平成23年第5回定例会(9月13日)
○議長(加来良明) 平成23年第5回清水町議会定例会を開会します。
本日の会議を開きます。(午前10時10分)
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○議長(加来良明) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は会議規則第119条の規定により議長において
1番 串田雅樹 議員
2番 角川徳寿 議員
3番 佐藤幸一 議員 を指名いたします。
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○議長(加来良明) 日程第2、会期決定についてを議題といたします。
おはかりします。
本定例会の会期は、本日から9月27日までの15日間にしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
会期は、本日から9月27日までの15日間に決定しました。
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○議長(加来良明) 日程第3、諸般の報告を行います。事務局長。
(諸般の報告 事務局長 朗読)
○議長(加来良明) これで諸般の報告を終わります。
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○議長(加来良明) 日程第4、行政報告を行います。
町長から行政報告の申し出がありました。これを許可します。町長。
○町長(高薄 渡) 第5回清水町議会定例会におきまして、行政報告をさせていただきます。
1点目、コミュニティバス(町内巡回バス)の本格運行についてご報告を申し上げます。
コミュニティバスについては、交通弱者といわれる方々の買い物、通院等の暮らしに必要な交通手段を確保することを主たる目的とし、平成21年度及び平成22年度の冬期間に試験運行をし、現在も無料で運行しております。毎年度、利用者数を伸ばしており、住民の交通手段としての公共交通の必要性が十分確認されたことから、本格運行を実施してまいりたいと考えております。
このコミュニティバスを運行するためには、年間約480万円の経費負担が必要と試算しておりますが、継続的に運行するためには、行政による財政負担とともに一定程度の利用者負担を求め、中長期的視点に立った取り組みが必要であると考えております。
昨年度、利用者を対象に実施したアンケートにおいては、仮に有料になっても、100円程度であれば利用するという方が90%以上いたことから、今後の本格運行も含め、11月1日より、1乗車につき100円の運賃を徴収し進めていくことを、清水町地域公共交通活性化協議会でご審議いただきご了解を得たところでございます。
行政による経費負担については、財政的に有利な起債制度等を活用し将来的な負担をできる限り軽減する予定であります。
また、本格運行に際しては、更なる利便性と安全管理が求められることから、住民の皆様方からいただいたご意見を反映し停留所の配置を一部見直すとともに、専門の運行業者による運行を予定し、より暮らしやすい町の実現に向けて課題の解決を図っていく所存でございます。
本格運行をする際には、広報や折込みチラシ等を活用し住民の方へのご理解を得たいと考えております。
なお、本定例会に本件のコミュニティバス運行事業に係る補正予算をご提案させていただいておりますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。
以上、コミュニティバスの本格運行につきましての行政報告といたします。
続きまして、町有地の貸付けにつきまして、ご報告申し上げます。
現在、未使用となっております清水町字清水基線43番1の一部及び同番4の町有地につきまして、貸付け希望等があったことから、この町有地の活用方法等について検討をし、町有地の有効活用と、産業振興及び地域活性化が期待できることから、有償による貸付けをすることといたしました。
貸付けをする町有地につきましては、普通財産として管理している上記の土地(雑種地)37,192平方メートルであります。借受人につきましては、先般公募を行った結果2件の応募があり、検討の結果、帯広市西23条北1丁目1番16号 北海道道路保全株式会社を今回の借受人として選定いたしました。
同社の利用計画は、コンピューター制御による高性能ビニールハウス(1棟375平方メートル)を5棟建設し、生食用ホウレンソウ(年間8作)の栽培を行い、清水産の安全・安心な農産物の生産をし、将来的には同施設を20棟建設する計画であります。
以上、町有地の貸付けについて行政報告といたします。
続きまして、9月1日現在の農作物の生育状況等につきまして、ご報告申し上げます。
本年の春耕作業は、平年より早く始まりましたが、4月下旬からの低温等により、初期生育はやや遅延した状況となりました。
その後の気象状況は、6月が平均気温、日照時間とも平年を上回り、7月は高温多雨、8月は平均気温、日照時間とも平年を上回る状況で推移し、各作物とも概ね順調な生育経過となっております。
主な作物の生育状況等は、収穫作業を終了した秋まき小麦が、今年から新品種に全面的に切り替わりましたが、成熟期の高温等の影響により細粒傾向となり、平均反収が9.15俵で、期待された収穫量までには至らなかった状況であります。てん菜につきましては、根部肥大が概ね順調で「並」となっており、一部圃場で病害虫等の発生が見受けられますが、今後の気象経過によっては、平年並みの収量は確保できる状況であります。馬鈴薯につきましては、食用・加工用や澱粉原料用の品種とも「並」となっており、豆類につきましては、今夏の気象状況が高温傾向で推移し、大豆や小豆で着莢数が平年を上回り「やや良」となっており、菜豆では、「並」の状況となっております。
次に、飼料作物でありますが、牧草の一番草は、収穫作業が概ね順調に進み、収量・品質とも平年以上となり、二番草は、収穫時期の遅れによる品質低下が懸念される状況であります。また、サイレージ用とうもろこしは、稈長が平年を上回り、収量・品質とも期待できる状況であります。
なお、9月上旬の台風の影響により、約15ヘクタールの畑で滞水等が発生し、今後の各作物の収穫量や品質への影響が懸念されるところであります。
以上、9月1日現在の農作物の生育状況等についての行政報告といたしますが、今後におきましても農作物の適期収穫指導等に万全を期して参りたいと考えております。
最後に、台風12号による被害状況及びその対応について、ご報告申し上げます。
台風12号に伴う雨は、9月2日の未明から断続的に降り始め、温帯低気圧に変わった5日早朝から雨足が強まり、6日の深夜に降り止むまでの間、清水消防署で観測している雨量計の総降雨量は205.5ミリメートルを観測する大雨となったところです。
この大雨による被害調査を行ったところ、道路関係につきましては、町道熊牛屈足間道路外28路線で道路路肩法面決壊、砂利道の路面流失などの被害状況を確認し、危険箇所については応急対策として、土砂の撤去、バリケード設置等の措置を行ったところであります。
また、農業関連施設では、北熊牛地区の「北斗7号水路」及び「北斗13号水路」が、土砂の流入により水路断面が閉塞し、土砂と雨水が一部農地に流出する被害が発生し、更には、松沢地区の「祥栄第1幹線明渠排水路」につきましては、増水により越流し、隣接する農地が冠水する被害が発生いたしました。なお、被災箇所につきましては、別添の「台風12号被災箇所位置図」のとおりであります。
被災箇所の復旧につきましては、被害が軽微な路面流失の箇所は翌日7日から、路面整正や砂利敷き等の復旧工事を町直営により実施しております。また、路肩法面決壊等の路線及び排水路等につきましても、災害復旧工事として工事の発注を済ませているところであり、今回の被災に係る緊急的な復旧費用につきましては、補正予算の専決処分により対応させていただき、今定例会にご報告させていただくこととしておりますので、よろしくお願い申し上げます。
以上、台風12号による被害状況及びその対応についての行政報告といたします。
○議長(加来良明) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可します。
質疑ありませんか。
8番、中島里司議員。
○8番(中島里司) コミュニティバスの関係です。
経費負担についてという項目があり、そのなかで財政的に有利な起債制度等を利用すると、これは財政的に有利ということはほかに比較するものがあったのかどうか。一般的にいうと、補助制度を利用してうんぬんということになれば有利さはわかりますが、起債でそれが有利な財政的な裏づけという根拠があれば、どういう意味なのかお聞きしたいと思います。
○議長(加来良明) 中島議員、補正予算のなかで質疑ということになりませんか。
○8番(中島里司) それはなりません。これは制度的なものです。お金のことは言っておりません。賛成するとか反対するとかではありません。有利さということをうたわれているので、それが有利という説明をいただければ補正予算でする必要はないわけです。そういうことでご答弁をお願いしたいと思います。
それともう1つ、専門業者による運行を予定しています。これは当然のことですが、報道では管内という範囲が出ていました。町内とは出ていませんでした。そのへんはどういう意図で報道関係にそういう報道をされたのか、それはそれで構わないと思いますが、この2点についてお伺いしたいと思います。
○議長(加来良明) 企画課長。
○企画課長(上出 進) ご質問の1点目、起債制度等の利用なのですが、現在考えているのは、過疎債のソフト事業というものを活用したいと、これにつきましては、充当率95%で、今年度の交付税措置が70%あります。実質60%の補助を受けるに等しいということで、有利という表現にさせていただきました。
補助金につきましては、当初、この事業について補助金を検討していたんですけれども、その補助申請する段階で運行を継続しているバスについては補助対象外といわれたので、6月に町として補助申請を予定していましたけれども、それについては4月以降も継続した関係がありますので断念し、この過疎債のソフト事業を活用したいということになっています。一般的なこういうバスに関しての補助事業よりも過疎債を活用するほうが有利という判断をしております。
それともう1点、実際に運行するにあたっての運行事業者についてですが、有償運送を考えております。有償運送の乗り合いバスというかたちになりますけれども、乗り合いバスを運行するには、バスを運行する許可をもった事業者でなければならないということです。町内にもタクシー業者がありますが、事前にこの事業に参入する意向があるか確認をしたところ、その申請に運輸局の許可を取るにはハードルが高いということで断念された経過があります。よって、想定しているのは、管内の乗り合い事業を行っているバス会社2社を想定しております。
○議長(加来良明) 8番、中島里司議員。
○8番(中島里司) ここで有利と書いてあるので、どうしても比較対照したものがあったのだろうと思いましたが、今の話を聞くと比較対照したのではなく、継続していたから補助対象にならないと聞こえました。そういうことであれば、4月からは一度休んで補助対象にしたほうが起債はどういうかたちであっても借金です。補助金がもらえるのが町民にとって有利だと理解していたので、手続き上、この方法しかなかったと理解せざるをえません。有利ではなく、財政的にも起債うんぬんと書いてくれればそうだなと、有利というのは不利なものがあったと聞こえるので、反対したりするのではなく、文章表現についてあえてこういう表現をしてしまうと、他になにかあるのかと思わざるをえないと思います。
起債というより補助をもらったほうがいいと理解していますが、執行側でそういうふうに考えておられるのであれば、町民の負担、後々にそういう負担を残さないという視点から、判断が正しいと判断をされたという理解でよろしいですね。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。町長。
○町長(高薄 渡) 中島議員から質問がございましたけれども、実は、本件につきましては、公共交通の補助制度ということで確立されていたわけですけれども、事業仕分けによりこの部分については、制度的に改善をしなければならないということになりました。
この従来のような補助制度ではなくなったということで、それが今まで、一定程度の補助金を交付されてきたものが、広くこれに特定したものではないものも含めたなかでの補助制度というかたちになったようでございます。それを申し込みするにあたっては、端的に申しましたけれども、自力で運行した分については除外ですということになったようでございます。
私どもは住民の声を聞き、冬期間だけで始まったのですが4月からも運行してほしいということでしたので、単独で4月から運行をせざるをえなかったということです。
住民の利用者にとっては便利で、4・5・6・7月とやっているので、極めて好評をいただいています。それを比較すると、しっかりとしたものになっていないという状況で、この事業仕分けそのものも、まだ、確立したものになっていないという状況で推移しているのは、皆様にもご案内のとおりだと思います。したがって、不透明なものよりも、今、取り組める状況のなかで、最良のものはなにかといったときに、この起債制度が一番有利であるということを担当の者も研究しました。その結果、会議のなかでこういうものを使っていただこうとなったわけです。
ただ、中島議員が言われるように、行政報告のなかで有利という表現が適正かどうかということについては、これだと確定できませんが、比較論といたしましては、不透明なものよりも正確さのある起債制度のほうがよいのではないかという判断をさせていただきました。
○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。
6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) ただいま、コミュニティバスの関係で中島議員が質問されましたけれども、これに関連するかたちでお尋ねをいたします。
有料運行をすると、この移行により、路線バスの運行の免許や資格が必要なために、管内のバス業者に委託をせざるをえないというのか、町内には運行資格のある業者があるが、路線バスの運行の免許取得等があっても実行しづらいというのか、どちらなのかお尋ねしたいと思います。
町有地の貸付の部分について1点お尋ねします。生食用のホウレンソウを年間8回、普通は1回か2回なんだろうと思いますけれども、8回と多く栽培するということであります。これは、一般的な栽培方法と違って、全国的に行われているハウスのなかでの水耕栽培というのか、そのような方法でやられるのかどうか、このへんについてお尋ねをいたします。
以上、2点お願いいたします。
○議長(加来良明) 企画課長。
○企画課長(上出 進) まずはコミュニティバスの件についてお答えしたいと思います。
運輸局の許可が必要なものの許可の内容としましては、運行管理者の許可、乗り合いバスの運行許可、大きく2つがあります。町内のタクシー業者につきましては、運行管理者の許可は持っていますが、乗り合いバスの運行許可は持っていないということで、このバスを運行するためにその乗り合いバスの運行許可の申請をしなければなりません。現状では定期バスを運行することができないということになっています。
○議長(加来良明) 総務課参事。
○参事(西尾 修) 町有地の貸付でのホウレンソウの生食の部分ですけれども、4月から11月の期間のなかで8作、ホウレンソウを生産するということであります。
土地については、土耕栽培で行い、温度の調整をはかりながら年間8回作るということであります。
○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。
10番、安田薫議員。
○10番(安田 薫) コミュニティバスについて1点お伺いします。
大変良いことだと思っているのですが、農村地域での交通弱者も深刻な問題ではないかと思います。どのようにしていくか、このコミュニティバスに関連して目指す方向性があれば教えてください。
○議長(加来良明) 企画課長。
○企画課長(上出 進) 先の地域公共交通活性化協議会のなかでも農村地区の対策についてのご質問がございました。それと、その前段に町内につくっている地域公共交通総合連携計画についても、農村部の足の確保について計画に載っており、例えばデマンド方式、予約に基づいて乗り合いバスなり乗り合いタクシーが赴くというかたちなのですが、このことについては、現在の財政事情からは困難であると判断しております。
将来的には農村地域にも足の確保が必要な場合が出てきますので、将来的なこととして検討していきたいと思います。その際においても、町内のタクシー事業者との競合という点もありますので、十分に配慮をしながら将来的に検討していきたいと考えております。
○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。
7番、西山輝和議員。
○7番(西山輝和) 災害のことで聞きたいのですけれども、5日から6日にかけてパトロールをどのようにしてやっていたのか教えていただきたいです。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。
都市施設課長。
○都市施設課長(越井義樹) パトロールの関係ですけれども、5日の早朝から雨脚が強まり、5日の早朝から同日の深夜、雨脚が強いということで深夜までパトロールをさせていただきました。そして翌日の早朝からもパトロールを実施しております。
○議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。
○7番(西山輝和) こういった災害復旧のときに対処するのに、都市施設課だけで動いているわけですよね。御影支所だとかが警戒態勢をとるようにだとか、そういうことは発令していないんですか。町内を見て回れだとか、そういうことは言ってないのでしょうか。
○議長(加来良明) 都市施設課長。
○都市施設課長(越井義樹) 今回の大雨によるパトロールでございますけれども、道路関係につきましては都市施設課のほうで対応しております。
排水路といいますか、明渠の関係につきましては、産業振興課のほうでパトロールを実施しております。
そのパトロールのなかで、応急的にバリケードを設置したり、直営で対応できるものもありますが、広範囲になるものですので、その部分につきましては、業者にバリケードの設置や土砂の撤去等を依頼しております。
○議長(加来良明) 総務課長。
○総務課長(金田正樹) 追加させていただきます。
ただいま、都市施設課長からパトロールを実施したということで対応しておりました。そのパトロールの結果を受け、水があふれそうだという箇所が数箇所ありました。土のうを積む対策をしたいということでしたが、土のうのストックが少なくなっていたので、急遽、総務課・産業振興課・都市施設課の職員を招集し、土のうを作成して現地に運んだところでございます。待機としましては夜中の3時くらいまでです。十勝振興局で待機を命じられておりますので、解除になった時点で帰った状況でございます。
○議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。
○7番(西山輝和) 見ていても、「災害が発生しそうだ」と住民から言われてから出動しているケースが多いのではないかと思います。何か後手後手に回っていて予防するのに町民にあちこち言われる前に、もっと職員がいるので、町のなかをパトロールをして見て歩くとか、そういう方法がとれないのかはどうなのでしょうか。
○議長(加来良明) 副町長。
○副町長(安曇達雄) ご心配をいただいた内容は、重く受け止めております。
先ほどご報告を申し上げましたとおり、関係課によりそれぞれの現場の確認等々を含めて実施しております。私どもはその推移を見ていたわけですが、結論としては、大きな災害に至らない状況だという判断をさせていただきました。対策本部まで立ち上げをしなかったというのが実際です。状況的には、非常に判断が難しい内容だと思っておりましたけれども、それぞれの所管課の聞き取り等々も含めて対応してきたということでございます。
このへんにつきましては、一つの反省材料として、庁内で協議・検討をしたいと思っております。
○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
これで、行政報告は終わります。
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○議長(加来良明) 日程第5、報告第1号、専決処分の報告について、報告第2号、専決処分の報告について、議案第51号、専決処分の承認を求めることについて、以上3件を一括議題とします。
はじめに、提出者より、報告第1号及び報告第2号の説明を求めます。総務課参事。
○参事(西尾 修) それでは、報告第1号並びに報告第2号、専決処分の報告の件につきましてご説明いたします。
専決処分をさせていただいた内容につきましては、6月の第3回定例会行政報告において、すでにご報告をさせていただいているものであります。
平成23年5月27日に起きました、町営育成牧場管理車両の事故にかかるもので、その後、過失割合につきまして双方の保険会社において協議され、過去の判例に基づき50対50の割合となったところです。報告第1号である、株式会社カンキョウに与えた車両代金410,000円及びレッカー代金18,900円、合わせて428,900円の50%にあたる214,450円について、7月25日に示談をし、また、報告第2号になりますが、新得警察署に与えた損害として、交通信号機柱修繕にかかる修理代金992,250円の50%の496,125円について、7月27日に示談をしましたので、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、専決処分をさせていただきましたので、ご報告をするものであります。
なお、日頃から職員には安全運転の遵守を周知してきたところですが、誠に残念なことで、深くお詫び申し上げるしだいでございます。今後とも交通安全の意識高揚に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
以上で説明とさせていただきます。
○議長(加来良明) 副町長。
○副町長(安曇達雄) 議案第51号、専決処分の承認を求めることについて説明を申し上げたいと思います。
専決処分第9号、平成23年度清水町一般会計補正予算(第5号)の設定です。
総額にそれぞれ1,361千円を追加し、歳入歳出総額を6,804,556千円とするものでございます。
歳入よりご説明を申し上げます。6頁をお開きいただきたいと思います。
18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正にかかわる財源として、繰入金559千円の追加でございます。
20款4項3目、雑入につきましては、平成23年5月27日発生の、先ほどご報告申し上げた、公用車事故にかかわる、自動車事故共済金の追加802千円でございます。共済金として歳入になるものでございます。
歳出7頁にまいります。
2款1項3目、財産管理費につきましては、報告第1号及び第2号におきまして、専決処分の報告をさせていただいた、自動車事故の損害賠償の額、これにかかわる自動車事故賠償金の追加711千円です。
2項1目、税務総務費につきましては、町民税の申告による還付金の増により、還付実施を速やかに行うため、還付金・還付加算金650千円の追加をするものでございます。
以上、専決処分第9号、一般会計補正予算(第5号)の説明とさせていただきます。よろしくご承認いただきますようお願い申し上げます。
○議長(加来良明) まず初めに、報告第1号、報告第2号、地方自治法180条の規定に基づく専決処分ですが、特に質疑がありましたら許可します。
質疑ありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
報告第1号及び報告第2号は、報告済みとします。
○議長(加来良明) 次に、議案第51号について質疑を受けます。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
これで、質疑を終わります。
○議長(加来良明) これより討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
○議長(加来良明) これより、議案第51号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。
おはかりします。
本案は、承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
よって、議案第51号は承認することに決定されました。
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○議長(加来良明) 日程第6、報告第3号、健全化判断比率の報告について、報告第4号、資金不足比率の報告について、以上2件を一括議題とします。
提出者より、報告第3号、報告第4号について一括説明を求めます。
総務課長。
○総務課長(金田正樹) 報告第3号、健全化判断比率の報告について、報告第4号、資金不足比率の報告についての2件につきまして、一括してご説明をさせていただきます。
健全化判断比率及び資金不足比率は、いずれも地方公共団体の財政の健全化に関する法律、一般的には財政健全化法といっています。これに基づき、監査委員の審査を経て議会に報告し、公表することが義務付けられており、平成22年度決算での各比率を報告するものでございます。
健全化判断比率、資金不足比率、それぞれの算定表に説明資料を添付させていただきました。それに基づき、若干時間をいただきましてご説明をさせていただきます。
初めに、報告第3号、健全化判断比率につきましてご説明いたします。
報告いたします健全化判断比率は、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4指標でございます。
1頁の総括表1、健全化判断比率の状況、平成22年度決算をご覧いただきます。この表は上段が本町の比率で、下段が法律で定める基準比率でございます。財政の健全性として早期健全化基準は黄色信号、財政再生基準は赤信号といわれるものでございます。
5頁をお開き願います。
健全化判断比率の説明資料、平成22年度をご覧願いまして、要約してご説明させていただきます。
実質赤字比率でございますが、標準財政規模に対する一般会計の歳入総額から歳出総額を差し引いた額、実質収支の割合のことで、黒字か赤字を判断する指標でございます。平成22年度決算では、一般会計歳入総額から一般会計歳出総額を差し引き、さらに、翌年度への繰越財源等を差し引いた額は、147,831千円の黒字となりますので、実質赤字比率はございません。
次にその下ですが、連結実質赤字比率でございますが、標準財政規模に対する本町の全ての会計の赤字額から黒字額を引いた額の割合のことであり、本町の全ての会計の全ての収支を足し合わせて、黒字か赤字かを判断する指標でございます。全会計合わせて、225,591千円の黒字となりますので連結実質赤字比率もございません。
次に6頁です。
実質公債費比率ですが、標準財政規模に対する一般会計が負担する公債費及び公債費に準ずるものの実質的な割合の3か年の平均値で一般会計の標準的な収入が借金の返済にどの程度充てられたかを示す指標でございます。算定結果は、平成20年度から平成22年度の平均値で、16.2%となっております。前年度算定値、18.8%に対して、2.6ポイントの改善となったところでございます。
次に7頁です。
将来負担比率につきましては、標準財政規模に対する一般会計が将来負担すべき負債の実質的な割合のことで、地方債残高等の一般会計が背負っている借金と一般会計の標準的な年間収入を比べ、借金の大きさを示す指標でございます。平成22年度の算定結果は、91.5%となり、前年度算定値122.3%に対し、30.8ポイント改善となってございます。
続きまして、報告第4号、資金不足比率の報告についてご説明をいたします。A3版で添付させていただきましたが、その次の2頁、資金不足比率の説明資料(平成22年度)をご覧いただきたいと思います。
資金不足比率は、事業の規模に対する公営企業ごとの資金不足額の割合のことで、資金不足額とは、一般会計の実質赤字に相当するものとして公営企業会計ごとに算定した額でございます。
算定の対象となる、上水道事業会計、簡易水道事業特別会計、公共下水道事業特別会計、集落排水事業特別会計のいずれも資金不足額は発生しておりませんので、資金不足比率もございません。
以上、報告第3号、報告第4号の説明とさせていただきます。
○議長(加来良明) 報告事項ですが、質疑がありましたら許可します。
質疑ありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
報告第3号及び報告第4号は、報告済みとします。
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○議長(加来良明) ここで休憩いたします。(午前10時58分)
○議長(加来良明) 休憩前に引続き会議を開きます。(午前11時10分)
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○議長(加来良明) 日程第7、議案第63号、専決処分の承認を求めることについてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。副町長。
○副町長(安曇達雄) 専決処分の承認を求めることについてのご説明を申し上げる前に、議案番号につきまして一部修正がございます。
お配りさせていただいている、議案第63号と議案第54号はそれぞれ別冊でお届けさせていただいていますけれども、議案第63号は、災害に伴う専決処分でございます。ということで、54号の前に入りますので、補正予算の番号が議案第54号、補正予算第6号に設定されておりましたけれども、これが第7号に繰り下がり、専決処分の補正予算が第6号になります。お手元にお配りさせていただきました、こちらのほうをご覧いただきながらと思っています。よろしくお願い申し上げます。
議案第63号、専決処分第10号、平成23年度清水町一般会計補正予算(第6号)の設定についてご説明申し上げます。
歳入歳出それぞれ、16,620千円を追加し、総額をそれぞれ6,821,176千円とするものでございます。補正予算の内容につきましては、行政報告を申し上げた、台風12号による被害の緊急的な復旧費用を追加してございます。
歳入のご説明を申し上げます。6頁をお開きいただきたいと思います。
18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、補正予算にかかる財源として繰入金の追加でございます。
7頁歳出にまいります。
11款1項1目、道路橋梁災害復旧費につきましては、道路関係被害の復旧経費です。
15節10番から次の頁の29番まで、各道路単独災害復旧工事につきましては、道路路肩の法面崩壊、側溝土砂流入などの被害を受けた20線をそれぞれ復旧工事費に追加してございます。
16節10番、道路災害復旧用切込み砂利につきましては、砂利道の路面流失の被害を受け、上熊牛幌内間道路他9路線の砂利敷き、道路整形に要する砂利購入費の追加でございます。
9頁にまいります。
11款2項1目、農業用施設災害復旧費、15節10番、明渠排水路土砂上げ工事につきましては、北熊牛地区の北斗7号水路及び北斗13号水路、松沢地区の祥栄第1幹線明渠排水路の復旧工事費の追加というふうになってございます。
以上、概略でございますけれども、専決処分第10号、一般会計補正予算(第6号)の説明とさせていただきます。ご承認よろしくお願い申し上げます。
○議長(加来良明) これより、質疑を行います。
質疑ありませんか。
6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 多くの災害関係の予算が出ておりますが、この雨により全国的に大きな災害が出ております。我が町の災害、今回、復旧工事をすることによって、再び同じような雨量が町にきたときに、また同じ箇所で同じような災害に結びつくのか、今回の災害復旧工事で今まで以上の、雨が降っても持ちこたえられるというのか、このへんはどのような考えなのかお聞かせ願いたいと思います。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。
都市施設課長。
○都市施設課長(越井義樹) 今回の復旧で、次回の災害のときに耐えられるかというご質問ですけれども、予算のなかで、路面流失の部分で砂利の購入費を計上させていただいている分につきましては、路面の流失は今回のような大雨であると、防ぐことは難しいと思っております。
昨年の8月にも、今回ほどではありませんけれども、何かしら被害を受けております。昨年もそうでしたが、復旧工事の内容としましては、ある程度やっても耐えられるような、手を加えたといいますか、排水の処理など手を加えたことがございましたので、昨年被災になった箇所で、今年は受けた部分はございません。そういう意味から、今年につきましても何箇所かは、原型復旧というのではなく、側面を強化するだとかそういうような施工をしておりますので、なんとか次回の大雨の際には耐えることができるのではないかと考えております。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 昨年、被害があって復旧工事をしたというところについては、今回の雨量では災害がなかったということであります。
今回、清水町に降った雨の量が、過去、例えば、今までより多くの雨量があって災害があり、その箇所が復旧工事により復元された後に、同じような雨量でまた崩れるということがあっては困る気がしますので、お尋ねをしました。
雨が降るたびに、随時同じような箇所が災害にあうということであれば、そういうところについては強力な復旧工事をするというような姿勢がないと同じようなことになります。清水町というのは、幸いなことに他町村から見ても多くの雨が降っても、こういった工事は少ない町なのだろうという認識をしております。今後、地球はこのような状況で、いつ何時、思いもよらないような雨量がないとも限らないということからすると、事前にそういう箇所については、早急な手を打ったほうがいいのではないかということがあります。このへんの考え方について、もしあればお聞かせ願いたいと思います。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。
副町長。
○副町長(安曇達雄) 今、お話をいただいたことを受け止めたいと思います。
先ほど答弁を申し上げましたとおり、すでに実施をしている修繕箇所というのは、今のところ守られているということですので、非常に効果があると認識しております。しかし、自然災害ですので、どのようになるのかということはわかりません。今お話がございましたことを気配りしながら事前に対応を取れる部分については取っていかなければならないと押さえながら進めていきたいと思っています。
○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
これで、討論を終わります。
○議長(加来良明) これより、議案第63号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。
おはかりします。
本案は、承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
よって、議案第63号は承認することに決定しました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) 日程第8、議案第52号、清水町中小企業近代化資金融資条例の一部を改正する条例の制定について、議案第54号、平成23年度清水町一般会計補正予算(第7号)の設定について、議案第55号、平成23年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の設定について、議案第56号、平成23年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)の設定について、議案第57号、平成23年度清水町介護保険特別会計補正予算(第2号)の設定について、議案第58号、平成23年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)の設定について、議案第59号、平成23年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の設定について、議案第60号、平成23年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)の設定について、以上8件を一括議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
初めに、条例の一部改正する条例の制定について、産業振興課参事。
○参事(真野 篤) 清水町中小企業近代化資金融資条例の一部を改正する条例の制定について、地方自治法96条第1項第1号の規定に基づき、上記条例の制定について議会の議決を求めるものでございます。
例規集につきましては、第2巻、5,001頁からです。
6号、平成23年12月1日から、平成24年11月30日までの間に、第3条第1項に規定する運転資金について第8条の規定による申し込みをしたものに係る利息の補給については、第7条の規定にかかわらず、利息額に相当する額(100円未満の端数があるときは、その金額を切り捨てる。)を交付するものとする。附則、この条例は、平成23年12月1日から施行するものでございます。
提案理由でございますけれども、経済状況の悪化による町内事業者の事業に必要な運転資金の借入を支援するため、平成20年12月1日より翌年11月30日まで、さらに平成21年12月1日から翌22年1月30日まで借り入れた運転資金に限り全額利子補給をし、これに関しまして、借入件数の増加をした経過がございます。
昨年12月1日より、本年11月30日までの1年間継続しておりますが、いまだに、町内中小企業の景気回復の実感がつかめない状況にございます。経営の厳しさも増していることから、引続き平成23年12月1日から平成24年11月30日までの期間を1年延長し、利子相当の補給を継続するものでございます。なお、本議会に関連する補正予算も合わせてご提案させていただいています。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
以上、提案理由とさせていただきます。
○議長(加来良明) 次に、補正予算について副町長。
○副町長(安曇達雄) 続きまして、議案第54号につきましてご説明を申し上げたいと思います。
先ほど、ご説明を申し上げましたとおり、補正予算番号が6号から7号ということでございます。補正予算の内容につきましては、科目及び補正額等に変更はございませんので、あらかじめお話をさせていただきます。
議案第54号、平成23年度清水町一般会計補正予算(第7号)の設定につきましてです。
歳入歳出それぞれ、45,870千円を追加し、総額をそれぞれ6,850,426千円とするものでございます。
歳入からご説明を申し上げます。8頁になります。
1款1項1目、町民税、個人、現年課税分10千円、その下段の2項1目固定資産税の現年課税分17千円につきましては、賦課決定による増収見込みにより追加するものでございます。
9款1項1目、地方特例交付金につきましては、交付額決定により8,287千円減額でございます。
10款1項1目、地方交付税につきましては、普通交付税の交付額決定により、7,816千円の追加でございます。本年度の普通交付税におきましては、平成22年度国勢調査人口による算定となり、算定基数の最大要素である人口が減となっての算定となりました。算定結果につきましては3,107,816千円、予算対比で7,816千円の増となり、予算額が確保されたところでございます。
また、前年度との比較では、緊急経済対策に係る追加交付金を除く、平成22年度普通交付税の当初交付決定額3,112,730千円に対しまして、およそ91,500千円の大きな減額となっていますが、社会福祉や高齢者福祉に係る算定額の増額、臨時財政対策債への振替額の減少等により、前年度当初予算額との比較では、4,914千円の減となったところです。
9頁にまいります。
15款2項2目、民生費道補助金につきましては、児童虐待への体制強化を図る児童虐待防止対策緊急強化事業の採択により、252千円の補助金を追加するものでございます。
3目、衛生費道補助金につきましては、保健栄養指導用備品の整備により健康増進事業費補助金の増額が見込まれることから113千円を追加するものでございます。
5目、農林業費道補助金、4節3番、森林情報緊急整備事業補助金につきましては、森林GISシステム整備費の補助として事業採択をされたことから、430千円追加するものでございます。
5節1番、ふるさとの山づくり総合対策事業補助金、2,892千円、2番、森林整備地域支援事業交付金、1,620千円につきましては、いずれも民有林整備に対する補助制度でございますが、助成内容が定まり、北海道における予算の補正を受けまして、補助金を追加するものでございます。
17款1項1目、特定給付金につきましては、いきいきふるさとづくり寄附2件、150千円の受領の追加でございます。
18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正に係る財源として、17,455千円を追加するものでございます。
10頁に入ります。
20款4項3目、雑入につきましては、冬の健康づくりに対する北海道健康づくり財団からの300千円の助成額決定でございます。
21款1項5目、総務債につきましては、行政報告を申し上げましたコミュニティバスの運行事業におきまして、民間事業者への運行事業補助金の財源として過疎対策事業による起債を活用しまして、1,900千円を追加するものでございます。
11頁、歳出にまいります。
2款1項3目、財産管理費につきましては、御影診療所改修におきまして、外構工事、サッシ、扉の建具改修等の追加により、16,597千円、工事費の追加でございます。
6目、企画費、25節10番、いきいきふるさとづくり基金積立金につきましては、寄附受領による基金積立金150千円の追加でございます。
11節、12節、19節及び27節につきましては、コミュニティバス運行事業に係る補正でございます。民間事業者による11月1日以降の有償運行経費の補助として、19節34番、コミュニティバス運行事業補助金1,972千円を追加し、この補助金の対象経費に含めている、11節の需用費、12節の役務費及び27節の公課費につきまして、減額を行ったものでございます。
12頁です。
2款2項1目、税務総務費、19節13番、十勝市町村税滞納整理機構運営経費負担金につきましては、引継件数、引継金額の変動により129千円の追加です。
23節10番、還付金・還付加算金につきましては、町民税の申告等による還付の増が見込まれることから、600千円を追加するものでございます。
3款1項4目、障害福祉費につきましては、障害福祉サービス費、補装具費、更生医療費等に係る、平成22年度給付実績の確定による国庫及び道費負担金返還金3,357千円の追加です。
13頁にまいります。
3款2項1目、児童福祉総務費、9節、旅費、11節、需用費、18節、備品購入費につきましては、児童虐待への対応体制強化事業とし職員研修旅費、啓発パンフレット等の購入、虐待対応マニュアルの作成経費等、252千円を追加するものでございます。
20節10番、乳児保育金につきましては、1歳未満の乳児保育の支援として実施している、清水町乳児保育金の支給対象が見込まれることから、200千円の追加をするものでございます。
4款1項1目、保健衛生総務費につきましては、次の14頁にかけて、国民健康保険特別会計、後期高齢者医療保険特別会計、それぞれ 特別会計の予算補正に伴う繰出金の減額でございます。
14頁に移ります。
4款1項2目、保健予防費につきましては、8節、報償費、11節、需用費、12節、役務費につきましては、講師謝礼等、冬の健康づくり事業として10回程度の運動教室の開催経費300千円を追加するものでございます。
18節15番、保健栄養指導用備品につきましては、健康意識向上のため、公共設置用の全自動血圧計購入費357千円を追加するものでございます。
4目、水道施設費につきましては、簡易水道事業特別会計の予算補正に伴う減額です。
15頁にまいります。
4款2項2目、清掃センター費につきましては、焼却炉内部におきまして、経年劣化により耐火レンガ等の一部が落下する破損が生じ、築炉補修を要しますことから補修工事費を11,547千円追加するものでございます。
6款1項8目、集落排水事業費につきましては、特別会計の予算補正に伴う繰出金の減額でございます。
2項2目、町有林整備費につきましては、北海道が整備する森林情報の電子データを活用し、情報の共有化を図りながら森林整備・管理を進めるため、森林GISシステムの整備費用861千円を追加するものでございます。
16頁にまいります。
6款2項4目、森林整備事業費につきましては、19節30番、ふるさとの山づくり総合対策事業補助金は、民有林における伐採後の確実な植林等を支援し、森林所有者の負担軽減を図るため、人工造林経費に対し補助を行うものでございます。
19節31番、森林整備地域活動支援交付金2,160千円は、民有林の計画的かつ一体的な森林施業の実施を促進するため、除間伐実施に係る森林情報の収集等に対する森林所有者への交付金でございます。歳入でご説明いたしましたが、いずれも、北海道における助成内容が定まり、道予算が補正措置されたことから追加するものでございます。
7款1項1目、商工振興費につきましては、議案第52号で説明を申し上げました、清水町中小企業近代化資金融資条例の一部改正による、運転資金利子の全額助成として、補助金を追加するものでございます。
17頁にまいります。
8款2項1目、道路維持費につきましては、降雨による道路法面の修復、歩道の段差解消等、補修箇所が増加しておりますとともに、今後、台風シーズン等を迎え、さらに、補修経費の増加が見込まれることから、補修工事費5,600千円を追加するものでございます。
3目、道路新設改良費につきましては、古潭橋解体時の鋼材売払いによる、平成22年度の古潭橋整備に係る国庫補助金を返還しなければならないので、その326千円の追加でございます。
4項3目、公共下水道費につきましては、予算補正に伴う繰出金の減額です。
5項1目、住宅管理費につきましては、18頁にかけて、町営住宅及び貸付住宅における退去時の修繕費用等の増による施設修繕料9,389千円の追加となっています。
18頁です。
9款1項1目、消防負担金につきましては、西部十勝消防組合会計における前年度繰越金の確定、消防団に係る公務災害補償負担金等の予算補正に伴い、1,589千円の減額でございます。
恐れ入りますが、4頁をお開きください。
第2表、地方債補正でございます。
歳入のなかでご説明を申し上げましたとおり、コミュニティバスの運行事業補助金に係る過疎対策事業債の追加、臨時財政対策債の発行可能額の減額に伴い、それぞれ限度額を変更するものでございます。
以上で、一般会計補正予算(第7号)の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第55号、平成23年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明を申し上げます。
総額にそれぞれ、10,350千円を追加し、総額を1,407,596千円とするものでございます。
5頁をお開きいただきたいと思います。歳入です。
1款1項1目、国民健康保険税につきましては、賦課決定により7,488千円の増額です。
8款1項1目、一般会計繰入金は、国保税増額分と、これらによりまして繰入金5,311千円が減額となったところでございます。
2項1目の基金繰入金につきましては、前年度交付金等の精算償還金の確定によりまして、8,173千円の増となりました。
6頁、歳出に入ります。
1款2項1目、賦課徴収費ですが、十勝市町村税滞納整理機構に引き継ぎました、過年度滞納額確定により、129千円の減です。
7款1項1目、高額医療費共同事業医療費拠出金は、額が決まりましたので、236千円の増です。
7頁に移りますが、10款1項3目、償還金は前年度の退職者医療交付金、特定健診保健指導補助金、出産育児一時金補助金、これらの精算確定により、8,173千円の追加です。
以上で、国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。
続けさせていただきます。
議案第56号、平成23年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)についてでございます。
総額にそれぞれ、399千円を追加し、総額をそれぞれ、136,363千円とするものでございます。
5頁に入ります。歳入です。
1款1項2目、普通徴収保険料は額の確定による補正、2款1項1目の一般会計繰入金は財源調整、3款1項1目の繰越金は額の確定補正でございます。
6頁、歳出です。
2款1項1目、後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、決算額の確定により、補正を行うもので399千円の増額となってございます。
以上で、後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)の説明を終わります。
議案第57号、平成23年度清水町介護保険特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。
総額にそれぞれ、19,387千円を追加し、歳出の総額を932,324千円にするものでございます。
5頁歳入です。
4款1項1目、介護納付費負担金につきましては、過年度、道負担金の精算交付を見込み、1,969千円の増、7款1項1目繰越金は22年度繰越額の確定により、17,418千円の増額補正でございます。
6頁にまいります。
5款1項2目の償還金では、事業費の確定に伴う、国・道負担金の返還金、2,614千円の増額補正、3款1項1目、介護給付費準備基金積立金は、歳入歳出差し引き額16,773千円を準備基金に積み立てを行うものでございます。
続きまして、議案第58号、平成23年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてです。
総額から、それぞれ338千円を減額し、総額をそれぞれ343,484千円とするものでございます。
5頁をお開きいただきたいと思います。
4款1項1目、繰越金は決算額の確定による増でございます。
3款1項1目、一般会計繰入金は収入・支出の補正に伴う財源調整でございます。
6頁に移ります。歳出です。
1款1項1目、一般管理費は、消費税額がほぼ確定したことによる補正です。
3款1項、公債費、22年度起債利率確定による補正となってございます。
以上で、公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)の説明でございます。
続きまして、議案第59号、平成23年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてでございます。
総額からそれぞれ49千円を減額し、歳入歳出それぞれ72,017千円とするものでございます。
5頁、歳入では、決算額確定による繰越金、一般会計による財源調整、6頁歳出では、22年度起債借入利率の確定による補正となってございます。
以上が、集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の説明でございます。
続きまして、議案第60号、平成23年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)です。
総額からそれぞれ3千円を減額し、歳入歳出それぞれ139,467千円とするものでございます。
5頁歳入では、決算による繰越し、一般会計による財源調整、6頁歳出では、起債借入利率の確定による補正となってございます。
以上で、一般会計補正予算(第7号)から簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)までの7会計の説明を終了させていただきます。
よろしくご審議いただきますよう、お願い申し上げます。
○議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。
4番、木村好孝議員。
○4番(木村好孝) 歳出の2款1項の総務管理費、6目の企画費についてです。コミュニティバス運行事業に関わっての部分なのですが、次の3項目を質問したいと思います。
1項目目は、一乗車につき100円の有償運行ということについて質問したいと思います。
2項目目は、有償ということのかかわりで、緑ナンバー方式の運行と利用者側に立った、今後の運行のありかたについて質問いたします。
3項目目は、現在のコミュニティバスの運転手さんの処遇がどうなるのかということについて、この3項目にわたって質問したいと思います。
まず、1項目目の一乗車につき100円の有償運行についての質問です。理由として、公共交通維持のための一定程度の利用者負担、あるいは利用しない町民との公平性、受益者負担の観点ということから、有償運行とされていますけれども、先ほどの行政報告との関わりもあるのですが、これは今年度の措置ですよね、補助金の部分は、来年度以降の補助金制度のあり方によっては、見直しが図られるのかどうかということをお聞きしたいと思います。まず1点目お願いします。
2点目です。100円程度であれば利用する方が90%というアンケート結果のことですが、私が心配するのは、わずか5.9%の方が、有料になったら利用しないとの結果も合わせて出ています。その方々がどのような生活をなされているか不明ですが、高齢化社会のなかで買い物難民と言われる問題が社会問題化しているなかで、それらへの対応も特に、低所得の高齢者の方々への配慮が必要と考えますが、今後どのように1点目とかかわって、お考えになっていかれるのかということをお聞きします。
すみません、2項目目、有償ということのかかわりで、緑ナンバー方式の運行ということになっていくのですが、総務文教常任委員会の調査、運行の調査報告のなかに、停留所の配置、運行時間の見通しなど、改善すべき点がある。課題改善をし、現在の運行方法に固持することなく、日々の検証を怠らないことが大切であるという指摘があります。停留所の新設等は、改善点がなされていますけれども、今度は、より利用者の側にたった運行の改善は緑ナンバー方式に移行しても可能なのかどうか、停留所の設置の問題、運行時間の問題等ですね。これが2項目目の1点目です。
それから、3項目目に移りますけれども、現在、コミュニティバスを運転されている方ですけれども、私の近所の利用者も含めてお聞きしているのですが、高齢または障がいを持った利用者の方々にとっては、大変親切である、その状況を把握しながら対応してくれているということで、私もほっとしています。高齢者や障がい者の方々にとっては、その安心が大きな問題になるのではないかと思います。それと同時に利用の継続や拡大という方向につながっていくのではないか、これが緑ナンバー方式への移行に伴って、その処遇がどうなるのかというのが一番心配されるところです。
2点目ですが、町が町民のために補助金交付形式での本格運行を目指すわけですから、運転手の処遇について事業者への条件等の要請をすることが町民のためにもなるのではないか、そういう方向でのお考えはどうなのかということを聞きたいと思います。以上です。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。企画課長。
○企画課長(上出 進) 何点かご質問をいただきましたけれども、1点目の補助金制度が変わった場合の、来年度以降の100円の見直しはありえるかというご質問ですが、現在、運営自体は起債、過疎債を利用し、運営しようと考えていますし、今後も特にこの状態が継続できるようであれば、過疎債のソフト事業にのったかたちで運営していきたいと思っています。
今のところ、現在の100円、11月1日から設定させていただきますけれども、この100円については、当分、このままでいきたいと考えているところです。
2つ目の有償にする場合に、100円なら乗るという方が90%以上いるということで、その裏返しとして100円になるのであれば利用しないという方がいるのは確かですけれども、実際、この運行経費としましては、運行経費を乗客数で割ると、1回600円から700円かかる計算になっております。やはり受益の公平性として、このへんの700円かかるものを100円に抑える、このことは乗っている方と、それ以外の乗っていない方の受益の公平性を考えると、利用される方に理解いただきたいと考えているところでございます。
それと運転手の関係です。木村議員から言っていただいたように、親切な対応をしていただいている状況を私どもも聞いております。非常に好評であるというお話を聞いております。
11月以降の有償に関しては、十勝管内で乗り合いバスを運行している2社のほうに、補助金というかたちで支出を予定しておりますけれども、その際の運転手につきましては、確かなことをこの場ではまだ申し上げることができませんけれども、なるべく、指摘のあったことをバス会社のほうに要請していきたいと考えております。
緑ナンバーでスタートした後に、停留所やコースの変更が可能かというご質問ですが、いろいろな運行経路なり停留所については、基本的に町民の方々も入った、地域公共交通活性化協議会、この協議会のなかで論議した結論を持って、バス事業者が運輸局に変更の手続きを取るということになっておりますので、日常的にいろいろと私どもにも寄せられた意見につきましては、この協議会の段階で論議をさせていただきたいです。そして、なるべく多くの方々が乗っていただけるような運行に向けて今後とも研究してまいりたいと考えております。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) ここで休憩いたします。(午前11時58分)
○議長(加来良明) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後1時00分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) 質疑を受けます。
5番、山岸政彦議員。
○5番(山岸政彦) 先ほど質問があったコミュニティバスの件です。
バス事業の免許を持っている会社に委託をするということなのですが、例えば、どこまでを委託するのか、運転手をお願いするだけなのか、委託の中身を教えていただきたいと思います。
○議長(加来良明) 企画課長。
○企画課長(上出 進) お答えさせていただきます。
委託という方法ではなく、正確に申し上げますと、バス運行業者が清水町の要請に基づいてバスを運行する。運輸局の申請につきましてもバス業者が行う。そのことに対して、町が補助金を出すというかたちです。補助金を出すための算定根拠としては、諸々の経費は勿論、バスの運転手の経費などの経費も含めるのですが、今考えているのは、現在、運行しているバスを無償で貸与しようと思っております。そのへんのバスにかかる経費についても計算し補助金として出そうと考えております。
○議長(加来良明) 5番、山岸政彦議員
○5番(山岸政彦) 補正のなかで、車両消耗品だとか修繕料だとかが減額になっているわけですけれども、この分が運行事業の補助金として足されているという理解でよろしいでしょうか。
○議長(加来良明) 企画課長。
○企画課長(上出 進) 大雑把に申し上げますと、そういうことになります。補助金のなかにそれらが含まれていくということでございます。
○議長(加来良明) 5番、山岸政彦議員。
○5番(山岸政彦) 先ほど、今利用しているバスを無償で貸与するというご答弁でしたが、例えば、無償というなかにも事業補助金のなかに多少入っているということでしょうか。
○議長(加来良明) 企画課長。
○企画課長(上出 進) 車両自体は無償でお貸ししますけれども、それにかかわる諸経費、タイヤの交換だとかがあろうかと思います。軽微な修繕も発生するかもしれません。燃料費はその補助金のなかに含めますし、そういった諸経費については、補助金のなかで算定したいと考えております。
○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 頁数は11頁です。財産の管理費に関わる部分であります。
今回、御影診療所の部分で、工事請負費が16,597千円出ておりますが、先ほどの説明では、外構工事というようにお聞きいたしました。これは、御影診療所の工事の、今年発注されて、現在は進行中ですが、前段でなぜ出てこず、今回こういうかたちになったのか、このへんについて説明願いたいと思います。
次に、コミュニティバスの関係です。4月から5月にかけて、5日間くらいになりますか、議会の総務文教常任委員会で運行状況について調査をし、所管事務調査で報告したわけであります。
このなかで、指摘をしている事項がございますが、この指摘事項について、本運行をするにあたって、熟知をして、そのことが入っているのかどうかそのへんについて、1番目にお尋ねをいたします。
2番目は、実証運行は過去、2分の1が補助制度というのがありましたが、現在は廃止されたということで、その後の政権もありますけれども、現在、廃止された補助制度が、新たなかたちで補助制度ができるだとか、そういうことの情勢というのはどうなっているのか、ないのか、もう終わっているのか、お尋ねいたします。
3点目です。実証運行に要する経費ですが、当初、所管事務調査の際には、400万円ちょっとと報告されておりました。今回は480万円ということで、この増額は何故なのか、これについてお尋ねをいたします。
最後に4点目です。今回の運行に際して、近隣町村、音更町・芽室町等も既に運行しておりますけれども、バスの形は、私どもの町で購入したバスから見るとより大きなバスのようですけれども、利用される方は生活弱者になろうと思います。車椅子等も乗れるようなバスであればいいという要望もありますけれども、こういうことというのは、今回の運行について検討されたのかどうか、また、他の町村は土・日等も含めて運行しておりますが、この辺はどのように考えておられるのか、このへんについてお尋ねをいたします。
次は、15頁にいきます。清掃センターです。11,547千円という、焼却炉の内部補修工事ということであります。私は過去に議会でもお尋ねをしておりますが、過去に属していた、産業厚生常任委員会で、現地の焼却炉も見せていただいたことがございます。昨年度の予算委員会のなかでお尋ねした際にもありましたけれども、年次計画をつくっていくという答弁を担当課長からいただいておりました。新年度に検討したいというようなことでした。今年の23年度の予算委員会では、担当者から改修計画だけれども、この施設を改修するということについての計画は持っていないという答弁をいただきました。計画そのものは22年・23年を通してつくったのか、つくらないのかこのへんについて、お尋ねしたいと思います。
そこで、平成19年から23年、この5年間に焼却炉に関わっての改修の費用が6,000万円以上かかっているわけです。焼却施設の改修工事、排ガス処理施設の改修工事、焼却炉の下部の補修・内部の補修・選別機の改修、焼却炉の上部の改修、クレーン等の改修工事、燃焼ガス冷却設備の改修工事と、あらゆる部分について改修工事が行われております。今回出されている工事の請負に関わっては、私は難聴ぎみで聞き取れなくて、間違っていればあれですけれども、レンガの落下と聞こえたのですが、焼却炉のなかのレンガの落下などということであれば、平成21年度に焼却炉の下部から上部、内部、3,000万円かけて改修しているわけです。同じような箇所で、いくらも経っていません。そういうなかで、なぜ、こういう状況が起きるのか、このへんについてお尋ねをいたします。
以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。総務課参事。
○参事(西尾 修) ただいまのご質問の、御影診療所の外構部分です。
当初、既存の老健施設との間に、今年、新しく工事を行っている、御影診療所の病棟の大部分のところの外構を予定しておりました。今回、既存の診療所の部分で、駐車場の劣化等、かなりひどい部分がございます。それと、既存の樹木の一部を伐採して、駐車場の通路を広げるというかたちのなかで、全体的に新しく路盤を置き換えたり等をするため、補正するものでございます。
○議長(加来良明) 次の答弁を求めます。企画課長。
○企画課長(上出 進) コミュニティバスのご質問にお答えしたいと思います。
国の補助制度についてです。当初、継続するバスの運行については、補助の対象にならないということだったのですが、そのときはすでに6月で、定期的に申請時期の6月を過ぎておりましたので、その後、徐々に対応は柔軟化されているようですけれども、補助制度につきましては、従来に関わる経費の2分の1ということから状況が変わっております。単価があり、それに延べ運行距離ということになっております。
今後、町としては、過疎債を使って運営を考えておりますけれども、将来的に、補助金を申請するという道もあります。これにつきましては、あくまでも補助申請者は、バス事業者が補助申請をするかたちになりますので、今後、そのへんについてはバス事業者と詰めていきたいと考えております。
1番目の、総務文教常任委員会の所管事務調査における指摘事項についてどういうふうに検討したのかというご質問だったと思います。何点か改善すべき項目があげられております。時間的な余裕がないのではないかということで、ご指摘いただきました。これにつきましても、現在、運転手とも協議し、特に余裕というほどでもありませんが、安全運転ができる時間配置であると確認しておりますので、これについては、現在の運行と大幅に変更なくできると判断しております。
それと、停留所の位置が危険な箇所があるのではないかというご指摘がありました。これについても、担当者で停留所の位置を確認し、危険な部分については、移動させたいと考えております。大幅な移動はありませんが、移動させたいと考えております。
逆周りの運行はどうかというご提案もいただいているところなのですが、直接、利用者から聞くと、今まで一方向で巡回しているバスなので、逆にされると混乱してしまうというご意見もありましたので、このへんについては、現状のままでスタートさせていただきまして、さらに研究してみたいと考えております。利用者に混乱をきたさない方法でスタートさせていただきたいと考えております。
車両の広報媒体の活用ですが、現在、牛玉丼のコマーシャルをマグネットで試験的に車に貼っております。今後、今のが少し小さいので、もう少し大きいかたちにして、広報媒体としての活用も図っていきたいと考えております。
次の質問としまして、経費が400万円という説明があったのに、480万円、その差についてはどうなのかというご質問なんでけれども、再度、年間の経費等を計算し、当初、委託の場合は一般管理経費を職員が直営でみるということで考えておりましたけれども、これについてもバス会社にお願いをするということがありますので、その部分についても多少経費が上がる、燃料費についても、実勢に合わせて再度計算をし、そういったもろもろについて計算すると、480万円程度、運行にあたっての経費がかかるという計算になりました。
車椅子の対応はということなのですが、現状のバスで運行をスタートさせたいということを考えますと、あのバスでは、車椅子の対応は困難ですが、これについても将来的な課題として受け止めさせていただきたいと考えております。
土・日の運行ですが、現在、買い物難民、あるいは通院されている方がメインで、利用者のなかからは土・日までの運行の要望は伺っていないところでございます。将来的に、商店街の振興とも今後絡んでくると思いますけれども、そういう要望があれば検討してまいりたいと考えております。以上です。
○議長(加来良明) 次の答弁を求めます。町民生活課長。
○町民生活課長(佐藤典隆) 清掃センター関係の工事請負費についてのご質問でございます。お答えしたいと思います。
大きく分けて2点のご質問かと思います。まず、改修計画を新年度以降もっているのか、もっていないのかというご質問だと思います。清掃センターの全体の施設に関わっての、例えば、機械設備、電気設備等の調査を現在発注してございます。今年度の予算のなかですでに発注しており、12月末には成果品として上がってきます。それをもとに今後の施設の改修計画、さらに今後の清掃センターのありかた、例えば直営で運転していくのか、広域的に十勝一本化したなかで、十勝環境複合事務組合のくりりんセンター、そちらのほうにゴミの搬入を行う、そういう計画もございますので、それをトータルでどのようなかたちがいいのかということを検討する調査を出しています。そのなかで、広域化にするにしても、来年からすぐに入るというわけにはいきませんので、それまでの管理については今の施設の修繕等を行いながら、維持していかなければならない、そのようなことを考えています。
5年間で、焼却炉の改修等、6,000万円以上かけているのではないか、今回については、レンガ等の落下がございました。それは大きく崩れたということではなく、1つ2つ落ちる、これは面的に考えますと、30センチ四方とか50センチ四方の落下がある、そのまま放置しておきますと、それ以外の部分のクラックが入っているようなところもございますので、大きな被害が出てしまう、そういうことがあり、緊急に提案してございます。本来であれば、調査を出している最中でございますので、その結果を待ち、来年以降、随時、改修計画を立てていく、そういうかたちが一番ベターなのですが、今お話したように緊急性がありますので、今回補正をさせていただいているところでございます。以上です。
実際に施設の改修につきましては、平成4年度から改修してございます。その間、部分的には修繕等を行ってきていますが、同じ箇所が、落下して補修をした、そういうような部分はございません。過去5年間で6,000万円投入したという部分につきましても、全て改修ばかりではなく、落下に伴ってのレンガ、もろくなった部分の落下が伴っての補修ばかりではなく、それを機器的なあくを取り除く機械だとか、そういうような部分の改修も含めての経費でございまして、6,000万円といいながら、約半分が焼却炉の改修費に充てた経費であります。そういうふうに考えてございます。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 診療所の関係です。お尋ねしたところ、既存の部分の駐車場の関係であるとか、樹木の伐採等々も絡んでいるようでありますが、この工事を改修する前段では、このような工事は必要ないと判断して進めていたのかどうか、このへんはどうなんでしょうか。
○議長(加来良明) 総務課長。
○総務課長(金田正樹) 先ほど木の伐採や舗装の路面が悪くなったということで補正予算を提出させていただいております。本来は、当初、じっくりと施設のなかを調べて、あそこが悪い、ここが悪いだとかをみて予算を設定するべきだと思いますが、冬期間ということもありました。木の伐採については、工事をやっている段階で、若干駐車場が狭いという話が出てきました。そこで、数本の木を切って、駐車場に広げると、患者さんの交通安全が図れるという話がございますので、それは交通安全を優先ということで、木を数本伐採して、もみじは残してほしいという先生の意向でございますけれども、交通安全対策も含め、補正によって整備をさせていただくということでございます。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 本来は、前段でこのようなことが適されているのが一番の理想だったという気がいたしますが、そういう事情であればいたしかたないのかという判断をします。
コミュニティバスの関係ですが、4点のお尋ねをいたしました。2点目にお尋ねをした、補助制度の関係は現在もあるというのか、ないのか、このへんはどうなんでしょうか。
○議長(加来良明) 企画課長。
○企画課長(上出 進) 現在、制度が改正になり、あります。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) わかりました。
最後の質問ですが、焼却炉の関係です。言われるように、私が申し上げた6,000万円のうち3,000万円が21年度に改修した炉の関係も絡む予算措置であります。
今、答弁をいただいたなかでは、レンガが何個か落ちたということで、1,000万円以上かかるのかという気がしましたが、他にもいろいろなことがあるのかというような受け止め方をしましたが、それでよろしいですか。
○議長(加来良明) 町民生活課長。
○町民生活課長(佐藤典隆) 先ほど、レンガが2個落ちたのですが、その落ちたところの周りについて、一部クラック等が入っています。実際に50センチ四方くらいのレンガの落下なのですが、その部分だけの補修というというのはそれをやっても意味がないだろうと、といいますのは、仮に2メートルの幅のなかの一部が落下しております。その2メートルの幅の部分をすべて取り除いて直さなければ、また、落下する可能性が大きいという判断のなかで、落下は0.7平米という単位なのですが、修繕については危険性のある部分も含めて、範囲を広げて、今回発注しております。そういう内容でございます。今回は耐火レンガと耐火モルタル等の修繕を行うということです。以上です。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 一般的に21年度に改修をして、修理をしたら、誰が考えても、1年や2年でまた不具合が出るなんてことはあまり考えたくないような気がいたしますが、この耐火レンガ、この工事、私は工事に問題があるのではないかという気がするのですが、そういうことはないのか、それだけ難しい工事なのか、このへんはどうなんでしょうか。
○議長(加来良明) 町民生活課長。
○町民生活課長(佐藤典隆) 焼却炉自体が真四角な筒状のものだとか、丸い筒状のものだとか、そういうような部分であれば、単純に積み重ねればいいのですが、かなりの部分で変形した部分がございます。例えば、ゴミを投げる場所によっては投入してから焼却するまでのときには、ちょうちん型状のものがある、今回はたまたまそういうところなので、技術的にはかなり難しい部分です。一般的に我々が考えるのは、耐火レンガというのは、長方形のものを想像しますが、この部分に関しては、かなり異型の耐火レンガです。これも、特注製品になるのですが、作業性としては単純なレンガの積み上げだとか、モルタルの施工だとかにはなりません。今回、考えているのは、見積もり等をいただいているのも、製造業者等からの見積もりをいただいて、地元なり管内のなかでそれを見積もれる業者がありませんので、今回はかなり特殊なケースだと考えています。
○6番(原 紀夫) 終わります。
○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、一括して討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、議案第52号、清水町中小企業近代化資金融資条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) これより、議案第54号、平成23年度清水町一般会計補正予算(第7号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) これより、議案第55号、平成23年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) これより、議案第56号、平成23年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) これより、議案第57号、平成23年度清水町介護保険特別会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) これより、議案第58号、平成23年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) これより、議案第59号、平成23年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) これより、議案第60号、平成23年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)の設定についてを採決します。
おはかりします。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。
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○議長(加来良明) 日程第9、請願第4号、軽油引取税の課税免税措置などの恒久化を求める請願について、請願第5号、原子力発電からの脱却と自然エネルギーの推進を求める意見書の提出を求める請願について、以上2件を一括議題とします。
請願文書表を朗読させます。事務局長。
(請願文書表 事務局長 朗読)
○議長(加来良明) 請願第4号について紹介議員の説明を求めます。
1番、串田雅樹議員。
○1番(串田雅樹) この度、軽油引取税の課税免税措置が平成24年3月末に期限切れを迎える予定であり、この免税措置を来年度以降も恒久化するよう請願するものであります。
主旨をご理解いただき、ご審議いただきますようお願い申し上げます。
○議長(加来良明) これから、質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
これで、質疑を終わります。
○議長(加来良明) おはかりします。
ただいま、議題となっている請願第4号は、産業厚生常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。
これに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
よって、請願第4号は、産業厚生常任委員会に審査を付託することに決定しました。
○議長(加来良明) 次に、請願第5号について、紹介議員の説明を求めます。
11番、田中勝男議員。
○11番(田中勝男) ただいまの、原子力発電からの脱却と自然エネルギーの推進を求める意見書の提出を求める請願についてご説明申し上げます。
先の、東日本大震災で被害を受けた東京電力福島第一原子力発電所の炉心溶融問題、あるいは水素爆発、放射性物質の大量漏えいなど、収束の見通しもいまだたっておりません。また、大間の原発、あるいは泊原発についても、非常に危険な原子力であるプルトニウムを利用しての、MOX燃料を使っての発電を行いたいという主旨でございます。
これらについても、まだまだ安全性がきちんと確立されていないなかでのこれらの発言について問題があるのではないか、また、大間の原発につきましても、水平距離で23キロたらずという函館市についても、これは緊急時計画区域にも入っておりませんので、こういったものをもっと拡大して進めるべきでないかと思います。また、原子力発電を推進してきたエネルギー政策を転換して、自然エネルギーを推進することを強く要望していきたいと思います。
議員皆さんのご理解をいただいて、そして採択のうえ、この意見書が関係省庁に送付されることを心からお願い申し上げまして、ご説明とさせていただきます。
○議長(加来良明) これから、質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
これで、質疑を終わります。
○議長(加来良明) おはかりします。
ただいま、議題となっています、請願第5号は、総務文教常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。
これに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
よって、請願第5号は、総務文教常任委員会に審査を付託することに決定しました。
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○議長(加来良明) 日程第10、所管事務調査についてを議題とします。
委員会報告書を朗読させます。事務局。
(所管事務調査報告書 事務局 朗読)
○議長(加来良明) 本件に関して、委員長の報告を求めます。
初めに、総務文教常任委員会委員長、西山輝和議員。
○委員長(西山輝和) 所管事務調査の報告を行います。
内容につきましては、ただいま事務局が読み上げたとおりでございます。
ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(加来良明) これから、質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
○議長(加来良明) 次に、産業厚生常任委員会委員長、原紀夫議員。
○委員長(原 紀夫) 産業厚生常任委員会より、所管事務調査の報告をいたします。
概略につきましては、ただいま事務局から説明したとおりであります。初めて、全施設を委員会全員で見せていただきました。本年、取得した草地、加えて過去に取得した草地等も見せていただきました。今回、牧場用地購入の目的は、飼料の費用をいかにして削減するかというところにあり、今後におきましても、50ヘクタール程度の用地は必要ということも言われております。
ただいま、説明したなかにありますように、年齢も非常に高いところにありますし、過去、言われておりますように、管内的にも管理については農協、あるいは株式会社、公社等々に移転をしている状況にあります。
議会のなかでも、職員の退職に伴って考えるということもいわれておりますし、今回、これを機会に、指定管理者制度を導入するように、しっかりと鋭意検討を願いたいということを申し上げて報告といたします。
○議長(加来良明) これから、質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
これで、質疑を終わります。
○議長(加来良明) 各常任委員会の報告は、報告書のとおり報告済みとします。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) 以上で、本日の日程は全部終了しました。
おはかりします。
議事の都合により9月14日は休会にしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
よって、9月14日は休会することに決定しました。
9月15日は午前10時に会議を開きます。
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○議長(加来良明) 本日はこれで散会します。(午後1時53分)