平成23年度予算審査特別委員会(3月17日)
○委員長(安田 薫) ただいまの出席委員は11 名です。定足数に達しておりますので、これより本日の委員会を開きます。
(午前10時00分)
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○委員長(安田 薫) これより、第8款、土木費、143頁から155頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば、説明願います。なお、発言する際には初めに職名を言っていただきますようお願いいたします。都市施設課長。
○都市施設課長(越井義樹) おはようございます。都市施設課の越井です。よろしくお願いいたします。
8款、土木費にかかわる予算につきまして、副町長の予算概要説明と重なる部分があるかと思いますが、ご説明させていただきたいと思います。
最初に、148頁を開いていただきたいと思います。
3目、道路新設改良費、15節、工事請負費の関係であります。道路改良舗装事業といたしまして、御影3丁目仲道路の整備計画となっております。御影大平町内の道路整備事業であります。工事請負費といたしまして、53,650千円を計上させていただいております。
同じく15節、工事請負費の関係ですが、橋梁整備工事といたしまして、古潭橋橋梁架替工事費132,000千円を計上させていただいております。本橋につきましては平成20年11月より通行止めの措置を取ってきております。平成22年度におきまして、旧橋の解体工事を終了しております。平成23年度より本体工事、橋梁下部工事に着手し、平成24年度完成を目指しております。なお、道路整備等の所在地につきましては、説明資料といたしまして配付させていただいておりますのでご参照いただきたいと思います。
次に155頁になります。
5項2目、住宅建設費、13節、委託料の関係でございます。公営住宅建替建設事業外構実施計画委託料及び民活制度調査委託料といたしまして予算を計上させていただいております。
昨年度、平成21年度になりますが、公営住宅建設計画を策定したところであります。そのなかで、平成24年度にJAとの交換地、南2条6丁目に仮称でありますが、まちなか団地の建設計画となっております。建設計画に伴います、設計調査の委託料であります。
以上、何点かにつきましてご説明させていただきました。よろしくお願い申し上げます。
○委員長(安田 薫) これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
山岸政彦委員。
○委員(山岸政彦) 2点お伺いしたいと思います。
最初ですが、3目の道路新設改良費です。今年度の工事ではありませんが、去年、一昨年と片側の道路の舗装を上から直しているところがありますが、本通南1条の間、5丁目から10丁目くらいまで去年か一昨年にやったと思うのですが、マンホールの部分、舗装を上からかぶせているわけですから、段差ができ、今は砂袋なんかを埋めたりして平らのようにしているのですが、最初から平らにするような工事というのはできないものなのでしょうか。
○委員長(安田 薫) 都市施設課長。
○都市施設課長(越井義樹) 今、議員が言われた道路は、私の家の前の道路になっているのですが、この道路整備は昭和50年だと思います。整備したということで、整備から年数がかなり経っています。その当時、あの道路は簡易舗装ということで、砂利もそんなに厚くなく薄い状態で、舗装につきましても、一層の舗装ということでやって、整備からも三十数年は経過していると思います。
そのなかで、あまりにも舗装のおうとつが激しくなって、ひび割れてきている部分もあります。それほど交通量が多い路線ではなく、それぞれ徐行して走っていただいておりますので、多少の支障があったかもしれませんけれども、なんとか工事をさせていただきました。そのなかでオーバーレイ工法ということでやらさせていただきましたのですが、もともとの路盤が薄いものですから、おそらくやったとしても同じようにマンホールのところは影響が出る予想はしておりましたが、今までの分からしてみればかなり解消されるということで実施しました。ああいった部分は解消するのは難しい部分がありますので、あのようなかたちで対応させていただいておりまして、あの部分を解消するような工事というのは二次改修だとかがありますから、それまではできなかったということです。
○委員長(安田 薫) 山岸政彦委員
○委員(山岸政彦) わかりますが、完全とは言わないまでも、簡単にはひび割れしないようないような工事をするとなると、何倍もの費用がかかるということなのでしょうか。
○委員長(安田 薫) 都市施設課長。
○都市施設課長(越井義樹) 新しくやっている工事でしたら、砂利を1メートル近く置き換えるだとかという工事をしておりますけれども、その部分をまた掘り直してやるというか、二次改修の工事になりますので、そういった部分は難しかったのかと考えております。
○委員長(安田 薫) 山岸政彦委員。
○委員(山岸政彦) わかりました。
今の同じ通りなのですが、9丁目と10丁目の池戸土建の前の交差点ですが、横の道路との取り合いがあると思います。とても急な段差になっており、かなりスピードを落とさないと危険な状態になっていると思います。そこに「この先、段差があるので注意してください」という表示など、苦情はなかったのでしょうか。
○委員長(安田 薫) 都市施設課長
○都市施設課長(越井義樹) 私の家の前の通りですから、私も何度か通っております。山岸委員がおっしゃったような勾配になっている部分がございます。そのへんの住宅の方など利用者は、わりかし通行される方が限られている部分がありますので、皆さんも事情をわかって通行されていると思います。
今、ご指摘されました部分は、いろいろな方が通行されますので、現場を再度確認させていただきたいと思います。
○委員長(安田 薫) 山岸政彦委員。
○委員(山岸政彦) 是非、お願いいたします。
もう1点なのですが、公営住宅建替につきまして、民活制度の調査を委託するということなのですが、この内容はどのようなことを委託するのでしょうか。
○委員長(安田 薫) 都市施設課長
○都市施設課長(越井義樹) 今度から買取方式でやるということで決定しておりますけれども、業者が設計して建設した住宅を町が買い取っていくということになりますので、業者の選定の方法ですとか、その部分はいろいろと業者から提案があったものを審査していく部分もありますし、どういうものを業者に求めるだとか、そういった手続きの関係や審査基準など選定方法の内容につきまして、コンサルの力を借りてつくっていきたいと考えております。
○委員長(安田 薫) 山岸政彦委員。
○委員(山岸政彦) そういう面は役場の職員のなかでは難しいので、委託するということでよろしいでしょうか。
○委員長(安田 薫) 都市施設課長。
○都市施設課長(越井義樹) こういった制度で実施するのは、町としても初めてでございますし、十勝で実施しているところはなく、民活利用ということで、買い取りにつきましても、国の交付金を受けて実施することになりますので、しっかりとした根拠をもって挑みたいということでコンサルにも力をお借りさせていただきたいと考えております。
○委員長(安田 薫) 他に質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 頁数147頁です。
一般質問のときにも申し上げたところがありますが、橋梁長寿命化修繕計画調査点検委託料13,000千円ほど計上しております。調査結果をホームページ上から見せていただきました。かなり複雑な調査というか素人では皆目もつかないようなものなのかと思い、見たところ、そうでもなさそうな気もしますし、これは違う、専門的な見地から調査しないとわからないものなのだというのか、このへんはどうなのでしょうか。
○委員長(安田 薫) 都市施設課長補佐
○補佐(小林 進) 課長補佐、土木課の小林でございます。よろしくお願いします。
橋梁の点検委託なのですが、現在やっている調査につきましては、あくまでも目視で業者に委託しております。早急な修繕やそういったものをしなければならないものについて、大まかにはやっている現状でございます。83橋、平成21年度・22年度で調査済みでホームページで公表しておりますが、この後、調査結果に基づいて計画策定というものをやり、どういった順番で橋梁を修繕していくか、そういうものを調査内容に基づいて、最終的に今後の修繕計画にあてていくという中身になっております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 今お伺いしたところ、目視だということですので、目視をする技術者が相当な技術をお持ちの方なのだという気がいたします。
我が町の施設の担当者が、期間を比較的長い期間で見て、国にいつまでに提出ということがあれば別ですが、それが、もしないとすれば、もう少し流動的に見てやれないのかという気がします。
古潭橋のように、我々素人が見てもこれは危ない、外観を見ても崩れそうで、なんともいえないようなものであればすぐわかるのでしょうけれども、調査した結果を黙って見てみますと、15メートル以下の橋と16メートル以上の橋があります。細かい修繕箇所・異常の箇所についてはありますが、総じて、このまま橋を利用してもそんなに問題ないのではないかと、素人感覚で見せていただきました。今、お伺いしたとおり調査の結果、これからの修繕計画を立てていくということでありますけれども、どうしてもしなくてはならないものだというように理解してよろしいのでしょうか。
○委員長(安田 薫) 都市施設課長補佐
○補佐(小林 進) これにつきましては、実験的に平成25年までに調査・計画策定を立てなければいけないかたちになっております。それはなぜかといいますと、平成25年までに策定を立てた橋については、国の橋梁の架替だとか、修繕をする場合には国の補助を受けられる、計画策定をやっていない場合は国の補助が受けられないので、調査・計画策定は平成25年までにやる予定でございます。
そして、先ほど目視だけといいましたが、基本的なものは目視検査ということです。それなりの技術者・コンサルタントに委託しておりますので、叩いたりなどの感覚的なものも見て検査をしております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 平成25年までに国に提出する、そのことによって交付税措置がある、したがって、急がざるを得ないということであります。多分、担当課・町長を含めて、今回の地震・原発を含めてえらいことになっている、そっちにまで手が回らないのではないかという感覚でいるのですが、この部分が、平成25年まで調査をして報告することによって、国からお金が出るかとなると、私は難しいことになってきているのではないかという気がするわけです。国の方針として、このような大きな事故がある前の話ですので、これはこれでよしとします。
先ほど言った、平成25年、今は平成23年なので2年間、2年間では、例えば夏の期間、ある程度、専門的な知識がないとできない部分があるのかもしれませんが、清水町の土木の経験者など、そういう人を募って何日かかけてやってみるだとか、そういうこともできない。そのことによってここにかかる経費を半分にするだとか、3分の1にするだとかも不可能なのでしょうか。
○委員長(安田 薫) 都市施設課長。
○都市施設課長(越井義樹) 私達は、都市施設課土木係技師ということで今まで仕事をしてきています。実際、うちの土木の技術、ここには補佐がおりますけれども、補佐が土木係長という兼務で道路の実施設計や仕事の打ち合わせ、道路維持管理のパトロールですとかの部分で、業務が多忙なので橋梁点検までということには回らないのではないかと考えております。
○委員長(安田 薫) 町長。
○町長(高薄 渡) おわかりだと思いますが、これは橋梁の専門家でないとできないのです。単純な橋梁工学、そういった工学を学習してきていて、経験で勉強している方でないとできません。簡単にできると思ったら大間違いだと私は思います。これはやらなくては、町の大責任になります。もし、町道で雨が降り、わからない状況のなかでそれがバサッといったときに、上士幌や道道でありましたけれども、これ以外に、私共はこういった危険なことは絶対にやっていかなくてはならないことなので、ご理解いただきたいです。町民が集って何かやることには相ならない、そこでもしその結果が大丈夫だと、会議などで出た場合に、どこに責任があるのかといったら町に責任があります。そう簡単にはいかないということで、私は、国が長寿命化で全国に発して、橋について緊急にやりますということでやったものです。全国的にやっていることですので、その点のご理解をいただきたいです。なので、それ以上追求されると困ります。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員長(原 紀夫) 町長が言われるように、橋の専門家は北大の工学部くらい出て、橋専門にやったような方でないと簡単にわからないということを言われているのだろうと思います。
私が、調査項目等々を見たなかでは、当然のことながら下部の関係等では、なかに鉄筋がどのくらい入っているのかを打音で判定しても、我々は木材打音ならプロなのでわかりますけれども、確かにそれはわかりません。項目を見てみると、ひび割れや鉄筋の露出、抜け落ちなどの類が結構多いのです。このようなら、うちの施設の担当者、ある程度、清水町の土建業者を何人か募り、点検したらできるのではないかという気がしたのでお話しました。今、担当課長は町長とニュアンス的に優しい物言いをされる方ですので、私は、それならまだ少しは脈があるかと思ったら、町長に一刀両断、「そんなあまいものではない」といわれましたので、それ以上、言う気はありませんが、思いとしてはそこにあるということで、理解をしていただきたいと思います。
次の項目です。
148頁、先ほど説明をいただきました。この橋も3億円をかけてやる、これは現状進んでいるわけで、今年か来年で完成であります。
先日、一般質問でも申し上げました。道路改良の工事について、過去ずっとやってきて、御影の3丁目の仲道路改良工事が今回5,365万円でほぼ道路改修分が一部終了するのかという気がいたします。
少しでも長持ちするということは当然のことですけれども、安く上がらないか、財政上、そんな気が強くあり、そういう思いを伝えたわけでありますけれども、今後、この工事を発注するにあたって、設計面で配慮をして少しでも下げて発注する方法はあるのか、ないのかお尋ねします。
○委員長(安田 薫) 都市施設課長。
○都市施設課長(越井義樹) 道路整備の関係ですけれども、今回実施する道路整備につきましては、一応、起債事業ということの交付を受けて実施ということを考えておりますので、昔は補助事業だとか起債の事業でありますとか、町の単独事業というかたちで道を整備した時代でありました。砂利の整備などの道路につきましては、町の単独事業ということで実施した部分があります。それを抑えるという部分は、ある程度、道路整備の指針に基づいた、砂利を確保するだとか、舗装の厚さを2層にするだとか、そういうのを定めておりますので、その削減をしての交付というのは難しいと考えております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 国を頼りにやっている工事ということであり、事前の行為もあるでしょうから、そういう面からいくと、無理という気もいたします。私は極力、借金を増やさないでやる方法、毎年、そういうことで借金をして道をつけているわけです。私もこの町に来た当初、すぐに「うちの前がひどいからなんとかならないのか」とよく施設課のほうに電話をしたことがありまして、その際に、絶えず言っていることは「借金をしてまで道をつけられないので、理解していただきたい」と常々言われていたものですから、町民に言っていることと、議会でいうことと違うのかと自分が議員になって思っていたわけです。今後の事業等についても「十分、そういったことは考えている」と言われるかもしれませんけれども、税金で、後で借金として残っていくものでありますから、施設そのものは、その先何十年も続いて使われるものでありますけれども、極力、経費が安く上がるような配慮をしていただきたいということをお願いしておきたいと思います。
151頁です。都市計画の総務費の15番の工事請負費の防犯灯の設置工事の関係です。2,600千円を見ておりますが、以前、特別措置があったときにも相当数行っております。今回この2,600千円で防犯灯の設置工事をして、古い防犯灯を取り替えるということですが、これを変えることによって、町内の防犯灯はいずれ、替えなくてはいけないという防犯灯のどの程度が解消できるのか教えてください。
○委員長(安田 薫) 住宅都市係長。
○係長(山田寿彦) ご質問がありました、防犯灯の関係につきまして、今回、工事請負費で2,600千円を計上させていただいているのは、街灯は電柱についているタイプと単独で自立型の街灯というタイプがあるのですが、自立型の古いタイプで倒壊の恐れあるものについての改修工事ということで、自立型の街灯からタイプで取り付けなど、街灯への交換を予定しております。
数につきましては、我々独自で調査を行っておりますが、清水町内で約100灯、御影市街ですと約50灯くらいの件数を把握しています。以上です。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 防犯灯にもいろいろな種類がありまして、今回、計画されているものはそういった種類のものだということであります。
町民のなかから見ると、防犯灯というのは大切なものでありますから、今後についても、極力、巡回等をして「ここが暗い」「ここは替えてほしい」などの要望が町民側から出る前に配慮してほしいものだと申し上げておきたいと思います。
頁数151頁になりますが、公園管理費の関係でお尋ねをいたします。
昨年の本委員会のなかで質問できなかったのですが、一昨年から公園関係についてプロジェクトチームを庁内で立ち上げて、いろいろなことをやっているという話をされておりました。現状はどのようになっているのか教えていただきたいと思います。
○委員長(安田 薫) 副町長。
○副町長(安曇達雄) ただいまの、公園のプロジェクトの関係ですが、産業振興課のなかでプロジェクトチームをつくって、政策全体を計画していくということで検討しているところでございます。
中身としては、産業振興課の報告のなかで、その部分には触れられておりませんでしたが、現状のなかではっきりとしたかたちができておりません。今年度、それぞれの公園計画を含めて、観光施設としての4景プラス1のなかで清水公園の位置付けがされておりますので、それを含めたなかでの計画を練っていかなければなりません。そういうなかで事業を進めていくということで、現在はまだ総体的な中身について、できている状況ではございませんが、今年度は中身についてきちんとしたものをつくっていきたいと思っております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○6番(原 紀夫) 以前、町民も一緒に入れて相談するという話をしたところ、町長からは、そういうことをすると、まとまるものも、なかなかまとまりづらく、町内にプロジェクトチームをつくって、その後、町民にも参加をお願いして、良い案をまとめていきたいという話をされておりましたが、そのことについても全く進んでいない、かたちにもなっていないということでしょうか。
○委員長(安田 薫) 副町長。
○副町長(安曇達雄) これにつきましては、そういった部分で遅れておりますけれども、具体的に町民の方と協議をして、中身をつくっていく段階にまだいたっておりません。今年度中にかたちをしっかりとつくって、清水公園についての位置付けが、これまでの公園管理から観光施設という位置付けに変更していますので、そのなかできちんとつくっていく必要があるだろうということで進めていきたいと思っております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 今までと報告を若干変えて、観光施設という位置付けでということで、看板等についても設置していくという方向であるというようでありますけれども、今、副町長が答弁されましたように、より積極的に進めていきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
頁数153頁になります。
ペケレの森の関係ですが、土木現業所とこのへんの扱いや整備等々について、年間一度か二度かはわかりませんけれども、話し合いをされているのだろうと思います。現状、どのようになっているのかを教えていただきたいと思います。
○委員長(安田 薫) 公園緑化係長。
○係長(佐藤和二郎) ペケレの森の関係で、鹿追町の道の施設の担当者との話をさせていただいているのですが、今年度2月にさせていただきました。現状としては、今までどおりの管理です。木道に関しては、木道を撤去して砂利にするか、撤去をするだけか、まだ方向がはっきりしていないので、はっきりした段階でお知らせしますと2月の段階でお返事をいただいているところです。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 私は常々あの箇所を利用させていただいているのですが、言われましたように、一部、木道を変えて砂利を敷き詰めたりしているところがあります。私は、正直申し上げて無駄金かなと思っていて、砂利は入れたけれども、ほとんど誰も通らない状況だろうと思います。砂利を入れるということは、歩行が前提になるので、その周囲の草を刈られるということも絡んでくるわけで、そちらのほうにも手が回るわけがないのです。ああいうやり方は、どうも合点がいかない、今後あれを延長して、木道を撤去し、砂利にということであれば、それに付随して、周辺の笹なり草が刈られないと、利用する人はいないという気がいたします。そのへんまで含めて、今後、土現の鹿追出張所から、今年についてはこういった報告でやるという報告はあるのでしょうか。
○委員長(安田 薫) 公園緑化係長。
○係長(佐藤和二郎) 報告については、また向こうからある予定ですけれども、こちらのほうからもどのようになったか、聞いてまいりたいと思っております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) あの場所は、入り口の施設から含めて有効に活用しようとすれば、相当利用価値があるというか、町民の健康管理上でも活用できると私は主張しておりますけれども、そういうところだろうと思います。夏あたりはあのへんの辺りをぐるっと回ると、森林浴の最上位にあたるような場所でもありますので、使用道路の草刈等については、昨年あたりから、トラクターでやっていただいているということで、刈りかたの良し悪しは抜きにして、以前から見ると、草が1メートルも生い茂っているようなことがなくなりましたので、言わないとまた同じようになったら困ると思い、あえてここで言わせていただいているわけです。今年も同じような対応をしていただければという気がいたしますので、土現の鹿追出張所等と連携を取りながら、町民向きの良い施設になるように努力をお願いしたいと思います。
頁数155頁になります。これで終わりますので、よろしくお願いいたします。
これもまた、一般質問でも触れております。町が民間に建てさせて、町が買い求め、それを供給するというかたちですが、町民の皆さんに説明をした際に、図面をつけてこういった建てかたをするということで、周知をしていると思います。あのかたちは変更になるかもしれませんということを周知して、報告をしているようです。
民間の方にお願いをして、そっくりお任せをしたということになれば、清水町の業者が主体になると思いますが、建築業者、建てる手法も違います。ツーバイフォーで建てる人もいれば、昔のような建てかたをする人、いろいろいると思いますが、それがだめだということではなく、そういうかたちで22戸の建物がカラフルで、屋根があったりなかったり、平らになっていたり、楽しいような建物になるのかと想像したりしているのですが、そのへんについては全く違うというのでしょうか。そのへんはどうでしょう。
○委員長(安田 薫) 住宅都市係長。
○係長(山田寿彦) 今ご質問がありました点についてですが、買取方式で行うということで、それに伴い、業者を募集して設計していただくかたちになりますが、先ほど委託料を計上させていただいております。民活制度の活用業務ということで、そのなかで必要な条件等を策定し、業者に提示をし、各業者に募集をかけ、それぞれ案を出していただくかたちになっております。それについては、平成23年度に選定委員を募集して、選定委員会をつくる予定です。そのなかで話し合い、各例を見ながら決定していきたいと考えております。以上です。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 今、説明されたなかで、理解できる部分もあったりなかったりとあるのですが、私が最終的に言った、完成した暁には、いろいろな種類の住宅、なかも外も変わるのではないかと想像しているのですが、このへんは審査の段階で意見が出て、それを統一し、町の公営住宅として一本化して建てるということなのか、私が言っているまちまちの建物ができるのかを答えてください。
○委員長(安田 薫) 都市施設課長補佐。
○補佐(吉田昌秋) 原委員からのご質問ですが、提案型で設計・建設費も合わせて提案していただいたなかで、こちらのほうで選定するわけなのですが、それ以前に、町としての業者選定及び設計をする際の条件といいますか、要件のようなものを選定してくので、構造及び階数、規模等はある程度こちらで選定する場合もありえます。その際に、景観として屋根の形状や色まで含めるかどうかは、これから検討いたしますので、この場ではお答えすることはできません。ある一定条件の要件をつけさせていただいて、民間業者の設計・施工の提案をいただくということで想定しております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 先ほど、山岸委員も触れておりました。今、説明を受けた建築のプロが我が町にいるわけです。製図を引いていただいて、画一的な建物でやる、これでやってくれと選定委員会にかけてそうすると、あらゆる面から経費の面が安く上がるという気がするのですが、担当課で、1つの建てかたとして図面を引くのは1種類だけということで引くのは不可能なのか可能なのかはどうなのでしょうか。
○委員長(安田 薫) 課長補佐。
○補佐(吉田昌秋) 今回、初めて十勝管内で例のない買取方式を公営住宅に導入ということで計画しておりますが、道内では何箇所か事例があると聞いております。今回のこのようなかたちは、直接建設方式ではございませんので、民間業者の活力をいかしながら、公営住宅建設を行いたいという主旨でございますので、これに関しましては、設計である程度束縛してしまいますと、民活の活力を、設計を含めた上での施工・コスト全てを我々のほうで見させていただくということで選定しますので、こちらである程度の規模、要件的な略図的なものは作成するかもしれませんが、実施設計図のようなかたちでの提示は民活の妨げにもなると思いますので、控えたほうがよろしいかと思っております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 言われていることはわかりました。
そこで、今言われたどういうふうにするかという選定委員を何名か決めるようですけれども、選定委員というのは、資格のある人を集めてやるのか、町民公募で誰でもよしとするのかはどうでしょうか。
○委員長(安田 薫) 都市施設課長。
○都市施設課長(越井義樹) 選定委員の関係ですけれども、今年いろいろと調査をしたなかで、選定委員会の設置について検討していくことになります。あとは公募委員でありますとか、役場の職員も入ることになると思います。福祉ですとか、そういった部門の方にお願いしたいと考えております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫議員。
○委員(原 紀夫) 先日も申し上げましたけれども、メリットの面からいくと、民間がやるのと町がやるのはどのくらいの差があるのかをお尋ねした結果、1,000万円程度だと話を聞きました。私の予想を遥かに超えて、まだまだメリットがあるのかと思っていたのですが、かなり低いという認識があります。そういうものであり、一連の答弁をされているものを総合してみると、このことについて、担当課の皆さんはご苦労をされるのではないか、一定のかたちを現すまでご苦労をかけるという思いがするわけですが、町長は「心配ない、任せておけ」ということなのかはどうなのでしょうか。
○委員長(安田 薫) 町長。
○町長(高薄 渡) ただいま、課長補佐からも例を見ないような状況であるということもお話させていただきました。
何をやるにしても心配ないわけではありません。直営であろうが、何十年も公営住宅を建設していません。いる技術者もそのことについては忘れているかもしれません。そのくらいの状況ですけれども、当時やっていた人はそれぞれ転職をしたり、退職をしたりということになっておりますから、やるとなれば新たに出発なので心配はします。どれにしても心配します。今の世の中、民活の方々が力を持っておりますから、その方の知恵やノウハウなりを取り入れて、事業者の皆さんが力をつけていただくことになるわけです。そうすると、内に向かっていたものが、外に向かってやっていける、事業者の育成にもつながっていくのではないでしょうか。そのほうが広まりも早いので、そういった面から考えて、協議の結果こういったかたちを取っていこう、これだけあるのに1,000万円かと私も思いました。しかし、担当者から話を聞けば、そういう方向で望まれるのではないかというお話を聞いて、最終的に庁議で決めるわけですから、皆さんにお諮りして、どうでしょうかと、私のほうからお伺いした皆さんに買取方式で進めるべきではないかということで、決定しておりますのでご理解していただきたいと思います。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) わかりました。よく理解できました。
私は、22戸の住宅を清水町の建築屋がそういった工夫をしてやる、このことが経済活性化に結びついていくわけですから、それぞれの会社が持っている技術を発揮していただいて、この住宅は原建設、これは佐藤建設、こっちは斉藤建設という感じで、いろいろな建物があって、それを町外から「十勝清水の公営住宅は、初めて道内でやったようだ」「どんなものを建てているのだろうか」と見に来るくらいのことをしてほしいです。このことを要望として申し上げて終わります。
○委員長(安田 薫) 他に質疑ありませんか。
中島里司委員。
○委員(中島里司) 質問しようかどうか迷いながら手をあげました。
古潭橋の件です。これについて、147頁、委託料のなかにも入っておりますが、私は、昨年も質問をしております。平面的な部分で、あそこに橋は本当に必要なのか、そのときに、橋というのは、いずれ、いろいろな手当をしなければならない時がくるという話をしていたら、ここに長寿命化ということが出てきて、当然、施設をつくればそういうものは必ず出てきます。今回の大震災をみていても、平面部分はいろいろなあれでも、なんとか通っていけるのです。橋とかは、壊れたら全くだめなのです。あのときはそこまで言っておりませんでしたけれども、そういったものを建てれば、必ず将来に補修・点検が出てくるという話はしたと思います。私は、あそこに道路はいらないと言っていません。まず、橋ということと踏切のことでお話をしたと思います。そしたらJRが「踏切の新設は認めない」、新設ではないですよね、本来は、町が陳情してあそこの踏切を変えるべきだと思っております。コーナーのなかにある踏切ですよね。新得側から見たら、踏切というのは遮断機が降りたり、信号がなければ人や車は通らないのですが、決して見通しの良い場所ではありません。本来はそれを「移設してください」というくらいの状況・場所ではないかということもお話したのではないかと思います。それからいけば、道路は必要でないではなく、道路として別の方法があるのではないですかというお話をしましたが、それは一向に変わらず、実施に向けて出てこられました。
先ほど、住宅についても民間の活性という話、これについても疑問がないわけではありませんが、この1件にとっても、民間の人が100%できる方法も考えることでもいいのではないでしょうか。同じお金をかけて。私はどちらが安いか高いかはわかりません。下佐幌の人が向こうから来て、真っ直ぐ抜けるのと、38号線に1回出てという話も聞きました。しかし、今の現実、あそこは重車両や農産物を運搬するという話もありましたけれども、38号線に出るのと1線に出るのとでは、実際に距離は変わるのでしょうか。そういうことを考えたら、こういうことにこだわっているのでしょうか。こだわって、あそこに古潭橋をつけなければならないというのを、なぜかといったら、何人もの人に聞かれているんです。普通聞かれたら、私がわかることは大体説明します。説明をしてわかってもらえたらここに持ち込まない主義なので、これだけは、聞かれたことに対して明確に説明できませんでした。そういうことで、明確とは言いませんけれども、今、私がお話したことで考えられることがあれば、聞かせていただきたいです。これは執行側だと思いますので、お願いいたします。
○委員長(安田 薫) 副町長。
○副町長(安曇達雄) 古潭橋の架け替えにかかわりましては、いろいろと議論をいただきました。お話がありました部分、例えば、橋ではなくて号線に道路をつけるというようなことであれば、震災などの状況に応じても、最低限の通行が可能であるということはその通りであると思います。
当時、号線の道路を差し替えできないだろうかというようなことも、検討させていただきました。そのなかで、ご説明させていただいたと思いますが、新たなJRの跨線橋等をつくる場合については、跨線橋が1つの条件だというお話もありましたし、新たな踏切の設置は不可能ということで、JRからお話をいただいたところです。斜め道路も含めて、地上で何とかできないだろうかというのは、それぞれ検討させていただきましたけれども、なかなか難しいという判断にいたったときに、それではあのまま橋がない状況のなかでルートを大幅に変更することがこれまで活用していただいた状況からみてどうなのだろうか、通行量調査等々もいたしました。やはり通行量を確保しなければなりません。今の状況からいけば、あそこを使っている方はかなりの頻度があるということを踏まえて、橋の架け替えはやむを得ないという判断をしたわけでございます。
特に、橋にこだわったわけではなくて、その他のルートが確保できなかったという判断をさせていただきました。そういったことで、現状にいたっておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
○委員長(安田 薫) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 多分これは、いろいろ議論しても同じことです。
将来的に決してプラスにはなりません。多少の時間をかけてでも、平面的な部分で難しさはあると思いますが、JRがそういったことをお話するというのは、はっきりいって最初から断ろうとしているんです。交渉があまり上手ではないんです。北清水線もそういう例があったんですよね。地域から私は聞いて行ったら「計画的にこうしているから、そのままやらさせてくれ」という話でした。町の実態を訴えたら、3か月で計画変更をしてくれたわけで、きれいにそのままできたという経過があるんです。交渉ごとは、もう少し自分とかではなく、町のために将来のことを考えて、少し時間をかければ理解をしてもらえると思っていますので、そのへんが残念だと思っております。今、副町長が言ったとおり、町民の方に改めて説明したいと思います。
次に、街灯の件です。151頁です。
これについて、電球の種類は何を考えておられるのでしょうか。
○委員長(安田 薫) 住宅都市係長。
○係長(山田寿彦) 今年度実施する取り替える街灯の種類ですが、LED型の街灯を設置してまいりたいと考えております。
○委員長(安田 薫) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 時代にマッチしたようなかたちで、他の町でも全面取り替えたりして、co2の削減はどの程度なのかはわかりませんけれども、積極的に取り組んでいただきたいと思います。
次に、公営住宅の件です。町長と補佐も、先ほど町の直接施工では民活にならないということをお話されておりました。将来の住宅不足状況というのは見込んで、まちのなかで住宅不足状況はある程度推計されてこういう話になっているのでしょうか。要するに、住宅の不足、人口減に伴って7,000人台まで見込んでいるのでしょう。そういう状況のなかで、今、住宅を町が積極的に取り組まなくてはならない状況にあるのかどうか、そのへんの将来展望を見通してあればお聞かせいただきたいです。
○委員長(安田 薫) 都市施設課長。
○都市施設課長(越井義樹) お答えになるかわかりませんが、昨年度策定した長寿命化計画のなかで人口推計だとかがございますけれども、今の公営住宅の建てる率のパーセントが14%前後だったと思いますけれども、将来的に10か年の計画のなかでは600戸程度の公営住宅の戸数を考えております。
○委員長(安田 薫) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 将来的な展望ということでお聞きしていますが、管内で初めてやる、何戸くらいが本当に必要なのかという説明がありません。民間に活力を与える、この活力を与えるのは町長のお金ではなくて、町民のお金です。町長は先ほど言われた「外部に出て、力をつけて頑張ってください」、これも大事なことです。「なるほど、その程度は必要なんだ」というものをお話していただければ、より理解しやすいのですが、資料的なものがなければないでいいです。後でまた聞きます。
公営住宅ではなく、民間も含めてです。町内で人口が何人になったら何世帯になるから、住宅はこれだけ必要、増えていきます。昔は、住宅が不足するから公営住宅をやらせてもらいますと、ドンとやっていたんです。今、人口減になるという見通しのなかで、住宅世帯数がどうなっていくかということ、だけど必要だという説明をしていただければ理解しやすいです。なければ後で直接でもお伺いいたします。
○委員長(安田 薫) 住宅都市係長。
○係長(山田寿彦) 先ほど、全体の住宅のなかでという話でした。昨年度策定いたしました、住宅の長寿命化計画というのを策定しておりますので、そのなかで算定しております。
公営住宅に関しましては、仮称ですが、まちなか団地に建設をし、清和団地の一部の方の住み替えについての導入ということで、始めております。以上です。
○委員長(安田 薫) 中島里司委員。
○委員(中島里司) しつこくてごめんなさい。
公営住宅と少し離れるかもしれません。空き店舗の利用というのがありますが、片方では空き店舗を利用してください、片方では新しい物を建てます。そのへんの整合性というのは、感触としていかがなものでしょうか。良い悪いではなく整合性です。わかりやすい答弁をもらったらそれでやめます。
○委員長(安田 薫) 町長。
○町長(高薄 渡) 空き店舗というのは、あくまでも商工業の後継者がいない、事業を辞められるという方々がいるので、それを埋める方法はないのかということで、商店会の空き店舗活用検討委員会のなかで進めてきていることでありますけれども、これは町とともにやっていこうということになっております。この主体は商業者、新たな起業興しなりをしていこうという考えでございます。
もう一方では、まちなか団地ということで、まちなかに住宅を建設してくということでございます。それで、町としての果たす役割は、こうなので、公営住宅に類するもの、あるいは公営住宅をやっていこう、民間にありましては、空き地を利用してマンション計画なり、そういったものを建設してもらおうと思います。今年度はどうするかということで、悩んでいましたが、今年は空き店舗の、新しい企業を起こす事業者に助成措置を行いましょう。次は、財政をみながらまちなかに集合住宅なり公営住宅に変わるよう、準ずるものをつくられるということであれば、それに対する助成措置を考えていく必要があるのではないかという議論をしているところであります。
できるだけまちなかに賑わいを持たせて、新しい起業がおこす生業ができ、それを利用していただくことによって、商売として成り立って行けるような方法で考えるものができないものかというところでは、整合性を保つことができます。しかし、建築・建設に対しては、あまり整合性はないと思うところであります。できるだけまちなかの賑わいをよくしてくれということでいわれるわけでありますが、商店によって、物の調達に帯広やそこらへんで調達できるものと、釧路や根室や函館へ行かなければならないだとか、札幌へ行かなければならないだとか、事業者としてあらゆる取引をしなくてはなりませんので、これをどうするかということになりますと難しいです。そうしますと、単品的なものの事業者、そういうものが、数多くできたほうが経営する側にとっても無駄がなくコストがかかりません。このようなことも町として相談にのったり、支援しながら商工会とやっていかなければ、このまちなかの人口を保つことはできないと思っておりますので、ご理解いただきたいです。いろいろな角度からご意見をいただいたことは、しっかりと私共が押さえて事業執行に努めてまいりたいと思います。
○委員長(安田 薫) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、土木費の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) ここで休憩いたします。(午前11時07分)
○委員長(安田 薫) 休憩前に引続き会議を開きます(午前11時20分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) これより、第9款、消防費、157頁の審査を行います。担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば、説明願います。
○副町長(安曇達雄) 特にございません。
○委員長(安田 薫) それでは、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、消防費の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) ここで休憩いたします。(午前11時20分)
○委員長(安田 薫) 休憩前に引続き会議を開きます。(午前11時22分)
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○委員長(安田 薫) これより、第10款、教育費、158頁から214頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば、説明願います。なお、発言する際には、初めに職名を言っていただきますようお願いいたします。学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 学校教育課が所管しております、新年度予算につきまして、特に説明を要する点についてということでございますが、増減の主な内容につきまして説明させていただきます。
10款の教育全体、これには幼稚園費や御影公民館も含まれますが、690,603千円で、一般会計に占める割合としまして10.25%となっており、ほぼ昨年と同様の割合になっており、そのなかの学校教育課にかかわる予算につきましては、382,052千円で前年度と比較して26,753千円の減となっております。
それでは、目ごとに説明をさせていただきます。
158頁をお開きください。教育総務費のなかの、1目、教育委員会費4,497千円の減につきまして、主に人件費の増減によるものでございます。
160頁に移ります。2目、教育振興費、6,972千円の減ですが、教育振興事業の8節、報償費の11、選手等派遣費について、清水中学校の演劇部が、昨年に引き続き北海道大会において2年連続の最優秀賞という快挙を成し遂げ、全国中学校総合文化祭に参加することになりましたが、予定では岩手県盛岡市で開催されるとのことから、本町からの開催会場までの距離や演目による出場生徒数により683千円の減額となりました。引率者の旅費を含めまして239千円を計上しているところです。ただ、震災の関係で、この影響がどうなるか未定でございますけれども、北海道清水町を代表して頑張っていただきたいと考えております。
163頁、コンピューター教育事業の23節、北海道市町村備荒資金組合償還金につきまして、中学校のパソコンを更新しますけれども、年賦償還するもので、初年度は利子分のみのため前年度に比べまして、665千円の減となりました。
同じ頁の下段、就学奨励事業につきましては、経済的理由により就学が困難な児童生徒に学用品や修学旅行費、給食費等を援助するものですが、この度、生活保護における基準が改正になり、それらに準じ、クラブ活動費、児童会生徒会費、PTA会費も加えることとすることから、扶助費全体で1,692千円の増額となるものでございます。
次に、164頁、3目、教員住宅費、昨年に引き続く屋根の修繕と、一部車庫の段差解消のための工事等を実施するために1,185千円の増となっております。
現在、本町の教職員84名のうち、約半数の先生が教員住宅に入居されている状況です。
次に、165頁、4目、特別支援教育費はほぼ同額ですが、ここ数年特別に支援を要する児童生徒が増えてきております。教員数は基準により配置されているところですが、現状は、決して十分な配置となっていない状況です。特別に支援を要する児童生徒の一人ひとりの教育的ニーズに応じた指導や支援の一層の充実を図るために、清水小学校と清水中学校の特別支援学級にそれぞれ1名ずつ、また、清水小学校の普通学級に時間給で1名教員免許を持っている方を支援員として、継続して配置していきたいと考えております。
次に、166頁、2項、小学校費、1目、小学校管理費です。事務事業の小学校運営のなかの11節、需要費のなかに事務事業用消耗品のなかで、新学習指導要領実施に伴う、指導書等の購入として258千円を増額しましたが、学習机・椅子の更新の完了及び清水小学校地下タンクの配管修理等、施設修理等の工事が完了したことから、小学校管理費全体で9,478千円となっております。なお、工事関係につきましては、170頁に掲載しているとおり、御影小学校の高圧ケーブル等の更新を予定しております。
次に、中学校費に移ります。
中学校管理費ですが、御影中学校公務補として臨時職員を配置することから、共済費賃金が増額となっております。また、172頁、18節、備品購入費のなかに柔道用備品2,623千円を新たに計上しております。これは、中学校の新学習指導要領における武道必須科目に伴い、本町の2校とも柔道を選択したことから、その条件整備として柔道着の購入、備え付け柔道用マット等の購入を行うものです。小学校同様、学習机・椅子の更新及び御影中学校給食用エレベーターの修理等の工事が完了したことから、中学校管理全体では7,609千円の減となっております。なお、新年度の工事関係については、174頁に掲載しているとおり、清水中学校の高圧ケーブル等の更新を予定しております。
次に、同じ174頁の下段、2目、スクールバス管理費ですが、合計では175千円の減額となりました。主な理由としましては、現在、スクールバス8台のうち5台を委託して運行しておりますが、新年度より更に2台を委託し運行してまいりたいと思います。
最後に、恐縮ですが209頁の下段、4目、学校給食管理費につきましては763千円の増額となっております。児童生徒数の減少による賄い材料費の減があるものの、共済費・賃金・燃料等の増によるものです。
今後とも、施設の衛生管理に努め、地元産食材の活用、更に食育の取り組みを進めてまいりたいと考えております。
以上、学校教育課にかかわる予算につきまして説明させていただきました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(安田 薫) 社会教育課長。
○社会教育課長(小笠原清隆) 引続き、教育費のうち社会教育課が所管している予算についてご説明させていただきます。特に、新規事業及び増減の大きい部分についてご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
先般、副町長のほうから、予算に関する説明資料によりまして、教育費の概要について説明させていただいているところでございますが、若干重複する面もあろうかと思います。予めご了承願います。
教育費全体の予算状況につきましては、学校教育課長のほうからご説明あったところですが、そのうち社会教育課が所管する費目につきましては、243,337千円、昨年218,155千円に対し、11.5%の増となっております。一般会計に占める割合としましては3.6%、教育費に占める割合は35.2%と昨年を若干上回っている状況となっております。
引き続きまして、目ごとに説明させていただきたいと思います。
180頁をお開き願います。5項、社会教育費のうちの1目、社会教育総務費でございます。前年比349千円の減額となっておりますが、これにつきましては、社会教育計画策定に伴う、社会教育計画が終了しましたので、それに伴う委員の報酬、費用弁償等々の減額によるものでございます。
次に、183頁です。2目、文化振興費につきましては、579千円の増額となりました。主な要因といたしまして、週末を利用して子ども達に伝統文化に親しむ機会を提供し、文化と伝統を尊ぶ心を育て、伝統文化活動を次代に継承していくことを目的に伝統文化継承事業費を計上させていただきました。
次に、184頁、3目、文化会館費でございます。10,899千円の増額となっております。昨年は、文化会館がオープンして30年を迎えました。これに伴う記念事業や5年に一度開催される、第九実行委員会・演奏会に対しての助成、そういったものが減額になりました。
さらに、文化会館も30年を経過いたしまして、かなり老朽化しておりますので、計画的に改修を行い、安全に施設を利用していただくため、危険度の高い吊り物部分から改修を行うことにしました。この経費といたしまして17,500千円を計上したところでございます。本年度は、反響板・側板の改修を行うことといたしました。さらに、本年7月から完全に地デジ化となりまして、ビル影によります電波障害がなくなることから、共同受信施設の撤去工事といたしまして、998千円を計上させていただいたところでございます。
187頁をご覧ください。4目、図書館・郷土史料館費です。主に、給与制度の改正に伴う人件費の増額と、町民提案の事業を受けまして、各町内の小中学校の図書委員に本を選定してもらい、オススメのポイントをコメントしてつけた展示コーナーを設けた他、通常の本、単行本であれば7ポイント、文庫本であれば8ポイントと小さな字のポイントなのですが、22ポイントの大きな活字の図書を購入し、高齢者、弱視者、さらにこれから読書を始める方にとって読みやすい本を購入してまいりたいと考えております。
さらに、過日の新聞にも掲載されたところでございますが、読み聞かせは、胎児にも良いといった関連もございまして、読み聞かせの楽しさを伝えている講座を開催していきます。こういったことによりまして、図書館の利用促進を高め、蔵書のPR、施設に運んでいただくためのきっかけづくりを図っていきたいとしております。
193頁をご覧ください。7目、農業研修会館費においては、1,762千円の増額となっております。これにつきましては、重油タンクの内部コーティング工事の実施によるものでございます。
次に、199頁をお開き願います。6項、保健体育費でございます。1目、保健体育費の体育総務費5,999千円の増額となっておりますが、主に人件費の減額が要因となっております。
201頁をご覧ください。2目、体育施設費では12,158千円の増額となりました。これにつきましては、昨年、アイスアリーナの自動ドア、ブラインクーラーユニット凝縮チューブ薬品洗浄、さらに、非常灯照明の改修がアリーナは終わりましたけれども、そのことによって1,900千円ほど減額になりました。本年度は、いきいきふるさと基金を利用して、開館以来更新されていなかった長靴ホッケーの防具や貸しスケート、貸し防具、トレーニング機器の補充により、幅広い年代でアイスホッケーに親しめる環境を整えると共に、利用者の増加を図っていきたいというふうにしております。
204頁をお開きください。中段の、柔道場管理費の関係です。柔道場の畳が経年劣化により傷みが激しいことから、これを更新してまいります。さらに、床の修繕を行う経費として5,242千円を計上させていただきました。
昨年、発見したアスベストの関係で、調査の結果、空中浮遊はないということで、囲み込みにより現在は利用しているということでございますが、定期的な浮遊調査をするための委託費として390千円を計上させていただいております。
205頁をご覧ください。公園多目的広場管理におきまして、御影多目的広場のU字側溝が地面から盛り上がっております、この修繕に対し960千円、社会体育施設の草刈りを委託する経費といたしまして2,939千円、さらに、207頁の野球場トイレの水洗化工事改修により1,800千円を計上させていただいているところでございます。
3目、体育館費では、体育施設で農業研修会館と同様、重油地下タンクの内部コーティング工事に1,365千円、これに伴う、埋設配管更新工事に608千円、さらに、卓球台の老朽化が激しいことから、更新費用として600千円を計上しております。
第一競技場の照明設備の改修が終了しましたので、トータルで1,523千円の増額となっているところでございます。
以上、簡単に社会教育課が所管する費目についてご説明させていただきました。節約に努めながら効率よく運用を図ってまいりたいと考えておりますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(安田 薫) これから、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
木村好孝委員。
○委員(木村好孝) 質問させていただきます。
教育費の1項目目の教育総務費です。頁は163頁にかかわってお伺いしたいと思います。1点目は、要保護世帯・準要保護世帯の世帯数、ここ3年くらいの数も含めてお聞かせ願えればと思います。
○委員長(安田 薫) 学校教育課長補佐。
○補佐(菅野靖洋) 要保護・準要保護の人数ですが、平成20年度は要保護が9人、準要保護は99人の108名となっております。平成21年度につきましては、要保護14人、準要保護96人の110名となっております。平成22年度、今年は現在で要保護9人、準要保護100人、合わせて109人、3年間はこのような人数になっております。
○委員長(安田 薫) 木村好孝委員。
○委員(木村好孝) あまり変わりがないようなのですが、それにかかわってくるご説明がありました。準要保護、児童生徒就学奨励事業の拡充予算ということで、学用品・修学旅行費に加えてクラブ活動費と生徒会費・PTA会費を助成するものによるということで、ご説明がありました。今年度からの実施になるのでしょうか。それとも、平成22年度は要保護で、平成23年度は準要保護にも拡充という意味なのかどうかお伺いします。
○委員長(安田 薫) 学校教育課長補佐。
○補佐(菅野靖洋) 準要保護につきましては、平成23年度から適用したいと思っております。
○委員長(安田 薫) 木村好孝委員。
○委員(木村好孝) 調べたところによりますと、平成22年度の4月1日より実施することを道のほうの指導でなっているのではないかと考えたのですが、平成22年度からの実施となっていたのであるとすれば、未実施であった理由についてお伺いしたいと思います。
○委員長(安田 薫) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) ただいまのご質問ですが、平成22年度から実施は可能だったのですが、各町村とのその後の対応について検討しており、管内どこの市町村も新年度からこの取組みが入ることになっております。その生徒会費やクラブ活動費などにつきましては、補助金を市町村が受ける場合の基準として考えられており、最終的な判断は市町村の判断となっております。新年度におきましても、必ずしも、管内全ての市町村が導入するわけでもなく、現在確認しているところによりますと、十勝管内19町村のうち7町村については新年度予算に計上されていない状況でございます。
○委員長(安田 薫) 木村好孝委員。
○委員(木村好孝) 各自治体の主体性を持つということは、そのとおりだと思いますが、平成22年度から実施する方向での手立てが生まれていた、今年の2月の道議会で未実施について問題になり、道教委がそれにかかわっては各市町村に強い指導をしたいということで答弁をなさっているはずなのですが、今後の問題もありますので、特に、困っている家庭に対する就学援助を生活上考えていけば、早急な実施のほうが望ましいのではないかと思いますので、今後も、十分ご考慮願いまして、対応していただきたいと思います。
それと、別事項なのですが、教育費の保健体育費にかかわる頁の211頁から213頁にかけての給食センターの施設維持管理にかかわってお伺いしたいと思います。
ご承知のとおり、2月24日の道新では、岩見沢の問題が設備と運用ミスが原因だということでご指摘されています。97年の改定施設基準に、これが基準になっていると思いますが、この基準に適合した維持の予算化がなされているのかどうか、まず1つお聞きしたいです。
○委員長(安田 薫) 給食センター所長。
○所長(阿部剛裕) こちらの関係については、当給食センターの改築が平成9年で、その当時から、ドライ方式で調理場を運用しなさいということで、それより古い施設のウェット方式の施設もなるべく、ドライ方式に切り替えるようにということでしたが、当給食施設については、当初より現在の給食施設はドライ方式の運用で、それに伴っての平成23年度の施設維持費も予算化しております。
○委員長(安田 薫) 木村好孝委員。
○委員(木村好孝) もう1点お伺いします。
心配していたのは、新聞発表等や資料によりますと、道内学校の給食施設の695箇所の多くが、岩見沢と共通した面の不備があるという点で非常に心配していました。
そこで、施設面等で保健所から現在までの改善・指摘等は受けていないかどうかということが心配です。道立の26の保健所、札幌・函館・旭川・小樽を除きますが、調査によると41から60の施設が改善指摘を受けているのが現状だということから、心配なのでお伺いします。
○委員長(安田 薫) 給食センター所長。
○所長(阿部剛裕) 委員ご指摘のとおり、道内の給食施設については、共同調理場、学校の給食施設等を含めて約700ということで、保健所のほうには、今年度、保健所から現地調査等で入っているところが約半数、そのうち9割については、なんらかの指導があったということです。当施設についても、昨年7月に保健所の現地指導、12月は給食施設等の調査指導というかたちで入っており、施設の細かい点まで指導という部分で、改善のほうについて受け、例えば7月の部分については、夏場ということで、当施設近辺はかなりハエが多いということがあり、指摘を受けた部分について、ハエは補虫器を2か所増設、エアーカーテンも牛乳の搬入口はつけておりませんでしたが、牛乳の搬入口についてもエアーカーテンを設置したということと、それから、夏場の給食室の壁面も殺虫剤を散布し、上から吊るすような殺虫剤、これはなかに入れませんが、玄関の外にそういったものを吊るし、できるだけ、調理場内にハエが侵入しないようなかたちで処理しております。
それから、ドライ方式ですが、床にひび割れ等があると水濡れとかがありますので、その部分の補修という指摘を受けております。そういった部分の改善を取り行っております。そして、場内にエアーハンカチなど古くなって錆付いた部分もありますので、そういった部分も衛生面ではよくないということで、撤去しております。
そのような改善点の指摘があり、改善いたしました。以上です。
○委員長(安田 薫) 木村好孝委員。
○委員(木村好孝) 食にかかわることですので、今後ともご配慮をお願いしまして、終わります。
○委員長(安田 薫) 他に質疑ありませんか。
角川徳寿委員。
○委員(角川徳寿) 1点だけお伺いいたします。
予算には計上されていませんが、項目では総務費にあたるのかと思います。
本町では、数多くのご支援をいただいております。ボランティアの方々による支援です。子ども達の教育はもとより、さまざまな技術の向上や安全の確保、世代間の交流と幅広く役立っていると思います。本来であれば、町が担うべきことだと思います。学校にはなくてはならない組織だと思いますが、このことについて町はどのようにお考えなのかお聞きしたいと思います。
○委員長(安田 薫) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 特に、学校の教育活動につきましては、住民の方々が学校を支援していただけるボランティア、多種多様にわたって支援をいただいております。今後とも、これらのボランティアの活動に感謝しつつ、積極的にかかわりをいただいて、地域と子ども達との交流についても、子ども達に良い影響がありますので、活動の拡大に期待しておりますし、よろしくお願いしたいと考えております。
○委員長(安田 薫) 角川徳寿委員。
○委員(角川徳寿) ボランティアの団体の方々でありますので、予算というのがありません。例えば、先日も出席させていただいたのですが、清水っ子見守り隊という子ども達の安全を守ってくださっている方々なのですが、活動するにあたって備品も必要ですし、保険にも入っていただくということなのですが、活動費が一切ありません。そういった部分に関して町はどうお考えでしょう。
○委員長(安田 薫) 学校教育課長補佐。
○補佐(菅野靖洋) 清水っ子見守り隊のボランティアにつきましては、保険代について、今年の平成22年度から人数分の保険代を町費で報償費として出している状況でございます。
○委員長(安田 薫) 角川徳寿委員。
○委員(角川徳寿) 毎年、年に一度、6年生によるボランティアの方々に対するお礼会というかたちで、参加してくださっている方を全員招待し、手づくりのお菓子を出したり、いろいろな出し物を見せたり、子ども達が成長した姿を見ていただいて、ボランティアの方に対する感謝の意を表しているのですが、町としてどうお考えでしょうか。
○委員長(安田 薫) 教育長。
○教育長(伊藤 登) 大変ありがたいことで、子ども達も安全に登下校ができているという状況でございます。事件も起きておりませんし、本当に良いことだと思っておりますし、助かることでございます。
今、ご質問があったお礼会等々はお茶代の関係かもしれませんが、若干はみなければいけないと思います。今回は予算化されてませんが、総体的に、学校支援ボランティアで年度末に給食を一緒に食べるだとか、いろいろな活動をされているわけですけれども、そのなかで、町としてもその部分について何とかならないのかという考えもございました。今年は、準備が遅くなってできませんでしたが、年度の途中でもいろいろなことが整備できれば考えていきたいと思っております。
○委員長(安田 薫) 他に質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 頁数166頁になります。
小学校管理費の関係で、賃金の11で少人数学級があります。昨年までの計画等々を見ていた段階では、平成24年度以降ずっと0というかたちでなっていたのですが、今年になってから来年度以降も計画のなかで計上されているわけですが、これはどういった経緯があるのかの説明をお願いをしたいです。
○委員長(安田 薫) 教育長。
○教育長(伊藤 登) 全国的な部分でいけば、国も少人数学級の関係で、平成23年度から小学校1年生を35人学級ということで導入されております。少人数学級の指導というのは1・2年生になると思いますので、平成24年度についても、2年生も少人数学級は継承されていくのではないかと思っております。
本町におきましては、国のそういった動向を見ながらどうしようかということでしたが、ご存知のように学級崩壊等々が全国各地で増えているという状況のなかで、少人数学級で細かい指導をしているなかでは、本町も含めて学級崩壊は1件もありません。それが中学校卒業までその状況が続いているということで非常に効果的であるとともに、小学校1年生というのは確かに、授業参観などに行くと手がかかります。それを小さなときから身につけさせるためには効果的だということを含めて、学校と相談をしながら今年度で終わる予定でしたけれども、さらに、検討を加えて、何名くらいから少人数学級をやめるべきか含めて検討しましたが、現在54名が入学します。そのなかで、18人の1学級ということで、これが15名以下になると学級を運営していくのにいろいろな部分で支障になることも含め、人数の問題も考えているのですが、40名になったり50名を切るようになると、少人数学級というのは一考しなければならないと思っております。
現在はそういうことで、3学級20名を切りましたけれども、効果的な部分も考慮しながら、今回も導入したところでございます。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 前教育長時代から、常々私の意見としていろいろ申し上げておりますが、今年少人数学級が9年目か10年目くらいになるわけです。学力テストに絡めて、小学校1・2年生から我が町は少人数学級を取り入れて指導しているわけで、元来、学校だよりや今回出されている調査、毎年出す教育委員会の資料等々を見ても、一番効果のあったというところが、自尊意識だとか規範意識が非常に高いということを第一にあげていると思っています。ところが、清水町が進めている12の窓を含めていっていることは、家庭のなかでしっかり躾がされていて、学校としっかりタイアップして初めて家庭学習を毎日するだとか、決まりを守るとか、そういった積み重ねで学力が伸びていくのであって、そのことが清水町はできているということなのです。これを他町に置き換えてみると、倍くらいの子どもがいる学級、芽室町辺りもそうですけれども、うちの20人学級と40人学級とどう違うということで、私の孫が隣町にいるので、どのような開きがあるのか、去年見に行ったところ、うちの20人学級と40人なので、それぞれ締まりがないというか、わぁーっとするような感じがありますけれども、教員が抑えるところはしっかり抑えて、静粛にするときはピシッとしている、そのへんを見ると、効果的な面で学力が1・2年生を経て、5・6年生の学力テストの際に、私は6年間経ったから少し学力が上がっているのではないか、十勝清水で少人数学級をやってきたことが認められているように、全国1位くらいに逆転するようなことが少しでも出てほしいという願いがあったのですが、依然として、教育委員会含めてこの評価については、学力についてこの策をとおしてなんとか上げていきたいという面で、考えておられると思うのですが、その策としてはどういうことをやられているのでしょうか。
○委員長(安田 薫) 教育長。
○教育長(伊藤 登) 学力調査については、ご存知のように今年で4年目を迎えたところでございます。当初は、なかなか学力の向上の幅が少なかったという状況でありましたけれども、ようやく、いろいろな改善点も含めて学校の指導等により、今年度におきましては、各小中学校共通するのですが、全国平均を上回るような科目がたくさん出てきたということでございます。全国を上回っておりますので、全道も上回っております。十勝管内においても、上位のほうにランクされている状況ですが、公表方法については制約されておりますので、制約というか競争心を煽るような公表のしかたは避けるという主旨で、この学力調査をやっております。これは、学習力の一部分がどのようになっているかという調査で、今後それがどのように展開していくのか、指導の方法にどういかしていくのかということが重要であって、点数そのものについては公表しないことになっておりますし、本町においては、いろいろな相乗効果があるのかと思いますけれども、先生方の努力、家庭の努力も含めて改善されてきている状況下だと思っております。
そのなかで、そういった結果が出て、平成23年度も全校が参加するという状況で、その結果についてもどのようになっていくかという推移が、学力テストに参加する生徒によって変わります。その、毎年違うという状況のなかでは一概に比較はできませんけれども、基本が定着しているかという判断については、できるのではないかと思っております。これも、単に少人数学級の指導のおかげではなく、そういうことが改善につながっているのではないかという気がしておりますので、ご理解をお願いしたいと思っております。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) ここで休憩いたします。(午後0時04分)
○委員長(安田 薫) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後1時00分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) 教育費の審査を続けます。
6番、原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 教育長から答弁をいただきましたが、清水小学校のテスト結果を管内的に見てレベルが上位にあるということをもって、そのことを公表するということについて、私は、清水町は他町村と違って、長期間少人数学級に力を入れてきていることからすれば、公表したことによって全く問題が起きるものではないと思っているわけなのですが、いかがでしょうか。
○委員長(安田 薫) 教育長。
○教育長(伊藤 登) この学力調査についての公表基準ですが、北海道と各市町村が協定を結び、公開に関する要綱に沿って公表している状況ですので、町単独でその部分について突出しているからといって、あえて公表できない状況ですので、前回の道議会でもいろいろと問題になり、中学生の部分について公表したらよいのではないかと道議会の一般質問であって、それについては、本年の7月までに各市町村の意見を聞きながら、どういった公表方法にしていくかということが検討されております。また、小学校の部分についてもいろいろと変わってくるのではないかと思います。その部分については、全道統一して公表の基準に沿ってやっていきたいと思っております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 公表の是非については、教育長が言われたように、一部変わってくる部分がある気がいたします。全国的な面から見ると、公表しているところもありますし、先ほど私が言ったように、全道でどのように決めているか、十勝管内、十勝教育局含めてどういった決めかたをしているかわかりませんけれども、そういう場面にいったときには、うちの町は皆さんの町と違ってこういったところに力を入れているので、結果的に良いかたちになっているということは、堂々と公言してもはばかれないのではないかと理解するわけです。
特に、少人数学級を導入したから、1・2年生に教員を採用したからすぐに学力が上がるということでは全くないということは、誰もがそう思っているわけでありまして、長い期間、継続してやることによって3年生・4年生・5年生・6年生を含めて、成長していく過程にあります。したがって、それが家庭教育と連動して初めて力が発揮されるわけで、今の清水町の学力テスト結果が管内でかなり上位にあるとすれば、それは自慢すべきことであり、今後、堂々と主張すべきだと思うのですがいかがでしょうか。
○委員長(安田 薫) 教育長。
○教育長(伊藤 登) 結果については、十勝教育局で全て把握していますので、教育長部会などの会議でどの町がどの位置にいるということもわかっております。しかし、うちの町だけが突出していて良いから公表するという意見の反映のしかたというのは、いかがなものかと思っております。本町の学校の教育方針も含めて、いろいろなことで効果が出ているという部分は件数に表れていると思っておりますし、その部分についてはこういったことが効果的であったことについて申し述べていきたいと思っておりますが、いかんせん、全ての市町村が足並みを揃えてそういう公表のしかたをしておりますので、協定に基づいて意見を申し上げるところは申し上げて、公表については個人には言っており、全国平均が出ておりますので、比較すると個人の点数というのは個々には分かっていると思います。ただ、誰と比べてどうだ、公表するということになると、個人が少ない人数なので、学校面や個人面も含めて全て特定されるという状況になると、それがいかがなものかということもあり、公表しておりません。
もう一つは、学力調査というのは学力の一部の調査であって、全体に及んでいるものではありません。傾向としては、こういった傾向にあるということで事後の教育指導にいかしていくということで、改善に向けていけると調査しておりますので、そのへんのご理解をいただければと思っております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 学力テストの結果を全国的に見ると、小学校サイドでは、結果的に全国より下回っているんですよね。今言っているように、十勝のなかではある部分が上位の程度で、抜けて出ているだとかなどではないのですよね。
○委員長(安田 薫) 教育長。
○教育長(伊藤 登) ご存知のように、十勝全体で局が把握していると思われますけれども、その町についてはどこの町がどの程度だということはわからない状況でございます。ただ、私が言っているのは、全国の平均正答率が83%で公表されております。その部分について北海道もそうで、我が町は4校あるのですが、小中学校そのものについては、全国平均を上回ってるという状況であります。予想ですが、十勝でも上のほうにいっているのではないかということで、申し上げたところでございます。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 小学校の部分で、先ほど申し上げました。小学校の部分では全国平均を下回っているという認識をしていたのですが、上回っているということですか。
○委員長(安田 薫) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 小学生6年生の全国平均よりも、本町2校の平均は上回っております。国語A・Bと算数A・Bとありますけれども、合計すると、清水町は全国平均を上回っております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 教育委員会から出されている資料に基づいてお尋ねします。
上から4行目に本町の教科における調査、国語・算数・数学の平均正答率は、小学校では全国平均を下回りましたが、中学校は全国平均を上回りました。こういった表記があるものですから、これについてお尋ねをしたところ、今は全国平均を下回っている、上回っている部分について全く逆の答弁をいただいたので、再確認の意味で申し上げました。
○委員長(安田 薫) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) この間、各委員さんにお配りさせていただいた、教育委員会の評価の2つ目の、全学力学習状況調査の結果を受けての取り組みの項目ですね。この文章では、11月2日に公表され、本町における調査に関する調査、国語・算数・数学の平均正答率は、小学校・中学校とも全国平均と同等、または、上回ることができましたという表記をしております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) その前段に、小学校では全国平均を下回りましたがということが書いておりませんか。
平成22年でした。申し訳ありませんでした。上がっているということは理解しました。
そこで、以前、前教育長にもお話をしたことがありますが、小学校の中なかで、いろいろな教科の得意な先生がいるなかで担任などをしている、主要教科等について、高学年等にそういう先生を集中的にあてるだとか、教科担任制というかたちでどうだという話をしたことがあります。検討に値するという回答をいただいて、そのあと、そういうことをいかしてやられているのかはわかりませんが、そこはどうなっているのでしょうか。
○委員長(安田 薫) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 小学校にそれぞれ職員定数が割り当てられますけれども、そのなかで担任を持つ以外の先生に、例えば、清水小学校であれば理科の専科、御影小学校であれば英語の専科、そういうことで、専科の先生が配置されております。中学校のように、教科担当する先生を学校のなかで割り振るということは、現実問題、小学生の場合は生活集団という意味もありますし、学習集団という意味もありますことから、現状、専科以外に教科担任を置くというのは、先生の数も足りないですし、小学校の教育課程の編成を進める上でも、それ以上の部分は困難かと考えております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 低学年より、高学年になるにしたがって判断しづらい面、理解しづらい面というのが増えてくると思いますが、幼・保・小連携、下のほうは連携していますが、中学校との連携を含めて考えると、中学校にスムーズに移行できるようなかたちということは十分応援体制を組み、清水町の場合、少人数学級を取り入れてやっているので、工夫をしてできないものでしょうか。今言われている少人数学級を来年以降も配置するなかで1人採用した部分について時間の設定等もあるでしょうが、部分的には、そういった応援体制を組めるというかたちも必要ではないかと考えるのですが、いかがでしょうか。
○委員長(安田 薫) 教育長。
○教育長(伊藤 登) おっしゃるとおり、小学校と中学校の連携も非常に大事で、今年度の執行方針にも載せていただきまして、小・中の連携について進めていくということで、委員のおっしゃるとおり、スムーズに中学校に入っていける状況を勉強も含めてできればよいと思っております。その部分についても、小・中連携のなかで小学校と中学校はこう違うということで事前に慣れていただき、中学校に入学していただくというようなことも考えていかなければいけないと思います。
小学校についても専門化してきて、音楽・英語・理科・算数、特に新学習指導要領によって体験学習というのが多く取り入れられると、あとは言語活動を重視した学習を指導するというようなこともございますので、そのへんも含めて学校と打ち合わせをしながら、教科数に限りがありますけれども、できる範囲でおっしゃった意見を反映させていけるような状況をつくっていきたいと思っております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) わかりました。
175頁のスクールバスの運行事業に移らせていただきます。
先ほどの前段の説明でもありましたが、8台動いていて、今年は変わったようなことをいわれております。運行事業のなかでも見られるとおり、昨年まで臨時職員が2名対応していたと理解していましたが、今回は0になっています。スクールバス管理費では175千円が昨年から見ると減額されているということでありますが、この臨時職員2名は退職したのか、他へ配置換えをしたのか、このへんの理由はなんでしょうか。
○委員長(安田 薫) 給食センター所長。
○所長(阿部剛裕) 臨時運転技術員につきましては、1名が異動ということで、もう1名については退職でございます。その部分が委託へ切り替わる2台分で予定しております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 1名は退職したわけではなく、他へ配置を換えたということですか。
○委員長(安田 薫) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) 先ほど、センター長が申し上げたとおり、1名は退職で、1名は配置換えを考えております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 昨年もその前にも主張していますが、私はスクールバスの運行に際して、大事な子どもを預かっているということから安全運転について、しっかりとした体制ができていないとまずいということを中心に据えているとお尋ねしているわけであります。
町には、委託先の運転手さんの年齢構成等もはっきりしていると思いますけれども、このオペレーターの最高年齢は何歳でしょう。
○委員長(安田 薫) 給食センター所長。
○所長(阿部剛裕) 現在、手持ち資料がございませんので、委託が5台ということでございますけれども、そのうち最高年齢というと東団地方面で、朝だけなのですが、清水小学校のほうに登校するスクールバス、厳密に言えば町有バスで、通称フロイデバスなのですが、そちらの運転業務員は69歳ということで、最高年齢です。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 私と近い年齢の方でも、元気に頑張っているのはわかりました。
町の臨時職員の雇用にかかわってですけれども、町が雇用しようとすると、69歳というのはあり得るのか、あり得ないのかはどうでしょうか。
○委員長(安田 薫) 総務課長。
○総務課長(金田正樹) 私からお答えさせていただきます。
一般的には、60歳を目途に上限としております。ただ、職種によっては、その年齢では応募いただけないという場合がございます。例えば、牧場の牧場員ですとか、そこらへんは年齢を延ばして募集している状況もございます。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) スクールバスの運転員について町は、このくらいだったら臨時職員でもよいという考えはありませんか。
○委員長(安田 薫) 総務課長。
○総務課長(金田正樹) 委託の関係で、年齢につきまして教育委員会と詳しく打ち合わせをしたケースはございませんけれども、先ほどの話では、距離が短い・長いというのはあるかもしれませんけれども、それでも大丈夫だという判断での委託になるかと思います。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 私は、去年の1月ごろ、「高齢者の安全運転の講習」というはがきが来て、これで年寄りになったということがわかりましたが、新得警察署へ行って5,000円から6,000円を払って講習を受けてきました。その結果、普通の人よりは少し上のほうくらいの程度で、判断力などいろいろな面でかなり落ちているということは、自分では認識していませんが、歳をとるにつれて若い頃と全く違う反応があるということで、今回、この質問をするに際してここを強調して、若い人で判断力がしっかりしていて、確認もしっかりできるような人が理想だということがありまして、この質問のなかにもいろいろとお尋ねしようと判断しているわけです。そういうことを考えると、69歳の方もおられますけれども、冬道を運転するのにかなりの運転技術の良い方かもしれません。かなり不安ななかで運転している人もいるのではないかという気がいたします。
すでに、昨年、ある運転手さんともお話をしましたが、一度、委託先をやめた方が、運転手がいないから頼むということで、本当はしたくないのだけれども、スクールバスに乗務している人もいるわけです。そういうところを見ると、別な方法で何とかならないのかということがあり、昨年も教育委員長から答弁をいただきましたけれども、来年・再来年と新しいバスを購入するわけであります。教育長の答弁でも、昨今の状況を見るとバス会社等々もいろいろあるのではないか、購入するよりは委託したほうがよくて、安いかを比較する必要があるということで、そのへんの見直しを行って、経費のかからない方法を選択しながら考えていきたいという答弁をいただいております。地元でできないなら広域的に探していかなければならないような状況になるかもしれない、こういった前向きな答弁も教育長からいただいておりますので、検討・見直し等をした結果についてどういった考えでいるのかお尋ねいたします。
○委員長(安田 薫) 教育長。
○教育長(伊藤 登) 確かに、この議会で答弁をさせていただきました。それについては、スクールバスの更新時における比較ということで、次はどうしようかというときに、また検討しなければならないというお答えをさせていただいたと思います。
今般は、スクールバスの入れ替えと違い、業務委託のみということで現有車両を使っての委託となっておりますので、その比較はしておりません。
このような状況のなか、運転手もなかなか採用できないというなかで、今後、スクールバスの更新時期に合わせて考えなければいけないと思っておりますので、近いうちに、その部分について資料を集めながら検討してまいりたいと思っております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 教育長が言われるように、バスの運転手さんは、免許の関係から含めて、過去の熟練の経験がある人が一番理想でしょうし、そういう人というのは本町になかなかいないということで、昨年話したかもしれませんけれども、過去、観光バスに乗っていた人が退職をして清水町へ来たということで、バス会社からスクールバスの運転手はいないかと、隣町の新得町でそういうことがあり、話をしてあげたことがありました。結果、本人は今まで苦労してきたので、今更、子どもの命を預かるようなことはあまりしたくないとお断りされたこともあります。特にそういう面からして、これから若い立派な運転手さんがたくさんいるというのならば別ですけれども、こういったいなかで委託した先が新聞に採用の広告を出したりしているわけです。そういうことを含めて考えると、委託先も大変苦労しているという状況にあると思いますので、子どもの安全確保の面からも、新しいバスが来年・再来年に入る前段で、しっかりと検討していただいて前向きに考えていただきたいと思いますがいかがでしょうか。
○委員長(安田 薫) 教育長。
○教育長(伊藤 登) 今、ご意見をいただきました件については、昨年も申し上げたとおり、比較・検討をしながらより良い方向を見出していこうと思っておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 204頁に移ります。
50番の柔道場のアスベスト分析調査委託料というのがありますが、これは昨年、体育館からつながっていて、農業研修会館のところでアスベストが見つかって除去工事をしました。その流れから、柔道場のほうにアスベストが飛散しているのか、していないのかの調査なのか、別に柔道場に、アスベストにかかわるようなものがあって、この分析調査をするのか、このへんはどういうことなのでしょうか。
○委員長(安田 薫) 社会教育課長。
○社会教育課長(小笠原清隆) 今回の調査につきましては、昨年の8月20日に、柔道場で雨漏りが生じました。その雨漏りを修繕するために天井を開けた際に小屋組みのほうにアスベストが付着されているような感じを受けましたので、それを受けて調査をし、今は閉じ込めている状態で浮遊はしていません。その状況を見るためにこれからも委託によって、浮遊調査をしていくということでございます。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 柔道場を含めて、畳の上でドタンバタンやるわけで、施設もかなり古くなっているなかで、去年のあれで終わりかと思ったらまた別なところだという話ですから、これは大きい問題です。再度、確認する方法、その施設についてはありませんか。天井裏を開けてみるだとか、そういった方法をしたほうがよいのではないかという気がします。
○委員長(安田 薫) 社会教育課長。
○社会教育課長(小笠原清隆) アスベストに関しては一度、公共施設につきまして、目視や設計書などによって確認させていただいたところでございます。その後は、たまたま続けて2回発見することにいたったのですが、建物を壊したなかで、調査をかけるということは経費の面もございますので、発見した都度、適切な対応をしていきたいと考えています。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 先ほど言ったように、柔道場に、もしそれ以外にアスベストを使用しているところがあって、年数もかなり経っていて建物も古いし、以前は農業研修会館を我々が一度見せてもらったときには、天井が落ちてなんていうところもあったくらいですので、ひょっとしたらあるかもしれないということがあるなかで、見つからなかったらやらないということにならないという気がします。どうでしょうか。
○委員長(安田 薫) 副町長。
○副町長(安曇達雄) アスベストの問題は、議会のなかでも何回かご指摘をいただいております。平成17年にアスベストの全体調査をやっておりますけれども、そのなかで、目視等々図面も調べ、状況を調査しております。それ以降、このように図面上でも確認できない部分がございます。こういった部分につきましては、その都度適切に対応していきたいと答弁をさせていただいておりますけれども、今回につきましても、全く想定していなかった部分でございます。そういったことで、アスベストの使用については、結露防止のためにアスベストを含有している石綿などを使ってきた経過が過去にありましたけれども、一定の時期以降については、含まれていないものを使用してきているという状況もございますので、これについては、全部の天井を剥がして確認していくということが必要かどうかという部分になりますと、その復旧も大変なことでございますし、なかなか難しいです。こういったように、修理などが生じた場合につきましては、その部分を十分注意をして、もし、そういった恐れがあるようなものを発見できた場合については、調査検査をして浮遊があるかどうかも含めてしっかり検査をし、必要な措置を取っていく方向は変わっていません。そういった意味で、今回の場合についても、天井の一部にそういった改修がございましたので、ここでしっかり確認するということで、確認をした結果、一部アスベストが含まれている素材が吹き付けられていたということで、調査をしたところ、浮遊は一切ないということでした。しかし、引続き日常的に使う部分でございますので、検査はしっかりしていきたいです。こういうことで、今後も処理や対応をしていきたいと思っております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) わかりました。そういうことであれば、結構であります。
次の頁の205頁の柔道場の関係です。今年、柔道を集中的にやるということで、施設をしっかり整えるんだなという気がいたしますが、この畳3,807千円はすごくかかるものだとびっくりしました。
当然、柔道場に畳はありますよね。この畳の、表替えというのか、そういうものというのは、柔道場用の畳はできないものなのかはどうでしょうか。
○委員長(安田 薫) 社会教育課長補佐。
○補佐(堀 秀徳) 原委員からご指摘の、今ある畳の表替えをして使えないかというご質問かと思いますが、柔道場の畳につきましては、一般で使われている畳と構造も違い、現在使っている畳はなかに発泡スチロール等が挟まれておりますが、そのなかにいろいろと入っている部分自体が相当傷んでおりまして、全体的に見ても硬さがバラバラになっている状況でございます。それを、今回全面的な入れ替えとさせていただくことで、計上させていただいております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) わかりました。
畳に400万円近い金額がかかるとは、我々の感覚では思いませんでした。今言われたように、特殊な畳ということなのだろうという気がいたします。
頁数210頁です。先ほど、木村委員からも指摘があり、私も全道規模で岩見沢が絡んで調査をしているということがあり、全道でやった2009年から2010年の調査の結果では、9割近くが衛生面等で指摘・指導をされているということであったので、清水町はどうなのかとお尋ねしようかと思ったのですが、先に聞いていただき、多分ないだろうと理解をしていたのですが、残念ながら指導を受けていました。そのことについて改善されているということなので、それは結構です。
給食センターで臨時の職員が給食業務を行っていますが、従前、栄養士であるとか臨時主事補だとかということで、女性の職員が配置されていて、業務を行っていた時代がありましたが、今はそちらのほうに、女性の栄養士やその他、給食に関わって業務をする人は職員ではいないのですね。
○委員長(安田 薫) 給食センター所長。
○所長(阿部剛裕) 現在のところ、職員は全員女性で臨時的任用ということで、8名の調理員と米飯給食のときに代替調理員ということで登録者が3名、この方々も女性で、事務の関係については臨時事務補ということで、学校教育課のほうに女性の臨時主事補が配置されていますので、週に2回給食センターの給食業務の補助と週3回については文化センター内の学校教育課の仕事ということで割り振りを行っています。給食センター所属になっていませんが、平成20年度から清水中学校のほうに学校栄養職員ということで、ベテランの栄養士が給食センターに配置されていましたが、平成20年度より栄養教諭というかたちで食の指導に関する部分と、給食管理業務ということで週の半分、給食センターに外勤扱いということで配置されております。この栄養教諭も女性で配置されております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 全く、女性の職員が給食センターに出入りしないということではなくて、栄養士の方が週に3回来るとか、臨時主事補の人が週2回来るとか、こういったことで対応していると理解してよろしいでしょうか。
○委員長(安田 薫) 給食センター所長。
○所長(阿部剛裕) 先ほどの説明不足で申し訳ございません。
栄養教諭のほうは週に20時間ということで兼務扱いになっていて、主に調理時間の間、午前中につきましては給食センターに、大体3・4時間目も含めてなのですが、清水中学校のほうで給食を取り、午後については部活動も含めて清水中学校で勤務しております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 従前から見ると固定した配置ではなくて、そういう流動的な面で頑張っておられるということは理解いたします。
8名の臨時調理員と代替の3名の方を合わせて11人の多くの女性の方がこのなかで働いておられると、この11名の方を統率しているのはどなたがされているのでしょうか。
○委員長(安田 薫) 給食センター所長。
○所長(阿部剛裕) 学校給食業務員につきましては、衛生管理面でいいますと、文部科学省の学校給食衛生管理基準に基づいて、そのなかで栄養教諭の位置付けというのは栄養士ということで、衛生管理責任者のもとに調理員というかたちです。場長や所長、センター長も含めて名称はさまざまですが、こちらのほうは衛生管理者ということで、直接の指揮・命令については、調理の関係で、栄養教諭のほうが指揮・命令をしながら調理業務に携わっているということになります。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 指揮・命令系統については、今の感じから見ると常時いるということではないということですね。そうなると、臨時の人が8人プラス3人がどういった動きになるかわかりませんけれども、そのなかで指導的なポジションにいるような人はおられるのでしょうか。
○委員長(安田 薫) 給食センター所長。
○所長(阿部剛裕) 臨時調理員のなかの1名、ベテランの調理員さんにつきましてチーフというかたちで置いております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 保健衛生的な面から、こういった給食業務については保健所の指導等もあって、大変なことだろうと思いますが、日々の保健衛生に関する指導等についてミーティングをするだとか、そういうこともあるのかなという気がしますが、そういうものはどのようにして行われているのか教えてください。
○委員長(安田 薫) 給食センター所長。
○所長(阿部剛裕) 毎日の調理業務につきましては、必ず調理業務、調理場に入室する前と午後の洗浄が終わったときにミーティングをします。ある場合とない場合があるのですが、衛生管理面については、私のほうからも点検等について朝礼時や終礼時に指示をしております。その他に研修ということで、昨年8月なのですが、十勝管内の学校給食研究会協議会の合同の研修で、調理員さんも衛生管理面の研修ということで参加しております。その他、衛生管理面については、私のほうからも2回、衛生管理面や勤務体制も含めてミーティング、打ち合わせということで行っております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 8名のなかではチーフがいて、チーフと栄養士との連携という面もしっかりできているということで、調理業務全般について問題なくスムーズに行われていると理解してもよろしいでしょうか。
○委員長(安田 薫) 給食センター所長。
○所長(阿部剛裕) そして、栄養教諭制度というものも十分に踏まえて、いきた教材として給食について各中学校に提供して、そのなかで食の指導という部分も栄養教諭が担って、その連携を調理員と行っているという理解でよいかと思います。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 勤務時間は8時間だろうと思いますが、それで結構でしょうか。
○委員長(安田 薫) 給食センター所長。
○所長(阿部剛裕) 勤務時間につきましては、町職員と同様に7時間45分ということで、給食のない時間・日につきましては、町の一般職員と同じ勤務体制で8時45分から午後5時半ということで休憩時間が1時間、給食調理があるときは午前8時から午後4時半ということで休憩時間が45分で、調理員はそのような勤務体系です。栄養教諭につきましては中学校の教員と同じ勤務時間になっております。
○委員(原 紀夫) 終わります。
○委員長(安田 薫) 他に質疑ありませんか。
中島里司委員。
○委員(中島里司) 頁数は175頁から176頁にかけてです。
質問内容は1点なのですが、スクールバスの運行を委託で8台ということで委託台数はよろしいのでしょうか。
○委員長(安田 薫) 給食センター所長。
○所長(阿部剛裕) スクールバスにつきましては、全13路線があり、そのうち大型バス・中型バス、29人乗りということで、全部で8台、その他の5路線につきましては、ジャンボタクシー及び小型タクシーで5路線ということです。タクシーは完全に委託事業者の所有車両となります。
○委員長(安田 薫) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 13路線で、ジャンボタクシー込みで39,000千円を予算としてみているということで理解してもよろしいですね。
○委員長(安田 薫) 給食センター所長。
○所長(阿部剛裕) そのとおりです。
○委員長(安田 薫) 中島里司委員。
○委員(中島里司) それに関わって、175頁の車両用修繕料の対象車は、今の話ですと8台で、ジャンボタクシーの修繕等については業者持ちで、あくまでも8台の分を想定して予算組みされているのでしょうか。
○委員長(安田 薫) 給食センター所長。
○所長(阿部剛裕) 8台の修繕料なのですが、そのうち委託事業者で持っている部分が車検費用、3か月点検にかかわる修繕料ということで、こちらのほうが委託経費になります。その他の修繕につきましては、こちらの予算で、町の事業費から支払われています。
○委員長(安田 薫) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 車検は業者のほうで、修繕費も業者持ちで入っていると言いましたよね。ここであげている、スクールバス用分で1,559千円は内容的な修繕としては、どういったものが対象になるのでしょうか。
○委員長(安田 薫) 給食センター所長。
○所長(阿部剛裕) 修繕料のなかは車検費用という部分、3か月点検に伴って、部品等の工賃等につきまして、それから所有車両が老朽化しておりますので、それに伴うボディまわり・下まわり等の修繕です。それから、下まわり関係で傷んでいる箇所によってそれに伴う動力部分のシャフト等の部分についても修繕ということで、修繕費用を見込んでおります。
○委員長(安田 薫) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 車検というのは修繕料に入るのでしょうか。私が聞いているのは車両用修繕料、スクールバス分を聞いているので、業者の持ち分を聞いているわけではありません。この1,599千円の算出根拠は何だったのかということを聞いております。
○委員長(安田 薫) 学校教育課長。
○学校教育課長(上出 進) スクールバスの車検にかかわる経費につきましては、車検手数料というふうになりますけれども、車検時にかかわって修理をしなくてはならない部分が発生します。その部分について、車両用修繕料のなかに含まれるということになります。
○委員長(安田 薫) 中島里司委員。
○委員(中島里司) それで、こういった大きな数字なのかと理解できますが、スクールバスが一般的に軽い事故、擦っただとか当たっただとかの部分の修繕料というのも入っているのでしょうか。それは委託を受けたほう持ちなのでしょうか。
○委員長(安田 薫) 給食センター所長。
○所長(阿部剛裕) 現在、総合賠償・自賠責についても、車両保険関係については町の予算で持っている関係があり、車両保険がきかない程度の小破修繕ということがありましたら、こちらの修繕料からスクールバス、委託車両、直営の車両についても修繕料ということで支出しております。
○委員長(安田 薫) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 今の説明で、そこで1つ疑問を持ちます。委託を受けてスクールバスを動かす運転手の方、責めているわけではありませんが、その方が仕事中にやったこと、そういうものに対してぶつけてしまったので後を頼みます。こういった約束事というのはいかがかと、その責任の度合いというのは明確にしておく必要があるのではないでしょうか。それは契約時点の話なのですが、そのへんについて、今すぐどうのこうのではありませんが、実態をもう少し調べて向こう側の責任というもの、委託を受けた会社の責任の度合いというのは、明確にして曖昧でフラフラしておくことではないと思います。そのへんについて、大分年数が経つので、私はこの委託の経験がありませんので具体的にわかりませんが、もう少し明確化していく必要があるのではないかと思いますがどうでしょうか。
○委員長(安田 薫) 給食センター所長。
○所長(阿部剛裕) 今後、検討していくということでございます。
実際の運転事業者のほうの責任において、ぶつけたりということは平成22年度はございませんでした。平成21年度にそういったケースにつきましては、事業者負担ということで修繕を行っております。
○委員長(安田 薫) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 次に、町民バスです。
委託料の、先ほどいった13路線を8台、ジャンボタクシーもあるようですが、これは委託会社のほうで実際に稼動している運転手の方、13人なのか1人が何路線か持っているのか、実際に時間帯が同じような時間帯なので、13路線を13人いっぺんに出なくてはならないのか。あるいは、1回戻ってきてから別の路線に行くのか、その運用というのはどういうふうになっているのでしょうか。
○委員長(安田 薫) 給食センター所長。
○所長(阿部剛裕) スクールバス8台につきましては、直営・委託事業者とそれぞれの号車別に運行者ということで割り当てられておりますので、割り当てのあった運転技術員、事業者につきましては、運転業務員というかたちで原則的に乗車員が定められております。
○委員長(安田 薫) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 私の聞きかたが悪いのでしょうか、要するに、この委託料のなかで1日に何人の人が動いているのでしょうかということを聞いております。
○委員長(安田 薫) 給食センター所長。
○所長(阿部剛裕) そうしますと、13名ということになります。
○委員長(安田 薫) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 13名で勤務時間が一般的に朝と夕方で、実質乗務する時間は一人ひとりではなく、長い人の朝と夕方で1日に乗る時間はどのくらいですか。
○委員長(安田 薫) 給食センター所長。
○所長(阿部剛裕) スクールバスの運行事業費のなかはスクールバスだけなのですが、現在、直営委託事業者のほう、東団地路線の8号車を除いて7台につきましては、直営で2台の給食車両がございます。運転のほうと、委託事業者のほうは、運転補助というかたちで乗車しております。
スクールバスだけですと、登下校・学校行事等の特別運行ということで、大体は登校時・下校時、バスの洗車などを含めると2時間ずつくらいと、給食車のほうの補助業務の関係につきましても、給食搬送の部分で2時間くらいで合計6時間くらいが運転ということになっております。
○委員長(安田 薫) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 私は、長いほうでということで1日6時間、これは13名、13路線全員ということで1人ずつ割ってみると年間330万円です。330万円の時間から6時間、土・日多少の休みの時間があり1人あたりの年収が330万円、高いか安いかはその人の感覚ですが、私的には、割り返していくといかがなものかと思います。これは、教育委員会というよりも、町の方針として地元最優先ということでやっておられるわけですから、最優先をしていくということは、他のことにもある程度理解しようと思っております。
しかし、最優先と育成とプラスうんぬんという部分は違います。これは町民の負担です。私は、事業者を絞れ、締め付けろと言っているわけではないんです。競争の原理のなかで地元の業者に頑張ってもらうという方針を出さなければある程度「こういったら、町はこうしてくれる」という部分があるのではないかという感じがしております。これは、副町長でも、町長でもよいのですが、私は地元優先というのは理解しております。費用的なものは町民のものであるということを捉えて、もう1つ工夫をしてもらう、どうしてもならば競争の下で働かせてもらわなければいたしかたないと思っております。それでも地元の人の「頑張れ」ということが力だと思います。そのへんについていかがでしょうか。これだけではなく、随意契約という部分で疑問を持っている一人ですから、そのへんについてお答えをいただければと思います。
○委員長(安田 薫) 副町長。
○副町長(安曇達雄) 今、お話がありましたとおり、基本的には地元優先は崩したくないと思っております。そのなかで、その事業が適正に執行できるかどうかという判断は非常に難しいですが、そこの部分は固執をせずに柔軟に考えていく必要があるだろうと思っております。しかし、今般の事例につきまして、どういった方法がよいのかという部分につきましては、教育委員会でも大変ご苦労をいただいて、いろいろ協議をされ、今の方向を進めていただいておりますけれども、事業内容をもう少し精査していくという部分は、今のお話のなかで教育委員会とも相談をしなければならないと思っております。随契も含め、競争原理というものも必要ですので、ものに応じて考えていかなければならない部分であり、実際、今の入札のなかでもそういった部分について、十分気配りをしながら進めているつもりです。地元企業の育成の部分と効率的な財政運用の部分の2つをどう考えながらつくりあげていくかということについて課題がございますので、しっかり勉強していきたいと思っております。
○委員長(安田 薫) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 休憩時間が短くなったので、ぼちぼちと思っております。
副町長からお話をいただき、正直言って取り組みについて疑問とはいいませんけれども、改善しなければならない部分もあるのだろうという認識を持っておられると捉えております。
この委託料にこだわるかというと、例えば、330万円も6時間、その方はその仕事だけでない人もいるわけです。本業があるのでしょう。そういうものを考えていったら単純な割り返しで、中身を全て把握していっているわけではありませんが、その裏づけに、町民バスのなかで私が参考資料として見積もられた方からお話を伺うと、今回の予算にあげられている数字のほうが大きいのです。私は、間違っているだとかあっているではありません。基本的な考えかたを持った上でこういった結果でしたというならわかるのですが、地元業者育成というのは、優先と育成というのは時によって大事です。委託を始めて何年になりますか。未だに成長しないのでしょうか。私も、こういう場で私的なことをいうべきではありませんが、土木や建築の予算は少なかったです。その職員としての使命は、地元業者育成でした。技術の人はいませんでしたから。スコップを持ったりして一生懸命働いてくださる方はいました。しかし、測量などいろいろなことができませんでした。今の町職員なら考えられない。町職員がやっていました。自分らでそういった現場をつくり、業者の人にそのとおりやってもらい、検定していました。今の時代では考えられない状況です。だけれども、自分は覚えてください、こうしてくださいと育てて、結局役場職員がいなくても全部やってくれる、何年も前からですが。これが育成だと思っております。町外にも仕事に出てもらって、今は不景気なのでなかなか難しいらしいですけれども、これが本来言う地元育成だと思います。地元業者の育成、これが育成ということと費用増ということにつながるのかどうか。そのへんも今一度考えてもらいたいです。
多分このような話をしたら、事業者に恨まれると思います。しかし、これは町民のお金ですので、赤字になってまで受けてもらわなくてもよろしいですが、赤字にならない努力もしてもらわなければなりません。ここはギリギリだけれどもここは何とかなるという、今言った6時間と330万円、終わったら他の仕事をしている。年収を単純計算しても、先ほど原委員がいわれた69歳、私も330万円ももらえるならばありがたいと思いますが、相手のことはあまり深く入ってはいけない場合もありますけれども、もう少し話し合い、随意契約なので状況をお互いに意見交換をしながら、町民のお金であるということを念頭に置き、方向を変えれとは言いませんので、そういうものをしっかり業者の人に理解してもらうような努力をしていただきたいと思います。しつこくて申し訳ないです、今一度お願いします。
○委員長(安田 薫) 副町長。
○副町長(安曇達雄) 町内企業を一義的に考えていくという部分の基本線は、繰り返しますが、守っていきたいと思っております。今ありましたとおり、事業そのものについて当時の育成していく段階と、大きく差がある部分についてはよく理解できますし、逆にこの時代は経済的に財政状況も厳しいなかで、いかに町民の力をお借りしてまちづくりをしていくかという部分を考えていくと、町内の経済をしっかり支えている事業者の方々に基本的な目を向けていかなければならないと思っております。
今の制度のあり方も含めて、それを基本におきながらそういったいろいろな部分の不合理性というものが見えているということがあるとすれば、正していかなければなりませんし、関係機関、教育委員会、他の部署もそうですが、そのへんをもう一度点検して協議をしながら、基本理念に基づいてより良い方向を考えていきたいと思っております。ただ、この部分につきましては、難しい課題があると思っております。はっきりとしたルールづくりというのは難しいと思っております。そのなかでできるだけ公平を保ちながら、基本理念に基づいた方向でしっかり考えていきたいと思っております。以上です。
○委員長(安田 薫) 中島里司委員。
○委員(中島里司) これで終わります、答弁はいらないかもしれません。
副町長のお話があってなぜ大変かといったら、地元に対象が1社しかいないです。だから大変なのです。それで悪いとは言っていません。なので、慎重に進めなくてはならないのでしょうか。今言った参考資料として取り寄せたときに金額がせめて似たり寄ったりでいくらかというのならばわかります。何社かいればこのような話になりません。見積もり合わせなりを正式にきちんとしていれば、参考資料としていただいたということになっているのだろうけれども。1社だから大変だと思っております。なので、ルールをはっきり決めて、原則は地元だけれども、場合によっては町外の方にも参加してもらうかもしれないという腹積もりを町が持たなければ、絶対よそにはいかない、そこが悩みのひとつだと思っております。
これは私の思いというだけで、基本にあるのは町民のお金です。認識はしておられるのはわかっていますが、改めてそれを念頭に置きながら検討すべきものは検討していただきたいということで答弁はいりません。
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○委員長(安田 薫) ここで休憩いたします。(午後2時08分)
○委員長(安田 薫) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後2時20分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) 教育費の審査を続けます。
他に質疑ありませんか。
奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) 1点お伺いしたいと思います。
今年度の予算書は丁寧に主要事業の施策シートなどを提案していただき、事業の内容がわかりやすく、評価したいと思います。
186頁の文化センターの舞台改修工事に、今年度17,500千円、26年度まで、この舞台の改修事業を予定してございますが、今年度は舞台の吊り物を主に改修したいということです。そのなかで、照明等々は重量があり危険だと理解しておりますが、将来、照明機器のワイヤーは取り替えますが、照明器具の取替えは予定しておりますか。
○委員長(安田 薫) 社会教育課長補佐。
○補佐(澤田 智) 今回の舞台改修につきましては、ご説明がありましたように、舞台の電動の吊り物のなかの反響板、その反響板のなかの側板部分で、反響板には側板・正板・天板というものがあるのですが、その部分をやります。
今後につきましては、危険な部分からということで、随時改修を進めてまいりたいと思います。
○委員長(安田 薫) 奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) 照明器具の重いものは非常に危険だということで理解しました。
舞台が30年と皆さんに長くご利用していただいていて、舞台そのもののフロアの改修をされたことはありますか。
○委員長(安田 薫) 社会教育課長補佐。
○補佐(澤田 智) 会館以来、一度、床を全面改修しております。
○委員長(安田 薫) 奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) 今回の改修予定には入っていないということですよね。
○委員長(安田 薫) 社会教育課長補佐。
○補佐(澤田 智) 床の改修等は入っておりません。
○委員長(安田 薫) 奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) 30年のなかで一度、10年前に改修したということなのでしょうけれども、あの部分は裸足で歩けばいいのでしょうが、そうはいかないというところで、非常に老朽化しているのが際立って、ひどい状況になっている部分があるんです。先達て、あそこに上がったのですが、床がはがれて、足に棘が刺さった方がおられますし、1か所だけではなく複数見受けられたということで、この計画は平成26年度までやると予定しておりますけれども、そこらへんも含めて考えるということを予定に入れてもらうということにはならないでしょうか。
○委員長(安田 薫) 社会教育課長。
○社会教育課長(小笠原清隆) ご指摘がございました、床の改修の関係ですが、やはり文化会館は建てて30年経っております。そのなかで一番危険度の高いようなところから改修をさせていただくのですが、それぞれ舞台を運営していくための照明も必要ですし、音響も必要です。ご指摘のような床の改修も当然必要です。何億円というお金が必要ですので、計画を持ったなかで考えていきたいと思います。
○委員長(安田 薫) 9番、奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) 上から落ちてきて危険だということですが、床が剥がれて足に刺さるということはたいしたことはないかもしれませんが、それらも重点課題として、検討してもらえるようにお願いしたいと思います。
○委員長(安田 薫) 社会教育課長。
○社会教育課長(小笠原清隆) お金のかかることですので、危険な部分については、その都度改修していきたいと思います。
そういった箇所を教えていただければ、私たちも見てはいますが、目の届かないところもありますので、利用者の方から「ここが悪いよ」というかたちでお知らせしていただければ大変助かりますので、そのへんのご協力もお願いします。
○委員(奥秋康子) 終わります。
○委員長(安田 薫) 他に質疑ありませんか。
口田邦男委員。
○委員(口田邦男) 1点だけお伺いします。
176頁に町民バスの運行という項目がありますが、これに関してたいした難しいことではありませんけれども、お聞きいたします。難しい問題ではありませんが、町民に関しては関心のある問題ですので、あえてこの場所で質問させていただきます。
今、巡回バスが走っておりますけれども、あの巡回バスの色なのですが、あの色では高齢者が...(途中中断)
○委員長(安田 薫) 口田委員、巡回バスはここの箇所には入ってきません。別なところで質問お願いいたします。
他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) これで、教育費の審査を終わります。
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○委員長(安田 薫) これより、第11款、災害復旧費、215頁の審査を行います。
○委員長(安田 薫) これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、災害復旧費の審査を終わります。
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○委員長(安田 薫) これより、第12款、公債費、216頁の審査を行います。
○委員長(安田 薫) これから、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 例年、公債費の償還の年度別の予定表を頂戴しておりますが、昨年いただいた償還予定表の額と比べると、今年の償還予定表について、そう開きはなく、ほぼ変わらないようなことで理解してもいいのか、大幅に各項目によって変わってくる部分があるとするのか、このへんはいかがでしょうか。
○委員長(安田 薫) 総務課長。
○総務課長(金田正樹) 公債費に関してでございますけれども、7,342千円の減額となっております。長期債の償還終了によるものでございます。
残高についてお知らせします。この予算書の237頁をお開き願います。この表のなかに残高が記載してあります。最後の238頁のなかで6,556,389千円という残高でございます。
せっかくの機会ですので、公債費比率についてもお知らせしたいと思います。公債費比率18%を境にして、財政が良いか悪いかという話でございますけれども、昨年の9月の定例会でしたか、公債費が健全化判断比率の報告の際に18.8%という話をさせてもらいました。これは、過去3か年の平均なので、平成22年度につきましては、確実に18%を下回るのではないかというお話もさせてもらいました。実際には16.4%程度になる見込みでございます。また、平成23年度においては更に下がるものかと思っております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) わかりました。
委員長にお願いですが、例年いただいている償還予定表を今日でなくて結構ですので、用意できましたらお願いをして各委員の資料としていただければと思いますので、よろしく配慮のほどお願いいたします。
○委員長(安田 薫) 準備ができるようですので、配付したいと思います。
他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、公債費の審査を終わります。
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○委員長(安田 薫) これから、第13款、諸支出金、217頁から220頁までの審査を行います。
○委員長(安田 薫) これから、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、諸支出金の審査を終わります。
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○委員長(安田 薫) これより、第14款、予備費、221頁の審査を行います。
○委員長(安田 薫) これから、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、予備費の審査を終わります。
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○委員長(安田 薫) これをもって、一般会計歳出の審査を終わります。
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○委員長(安田 薫) これより、一般会計歳入の審査を行います。
○委員長(安田 薫) 第1款、町税、15頁・16頁の審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。税務課長。
○税務課長(安田栄司) 執行方針、予算の説明資料でも触れておりますけれども、重複も含めて説明を申し上げたいと思います。
一般会計歳入、町税関係の予算の概要についてご説明申し上げます。予算書の頁は15・16頁となります。最初に12頁をお開きいただきたいと思います。
総括表の第1款、町税、今年度1,206,654千円を見込んでおりますけれども、過去5年間を振り返ってみますと、1,130,000千円から1,220,000千円、そのへんの間を推移しているところでありまして、今年度67,661千円と前年度と比べての増額となっております。これは、入湯税を除く各税目ごとにそれぞれ増加しました。そんなことで、このような予算になっております。詳しくは、これから説明申し上げます。
15頁をお開きください。最初に個人町民税です。滞納繰越分も含めて前年度と比べ6,700千円の微増でございます。408,199千円は今年度予算ですけれども、平成22年度、決算見込み額に対し、約30,000千円の減少となっているところでございます。これは、給与所得、農業生産所得、農業関連営業所得というものの減少が大きな要因となっているところでございます。下の2目、法人町民税は長引く地方経済の低迷、景気の回復が遅れているということで大変ですが、法人税割額で各法人の皆様方の経営努力、そういったところを見込んで11,290千円の増の予算をかけております。
次に、固定資産税です。前年度対比34,200千円の増、これは大規模工場の新設による家屋、償却資産の伸びというものがあり、22年度の決算額とほぼ同額の624,200千円、このような予算を見込んだところでございます。
次に、16頁です。軽自動車税につきまして、それぞれの台数の若干の増減がありますが、滞納繰越分を含めて、若干の増ということで19,510千円を見込んでおります。
続きまして、町たばこ税です。既にご存知のとおり、昨年の10月から約40%の税額が増税となっております。増税に伴い10月以降、今までの消費量を見てみると、減少しておりますけれども増税が大きいということで約23%、額にして14,700千円の増と、このような予算額78,000千円という予算額を見込んだところでございます。
入湯税につきましては、税収が見込めないということで予算科目のみの設置となっております。
なお、今年度の予算額計上にあたりましては、全ての税目について99.5%の徴収率で見込んでおります。実際の徴収率はもう少し高くなるところですが、ちなみに申し上げると、平成21年度の十勝管内全体の徴収率は99.0%という数字になってございます。今年度につきましても、早期の自主納税の推進に努めるということと、平成19年度からスタートしている十勝市町村税滞納整理機構という団体と連携を取りながら適切な滞納処理、そういうものに取り組んで、徴収率の一層の向上を図ってまいりたいと考えているところでございます。
以上で、町税関係の概要説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○委員長(安田 薫) これから、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 16頁の入湯税の関係です。
1年間全く動いていない、お客さんが0という感じなのだろうと思いますが、全くこの分について打開策もなにもない、手余しという感じになっている気がいたしますが、どうなのでしょうか。
過日、私どもの牛玉丼の活性化協議会のなかで、パンフレットを新しくしたということで見ました。フロイデ温泉のコテージが宿泊施設として載っています。そういう面から見ると、これは問題なのか、改めてボイラーの技師の採用があれば動くようなことも書いてありましたが、そのへんも信用ならないところだと思っております。どういう状況なのかわかれば教えていただきたいと思います。
○委員長(安田 薫) 税務課長。
○税務課長(安田栄司) 委員がおっしゃられましたとおり、現在、入浴施設については閉まっている状況でございます。昨年からそのような状況で、入湯税についても申し出による納付ですが、それについてもございません。以上です。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 申し出なのですが、1年間全くお客さんが0ということではないような気もします。そのことについて「何故か」などの問い合わせは全くなしで、申し出がないからそのまま、これ以外はないのでしょうか。
○委員長(安田 薫) 税務課長。
○税務課長(安田栄司) 先ほどの説明が足りなかったようです。申し訳ありません。
日帰りのお客様、宿泊のお客様に分かれて税率が設定されております。さらに、日帰りのお客様につきましては、何円以上その場所でお金を使った場合というような決まりがあります。その金額は1,000円なのですが、それ以上使う決まりがあり、そういったお客様がいない場合はお客様が実際に入浴されても入湯税はかかりません。ちなみに1日70円、1泊の場合は150円という税率になっております。
○委員長(安田 薫) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、町税の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) ここで休憩いたします。(午後2時48分)
○委員長(安田 薫) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後3時00分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) 第2款、地方譲与税、17頁、第3款、利子割交付金、18頁、第4款、配当割交付金、19頁、第5款、株式等譲渡所得割交付金、20頁、第6款、地方消費税交付金、21頁、第7款、ゴルフ場利用税交付金、22頁、第8款、自動車所得税交付金、23頁、第9款、地方特例交付金、24頁、第10款、地方交付税、25頁、第11款、交通安全対策特別交付金、26頁、以上第2款から第11款までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。
○委員長(安田 薫) これから、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、第2款から第11款までの審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) ここで休憩いたします。
○委員長(安田 薫) 休憩前に引続き会議を開きます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) 第12款、分担金及び負担金、27頁の審査を行います。
特に説明があればお願いします。
○委員長(安田 薫) これから、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、分担金及び負担金の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) 第13款、使用料及び手数料、28頁から31頁までの審査を行います。
特に説明があればお願いします。
○委員長(安田 薫) これから、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、使用料及び手数料の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) 第14款、国庫支出金、32頁・33頁の審査を行います。
特に説明があればお願いします。
○委員長(安田 薫) これから、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、国庫支出金の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) 第15款、道支出金、34頁から37頁までの審査を行います。
特に説明があればお願いします。
○委員長(安田 薫) これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、道支出金の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) 第16款、財産収入、38頁・39頁の審査を行います。
特に説明があればお願いします。
○委員長(安田 薫) これから、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、財産収入の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) 第17款、寄附金、40頁の審査を行います。
特に説明があればお願いします。
○委員長(安田 薫) これから、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、寄附金の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) 第18款、繰入金、41頁の審査を行います。
特に説明があればお願いします。
○委員長(安田 薫) これから、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、繰入金の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) 第19款、繰越金、42頁の審査を行います。
特に説明があればお願いします。
○委員長(安田 薫) これから、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、繰越金の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) 第20款、諸収入、43頁から46頁までの審査を行います。
特に説明があればお願いします。
○委員長(安田 薫) これから、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、諸収入の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) 第21款、町債、47頁の審査を行います。
特に説明があればお願いします。
○委員長(安田 薫) これから、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、町債の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) 債務負担行為、1頁、第2項、8頁、第2表の審査を行います。
特に説明があればお願いします。
○委員長(安田 薫) これから質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、債務負担行為の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) 地方債、1頁、第3条、9頁、第3表の審査を行います。
特に説明があればお願いします。
○委員長(安田 薫) これから、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、地方債の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) 次に、一時借入金、1頁、第4条の審査を行います。
特に説明があればお願いします。
○委員長(安田 薫) これから、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、一時借入金の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) 歳出予算の流用、1頁、第5条の審査を行います。
○委員長(安田 薫) これから、質疑に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、歳出予算の流用の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) 以上で、議案第17号、平成23年度清水町一般会計予算の審査を終わります。
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○委員長(安田 薫) ここで休憩いたします。(午後3時06分)
○委員長(安田 薫) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後3時08分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) これより、議案第18号、平成23年度清水町国民健康保険特別会計予算の審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明することがあれば説明してください。
町民生活課長。
○町民生活課長(佐藤典隆) 国民健康保険特別会計の概要についてご説明いたします。
予算の総額は1,401,000千円で、平成22年度予算に比べて65,000千円の増額となってございます。増額の理由としまして、主に歳出の保険給付費における療養給付及び高額療養費、後期高齢者支援金等の増額が主な要因となっています。
歳入歳出の内容については、それぞれ総括表で説明をさせていただきます。246頁をお開きください。
歳入から説明します。
1款、国民健康保険税は374,300千円で現行税率により、平成22年度、課税所得額を参考に計算して計上しています。その結果、前年度より25,300千円の増額を見込んでいます。
2款、国庫支出金は370,394千円で、前年度に比べて42,843千円の増額となっています。主に、療養給付費負担金の43,927千円の増によるものでございます。
3款、療養給付費等交付金は60,001千円で、前年度に比べて6,860千円の減額となっています。
4款、前期高齢者交付金は217,464千円で、前年度に比べて59,321千円の減額となっています。これは、平成21年度の概算交付額に対し、確定交付金が小額となり、その差額分、約50,000千円が差し引かれることになったのが要因でございます。
5款、道支出金につきましては66,468千円で、前年度に比べ9,166千円の増額です。主に、財政調整交付金の増額によるものでございます。
6款、共同事業交付金124,300千円で、前年度に比べ10,700千円の減額、高額医療費共同事業交付金の減額によるものです。
7款、財産収入につきましては52千円で、基金率の減によるものです。
8款、繰入金は187,131千円で、前年度に比べて66,437千円の増額ですが、収支不足額に対するその他一般会計繰入金及び国民健康保険基金繰入金が増額となっています。
9款、繰越金につきましては科目存置でございます。
10款、諸収入は888千円で、前年度に比べて1,664千円の減額でございますが、老人保健医療費拠出金返納金の減額によるものでございます。
以上が、歳入についてのご説明をさせていただきます。
続きまして、歳出についてご説明します。
1款、総務費は24,016千円で、前年度に比べ1,294千円の増額ですが、主に一般管理費の654千円の増、国保連合会負担金の376千円の増額によるものでございます。
2款、保険給付費につきましては953,465千円で、前年度に比べて44,280千円の増額ですが、主に一般保険者療養給付費の48,000千円の増額でございます。一般被保険者高額療養費の12,000千円の増額が主な要因となっております。
3款、後期高齢者支援金等は160,251千円で、前年度に比べて10,790千円の増額となっています。要因としまして、国から示される平成23年度の後期高齢者支援金、1人あたり負担見込み額の増額によるものでございます。
4款、前期高齢者納付金等は466千円で、前年度に比べて191千円の増額となっています。
5款、老人保健拠出金は12千円で、事務費の拠出金となっています。
6款、介護納付金は71,344千円で、前年度に比べて4,702千円の増額です。要因としましては、国から示される平成23年度の第2号被保険者1人あたり、負担見込み額の増額によるものでございます。
7款、共同事業拠出金は180,699千円で、前年度に比べて3,846千円の増額となっていますが、主に保険財政共同安定化事業拠出金の3,257千円の増額によるものでございます。
8款、保険事業費は9,329千円で、前年度に比べて378千円の増額ですが、特定健康診査等事業費の増額によるものでございます。
9款、基金積立金は52千円で、前年度に比べ201千円の減額となっていますが、基金率の減によるものでございます。
10款、諸支出金につきましては811千円で、前年度と同額を計上しています。
11款、予備費は555千円で、前年度に比べ281千円の減額となっております。以上が、歳出についてのご説明であります。
以上、国民健康保険特別会計の概要説明とさせていただきました。
○委員長(安田 薫) これより、歳入歳出一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、議案第18号、平成23年度清水町国民健康保険特別会計予算の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) これより、議案第19号、平成23年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の審査を行います。
特に説明することがあれば説明してください。
保健福祉課長。
○保健福祉課長(阿部一男) 平成23年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の概要の説明をさせていただきます。
歳入歳出総額は136,000千円で、前年対比13,300千円の減額予算となったところでございます。
296頁の歳入です。
1款、保険料につきましては、昨年4.9%の値上げが保険料全体でありました。本年は据え置きでありますが、前年より収入が減額となった点につきましては、昨年度、当初予算設定後に値上げ幅が下方修正されたことがあり、本年度予算が見かけ上、昨年より減少したことになっております。7,985千円の減となって表れました。実際は、決算ベースの予定よりは若干の増額となった予算です。
297頁、2款、一般会計繰入金につきましても、同様の内容により、保険料基金基盤安定繰入金が5,553千円の減額となったところであります。
以下、歳入につきましては、昨年と同様でございます。
歳出に入ります。
300頁、1項1目、一般管理費につきましては、先ほどの影響がありませんので、若干の経費の増額となって表れているところです。
302頁、2款1項1目、後期高齢者納付金につきましても、歳入同様14,375千円の減額となったところです。
他の部分につきましては、ほぼ前年並み、あるいは若干違うというのは予算の計上になっています。
以上、説明とさせていただきます。
○委員長(安田 薫) これより、歳入歳出一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、議案第19号、平成23年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) これより、議案第20号、平成23年度清水町介護保険特別会計予算の審査を行います。
特に説明することがあれば説明してください。
保健福祉課長。
○保健福祉課長(阿部一男) 平成23年度清水町介護保険特別会計予算の概要について説明申し上げます。
平成23年度予算総額は913,100千円で、前年に比べ保険給付費等の増大等により38,100千円の増額と予算になったところです。
以下、歳入歳出等も全てこの保険給付の増大にかかわり、増額となっているところでございます。
321頁の歳入に入ります。
1款1項1目、第1号被保険者保険料は135,970千円で、前年対比261千円の減となったところでございます。これは、現年分の保険料全体で所得の高い階層が減少したことにより、所得の幅に応じて保険料は決まる部分もありますので、そういったこともあり、ここの部分については減額予算となったところでございます。
322頁、2款、国庫支出金、323頁、3款、支払基金交付金、324頁、4款、北海道からの道支出金も同様に増額の予算となったところでございます。
325頁、5款、財産収入につきましては、2つの基金の運用収益で前年よりも196千円の減額予算となったところでございます。
326頁・327頁までの6款、繰入金は全体で13,174千円の増でございます。
328頁、7款、繰越金、329頁、8款、諸収入につきましては、昨年と同様の予算を計上させていただきました。
続きまして、歳出に入ります。
330頁から、332頁、1款、1から3項までの総務費全体では33,106千円で、前年対比1,493千円の増でございます。
333頁から340頁にかけての2款、保険給付費は全体で854,760千円で、前年度に比べ全体で36,740千円の増でございます。これまでの給付実績を基に、平成23年度も計算し、引続き給付の増加が予想されるということで、増額予算となったところです。
ただし、1目の居宅介護給付費につきましては、毎年、年度末に減額補正を行う金額が多いことから、さらに精査した結果6,000千円の減としたところです。
2目から337頁の7目までは、5目の居宅介護住宅改修費以外は、全て増額となったところでございます。
338頁、2款2項1目、高額介護サービス費は4,200千円の増額、3項1目、高額医療合算介護サービス費は、実績を踏まえ2,300千円の増としたところです。
339頁と400頁の4項1目、特定入所者介護サービスは、前年と同じ60,000千円の予算を計上したところです。
341頁、3款、基金積立金は、介護給付準備基金及び介護従事者処遇改善臨時特例交付金の運用益83千円をそれぞれ基金に積み立てるものでございます。
342頁から344頁の4款、地域支援事業費につきましては、1項の1目・2目、さらに2項の1目・2目合わせて24,992千円となり、前年対比81千円をしたところでございます。
345頁、5款、諸支出金につきましては109千円の予算を計上し、346頁、6款、予備費につきましては50千円と昨年と同様にしたところでございます。
以上、介護保険特別会計予算の概要の説明とさせていただきます。
○委員長(安田 薫) これより、歳入歳出一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 年々、介護にかかわる経費は増額せざるを得ない状況だろうと思います。今会計でも1億7,000万円の繰入をして、乗り切っているわけです。
国は来年度から介護保険の方向を変えていこうという考えがありますが、これが、現行65歳以上の保険料が清水町の場合は、額的に十勝管内ではどのくらいの位置にいるのか、上限を5,000円くらいにするとそれに近いところにいるのかということになると、どのへんの額になるのでしょうか。
○委員長(安田 薫) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(阿部一男) 清水町の介護保険は、現在の基準額につきましては3,850円で、管内のなかでは10番目で、1番高いところは4,300円、低いところは2,900円です。いろいろな意味で中間くらいの位置です。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 国が全面的にいろいろな経費を上げていってくれるという制度に変えていくというのが一番理想でしょうけれども、現在の情勢を見ると、なかなかそういうところまでいかないのだろうということになると、最終的には10位の部分を上げていくだとか、あるいは、国が示している介護認定者の1割を2割にするということも出てくるということもせざるを得ないようなかたちになるのかという気もします。仮に1割負担の部分を2割にすると、そのくらいの額が出てくるのでしょうか。概数でいいのですけれども、どのようなものでしょうか。
○委員長(安田 薫) 介護高齢者保険係長。
○係長(田本尚彦) 保険料の計算につきましては、介護サービスの給付の諸費用の支出の見通しを立て、3年ごとに計画の見直しを行うわけなのですが、その3年間のなかで新たなサービス事業所の発生等があれば、それも見込んだ上で、全体のサービス料を見込み、さらに、そのなかに国・道・市町村の公費の負担割合といったものを積算した上で、保険料を計算することになっております。委員がおっしゃられた個人の負担が1割から2割になった場合、どうかという部分につきましては、現状では数字の精査は難しいかと思います。来年度に第5期の計画の策定があるので、そのときに国の情報等も絡めていきながら参考にしていくことになると思います。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) わかりました。
清水町の場合も、年々、介護認定者が減るということはあり得なくて、増える一方でしょう。事前に健康な身体をつくるための努力をして、介護にならないような方向付けというのが、これから一番大事になるだろうと思います。
今年は1億7,000万円繰り入れておりますが、今のようなかたちで推移していくと、来年の予算を編成する際には、介護の認定者数の過去の増加数等からいって、より以上の繰入をしなければ成り立たない流れになるのかという部分についてはどうでしょうか。
○委員長(安田 薫) 介護高齢者保険係長。
○係長(田本尚彦) そういったサービスの増加、こういったものも含めて全体で計画をつくるなかで、最終的に保険料の位置付けというものを積算していき、その際に、基金として現状の負担の調整を行なうものをどの程度投入して、各被保険者の方々の保険料負担を定めていくということになっていきますので、先に繰入金の額をどの程度にというわけではないという計算方法になりますので、そのへんも計画をつくるなかで情報あるいは委員会も設置しますので、そういった意見を踏まえたなかでの決定になるかと思います。
○委員(原 紀夫) 終わります。
○委員長(安田 薫) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、議案第20号、平成23年度清水町介護保険特別会計予算の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) ここで休憩いたします。(午後3時32分)
○委員長(安田 薫) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後3時34分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) 議案第21号、平成23年度清水町公共下水道事業特別会計予算の審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明をすることがあれば説明してください。都市施設課参事。
○参事(横山 隆) 公共下水道事業特別会計でございますが、先般、副町長よりご説明を申し上げておりますが、重複するところがあると思いますが、ご説明を申し上げます。
総額につきましては、343,900千円で、前年度比較57,500千円の減額です。主な要因といたしましては、373頁に記載しております事業費において下水終末処理場の機器更新が、平成22年度において終了したためでございます。なお、事業の清算に要する費用のみを計上しています。
その他の要因としては、369頁に記載しております管理費において控除対象消費税の減少により、支払消費税が4,012千円増加し、374頁に記載している公債費において地方債の一部償還終了により6,146千円減少しております。以上です。
○委員長(安田 薫) これより、歳入歳出一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、議案第21号、平成23年度清水町公共下水道事業特別会計予算の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) これより、議案第22号、平成23年度清水町集落排水事業特別会計予算の審査を行います。
特に説明することがあれば説明願います。
都市施設課参事。
○参事(横山 隆) 集落排水事業特別会計でございます。こちらも副町長の説明と重複するところもございますが、ご説明申し上げます。
総額につきましては72,100千円で、前年度対比3,400千円の増額でございます。主な要因といたしましては、398頁以降の管理費が全体で5,306千円増加し、402頁の公債費が2,983千円減少したことによります。具体的には、民間の宅地分譲予定地にかかる公共汚水桝設置工事並びに排水処理場の機器修繕工事を計上したことにより、管理費が増額となっております。公債費につきましては、地方債の一部償還終了によるものでございます。さらに、401頁におきまして、本年度より事業費を計上しています。これにつきましては、平成25年度より予定しております、排水処理場の機器更新を実施するにあたり機能診断を行うために委託料1,050千円を計上しております。以上です。
○委員長(安田 薫) これより、歳入歳出一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、議案第22号、平成23年度清水町集落排水事業特別会計予算の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) これより、簡易水道事業会計関連条例の審査を行います。
議案第15号、清水町簡易水道設置条例の一部を改正する条例の制定についての審査を行います。
改正内容の説明を願います。都市施設課参事。
○参事(横山 隆) 議案第15号、清水町簡易水道設置条例の一部を改正する条例の制定についての内容及び提案理由をご説明いたします。
例規集第2巻、7,451頁から記載されております。
改正内容につきましては、第2条、第2号、イにおける御影簡易水道事業の給水人口を1,700人から1,940人に、同号、ウにおける、同じく御影簡易水道事業の1日最大給水量を660立方メートルから833立方メートルに改めるものでございます。附則といたしまして、この条例は水道法に基づく認可のあった日から施行となります。改正理由につきましては、清水町簡易水道設置条例における御影簡易水道事業において、現在、給水人口の増加や給水量の増大がみられることから、それぞれ計画の見直しを行い、平成23年度より取水施設である、深井戸の新設や浄水施設の整備を予定しているところでございます。
水道事業につきましては、給水人口や給水量の計画について、厚生労働大臣の認可を受け経営しているところでありますが、今回、これらの変更を行うにあたりましても、水道法により厚生労働大臣へ届出を行い認可を受けなければならないことから、設置条例の一部を改正する条例を提案させていただくものです。
以上、提案の理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○委員長(安田 薫) これより、質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、質疑を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) これより、議案第23号、平成23年度清水町簡易水道事業特別会計予算の審査を行います。
特に説明することがあれば説明願います。都市施設課参事。
○参事(横山 隆) 簡易水道事業特別会計でございますが、先ほどと同様、重複するところがございますが、ご説明申し上げます。
総額につきましては133,800千円で、30,000千円の増額でございます。主な要因といたしましては、429頁に記載してございます。美蔓簡易水道における施設費が4,649千円増加し、430頁に記載してございます。公債費も5,245千円増加しております。また、432頁の御影簡易水道における施設費についても19,104千円増加しております。
具体的には、美蔓浄水場の機器更新工事として7,785千円、美蔓地区の給水管布設工事として1,243千円計上したことから、施設費が増加し、公債費におきましては据え置き期間が終了したことにより、元金償還額が5,638千円増加したことが増額の要因です。御影簡易水道では、先ほどの条例改正議案を提出させていただいている、給水人口及び給水量の増加に対応するため、御影浄水場の増改築と水源施設の整備において補助事業を活用し実施するため、工事請負費15,918千円、実施設計委託料を8,316千円などを計上したことによるものでございます。以上です。
○委員長(安田 薫) これより、歳入歳出一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、議案第23号、平成23年度清水町簡易水道事業特別会計予算の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) これより、議案第24号、平成23年度清水町上水道事業会計予算の審査を行います。
特に説明することがあれば説明願います。都市施設課参事。
○参事(横山 隆) 上水道事業会計ですが、同様に重複するところがありますが、ご説明申し上げます。
収益的支出のなかで、前年度と比較し大きな増減があるものについて456頁に記載されております。1款2目、配水給水費において、浄水場の遠方監視装置の修繕が必要となったため、修繕費が2,028千円増加しております。
457頁・458頁における総係費において、人件費及び22年度に導入した企業会計システムの保守委託料の増加により1,931千円増加しております。
その他、資産の増加や処分資産の減少により、減価償却費が2,885千円の増、資産減耗費が1,426千円の減となり、企業債利息においても、企業債の一部償還終了などにより1,421千円減少しております。
資本的支出の前年度比較につきましては、461頁に記載している、建設改良費が配水管布設管延長の減や浄水場機器の更新経費の減によりまして33,349千円減少し、企業債償還金が据え置き期間の終了などにより、998千円増加しております。なお、現在使用しているパトロール車の経過年数が相当経っており、故障等も多いことから更新をすることとし2,500千円を計上しています。以上です。
○委員長(安田 薫) これより、歳入歳出一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、議案第24号、平成23年度清水町上水道事業会計予算の審査を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) ここで休憩いたします。(午後3時48分)
○委員長(安田 薫) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後3時55分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) 予算審査特別委員会説明資料として、執行側から提出がありましたのでお手元に届けてあります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) 全会計を通しての総括質疑を行います。
質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 当初、町長のお話のなかで、今回の東北の大震災に関して公営住宅を考えているという話でございました。あちこち新聞報道でも明らかとなり、被災者は着の身着のままというような感じだろうと思います。このへんについて配慮をして、清水町民とかかわりのある方もいると思いますので、そのへんについて考えて対応してみてはいかがでしょうかということで、町長の考え方を聞かせていただければと思います。
○委員長(安田 薫) 町長。
○町長(高薄 渡) かかわりでご質問の要旨は、町内の居住者の方々とかかわりのある方に対してもというお話ですよね。当然のことながらそのことも踏まえております。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 住宅はあるのですが、なかに布団であるとかいろいろなものがありますけれども、そういった設備をある程度、配慮していないとなかなか迎え入れることができないのではないか、そのへんに対しての配慮をすべきではないかということであります。
今、休止しているフロイデ温泉のコテージ等々を含めて、何か良い案が町職員全体であれば、その配慮をしたほうがよいのではないかということで提起をさせていただいております。
○委員長(安田 薫) 原委員。何についてどうだという質問になりましたか。
○委員(原 紀夫) 住宅内の宿泊ができるような設備について、備えるべきではないのかということです。
○委員長(安田 薫) 総務課長。
○総務課長(金田正樹) 防災を担当しておりますので、私からお答えさせていただきます。
荷物などは持ってこれないと思いますので、対策する場合にはそこらへんを含めて考えていきます。
○委員長(安田 薫) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 当初、町長が言われた部分はそういうことが含まれていて、発言されているということですか。それをはっきりしていれば、清水町は非常に姿勢がいいということで、15戸をドンと表示されたと思います。他の町村もかなり出ていますが、清水町も戸数が多いので、そういった配慮をしておけば、かえっていいのかということがあり、お尋ねをしました。
○委員長(安田 薫) 原委員よろしいですね。
他に質疑はありませんか。
佐藤幸一委員。
○委員(佐藤幸一) 先日、本会議でも申し上げましたが、今回の大震災の支援についてお願いをいたします。原委員と重複する点もございましたが、ご了承いただきたいと思います。
3月11日に発生した、マグニチュード9.0の東北関東太平洋沖大震災で、被災された人に対する支援対策を早急に検討すべきであることをこの間の本会議で申し上げ、お願いをしました。
具体的に要望をいたします。住宅支援対策、公営住宅等公共施設の提供、公営住宅・共営住宅その他の施設につきましては、いち早く清水町として、住宅15戸の提供を申し上げております。今ひとつの提供をお願い申し上げたいと存じます。
2つ目は、食料の支援対策です。米・生鮮食料の提供、食料が足りなく、未だにテレビ等でも訴えられておりますので、更なるご支援をお願いしたいと思います。
3点目につきましては、日常物資の...(途中中断)
○委員長(安田 薫) 佐藤委員、一問一答でお願いします。
○委員(佐藤幸一) 失礼しました。
○委員長(安田 薫) 総務課長。
○総務課長(金田正樹) お願いという話でしたが、住宅の提供でございます。この度の東北地方の関係ですが、連日、甚大な被害を報道されていて、心を痛めているところでございます。
この間の報道にもありましたが、14日に十勝官・民の関係者その他、合同の対策会議が開かれております。後ほど町長から説明があるかと思います。それを踏まえて、3月15日、役場課長職を全員集め、東北地方太平洋沖地震、東北関東大震災だとか東日本だとかと言われているようですけれども、その対策会議を開催しました。そのなかで、関係機関から支援の要請があった場合にはどうしたらよいのか、具体的な項目をあげて確認をしております。
そのなかに、1点目にあった住宅関係です。先ほど、原委員の質問にもお答えしたと思いますが、教育委員会にご理解していただき、教員住宅も考えております。定住の住宅も、ただいま企画課と打ち合わせをし、対策をしていこうということで、全職員で確認しております。
○委員長(安田 薫) 佐藤幸一委員。
○委員(佐藤幸一) 素早い対応に感謝します。
食料の支援対策ですが、テレビ等でもお米が足りない、生ものが食べたい、いろいろな食料品が足りないと放映されております。このことについて、ご支援をお願いいたします。
○委員長(安田 薫) 総務課長。
○総務課長(金田正樹) 食料、米等の提供ということでございますが、ホームページなどでいろいろと出ておりますけれども、現地では、未だに被害状況が正確に把握できていない状況にあるかと思います。そういったことからいいますと、災害物資の受け入れ、配分についても十分な体制が整っていないという話も聞いております。かえって現地の混乱になるのではないかということもあり、現在は上部機関と相談をしておりますけれども、現在は控えさせていただいている状況でございます。
○委員長(安田 薫) 佐藤幸一委員。
○委員(佐藤幸一) 素早い対応をしていただいていると思っております。テレビでもご存知のように、着の身着のままということでございます。義援金等の募集をしてはいかがかお聞きいたします。
○委員長(安田 薫) 総務課長。
○総務課長(金田正樹) 義援金募金含めての話だと思います。
現在、日本赤十字社清水分区と北海道共同募金会の両方において、募金活動をしております。本町ですと、保健福祉課役場支所、文化センター、社会福祉協議会も含め募金箱の設置をしていただいています。そこらへんにつきましては、ホームページ含めて町民の皆様等に周知を図りお願いをしていくことになるかと思います。
○委員長(安田 薫) 佐藤幸一委員。
○委員(佐藤幸一) 出来る限りのことをやっていただきたいと思います。
終わります。
○委員長(安田 薫) 町長。
○町長(高薄 渡) 今のことに関連して、私のほうから皆様にご周知申し上げて、ご理解をいただきたいと思います。
現在は、職員につきまして、会議でも候補者リストをあげて、長期間にわたるだろうと思いますので、今求められているのは、技術関係の者で、それも含めて町職員の派遣ということになろうかと思います。
なお、消防職員につきましては、団体は違いますが、私は管理者でありますので、清水署の署員で5人といっておりましたが、今回、急遽19日に出発ということで、清水町から1名、芽室町から1名と2名が行く予定です。
本日、既にご報告を申し上げる前に、昨晩、豊頃町と大樹町が福島県相馬市との姉妹町交流をやられております。それぞれの町で電池が足りないという要請がきまして、姉妹町なので行き先もきちんと決まっています。私のほうでは、用意はするけれども、どこに行くかわからないという状況なので、決まってからそういったかたちをしていこうかと思っております。たまたま、豊頃町と大樹町のほうからそういったお話があり、町としてはできるだけの支援をしていくことをうたっておりますので、清水町を経由していくということで、本日、出発され、当町に寄ると言っておりましたが、それを高速道路まで持っていってあげると、できるだけの電池を320本ほど用意し、清水町からご協力をさせていただきましたので、皆様方にご了承をお願いしたいと思っております。
今朝、御影診療所の荒井先生から電話があり、保健所のほうから患者の受入れができないかというお話をいただきました。当然、町が家主なので、町長と相談をしてほしい、直ちに連絡をしなくてはならないということで、管理者判断といたしまして、先生が受入れをするという意志を持っていただけるならば結構でございますということで、受入れをする表明をさせていただいたところでございます。ただし、地元の入院等々優先ですので、その点は、地元の方を排除してもいいということはできませんので、そのへんのことをお願いしたいとお話しました。もし、病院施設で受け入れられないということになった場合には、町のいろいろな施設なり、民間の施設なりをお借りし、先生が近くで診ることができる範囲で受入れをしたいと思います。先生のお話では、保健所から弱者の高齢者等々の緊急で医療にかかるのではなく、そういうようなお話でした。数名といっておりましたので5・6名と踏んでおります。そのあとは、総務課長や保健福祉課長などから説明がありましたように、赤十字病院等々にお話をしましたら、そこにはきていないということで、診療所は保健所のほうで町立の施設なので、そういう面ができたのかと、日赤の場合は日赤から来られるのかと、簡易病院の場合は十勝医師会を通じて簡易病院のほうに来るのではないでしょうか。いずれにしても、先般の14日では、オール十勝で受入れをし、支援をしましょうとなっています。農協では26の農協が、例えば100トンならば100トンの豆など、協力をしていこうということで、オール十勝でやることになっておりますので、その旨お伝えをしておきたいと思います。水道のほうも給水支援をしていただきたいということで、当町のタンク車と2名の準備をしておりましたけれども、現在、帯広・北見・釧路が出動するということで予定しております。清水町は今のところ、待機というよりも準備をしておくということで、万が一あったら、そのようなかたちで派遣をしたいです。
しかし、心配していることは原発の関係がありますので、町が犠牲になってまでもそこまではいけないのではないかと、副町長と話をしておりました。できれば、そういうところを避けていただけないかと考えているところです。いずれにしても、消防職員は仙台と聞いておりまして、これは札幌市から出ているところに入る予定となっております。
順次さまざまな機関から要請活動がありますので、そういう面で、皆様にお話できない部分もあるかと思いますが、こういう自体でございますので、深いご理解をいただきたいと思うしだいでございます。長い時間お話させていただきありがとうございました。
○委員長(安田 薫) 他に総括質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 質疑なしと認めます。
これで、議案第12号、議案第13号、議案第14号、議案第15号及び議案第17号から議案第24号までの全ての審査を終了します。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) おはかりします。
本会議に付託された全議案の審査が終了し、このあと順次採決を行ってまいりますが、委員会における討論につきましては、先例により省略することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(安田 薫) 異議なしと認め、本委員会での討論は省略することとします。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(安田 薫) これより、議案第12号、常勤特別職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
おはかりします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、ご起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(安田 薫) 起立多数です。
よって、議案第12号は、原案のとおり可決されました。
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○委員長(安田 薫) これより、議案第13号、教育長の給与、勤務時間その他勤務に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
おはかりします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(安田 薫) 起立多数です。
よって、議案第13号は、原案のとおり可決されました。
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○委員長(安田 薫) これより、議案第14号、清水町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
おはかりします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(安田 薫) 起立多数です。
よって、議案第14号は、原案のとおり可決されました。
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○委員長(安田 薫) これより、議案第15号、清水町簡易水道設置条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
おはかりします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(安田 薫) 起立多数です。
よって、議案第15号は、原案のとおり可決されました。
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○委員長(安田 薫) これより、議案第17号、平成23年度清水町一般会計予算の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(安田 薫) 起立多数です。
よって、議案第17号は、原案のとおり可決されました。
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○委員長(安田 薫) これより、議案第18号、平成23年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、ご起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(安田 薫) 起立多数です。
よって、議案第18号は、原案のとおり可決されました。
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○委員長(安田 薫) これより、議案第19号、平成23年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(安田 薫) 起立多数です。
よって、議案第19号は、原案のとおり可決されました。
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○委員長(安田 薫) これより、議案第20号、平成23年度清水町介護保険特別会計予算の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(安田 薫) 起立多数です。
よって、議案第20号は、原案のとおり可決されました。
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○委員長(安田 薫) これより、議案第21号、平成23年度清水町公共下水道事業特別会計予算の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(安田 薫) 起立多数です。
よって、議案第21号は、原案のとおり可決されました。
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○委員長(安田 薫) これより、議案第22号、平成23年度清水町集落排水事業特別会計予算の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(安田 薫) 起立多数です。
よって、議案第22号は、原案のとおり可決されました。
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○委員長(安田 薫) これより、議案第23号、平成23年度清水町簡易水道事業特別会計予算の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(安田 薫) 起立多数です。
よって、議案第23号は、原案のとおり可決されました。
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○委員長(安田 薫) これより、議案第24号、平成23年度清水町上水道事業会計予算の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○委員長(安田 薫) 起立多数です。
よって、議案第24号は、原案のとおり可決されました。
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○委員長(安田 薫) 以上で、平成23年度予算審査特別委員会に付託された案件は、全て審査を終了しました。
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○委員長(安田 薫) これで平成23年度予算審査特別委員会を閉会します。
(午後4時20分閉会)