平成24年第2回定例会(3月12日_日程4)
○議長(加来良明) 日程第4、行政報告を行います。
町長から、行政報告の申し出がありました。これを許可します。町長。
○町長(高薄 渡) おはようございます。
十勝圏における消防広域化の経過につきまして、ご報告申し上げます。
消防体制の確立に向けた消防の広域化につきましては、昨年11月に開催した十勝圏複合事務組合議会議員協議会において、広域化に向けて整理すべき課題が協議継続中となったことから、平成25年1月1日スタートを想定した関係議案の市町村議会への提案を見送ることとし、消防救急デジタル無線整備に向けた電波伝搬調査を含めた基本設計については、平成24年度に19市町村が共同して取り組むこととなったところです。
その後の協議の状況としましては、平成28年3月末を目途として消防救急デジタル無線及び消防指令センターの整備を進めていくことから、消防広域化の目標スケジュールは平成28年4月とすることとし、個別の課題については現在も協議を行っているところであり、市町村長会議、副市町村長会議、消防広域推進担当課長会議及び署長会議において、早期の合意を目指して精力的に協議を進めていくことが市町村長によって確認されたところであります。
また、引き続き検討を進めることに伴い、これまでどおり市町村からの職員派遣を含めた十勝圏複合事務組合内の消防広域推進室を継続設置していくことも確認されたところであります。
次に、消防救急デジタル無線整備にあたっては、①平成24年度に19市町村が共同して電波伝搬調査を含む基本設計を行うこと、②基本設計の実施については、18町村で構成する5消防本部が帯広市に事務委託する方式で行うこと、③経費の分担については19市町村の均等割と基地局数に応じた負担を4対6の割合で行うこと、④基本設計を通じて、無線基地局の共同利用計画などの整備方針を検討するとともに、整備経費の算出を行い、北海道が策定を進めている無線整備全体計画への反映を図ること、⑤基本設計の実施体制として、帯広市消防本部に担当スタッフを置くほか、消防広域推進室に派遣される消防職員がこの事務を併任することにより、19市町村が連携を図っていくものであることなどについて、それぞれ市町村長により確認されたところです。
なお、消防広域推進室に派遣する消防職員として、平成24・25年度の2年間西十勝消防組合から1名を派遣することとしております。
以上、十勝圏における消防広域化の経過についてご報告申し上げます。
○議長(加来良明) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可します。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
これで、行政報告は終わりました。