北海道清水町議会

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平成23年第4回臨時会(7月7日)

○議長(加来良明) 平成23年第4回清水町議会臨時会を開会します。
 本日の会議を開きます。(午前10時00分)


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○議長(加来良明) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は会議規則第119条の規定により議長において
  10番 安田 薫   議員
  11番 田中勝男  議員
  12番 口田邦男  議員 を指名いたします。


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○議長(加来良明) 日程第2、会期決定について議題とします。
 おはかりします。
 本臨時会の会期は、本日1日にしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
 会期は、本日1日と決定しました。

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○議長(加来良明) 日程第3、諸般の報告を行います。事務局長。

(諸般の報告 事務局長 朗読)

○議長(加来良明) これで諸般の報告を終わります。

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○議長(加来良明) 日程第4、議案第49号、平成23年度清水町一般会計補正予算(第4号)の設定についてを議題とします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。副町長。

○副町長(安曇達雄) 議案第49号、平成23年度清水町一般会計補正予算(第4号)の設定につきまして、ご説明を申し上げたいと思います。
 歳入歳出予算の補正です。総額に歳入歳出それぞれ2,448千円を追加し、歳入歳出それぞれ6,803,195千円とするものでございます。
 歳入よりご説明申し上げます。6頁をお開きいただきたいと思います。
 20款4項3目、雑入につきましては、本町の新キャラクター事業に対し、総務省が地域力創造モデル事業として実施いたします、外部専門家活用事業が決定したことにより、助成金を追加するものでございます。
 外部専門家活用事業につきましては、総務省の事業受託機関により専門家のアドバイザー派遣を受けることができますとともに、専門家をサポートし助言や資料作成等を行う外部協力者の謝金等や事業打ち合わせ等の職員旅費が助成されるものでございます。
 7頁にまいりまして、歳出です。
 7款1項2目、観光費につきましては、ただいまご説明申し上げました地域力創造モデル事業による外部協力者の報酬と事業打ち合わせや事業報告会等の職員にかかります旅費を追加するものでございます。
 外部協力者報酬は、東京より2名が4回程度、本町に来ていただき、指導・助言をいただく謝金と旅費、さらに資料作成費を含むものでございます。また、普通旅費につきましては、2名3回分の東京出張旅費を計上するものでございます。
 以上、一般会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
 これで討論を終わります。

○議長(加来良明) これより、議案第49号、平成23年度清水町一般会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) 日程第5、議案第50号、工事請負契約についてを議題とします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。総務課参事。

○参事(西尾 修) 議案第50号、工事請負契約について提案理由の説明を申し上げます。
 1、工事名、古潭橋橋梁架替工事(下部工)、2、方法、平成23年6月30日、3社による指名競争入札の結果、落札によるものでございます。3、契約金額、消費税込みで63,840,000円であります。4、契約の相手方、上川郡清水町字清水728番地1、清水開発工業株式会社、代表取締役、佐藤與一郎。
 次に、工事の概要についてご説明申し上げます。
 本工事につきましては、老朽化した旧橋の架け替えのため、橋長72.7メートルの新設橋を架けるために橋台2基、橋脚1基、橋台保護のため護岸工事一式を行うものであります。橋台は逆T式、橋脚は小判型の形式であります。工期としましては、契約の日から平成24年3月23日を予定しています。橋脚は川のなかのため佐幌川の渇水期に合わせて施工するものであります。橋台につきましては随時施工していくものであります。
 以上、議案第50号の提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
 これで質疑を終わります。

○議長(加来良明) これより討論を行います。
 討論はありますか。

(挙手者あり)

○議長(加来良明) 討論がありますので討論に入ります。
 原案に反対者の発言を許します。
 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 私は、本件の古潭橋架け替えにかかわる契約について反対の立場で討論に参加をさせていただきます。
 ご存知のとおり、古潭橋架け替えにつきましては、現在まで2年半の間通行止めをしている橋であります。過去の議員のなかからも、この橋に関わっての質問等がありましたし、私は3月議会、加えて6月議会でもこの橋についていろいろとお話をさせていただいたことがございます。
 3月議会では、本件は全体をとおして賛成討論をさせていただきました。6月議会でも申し上げましたが、何とか全体の予算のなかで調整を図っていただいて、今回の東日本大震災にかかわって交付税も相当減るでしょう。しっかりと金の使い道を考えてほしいという願いを込めて反対をしたものであります。したがいまして、本件の橋の架け替えについては、今、清水町が大変な時期にあるということから、橋はもう少し先送りをして、本来本町が抱えている人とのかかわりにおいての重要な事案について先に進めるべきではないのかという考えを申し上げたところでございます。
 一昨日、北海道内の町村議会議員が札幌市において一堂に会して、講演を聞く機会がございました。著名な経済評論家である内橋氏の話もしっかりと聞いてまいりました。「今こそ地域の自立を目指すべき時である、住民の一番近いところで頑張っている町村議会議員が、しっかりと足元を見つめ直して、しっかりとした町政にかかわるべきときである」という話もございました。私も、まさにそのとおりだと考えてるところであります。
 昨日、私は体調を維持するために自転車で町内をグルグルと回っているときに、6・7人のお年寄りの井戸端会議的な集まりをする場所がありました。呼ばれて入りました。「原議員、橋はどうなったの」という話でございました。私は「3月の定例会で可決されているのでやります。明日、本件についての工事の請負契約の議決があるのできてください」という話をしておきました。「いいや、議会はなかなか行けない」という話です。「あんなところ必要ない」という話もございました。私は、橋の必要性は認めています。もう少し先にもっていけないか、2年何か月我慢していただいた、車で何百メートルかの距離について運転時間が若干長くなる、この程度だろうと運転をしながらみているわけでございます。したがって、本件について多くの町民が疑問を持っているということも確かなことであります。
 加えて、公共工事が国・道を含めて相当激減をしているなかにあって、地元雇用をしっかり抱えている会社も清水町にたくさんあります。このことも全く考えないわけでありますが、このことを含めて、今後の清水町の公共工事は橋ではなく、違う方向に向けて業者の方々に力を発揮していただくことが必要だろうと考えているわけであります。
 過日の6月議会でも申し上げましたが、多くの公共施設の耐震化が私どもの町は遅れています。加えて、過日ゴミ焼却炉がまた壊れたという話も聞きました。すでにこういった状況を聞きますと、これから大規模な改修等が必ず出てくる、そのときのためにも、しっかりと財源を確保して、町民の生活にゆとりのある町政に持っていく努力をすべきだと考えているわけであります。町民の多くの方の良識を受けて、本件について反対するものでありまして、議員諸侯の皆さんの賢明な判断をお願い申し上げまして反対討論といたします。ありがとうございます。

○議長(加来良明) 次に、賛成者の発言を許します。
 8番、中島里司議員。

○8番(中島里司) ただいま上程されている議案について、賛成の立場で討論に参加したいと思います。
 今、原議員が言われたお話はそのとおりで、私もこの議会の場でそういう考え方で取り組んできました。これについて、今回入札が行われ業者が決定したという部分で、個人的にじっくりしてほしかったという気持ちをもっております。であれば反対なのではないかということになると思います。実際に今までの議会のなかでお話してきたこと、とはいっても現実、執行側では上級の関係機関と交渉、あるいは補助、そういうものを取り組んできて、今、原議員が言われた町民の方から同じようなことを聞いておりますが、それも大事だと思います。今まで執行側がこの場で少数派の意見とはいえ検討してきたと思いますが、結論としてここまでに至って契約の段階になりました。この先どうなるのかということを考えたときに、もしここでこの契約が無効になれば、ますます本町の信用を落としてしまいます。過去においても、本町と上級機関とのやり取りを若干聞いております。清水町のいろいろなやり取りをこれ以上、事務処理の流れのなかで信用を失うわけにいかないでしょう。それにしてはちょっと大きな費用なのですが、費用以上に、清水町としての信用を考えたときには、これを執行側が提案されている状況で認めて、上級機関との今までの処理を円滑に終わらせていく、これはこれとして済ませて執行側に、これを機会に特にそういう部分を含めて、相手がある補助事業ですので、相手があることについて信用をなくさず、原議員も言われたいろいろな部分で財政的にまだまだ厳しくなってくことが予想されていきます。そういうものを十分踏まえて慎重な執行を進めていただきたい、そういうことを申し上げながら、この議案について上級機関との流れを尊重する、そういう部分で賛成の意見とさせていただきたいと思います。
 議員諸侯のご理解をよろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) 次に、原案に反対者の発言を許します。

(挙手者なし)

○議長(加来良明) 次に、賛成者の発言を許します。

(挙手者なし)

○議長(加来良明) これで討論を終わります。

○議長(加来良明) これより、議案第50号、工事請負契約についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これで、本日の日程は全部終了しました。
 会議を閉じます。

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○議長(加来良明) 平成23年第4回清水町議会臨時会を閉会します。(午前10時19分)