平成24年度予算審査特別委員会(3月16日_一般会計_商工費)
○委員長(口田邦男) これより、第7款、商工費、141頁から145頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。なお、発言する際には挙手をし、委員長と呼び発言の許可を求め、最初の答弁の際には、初めに職名を言っていただきますようお願いいたします。
産業振興課参事。
○参事(真野 篤) 商工費でございますけれども、本年度は136,427千円で、前年度対比で7,359千円の増額となっております。
私のほうからは、141頁の1目、商工振興費、142頁の2目、観光費についてご説明申し上げます。
商工振興費、19節、負担金補助及び交付金です。商工会の補助事業につきましては、町職員に準じた昇給に伴う4人の人件費の増額分としまして、1,361千円増額となっております。本年度、商工会が事業主体となり、実施します、産直と憩いのサロン三丁目広場にかかる施設運営費の補助として、1,736千円を計上しております。また、おはよう商店街運営経費といたしまして、400千円を計上させていただいておりまして、商工会助成金におきましては、総額で3,243千円の増額となっているところでございます。同じく、ハーモニープラザ運営費につきましては、償還金の完了に伴う減額により18,696千円を計上しているところでございます。
商品券事業につきましては、ハーモニーカード会が主管となり、11月上旬から翌年の1月末までうきうき商品券事業を実施しております。これらについては例年どおり1,276千円を計上しております。
地域活性化生活応援券事業ですけれども、平成20年頃より、経済環境の悪化による個人商店の低迷、消費購買の町外流出など商工業者にとって極めて厳しい状況から、補正により対応してまいりました。実施時期につきましては、転出転入の年度末の時期に行っておりましたけれども、いまだ景気回復の実感が見えないなかで、今年度は当初予算より計上しているものでございます。商品券事業については、商工会と一層の連携を図り、消費者のニーズに応えながら進めるものでございますけれども、本年度、従来ハーモニーカード会が実施していた年末年始の時期を、年度末にうつし、そのかわりに地域活性化生活応援券事業を11月から1月末の年末年始に実施するものでございます。
次に、清水町商工業活性化店舗開店等支援事業補助金です。新たに開店される方々が、中心市街地に点在する空き地・空き店舗を活用し、市街地の賑わいを図ることを目的として昨年の4月より施行させていただきまして、昨年は3件の実績がございます。本年度も家賃助成の2年目助成、さらに、新しい家賃助成、土地等の新規取得型店舗改修補助といたしまして予算を計上しているものでございます。さらに、4月から清水町新規開店空き店舗活用開店者支援事業補助金要綱を一部改正いたしまして、当該補助対象者が開店後に新たに雇用した方々に対して、年額で50万円の最長3年間助成するようなことを考えております。なお、清水高校新卒者を雇用した場合には年額でさらに10万円を加算するようなことを予定しております。
続きまして、142頁、2目、観光費でございます。
総額13,853千円、前年度対比で6,739千円の増額となっているものでございます。
開町110年記念観光シンポジウム講師謝礼等につきましては300千円、同じく、同記念事業の消耗品・食料品等について予算を計上させていただいております。印刷製本費につきましては観光パンフレットでございますけれども、国の社会資本整備交付金事業によりまして、6割補助の事業により、52頁の冊子を、予定では「ちびスロウ」というものを1万部作成する予定でございます。
役務費でございますけれども、広告料については、道東十勝の入口、道央圏と道東方面を結ぶ国道274号線の北西部の入口として、従来から清水公園の駐車場のトイレ等のご利用がありますので、そういった誘導を目的に電柱広告等を考えております。さらに昨年発表した「十勝清水四景プラス1」についても、点から線に結ぶ予算を計上しているところでございます。さらに、負担金補助金ですが、北海道ガーデンショー負担金については6月2日から10月8日の間に開催されますが、約20万人の来場者が見込まれるなか、開会準備費、広告費等に高額なお金がかかりますので、ガーデンショー実行委員会からの要請がありました金額等について助成するものでございます。
観光協会補助金については、今年度のガーデンショーをきっかけに、さまざまな町のPRを目的に予算計上をさせていただいているところでございますので、よろしくご審議のほどお願いしたいと思います。
○委員長(口田邦男) 企画課長。
○企画課長(上出 進) 企画課長の上出でございます。
商工費における企画課の関連予算についてご説明させていただきたいと思います。
142頁、1目、商工振興費の右の説明欄の地域活性化事業をご覧いただきたいと思います。19節、負担金及び交付金として企業立地促進補助金については、例年どおり前年度実績見込みにより予算額を計上しているところですが、次の企業雇用促進補助金につきましては、新規事業として組まさせていただいております。
予算に関する資料の25頁に、その事業の概要を載せております。これは、高速道路の開通という、好機を逸することなく町の活性化につなげるため、従来の企業立地促進補助金には該当しない、比較的小規模な企業や個人を対象に起業化を促そうというもので、投資と雇用を要件として町内の建設業への波及効果や定住促進をあわせて狙った制度としております。また当面、5年間の時限としてこの要綱を設けております。状況を5年間でみていきたいと考えております。
当初予算として、新設工場1件で、そこに清水高校卒業生2名が採用されるということを確定して、3,200千円を予算組みしたところでございます。
以上、企画課にかかわる部分の説明とさせていただきました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(口田邦男) これから、順次質疑に入ります。
第7款1項1目、商工振興費、141頁から142頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
中島里司委員。
○委員(中島里司) 企画課のほうから説明があった部分で、142頁の企業立地促進、この中身の金額的な予算付けうんぬんということではありません。今まで、企業誘致というか企業促進、これらに関して苦言的な部分なのです。最近ということではなく時期は別です。
役場職員は企業のために働かない、要するに会社のためにうんぬんということは、役場の職員としては動けないという話を聞いたことがあります。言っている意味はわかりますよね。前に企業誘致のお話をしましたけれども、そのあとにそういう話を聞きまして、うちの町は無理だという感じがしました。それで、今回こういうふうに載っていますので、企業というものに対して私は、考え方を改めてもらいたいという部分で、そういう人がいたとしたらです。町長の声がけで、企業誘致あるいは企業に対してというなかで全てとはいいませんが、町に返ってくるという前提が必ずあるはずです。そういうふうに思えたときは、企業であろうが個人であろうが会社だろうが、積極的に相談に乗り、やっているのではありません。町のために私たちはやらせてもらうという考え方をもつような、改めた考え方を町長の考え方として職員に示していただきたいと考えるのですが、いかがでしょうか。
○委員長(口田邦男) 町長。
○町長(高薄 渡) 中島委員からご質問をいただきましたが、そういうことがあるのかと思いますが、実は私は当初、町長になった時から住民は皆さんお客様というお話をしながら、企業的な感覚でやっていかなければならないというお話もしていますし、もしそういうことを言われているのであれば、再度、職員の皆さんに住民でなくてもこれからなる可能性もあるというかたちで、親切な相談対応をしていくことが、将来的につながる要素になるかもしれませんので、再度そのことを皆で徹底していきたいと思います。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。
奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) 今回、非常に景気低迷だということで、商工会振興事業に当初から5,386千円の予算が組み込まれております。そういうなかで、この予算に対して消費者は500円かける22枚、11,000円だということで、1,000円のメリットが目に見えて、はっきりとわかるのでありがたい話です。商店、事業主さんは手出しはありますか。
○委員長(口田邦男) 商工観光係長。
○係長(高橋英二) 商工観光係長の高橋です。よろしくお願いします。
商品券事業については、2つの商品券事業があるんですけれども、事業所については基本的に3%の手出しを行っております。
○委員長(口田邦男) 奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) 3%の手出しで、事業主は商工会、個々の商店街の方の利益はどのくらいの利益が見込まれていますか。本当にこれが経済の活性化、景気回復につながっているのかが一番心配なのですが、どのくらいの利益になるのでしょうか。それを計算したことはありますか。
○委員長(口田邦男) 産業振興課長。
○産業振興課長(八木正明) この事業については、生活応援商品券事業と、うきうき商品券事業、時期をずらして2つの事業をやらせていただいております。それぞれ発行総額が異なりますけれども、例えばうきうきであれば3,500万円程度、生活応援商品券であれば5,000万円程度の発行総額になります。事業を取り組むにあたって全部販売をしているわけでございますけれども、当然、その発行総額の金額は町外に流出することなく、町内に間違いなく落ちるお金でございます。ただ、生活応援商品券事業については大型店も入っているので、大型店が約50%弱程度の部分がございますけれども、それ以外の部分については、うきうき商品券は全額でございますけれども、町内の商店で使われているという部分からいって、その金額の経済的効果がもたらすというようなことで、担当課として考えているところでございます。
○委員長(口田邦男) 奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) 景気回復にはなかなか望めないと文言としてここにあります。
これらは大変良い制度なのですが、これにかかる印刷代などは町が持っているのか、それとも補助の5,386千円のなかに入っているのでしょうか。
○委員長(口田邦男) 商工観光係長。
○係長(高橋英二) 印刷代については、うきうき商品券の場合16万円程度かかっております。その部分についてはこの補助金のなかに一部入っております。
○委員長(口田邦男) 奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) そういうなかで、景気回復がなかなか見られないというのですが、この商品券は完売できていますか。売れ残ったときは、どのようにしていますか。
○委員長(口田邦男) 商工観光係長。
○係長(高橋英二) 商品券については完売しております。
○委員長(口田邦男) 奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) それでは次の質問をさせていただきます。
商工業活性化店舗の支援補助金なのですが、今年度は3,928千円予算化しておりますけれども、昨年はありがたいことに3件の実績があったということなのですが、これらは空き店舗の活用の事業なのですけれども、補助金制度の概要、どういうかたちで3件にどのくらいの補助金をあげたのか内容を教えてください。
○委員長(口田邦男) 産業振興課参事。
○参事(真野 篤) 23年度というかたちでよろしいかと思いますけれども、清水市街の一事業所、賃貸による開業者に対しては店舗改装がございまして、100万円の助成をしております。それから、9か月の家賃助成をしております。御影の市街地で土地・建物を取得して12月に開業された物件に関しては、200万円の取得に対する助成をしております。さらに、昨年繰越しで補正予算を組みましたけれども、今年5月に開店する予定の事業者もございます。それについては、200万円の予定でございます。
○委員長(口田邦男) 奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) 補助を受けるときの細かい取り決めはありますか。
○委員長(口田邦男) 産業振興課参事。
○参事(真野 篤) 交付にあたっては要綱で定めておりますし、商工会とも協議をさせていただきながら、新しく開業される方々の指導的な部分も含めて、商工会よりある程度添付書類を揃えて提出させていただいて、私どもが内部でチェックをして回答しているところでございます。
○委員長(口田邦男) 奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) この事業主が補助金を受けた場合、何年も経過せずにやめられた場合の取り決めはありますか。
○委員長(口田邦男) 産業振興課参事。
○参事(真野 篤) 一応、申請をして補助金を受けた後、5年間については継続的な営業をお願いしております。それが破棄されたり、守れなかった場合には、一部もしくは全額の返納というようなことをうたっております。
○委員長(口田邦男) 奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) その5年間の間に、1年か2年後になんらかの都合で3か月か、半年か休業された場合は対象になりますか。
○委員長(口田邦男) 産業振興課参事。
○参事(真野 篤) 細部の施行的な部分は条項に記載されておりませんけれども、その都度、協議をさせていただきながら、最終的には町長の判断になりますので、よろしくお願いします。
○委員長(口田邦男) 奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) 町長の判断もよろしいのですが、こういう事業は初めてだったのですが、過去にフロイデの関係で、要するに今は少し都合が悪くて、ボイラーが故障して休んでいる。何らかの都合で休んでいると5年の約束がいまだに果たされないという事実がありますので、これらもそこらへんの詳細に取組みを、それこそ皆さんの血税からこれを補助してあげているという部分において、責任を持って事業主も行動をしていただきたいので、詳細に条件としてあるべきだと思いますが、そこらへんの考え方はありますか。
○委員長(口田邦男) 町長。
○町長(高薄 渡) 悪いところは全て改正されます。しっかりと細かくたてます。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。
西山輝和委員。
○委員(西山輝和) 商工振興事業で三丁目のことでお聞きします。
24年度もそのまま引き継いで営業していくということで、商工会と町とお話合いは持たれたのでしょうか。
○委員長(口田邦男) 産業振興課参事。
○参事(真野 篤) 昨年、前回の補正の協議後におきましても、24年度の取り扱いといいますか、運営につきましては私どもも協議させていただいております。
○委員長(口田邦男) 西山輝和委員。
○委員(西山輝和) それであれば、今年度、もし昨年度と同じように赤字ができた場合は、また町から負担をするだとか、そのへんもきちんと決められているのでしょうか。
○委員長(口田邦男) 産業振興課参事。
○参事(真野 篤) 今年度、人員的な支援といたしましては、国の緊急雇用で1人雇用ということで、12か月充てています。さらに、22年・23年度の夏場における地場野菜の販売額等においては、なんとか半年、もしくは7か月以上の運営ができるということでございますので、24年度については、先般補正させていただいたように、冬季間の野菜等の品薄にかかわる部分で収益が落ちるということに対しての助成を考えております。
○委員長(口田邦男) 西山輝和委員。
○委員(西山輝和) わかりました。
それで、またこの予算をみてやっているわけですよね、その他に今年度みたいに赤字になったから助けてくれといわれたら、また出すんですかということを聞いています。
○委員長(口田邦男) 産業振興課長。
○産業振興課長(八木正明) 三丁目広場の実験店舗については、今年度も170万円ほど、商工会の補助金のなかでみさせていただいております。この金額については、商工会として3年目の実験店舗、最終年という位置付けのなかで、年間を通しての営業を行うという部分での予算組みのなかでの170万円程度の予算でございますので、そのなかで赤字が出たから補てんするだとかというかたちに基本的にはなりません。年間の事業計画のなかで170万円という部分が出ておりますので、基本的には赤字が出たから補てんするという部分は考えておりません。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 私も臨時議会で8点にわたってしつこくお尋ねした経緯がありますので、このことについてお尋ねさせていただきたいと思います。
今、課長の方から173万円ということですけれども、以前、1日でも多く開けたいということで実証店舗ということでありました。以前、補正予算を認めた2月・3月について、商工会等でこの2月・3月についても検証をしながら運営していると思いますけれども、この2月・3月で売店のなかで構造的なものなど、その他諸々出している商品だとかということで、変化はあるのでしょうか。
○委員長(口田邦男) 産業振興課長。
○産業振興課長(八木正明) 基本的には、この間の臨時会でも申し上げましたけれども、例えば旧姉妹町の商品を扱うだとかという部分で、話はまだ具体的に進んでおりません。ただ、24年度の3年目の実験店舗ということで、そういう部分も含めてやっていくという商工会のお話でございますので、それに向けて事業展開は図られるものと思っております。
2月・3月の部分につきましては、2月は住民に三丁目広場の存在が知られていない部分もあるということも含めて、チラシについて新聞折込した経過がございます。そのときには各個店で扱っている商品を品揃えして、贈答品等にもご利用くださいというような内容も含めて、住民周知をさせていただいたところでございます。
○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 私も以前申し上げましたとおり、一部は利用させていただいているのですが、以前から見ると、以前まったくなかった冷凍庫のなかが空っぽだとか、こちらにも何もないという状況がありました。その後、復活して集めて売っているという感じが見受けられましたが、依然として私が行くときは誰もいません。私はパンを買いにいくのですが、野菜も少々売っておりますが、私の野菜のほうがいいと思い、買わないのですが、お客さんをどうやって集めるかということでチラシを入れたと言われました。チラシを入れた結果、効果が相当あっただとか、変わらなかったということについてはどうなんですか。
○委員長(口田邦男) 産業振興課長。
○産業振興課長(八木正明) チラシを入れた後、お客さんが増えただとかという部分ではお聞きしておりません。ただ、そういう努力が、一人でも二人でも多くの方々に来店いただけるようなことにつながると思いますし、また、多くの品揃えをして町民の方々に見ていただいて、一つでも二つでも買っていただくような事業展開は、24年度は絶対必要な部分だと思いますし、その部分について商工会が実験店舗として年間営業するという部分でやっていくものと思ってございます。そのための170万円を予算計上させていただいたところでございます。
○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 先ほど、奥秋委員からもありました、商品券の関係です。
これをスタートしたときは、私も買ったことがありますが、飛ぶように売れてすぐに無くなったというような状況だったと思います。昨今は、再度「あります」というチラシが何度も入ったりしていますが、売れ行き状況については、先ほど完売していますということでしたけれども、以前から比べて、相当落ちているのではないかと認識しているのですが、担当課においてはどういう認識なんでしょうか。
○委員長(口田邦男) 産業振興課参事。
○参事(真野 篤) 家電のエコポイント等の期間中においては、かなり高額な部分もありましたので、利用があったみたいですけれども、かなり残っていますが、枚数的に中途半端といいますか、小額な部分です。第2弾のチラシを入れるほどの枚数も残っていないというような状況ななかで、ある程度口コミや個店において売れていないようなこととをお客さんに話しながら買っていただいているということが、過去にあったようです。
○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 今、言われたように、大型店で半分ぐらい利用していると、これがなければ惨めなかたちになると思います。それで、以前私はよく言ったのですが、商品券を買える人はいいと、なかなか手を出せないという層が、非課税世帯を含めて、表現が悪いですが、妬みというか、そういうことを言っている人が結構います。今言われたように、大型商品、電気製品を買うために早く売ってくれないかと待っていたところ、聞いたら、7万円から8万円する電気のくわない蛍光灯を買おうとしている人だとか、高額の商品を買う人が多いと見ております。
そこで、一番安いものを買いたい、日用品でも買いたいと、今買えば、フクハラやいちまる等々でも使えるのでいいのですが、買いたくても買えない層に対して、何らかの別な方法で、今はガソリンや灯油が高くなっているので、今回はこういうかたちですけれども、手を打つ方法はないのでしょうか。
○委員長(口田邦男) 産業振興課長。
○産業振興課長(八木正明) 買えない方の部分の対応はどうかというようなお話かと思います。うきうき商品券、生活応援商品券の部分については、上限が10万円以内だとか、昨年実施したうきうき商品券は7万円で設定をさせていただきました。
7万円でないと買えないという意味ではありません。7万円が上限で、1万円から買えますので、その部分について誤解されている方もいらっしゃるかもしれません。そういう部分で実施するときにはわかりやすく記載させていただきたいと思います。
それとあわせて、生活保護の世帯の方についても、支給日が毎月決まっております。うきうき商品券事業もそうだったのですが、生活応援商品券事業も支給日に合わせたようなかたちで、支給日から2週間・3週間の発行になると買えないこともありえますので、そういう部分では、発売日の設定の工夫、商工会と協議をさせていただいて、今、現在行っているところでございます。
また、上限額の設定についても、役場の組織内、庁議のなかでもご意見がございました。そういう部分についても24年度以降の事業を行うなかで商工会とよく協議をさせていただいて、実施に向けて検討していきたいと思います。
○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) わかりました。
買いたくても買えない層を含めて、配慮していただきたいと思います。
次の質問です。頁数は142頁です。
1点お尋ねしたいことは、帯広で私の同級生の集まりがありまして、飲んだなかで農家の方から出たことなんですけれども、町長が何かを試食して、アスパラガスの擬葉を使ってやっている、産業クラスターの関係で清水町が新聞に載りましたよね。アスパラをつくっている農家の同級生がいまして、「お前のところの町で、アスパラの葉っぱを全部刈っているけれども、あんなことをしていいのか」と言われたので、言われてみたら私もアスパラをつくっています。本当は邪魔になるから本当は刈りたいのだけれども、アスパラの葉だけは刈ってはいけないと言われていたので、みったくないけれども刈らずにいるんですよね、刈ることによってアスパラの生長に対して影響があるといいますが、私はそういうことを言われたので刈らずにいたのですが、「葉を刈ってしまうと困るでしょう」ということを言われたので、「畜大の先生や専門家が言ってやっているんだから心配ないと」言ったのですが、「それは変だ」という方がおりました。「今度聞いてみる」といいました。このへんの見解をお聞かせください
○委員長(口田邦男) 商工観光課係長。
○係長(高橋英二) 産業クラスター研究会で2年位前から、アスパラの擬葉の加工について研究をしております。今年、帯広畜産大学と帯広信金の連携事業に採択され、アスパラの擬葉の粉末の研究をさせていただいております。委員のご質問にありましたアスパラの部分ですが、擬葉の刈り取りについてですが、私は詳しく存じておりません。聞いたところによりますと、あまりアスパラを伸ばしておくと、ハウスのなかで倒れてしまいます。それを防ぐために1メートル20センチくらいで管理するというお話を聞いております。
○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 初めて聞きました。1メートル20センチくらいで刈り取ることによって、生長に支障がないということを聞いたのですか。
○委員長(口田邦男) 商工観光係長。
○係長(高橋英二) 説明が足りなくてすみませんでした。
倒れるのを防止するのに、1メートル20センチでカットしているということで聞いております。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。