北海道清水町議会

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平成23年第5回定例会(9月13日_日程7)

○議長(加来良明) 日程第7、議案第63号、専決処分の承認を求めることについてを議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。副町長。

○副町長(安曇達雄) 専決処分の承認を求めることについてのご説明を申し上げる前に、議案番号につきまして一部修正がございます。
 お配りさせていただいている、議案第63号と議案第54号はそれぞれ別冊でお届けさせていただいていますけれども、議案第63号は、災害に伴う専決処分でございます。ということで、54号の前に入りますので、補正予算の番号が議案第54号、補正予算第6号に設定されておりましたけれども、これが第7号に繰り下がり、専決処分の補正予算が第6号になります。お手元にお配りさせていただきました、こちらのほうをご覧いただきながらと思っています。よろしくお願い申し上げます。
 議案第63号、専決処分第10号、平成23年度清水町一般会計補正予算(第6号)の設定についてご説明申し上げます。
 歳入歳出それぞれ、16,620千円を追加し、総額をそれぞれ6,821,176千円とするものでございます。補正予算の内容につきましては、行政報告を申し上げた、台風12号による被害の緊急的な復旧費用を追加してございます。
 歳入のご説明を申し上げます。6頁をお開きいただきたいと思います。
 18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、補正予算にかかる財源として繰入金の追加でございます。
 7頁歳出にまいります。
 11款1項1目、道路橋梁災害復旧費につきましては、道路関係被害の復旧経費です。
 15節10番から次の頁の29番まで、各道路単独災害復旧工事につきましては、道路路肩の法面崩壊、側溝土砂流入などの被害を受けた20線をそれぞれ復旧工事費に追加してございます。
 16節10番、道路災害復旧用切込み砂利につきましては、砂利道の路面流失の被害を受け、上熊牛幌内間道路他9路線の砂利敷き、道路整形に要する砂利購入費の追加でございます。
 9頁にまいります。
 11款2項1目、農業用施設災害復旧費、15節10番、明渠排水路土砂上げ工事につきましては、北熊牛地区の北斗7号水路及び北斗13号水路、松沢地区の祥栄第1幹線明渠排水路の復旧工事費の追加というふうになってございます。
 以上、概略でございますけれども、専決処分第10号、一般会計補正予算(第6号)の説明とさせていただきます。ご承認よろしくお願い申し上げます。

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 多くの災害関係の予算が出ておりますが、この雨により全国的に大きな災害が出ております。我が町の災害、今回、復旧工事をすることによって、再び同じような雨量が町にきたときに、また同じ箇所で同じような災害に結びつくのか、今回の災害復旧工事で今まで以上の、雨が降っても持ちこたえられるというのか、このへんはどのような考えなのかお聞かせ願いたいと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。
 都市施設課長。

○都市施設課長(越井義樹) 今回の復旧で、次回の災害のときに耐えられるかというご質問ですけれども、予算のなかで、路面流失の部分で砂利の購入費を計上させていただいている分につきましては、路面の流失は今回のような大雨であると、防ぐことは難しいと思っております。
 昨年の8月にも、今回ほどではありませんけれども、何かしら被害を受けております。昨年もそうでしたが、復旧工事の内容としましては、ある程度やっても耐えられるような、手を加えたといいますか、排水の処理など手を加えたことがございましたので、昨年被災になった箇所で、今年は受けた部分はございません。そういう意味から、今年につきましても何箇所かは、原型復旧というのではなく、側面を強化するだとかそういうような施工をしておりますので、なんとか次回の大雨の際には耐えることができるのではないかと考えております。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 昨年、被害があって復旧工事をしたというところについては、今回の雨量では災害がなかったということであります。
 今回、清水町に降った雨の量が、過去、例えば、今までより多くの雨量があって災害があり、その箇所が復旧工事により復元された後に、同じような雨量でまた崩れるということがあっては困る気がしますので、お尋ねをしました。
 雨が降るたびに、随時同じような箇所が災害にあうということであれば、そういうところについては強力な復旧工事をするというような姿勢がないと同じようなことになります。清水町というのは、幸いなことに他町村から見ても多くの雨が降っても、こういった工事は少ない町なのだろうという認識をしております。今後、地球はこのような状況で、いつ何時、思いもよらないような雨量がないとも限らないということからすると、事前にそういう箇所については、早急な手を打ったほうがいいのではないかということがあります。このへんの考え方について、もしあればお聞かせ願いたいと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。
 副町長。

○副町長(安曇達雄) 今、お話をいただいたことを受け止めたいと思います。
 先ほど答弁を申し上げましたとおり、すでに実施をしている修繕箇所というのは、今のところ守られているということですので、非常に効果があると認識しております。しかし、自然災害ですので、どのようになるのかということはわかりません。今お話がございましたことを気配りしながら事前に対応を取れる部分については取っていかなければならないと押さえながら進めていきたいと思っています。

○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明)
 これより、討論を行います。
 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
 これで、討論を終わります。

○議長(加来良明)
 これより、議案第63号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、承認することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
 よって、議案第63号は承認することに決定しました。