平成24年度予算審査特別委員会(3月19日_国保特別会計)
○委員長(口田邦男) これより、議案第24号、平成24年度清水町国民健康保険特別会計予算、252頁から282頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。特に説明を要することがあれば説明願います。町民生活課長。
○町民生活課長(佐藤典隆) 国民健康保険特別会計の概要についてご説明いたします。
予算の総額は1,355,000千円で、前年度予算に比べ46,000千円の減額となっております。減額の理由としましては、歳出の保険給付費、それにおける療養給付及び高額療養費の減額などが主な要因となっております。
歳入歳出の主な内容につきましてご説明申し上げます。
初めに歳入からご説明いたします。252頁をお開き願います。
1款、 国民健康保険税は375,000千円で、前年度とほぼ同額を計上してございます。
2款1項1目、療養給付費等負担金は240,551千円で、前年度に比べ56,125千円の減額となっておりますが、これは、国の負担率が34%から32%に改定されたことによるものでございます。
また、2項1目、財政調整交付金は16,000千円で、前年度に比べ44,000千円の減となっておりますが、これは普通調整交付金において、近年の交付実績を勘案し減額したことによるものでございます。
254頁をお開きください。
3款、療養給付費等交付金35,001千円で、前年度に比べ25,000千円の減額となっております。近年の退職被保険者の医療給付の動向により計上してございます。
次に、4款、前期高齢者交付金は327,931千円で、前年度に比べ110,467千円の増額となっておりますが、これは平成24年度の概算交付分が高齢者給付実績額の伸びなどを理由に42,000千円増額され、さらに平成23年度において約50,000千円が差し引かれていた、平成22年度の概算交付額に対する確定交付金が逆に18,000千円加算されたことが主な要因となってございます。
次に、257頁をご覧ください。
6款、共同事業交付金は、1項1目、高額医療費共同事業交付金及び、2目、保険財政共同安定化事業交付金につきましては、前年度に比べ33,700千円の増額となっております。対象となる医療費の動向から近年の交付実績を勘案してそれぞれ増額となってございます。
259頁をご覧ください。
8款、繰入金につきましては、1項1目、一般会計繰入金、112,038千円、前年度に比べ35,269千円の減額となっております。これは、前期高齢者交付金の増額や保険給付費の減額などにより、前年度に比べて収支不足額が小額となったことにより、その他一般会計繰入金が前年度に比べて30,000千円減額となったことが主な要因でございます。
また、2項1目、国民健康保険基金繰入金3,000千円ですが、前年度に比べて36,824千円が減額となってございます。これにより、平成24年度末の基金残高は37,905千円となる見込みでございます。
以上、歳入についてのご説明とさせていただきます。
続きまして、歳出につきましてご説明いたします。266頁をお開きください。
2款1項1目、一般被保険者療養給付費は前年度に比べ36,000千円の減額及び、2目、退職被保険者等療養給付費8,000千円となってございます。近年の医療費の動向により減額してございます。
次に272頁をお開きください。
3款1項1目、後期高齢者支援金は171,124千円、前年度に比べ10,889千円の増となっています。要因としましては、国から示される平成24年度の後期高齢者支援金1人あたり負担見込額の増額が主な要因となってございます。以上が、歳出についてのご説明といたします。
以上、国民健康保険特別会計の概要説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○委員長(口田邦男) これより、歳入歳出一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。
木村好孝委員。
○委員(木村好孝) 今の説明のなかで、国の国庫負担率が34%から32%減になるという説明があったのですが、直接、町の国保会計への影響はないということで押さえてよろしいのでしょうか。
○委員長(口田邦男) 国保係長。
○係長(高野勝仁) 国保係長の高野でございます。よろしくお願いいたします。
ただいま委員からご指摘がありました、国庫負担率の減額に伴い2%分落ちたわけなんですけれども、これにつきましては、北海道調整交付金にその2%分が上乗せされるという通知が来ておりまして、その旨の予算積算をしております。以上です。
○委員長(口田邦男) 木村好孝委員。
○委員(木村好孝) 道の調整交付金が7%から9%に増えると、それで差し引きないと押さえていいんですね。
○委員長(口田邦男) 国保係長。
○係長(高野勝仁) 基本的にはそのような考えにたてると思いますが、北海道の調整交付金につきましては、普通調整交付金、特別調整交付金と2つに分かれておりまして、そのうちその2%分がどちらのほうにのせられるかということは、はっきりしていないということであります。単純に国庫負担分、2%落ちた分をそのまま北海道調整交付金にのせるということはしていません。ある程度落としたなかで安全圏で見込んでおります。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
これで、議案第24号、平成24年度清水町国民健康保険特別会計の審査を終わります。