北海道清水町議会

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平成24年度予算審査特別委員会(3月19日_一般会計_消防費)

○委員長(口田邦男) これより、第9款、消防費、160頁の審査を行います。
 担当課長に申し上げます。特に説明を要することがあれば説明をお願いします。

○委員長(口田邦男) これから質疑に入ります。
 第9款1項1目、消防負担金、160頁の審査を行います。
 質疑ありますか。
 木村好孝委員。

○委員(木村好孝) 定例会の行政報告のなかにも、十勝圏における消防広域化の経過があります。さらに、予算に関する資料のなかにも、今回のデジタル化についての説明があります。その予算の資料のなかに、十勝圏域におけるデジタル化整備にあたって、財政的メリットから十勝管内市町村の共同整備を進めるものとするとあるんです。西十勝消防組合の予算のなかに2年間整備で組み入れられています。
 今回の国の緊急防災減災事業で6,300億円が計上されて、防災のまちづくりに全面的に活用する財源として提起されております。同時に広域化とデジタル化を進めていた釧路では、広域化を見送り、デジタル化にかかわって市町村単位でこの予算を使ってデジタル化に進むということが決定しています。その予算を使うということを、お考えにならなかったのかどうかお伺いしたいと思います。

○委員長(口田邦男) 財政係長。

○係長(藤田哲也) 今、ご質問のございました、広域化のなかに国のほうの予算としての緊急防災減災事業を活用するかということでございますけれども、まず、今回行う十勝広域の部分については、基本設計と伝搬調査でございます。これの事業部分については、現在、国が6,800億円、この事業の部分については、おそらく充当ができません。通常、補助事業や起債事業というものについては、基本設計という範疇のものについては充当がない補助は受けられないと、実施設計以降、建設関係費について、そういった補助、起債制度が活用されてくるものでございます。十勝全体の動きにつきましては、24年度に基本設計と伝搬調査を行っていくわけですけれども、十勝広域といたしましても、25年度以降、実施設計さらに整備と進んでまいりますけれども、このなかでは補助事業の活用、防災の整備にかかわる起債といったようなものについて、検討されていくことになろうかと思います。このなかで、その時点での国の減災といった防災予算についても、活用を図っていくということで進んでまいるかと考えております。

○委員長(口田邦男) 木村好孝委員。

○委員(木村好孝) その部分では了解したのですが、私が思ったのは、共同化を進めていくのに、財政的には単独化よりも安いということで共同化を進めていったのですが、釧路市の場合は、20億円単独でかかるのだけれども、それで共同化を進めていました。現実に今回の予算配置のなかでは、10億円で設備できるということで、従来の共同化の資産よりも安くなるということで踏み切ったんだと思います。国の制度の活用で、今回の補助事業の持ち出しが今までのよりも非常に少ないです。そういう提起がなされているので、今後、このなかにも北海道が策定を進めている無線整備全体計画への反映をはかるということで、行政報告がされています。
 今のお答えにあわせてもう1点お聞きしたいのは、今後のなかで、この北海道が策定している無線整備全体計画が策定された場合に、各市町村あるいは十勝管内の広域化の部分も含めて、予算配置も含むものなのかどうかをお聞きします。

○委員長(口田邦男) 財政係長。

○係長(藤田哲也) 十勝の広域のデジタル無線が、北海道の計画に、予算の部分も道の計画に組み込まれてくるかということかと存じます。これについては、おそらく道の計画には金額補助なり、そういった部分につきましては、掲載されないのではないかと考えております。

○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
 これで、消防費の審査を終わります。