北海道清水町議会

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平成24年第3回定例会(6月13日_日程8)

○議長(加来良明) 日程第8、議案第43号、平成24年度清水町一般会計補正予算(第3号)の設定について、議案第44号、平成24年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第45号、平成24年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第46号、平成24年度清水町介護保険特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第47号、平成24年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第48号、平成24年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第49号、平成24年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第50号、平成24年度清水町上水道事業会計補正予算(第1号)の設定について、以上8件を一括議題とします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。副町長。

○副町長(金田正樹) 一括して提案理由の説明を申し上げます。
 議案第43号、平成24年度清水町一般会計補正予算(第3号)の設定について、ご説明を申し上げます。
 総額に歳入歳出それぞれ50,510千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7,308,008千円とするものでございます。
 歳入よりご説明を申し上げます。
 7頁をお開き願います。
 12款1項3目、教育費負担金につきましては、本年度の年間給食日数につきまして、小中学校との協議の結果、当初予算計上分を上回ることとなったことから、学校給食費負担金781千円を追加するものでございます。
 14款1項1目、民生費国庫負担金につきましては、本年4月から子ども手当が児童手当へ制度移行したこと及び支給対象児童の見込人数により、国庫負担の子ども手当負担金89,913千円を減額し、児童手当負担金を84,677千円追加するものでございます。
 14款3項1目、総務費国庫委託金につきましては、外国人在住管理制度が本年7月9日より、外国人登録事務から中長期在留者住居地届出等事務に変更されることに伴い、事務委託金の交付決定があり、外国人登録事務委託金を10千円減額し、中長期在留者住居地届出等事務費委託金161千円を追加するものでございます。
 2目の民生費国庫委託金につきましては、特定扶養控除にかかる税制改正に伴い、国民年金免除申請等を管理する国民年金システムの改修費用に対し、国民年金事務費委託金が交付されることから420千円を追加するものでございます。
 8頁にまいります。
 15款1項1目、民生費道負担金につきましては、国庫負担同様子ども手当の制度移行及び支給対象児童の見込人数により、子ども手当負担金を20,796千円を減額し、児童手当負担金を19,100千円追加するものでございます。
 同じく2項5目、農林業費道補助金につきましては、就農人口の確保をはかり、就農間もない農業者の支援のため、新規就農や経営移譲を受ける青年農業者等に対し、年齢・所得など一定要件のもと、一人あたり年額1,500千円を限度に、給付金を交付する青年就農給付金事業が創設されたことに伴い、青年就農給付金事業補助金4,500千円を追加するものでございます。
 17款1項2目、特定寄附金につきましては、清水町農業振興公社の解散に伴う残余財産の寄附50,490千円と、いきいきふるさとづくり寄附2件1,100千円を合わせまして51,590千円を追加するものでございます。
 農業振興公社につきましては、本年3月末をもって解散し、清算事務を行っていたところですが、清算による残余財産につきましては、担い手対策事業を実施する町に全額寄附されることが、公社清算委員会及び評議委員会で決定されているところであり、特定寄附金として補正予算を計上するものでございます。
 9頁以降の歳出にまいりますが、初めに人件費の補正につきまして、一括してご説明いたしますので、26頁をお開き願います。
 給与費明細書、1特別職につきましては、長等の区分欄の共済費が174千円減額となってございます。共済費負担金につきましては、北海道市町村共済組合より示される負担金率により算定するものでございますが、現在、国民年金法等の一部を改正する法律案が未成立となっており、基礎年金拠出にかかる、公的負担金率が一時的に低くなることとなったための、減額となってございます。
 27頁、2一般職でございますが、4月1日付の人事異動等によるものでございます。職員数につきましては、退職による1名減と、介護保険特別会計の異動による1人減により、補正後で145人比較、2人の減となってございます。
 給料につきましては、職員数の減等により、2,515千円の減額、職員手当につきましても、職員数の減等により53千円の減額となってございます。
 共済費につきましては、先ほども申し上げましたとおり、国民年金法等の一部を改正する法律案が未成立になっていることから9,901千円の減額となってございます。
 なお、基礎年金拠出にかかる公的負担金率は、国民年金法等の一部を改正する法律案の成立時には引き上げられ、4月分共済費から適用されることになりますので、北海道市町村共済組合からの通知後に増額補正を要する見込みでございます。
 28頁につきましては、給料及び職員手当の増減額の明細となってございます。
 9頁にお戻り願います。
 ただいま、人件費にかかわります補正予算をご説明申し上げましたので、各目に計上する人件費につきましては、ご説明を省略させていただきますので、あらかじめご承知いただきますようお願い申し上げます。
 9頁のなかほどから下になります。
 2款1項1目、一般管理費、8節10番、開町110年式典出演謝礼200千円、同じく11番の開町110年記念高齢者表彰の1,008千円の減額につきましては、開町110年記念事業の見直しにより減額するものでございます。
 次の10頁にかかります。3目、財産管理費、旧松沢小学校暖房改修工事ですが、NPO法人松沢の郷に貸付している、旧松沢小学校の暖房パネル等が老朽化により不具合を生じております。その点の改修を要することから4,850千円を追加するものでございます。
 同じく10頁、6目の企画費、25節10番、いきいきふるさとづくり基金積立金は特定寄附金1,100千円を基金積立金として追加するものでございます。
 8節14番、開町110年記念まちづくりシンポジウム事業報償200千円の減額及び15番、開町110年記念商品開発事業報償2,000千円の減額につきましては、事業の見直しによる減額です。
 11頁をとおり12頁にまいります。
 3款1項3目、老人福祉費につきまして、介護保険特別会計の補正に伴う繰出金の追加でございます。
 9目、国民年金事務費につきましては、歳入でご説明申し上げました、特定扶養控除にかかる税制改正に伴う国民年金システム改修委託料420千円を追加するものでございます。
 14頁にまいります。
 3款2項3目、児童措置費につきましては、子ども手当から児童手当の制度移行及び支給対象児童の見込人数による給付費の補正でございます。子ども手当で131,505千円、児童手当で122,880千円を追加するものでございます。
 5目、きずな園運営費、15頁上段、きずな園運営事業の部分でございます。職員の退職に伴い、臨時指導員1名を任用するため、臨時職員共済費・臨時職員賃金をあわせて2,480千円を追加するものでございます。
 6目、学童保育所運営費でございますが、臨時保育士の配置により臨時共済費・賃金委託料あわせて1,628千円の追加でございます。
 4款1項1目、保健衛生総務費、16頁上段になります。28節10番、国民健康保険特別会計繰出金2,199千円の追加、12番、後期高齢者医療保険特別会計繰出金69千円の減額につきましては、それぞれ特別会計の補正に伴う、繰出金の補正でございます。
 2目、保健予防費、8節16番、開町110年記念健康づくり講演講師謝礼200千円の減額につきましては、事業の見直しによる減額です。
 4目、水道施設費につきましては、特別会計の補正に伴う簡易水道事業特別会計繰出金186千円の減額でございます。
 17頁にまいります。
 6款1項3目、農業振興費、19節46番、青年就農給付金事業補助金につきましては、歳入でふれた青年農業者支援補助事業の創設に伴う補助金4,500千円を追加するものでございます。
 18頁にかかります。
 25節10番、農業後継者育成基金積立金につきましては、農業振興公社の解散に伴う残余財産の特定寄付を受け、担い手対策事業の財源として活用してまいりますことから50,490千円を追加するものでございます。
 同じく18頁、4目、畜産業費につきましては、国において飼料生産拠点育成地区推進事業が創設されたことに伴い、農協を主体とし、町・関係機関による飼料自給率向上協議会を設立したところでございます。この協議会におきまして、サイレージの発酵品質調査等を実施いたしますことから、協議会活動費用の負担として50千円の負担金を追加するものでございます。
 下段になります。
 8目、集落排水事業費につきましては、集落排水事業特別会計の補正に伴う繰出金の減額です。
 20頁に飛びまして、一番下になります。
 8款3項1目、河川改良費につきましては、鹿追町との町境を流れる鎮練川の道路横断管が昨年末より破損し、5月の降雨により破損が拡大したため修復を要する状態となってございます。修復につきましては、鹿追町と協議をし、修復費用を2,700千円とし、本町と鹿追町がそれぞれ50%の割合で負担することで修復工事を進めていく計画でございます。工事発注は鹿追町が行い、本町は負担金を支出するものとして、工事負担金1,350千円を追加するものでございます。
 21頁にまいりまして、中段になります。
 8款4項3目、公共下水道費につきましては、公共下水道事業特別会計の補正に伴い、繰出金の減額でございます。
 23頁に飛びまして、中段でございます。
 10款5項3目、文化会館費につきましては、開町110年記念事業芸術文化事業補助金でございますが、事業の見直しによる1,000千円の減額でございます。
 24頁にまいります。
 10款6項4目、学校給食管理費、なかほどから下にございます。11節60番、賄材料費につきましては、歳入でご説明をさせていただきましたが、本年度の年間給食日数は、小・中学校との協議の結果、当初予算計上分を上回ることとなりましたことから、賄材料費781千円を追加するものでございます。
 11節50番、施設修繕料につきましては、給食センターの給湯ボイラーポンプ及び蒸気ボイラー給水ポンプに不具合を生じ、修繕を要しますことから305千円を追加するものでございます。
 25頁、13款2項1目、基金費につきましては、今回の補正予算にかかる調整額として、財政調整基金積立金を1,289千円追加するものでございます。
 以上、平成24年度清水町一般会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第44号、平成24年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてご説明申し上げます。
 総額から86千円を減額し、歳入歳出予算をそれぞれ1,354,914千円とするものです。
 歳入よりご説明申し上げます。
 5頁をお開き願います。
 4款1項1目、前期高齢者交付金につきましては、額の確定により2,285千円を減額するものでございます。
 8款1項1目、一般会計繰入金につきましては、人件費他補正に伴う財源として2,199千円を増額するものです。
 6頁歳出にまいります。
 1款1項1目、一般管理費につきましては、職員の共済費負担率の変更に伴う減額で、共済費から86千円を減額します。
 7頁、3款の後期高齢者支援金ならびに6款、介護納付金につきましては、額の確定に伴う補正でございます。
 以上、国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第45号、平成24年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)の設定について、ご説明申し上げます。
 総額から69千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ151,931千円とするものでございます。
 歳入よりご説明申し上げます。
 5頁をお開き願います。
 一般会計繰入金につきましては、歳出の補正に伴い69千円を減額するものでございます。
 6頁、歳出にまいります。
 1款1項1目、一般管理費につきましては、一般会計同様、職員の共済費負担率の変更に伴う減額で、共済費から69千円を減額するものでございます。
 以上、平成24年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第46号、平成24年度清水町介護保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてご説明申し上げます。
 総額に、7,313千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ970,313千円とするものです。
 同じく歳入よりご説明申し上げます。
 5頁をお開き願います。
 6款、一般会計繰入金につきましては、歳出の補正に伴い、財源として7,313千円を増額するものでございます。
 歳出にまいります。
 6頁・7頁をお開き願います。
 1款及び4款の一般管理費につきまして、職員の人事異動ならびに共済負担率の変更に伴う補正です。
 以上、平成24年度清水町介護保険特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第47号、平成24年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の設定についてご説明申し上げます。
 総額から173千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ345,027千円とするものでございます。
 歳入よりご説明申し上げます。
 5頁をお開き願います。
 3款、一般会計繰入金ですが、補正予算の財源を繰入金で財源調整するもので、173千円を減額でございます。
 歳出にまいります。
 6頁をお開き願います。
 1款2項2目、終末処理場管理費につきましては、職員の共済負担率の変更に伴う減額で、共済費から74千円を減額します。
 次に、2款1項、公債費の元金及び利子につきましては、平成13年度に利率見直し方式により借入した地方債の利率見直しによる補正で、元金に60千円を増額し、利子から159千円を減額するものでございます。
 以上、平成24年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第48号、平成24年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の設定について、ご説明申し上げます。
 総額に198千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ83,398千円とするものでございます。
 歳入よりご説明申し上げます。
 5頁をお開き願います。
 3款1項1目、一般会計繰入金ですが、補正予算の財源を繰入金で調整するもので、1,552千円を減額するものでございます。
 その下、7款1項1目、事業費補助金ですが、本年度実施する、農業集落排水事業計画策定業務に対する国庫補助金の交付決定があったことによる補正で、1,750千円の増額でございます。
 歳出にまいります。
 6頁、7頁をお開き願います。
 1款1項1目、一般管理費及び2款1項1目、事業費につきましては、4月1日付け職員の異動と、共済費の負担率見直しに伴う人件費の見直しで、一般管理費の職員手当等から50千円、共済費から63千円を減額して、事業費の給料に143千円、職員手当等に174千円を増額し、共済費から6千円を減額いたします。
 7頁、3款1項1目、元金につきましては、財源のみの補正でございます。
 以上、平成24年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第49号、平成24年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)の設定について、ご説明申し上げます。
 総額から186千円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ247,614千円とするものでございます。
 歳入よりご説明申し上げます。
 5頁をお開き願います。
 4款1項1目、一般会計繰入金ですが、補正予算の財源を繰入金で財源調整するもので、186千円の減額でございます。
 6頁、歳出にまいります。
 1款1項1目、美蔓簡易水道事業の経費につきましては、職員の共済負担率の変更に伴う減額で、共済費から62千円を減額します。
 同じく3項1目、公債費元金につきましては、財源のみの補正でございます。
 2目、公債費利子につきましては、平成23年度借入地方債の利率確定による補正で18千円を減額するものです。
 続いて7頁、2款3項1目、御影簡易水道事業の公債費元金および2目、公債費利子につきましては、平成13年度に利率見直し方式により借入した地方債の利率見直しによる補正と、平成23年度借入地方債の利率確定による補正で、元金に40千円を増額し、利子から146千円を減額するものでございます。
 以上、平成24年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第50号、平成24年度清水町上水道事業会計補正予算(第1号)の設定について、ご説明申し上げます。
 収益的収入及び支出の補正につきましては、支出の既定額から5,435千円を減額し、水道事業費用総額を85,965千円とするものでございます。
 次に、資本的収入及び支出の補正につきましては、支出の既定額に15千円を追加し、資本的支出総額を112,515千円とするものでございます。なお、資本的支出に対し、不足する財源の補てんとして、当年度分損益勘定留保資金41,711千円、繰越または当年度利益剰余金処分額32,469千円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,235千円を充当するものでございます。
 議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費の既定額から5,395千円を減額し、12,371千円に改めるものでございます。
 利益剰余金の処分の補正につきましては、資本的収支の不足分財源として、予定処分する当年度末の利益剰余金の金額を32,454千円から32,469千円に補正するものでございます。
 次に、収益的収入及び支出の内訳についてご説明いたします。
 3頁をお開き願います。
 収入の補正はございません。収益的支出の1款1項3目3節、総係費ですが、4月1日付け職員の異動及び共済費負担率の変更に伴う補正で、給料から2,560千円、手当から1,405千円、法定福利費から1,430千円をそれぞれ減額いたします。
 1款2項1節、支払利息及び企業債取扱諸費ですが、平成23年度借入の企業債利率の確定と、平成13年度に利率見直し方式により借入した企業債の利率見直しによる補正で40千円の減額でございます。
 次に、資本的収入及び支出の内訳についてご説明いたします。
 同じく、収入の補正はございません。
 資本的支出、1款2項1目、企業債償還金ですが、平成13年度に利率見直方式により借入した企業債の利率見直しによる補正で15千円を追加するものでございます。
 以上、平成24年度清水町上水道事業会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。
 以上、8会計を一括して提案理由の説明とさせていただきました。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

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○議長(加来良明) ここで休憩いたします。

○議長(加来良明) 休憩前に引続き会議を開きます。

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○議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 大きな声でということでありますので、より大きな声での努力と思います。
 頁数は10頁です。2点ほどお尋ねいたします。
 旧松沢小学校の暖房費改修工事について500万円近く補正が出ておりますけれども、これは新年度当初予算で、先ほど老朽化という話をされておりましたが老朽化は昔からわかっている話で、そのままきたということは修理をして使えるというような見かたをして、新年度予算で計上しなかったのか、これはどういう状況でこういう予算を出してきているのかお尋ねしたいと思います。
 もう1点あります。23頁、文化会館費の開町110年記念芸術文化事業補助金1,000千円減らしておりますけれども、これはせせらぎ合唱団の関係だと思います。110年記念事業が当初幅広く提案されたなかで、これは良いと思っていた事業でありまして、なぜ良いのかとなると、せせらぎ合唱団は高齢化も進んできているなかで、いろいろな場所で後継者を育成する面から、小・中学生に第九に親しんでもらって後継者を育成しているという面からみて、非常に良いもんだと、数あるなかでこのことについて私は高く評価していたものが、そっくりカットされました。これは一体どうなんだろうという感じを受けた事案であります。
 第九について1,000千円という額は大きすぎるという気はしておりましたけれども、計画された段階で、以前から4年か5年に一度行われている規模に近いようなものを計画したのか、そうではなくて、子ども達を入れて第九に深く親しんでもらって、今後、育成していくという方向があったのかどうか、この2点についてお尋ねしたいと思います。よろしくお願いします。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。総務課長。

○総務課長(八木正明) 総務課長の八木です。よろしくお願いします。
 1点目の、旧松沢小学校の暖房改修工事の関係ですが、この関係につきましては、昨年10月からNPO法人松沢の郷に貸し付けさせていただいているところでございます。昨年につきましても、若干の改修費をみて整備をさせていたところでございますけれども、特に暖房の部分については、ボイラーが稼動しないという状況でございましたので、昨年ボイラーの入れ替えをさせていただいたところでございます。
 ボイラーについても、入れ替えをして動かしてみないとパネルや配管の部分がどうなっているのかがわからないというような状況もございまして、昨年、ボイラーを入れ替えさせていただいた経過がございます。入れ替えたときにボイラーを稼動させ、一部配管の水漏れ、また、パネルヒーターなのでパネルが温まらないというような部分がございまして、今回、改修工事として補正をさせていただいたところでございます。ボイラーを昨年入れ替えさせていただきましたけれども、あの施設の暖房を図るために松沢の郷と協議をさせていただきました。部屋が数箇所ありますけれども、個別の暖房でいいのかどうかも含めて協議をさせていただいて、福祉施設なので個別の暖房になると、その部屋ごとに火を使うようなこともございまして、最終的な判断としてボイラーを入れ替えたということも含めてパネルの改修と配管の改修をさせていただくような部分で補正予算を組んだところでございます。
 当初予算に組まなかった要因といたしましては、個別暖房の部分でと松沢の郷から話がございました、かかる経費につきましても、いろいろ勘案をさせていただいた時間等もございまして、今回、改修する方向で補正予算というかたちで提出させていただいたところでございます。以上です。

○議長(加来良明) 次の答弁を求めます。企画課長。

○企画課長(上出 進) 企画課長の上出です。
 110年の事業全体を総括している立場としてご説明したいと思います。
 以前は第九フェスティバルという名称を使っておりますけれども、これにつきましては、職員の提案で110年事業として提案を受けた事業でありまして、その中身としましては、5年ごとのせせらぎ合唱団を中心に行われている第九の事業とは別に、小・中・高校までの吹奏楽が曲を演奏して、それに子ども達がその演奏をバックに、公募によって第九をドイツ語で第4楽章だけでも合唱し、この110年に相応しくできないかということで計画したものでございます。ご質問のようなせせらぎ合唱団の後継者の育成という目的では、当初から考えておりません。
 今回、この110年事業にかかわって、3月の定例議会において、附帯意見をいただきまして、その項目の2つ目として110年が取り上げられて、この意見のなかに凍結も含めてというご意見もいただきました。その後、意見を重く受け止めて、110年事業推進委員会で再度練り、この第九に限らず全ての事業について、この段階で中止なりができないだろうかということで、1本ずつ諮ったところです。特に第九がどうのこうのというわけではありませんが、それぞれの事業について現段階で相手と、実際にかかわっていただける町民や関係者の方々との折衝の状況を引き返すことができるかどうか、そういう点も含めて検討した結果、この事業についてはこの段階で、相手に多少迷惑がかかることになりますけれども、中止できるという判断がされておりまして、今回の減額補正ということにさせていただいたわけであります。以上です。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 暖房関係については、内容について理解いたします。
 この暖房のみならず、こういう施設について今後も同じように対応するというのか、故障などその他の事情でいろいろ出てくる際に、私はある程度前段で取り組むべきではないかという感じがあったので、これはどうなっているのかとお尋ねしたところです。ボイラーを新しくした後にパネル含めてということでありますので理解いたします。
 課長から答弁をいただきました、第九の関係ですが、後継者を育成する目的ではないという話でありますけれども、私もそう思います。しかし、小・中・高校生をこういうところに出演させて、第九に親しんでもらおうということは、そういう方向に向いていく可能性があるのではないかと、110年事業の一環として、小学校、中学校、高校生の子ども達が吹奏楽をバックにして歌うと、そのことにより第九に親しみを持って育っていく、私もあのなかに入りたいんだとか、第九を気に入ったということになっていくのではないかという理解をするのですが、どうでしょうか。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(上出 進) 今、議員が申し上げられたようなことは、当初、提案のときに私どももそういう思いで110年事業全体の事業について、提案側ですのでやりたいという気持ちはありましたし、特に第九については、子どもたちを含めてこの事業に絡んでいただくことによって、清水独自の文化である第九を、後々の子ども達にも広がるということを期待しながら提案させていただいたことであります。先ほども申し上げたとおり、附帯決議に基づいて、どの事業が今現在で取りやめできるかという観点で、最終的にこの事業についてやめるという判断をさせていただいたところであります。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
 これで質疑を終わります。

○議長(加来良明) これより、一括して討論を行います。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第43号、平成24年度清水町一般会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第44号、平成24年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第45号、平成24年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第46号、平成24年度清水町介護保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第47号、平成24年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第47号は、原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第48号、平成24年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第49号、平成24年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第50号、平成24年度清水町上水道事業会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。