平成23年第2回定例会(3月23日_日程3)
○議長(加来良明) 日程第3、議案第10号、清水町議会の議決すべき事件に関する条例の制定についてを議題とします。
提出者より、提案理由の説明を求めます。企画課長。
○企画課長(中島弘志) 議案第10号、清水町議会の議決すべき事件に関する条例の制定について、提案理由のご説明を申し上げます。
中心市と周辺町村が、1対1で協定して医療や福祉教育などの事業を連携して取り組むことにより、圏域全体の活性化を図る定住自立圏構想の十勝圏での取り組みにつきましては、帯広市と18の周辺町村とのオール十勝での取組みが進められており、昨年12月に帯広市は中心市としての意志表示ともいえる中心市宣言を行いました。
十勝圏での今後のスケジュールとしましては、本年2月8日に十勝圏複合事務組合市町村長会議における定住自立圏のオール十勝での取り組みという方針に基づき、管内19全市町村が3月議会定例会において、定住自立圏の連携協定を議決事件とする条例案を提案する予定となっており、その後、本年6月議会定例会では、協定書に基づく定住自立圏形成協定の締結を議会に提案し、議決を求める予定となっております。
なお、協定後に中心市が取り組み事業の詳細を記載した定住自立圏共生ビジョンを策定することにより、連携事業に要した経費分が中心と周辺町村に特別交付税で措置されることとなっております。
参考までに、本町の可能連携事業は、昨年行った調査で、医療・福祉・観光・公共交通などの分野で38の事業があり、今後、帯広市を中心とした事務レベルでの作業部会において、更に詳細を検討しながら連携事業を選定してまいります。本町といたしましても、38の連携可能事業があったことから、この定住自立圏形成協定のオール十勝での取り組みに同調してまいりたいと考えております。
続いて、条例内容をご説明申し上げます。
第1条には議会の議決事件について、この条例に定めるとしており、第2条では議会の議決すべき事件は、定住自立圏形成協定の締結・変更・廃止と明記させていただきましたが、これは総務省の定住自立圏構想推進要綱の定めによるものでございます。また、この条例は本年6月議会定例会に提案予定の帯広市との定住自立圏形成協定の締結を議決するための根拠条例になるということをご理解いただきたいと思います。なお、附則として、この条例の施行は公布の日から施行するものといたします。
以上、議案第10号、清水町議会の議決すべき事件に関する条例の制定についての提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(加来良明) これより、質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
これで、質疑を終わります。
○議長(加来良明) これより、討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
○議長(加来良明) これより、議案第10号、清水町議会の議決すべき事件に関する条例の制定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第10号は、原案のとおり可決されました。