平成23年第3回定例会(6月16日_日程2_一般質問②)
○議長(加来良明) 次に、8番、中島里司議員。
○8番(中島里司) 通告によりまして1点です。中身は大変広範囲にわたると思っておりますが、今回、高速道路の無料化からまた有料化と、町長が日頃、町村会あるいはいろいろな会議のなかで清水町のインターチェンジ、地元清水に対しての期待は大きいというお話をたびたび聞きます。私は、町長が皆さんから期待されているものに応える道筋を考えていただきたいということで、このような質問になったわけであります。
本町の経済活性化あるいは本町の物産の広がり、これは全体的に大事なことだと思いますが、高速道路が有料になると高速道の流れがどういうふうになっていくのかなと思っております。人それぞれだと思っておりますが、全線乗り切るのか、峠の部分だけを乗ってくるのか、個人的にこういった考え方をしておりました。清水で乗って夕張で降りる、あとは一般道を走ったほうが良いのではないかと思っています。有料になると結構料金的にもかかるわけですから、そうなってくると、そういった利用が増えるのではないかと私は思っています。清水町の役割として、道東の発信源として、道の駅など今ある物産資料館だとか観光物産とかということで、情報を拾ってもらうというかたちになってくると思いますが、それらを、本町のなかで何か役割を果たす方法はないのか、果たしてもらえる方法ということでこのようなタイトルをかかせていただきました。
農・商・工の連携、これが連携するのは別の機会にお話したことがあるのですが、業種が違うので、その業種の違う方を一堂に集めて、こういった町での考え方もそういう方向にいっていただけるのであれば、その方向に理解していただける方に声をかけるというのは、町政でなければできないと思っております。例えば、観光の方、農業の方、生産者の方、あるいは工業の方だとか、関わりを考えると町に一汗流していただきたい、ある程度方向性が出た時点で、今度は民間の力で町ができないようなことも企画立案しながら広げていただきたいです。先走った話をして申し訳ありませんが、そのなかに、清水のそういったところにインターを降りて寄ると、道東の情報がかなり拾えるということで、そこからその情報を得て、どちらかの方向へ行こう、阿寒のほうへ向いて行こうなど、そのなかにそのルートにない町村の分の情報もそこで拾っていただけるようになれば、そこに寄ったことで今度はこうだとか、あるいはそこで物産、今のルートから行かないところといったら広尾方面だと思いますが、そちらの方面にはこういうものがあるという情報を拾えるような組織づくりのスタートを町長の力で、きっかけをつくっていただきたい、そういうことで今回質問させていただいております。私が今お話したことはそういうことで、それらを踏まえてご答弁をいただき、もう少し深まった質疑をさせていただきたいということで、ご答弁のほどよろしくお願いいたします。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。町長。
○町長(高薄 渡) 農・商・工連携という題名でありますけれども、町内の農業者・商業者・工業者の一体化を図りながら新たな道をさぐるべきだと、こういった質問ではないかと思います。
現在、ご案内のように町内の商工会、JA十勝清水農協、建設業協会、行政の町ということで、経済活性化戦略会議を設置しているところであります。その下に幹事会を置き、実務者会議を開きながら今日まで事業展開をしてきているところであります。いってみれば、農・商・工連携の1つで、先駆けてこれがつくられたものでありましたが、これも私の思いでつくったところでありますけれども、なかなかそれぞれの事業者は、現状の事業のなかが精一杯というところもありましたし、調整を取る時間がかかったということもございます。しかし、商店街の空き店舗問題や町内の事業を行う者に対する助成措置やそういうものを含めながら進めてきたのも現状であります。そのなかから、牛玉ステーキ丼の事業も行いましたし、あるいは商工会を通じた商店街の空き店舗対策だとか、おはよう商店街の問題などさまざまな状況、インターネットによる商品・物産の販売だとかそういったものにつなげてきたのも事実でございます。
しかし、それだけでは高速道の全線開通になった時の問題点を充足するわけにはいかないということになるわけでございます。足寄まで平成25年、当初は平成27年まででしたが、平成25年を目標とし、釧路までということを考えて要請活動をしておりますが、そうなった場合にどうなるのかという問題点が大きく浮き彫りになっていくのではないかと思います。
今年から、無料化の実証実験がなくなります。これは財源が無いからということでこうやってやるということは、本当に残念なことよりも、政策的にどうなのか、国策としてどうなのかということになった場合に、この問題を実証実験した段階から問題点が多かったのではないかと思うところであります。そういう面で考えますと、経済が悪い状況のなかで、あるいは所得が伸びないなかで、利用あるいは物流の関係で運送賃金を上げるということはできません。そうなりますと、おのずと峠を回避することになるのではないかと考えています。そういうことを考えますと、清水町で乗り降りすることが今の無料化よりは増えてくるだろうと予測されます。
そこで清水・新得・鹿追・上士幌の4町と協議をしているところでございますけれども、わが町として期待されておりますので、そういった面で道の駅の問題を含めて、よりみち情報館の充実感を求めて、開発と一緒に、もう少し頭を絞ってくれということで、先般申し上げているところでございます。そういったなか、近隣の物産の案内や道東方面への案内などを含めると、ここに寄ったおかげで別のところへ出向いていけるだとか、どの方向に行けば、自分が一番求めているところへ行けるだとか、そういうものも1つとして考えることによって、町内への観光客の交流人口の拡大にもつながるものではないかと思っております。そういう意味で、新たに物産的な協会などが必要ではないか、不可欠ではないかと思いますので、こういったものを協議し、速やかに知恵を出しながら進めてまいりたいと考えているところであります。
なお、農・商・工連携の事業というのは、農林漁業者と商工業者が通常の取引を越えて、それをさらに強固なものにし、新たな商品サービスを開発・生産することが農・商・工の連携になります。これには4つほどの特典がございます。政府資金を入れることもできますので、そういったことをしながら充実化を図っていくのが必要だと思います。一歩進んだ考え方をもち、この問題を取り組むように考えていきたいと思います。よろしくお願いします。
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○議長(加来良明) ここで休憩いたします。
○議長(加来良明) 休憩前に引続き会議を開きます。
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○議長(加来良明) 一般質問を続けます。
8番、中島里司議員。
○8番(中島里司) 先ほど町長から答弁をいただき、私が町長に期待している中身は、そういう答弁をいただいたと思っております。
それから経済活性化戦略会議、今まで頑張ってこられたことを否定する気はありません。どちらかというとひとつひとつ見れば、十分評価に値すると思っています。ただ、それがもうひとつ広がっていきません。先ほど申し上げました、十勝管内でも西部十勝でも大きな期待を受けているという部分を、今まで町のなかで町長がトップになり、地域の方々に声かけをしながら1つずつかたちになってきていると思っています。それをこれからどう発展させていくか、飛び立たせるかということだと思っております。そのなかに、きっかけとして高速道路が全線つながるというのがタイミング的にいいことだと思っております。これのなかで、この会議で町長は頑張っておられるのですが、実際に他の団体のトップの方が大事な会議のなかで連携を取れているのかどうか、会議にその都度出席されているのかどうかということに疑問を持っています。町長がせっかく声をかけても、何かもう1つというものが、そのへんからいくと、さっき申し上げた何か団体をつくってという部分の話になるわけです。そのへんについて、今の活動状況、経済活性化戦略会議、町長から見て十二分に機能されているかどうか、町長としてはどういうふうに捉えていますでしょうか。
○議長(加来良明) 町長。
○町長(高薄 渡) ただいまご指摘のとおり経済活性化戦略会議におきましては、平成17年につくったものでございますけれども、それまでは、そういうような、それぞれの分野では懇談会をしてきたのですが、一堂に会しての、清水町全体で経済を立て直していきましょうという共通認識を持つためにつくりました。あくまでもそれは実行部隊ではなく、調整機能と共通した課題を取り上げ、各々の機関、JAであればJAのなかで、商工会であれば商工会のなかで、建設業協会であれば建設業協会のなかでやっていこうと、共通したものがあれば取り上げたなかで、共に進んでいくべきものは進んでまいりましょうというような会合できました。したがって、十分ではありませんが、機能的には整ったところでありますけれども、そういったなかからJAであれば、低迷していた肉の生産や加工、販路なりこういったものを皆で助け合って、それを充実・発展させていこうということを大きく取り上げていた問題でもあります。
JRの乗降客を増やすために、JRのほうで切符を買うのであれば必ず清水で購入してもらいたいというようなことを、例えばの話ですがそういうことをひとつひとつ積み上げてきたのも事実でございます。しかし、今求められているのは、そういう大きな組織との調整も必要であるのだけれども、住民の皆さんでそういう思いをしている人達が、能動的にこういったものをやってみたい、そしてその人のために町にひとつのきっかけづくりをしてもらいたいという声が徐々に強まってきたのも事実です。したがって、それをどういうふうにつくるかということが、これからやるべきものだと思います。
たとえば、経済活性化戦略会議で食による経済活性化を図っていこうと言ったことがありますが、実際にはどうやるかということになった時には、牛玉ステーキ丼にかかわる職員が研究会に行ったら、悔しい思いをしたからよしやろうと立ち上がって「やっていいかい」というから「やっていいよ」ということになって始まりました。そして皆さんが協力をしてくれた、こういうことがもう1つ違うものでどんどん生まれていくようにしていかなければならないと思っております。既存のものをもう少し既存のものでやる方法と、発展的にやる方法、そういうやつでやる考え方を持っている人達で集まってもらい、農・商・工連携のかたちだと、こちらからもとらなくてはならないかと思っていますが、今、帯広市を中心とする、これから議論をいただく中心街の活性化に関わる問題であります。これは基本的に農商工・産学官連携、地域ブランドをつくり、推進していくというかたちになっております。そこに出席している方もいらっしゃいますけれども、まだその輪が広がっていませんので、そういうような大きな組織ばかりではなく、そういう思いを持った人達に集まってもらって、今の質問のようなかたちの体制がつくれないものかどうかを研究していきたいと思っております。
○議長(加来良明) 8番、中島里司議員。
○8番(中島里司) 町長のお話は、そういう部分では進んできている部分も多々あると思っております。管内のこともですが、今清水町が置かれている立場で、何を私達の町のなかでやっていくか、個々のいろいろなアイディアを出していただき、それを町が受けて応援することができる、支援しなくてはならないものはしていく、これも大事なのですが、どうしても町がうんぬんと言うと、長続きさせるためには利益追求なのです。実際には、物産的なものを取り扱う、町内の物を全てとは言いませんけれど、可能な限りそういう方たちの参加をもらう、そういうきっかけをつくれないでしょうか。ですから、経済活性化戦略会議でトップの方があれして、それぞれの団体に渡す、渡したらそれで終わっていませんか。そこからの広がりが出てきていないのではないかと私は思います。今頑張っておられる方たちもたくさんいるのもわかっていますが、そのなかでこの部分はなんとか皆で話し合って、1つになって、清水町内で応えていく、十勝管内のなかの期待に応えていく、その力が十勝圏として帯広でうんぬんというもののなかに入ったときに「清水町」という存在感が大きな影響力を持つと思います。
そういうことで、ここまでいろいろ頑張ってきて、町民の方からの反応もよく頑張っておられる、その成功例も町長が言われたとおりでそのとおりだと思います。それを町の財産として、それを足場にし、何か新しいものを開発していくだとか、そういうものになっていってほしいのですが、それよりも、今までやってきた経済活性化戦略会議を実行部隊として、経済活性化戦略会議であったらそこへ落とす、それぞれの農協や商工会の観光協会ではなく、まずそこに落としてそこからやっていくのであればいいのですが、そこで利益も考えながら指示していけるような組織があったらなお良いし、外部に出たときもいいのではないでしょうか。
何日か前の新聞に出ていましたが、中小企業同友会ですか。このなかで、私が今回質問していただこうということのなかで出ていて、この記事を見る限り、ここで止まってしまっているんです。これは最近話していることではないと思います。これは前からこの話が出ていたんだろうと思います。なので、これから具体的な連携方法や事業について今後さらなる検討を重ねる、ある程度答えが出ていなければならない時期です。これはこれとして、清水町の町長がいろいろな部分で頑張っています。そういう部分で、これからの具体的な部分、具体化していくときに今一度知恵を出していただいて、頑張っていただく方法を、急な話で申し訳ないですけれども、これからのことについてお考えを伺いたいと思います。
○議長(加来良明) 町長。
○町長(高薄 渡) 今の事例のやつはさておきまして、先ほど申し上げましたように、各団体のトップレベルの人達が集まってのものでございますから、細かな点はだいたいおわかりのとおり、意見としてはできてこないということになります。自分達の事業主体でありますから、利益を上げる、そういう考え方に常に立たなければならないわけでありますのでそういう面では理解します。共同で何かをやろうというときには困難性もありますが、実務者レベルでは、そこの部分に入ってきているのだけれども、いまいち、そこが全体的にどうなのかということになりますと、ご指摘のとおりだと思います。
では、どうするのかということになりますと、新たな活力をどうするのかということが農・商・工連携にいわれている新たな発想のものになるわけです。それがなければ、国も道もそういう声が出てこなかった、既存の団体があればそれに力を入れればいいわけですから、そこでどうしても歴史・伝統があるので、そこからはみ出してはいけないというのが事実です。新たなそういう発想を持った人達の団体を集めて、集まったなかで支援をしていくというかたちがよいのではないかと思います。そういうものを考えたのならば、町が中心となってこういうことをやっていくということを経済活性化戦略会議のなかで言った上で、そこを省くわけにはいきませんから、そういった理解を求めながら新たなものの人達に集まっていただいて、そして、そこで課題を出しながら進めていくということが必要だと思っています。
こういう方法も例としてありますが、例えば、清水の商工業者、商店のことで言えば、自分のお店を持っていれば、自分の範囲のつながりのなかで物を仕入れたり販売しているのですが、限界がくるような状況になった時は、パートナーシップ制度というのを取り入れます。それを農・商・工連携のなかに制度として、中小企業近代化資金のなかに入れれるように新たにやってきました。それを入れることによって、それぞれの個店が持っていたやつを協力し合って、パートナーとしてやることで新たなものの商品価値を高めていくということをやれば、事業として使えるということもありますので、そういう知恵を出しながらいく組織をもう一度考えていきたいと思っております。
○議長(加来良明) 8番、中島里司議員。
○8番(中島里司) 何回も質問をしてもお互いに同じようなことなので、そんなに差はないと思っています。
町長がお話した商店のお話ですが、この話はこういう話になっていく場合に、うちの商売と会社が直接関係あるかないかというそういう発想のなかで話し合いをされているきらいもあるのではないかと思います。私がお話しているような、民間の力をお借りしながら何か組織づくりをするときには、自分の置かれている商売やいろいろな部分を外して、その組織づくりに協力してもらう、そうしなければ自分の商売は成り立っていきません。それをより商店街や会社関係に全体的に影響を与えるような発想のなかでやってほしいです。ですから経済活性化戦略会議のなかで、考え方として町長も認められたお話をされております。それを打開するためにはトップの方がそういう実行部隊として、案件が出てきてその実行部隊をつくるのではなく、それぞれの企業、役場から何人か出てもらい先にメンバーを選んで、そういう人達がどういう名称にしたらよいかわかりませんが、実行部隊的なあれとして、定期的な会合を開きながら近いうちに物産館なり物産公社なり、何らかの団体を立ち上げていく方向というのを何かの機会にお話し合いしていただくというわけにはいかないでしょうか。今まで言った、計画はなんとか町長を中心としてうまくいっている。それもわかります。実行部隊についてはそれぞれの団体に渡して終わってしまっているというきらいがあるので、実行部隊としてまとめ役、まとめる組織というのを今一度考えていただく、あるいはそういう方法を取れないかお答えいただきたいと思います。
○議長(加来良明) 町長。
○町長(高薄 渡) 具体的には、例としまして、今ある本町の観光組織は観光協会です。観光協会は、町として助成金を観光協会に支出しております。その支出の流れは、事業に使うよりも十勝の観光協会に流れているのが実情でございます。十勝になってしまいますと、当然、細かく・深くは入れません。どうしても広くなってしまうわけであります。私はそこに常に疑問を持っておりまして、町長として観光協会に言えることは、補助金が適正かどうかということしか言えません。中身の事業について観光協会のメンバーに「これをやれ、あれをしろ」と言いづらいのが町長としての考えになるわけです。
そこで、そういう問題が、今の新しい方たちはどうするのかということになりますと、ものづくりを「させてあげる」「してあげる」ような体制づくりをしなくてはなりません。ものづくりをするためには調査研究が必要でありますし、ものづくりによって、例えば、産学官であれば近くの畜産大学との連携もしなくてはならないし、札幌大学とも連携をする。あるいは企業とも連携していく、そのようなかたちのなかでやりたいということであれば、そこに資金・補助金も導入しながらやっていくという方法、そして、組織づくりをするという新たな問題もあります。1つの例としました。
今はどうなのかということになりますと、そこまでいかなくてもあるものでやろうということになれば、ただちに物産協会的なものをつくりあげる。これは新たなメンバーになるのではないかと思います。それと観光とどういうふうに結びつけるかということで、一体化しなくてはならないと思います。そうなると、既存の観光協会と新たにつくる物産の集まり、そういう集団をつくって清水町物産協会的なものをそこに研究開発も含めて、町が支援していくということをすれば、今言われたような近隣町村の物産を集めてここで紹介することもできるし、道東の観光の案内もできるし、物産も全部集めなくてもある一定程度の町村にできると思っています。
そういうようなことで、発展的な夢をもったなかでご質問にお答えしたいと思っています。
○議長(加来良明) 8番、中島里司議員。
○8番(中島里司) 要望で終わるわけにはいかないので、最後の質問になろうかと思います。
今のお話はぜひ実行していただきたいです。町長からお話があった、観光と物産をどう組み合わせるか、これは最初から1つにしてもいいのではないでしょうか。
物産は、地元のなどですよね。観光というのは人の動きです。どちらかというと、観光は人の動きをいろいろな部分でやっておられる。物産というのは地元あるいは管内でという部分があると思います。ですからこれを1つにしたって問題ありません。今の観光協会をどうのこうのではないです。あくまでもそれを1つにしても方法はあると思います。物産・観光によって人に動いていただいて、清水町にもたくさん寄っていただく、その結果、十勝清水に来て、管内の情報、極端なことを言えば、広尾線のほうの物産カタログを置いて、向こうには行けないけれども、実際にここで頼んだら取り寄せることができるくらいの情報を発信できる場所でよいのではないでしょうか。そういう発想で町長から前向きにお答えをいただいたので、担当課長も真剣に聞いてくれているので、時間はかかるかもしれませんが、実行に向けて動き出していただきたいです。その覚悟というか、それについてもう1回お聞かせいただいて、終わりたいと思います。
○議長(加来良明) 町長。
○町長(高薄 渡) そうなりますと、専門的な人を導入していくことが必要だと思います。そういうような、バイヤー経験のある人だとか、定年退職した人でもよいのですが、そういう人達を入れながら力をつけていくということが必要だと思いますけれども、専門的にこの問題に取り組みをしていくように、物産協会はありませんので、観光協会と物産と新たなものを入れて観光・物産協会的なものをやっていくというようなことを、観光案内も含めて物産案内も含めてやっていく、また、関係機関の経済活性化戦略会議なんかもありますから、そこで話し合いをしながら具体化していくようにしていきたいと思います。