平成24年度予算審査特別委員会(3月15日_一般会計_総務費(2))
○委員長(口田邦男) これより、第2款、総務費2、51頁から71頁までの先ほど審査した以外の審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば、説明をお願いいたします。なお、発言する際には挙手をし、委員長と呼び発言の許可を求め、初めに職名を言っていただきますようお願いいたします。総務課長。
○総務課長(金田正樹) 総務課長、金田でございます。
総務課が所管をしております、総務費の新年度予算の概要について、ただいま委員長から、特に説明を要する点にということでございますので、目ごとに前年度と比較をして主な増減理由につきまして、ご説明させていただきます。
総務費、51頁です。一般管理費全体で18,237千円の減額でございます。主に、事務事業で一般管理費の人件費を昨年度と比較して20,000千円程度減額しております。
職員数につきましては、昨年度は161名、今年は160名と1名の減でございますが、予算の組み方として24年度は、きずな園だとか保育士の関係で専門職を採用しております。一般職が3名、ここで計上している、これは31名を計上しておりますけれども、昨年は34名計上しておりましたので、その分の減額でございます。なお、職員に関しての詳細は、予算書の付表の229頁以降に給与費明細書を載せてございますので、後ほど参照をお願いしたいと思います。
続きまして、真ん中の総務事務、53頁の下段、表彰事務と合わせて1,755千円程度の増額になっております。これは、開町110年記念式典の経費を計上してございます。
総括で質問されるという質問が、先ほどございましたけれども、開町記念式典が毎年10月1日に開催しております、平成24年度につきましても10月1日に記念式典を開催したいと思います。さらに、これは100年のときにやっていたのですが、高齢者表彰、現在のところ、80年以上町内に在住していただいた方に高齢者の表彰等をしようということで、トータルで1,755千円の増額になっております。
54頁をお開き願います。
職員研修事業、1,413千円、昨年度は1,443千円と3万円の減額になっております。予算的な減額なのですが、今まで一般研修、専門研修と、主に札幌道庁の会場を中心に研修が開催されておりました。昨年も一部あったのですが、特に新年度から、十勝の広域連携により職員研修が開催されます。そういうことで旅費のシステムが伴いません。昨年度よりはこの予算のなかでも、多くの職員に研修を受けてもらえることになるかと思います。積極的に周知をし、自己啓発に努めてもらおうということで予定してございます。
次に、3目の財産管理費、55頁、中段からです。
目全体で122,976千円の減です。まず1番目に、財産管理事務36,953千円が昨年度から比較して増額となっております。
56頁、15番の工事請負費、町有施設の解体工事でございます。旧清美町内にある、旧教員住宅が6棟あるのですが、そのうちの半分3棟の解体をしてまいります。これは2年継続で解体をして、環境整備を図っていくというものでございます。
17番、公有財産購入費、消防庁舎の建設予定地として26,000千円を計上してございます。今後、相手先と交渉をして購入していく予定でおります。
その下の、普通財産改修事業1,373千円ですが、161,000千円の減額でございます。工事請負費で御影診療所の改築・改修工事が終了しましたので、その分が減額になります。
57頁、上から6行目、公用車管理事業でございます。13,391千円、比較して1,500千円の増額でございます。
一番下、18番の備品費2,500千円計上しております。公用車の購入経費でございます。先ほど御影支所の関係で公用車の関係がございましたけれども、今現在使っているのは、平成4年に購入しておりますトラック、特に林務係が主に使っております。造林現場などに行くもので、若干荷物を詰めて4人から5人が乗ることのできるトラックの購入を予定しております。これは中古車を予定しております。2,500千円計上しております。
中古車なので、いつ壊れるか心配ですけれども、6月まで車検なので、積極的に情報を入れて購入していく予定でございます。
67頁をお開き願います。
11目、電子計算費43,538千円の減額です。平成19年に北海道市町村備荒資金組合の資金で整備をした、行政システムの償還が平成23年度で終了したので減額となります。
68頁上段、12目、情報化推進費1,044千円の減額でございます。コンピューターの関係でございます。昨年、古くなったインターネット用のサーバー2台を整備しております。整備が済んだということで本年度は減額しております。
総務費最後になります。13目、災害対策費8,221千円の増額でございます。委託料の分で、地域防災計画の見直し業務、これは事前に送付させていただきました、主要事業施策シートの16頁に詳細について載せてございますが、清水町の防災計画、昭和37年12月に作成しまして、その後、計画の見直し等を行ってきておりますが、大きな見直しはしていないということから、近年、発生している大雨災害ですとか、大地震に対応した計画を全面的に見直す必要があることから、専門的な知識、経験のあるコンサルタント業者に委託をして、計画の全面的な見直しを行うものでございます。
70頁の下段をご覧願います。
18節、備品購入費709千円、災害用備品で見ております。毛布、食料につきましては、従来より毛布は500枚と備蓄しておりました。昨年の東日本大震災の際に、支援物資として提供しました。ご案内のとおり23年度の補正予算で整備をし、さらに24年度において整備をして、最低、毛布は500枚、非常食は、毎年500食ずつ整備をしまして、最終的には2,500食程度を整備・備蓄をしていこうということでございます。
最後の19節の負担金の関係でございます。2,429千円、北海道総合行政情報ネットワーク更新整備でございます。全道の市町村を対象にしている、情報提供システム、気象情報だとか地震情報だとか、その設備の老朽化に伴いまして、整備する負担金でございます。また、全道の市町村が整備をするものでございます。
続きまして、75頁、4項になります。
4項、選挙費、この2目のなかで町長選挙費、任期が25年の2月27日でございます。経費をみております。昨年は農業委員会の選挙費、これは2,000千円ございました。また、知事道議の選挙費で9,000千円、この分が減額で、トータルで5,011千円の減額となります。
以上、総務費に関しまして主な増減理由を説明させていただきました。24年度におきましても、限られた財源でございますので節約に努めながら効率よく運用してまいります。
○委員長(口田邦男) 企画課長。
○企画課長(上出 進) 企画課長の上出でございます。よろしくお願いいたします。
私からは、総務費の企画課関連予算につきまして、目ごとに主な増減についてご説明申し上げます。
59頁をお開きいただきたいと思います。
4目、広報費につきましては、前年度予算額よりも53千円増となっておりますけれども、概ね前年と同額の予算です。
続きまして、60頁に移ります。
6目、企画費につきましては、前年度予算より3,818千円の増額です。右の説明欄の事務事業別で申し上げますと、企画事務は3,563千円で、前年度と比較しますと641千円の減となっております。これは、23年度に新しい総合計画書を印刷いたしました。その分の750千円が減額となっております。なお、23年度より、人材育成専門委員からの提言を受け、実施している「人・四季塾」が1期2年目を迎え、先進地視察などのフィールドワークを予定しておりますので、報償費と職員旅費を含めて208千円を予算計上しております。
次に、62頁の説明欄の上から6段目の、まちづくり推進事務は12,131千円となっており、前年度比較4,459千円の増となっております。増額の主な理由は、報償費として、開町110年を記念してまちづくりをテーマとしたシンポジウムを計画し、500千円を増額、同じく開町110年を記念した商品開発として、町名の由来でもある水をペットボトル化し、ガーデンショーをはじめとするイベントで出品し、町名を広くアピールしたいと考えており、その額が2,000千円の増となっております。他町の例により積算したところですが、可能であれば民間事業者との共同開発も視野に入れて進めたいと考えております。また、ペットボトルのラベルにつきましては、23年度、1年間、中学生を含めた町民によって組織した、新キャラクター製作委員会により決定したキャラクターデザインを取り入れて、清水町を表現し、町の特徴を強くアピールできるものとして進めたいと考えております。
また、事業費の開町110年事業用消耗品費200千円については、役場と支所に看板を設置する予定をしており、現在、北海道芸術高校にそのデザインについてお願いしようと考えております。
次の頁の役務費では、600千円で新聞広告も計画しております。
コミュニティバスにつきましては、昨年、半年分の経費を地域公共交通活性化協議会負担金として2,000千円を組んでおりましたけれども、今年度は64頁のとおり、コミュニティバス運行事業補助金として、年間4,076千円を組んでおります。なお、この金額は、現在運行しております、拓殖バスが国の補助金を受けることを前提として積算しております。
総務省の地域おこし協力隊の制度を活用した、移住交流推進については本年度も実施し、都市からの視点で清水町を見てもらい、清水町の魅力の発信や移住体験の情報提供に加えて、観光の面でも活躍いただくことを考えているところでございますし、平成23年度、報償費として組んでいた経済活性化戦略会議報償費につきまして、昨年度は、牛玉ステーキ丼地域活性化協議会の支援を行いましたが、本年はその分を組んでおりませんので、その分が減額となっております。
また、補助金のなかにある、新婚世帯定住促進事業補助金につきましては、実績に合わせて予算組みをしたところでございます。該当される方が活用できるように、今後もPRしてまいりたいと考えております。
以上、企画課にかかわる前年度予算との増減部分についてご説明しました。ご審議のほうよろしくお願いいたします。
○委員長(口田邦男) これから順次質疑に入ります。
第2款1項1目、一般管理費、51頁から54頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 先ほど、角川委員のほうから、開町110年記念行事の関係で総括的にという話がありましたが、私も全体的に7課にまたがるようなことでありますので、どうやって質問しようかと思っていたのですけれども、基本的なことについてお尋ねしたいと思っております。
記念式典をやるということでございます。当初、110年で記念提案の事業を町民に求めて、4点ほどの提案がありました。これをある程度肉付けをして、その程度でやるのかということで思っていたのですけれども、1,000万円弱、1,000万円になったら目立つからとしたのかどうかはわかりませんけれども驚きました。よくこれだけ考えていただいたと思っておりますけれども、この全体を含めて、これは町民が提案した以外の事業について、これはどういうことでこれだけ広がっていったのかお尋ねいたします。
○委員長(口田邦男) 企画課長。
○企画課長(上出 進) 110年事業につきましては、100年事業が10年経過したということで、さらに成熟した社会を築かせるため、また、次世代に清水町の良さを残していこうということで、9月7日の庁議でその後の進め方を決定したところでございます。大きくは町民のアイディアと職員からもアイディアを募ろうと、また、町長の思いも入れていこうと、そしてそれぞれの既存事業についても、冠事業として提案をいただければ、それにつきましても町民の方に広げていただこうということで、大きく4つの方法で110年事業を組み上げたところでございます。
○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 4つの事業がありますけれども、これは企画課のなかで知恵を絞り、横断幕くらいはかけなきゃならないだろう、広告もやらなければならないだろうということで、このことを考えたのかとなると、これはどういったことでこういうことが出てきたのでしょうか。職員のアイディアでしょうか。
○委員長(口田邦男) 原委員。一般管理費ではございませんので、企画費のなかで質問していただきたいです。
他に質疑ありませんか。
佐藤幸一委員。
○委員(佐藤幸一) 51頁の一般管理費、2節、給料にかかわって、230頁の一般職の総括表についてお聞きします。
各特別会計にもこれらの総括表がありますが、総務費でお聞きしたいと思います。委員長よろしいでしょうか。
○委員長(口田邦男) 全体にかかわることでございますので、総括質疑のときにお願いいたします。
○委員(佐藤幸一) わかりました。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。
奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) 54頁、今回110年にかかわる記念としまして、高齢者を表彰されると、先ほどの説明ですと、80歳以上の方を対象にというところを詳しく教えてください。80歳以上でしたら、全てということですか。
○委員長(口田邦男) 行政管理係長。
○係長(青沼博信) 行政管理係長の青沼です。よろしくお願いします。
ただいまの質問にお答えさせていただきたいと思います。先ほどの前段のほうで、総務課長から表彰の対象者の方の説明がありましたけれども、今回、こちらのほうに予算見積もりを計上させていただきましたのは、本町に80年以上引続きお住まいいただいている方を対象としてございます。
今回、平成24年度に110年を迎えるということなんですけれども、開町100年の際にも同じような基準を持ちまして、80年以上引続きお住まいになった方を表彰させていただいております。表彰の対象になりますのは、80年以上引続き本町にお住まいいただいた方で、90年未満の方が対象になります。90年以上の方は、開町100年のときに表彰の対象とさせていただいておりますので、80年以上90年未満に引続き清水町にお住まいいただいた方を対象としております。以上です。
○委員長(口田邦男) 奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) 対象者は何人くらいいらっしゃるんですか。
○委員長(口田邦男) 行政管理係長。
○係長(青沼博信) この予算の見積もりを作成した段階で、約320名くらいの方が対象になられていると考えております。
○委員長(口田邦男) 奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) 110年にかかわりまして、62頁の...(途中中断)
○委員長(口田邦男) 奥秋委員、54頁までです。
○委員(奥秋康子) 失礼しました。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。
山岸政彦委員。
○委員(山岸政彦) 同じく110年記念のことなんですけれども、記念式典の出席謝礼200千円とあるのですが、謝礼をするような方を呼ぶということなのでしょうか。
○委員長(口田邦男) 答弁を求めます。総務係長。
○係長(神谷昌彦) これにつきましては、現在いろいろな方を調整中ということになっております。特に決まっているわけではございません。場合によっては謝礼が発生する場合も考えられますので、とりあえず200千円を計上させていただいたところでございます。
○委員長(口田邦男) 山岸政彦委員。
○委員(山岸政彦) 有名人を呼ぶということでしょうか。
○委員長(口田邦男) 総務課長。
○総務課長(金田正樹) 有名人ということではなく、町民の方から参列していただいた方が、和やかな雰囲気になってくれるような、例えば、小・中学生の合唱をしてもらうだとか、そういうのを考えております。経費がどの程度必要なのかはわかりません。予算ということで概算で計上させていただいたところです。
決して、有名な人を記念式典でどうのこうのということではございません。あくまでも記念式典に関することなので。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
○委員長(口田邦男) 次に、第2款1項3目、財産管理費、55頁から58頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) お尋ねしたいのは、町有施設の解体工事、1,000万円近くありますが、提案じみたようになるのかもしれません。
今回、特別養護老人ホーム、まだどうなるかはわかりませんけれども、もし建てるとすると、職員の宿舎も不足だという話も昨日されておりました。これは向こうの団地の公営住宅だと思いますが、一つの案として、以前、そういう立場でお話しませんでしたけれども、4軒長屋、あれを中間から二つにして二戸建てにして、そして、住宅として活用すると。1,000万円もかけて壊すのではなく、それを清水町には、優秀な建設業者がたくさんおられるわけですから、活用してはどうなのかと、多額のお金をかけなくてもいかせないのか、こんなことを考えたのですが、それはいい考えだからやりましょうということにならないのは重々承知しておりますけれども、どうでしょうか。
○委員長(口田邦男) 総務課長。
○総務課長(金田正樹) 初めてそういった話をお伺いしましたけれども、元々、教育財産でございました。学校の先生方の住宅です。そこで使用に耐えれないということもあって廃止になりました。そういうことで総務課のほうで普通財産として移管され、今まできております。使用に耐えれないということで判断しています。
○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 今は全く使っていない住宅ですか。下水道についても措置されていない住宅なんでしょうか。清和団地ではないんでしょうか。
○委員長(口田邦男) 総務課長。
○総務課長(金田正樹) 説明不足でした。
日勝峠をのぼって行くところの、田村建設の左手の2階建の元々先生方が入っていた建物です。
○委員(原 紀夫) わかりました。この質問取り消します。
○委員長(口田邦男) その他に質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 次の17項にある、公有財産の購入費2,600千円、以前、担当課長の総務課長から町のほうからほしいということを絶えず起こすと、向こうも安く売ってたまるかということでした。私は、この額ではいかないのではないかと心配しているんです。
このくらいまでの額だったら折れようだとか、5,000万円くらいまではとか、そんな考えは全くないのでしょうか。
○委員長(口田邦男) 町長。
○町長(高薄 渡) ご心配いただきましてありがとうございます。
この件については、雪印旧跡地でございまして、雪印のほうで消防庁舎をというお話を伺って、できるだけ安価でお譲りをしたいというご意見がございました。
ずっと折衝をしておりましたところ、昨年、一旦、元の雪印乳業はいろいろな事故があって分かれて2社に分割されたわけです。そのときは2社のときに対応してきたわけですけれども、1社になるのでもう少し時間をくださいというお話でございました。1社になりましたので、いかがなものかと向こうから取締役生産本部長がまいられました。その結果、不動産鑑定では価格が高いということで結果が出たのですけれども、以前からの口でのお話でございましたけれども、できるだけ安価で提供したいというお話がございました。ただ、2社に分かれて1社になったときの株主等々もございますので、所定の手続きを得ながら準備を進めてまいりたいとお話しております。
私どもとしましては、当初、3,000万円くらいかとお話をしておりましたけれども、できるだけ安くお願いしたいということで2,500万円から2,600万円と言っているわけでありますけども、今後、不動産鑑定を私どものほうで得て、時価、あるいはこれからつくっていくためにはそこにトラックが入るので、コンクリートの通路が出ておりますから、そういうものを取り除く作業だとか、段差がある問題、樹木の問題などいろいろとあるので、そのへんも考慮したなかで不動産鑑定をしていただいて、雪印が不動産鑑定を頼んだ方とどの程度で調整が取れるか、これから協議してまいりたいと思っております
○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 今、お伺いしたところ、一応向こう側が、当初2,600万円くらいなら話してもいいですよとか全く言っていないようなので、いくらになるかわからないと、額的に高ければ手が出ないと、今後、不動産鑑定をした結果ありえるのかという気がするのですが、あまりにも高すぎるとありえますか。
○委員長(口田邦男) 町長。
○町長(高薄 渡) あまりにも高すぎれば考えなくてはならないところもあります。
当初は、消防団とも長く詰めているんですけれども、まちなかでということで計画してみようということになったのですが、あまりにも金額が張るということと、用地が十分でないということもございまして、それで断念せざるをえません。まちなか団地のところも考えたのですが、訓練の場所には少ないということから、もう少し広めにということで、日本甜菜製糖にあたりましたら、日甜は売買はしないということでありました。あくまでもお貸しするということです。契約で何十年計画になるわけですけれども、そういうかたちになるのであれば、雪印があそこを使わないのであればということで、そういう面で考えていきたいとお話したところであります。
当初は2,000万円からスタートしましたけれども、2,500万円から2,600万円という話が口頭で出ましたけれども、そのあとに不動産鑑定をしたところ、若干高く出てきているので、この調整がいかに縮めるかということで協議をなされているところであります。以前は、あそこに企業を持ってきてくれということで、私どもも考えて努力したいのでお互いに頑張りましょうということでしてきましたが、雪印本体が不振であったということからも、なかなかそこまでいけないということから、あの用地は使う用途がないということでございましたので、私どもとしてはそのくらいでいかがでしょうかというお話をしているところであります。
○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 以前、今議会のなかでも、木工所跡地の活用について町長のところには、議会だけではなく、それ以前から買っておいてはどうだと私が話したという人もいるんですが、今思えばあそこを買っておけばよかったというような思いはありませんか。
○委員長(口田邦男) 町長。
○町長(高薄 渡) そのような思いもしましたが、協議をしました。結果としては、あそこに投資していくそれだけのことはできないということで、結論的に断念したのが実態でございます。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。
西山輝和委員。
○委員(西山輝和) 財産管理でお聞きします。
町有財産の民間に貸したりすると、かなり安いと思うのですが、その設定は何年位前に決めたものなのでしょうか。
○委員長(口田邦男) 答弁を求めます。契約財産係長。
○係長(寺岡治彦) 契約財産係長の寺岡と申します。よろしくお願いします。
財産の貸付の算定ですけれども、普通財産の貸付料に関する要綱というのは、平成4年からのものを使っております。
○委員長(口田邦男) 西山輝和委員。
○委員(西山輝和) 平成4年からなので、結構古いと思うのですが、これを見直す考えはないのでしょうか。
○委員長(口田邦男) 答弁を求めます。契約財産係長。
○係長(寺岡治彦) 現在のところ見直しは考えておりません。
管内の他の貸付料につきましても、だいたいうちと同じような貸付の算定を使用しているところでございます。以上です。
○委員長(口田邦男) 西山輝和委員。
○委員(西山輝和) 管内のレベルから同じくらいだと、あまりにも安いのではないかと思うのですが、もう少し見直したほうがいいと思います。
○委員長(口田邦男) 西山委員。これは歳入の関係ですので、そちらで質疑をお願いいたします。
他に質疑ありませんか。
佐藤幸一委員。
○委員(佐藤幸一) 先ほどの、旧教員住宅の解体ですが、あそこには何棟ございますか。
○委員長(口田邦男) 総務課参事。
○参事(西尾 修) 清美町内に建っている教員住宅ですけれども、2階建てが6棟建っております。
○委員長(口田邦男) 佐藤委員。
○委員(佐藤幸一) 先ほど3棟の解体ということでございましたが、あとの3棟はいつ解体しますか。
○委員長(口田邦男) 総務課参事。
○参事(西尾 修) 6棟の建物の解体につきましては、2年間にわたって解体するということで、先ほど総務課長からもお話しがあったかと思います。
○委員長(口田邦男) 佐藤幸一委員。
○委員(佐藤幸一) 解体するということにつきましては、危険ということになりかねると思いますが、危険物ということであれば、なぜ一括で解体しないのでしょうか。
○委員長(口田邦男) 総務課長。
○総務課長(金田正樹) できれば一括が望ましいかもしれませんが、1,000万円かかるんで、できれば優先順位等を考え、2年継続で実施したいということでございます。
○委員長(口田邦男) 佐藤幸一委員。
○委員(佐藤幸一) 終わります。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。
中島里司委員。
○委員(中島里司) 消防庁舎の用地の関係です。確認を含めて2,600万円、算出根拠を聞かせていただきたいです。
○委員長(口田邦男) 総務課参事。
○参事(西尾 修) 先ほど町長からのお話もございましたけれども、雪印側からのお話でありますけれども、当初購入した雪印の資産以下ではお譲りできないということがございました。最低でも2,500万円から3,000万円の間の金額でできればという部分が根拠になるかと思います。
○委員長(口田邦男) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 私が聞いたのは面積、単価など、平米でも坪でもいいのです。それについていくらなのかです。算出根拠を聞かせてほしいです。
○委員長(口田邦男) 総務課参事。
○参事(西尾 修) 雪印の土地については3筆の土地からなっておりまして、平米数ですと、23,759平米という広さの土地になります。固定資産税の評価ですと、宅地ということになり、9,000万円くらいの評価額になります。それを逆算していくと1,000円ということになります。
○委員長(口田邦男) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 先に答弁をいただいたなかで、雪印側は当初買った単価よりは下げられないというようなお話だと聞き取りました。もしそういう話が出ているとした、当初向こうは新地で買っているわけです。購入した後はコンクリートなどが残っているんですよね。そういうものを購入してから、町がそれを除去しなければ、町として使用目的を達成しない土地なんです。
であれば、先ほど町長が言ったように、雪印は買ったときの単価、それは更地だったと、今、町が購入してこれから使用目的を達成するためにこれだけの解体というか、そういうものがかかるという、これが交渉ごとです。そのまま聞くから、売るほうだとそうなるじゃないですか。売るときから高く買ってほしいと、買うときは安くです。だけど、根拠をきちんともてばきちんとした話し合いになるのではないかと思います。
なので、消防庁舎に実際これだけの面積はいらないと思います。だけど土地の事情で全部買わなければならないという話だと思いますが、それであれば、町のなかで2,600万円かけて消防庁舎が建てられる面積を確保するとしたら、2,600万円では土地が買えないのかと思う部分があるので、そのへんをきちんと交渉のなかで、向こうの事情ばかりではなく、購入した後のこちらの事情も含めて話し合ってほしいと思うのですが、そのへんは考え方としていかがでしょうか。
○委員長(口田邦男) 総務課長。
○総務課長(金田正樹) 先ほど数字的なものを示させていただきましたけれども、評価ですと5,000万円から6,000万円になるかと思います。向こうの固定資産の不動産鑑定もそのような数字が出ています。うちのほうも、前段で敷地全体に傾斜もございます。当然平らにしなくてはなりません。それと、もともと駐車場になっていたコンクリートの部分も結構あります。そこらへんで除去の経費がかかるということで、そこらへんを含めて、私どもも不動産鑑定に出しております。そこらへんもお話しておりますので、そこらへんを加味したなかでの数字が出てくると思います。
○委員長(口田邦男) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 消防庁舎は、5,000平米くらいあれば庁舎面積は足りると、5,000平米ですと2,600万円、坪でいったら5万円の坪が買えるんです。町のなかにそのくらいの土地があるのではないでしょうか。
金額的に、町長の話だと、雪印は企業誘致から始まって、いろいろな話をされた経過があるので、そこに到達しているのかと思いながら、そのへんはそういう検討もしたうえでこうだということを、私としてはほしいし、今いった話も流れとしてありきでスタートしている部分を感じるので、こういうお話をしています。町のなかについては検討しなかったということで理解してもよろしいですか。
○委員長(口田邦男) 町長。
○町長(高薄 渡) 経過を説明したいと思いますけれども、町のなかも十分検討しました。あまりに高いです。それで断念せざるをえないということで、あらゆる土地、本通から仲から北側のほう、ホクレンのほうまでも検討しました。結論的にそこしかないということになったわけです。
消防庁舎はそんなに面積はいりませんが、残った土地をどうするかということで、活用を検討していきたいと思っております。私としましては、まだ出してはいませんけれども、できればあそこに興す起業の工場的なものか、それが叶わなければ住宅団地として考えてみてはどうかという方法もありえるということで、残った用地について考え方を持っています。もう一方で、食品の話ですけれども、消防庁舎の空いた土地については、農園的なものもアイディアとして考えられるのではないかということが現状で話をしているところであります。
本当は町のなかでということで、消防団から強い要望がありました。それで町のなかを検討した結果、無理だと。今の現庁舎のところも全部やれればいいのですが、あそこに新しい住宅が入ったりしているので叶わないということです。向かい側の本通の旧中西製麺のところでも用地が足りないということで、5丁目の一角、あのへん一体を全部購入していくということになりますと、額的にかなりかかるし、整備するのにも段差があるというようなことからも、消防の出動に対して難があるのではないかということから断念せざるを得なかったという状況でございますので、ご理解いただきたいと思います。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
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○委員長(口田邦男) 次に、第2款1項4目、広報費、59頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(口田邦男) 次に、第2款1項6目、企画費、60頁から64頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 「人・四季塾」講師謝礼以下、昨年大変多くの議論を重ねて、人材を清水町に育てるという立場から、2年間の計画が組まれております。2年間でどれだけの人材が育つのか定かではありませんが、今後の清水町をしっかりとつくっていこうという、気概に燃えた方が20数名いるということで理解しております。
今回、予算化されて、塾生がフィールドワークをするというまでになっておりますが、1年を経過しようとしている今を見て、当初思っていたように相当いい方向に向かっているという認識をされているのかどうか、このへんのお尋ねをいたします。
○委員長(口田邦男) 企画課長補佐。
○補佐(斉木良博) 四季塾の開催の状況といいましょうか、塾生の状況についてご説明させていただきます。
昨年の6月に第1回の塾を開催し、これまで7回開催してきております。当初は横山元教育長がコーディネーターという職名で携わっていただいていますが、横山コーディネーターから「人・四季塾」の主旨、そういったようなものを講義をして、それぞれの塾生がこの「人・四季塾」の設置内容、塾の学習内容を理解して、いろいろな学習をしていこうという確認をしています。その後、渋沢栄一さんの子孫である渋沢健さんから、清水町の歴史を含めた、これからの展望というようなお話であったりとか、元北海道庁の磯田憲一さんからの地域支援をいかしたまちづくりですとか、そのようなお話をいただきました。それから北翔大学の矢花教授、それから札幌国際大学の吉岡先生などでワークショップ的なことを、まちづくりについての議論、どういったことを考えていったらよいのか、まちづくりのなかで自分は何ができるのかなどの意見交換をさせていただきました。
実施状況としましては、それぞれの塾生が自分のことを、改めて町のなかでできるのかということを積極的に意見を交わしていると考えております。
○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 以前もよく申し上げておりますが、人材というものは1年や2年で育つものではないと思っております。本人がしっかりと自覚をして、やるという意識に燃えて、絶えずそういった士気でいい面を見守ったり、各種の講演等々を聞いて、情報をしっかりと取り入れて成長していく過程のなかにあって育つものではないかと思っております。2年が終わって、その後もまだ足りないから、また2年というのかはわかりませんけれども、一応、2年の間のなかで終えたときに、清水町のなかに真っ先にこういうことで活躍してほしい、活動してほしいというような目標などは設定されているのか、いないのかそのへんはどうでしょうか。
○委員長(口田邦男) 企画課補佐
○補佐(斉木良博) 2年間の塾を終了した後の活動というか、期待についてなのですけれども、この塾は2年間のなかで魅力あるリーダーになってもらいたいということで、各種講座を開催し、平成24年度については2年次に入りますけれども、2年次については、講義を聴くだけではなく、塾生同士で意見交換をしたり、また、塾生が清水町のまちづくりには、このようなことをしたらいいのではないかと考え、最終的には何らかの提案や提言をしていただいて、町民に対してそれを発表するようなスケジュールを考えております。そういったような塾の内容によって、塾生個人がまちづくりに対する意欲やアイディアそのものを実践に対する姿勢を形成してもらいたいと、そのようなことを考えております。
○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 大いに期待しております。
少し前に戻りますけれども、まちづくり計画の推進委員報酬が60千円あります。これは、昨年1年間努力をされて、新たに総合計画ができあがったわけですけれども、このことにご苦労をかけた方の報償だろうと思います。私は、昨年のなかで今年の総合計画ができる前段で、町に対してこういう事業方向に向けて努力してほしいだとか、これはやめてほしいだとか、いろいろなものが出てくるのかと思っておりましたが、そういうことではなく、今年度に入ってから私は一度だけ傍聴させていただいたので、なぜこのようなことになるのかと深い疑問があるのですが、昨年のなかでなぜ開かなかったのでしょうか。
○委員長(口田邦男) 企画課長補佐。
○補佐(斉木良博) まちづくり計画推進委員会については、昨年の8月か9月くらいに委員の公募をさせていただきました。それまでなぜ公募しなかったのかというと、他の仕事に追われてなかなか準備を進めることができなかったという現状でありますが、今年の1月になってから委員を10名ということで委嘱させていただいて、委員会を開催しているところです。
事業についての評価といいましょうか、意見をいただくということも委員会の主旨として1つ考えておりますが、今回のまちづくり計画については、町民の活動についても記載しております。まちづくり計画の町民の活動については、行政がこういうことをしたらいいというよりも、町民自らがこういうことをできたらいいねということを話し合ったり、そういった意識を町民自身に持ってもらうことがいいのかと思っておりまして、その意識付けのためにこのまちづくり計画推進委員会というのをつくっておりまして、1月から各編についての議論を始めたという状況でございます。
○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 努力しているということについては、以前から重々承知しております。今、企画課が総務から分かれていろいろな面で苦労されているということは承知しております。したがって、1年間をかけて苦労してつくった計画が本当に総合計画にいかされているのか、そのことを含めてしっかりとこのなかでやっていただかなくては、何のための会なのかということになりますので、しっかりとやっていただきたいということを申し上げて次の質問に移らさせていただきます。
先ほど、開町110年記念事業の関係があります。この事業は、全般を通して7課にわたりますが、1,000万円弱の予算を組んでおります。10年の事業としてもう少し考えるべきだとして、先ほどお伺いしたところ、80年清水町に住んだ方は相当数いるだとか、表彰を全部するだとか、いろいろあります。それぞれ職員の皆さん、あるいは町長を含めていろいろな知恵を出しあったのかもしれませんけれども、こんなに広くしないで、各事業を絞って、もう少し短縮して質素なものにしていいのではないでしょうか。これは町民の多くの方がそう思っているだろうと思います。企画の担当としてどのように考えておられますか。
○委員長(口田邦男) 企画課長。
○企画課長(上出 進) 110年事業全体のお話で、もう少し絞ってはというご意見ですけれども、それぞれ町民のアイディア、職員のアイディアを、最終的に庁議で決定しております。それまでの管理はいろいろなアイディアがあったのですけれども、それについては、そのなかで絞っていこうということで組まさせていただきました。他の町村についても参考に調べたうえでやってきたおりますけれども、直近で平成23年に本別町で110年記念事業をやっております。1,627万円という需用費がネットに載っております。だからどうのこうのではありません。なんとかできる限り、この110年記念事業が、住民の皆さんの心に残る事業にしたいという思いから、オーバーしない事業で組まさせてもらったところでございます。
○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 今、他町を例に取りましたけれども、昨日もいろいろと言いましたけれども、うちの町と他町は財政状況が違います。何を考えているのかと言いたいです。したがって、やってはだめとはいいませんけれども、10年一昔、ちょっと前だと、100年の時には町民手づくりの劇をやったりといろいろとやったのをよく知っております。つい昨日のような感じでおります。この、たかが10年、なぜこのようなことをしなければならないのかという大きな疑問を持っております。このことについてもしやるとすれば、組み替えてほしいと思っているのですが、いかがでしょうか。
○委員長(口田邦男) 答弁を求めます。町長。
○町長(高薄 渡) 今の原委員の意見を真摯に受け止めているところでございます。
先ほど総務課長のほうからもお話があったかと思いますけれども、記念式典に向けて、以前は第九のメンバーを呼んで式典に花を添えてもらったりしてきました。それから、消防団の出初式の登梯を入れてみたり、いろいろなアイディアがなされました。それらも勘案しながら式典ということに協議されて至ったわけであります。そこの内容を縮小ということについては可能であると思います。例えば、講演会、シンポジウムもありますけれども、直近で講演会というものは開いておりませんでしたので、こういう世の中でありますから、少し心が和むような、笑顔のあるように、住民を元気にしたいというようなものを入れれるものは補助事業でいれるということで、教育委員会のほうからそういうお話をいただいております。
そういう補助事業がすでに、これを110年事業としなくても芸術鑑賞の機会としてやってきているものであります。それに100年という冠をかけてやったということで、実際にはそれが200万円くらいでしょうか。二百何十万円かあるのですけれども、900何万円から700万円となります。あとは高齢者表彰をどうするのかということで、大分議論しているのですけれども、よその町村では。何歳になったらこうで、敬老会にはこうだとあるのですけれども、それらの取り組みが残念ながらできなかったということから、毎年はできないけれども、10年に1回くらいはお示ししたほうが喜ばれるのではないのかというような、優しさのある事業を展開してはどうかということで80年というのを考えているわけです。これも、ものを何にするかということでたくさん議論をしたわけでありますけれども、最低の部分でやらざるをえないのではないかということでございます。
これが、実行予算になるともう少ししめていかなければならないということで考えておりますので、変更は可能です。要するに一般的な健康づくりの講演会もあるし、まちづくりへの講演会もあるので、講演会だけでも2本から3本あるので、その部分をPTA連合会の研修事業と一緒にやるだとか、あるいは他の事業を組んでいくということになると講師料が安くなるので、その部分を節減していくということは可能ではないかと思います。この予算案を出しているから、全てがこの金額でいきませんので、そのへんは十分重視しながらやりたいです。できるだけ抑えていきたいと思っております。
○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) この予算委員会で言われている、総括的な面で言えば各課にまたがるのでいいのでしょうけれども、私はこのものについては町民のほとんどがやり過ぎだと思っています。なぜかというと、昨日も申し上げましたように、町の財政全体を見て、もう少し抑えるべきだというのが一般常識だと思います。介護保険を含めて、今年は基金があったから4,500円でおさまってますが、他の町村を見ると5,200円だとかいろいろと出ております。そういうことを含めて考えると、1,000円でも2,000円でも多く町の財政として残して、あとに引き継ぐという姿勢がなければだめだと思っておりますので、特にそのへんを留意してほしいです。あとの課については、別途また申し上げていきたいと思っているところであります。
次の項目です。
コミュニティバスの運行事業にかかわってであります。私も4回ほど乗せていただきました。私が乗ると、なぜ人が嫌って乗らないのかと、町のなかは結構乗られます。御影は2日乗らせていただきましたが、ほとんどゼロに等しい、同じところをぐるぐる回っています。なんとか乗ってもらえないかと思うくらい、苦しい思いをしました。乗ったがために帰るに帰れなくなって、何度も同じバスでぐるぐる回って、もう二度と乗らないと、このようなことになりました。乗ったのは旭山を往復するだけだったので、これはもう少し工夫して考えてほしいという思いがあります。
そこで、本別町がやっておりますけれども、乗った方が途中で下車するというのも一つの方法でしょうし、今まであまり乗らないような停留所についてはやめて、広げるだとか、いろいろな工夫があると思います。
今、私が言った御影の部分については、運行することに意味があるのだから、乗る人が少なくても、絶えず運行するということを言われればそれまでですけれども、なんとかもう少し良い方法はないかと、担当は苦労されているかと思います。スタートしたばかりで、大変苦労をかけてこのことを実現させたということについては、高く評価するものでありますけれども、以前、角川委員からも言われておりましたように、部活の子どもが御影と本町をまたがっていて、送迎が大変だということで、何とか便乗できる方法はないかとか、いろいろ出ているわけですから、そういうことを含めて鋭意検討を願いたいと思うのですがいかがでしょうか。
○委員長(口田邦男) まちづくり推進係長。
○係長(前田 真) まちづくり推進係長の前田です。よろしくお願いします。
コミュニティバスの利用に関しましては、原委員のおっしゃるとおり、清水巡回線と御影巡回線、それから連絡便を運行しておりまして、清水巡回線のほうは、おかげさまで利用が好調だと報告させていただきます。残念ながら御影巡回線のほうは、利用者が少ないのが現状です。
利用者で組織する協議会がございます。その協議会のなかで停留所、途中下車の考え方についても、今後、バス停の乗り降りの状況を見ながら検討していきたいと思っております。以上です。
○委員(原 紀夫) はい、終わります。
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○委員長(口田邦男) ここで休憩いたします。
○委員長(口田邦男) 休憩前に引続き会議を開きます。
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○委員長(口田邦男) 企画費について他に質疑ありませんか。
山岸政彦委員。
○委員(山岸政彦) 64頁の新婚世帯定住促進事業補助金についてです。今年度24万円の予算計上となっておりますけれども、何人の方を予定しておりますか。
○委員長(口田邦男) まちづくり推進係長。
○係長(前田 真) この補助金は1か月1世帯あたり10,000円ですので、10,000円かける12か月を2世帯みております。
○委員長(口田邦男) 山岸政彦委員。
○委員(山岸政彦) 昨年の予算書を見ると、昨年は600千円予算しておりまして、今回の初日の補正のなかで540千円減額ということで、実際に使われたのは60千円ということで、おそらく1件が半年ということだと思いますけれども、それらしかなかった原因というか、それらは何か考えはありますか。
○委員長(口田邦男) まちづくり推進係長。
○係長(前田 真) この制度が開始されてから、今までで4件の新婚世帯が利用しております。昨年度は事業を実施して初めての年ということもあり、予算を多めに取りました。今年は、残念ながら制度の利用が少なく、3月で1件の新婚世帯の利用しかございません。
清水町は、新婚世帯そのものが平成23年度に23件ある町です。そのうち1件しか利用がないということなのですが、私のほうの分析としましては、この制度はそれぞれの職場で福利厚生のない方を対象にしております。例えば役場や農協など、そういったところは対象にしていないということ、それから公営住宅利用者というのも対象にしていないということ、一般的に所得が低く、なおかつ福利厚生がない方のみを対象にしているので、必然的に利用者というのが少なくなったものと分析しております。
○委員長(口田邦男) 山岸政彦委員。
○委員(山岸政彦) そういう考えであれば、今、1か月1万円ということでしたけれども、例えばそれを増額するだとか、そういうような考えはないでしょうか。
○委員長(口田邦男) 企画課長。
○企画課長(上出 進) この家賃の補助につきましては、新婚という経済的なもので、スタートのときは大変だろうということで設定しましたけれども、その増額については現在のところ考えておりません。こういった施策をやっている町の状況も参酌しながら、少ないから額を増やせば対象が増えるというわけでもないと思います。少しでもこの新婚で定住していただこうという補助金の目的を達成するためだと考えております。
周辺の町も調べまして、この金額が他の町に比べてあまりにも低いようであれば再度検討していきたいと考えております。
○委員長(口田邦男) 山岸政彦委員。
○委員(山岸政彦) 増額ということだけではなく、もう少し利用者が増えるような広報の仕方とか、そういうのも考えていただきたいと思いますけれどもどうでしょうか。
○委員長(口田邦男) 企画課長。
○企画課長(上出 進) 先ほど全体的な予算の説明のなかでも申し上げたとおり、さらに広報等を使って周知していきたいと思います。
仮に、この制度のことを知らなくて受けられないということがないように十分広報していきたいと考えております。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。
佐藤幸一委員。
○委員(佐藤幸一) 62頁の企画費、まちづくり推進事務の賃金についてお聞きします。
移住交流推進員の賃金として2,139千円計上されておりますが、この推進員はどのような業務を行うのかお伺いします。
○委員長(口田邦男) まちづくり推進係長。
○係長(前田 真) 移住交流推進員の主な仕事は、移住に関する仕事全般です。主に都市と農村と交流に関する支援業務、それから移住希望者への住居の紹介や生活関連状況の提供、移住相談の対応、移住希望者等に対する情報発信やイベントの企画実施、清水町移住体験用住宅の受付や調整管理、地域おこしの支援活動として、先ほど企画課長からもお話がありましたように、地域のイベントやコミュニティ活動に積極的に参加していただきます。以上です。
○委員長(口田邦男) 佐藤幸一委員。
○委員(佐藤幸一) わかりました。
これについては、どこから、どのような方の雇用を予定されておりますか。
○委員長(口田邦男) まちづくり推進係長。
○係長(前田 真) 募集の要綱というのは企画課で定めさせていただきます。
昨年、地域おこし協力隊として雇っていた職員が1名辞めました。その後、定期的に募集をかけているのですが、今の段階では道外で東京近郊の方を中心にあたっております。新年度以降は、東京・名古屋、3大首都圏以外にも全国に幅を広げて募集をかけたいと思っております。
○委員長(口田邦男) 佐藤幸一委員。
○委員(佐藤幸一) 移住者の受け入れを行う推進員でしたら、清水町のことをよく理解していただける方でなければ人口は上がらないと考えます。この際、職員の対応が一番よいと思いますが、再度お伺いします。
○委員長(口田邦男) まちづくり推進係長。
○係長(前田 真) 清水町のことをわかっていることが重要なことだというのは承知しております。地域おこし協力隊に求めることは、都市の視点です。私達も移住の仕事に全くかかわらないかというと、そうではありません。その移住交流推進員を清水町の職員としてフォローをしながら、なおかつ都会の方の視点を持って移住者の気持ちに立って対応するということを考えております。
○委員(佐藤幸一) 終わります。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
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○委員長(口田邦男) 次に、第2款1項11目、電子計算費、67頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
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○委員長(口田邦男) 次に、第2款1項12目、情報化推進費、68頁から69頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
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○委員長(口田邦男) 次に、第2款1項13目、災害対策費、70頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
木村好孝委員。
○委員(木村好孝) 昨年の定例会で、防災計画の見直しについていくつか指摘させていただきました。今回、地域防災計画の見直し事業ということで、コンサルタント業者に委託して計画の全面的な見直しを行うということで予算付けされているわけですけれども、ここに書かれている中身で、必要な資料の収集整理、地域特性の整理、こういう特に地域に関連した情報や資料の整理というのは、その部分も含めてコンサルタントのほうに任せられるということでしょうか。
○委員長(口田邦男) 総務係長。
○係長(神谷昌彦) 資料の収集につきましては、あくまでも清水町のデータですので、これは清水町役場の総務課が担当しながらデータ等を業者に分析していただいたり、幸い清水町は災害がなかったということで、災害の経験というものがございませんので、そういった経験だとか、全国的な市町村の防災規約の策定にかかわってのデータだとか、経験を蓄積されている専門家にそういったものを委託しながら、新しく清水町に相応しいような内容として策定していきたいです。そのなかには清水のどういった防災にしていきたいのかという考えを盛り込みながら、実効性のある計画にしていきたいと考えてございます。
○委員長(口田邦男) 木村好孝委員。
○委員(木村好孝) 東日本大震災の教訓なのですが、ここにも書かれているのですが、防災計画の北海道地域防災計画等との整合性、この整合性が優先するあまり、地域の防災計画がさっぱり役に立たなかったのが教訓だと思います。それを心配して、そのへんをお聞きしました。
もう1点なのですが、十勝の防災対策検討会というものが開かれております。避難計画策定に向けて、管内的に情報交流や担当者の具体的な被害想定のイメージをしながら検討してはどうかという意見も出されているのですが、そのへんはどうお考えになっていらっしゃるか、お伺いしたいと思います。十勝総合振興局で5日に開かれている、十勝防災対策検討会議のことです。
○委員長(口田邦男) 総務係長。
○係長(神谷昌彦) その会議につきましては、私が出席しておりまして、年に一度開催してございます。そのなかでいろいろな各機関の取り組み状況や、今後、十勝全体でどういった方向で、全体として防災の目標を組んでいくのかということを各機関が共通認識を持ったなかで、取り組んでいこうということで、年に一度開催しているところです。
○委員長(口田邦男) 木村好孝委員。
○委員(木村好孝) というのは、災害規模によるのですけれども、連携というものがなされていかないと、孤立した事態だとか、大変な事態が起きる要素があると思うんです。防災計画のなかで連携体制というものをはっきり取っていく必要があるのではないかと思ったわけです。
もうひとつあるのですが、これも新聞記事の内容ですけれども、管内的に帯広が中心となっていますが、病院や行政のネットワークがないという指摘があります。そのへんが大きな課題だろうということで出されています。例えば厚生病院ならば十勝管内の大きな一つの施設になっているわけでございますけれども、そこでは十勝における大規模な災害が起きた場合には、収容が不可能だろうという指摘もなされております。となると、地域における病院が、町における病院なり近隣の病院がその役割を果たしていかなければならない状況になってくると、そういうことも含めながら検討を加えていただければと思っているんです。
具体的にいえば、清水赤十字病院では少量で備蓄量が50人かける2日分しかありません。それから、非常用電源の燃料備蓄量は2日間で断水対策の水にかかわってはないというような状況が現実にあるわけで、そういうような状況も含めながら、今後対策を練ってほしいという願いもありますし、そのことも含めて防災計画のなかで具体化されていくのかと思うのですがどうでしょうか。
○委員長(口田邦男) 総務係長。
○係長(神谷昌彦) おっしゃるとおりだと思います。
実際に計画をつくっても、それが実効性のないものであってはならないと思いますので、もし災害があったときに迅速に動けるような体制を計画していかなければならないと考えておりますし、備蓄において、食料2,500食、毛布500枚としておりますけれども、これについて、これが十分なのか不十分なのかわかりませんので、そのへんも検証しながら災害に対応できるような体制を取っていきたいと考えてございます。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ございませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 今、木村委員の質問と似たところがあるのですが、昨年の大変な災害、東日本大震災を受けて、うちの町で蓄えていた災害用の用品を放出いたしまして、今年度、新たに毛布500枚、食料2,500食と備蓄をしておりますが、昨日のテレビ番組で、旭川で体験的に、体育館のなかで真冬のマイナスの気温でどのくらいの寒さで朝まで耐えられるのか、やっているのを見ていました。冬に、もし近隣の芽室町、鹿追町、清水町で大きな災害があったりすると、皆凍え死んでしまうという印象を受けました。
そこで、昨日の感じとして、当初毛布を2枚、体育館に下に物を敷いて横になると、寒くてどうにもならない、そのあと寝袋に入ってみると、それでも毛布2枚では寒いと、朝まではだめだということがありまして、最終的に毛布3枚に寝袋で寝て何とか生き延びたというようなことをやっておりましたので、こうなると夏はどうにもなるのだけれども、冬になったらえらいことになるということから、今、毛布500枚、その他食料品ちょっとなのですけれども、近隣で同じような災害、どういう災害があるかわかりませんけれども、直下型地震がきて4町が大変な災害になったと、助けてほしいときにどうするのかと考えると、今、神谷係長から備蓄を含めてというお話がありましたけれども、これが冬だったら、隣の町村を含めて相当備蓄があればいいのですが、なければ大変なことになるという印象を受けました。どう思いますか。
○委員長(口田邦男) 質問の途中でございますが、委員の皆様にお願いいたします。
質問はなるべく簡潔にお願いします。
答弁をお願いします。総務係長。
○係長(神谷昌彦) おっしゃるとおり、冬に起きれば、規模によりますけれども、毛布500枚で足りるのかという問題、あとは暖房の問題など、特に北海道は出てくると思います。
これまで、そういった災害というものは想定していなかったということもございまして、そういった体制や備蓄については不十分な点があるかと思います。そういったことも含めて、先ほどの防災会議でもありましたとおり、緊急の場合については、自衛隊や道を通じての災害の救援の依頼、開発建設部の依頼など、そういった体制の確認などを行っておりまして、さらに、今後、必要かと思われるのは、民間業者との支援の協定、こういったものも町で備蓄できない部分については、そういった協定を含めながら応援体制を構築していくというようなことも必要になってくると考えてございます。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。
西山輝和委員。
○委員(西山輝和) 今のに関連するのですけれども、清水町の企業で、ある程度、こういった備蓄などをしているところを把握しているのでしょうか。
○委員長(口田邦男) 総務係長。
○係長(神谷昌彦) 現時点では把握してございません。
○委員長(口田邦男) 西山輝和委員。
○委員(西山輝和) これから防災計画をつくるわけですから、いろいろな企業に打診して、発電機はあるのか、そういうものは備蓄しているのか、一緒に考えてその避難場所に指定するだとか、そういうことも大事だと思うので、そういうのをきちんと点検してください。
○委員長(口田邦男) 総務係長。
○係長(神谷昌彦) おそらく、大規模な災害が発生すれば町全体が取り組まなければならない問題かと思いますので、そういったことも十分検討していきたいと思います。
○委員長(口田邦男) その他質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(口田邦男) 次に、第2款4項1目、選挙管理委員会費、75頁から76頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(口田邦男) 次に、第2款4項2目、町長選挙費、76頁から77頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(口田邦男) 次に、第2款5項1目、統計調査費、77頁から78頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
これで、総務費の審査を終わります。