スポーツ・レクリエーション活動の推進 清水町体育協会や社会教育団体の協力を得て、各種講習会・大会などを開催し、体力、年齢に応じたスポーツ活動の推進を図ってまいります。 また、氷上スポーツ施設として広く親しまれているアイスアリーナにつきましては、冬季スポーツの振興と地域活性化の視点から指定管理者と連携を密にしてまいります。 4 図書館・郷土史料館の運営 豊かな読書生活を保障し、日常的な調査・研究に応えるための施設として町民の読書要求と学習意欲に応える資料を収集・提供をしてまいります。 また、"しみず「教育の四季」"にもうたわれている「夕べの読書」と「家族の団らん」を実践するため、学校図書館との連携やボランティアの協力を得ながら積極的に、児童・生徒の読書サービスに努めます。 今年度は、開館20周年を迎えるとともに、国民読書年でもあります。読書が日常生活のひとつとなるように更なる普及促進に努めてまいります。 エントランスホールを多くの町民の方々に活用していただき、ふれあいの場になるよう開かれた図書館を目指してまいります。 郷土史料館につきましては、引き続き郷土資料の整理・保存に努めてまいります。 V むすびに 以上、平成22年度の教育行政執行に関する主要な方針について申し上げました。本町の教育・文化・スポーツの振興と生涯学習社会の構築に最善の努力を傾けてまいりますので、議員並びに関係各位の温かいご支援と積極的なご協力をお願い申し上げます。 平成22年3月11日 清水町教育委員会 委員長 三澤 吏佐子 |
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○議長(田中勝男) 日程第7、議案第14号、非常勤職員の報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例について、議案第19号、重度心身障害者及びひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第20号、平成22年度清水町一般会計予算の設定について、議案第21号、平成22年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定について、議案第22号、平成22年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定について、議案第23号、平成22年度清水町老人保健特別会計予算の設定について、議案第24号、平成22年度清水町介護保険特別会計予算の設定について、議案第25号、平成22年度清水町公共下水道事業特別会計予算の設定について、議案第26号、平成22年度清水町集落排水事業特別会計予算の設定について、議案第27号、平成22年度清水町簡易水道事業特別会計予算の設定について、議案第28号、平成22年度清水町上水道事業会計予算の設定について、以上、11件を一括議題とします。
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○議長(田中勝男) ここで休憩します。 (午前11時43分)
○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後1時00分)
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○議長(田中勝男) 議案11件について、提案者より提案理由の一括説明を求めます。副町長。
○副町長(安曇達雄) それでは平成22年度予算案のご審議をお願いするにあたりまして、概要のご説明を申し上げたいと思います。お手元のほうに、予算に関する資料、平成22年度清水町全会計当初予算案説明資料をそれぞれ、お配りをさせていただきましたので、まずは、予算に関する資料、1頁をお開きいただきたいと思います。説明につきましては、配付させていただきました説明資料に基づきまして、沿って申し上げていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
最初に平成22年度の一般会計、7特別会計及び1企業会計の予算総額は、9,736,140千円。対前年比1.2%の減になったところでございます。主な特別会計の内容につきましては、国民健康保険特別会計では、医療保険給付費の減少見込みにより前年度対比56,000千円、4.0%の減となってございます。後期高齢者医療特別会計では、保険料改定及び対象者の増によりまして、広域連合への納付金が増となったため16,000千円、12.0%の増になってございます。老人保健特別会計については、医療制度改革により平成20年3月診療医療分で医療給付が終了となってございます。平成21年度精算分のみの予算計上でございます。介護保険特別会計においては、居宅介護サービス、介護予防サービス等の保険給付費の増により、対前年比で33,400千円、4.0%の増でございます。公共下水道事業特別会計で、478,900千円で54.4%の減、集落排水事業特別会計では、53,300千円の減でございますが、いずれも公的資金の補償金免除に係る繰上償還及び借換債発行の完了に伴う減でございます。簡易水道事業特別会計では、美蔓簡易水道の公債費の増加に伴う3,300千円の増でございます。上水道事業会計においては、配水管布設替事業及び浄水場機器更新整備事業等によりまして9,300千円の増となったところでございます。
次に、一般会計の概要についてご説明を申し上げたいと思います。予算に関する資料の裏側になります。2頁をご覧いただきたいと思います。それぞれ歳入歳出を載せてございます。
平成22年度一般会計予算総額は6,555,000千円、対前年比で405,000千円、6.6%の増額予算となったところでございます。主なものを申し上げますと、公債費が公的資金の補償金免除に係る繰上償還、これの完了等による減少、道営熊牛中地区担い手畑総事業等の減少の一方で、民生費で老人保健施設等の改修事業や、子ども手当の創設等による増、衛生費では、御影診療所整備資金貸付金等による増、土木費では道路橋梁整備事業費の増、総務費では退職手当追加費用負担金の追加や新規採用職員等人件費の増によるものでございます。
平成19年12月に策定いたしました、行財政健全化実行プランの第二次3か年計画、平成20年度から22年度になりますけれども、これに基づきまして、人件費の独自削減等の行財政改革を継続しつつも、景気悪化による雇用・経済対策をはじめ、地域医療の確保、子育て支援対策など新たな行政課題にも柔軟に対応した編成を行ったところでございます。なお、歳入歳出の不足額110,003千円については、基金からの繰入補てんを行ったところでございます。
歳入歳出の概要の主なものを説明させていただきます。
歳入の1款の町税でございますが、1,138,993千円で前年度比、8,839千円の増でございます。主なものは、個人町民税で前年度実績見込額を勘案し10,000千円の増、法人町民税では景気動向により16,220千円の減、固定資産税で新・増築家屋等の増等による17,469千円の増、町たばこ税では税率のアップと売り上げ本数の減少を勘案し2,900千円の減、こういった主な内容でございます。
8款のほうにまいりますけれども、自動車取得税交付金ですが、これは税制改正によりまして道路特定税源の一般財源化とされ、今年度から1年分が交付されることにより、4,000千円の増額となりますが、旧法による自動車取得税については、説明資料では廃目となっておりますけれども、廃項でございます。廃項により、結果として1,000千円の増となったところでございます。
9款に入りますけれども、地方特例交付金については、自動車取得税交付金の減収補てん分及び町民税からの住宅取得控除に伴う減収補てん分、子ども手当の市町村負担分の補てん分で、前年度比5,800千円の増となりますけれども、特別交付金、これも廃項によりまして、結果として3,800千円の増となったところでございます。
10款に移りますが、地方交付税につきましては、3,160,000千円と、前年比較で250,000千円増を計上しております。主な内容でございますが、普通交付税で新たに「地域活性化・雇用等臨時特例費」が新設され、雇用対策や地域資源を活用した地域づくりの経費として、算定されますけれども、公債費の減少に伴う普通交付税算入分の減少や、景気悪化による地方への配分額への影響を加味しながら、平成21年度交付決定額3,008,291千円と比較をいたしまして、8,291千円減の3,000,000千円を計上し、特別交付税につきましては、前年度と同額の160,000千円を計上させていただいたところでございます。総額で3,160,000千円を計上させていただきました。
12款に入りますけれども、分担金及び負担金は、道営熊牛中地区担い手畑総事業の完了などによりまして、13,416千円の減の96,838千円を計上したところでございます。
13款にまいりますけれども、使用料及び手数料は、牧場冬期舎飼頭数の増、それから畑地かんがい用水管理使用料の新設等によりまして19,179千円の増でございます。
14款の国庫支出金に移りますけれども、301,831千円で、前年度と比較をいたしまして133,523千円の増となりますけれども。主な内容は、子ども手当負担金の新設、それから御影診療所介護療養型医療施設転換整備補助、古潭橋架替事業の補助等でございます。
15款になりますけれども、道支出金でございますが、361,737千円で、前年度比で95,895千円の増でございます。主なものでございますが、グループホーム及び小規模老人保健施設整備補助、国勢調査、知事道議会議員選挙事務委託金等でございます。
18款繰入金ですが、110,003千円でございますが、説明資料の2頁のほうで、大変恐縮でございます、11,003千円になってございます。大変恐縮でございます、これをご訂正いただきたいんですけれども、正しくは、110,003千円でございます。国営土地改良事業償還金の償還財源とするために公共施設建設等基金から100,000千円を充てるものでございます。
21款の町債でございますが、449,500千円で、対前年度比51,300千円の増となっております。主な内容は、土木債で清美南5条道路改良舗装整備事業ほか4つの事業で、141,600千円を計上いたしまして、臨時財政対策債は財源確保といたしまして300,000千円を予定したところでございます。
次に、右側の歳出のほうに移りますけれども、歳出の概要でございますが、2款の総務費730,059千円で、対前年比で103,170千円の増でございます。主な内容といたしましては、一般管理費で退職手当の追加費用負担金の精算による追加及び新規採用職員等による人件費の増、参議院議員選挙費等の執行経費の増でございます。
3款の民生費でございますが、1,243,968千円で、対前年度比193,676千円の増でございます。主な内容では、グループホーム等の整備に対する介護基盤緊急整備等特別対策事業補助金、子ども手当給付費等でございます。
4款にまいりまして、衛生費は820,902千円で、対前年比159,420千円の増でございます。主な内容は、救急医療対策事業補助金、御影診療所整備資金貸付金、環境衛生費で、葬斎場改修工事、清掃センター修繕工事等によるものでございます。
5款の労働費でございますけれども、20,833千円で、緊急雇用創出推進事業等の計上によりまして、5,636千円の増になります。
6款の農林業費は、782,768千円で対前年比58,512千円の減でございます。主なものでございますけれども、公社営畜産基地建設事業完了、道営熊牛中地区担い手育成畑総事業の完了、松沢地区交換分合事業完了等によるものでございます。
7款の商工費ですが、84,730千円で対前年比10,914千円の増であります。主な内容でございますが、企業立地促進条例に基づく補助金、消費生活相談窓口の強化等、補助事業導入等による増額でございます。
8款の土木費は、605,177千円で対前年度比150,196千円の増でございますが、主な内容は、除雪対策費の増、古潭橋橋りょう整備事業、清和南1条道路改良舗装整備事業等による増でございます。
9款の消防費でございますが、293,182千円で対前年度比2,932千円の増でありますけれども、御影消防団90周年記念事業等によるものでございます。
10款の教育費は、690,565千円で対前年比24,520千円の増でございます。主な内容は、選手等派遣費の増、特別支援学級支援員の新規雇用、児童生徒用学習机及び椅子の更新、放課後子ども教室開設日の増、文化会館30周年記念事業等によるものでございます。
12款の公債費ですが、1,109,466千円で、対前年比で176,898千円の減でございます。長期債の一部償還完了による元金及び利息の減でございます。
次に、3頁のほうに移らさせていただきます。3頁には歳出特定財源の内訳を記載してございます。特定財源は1,441,344千円と前年度と比較いたしまして200,632千円の増でございます。主な内容は、国庫支出金及び道支出金で子ども手当創設による負担金の増、御影診療所介護療養型医療施設転換整備にかかる先進的事業支援特例交付金の増、古潭橋架替事業等にかかります社会資本整備総合交付金の増となっております。道支出金では、グループホーム等の整備に対する介護基盤緊急整備等特別対策事業交付金の増、町債については、土木費で道路改良舗装整備事業費の増などでございます。分担金及び負担金については、農林業費で御影地区国営事業受益者負担金の減。使用料及び手数料は、農林業費で牧場使用料の冬期舎飼頭数の増による使用料の増などでございます。
次に4頁をご覧いただきたいと思いますが、ここでは一般財源の内訳を載せてございます。一般財源の総額は5,113,656千円で対前年比204,368千円の増でございます。主な内容でございますけれども、町税の増、地方譲与税及び各種交付金は地方財政計画による伸び率の増減、使用料及び手数料は公営住宅使用料の一般財源振替額分の増、財産収入は町有林売払い収入等の減、繰入金は財政調整基金繰入金の減。諸収入は退職手当組合事前納付金精算に伴う西十勝消防組合からの収入による増。町債は臨時財政対策債発行可能額の増などでございます。
次に5頁と6頁には、款別それから節別集計表の詳細を、更には7頁には、需用費及び役務費の内訳を記載してございます。8頁からは一般会計の主な事業、ずっと続いておりますけれども、13頁には特別会計の主な事業、14頁は最後になりますけれども、一般会計繰出金の内容についてそれぞれ記載をしてございます。参考にご覧をいただければと思います。
平成22年度各会計の予算の概要について申し上げましたけども、関連する条例2件とともに、よろしくご審議をいただきますように、お願い申し上げます。説明に代えさせていただきます。
○議長(田中勝男) おはかりします。
ただいま、議題となっております11件の議案につきましては、議長を除く12人の委員で構成する「平成22年度予算審査特別委員会」を設置し、これに付託し、審査することにしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、一括議題となっております11件の議案につきましては、議長を除く12人の委員で構成する平成22年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託し、審査することに決定しました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 日程第8、議案第5号、平成21年度清水町一般会計補正予算(第15号)の設定について、議案第6号、平成21年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の設定について、議案第7号、平成21年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)の設定について、議案第8号、平成21年度清水町介護保険特別会計補正予算(第3号)の設定について、議案第9号、平成21年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)の設定について、議案第10号、平成21年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第3号)の設定について、議案第11号、平成21年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第12号、平成21年度清水町上水道事業会計補正予算(第5号)の設定について、以上8件を一括議題とします。
本案について、提案理由の一括説明を求めます。副町長。
○副町長(安曇達雄) それでは、議案第5号からご説明を申し上げたいと思います。
議案第5号、平成21年度清水町一般会計補正予算(第15号)の設定についてご説明申し上げます。歳入歳出それぞれ30,534千円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ7,043,705千円とするものでございます。
歳入からご説明申し上げます。9頁をお開きいただきたいと思います。
12款の分担金及び負担金、それから13款の使用料及び手数料、14款の国庫支出金、10頁・11頁になりますけれども、15款の道支出金につきましては、それぞれ額の確定見込みにより補正を行うものでございます。
12頁にまいります。17款の寄付金でございますが、特定寄付金につきましては、2月24日に個人から教育目的に対する寄付がございましたので、追加するものでございます。下段の20款の諸収入、21款の町債につきましても、それぞれ歳入金額の確定見込みによる補正でございます。
14頁の歳出のほうにまいります。14頁の歳出でございますが、1款議会費同様に2款総務費、16頁から3款の民生費、続きまして、19頁から4款の衛生費につきましても、それぞれ事業の確定等によります不用額の整理を行うものでございます。
21頁でございますが、5目の公衆浴場管理費ですが、これにつきましては委託管理時間数の減に伴う補正でございまして、従来の8時間から7時間30分に変更したものによる減でございます。
22頁でございますが、5款の労働費でございます、新卒者の就業支援事業に対する応募者がいなかったことによる賃金の減でございます。
以下、6款の農林業費、24頁の7款の商工費、8款土木費、26頁の9款消防費、27頁の10款の教育費につきましては、それぞれ決算見込みによる不用額の整理を行ったものでございます。27頁の教育委員会費につきましては、特定寄附による教育基金積立金の追加を行ったものでございます。
30頁にまいりますが、13款の支出金でございます。基金費でございますが、今回の補正の調整額として財政調整基金に積立金の追加を行うものでございます。
続きまして、4頁にお戻りをいただきたいと思います。第2表の繰越明許費の補正でございますが、金額の変更でございます。清水小学校耐震補強事業及び清水中学校耐震補強事業において入札が終了いたしまして、工事金額が減額となりましたので、その金額を補正後の金額として、繰越額を設定するもので、平成22年度に事業が完了となるものでございます。
続きまして、下段の5頁でございますが、地方債の補正でございます。第3表でございますが、限度額の変更分として過疎対策事業として実施いたしました、御影2丁目道路改良舗装事業及び御影太平2丁目道路改良舗装事業等の事業費の確定に伴う補正ということになります。辺地対策事業につきましては、道営熊牛中地区担い手育成畑地帯総合整備事業の確定に伴う補正、学校教育施設等整備事業につきましては、清水小学校耐震補強工事及び清水中学校耐震補強工事に対する、地域活性化・公共投資臨時交付金の増によります地方債の発行限度額を廃止するものであります。
以上、一般会計補正予算(第15号)の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第6号、平成21年度清水町国民健康保険特別会計(第3号)の設定についてご説明を申し上げます。
総額から、歳入歳出それぞれ76,303千円の減額いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,333,596千円とするものでございます。
5頁をお開きいただきたいと思います。5頁の歳入でございますけれども、2款国庫支出金から6頁の8款の繰入金まで、保険給付費等の見込み額がほぼ確定したことによりまして、各関係機関から通知を受け、負担金、交付金、補助金等の補正を行うものでございます。
7頁の歳出でございます。2款の保険給付費、それから9頁になりますけれども、7款の共同事業拠出金につきましても、それぞれ保険給付等の確定見込み額について補正を行うものでございます。
以上、議案第6号、平成21年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第7号、平成21年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)の設定について説明させていただきます。
歳入歳出それぞれ12,149千円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ、121,074千円とするものでございます。
5頁をお開きをいただきたいと思います。5頁の歳入でございますが、1款の後期高齢者保険料につきまして、徴収見込み額が確定いたしましたことによる補正、2款の繰入金につきましても、保険料徴収見込み額の確定により減額をする補正でございます。
6頁の歳出でございます。2款の後期高齢者広域連合納付金につきましては、徴収保険料等の見込み額の確定に伴い、それぞれ減額補正を行うものでございます。
以上、議案第7号、後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。
引き続き、議案第8号、平成21年度清水町介護保険特別会計補正予算(第3号)の設定についてご説明申し上げます。
歳入歳出それぞれ63,100千円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を813,160千円とするものでございます。
5頁の歳入でございます。1款の保険料につきましては、第1号被保険者の保険料の見込み額、3款の国庫支出金につきましては、保険給付費見込み額の確定によるもの及び交付金内示額の確定による補正でございます。
6頁にまいります。4款の支払基金交付金は、第2号被保険者からの交付金で減額補正でございます。5款の道支出金につきましても、内示額の確定による補正でございます。7款の繰入金でございますが、事業費の調整額をそれぞれ補正を行うものでございます。
8頁の歳出にまいります。歳出でございますが、2款の保険給付費、8頁から14頁までそれぞれ介護保険給付費の見込み額の確定により補正を行うものでございます。
以上、議案第8号、清水町介護保険特別会計補正予算(第3号)についてのご説明とさせていただきます。
続きまして、議案第9号、平成21年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)について、ご説明申し上げます。歳入歳出それぞれ1,379千円を減額いたしまして、総額をそれぞれ873,971千円とするものでございます。
5頁にまいります。本会計におきましても、1款の分担金及び負担金、それから2款の使用料及び手数料はそれぞれ見込み額あるいは現年度分の有収水量の増、滞納繰越分につきましては収入見込み額を減額するものでございます。検査手数料は件数の増を見込んだものでございます。
6頁にまいります。4款の繰入金でございますが、本補正予算の財源調整でございます。
7頁は歳出です。1款の管理費、2款の事業費、3款の公債費につきましても、それぞれ決算見込み額により減額補正及び財源内訳の補正を行うものでございます。
以上、公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第10号、平成21年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第3号)のご説明をさせていただきます。
それぞれ257千円を減額いたしまして、総額をそれぞれ119,957千円とするものでございます。
5頁をお開きください。本会計におきましても、それぞれ収入見込み額の補正を行うものでございますが、1款の分担金及び負担金、2款の使用料及び手数料につきましては、収入見込み額の補正、3款繰入金につきましては、本補正予算の財源調整でございます。
6頁にまいります。歳出でございますが、1款の管理費ですが、決算見込み額の減額補正、2款の公債費は財源内訳の補正です。
以上、集落排水事業特別会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第11号、平成21年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)について説明をさせていただきます。
それぞれ1,169千円を減額をいたしまして、歳入歳出予算総額をそれぞれ98,364千円とするものでございます。
5頁に入ります。歳入でございますが、2款使用料及び手数料につきまして、収入見込み額の補正、下美蔓地区が昨年8月から使用開始となり、このことで見込みを越えて使用量が増加したものについて補正を行うものでございます。
3款の繰入金につきましては、本補正予算の財源調整のため、繰入金の減額でございます。
6頁にまいります。歳出でございますが、1款の美蔓簡易水道事業につきましては、決算見込み額を補正するものでございます。以下、財源内訳の補正でございます。
以上で、簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第12号、平成21年度清水町上水道事業会計補正予算(第5号)について、ご説明を申し上げます。
収益的収入及び支出並びに資本的収入及び支出に係る補正でございます。併せて資本的収支にかかわる補正に関連して、利益剰余金処分予定額を改めるものでございます。
まず、収益的収入及び支出の補正でございますけれども、収益的収入の既定額1,091千円を増額いたしまして、収入総額を130,491千円とし、収益的支出の既定額に294千円を増額し、支出総額を103,935千円とするものでございます。
次に、資本的収入に及び支出の補正でございますが、資本的支出に不足する財源の補てん内訳を改めるもので、過年度分損益勘定留保資金の261千円、当年度分損益勘定留保資金の39,950千円、繰越利益剰余金処分額の22,866千円、当年度利益剰余金処分額の8,384千円及び消費税、それから地方消費税資本的収支調整額1,490千円とするものでございます。利益剰余金の処分予定額についてはご説明をさせていただいた、資本的支出に対する補填内訳と整合性を図るため110千円の補正を行うものでございます。
それでは2頁にお移りいただきたいと思います。
収入の補正でございますが、1款1項1目の給水収益でありますが、これは、本年度の有収水量が、当初見込み水量を上回ることからの増額であります。次に、1款1項2目その他営業収益の手数料についてでございますが、審査及び検査件数の増加によりまして、審査手数料、検査手数料をそれぞれ増額を行うものでございます。続いて、負担金でございますが、収入見込み額により補正を行うものでございます。
3頁に移りますけれども、支出の補正でありますが、1款1項1目原水及び浄水費につきましては、浄水場における維持管理委託料及び動力費、電気料でございますけれども、これは決算見込み額による補正でございます。次に、1款2項2目の消費税ですが、本年度の決算見込み額に基づく支払消費税及び地方消費税として増額を行うものでございます。
最後に3目の雑支出ですが、これは消費税における特定収入仮払い消費税及び地方消費税について、費用化を行いまして、資本的収支への補填財源として内部留保するため、予算化を行うものでございます。
以上、上水道事業会計補正予算(第5号)の説明とさせていただきます。
よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。
○議長(田中勝男) これより一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶものあり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) これより一括して討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶものあり)
○議長(田中勝男) これで討論を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第5号、平成21年度清水町一般会計補正予算(第10号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第5号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第6号、平成21年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第6号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第7号、平成21年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第7号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第8号、平成21年度清水町介護保険特別会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第8号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第9号、平成21年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第9号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第10号、平成21年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第10号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第11号、平成21年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第11号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) これより、議案第12号、平成21年度清水町上水道事業会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田中勝男) 起立多数です。
よって、議案第12号は、原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 日程第9、請願第12号、日照不足と大雨による冷湿害対策に関する請願について、請願第13号、新たな食料・農業・農村基本計画に関する請願について、請願第14号、戸別所得補償制度に関する請願について、以上、3件を一括議題とします。
請願文書表を朗読させます。事務局長。
(請願文書表 事務局長 朗読)
○議長(田中勝男) 請願第12号について、紹介議員の説明を求めます。
4番、口田邦男議員。
○4番(口田邦男) 本請願については、農民連盟から出たものでございまして、内容についてはお手元の用紙に書いてあるとおりでございます。昨年は、日照不足あるいは大雨によって農作物にかなりの被害がありました。それにおいて、地盤整備がいかに大事かということで、今般、地盤整備の推進についてご理解の上、意見書を提出願いたいということでございます。ただし、意見書の案についてはありませんので、内容を精査し、本町にあった意見書をお願いしたいということでございます。以上です。
○議長(田中勝男) これから、質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶものあり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) おはかりいたします。
ただいま、議題となっています、請願第12号は、産業厚生常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、請願第12号は、産業厚生常任委員会に審査を付託することに決定しました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 次に、請願第13号について、紹介議員の説明を求めます。
10番、安田薫議員。
○10番(安田 薫) この請願につきましては、十勝清水町農業協同組合より出されております。5年に一度の見直しについて3月の決定を見るわけですけども、昨年の12月にも、これに似た様なものが出されておりますけれども、また再度、農協から出されておりますので、文章が少し長いかと思いますけれども、内容等を汲んでいただき、提出をお願いいたします。
○議長(田中勝男) これから質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶものあり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) おはかりいたします。
ただいま、議題となっています、請願第13号は、産業厚生常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、請願第13号は、産業厚生常任委員会に審査を付託することに決定しました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 次に、請願第14号について、紹介議員の説明を求めます。
10番、安田薫議員。
○10番(安田 薫) この請願についても、十勝清水町農業協同組合から出されております。今、始まっております、米の戸別所得補償制度に続きまして、23年度からは畑作部門、その後は畜産業と続いていくかと思うんですけども、趣旨を汲んでいただき、今、提出をしておかないとなかなか事業仕分け等で取り入れられない状況ですので、ぜひとも意見書として出していただきたいと思います。
○議長(田中勝男) これから質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶものあり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) おはかりいたします。
ただいま、議題となっております、請願第14号は、産業厚生常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、請願第14号は、産業厚生常任委員会に審査を付託することに決定しました。
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○議長(田中勝男) 日程第10、所管事務調査についてを議題とします。
委員会報告書を朗読させます。事務局。
(所管事務調査報告書 事務局 朗読)
○議長(田中勝男) 本件に関して委員長の報告を求めます。
初めに、総務文教常任委員会委員長、口田邦男議員。
○委員長(口田邦男) ただいま、所管事務調査について報告をいたしました。ただいま事務局が申し述べたとおりでございまして、付け加える点はございません。以上です。
○議長(田中勝男) これから、質疑を行います。
質疑ありませんか。1番、原紀夫議員。
○1番(原 紀夫) 1点お尋ねをしたいのですが、現在町が、以前は72万円ですか、それから100万円に増額をして172万に増額して、高校の4間口を維持するために努力をしているわけでありますが、学校長との現状等の説明を聞いたなかでこの4間口を維持するために、より町としてこういう助成をしていただくとか、あるいはこういう努力をしていただくと助かるとか、そういうような要請というものはあったのか、なかったのか、もしあるとすればどういうことなのかを教えていただきたい。
○議長(田中勝男) 口田委員長、答弁願います。
○委員長(口田邦男) ただいまの質問にお答えいたします。校長の説明でございますと、100万円を増加した分に対して、非常に感謝されておりました。今後については別なメニュー等の申し入れはございませんでした。
○議長(田中勝男) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(田中勝男) これで質疑を終わります。
○議長(田中勝男) 次に、産業厚生常任委員会委員長、奥秋康子議員。
○委員長(奥秋康子) 産業厚生常任委員会の所管事務調査のご報告をいたします。調査事項、調査期日、調査の結果などは、先程、事務局が朗読したとおりでございます。以上で報告を終わります。
○議長(田中勝男) これから質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶものあり)
○議長(田中勝男) 質疑なしと認めます。
○議長(田中勝男) 各常任委員会の報告は報告書のとおり報告済みといたします。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 以上で、本日の日程は全部終了しました。
おはかりします。
議事の都合により、3月12日から3月14日までの3日間、休会にしたと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶものあり)
○議長(田中勝男) 異議なしと認めます。
よって、3月12日から3月14日までの3日間、休会することに決定しました。3月15日は午前10時に会議を開きます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(田中勝男) 本日はこれで散会いたします。 (午後2時18分)