北海道清水町議会

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平成23年第5回定例会(9月15日_日程3_一般質問3)

○議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。

○7番(西山輝和) 2項目にわたって一般質問させていただきます。
 昨年、第5期清水町総合計画が策定され、8項目になる課題を将来に向け、清水町が歩む目標と取組み方針が掲げられて、本年、初年目の事業が動き出し、やがて半年が過ぎようとしております。町として、将来、目標に向け戦略的な動きも必要ですが、皆でつくる協働のまちづくりとして重点施策を掲げているとおり、住民と協働によって住みよいまちづくりを一歩一歩進みながらも確実に積み上げていくことが重要であるかと考えています。
 そこで、この度は住民が最もピリピリ神経を使っている、ゴミの分別問題を含め、快適で良好な生活環境整備について2点ほど質問させていただきますので、ご答弁のほどよろしくお願いします。
 環境対策取組みに対する各課連携についてお伺いいたします。地続き公共用地内除草の一元的な対応について、実は、本年のお盆前に御影保育所内園児の遊具施設周辺を含め、雑草が伸び放題の状況に見かねて、担当に電話をさせてもらいました。担当の話では、委託したシルバー人材センターの草刈り作業が集まっており、お盆前には対応が難しいという話でしたが、結果的にお盆前にやっていただくことができました。
 園内周辺の草刈りについては、町に頼るだけではなく、幼児の保護者の協力をいただきながら対応を行ってきた部分もありますが、全面的に保護者に頼るのは難しいうえ、保護者の協力を得られるといっても、不確実な要素も抱えています。やはり町が計画的な環境保全を図っていくのが基本であると思いますし、草の伸び具合は毎年、天候状況に左右される面があったとしても、基本的に常時使用している公共施設の雑草が繁茂する状況はあってはならないと思います。
 一方で、保育所内の草刈りが終えても、隣は御影公園多目的広場、農村環境改善センター、御影公民館、世代間交流センター等の地続き隣接公共施設の草刈り作業は、所管課が異なるため、バラバラに作業が行われている現状かと思います。さらに、施設地周囲の歩道や小さい河川も含めると、いっそうバラバラな管理状況にあるかと思います。住民の視線からみれば、所管課が異なることによる作業時期のずれや遅れは理由になりません。なぜ一体的に草刈り作業ができないのか、正直言って素朴な疑問であるかと思います。そこで、現状、数課にまたがり対応がなされている御影公民館、清水町農村環境改善センター、御影公園、御影保育所、世代間交流センター等が配置整備されている、地続き公共用地の草刈り、除草作業について住民の疑問に応えるだけではなく、機械の利用面や作業員の集中面など、効率性を図っていく意味でも、所管課を超えた一元的な作業対応が最も好ましい姿であると思いますが、この件について町長はどのようにお考えかお伺いいたします。
 2点目、ゴミの減量化に向けた取組みについてお伺いいたします。容器包装リサイクル協会の回収基準が厳しくなったことにより、本町のゴミの分別回収についても厳しい対応がなされています。このことにより、これ以前以上に町内会でもゴミ処理問題が発生し、その都度、町への通報・相談が持ち込まれ、担当されている職員の皆さんのご苦労も承知しているところです。十勝管内でも極めて低い本町のリサイクル回収率の現状では、町としてこれまで以上に厳しく指導・啓もうの強化を図らなければならないのはやむを得ないことだと思う一方で、より改善効果を高めるためには、町としてこれまでの例にとらわれない、何らかの直接的な関与も考える必要があるかと思います。
 そこで、次の件についてお伺いいたします。ゴミの分別が厳しくなった本年、これまで以上に町内会からの苦情が増えているかと思いますが、いかがでしょうか。また、苦情に対する具体的な対応として、研修会等、現地指導、啓もうを行っているかと思いますが、その回数と住民の反応や、その後の改善策・効果についてお伺いします。
 担当課としてもいろいろとご苦労されていると思いますが、担当課だけの対応ではなく、各課の連携も必要だと考えます。今日の施設の利用条件に町民の基本的マナーの一つとして、ゴミ分別処理を掲げ、各課連携のもとで、全町あげての一体的な対応を検討するおつもりはないのか伺います。
 以上、よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。町長。

○町長(高薄 渡) 質問の内容は、主に御影の公共施設にかかわっての質問だと受け止め、お答えさせていただきたいと思います。
 御影公民館周辺などにかかわる施設地域の芝生、あるいは草刈りなどの管理につきましては、御影支所で取り扱っているのは、御影支所と御影公民館・農村環境改善センター、この2つが御影支所で取り扱いをしているところでございます。御影公園など施設周辺は都市施設課、保育所は子育て支援課、さらに多目的運動公園は社会教育課ということで、4課にまたがっているような状況でございます。極めて、こういった面でのご指摘があるのではないのかと悩んでいるところでございます。
 その作業方法については、公民館は公務補を配置しておりますので、職員と直営で草刈りをしています。なかには、委託作業と直営の抱き合わせということもあり、それらを含めて取り扱いがまちまちであります。このことから、住民の皆さんとしても、片方が先に刈っているから伸びている、伸びているところを刈ってしまったら、また次が出てくるということで、指摘を受けているところでございます。
 担当課に聞くと、日頃注意を払っているところなのですが、作業の時間差によってそういうことが生まれているということであります。ご指摘のとおり機械を伴うものもあるし、草刈り機だけでできるものもあるということから、さまざまな状況のなかから各課ともども協議をし、できれば一体性を持った作業状況のありかたを追求していきたいと思っております。
 なお、第5期総合計画のなかではかなり、町民の皆さんが町内会において歩道と車道との間の草をとっていただいたところですけれども、どうしても公共施設の周りは、町内会がかかわっておりませんので、どうしてもそこはやらなければならないというところがあります。
 そういう面で、総合計画のなかでも町民とともに協働のまちづくりでありますので、そのへんのことを考慮しながら、皆と取り組めるような状況をつくりあげるようにしたほうが良いと思っております。
 御影はそこが主に公共施設になっておりますので、消防は消防のところがございますけれども、アリーナは委託していますので、そこでやってもらっています。方法としてはいろいろあるかと思いますけれども、より良い方法で、来年度から一体感を持った状況のなかで草刈り等々の環境整備をしていきたいと考えております。
 次に、ゴミの減量化の問題です。リサイクルの分別が厳しくなったわけであり、プラスチックについては清掃をせずに汚れたまま、あるいは食べ残しのまま入っている状況です。分別の状況が悪くなってきたのではないかと思います。そこで、町内会の問題としては大きな問題なので、随時、町内会長のほうにお話をしながら、できれば現場に行きながら説明会を開いていくようにしなければならないのではないかと思います。
 ご質問の内容は、苦情に対する具体的な対応について伺うということです。そういった苦情がございましたら、主に町内会長からの連絡でありますので、ただちに現場へ行き、中身を見てやっております。通常集めるものについては、見えないものはゴミの容器には入っているのだけれども、なかで二重になっているというものがあります。そういうものは、開いて見なければだめだということで、担当課のほうではそういう方法で委託業者にもこのへんは言ってあるし、そこにシールを貼ってしばらく置き、気がつくのではないかと、町内の人がそうではないのかと見ているわけですが、なかなか気がつかない部分については、どこかから持ってきたものなのかということもございますので、担当者が出向き、中身を見て、所有者がはっきりするものは指導をしているところでございます。
 また、そういった面から町民生活課だけの問題ではなくて、職員がいろいろな面で指導というか、協力してもらうために職員にも、皆で連携を取って、管理などきれいにしていただかなければなりません。もし、そういうことがあったら、ただちに課に連絡するようになっておりますし、道路上で散乱していた場合は、見つけた職員が処理するということにしております。今後ともそういう状況を続けていきたいと思います。
 一番問題なのは、町内会長会議でも言われるのですが、町内会に入っていない単身者の方々の問題です。この分別が非常に悪いということでございますので、町の所有物であれば、町が大家でございますので管理するところでしっかりと入居者に徹底してもらう、それから民間の場合は大家さんのほうにその旨を徹底していただくということをしなければ、連絡も入らない、何もしないということになりますので、大家さんの協力を強めていきたいと思っております。また、公営住宅はあくまでも町の問題でありますので、それぞれ管理するところと一層の連携を強めていきたいと思っております。
 チラシでは、今までより分別が厳しくなった理由を書いております。プラスチックの回収実績も非常に少なかったのですが、改善指導もいただきましたけれども、23年度につきましては、今のところ改善がなされている今日でありますけれども、より一層、管内で低い状況でありますので、そうでない状況をきちんとしていかなければならないと考えているところでございます。いずれにしても、ゴミの説明会は実施していきたいと思っておりますので、町内会や農事組合、地域で強めていただければ現場へ出向いていくということを考えておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。以上です。

○議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。

○7番(西山輝和) 答弁ありがとうございました。何点か再質問させていただきます。
 昨年も同じことを言っていたのですが、予算上、年に2回しか保育所の草刈りができないということで伺ったのですけれども、それならば、機械さえ用意していただければ父母の会のほうで何人か出て、1回くらいは作業してあげますよということで話をさせていただきました。そのへんの機械のほうで融通するなどという相談は各課でなさっているのでしょうか。

○議長(加来良明) 副町長。

○副町長(安曇達雄) お話をいただきました部分につきましては、昨年も予算等々のなかで連携を図りながら、ずれのないようにということで協議をした経過がございます。結果としてはなかなかそうはいかないという部分もございますので、今の部分も含めて都市施設課でのそれぞれの機械の準備、他の課の機械の状況等もございます。過日、少し打ち合わせをさせていただきましたけれども、そのことも含めて統一したなかでできるだけご迷惑をかけないようなかたちのなかで、進めることができるよう準備していきたいと思っております。

○議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。

○7番(西山輝和) 小学校や中学校みたいに用務員がいないので職員がやるというわけにはいかないんですよね。ですから、もう少し注意を払っていかないとだめだと思います。御影みたいに施設がきちんと1か所にまとまっているところはないと思いますけれども。これだけ集約してきちんとできるわけですから、管理だけでも御影支所に任せておいて、順序良く草刈りをしていくとか、予算は各課で持っていてもいいのですが、そのくらいのことはできないのでしょうか。

○議長(加来良明) 副町長。

○副町長(安曇達雄) ただいまのご意見も踏まえて、一つの方法として、支所がこうして、実施段階では企画・実施をしていくというような方法も一つの方向としてございますので、それも含めて予算の段階で協議をし、より良い方向に進めていきたいと思っております。

○議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。

○7番(西山輝和) 去年と一昨年、この問題は3回も言っています。「改善します」と言いながら、何も改善されず3年、同じことを言っています。どうしてでしょうか。

○議長(加来良明) 副町長。

○副町長(安曇達雄) その点については、十分な措置が取れなくて申し訳ないと思っております。先ほど申し上げましたとおり、連携を取りながら、同じところにある施設でありますので、あまり差がないように同一時期に実施をしてほしいということで、それぞれ協議をしてきた経過がございます。実態としては、なかなかそうはいかないということがはっきりしましたので、さきほど議員がおっしゃられたような方法が今の段階では一番いいと思っておりますけれども、それらも含めて、一体的に管理ができる方法ということで考えていきたいと思っております。

○議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。

○7番(西山輝和) 隣近所の向かいの桜ヶ丘の人達だとか、2人から3人の方が、きれいに歩道や道路にこぼれてきた枯れ葉、みんな整理していらっしゃるわけで。そういう方からいろいろな相談があり、木も大きくなり枯れ葉が飛んでくる、もう少し大きくなったら、木の頭を少し切ってあげるだとか、枝が伸びて歩道に垂れ下がっているのもそのままだというので、誰が管理しているのか、河川があっても道の河川なのか、道が管理するところですか、町が管理する河川ですか。

○議長(加来良明) 西山議員、どの河川でしょうか。

○7番(西山輝和) 保育所の裏の、まちのなかの河川です。

○議長(加来良明) 都市施設課長。

○都市施設課長(越井義樹) 町が管理する河川です。

○議長(加来良明) 西山輝和議員。

○7番(西山輝和) 町の管理下にあるのでしたら、1年に一度も掃除をしていませんよね。草刈りもしていないですよね。

○議長(加来良明) 都市施設課長。

○都市施設課長(越井義樹) ご指摘がありました部分の清掃等は、実施していないのが現状でございます。

○議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。

○7番(西山輝和) わかりました。町の施設だということは、もう少しきちんと管理をしなくてはならないということです。新しい桜のある公園の草刈りをしているのですが、その隣に川があってフェンスが張ってあり、50センチくらい河川の路肩があるところが、ずっとそのままで草が伸びっぱなしで残していって、住民からは「何なんだお前達」と言われました。「50センチくらいの幅の草も刈れないのか、公園の芝だけを刈っていき、そのくらいのことは、どこが管理しているんだ」と言われました。私も「お金がないからできないんです。ごめんなさい」と言いましたが、「しょうがない」とその方は怒って、自分で草刈りをしていきました。「ありがとう、ごめんね」と私も頭を下げました。そういう状態ではだめだと思います。どうですか。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(金田正樹) 予算の関係で回数等も制限しているところもあるかもしれません。先日、樹木剪定に向けて、特に管轄しているところは確認をするようにと、町長から指示もございまして、やっております。
 また来年に向けて、12月いっぱいには予算編成が出てきます。各関係者に集まってもらい、打ち合わせ会議等をし、その場所に限らないかと思います。全体的に見直して対策を進めていくようにしていきます。

○議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。

○7番(西山輝和) 保育所の裏側といいますか、河川のところに木がたくさんあるのですけれども、そのへんもすごく伸びています。間伐するなり、枝が下に下がっているやつは切るだとか、もう少しきちんと見て回らないと、第一保育所の木も大きくなりすぎて、壁にくっついている状態で、私も全部見て回りましたけれども、そういうような状態でよいのかということ、木が壁についているということは、どういうことになるのかということはわかるかと思います。見て回っていないでしょう。

○議長(加来良明) 副町長。

○副町長(安曇達雄) ご指摘の部分、他の公園等々も含めまして、大変繁茂している状況がございます。そういったことで、次年度に向けて調査をし、次年度のなかで、いっぺんにはできませんので、段階的に進めるしかないと思っておりますけれども、それぞれ計画的に繁茂した木の剪定、除伐、こういったものを進めていこうということで、現在、計画しておりますので、もう一度確認をしながら、そういった部分について整理をしていきたいと思います。

○議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。

○7番(西山輝和) この間、父母の役員会の役員の方々が、「保育所に関して通園する子ども達がたくさんいるので、交通事故になりかねないから何とかしてほしい」というお話がありました。実際に見てみると、8時くらいから9時くらいまでにくるんですが、その間、子ども達を送り迎えするために車が60台は来ます。保育所の父兄達も危険だからということで、片側駐車にするようにして車を置き、子どもを保育所において乗って帰るようにしているのですが、待っている方もずっと並んでいるんです。「それは危険だから、父母の会から町のほうへ要望してください」ということを言ったのですが「草刈り一つもできない状態、そんなこと言ったってできない」と言われました。町民も諦めムードです。そんな状態でいいのでしょうか。疑問になりました。

○議長(加来良明) 西山議員。町としては総体的に取組むと答弁がありましたけれども、個別の要望、事例に関してあるのであれば、違う視点から質疑をお願いします。

○7番(西山輝和) わかりました。取組むということで、2年間も裏切られてきたわけですので、この次はそういうことのないように、しっかりとやっていただきたいと思います。
 次のゴミ問題に移ります。
 先ほど、町長の答弁から、たくさん回収ができないものがあるということを言いましたけれども、通勤・通学のときに職員がゴミステーションにどのくらいのゴミが溜まっているのかどうか、そういうことをもう少し、各課関係なくして、どのくらいになっているのかということを把握してほしいのですが、どうでしょうか。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。町民生活課長。

○町民生活課長(佐藤典隆) 通勤・通学時等にゴミステーションにあるゴミがどのくらい残っているのかということのご質問だと思います。それにかかわって、町全体の職員がここに確認するというような部分については難しいと思っております。収集については、委託業者のほうに月曜日から金曜日については、区域を決めて収集してございますので、その部分のなかで我々のほうにも、ゴミが残っている部分について連絡が入っておりますので、職員が個々に対応するというのは非常に難しいと考えております。

○議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。

○7番(西山輝和) そのゴミステーションに回収されないゴミが置いてあるのは、どうするおつもりでしょうか。

○議長(加来良明) 町民生活課長。

○町民生活課長(佐藤典隆) ゴミステーションに残っているゴミというのは、主にその他のプラスチックゴミが分別されずに残っているのが非常に多いです。さきほどいいましたように、できれば個々のゴミを排出した方が、自分のゴミは残っていればわかると思います。そういうことで、当面は1週間くらい、さらには10日くらいはシールを貼ったものを置いておいて、できれば回収して、また分別し直して出してもらいたいです。そういうようなことから、今年についてはそういう厳しさを持って対応しているようなところでございます。それでも残っている部分については、やむなく回収をしております。

○議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。

○7番(西山輝和) ゴミステーションがいっぱいにならないからまだいいのですが、回収していかないゴミが1か月も2か月もあるのに、課長が言われたように、「回収していきます」といいましたが、そのまま置いてあるので、何か月そのまま置いておくのか、虫がわいて臭いもします。そんな状態でどうお考えですか。

○議長(加来良明) 町民生活課長。

○町民生活課長(佐藤典隆) 昨年までは、基本的にそのような流れで進めていましたけれども、多少、その他のプラスチックゴミについては見た目で、若干の汚れであれば回収をしてきた経過がございます。
 そういう部分で、議員がおっしゃるように、残る機会が多いと感じておりますけれども、それは町内会等、特に農事組合もそうなのですが、役員の方、同じように心配をしているので、町のほうに苦情というよりも、「どうしよう」そういうようなお話がございます。それに対しての対応を、町長がお話しましたけれども、協力をいただきながら、我々としても現地に入って、今後の対応を役員と一緒に協議をしながら進めていきたいと考えているのが現状です。

○議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。

○7番(西山輝和) しつこいかもしれませんけれども、私も毎日のようにまちのなかを見て回っているのですが、この間、コーポ石黒のお母さんが一生懸命、ゴミステーションのゴミを出して片付けている最中でした。「どうしたの」と聞くと「独身の人はゴミの分別が全然できないんです」と言っていて「夏からこのままで、誰も持っていかないのでゴミステーションが満杯で入らない」と怒っていました。家主だから仕方ないだろうと思っていましたが、「ご苦労だね」と言いました。お母さんが全部出して、きちんと燃えるゴミの袋に入れ替えをしていたんです。そうやって、きちんとやってくれる方がいるところはまだいいのですが、まちのなかのあちこちにあるゴミステーションは、町内会で鉄南だとかしっかりとしていて、うるさい会長がいると、きちんと町内会でいろいろなことをやって、片付けていますけれども、そうでないところには2・3個ずっと置きっぱなしの状態になるということは、回収するのも大変だろうけれども、1か月過ぎたらチェックして、そこを何とかするように片付けてあげるだとか、そうする必要があると思います。やりすぎれば同じになってしまいますが、2か月くらいたったら片付けてやるだとか、そういう必要があると思いますので、もう少しやっていただきたいと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。町民生活課長。

○町民生活課長(佐藤典隆) ただいま、お話がありましたように1か月も2か月も置くスタンスは取っておりません。結果として残ることもありますけれども、基本的にはゴミの分別は個人のモラルの問題だと思います。例えば、3日か4日置いてある明らかに分別されていないゴミ、1週間が経って、それ1つしか残っていないだとか、どんどん増えていく状況でしたら、町内会長やマンションの大家さんに連絡を取りながら、指導もさせてもらっているし、我々も現場に行き、できる範囲内の調査をして、名前の入っているものがあれば自宅まで出向いて指導をするという体制を取ってきています。1か月、2か月も残っている部分については、極力、回収するようにしたいと思いますけれども、この部分については臨機応変に対応していきたいです。ケースバイケースだと感じておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。

○議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。

○7番(西山輝和) 例えば、これから清水町に新規で住民登録する単身者住宅や公営住宅とか、そのへんに入居される方に、地域や隣近所に迷惑をかけないように努めるなどの誓約書を書かせるとか、そのくらいの厳しい措置をとってもいいのではないかと思うのですが、どうでしょうか。

○議長(加来良明) 町民生活課長。

○町民生活課長(佐藤典隆) 例えば、新しく転入してこられた方、そういう方については、うちの戸籍の窓口でゴミの分別ブック等を配布したり、または町内会等にも入っていただきたい、そういうようなことをパンフレットを含めてお話をさせてもらっています。
 公営住宅等についても、新しく入居されたときには、同じような対応をしておりますので、これからもそういった対応は進めていきますけれども、今お話があった誓約書だとか、そういうような部分は難しいと感じてございます。

○7番(西山輝和) 終わります。