北海道清水町議会

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平成24年第2回定例会(3月12日_日程8)

○議長(加来良明) 日程第8、議案第14号、清水町営土地改良事業分担金徴収条例の制定について、議案第6号、平成23年度清水町一般会計補正予算(第12号)の設定について、議案第7号、平成23年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第8号、平成23年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第9号、平成23年度清水町介護保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第10号、平成23年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第11号、平成23年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第12号、平成23年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第13号、平成23年度清水町上水道事業会計補正予算(第3号)の設定について、以上9件を一括議題とします。
 本案について、提案理由の一括説明を求めます。初めに新たに制定する条例について、産業振興課長。

○産業振興課長(八木正明) 議案第14号、清水町営土地改良事業分担金徴収条例の制定につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
 本条例は農業基盤整備事業に関しまして、従来の土地改良法に基づく国営や道営事業などの補助事業制度に加え、近年新たに土地改良法に基づかない財政支援策が創設されており、具体的には平成23年度の国の四次補正で農業体質強化基盤整備促進事業が新規事業として徹底されたところでございます。
 従来の土地改良法に基づく事業を実施した場合、事業費から補助金を差し引いた額を受益者負担金として徴収するための根拠として、清水町営土地改良事業の経費の賦課徴収に関する条例等がありますが、今回の土地改良法に基づかない本事業を実施するにあたり、受益者負担金を徴収する根拠がないため、このたび本議会で条例提案を行うものでございます。
 条文につきましてご説明申し上げます。本条例は7条から構成されております。
 第1条の主旨でございますが、提案理由で申し上げましたとおり、土地改良法に基づかない事業を実施するにあたり、実施に要する費用に充てるための分担金を徴収する旨を規定したところでございます。
 第2条は分担金の額の決定に関する規定で、事業費から国費、道費などの補助金を控除した額の範囲内とするものでございます。
 第3条は納付義務者について規定させていただき、第4条につきましては徴収方法について規定したところでございます。
 第5条は分担金の免除などについて規定し、第6条は延滞金の徴収などの規定をしたところであり、第7条につきましては町長への任意規定でございます。
 附則として、本条例は、公布の日から施行するものでございます。
 なお、本議会に本事業の補正予算もご提案申し上げてございますので、あわせてご審議のほどよろしくお願い申し上げます。以上です。

○議長(加来良明) 次に、補正予算について、副町長。

○副町長(安曇達雄) 議案第6号、平成23年度清水町一般会計補正予算(第12号)の設定について説明申し上げます。
 歳入歳出予算の補正、地方債の補正、繰越明許費の補正となってございます。
 歳入歳出総額にそれぞれ5,993千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6,988,591千円とするものでございます。
 歳入の補正よりご説明申し上げます。10頁をお開きいただきたいと思います。
 1款1項2目、町民税の法人現年課税分につきましては、歳入見込みにより7,000千円の減額でございます。
 12款1項2目、農林業費負担金につきましては、先ほどご説明申し上げました、国の四次補正により農業体質強化のため暗渠排水といった農地整備等を図る農業体質強化基盤整備促進事業が創設され、議案第14号で、清水町営土地改良事業分担金徴収条例の制定について提案させていただきましたが、新規制定条例による受益者負担金6,500千円を追加するものでございます。
 13款1項3目、農林業使用料、11頁に進み、2項4目の農林業手数料につきましては、それぞれ歳入増額込みによる補正、牧場使用料9,585千円及び受精牛捕獲手数料617千円につきましては、冬季の受入れ頭数見込みの増が要因でございます。
 14款1項1目、民生費国庫負担金につきましては、給付件数の減により障がい者補装具給付分の自立支援給付費負担金400千円、厚生医療の給付費負担金2,500千円、子ども手当負担金12,988千円を減額するものでございます。
 14款2項1目、民生費国庫補助金につきましては、障がい者支援の日中一時支援事業等の利用者増により地域生活支援事業補助金723千円の追加、2目、衛生費国庫補助金は、がん検診推進事業の受診者減による疾病予防対策事業等補助金1,078千円の減額。3目、農林業費国庫補助金につきましては、先ほど触れました、国の四次補正事業の農業体質強化基盤整備促進事業に関わる補助金の追加でございます。国の補助は10アールあたり15万円の定額補助となっており、35.2ヘクタール分で52,800千円の追加でございます。
 12頁にかかります、5目、土木費国庫補助金につきましては、事業費確定に伴い地域住宅交付金、耐震改修分でございますが、243千円、社会資本整備総合交付金11,218千円をそれぞれ減額するものでございます。
 15款1項1目、民生費道負担金につきましては、国庫負担金同様給付件数の減による自立支援給付費負担金200千円、厚生医療給付費負担金1,250千円、子ども手当負担金760千円の減額でございます。
 2項1目の民生費道補助金につきましては、利用者増による地域生活支援事業補助金361千円の追加と、子ども手当の制度改正によるシステム改修補助として、子育て支援対策事業補助金1,395千円を追加、3目へ入り、衛生費道補助金につきましては、受診者・接種者の減により、妊婦健康診査臨時特別交付金673千円、ワクチン接種緊急促進事業補助金2,899千円の減額、5目に入りまして、農林業道補助金につきましては、事業費確定により農地・水・環境保全向上対策事業補助金253千円、環境保全型農業直接支援対策事業補助金99千円の減額、13頁にまいりまして、エゾシカ被害防止緊急対策事業交付金につきましては、エゾシカ捕獲頭数の状況から交付決定見込額100千円の追加でございます。
 7目の土木費道補助金につきましては、補助対象がなく事業費確定といたしまして、住宅耐震改修費補助金450千円の減額でございます。
 15款3項、道支出金の委託金について、それぞれ交付見込額の増減による補正でございます。
 16款1項、財政貸付収入につきましては14頁にかけまして、移住体験住宅にかかわる建物貸付料及び各基金の利子収入について、歳入見込みによる補正、また、利子及び配当金は清水町森林組合の出資配当枠の確定による補正でございます。
 17款1項2目、特定寄附金ですが、いきいきふるさとづくり寄附14件、1,700千円、児童図書購入の指定寄附1件、100千円の寄附を賜り追加するものでございます。
 20款4項3目、雑入につきましては、それぞれ歳入見込みによる補正でございます。
 15頁にまいります。
 21款1項、町債につきましては、今年度の事業確定に伴いまして、それぞれ額の減額でございます。あわせまして31,900千円の減額となったところでございます。
 16頁、歳出にまいります。
 2款1項1目、一般管理費から19頁上段の5項1目の総計調査費まで、これにつきましてご説明を申し上げますが、16頁3目の財産管理費の25節10番、学校施設整備基金積立金で利子収入増に伴い3千円の追加、17頁6目、企画費の25節10番いきいきふるさとづくり基金積立金で利子収入の増及び特定寄附の受領により1,703千円の追加となってございます。その他はそれぞれ事業費の確定による減額でございます。
 19頁に移ります。
 3款1項3目、老人福祉費につきましては、介護保険特別会計補正に伴う繰出金5,185千円の減額でございます。
 4目、障害福祉費につきましては、障害者の補装具及び更生医療費の給付件数の減により、障害者給付費5,800千円の減額。利用者数の増により地域生活支援事業給付費1,446千円の追加でございます。
 20頁のほうにまいります。
 5目、在宅支援費が特定財源の補正、2項1目、児童福祉総務費、子ども手当の制度改正に対応するため、システム改修委託料1,395千円の追加でございます。
 21頁にまいります。
 3目、児童措置費は給付対象の減による、子ども手当の給付費14,507千円の減額、5目、きずな園運営費は、事業確定による896千円の減。
 4款、衛生費でございます。1項1目、保健衛生総務費から24頁下段の2項1目の清掃費までについてご説明申し上げますが、まずは21頁1目、保健衛生総務費、28節10番、国民健康保険特別会計繰出金12,036千円の減額。22頁、28節12番、後期高齢者医療保険特別会計繰出金542千円の減額。4頁の4目、水道施設費28節10番、簡易水道事業特別会計繰出金841千円の減額。特別会計の予算補正に伴うものでございます。
 その他につきましては、それぞれ事業費確定に伴う減額となったところでございます。
 25頁にまいります。
 6款1項1目、農業委員会費は特定財源の補正で、2目、農業総務費につきましては、TPP講演会の開催経費として222千円を追加でございます。TPP講演会といたしましては、JA十勝清水町におきましても200千円の経費負担をいただき開催をしてまいりますが、農業関係者だけではなく、町内各企業や一般町民と広く町民の皆さんにお集まりいただくかたちで開催をしていくところでございます。
 3目、農業振興費につきましては、事業費確定によるそれぞれの減額です。26頁、5目、牧場費につきましても特定財源の補正、6目、土地改良事業費でございますが、歳入でご説明申し上げました、農業体質強化基盤整備促進事業の歳出事業といたしまして、35.2ヘクタール分の暗渠排水の工事の施工にかかわる調査設計委託料3,000千円、暗渠排水工事56,300千円の追加でございます。その他につきましては事業費確定によるものでございます。
 27頁にまいります。8目、集落排水事業につきましては、集落排水事業特別会計補正予算に伴い、繰出金142千円の追加でございます。 
 10目、農地集団化事業費は事業確定による503千円の減額となってございます。
 28頁、7款、商工費から29頁の8款2項3目、道路新設改良費までにつきましては、事業費確定によりそれぞれ減額となってございます。
 30頁にまいります。
 8款4項3目、公共下水道事業につきましては、予算補正に伴う1,418千円の特別会計への繰出金の減額、9款の消防費につきましては、西十勝消防組合の予算補正に伴い、3,767千円の減額であります。
 10款、教育費、1項1目の教育委員会費から33頁、6項4目の学校給食管理費までとなりますがご説明申し上げます。
 30頁下段の1目、教育委員会費につきましては、利子収入の増による教育基金積立金2千円の追加、33頁の中段、4目、図書館・郷土史料館費につきましては、児童図書購入の指定寄附の受領に伴い、図書館資料100千円を追加するものでございます。
 その他につきましては、それぞれ事業費確定による減額となってございます。
 34頁にまいります。
 13款1項1目、行政費につきましては、臨時職員対策奨励の対象者1名の退職決定による1,123千円の追加でございます。
 2項1目、基金費、25節10番、財政調整基金積立金につきましては、利子収入の増分484千円と、今回の補正にかかわる調整額70,133千円をあわせまして70,617千円の追加、11番の減債基金積立金16千円と12番の公共施設建設基金積立金127千円につきましては、それぞれ利子収入の増に伴う追加でございます。
 35頁、36頁につきましては、歳出予算補正の人件費にかかる給与費明細書となってございます。
 続きまして、地方債の補正のご説明を申し上げます。恐れ入りますが、5頁をお開きいただきたいと思います。
 第2表の地方債補正の過疎対策事業です。農村浄化槽設置推進事業、古潭橋橋梁架替整備事業、御影3丁目仲道路改良舗装整備事業、高規格救急自動車更新事業、企業立地促進事業につきましては、事業費確定に伴い、起債対象額が減額となりますことから、限度額を31,900千円引き下げるものでございます。
 6頁をお開きいただきたいと思います。第3表、繰越明許費補正です。
 歳出でご説明いたしました農業体質強化基盤整備促進事業につきましては、事業完了が翌年度となりますことから、繰越明許費として59,300千円を追加するものでございます。
 以上で、一般会計補正予算(第12号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第7号、平成23年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についてご説明を申し上げます。歳入歳出予算の補正となってございます。
 総額から15,280千円を減額し、歳入歳出それぞれ1,424,437千円とするものでございます。
 5頁、歳入のご説明をさせていただきます。
 5頁から6頁にかけ、国庫負担金等の額の確定見込み等による補正となってございます。
 6頁、8款の繰入金では、本補正の財源調整を行なうものでございます。
 8頁、歳出になりますが、10頁にかけ、それぞれ額の確定による補正でございます。
 簡単でございますが、以上で、国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の説明を終わります。
 続きまして、議案第8号、平成23年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4号)について、ご説明申し上げます。
 歳入歳出予算の補正で、総額に3,314千円を追加し、歳入歳出それぞれ140,141千円とするものでございます。
 5頁、歳入では、見込額の確定による補正及び一般会計繰入金による財源調整、6頁、歳出では、広域連合納付金の額の確定による補正となったところでございます。
 以上で、後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4号)についての説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第9号、平成23年度清水町介護保険特別会計補正予算(第4号)です。
 総額から歳入歳出それぞれ15,486千円を減額し、総額を歳入歳出それぞれ923,584千円とするものでございます。
 5頁から7頁まで歳入となってございますが、介護保険料の収入見込み及び国庫支出金の内示額に基づく歳入額の補正となってございます。
 8頁から16頁までは歳出でございます。
 介護給付費等の支出見込み精算による決算見込額の補正となっております。
 以上で、介護保険特別会計補正予算(第4号)の説明を終わります。
 議案第10号、平成23年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)について、ご説明を申し上げます。
 総額からそれぞれ1,767千円を減額し、歳入歳出の総額を341,355千円とするものでございます。
 同様に5頁の歳入では、使用料等収入見込額の確定、6頁では一般会計繰入金による財源調整、7頁の支出では、決算見込みによる減額補正となったところでございます。
 以上で、公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)の説明を終わります。
 議案第11号、平成23年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第4号)について、ご説明申し上げます。
 総額から215千円を減額し、歳入歳出予算の総額を68,955千円とするものでございます。
 5頁、歳入では、使用料等収入額の確定による補正及び一般会計繰出金による財源調整、6頁、歳出ですが、決算見込みによる減額補正となったところでございます。
 以上で、集落排水事業特別会計補正予算(第4号)についての説明を終わらせていただきます。
 議案第12号、平成23年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)です。
 総額からそれぞれ651千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ136,701千円とするものでございます。
 5頁、歳入では、収入見込額の確定及び一般会計繰入金による財源調整、6頁・7頁、歳出になっておりますけれども、決算見込みによる減額補正となってございます。
 以上で、簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)の説明を終わらせていただきます。
 議案第13号、平成23年度清水町上水道事業会計補正予算(第3号)について、ご説明いたします。
 収益的収入及び支出の補正でありますけれども、収益的収入の既定額から31千円を減額し、収入総額を136,869千円といたしまして、収益的支出の確定額に120千円を追加し、支出総額を96,675千円とするものでございます。
 次に、資本的収入及び支出の補正ですが、収入総額及び支出総額の予算に変更はありませんが、資本的支出に対し不足する財源の補てん内訳を補正するもので、当年度分の損益勘定留保資金42,826千円、減債積立金114千円、繰越利益剰余金処分額20,671千円、当年度利益剰余金処分額18,637千円及び消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,576千円とするものでございます。
 利益剰余金の処分の補正につきましては、資本的収入の不足分財源として予定処分する当年度分の利益剰余金の額を39,172千円から39,208千円に補正するものでございます。
 続いて、収益的収入及び補正内訳についてご説明申し上げます。
2頁、収益的収入の補正でありますが、営業収益である水道料金及び手数料負担金を決算見込額により補正するもので、水道料金389千円を減額し、手数料を76千円、負担金を282千円をそれぞれ増額いたします。
 次に収益的支出の補正でございます。
 1款1項4目、減価償却費、2項2目、消費税を決算見込み用に補正するもので有形固定資産減価償却費31千円、消費税に89千円増額するものでございます。
 以上で、上水道事業会計補正予算の説明をさせていただきます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。

○議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 2点ほどお尋ねいたします。勉強不足でわからない面もありますので、ご理解いただきたいと思います。
 頁数は10頁になります。歳入の部分で分担金と負担金の関係で6,500千円の農業体質強化基盤整備の受益者負担金の説明がございました。
 条例を改正して、今まで国と道が進めていたもの以外の分については、新たにつくって徴収をするというような説明だったと思います。これは今年度23年度の予算ですが、今後、こういった部分というのは相当多くなるのかどうかこのへんはどうなのか1点お伺いします。
 それと23頁の保健予防費の関係です。各種の健診の委託料を見たとおり、軒並み減っております。本来、町民にこの程度の額で受けてほしいということで町民に訴えているにも関わらず、受診率が伸びないということでこういった結果になっているのか、そうではないのか、このへんについて2点お尋ねをいたします。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。
 産業振興課長。

○産業振興課長(八木正明) 1点目の、農業体質強化の事業でございますけれども、先ほども申し上げましたように、土地改良法に基づかない事業ということで緊急的な整備を図るという国の土地基盤整備の事業で、今後のこのような事業というのは新規に起こってくるように感じております。
 この事業につきましては、平成23年度から平成25年度の3か年事業ということで国は考えております。平成23年度の国の四次補正でこの部分の予算付けを国としておりますけれども、今、北海道であれば冬季間なので、繰越明許を行い、平成24年度に事業を実施するというような内容でございます。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(阿部一男) ただいまの保健関係の質問についてですが、受診等については例年でございますけれども、あらゆる機会を通じて、町の広報やそれ以外に電話だとかで受診について呼びかけているところです。しかし、今回、残念ながら減額になりました。ただ、例年と比べて特別多いということではなく、1割減から2・3割減くらい、いわゆる予定していた部分のところでございます。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 議案第14号で、新たに条例をつくることになっておりますけれども、このなかで、第5条に分担金の減額の部分がありますが、免除をしたり徴収を猶予することができるなどこういうことがありますが、これは、どういうことがあったときに「いいですよ」となるのか、今までこのようなことで徴収者がなかなか払っていただけないというようなことがあったのかどうか、わかれば教えてください。

○議長(加来良明) 産業振興課長。

○産業振興課長(八木正明) この免除の規定でございますけれども、この部分につきましては、先ほどの提案理由でご説明申し上げましたように、他の条例でもございます。
 一般的に、ここ数年の冷湿害だとか猛暑程度の部分では、免除しておりません。昨年の東日本大震災、あのように大きな部分であれば免除の部分が出てくると思いますけれども、一般的な冷湿害等の部分では免除に該当しないのではないかと思っているところでございます。

○6番(原 紀夫) 終わります。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
 8番、中島里司議員。

○8番(中島里司) 1点だけです。
 22頁、ここの頁のワクチン接種緊急促進事業補助金として2,899千円減額になっております。これについて減額になった理由は、当初どの程度予定していて、どの程度が接種を受けたのか、種類があるようですので。ようするに、当初予定していた状況と実施した結果の差、私が質問をしているのは子どもにかかわることなのですが、それらについて新年度予算で改善・工夫をして取り組まれたのか、この1項目についてご質問いたします。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。
 保健福祉課長。

○保健福祉課長(阿部一男) ワクチンについては、例えば子宮頸がんワクチン、小学生、中学生、高校生も対象にしております、ヒブワクチンだとか肺炎球菌ワクチンです。これは正規に実施して、23年度が全期間実施し、22年度の後半に補正で組んでこういったものを始めておりますので、1年間みた予算は今回初めてでした。そういう点では、少し多く見積もり過ぎた面があると思っているところでございます。

○議長(加来良明) 8番、中島里司議員。

○8番(中島里司) 予算なので考え方はいろいろあってということになります。私はその見積もりが「良い・悪い」ということではなくて、まだスタートして新しいということで、ワクチンというのは良いにつけ悪いにつけいろいろな話が出ます。特に、小・中学生に関わって、それらについて行政で一方的にやるのではなく、それぞれの学校には養護教員という、子ども達の身体を守るというか、いろいろな部分で相談にのってくれる立場の先生がおられるわけですから、そういう方と保健福祉の担当の方でワクチンのことについて話し合われたようなことはあるのかどうか伺います。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(阿部一男) 特に、子宮頸ガン等のワクチンについては、子ども達と学校教諭だとか、そういったことのなかで大きな結びつきがあり、この事業を大きく始めるにあたって、学校の養護教諭の先生方とも十分な連携を取りながら話し合い、子宮頸ガンワクチンの部分ついては、かなりの精度で実施できたと思っております。
 ただ、先ほど言いましたように、幼児が対象となるヒブワクチンだとか肺炎球菌ワクチンだとか、そういった部分では1年間、初めての状況でございましたので、少し見積もりが多かった部分がありました。もう少し、いろいろななかで、いろいろな方法を通じて啓もう・普及というのは新年度から図っていかなければならないと反省しています。

○議長(加来良明) 8番、中島里司議員。

○8番(中島里司) 課長のお話を聞いていて、いろいろというのではなく、今、私がお話したことを教育委員会と打ち合わせをするということは、父兄の方々が、マスコミ等でワクチンの良い報告が出ればいいのですが、いろいろなお話が出た場合に、役場の保健福祉課に行って直接話すより、学校のなかで養護教員へ、父兄と接する機会が多いので、主体は阿部課長のほうですから、そうであれば教育委員会と養護教員で協議をし、養護教員もいろいろな情報を持っていると思います。そういうものを可能な限り説明して、納得して協力してもらう、父兄に対してもそういった話が出来る状態になれば、悪い噂のほうが流れる傾向があるので、私はワクチンの効果などまったくわかりませんけれども、みたり聞いたりしている部分では、養護教員の先生方にも共有する認識を実行に向けて、より多くの方、またはお医者さんに聞くだとか、そういうようなことで、なんとか実施に向けて、より高い実行率を上げてほしいです。
 そのへんを改めて、新年度に向けてということで答弁をお願いします。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(阿部一男) 先ほども申し上げましたように、子宮頸ガンワクチン等でございますけれども、学校、養護教諭を通じて、こういった措置があるだとか、そういうことのなかでいろいろやってきております。新年度について、そういった部分については徹底して100%になるように頑張ってやっていきたいと思います。

○議長(加来良明) 次に質疑を受けます。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) 次に、一括して討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
 これで討論を終わります。

○議長(加来良明) これより、議案第14号、清水町営土地改良事業分担金徴収条例の制定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) これより、議案第6号、平成23年度清水町一般会計補正予算(第12号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第6号は原案とおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) これより、議案第7号、平成23年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) これより、議案第8号、平成23年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) これより、議案第9号、平成23年度清水町介護保険特別会計補正予算(第4号)についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) これより、議案第10号、平成23年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) これより、議案第11号、平成23年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第4号)についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) これより、議案第12号、平成23年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) これより、議案第13号、平成23年度清水町上水道事業会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。