北海道清水町議会

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平成23年度予算審査特別委員会(3月16日_一般会計_総務費(1))

○委員長(安田 薫) これより、第2款、総務費、1の審査を行いますが、この款は数課にまたがりますので、分割して審査を行います。
 先に、1項2目、会計管理費、54頁、5目、交通安全推進費、58頁から59頁、7目、住民活動推進費、63頁から64頁、8目、支所費、64頁から66頁、9目、公平委員会費、66頁、10目、固定資産評価審査委員会費、66頁、2項、町税費、70頁から72頁、3項、戸籍住民基本台帳費、72頁から74頁、6項、監査委員費、78頁までを審査します。
 それぞれ、担当課長に申し上げます。予算のなかで、特に説明を要する点があれば説明願います。なお、発言する際には初めに職名を言っていただきますようお願いいたします。
 町民生活課長。

○町民生活課長(佐藤典隆) 第2款については、数課にまたがりますが、総務費のなかで、町民生活課にかかわる部分で、主なものをご説明いたします。
 72頁から74頁です。3項1目、戸籍住民台帳費です。14,172千円の増となっておりますけれども、主に13節の委託料で住民基本台帳法の改正により、新規に外国人登録事務システム改修委託料12,000千円を計上したことによるものでございます。また、戸籍電算化事業としまして、業務委託費を平成24年10月稼動に向けて債務負担行為により今年度着手いたします。
 以上、総務費にかかる予算概要の説明といたします。よろしくお願いいたします。

○委員長(安田 薫) これから質疑に入ります。
 質疑ありませんか。
 原紀夫委員。

○委員(原 紀夫) 頁数57頁です。
 毎年、新車は買えないということで、中古車を少しずつ努力をして購入されています。額的には100万円ですけれども...(途中中断)

○委員長(安田 薫) 原委員、すみませんが、57頁は今の審議のなかには入っておりませんので、後ほどお願いしたいと思います。

○委員(原 紀夫) 失礼しました。
 58頁、昨年もお願いというか考え方を聞かせていただきましたが、広報紙の関係です。
 高齢化社会に入って、我が町も年寄りがどんどん増えていくというなかで、毎月来る広報紙の...(途中中断)

○委員長(安田 薫) 原委員、すみませんが、次の総務費のなかの2のほうの4目の後になるのではないかと思います。

○委員(原 紀夫) 申し訳ありません。

○委員長(安田 薫) よろしくお願いします。
 先ほど、総務費の1と、平成23年度予算審査次第書があります。そのなかの目ごとに出ておりますので、目ごとの発言をお願いいたします。

○委員(原 紀夫) 混乱してしまい、申し訳ありません。
 59頁です。交通安全推進費の部分です。従前から、この部分について子ども達を交通事故から守るという基本的な考えに立って、努力をしているということは重々承知しております。生活安全推進委員会に290万円ほど交付しており、従前、町で取り組んでいた部分をそっくりこちらに交付をして、事業等を行ってもらっているわけであります。
 そこで、昨年同様、今年度も昨年同様の対応で進むということなのかどうかお尋ねをいたします。

○委員長(安田 薫) 町民生活課長補佐。

○補佐(高橋覚史) 委員におかれましては、昨年も同様の質問がありました。21年度・22年度と同様の体制で、職員が登下校の交通安全の関係で1名、交通安全専門員ということで女性の方3名で、登下校の交通指導等を街頭指導する予定でおります。以上です。

○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。

○委員(原 紀夫) 一般的に交通啓もう等々をするということは、ごく一般的な交通法規について熟知をしている必要があると思います。したがって、昨年、私は隣町に行って見てきてはどうかという話をさせていただいたわけです。機敏な行動に加え、子ども達に語りかけたり、いろいろな方法があると思いますが、交通法規、運転免許証は最低限持っている方にお願いをして、先ほど言われた対応をしていただければ、子どもも父兄も助かります。こういうことでお尋ねをしているわけであります。
 警察官等の意見を聞いても、「免許を持っている人が望ましい」という話もされております。今後、そういう方向に向けてやろうという気があるのか、ないのか、今までどおりやる以外ないというのかはどうでしょうか。

○委員長(安田 薫) 町民生活課長補佐。

○補佐(高橋覚史) 委員のお話でいくと、交通安全専門員の女性が3名いますけれども、そのなかに免許をとっていない方がいるので、そういう方について、今後、1年の採用なのですが、そういうときに、免許を取った方を採用したほうが良いのではないかというご質問かと思います。
 採用条件のなかで、免許を持っている方だとか、そういった採用の条項には載っておりません。現在は、そういったかたちで今言われてように、交通法規等々、交通街頭指導のしかた等を契約のなかでうたっております。交通安全の講習会、例えば、こぐまクラブの交通安全の講習会等々で一緒に同席をして新得交通課長のお話を聞いたり、一般的な交通法の部分については、本人も勉強していると思うので、今後の採用のときにそういったかたちについて検討したいと考えております。

○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。

○委員(原 紀夫) 今後の採用のときにということは、今年度は間に合わないけれども、今後についてそういった対応をしたいということですか。

○委員長(安田 薫) 町民生活課長補佐。

○補佐(高橋覚史) 繰り返しますが、採用条件のなかにそういった条項1つ入れて、今後そういったかたちで採用するかどうかを検討していきたいと思います。

○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。

○委員(原 紀夫) 町民から子どもを指導している人が、極端な言い方をすると、横断歩道をわたるなどを1点にすると、そんなのお構いなしにどこでも勝手に歩く、あのような対応で良いのかということを言われました。そういうところはしっかり考えてやらなければ、町民の目はしっかり見ているので、しっかり考えてほしいです。私は、今年度4月から大分変えて、考えていただけるのかという期待をしておりますけれども、今の感じでは全くないようなので残念に思いますが、いたしかたないのかという気がいたします。そういうことはしっかり受け止めていただきたいと思いますので、お願いしたいと思います。
 次ですが、63頁です。
 説明の32項の新婚世帯の定住促進事業の補助金ですが...(途中中断)

○委員長(安田 薫) 原委員、そこも次の項になります。

○委員(原 紀夫) 終わります。

○委員長(安田 薫) 他に質疑ありませんか。
 佐藤幸一委員。

○委員(佐藤幸一) 51頁について質問したいと思います。

○委員長(安田 薫) 佐藤委員、51頁も次だと思います。
 次第書の2のほうになると思いますので、そちらで質問お願いします。

○委員(佐藤幸一) 失礼しました。

○委員長(安田 薫) 総務費1、頁数が難しいかと思いますが、他に質疑ありませんか。
 口田邦男委員。

○委員(口田邦男) 63頁、住民活動推進費のなかで、10番の町内会長・農事組合長報償がありますが、この件については毎年話題になっております。町長の当初の公約は、この問題についてかなり重点項目となっていたはずですが、現在はどのような考えでおられるのでしょうか。諦めたのか、そこらへんの考え方をお願いいたします。

○委員長(安田 薫) 町長。

○町長(高薄 渡) 口田委員から、毎回このことについてのご質問をいただいているところであります。私も同じように答弁してるのですが、思うように進まないというのが現状です。しかし、特に農事組合のことを言われていたと思いますが、話していくと地域によっては難しいという部分もあります。積極性を持つかどうかということについては考えなくてはなりませんが、主体的にやらなければならないのは地域の方々です。地域の方々がそこまで触らない、言い出すと、その地域の全体のなかが崩れていくようなお話しもいただいておりまして、本当はしたいのですが、無理だというようなことを言っております。
 次の世代に代われば、そういう話になっていくだろうということで、今の後継者の20代・30代までいけばなるのか、私は、数戸の農事組合ですので、何をやるにおいても、集まることについては非常に便利です。しかし、長年続いてきた歴史的背景もあるだろうし、伝統もあるだろうし、そのことはわかりますが、どの部分も集約化して合理的にしながら広めていかなければならない、かつ、農事組合会館の維持をしていくということになったら将来的に負担になってきます。なので、できるだけ早いうちに協議をしてほしいということでお話ししておりますので、これから年度が明けましたら、それぞれの地域に入る計画ですので、強めていきたいです。少しでも他の地域に波及効果が生まれれば幸いかと思います。そういうことで、諦めておりませんので、努力していきたいと思います。

○委員長(安田 薫) 口田邦男委員。

○委員(口田邦男) 確かに難しい問題だと思います。たまたま公約の一つなので、長年かかってもあまり日の目が見えないし、何年かかかっているところをみたところ、あまり効果的な効果ではないということになれば、無理して強行な考え方で私は進めるというようなことはやめて、今一度、考え直す、今の考え方は諦めるといった表現のしかたのほうが良いのではないかと思いますが、どうですか。

○委員長(安田 薫) 町長。

○町長(高薄 渡) 私は諦めておりません。できるところからやっていきます。100%とはいきませんが、できるところからやっていくということで、これまでにもやってきたところがありますので、地域によっては2地区くらいでやってきておりますので、できればもう少し増やしていくという考え方をしていきたいです。それで、他のほうに影響を及ぼしてくれれば良いと思っております。

○委員長(安田 薫) 口田邦男委員。

○委員(口田邦男) 期待しております。
 続きまして、この頁数のなかには載っておりませんけれども、一昨日の私の一般質問のなかで、ガーデンショーの質問をさせていただきました。そのときに実行委員会を立ち上げるような町長の答えがあり、予算的に何も載っていませんが、どこかで当てはまる予算はありますか。それとも、予算的に全然考えていないのでしょうか。

○委員長(安田 薫) 町長。

○町長(高薄 渡) 北海道ガーデンショーにかかわることについてですね。
 ガーデンショーにかかわり、今年度につきましては、特別に予算の編成ということについては考えていません。これは、北海道ガーデン協会推進協議会がありますけれども、そちらのほうの対応で、今年度の準備等についての予算措置は若干ですがなされている状況であり、当町としましては、来年度ということで考えてまいりたいと思います。

○委員長(安田 薫) 口田邦男委員。

○委員(口田邦男) そうではなく、我が町清水町がガーデンショーに対して、どういった取り組みをするかということに対して、実行委員会を立ち上げて、対応策を考えていくと私は捉えたのですが、違うのですか。

○委員長(安田 薫) 町長。 

○町長(高薄 渡) 少し違います。実行委員会というのは、町が主体ではなく、北海道ガーデン協議会、帯広花なんとかという団体がありますが、そういうさまざまな団体でもって、実行委員会を組むということなのです。なので、我が町で実行委員会を組むのではなく、そういうところが主体となって組みます。そのなかで町もひとつの実行委員のメンバーであるということです。したがって、町が実行委員会を組んでやるのではなく、全道的な視野でやる事業です。ということなのですが、まだ具体的なことには進んでおりませんので、今後、年内にそういう方向性が定まってくるだろうと思います。

○委員長(安田 薫) 口田邦男委員

○委員(口田邦男) 私は、ガーデンショーそのものについて言っているわけではないです。せっかく立派なイベントがあるから、町もそれに便乗して何かできないのか考えてみてくださいということで、実行委員会を立ち上げるのかと私は解釈しました。あとは、商工の関係でそちらのほうでも質問させていただきます。

○委員長(安田 薫) 他に質疑ありませんか。
 木村好孝委員。

○委員(木村好孝) 頁数でいうと63頁の7目、住民活動推進費の部分で、質問の頁数は、64頁の各地域集会所管理事業の部分です。このなかで、施設修繕料というのが計上されておりますが、この内容について、どのような内容かお伺いします。

○委員長(安田 薫) 町民生活課長補佐。

○補佐(高橋覚史) 修繕費につきましては、各施設の全般的な修繕料ということで10,000円を計上させていただいております。

○委員長(安田 薫) 木村好孝委員。

○委員(木村好孝) 役場のほうには、正式にお伝えされているかどうかは不明ですが、私の所属している御影の鉄南の集会所も老朽化しておりますが、一番問題となっているのは物置です。物置の破損が著しいということとデジタル化に伴ってのテレビの問題です。これらの問題が、町の管理のほうになっていますので、それ以外は町内会でカーテン、畳などその他の老朽部分については予算化し、修繕をしていくことになっているのですが、そのへんの集会所の町管理の部分になっているところ、修繕その他を含めた方向性があれば聞きたいと思ったのでお伺いしました。

○委員長(安田 薫) 町民生活課長補佐。

○補佐(高橋覚史) 委員ご指摘の、先々週、町内会のほうから要望書というものをいただきました。当初予算には組み入れできませんでしたけれども、各町内会施設の管理運営委員会というものがありまして、そのなかで、小さい部分について修繕をしていただくだとか、大きな部分、以前から言われていた物置の改修、今回出てきたストーブの関係等々、町内会の役員の方と相談させていただいて、進めておりますけれども、今後、そのへんの町がやる部分や運営委員会でじゅうたんなどについて改修していただくだとかについて進めていきたいと考えています。

○委員長(安田 薫) 木村好孝委員。

○委員(木村好孝) わかりました。よろしくお願いします。

○委員長(安田 薫) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
 これで、総務費のうち会計管理費、交通安全推進費、住民活動推進費、支所費、公平委員会費、固定資産評価審査委員会費、町税費、戸籍住民基本台帳費、監査委員費の審査を終わります。