北海道清水町議会

北海道清水町議会

平成24年第3回定例会(6月13日)

○議長(加来良明) 平成24年第3回清水町議会定例会を開会します。
 本日の会議を開きます。(午前10時10分)


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○議長(加来良明) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
  会議録署名議員は会議規則第119条の規定により議長において
  2番 角川徳寿 議員
  3番 佐藤幸一 議員
  4番 木村好孝 議員
 を指名いたします。

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○議長(加来良明) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
 おはかりいたします。
 本定例会の会期は、本日から6月19日までの7 日間にしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
 会期は、本日から6月19日までの7日間に決定しました。

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○議長(加来良明) 日程第3、諸般の報告を行います。事務局長。

(諸般の報告 事務局長 朗読)

○議長(加来良明) これで諸般の報告を終わります。

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○議長(加来良明) 日程第4、行政報告を行います。
 町長から行政報告の申し出がありました。これを許可します。町長。

○町長(高薄 渡) おはようございます。行政報告2件、ご報告させていただきます。
 最初に、普通財産の貸付けについて、ご報告申し上げます。
 普通財産としております旧下人舞小学校校舎につきまして、株式会社エレコロナより貸付けの要望があったことから、事業内容及び施設活用方法等の審査を行い、さらに平成24年4月15日に地域の方々へ株式会社エレコロナより会社概要、事業内容及び施設活用方法等についての説明会を開催し、地域の方々の理解も得られたことから、有償による貸付けをすることといたしました。
 株式会社エレコロナは、札幌市白石区に本社を置き、電気床暖房用マットに電熱線を通すための溝を作る加工作業、制御盤製作、LED照明のテスト・製作等を清水町において事業展開していく予定です。
 さらに今後は、自生している植物や廃物枝木を利用した薪状のペレットの試験製作を実施し、将来的には商品化を目指した事業も計画されております。
 これにより、施設の有効利用を図り、町内の雇用創出も期待できるものと考えております。
 以上、普通財産の貸付けについてご報告申し上げます。
 続きまして、6月1日現在の農作物の生育状況等につきまして、ご報告申し上げます。
 本年の気象状況は、3月までは平年と同様の降雪量で推移してまいりましたが、4月3日の降雪と、4月中旬までの低温により融雪期は平年より12日遅い4月14日となりました。
 4月中旬から気温は回復いたしましたが、降雨により春耕作業が断続的に中断し、馬鈴薯植付けが5月1日、てん菜の移植作業は5月14日に最盛期を迎え、馬鈴薯、てん菜ともに平年から11日遅れで作業が終了いたしました。
 一方、デントコーンや豆類の播種作業は、5月中旬から下旬にかけて平均気温がやや低温で推移したことにより、デントコーンは5月23日、大豆は5月20日、小豆は5月23日、菜豆類は更に遅れて6月1日に播種最盛期を迎える等、平年より2日から6日の遅れという進捗状況となっております。
 主な作物の6月1日現在の生育状況は、秋まき小麦は平年並みの「並」、大豆で2日遅れの「並」、また、てん菜は4日遅れの「やや不良」、牧草では2日早い「並」となっており、今後の天候回復に期待しているところであります。
 以上、6月1日現在の農作物の生育状況等についての行政報告といたします。
 なお、今後におきましても、農業関係機関と連携のもと、適正な管理作業などの指導に万全を期して参りたいと考えております。

○議長(加来良明) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可します。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
 これで、行政報告は終わりました。

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○議長(加来良明) 日程第5、報告第1号、専決処分の報告について、議案第40号、専決処分の承認を求めることについて、以上2件を一括議題とします。
 はじめに、提出者より報告第1号の説明を求めます。総務課参事。

○参事(堀田政洋) 報告第1号並びに議案第40号、専決処分の承認を求めることについて、ご説明申し上げます。
 専決処分をさせていただいた内容につきましては、平成24年4月3日発生の公用車の事故にかかわるものであり、議案に掲載されている方と平成24年4月20日に和解が成立し、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分させていただきましたので、ご報告するものであります。
 次に、議案第40号、専決処分の承認を求めることについて、ご説明申し上げます。
 専決処分第5号、平成24年度清水町一般会計補正予算(第2号)の設定でございます。総額に歳出歳入それぞれ98千円を追加し、歳入歳出予算の総額を7,257,498千円とするものでございます。
 補正予算の内容につきましては、報告第1号におきまして専決処分の報告を申し上げました、4月3日発生の公用車事故の損害賠償にかかるものでございます。
 恐れ入りますが6頁をお開き願います。歳入の補正です。
20款4項3目、3節3番、自動車事故共済金につきましては、公用車事故の損害賠償に際し、加入している保険の適用を受け、自動車事故共済金98千円を追加するものでございます。
 次に7頁にまいります。歳出です。
 2款1項3目、22節10番、自動車事故賠償金につきましては、専決処分した損害賠償金の支払いのため、98千円を追加するものでございます。
 以上、専決処分第5号、一般会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。
 損害賠償の額及び和解の専決処分に伴い、賠償金の速やかな支出のため補正予算の専決処分を行ったところでございまして、ご承認につきましてはよろしくお願い申し上げます。

○議長(加来良明) はじめに、報告第1号につきましては、地方自治法第180条の規定に基づく専決処分ですが、特に質疑がありましたら許可します。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
 報告第1号は、報告済とします。

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○議長(加来良明) 次に、議案第40号について質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第40号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、承認することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
 よって、議案第40号は承認することに決定されました。

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○議長(加来良明) 日程第6、議案第37号、専決処分の承認を求めることについてを議題とします。
 本案について、提出者より提案理由の説明を求めます。税務課長。

○税務課長(中島弘志) 税務課長の中島です。よろしくお願いいたします。
 議案第37号、専決処分の承認を求めることについて、専決処分第3号、町税条例の一部を改正する条例の改正内容についてご説明申し上げます。
 例規集では、第1巻7,001頁から登載されてございます。この改正につきましては、地方税法の一部を改正する法律、平成24年、法律第17号が平成24年3月31日に公布され、一部を除き、4月1日から施行されたことに伴い、町税条例の一部を改正したものでございます。
 改正の内容としまして、1点目、年金受給者の申告手続きの簡素化のための寡婦控除申告書の提出の不要。2点目、固定資産税の課税標準特例軽減措置の割合を条例で定めたこと。3点目として、土地にかかる固定資産税の負担調整措置の3年間の延長。4点目、東日本大震災被災者の個人町民税の軽減措置の延長。以上、4点について、議案添付改正条文のとおり改正したものでございます。
 法律の施行日が一部を除き、4月1日であることから条例の施行日も同日としたために、専決処分とさせていただきました。
 改正内容につきまして、事前に配付させていただきました、議案説明資料、町税条例の一部を改正する条例の新旧対照表に基づいてご説明申し上げます。
 なお、議案添付の改正条文につきましては、煩雑となっておりますので、内容の説明を省略させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 議案説明資料の新旧対照表1頁をお開きください。
 最初に第36条の2についてご説明申し上げます。
 年金所得者の手続きを簡素化するために、寡婦控除を受けようとする場合の申告書の手続きが不要となったことから、条文なかほどの「、寡婦(寡夫)控除額」の文言を削除いたしました。
 裏面にまいりまして、2頁上段。2点目、附則第10条の2の関係でございます。
 地方税制度改革の一環として、地方税の特例措置について国が一律に定めていた内容を地方自治体が自主的に判断し、条例で定めることとなったため、その特例措置の割合を現行の法で定めていた割合と同様に4分の3と定めたものでございます。対象となる施設としては、公共下水道を使用するものが、条例に基づき設置した以外を除く施設が対象となり、例として飲食店、食品工場等の油分の除去装置、病院等の水銀や血液等を除去するための沈殿槽等が固定資産税の償却資産の対象となっておりまして、その償却資産の課税特例措置の割合を4分の3と条例で定めたものでございます。
 2頁、附則第11条から6頁の第15条までは、平成21年度から平成23年度まで行われていた、土地にかかる固定資産税の負担調整措置が、「平成24年度から平成26年度まで」に延長されたことに伴う文言の整理をしております。
 負担調整措置とは、前年度課税標準額を新年度課税標準額と比較し、その水準が高い場合は税負担を引き下げ、低い場合はなだらかに税負担を上昇させる仕組みのことで、商業地等々、住宅用地、それぞれの負担水準率によって負担調整措置の計算措置が異なってございます。
 7頁の、附則第22条では、東日本大震災被災者の居住用家屋が滅失した場合に、当該居住用家屋の敷地にかかる繰越損失の特例譲渡期限を現行3年から7年に延長する内容となってございます。
 具体的には、個人町民税の算出に際し、被災者が当該敷地を売却して、譲渡損失が生じた場合に、その損失をその年の所得から控除することができることになっておりますが、控除しきれなかった譲渡損失を、現行3年繰り越しできたものを7年に繰り越し延長できる改正内容となっております。
 8頁の23条では、東日本大震災関連の被災者等にかかる国税関連法律の臨時特例に関する法律の標記を「震災特例法」に改め、以下、関連条文の文言整理を行っております。
 なお、この条例は平成24年4月1日から施行し、第36条の2、第1項、但し書きの改正規定及び、次条第1項の規定は平成26年1月1日からの施行となるものでございます。
 以上、専決処分第3号、町税条例の一部を改正する条例の内容報告とさせていただきます。

○議長(加来良明) これより質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 長々とご説明をいただきましたが、正直申し上げてよくわからないという感じです。
 そこで、お尋ねしたいことは、この町税条例を一部改正することによって本町の町税が上がるだとか、下がるだとか、こういう変動についてどういう押さえかたをされているのかお知らせください。

○議長(加来良明) 税務課長。

○税務課長(中島弘志) 今回の条例改正に伴い、町税に対する影響ということですが、1点目の寡婦の関係ですが、これは手続き上の問題ですので影響はないということになっております。
 次に、下水道法で規定されている除外施設の償却資産の特例は、現在、清水では該当する施設がございませんので、これについても税額に対する影響はございません。
 3点目、負担調整措置の3年間の延長ですが、現在行っている制度の更なる延長ですから、これについても影響はございません。
 4点目の、東日本大震災の個人町民税の関係ですが、当町への被災者の移住実態がほとんどないことから、これについても影響はないと考えております。

○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) これより討論を行います。
 討論はありませんか

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第37号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、承認することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
 よって、議案第37号は承認することに決定されました。

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○議長(加来良明) 日程第7、議案第38号、専決処分の承認を求めることについて、議案第39号、専決処分の承認を求めることについて、以上2件を一括議題とします。
 本案について、提出者より一括して提案理由の説明を求めます。副町長。

○副町長(金田正樹) 初めに、議案第38号、専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。
 専決処分の第1号、平成23年度清水町一般会計補正予算(第13号)の設定でございます。
 総額に歳入歳出それぞれ103,578千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7,092,169千円とするものでございます。
 歳入の補正よりご説明申し上げます。
 7頁をお開き願います。
 1款の町税から8頁・9頁・10頁と進みまして、10頁の下段、15款の道支出金までが歳入補正となっております。それぞれ額の確定による補正でございます。
 11頁、歳出にまいります。
 4款1項1目、保健衛生総務費につきましては、国民健康保険特別会計の補正に伴う繰出金、11,675千円の追加でございます。
 10款6項2目、体育施設費につきましては、アイスアリーナの指定管理者委託料におきまして、燃料価格の高騰により協定書の基準単価を上回った燃料費差額分689千円を追加するものでございます。
 12頁にまいります。
 13款2項1目、基金費につきましては、今回の補正による調整額、91,214千円を公共施設建設等基金積立金として追加するものでございます。
 以上、一般会計補正予算(第13号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第39号、専決処分の承認を求めることについて、ご説明申し上げます。
 専決処分の第2号、平成23年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の設定でございます。
 総額から63,992千円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,360,445千円とするものでございます。
 歳入の補正よりご説明申し上げます。
 5頁をお開き願います。
 1款、 国民健康保険税から6頁中段の、5款、道支出金までは、収入見込額ならびに交付額等の決定見込みによる補正でございます。
 7款、財産収入につきましては、基金利子額の確定に伴う増額でございます。
 8款、繰入金につきましては、保険基盤安定にかかる交付額の決定及び歳入歳出の補正に伴う財源として補正をするものでございます。
 8頁の歳出にまいります。
 2款1項、一般被保険者療養給付費ならびに2項の高額療養費につきましては、支出額の確定による減額でございます。
 10頁からの3款、後期高齢者支援金、6款の介護納付金は、特定財源内訳のみの補正でございます。
 11頁、7款の共同事業拠出金、9款の基金積立金につきましては、高額医療費に伴う拠出金ならびに基金利子確定に伴う増額でございます。
 以上、国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の説明とさせていただきます。ご承認につきましてよろしくお願い申し上げます。

○議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、一括して討論を行います。
 討論ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第38号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、承認することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
 よって、議案第38号は承認することに決定されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第39号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、承認することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
 よって、議案第39号は承認することに決定しました。

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○議長(加来良明) 日程第8、議案第43号、平成24年度清水町一般会計補正予算(第3号)の設定について、議案第44号、平成24年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第45号、平成24年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第46号、平成24年度清水町介護保険特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第47号、平成24年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第48号、平成24年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第49号、平成24年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第50号、平成24年度清水町上水道事業会計補正予算(第1号)の設定について、以上8件を一括議題とします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。副町長。

○副町長(金田正樹) 一括して提案理由の説明を申し上げます。
 議案第43号、平成24年度清水町一般会計補正予算(第3号)の設定について、ご説明を申し上げます。
 総額に歳入歳出それぞれ50,510千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7,308,008千円とするものでございます。
 歳入よりご説明を申し上げます。
 7頁をお開き願います。
 12款1項3目、教育費負担金につきましては、本年度の年間給食日数につきまして、小中学校との協議の結果、当初予算計上分を上回ることとなったことから、学校給食費負担金781千円を追加するものでございます。
 14款1項1目、民生費国庫負担金につきましては、本年4月から子ども手当が児童手当へ制度移行したこと及び支給対象児童の見込人数により、国庫負担の子ども手当負担金89,913千円を減額し、児童手当負担金を84,677千円追加するものでございます。
 14款3項1目、総務費国庫委託金につきましては、外国人在住管理制度が本年7月9日より、外国人登録事務から中長期在留者住居地届出等事務に変更されることに伴い、事務委託金の交付決定があり、外国人登録事務委託金を10千円減額し、中長期在留者住居地届出等事務費委託金161千円を追加するものでございます。
 2目の民生費国庫委託金につきましては、特定扶養控除にかかる税制改正に伴い、国民年金免除申請等を管理する国民年金システムの改修費用に対し、国民年金事務費委託金が交付されることから420千円を追加するものでございます。
 8頁にまいります。
 15款1項1目、民生費道負担金につきましては、国庫負担同様子ども手当の制度移行及び支給対象児童の見込人数により、子ども手当負担金を20,796千円を減額し、児童手当負担金を19,100千円追加するものでございます。
 同じく2項5目、農林業費道補助金につきましては、就農人口の確保をはかり、就農間もない農業者の支援のため、新規就農や経営移譲を受ける青年農業者等に対し、年齢・所得など一定要件のもと、一人あたり年額1,500千円を限度に、給付金を交付する青年就農給付金事業が創設されたことに伴い、青年就農給付金事業補助金4,500千円を追加するものでございます。
 17款1項2目、特定寄附金につきましては、清水町農業振興公社の解散に伴う残余財産の寄附50,490千円と、いきいきふるさとづくり寄附2件1,100千円を合わせまして51,590千円を追加するものでございます。
 農業振興公社につきましては、本年3月末をもって解散し、清算事務を行っていたところですが、清算による残余財産につきましては、担い手対策事業を実施する町に全額寄附されることが、公社清算委員会及び評議委員会で決定されているところであり、特定寄附金として補正予算を計上するものでございます。
 9頁以降の歳出にまいりますが、初めに人件費の補正につきまして、一括してご説明いたしますので、26頁をお開き願います。
 給与費明細書、1特別職につきましては、長等の区分欄の共済費が174千円減額となってございます。共済費負担金につきましては、北海道市町村共済組合より示される負担金率により算定するものでございますが、現在、国民年金法等の一部を改正する法律案が未成立となっており、基礎年金拠出にかかる、公的負担金率が一時的に低くなることとなったための、減額となってございます。
 27頁、2一般職でございますが、4月1日付の人事異動等によるものでございます。職員数につきましては、退職による1名減と、介護保険特別会計の異動による1人減により、補正後で145人比較、2人の減となってございます。
 給料につきましては、職員数の減等により、2,515千円の減額、職員手当につきましても、職員数の減等により53千円の減額となってございます。
 共済費につきましては、先ほども申し上げましたとおり、国民年金法等の一部を改正する法律案が未成立になっていることから9,901千円の減額となってございます。
 なお、基礎年金拠出にかかる公的負担金率は、国民年金法等の一部を改正する法律案の成立時には引き上げられ、4月分共済費から適用されることになりますので、北海道市町村共済組合からの通知後に増額補正を要する見込みでございます。
 28頁につきましては、給料及び職員手当の増減額の明細となってございます。
 9頁にお戻り願います。
 ただいま、人件費にかかわります補正予算をご説明申し上げましたので、各目に計上する人件費につきましては、ご説明を省略させていただきますので、あらかじめご承知いただきますようお願い申し上げます。
 9頁のなかほどから下になります。
 2款1項1目、一般管理費、8節10番、開町110年式典出演謝礼200千円、同じく11番の開町110年記念高齢者表彰の1,008千円の減額につきましては、開町110年記念事業の見直しにより減額するものでございます。
 次の10頁にかかります。3目、財産管理費、旧松沢小学校暖房改修工事ですが、NPO法人松沢の郷に貸付している、旧松沢小学校の暖房パネル等が老朽化により不具合を生じております。その点の改修を要することから4,850千円を追加するものでございます。
 同じく10頁、6目の企画費、25節10番、いきいきふるさとづくり基金積立金は特定寄附金1,100千円を基金積立金として追加するものでございます。
 8節14番、開町110年記念まちづくりシンポジウム事業報償200千円の減額及び15番、開町110年記念商品開発事業報償2,000千円の減額につきましては、事業の見直しによる減額です。
 11頁をとおり12頁にまいります。
 3款1項3目、老人福祉費につきまして、介護保険特別会計の補正に伴う繰出金の追加でございます。
 9目、国民年金事務費につきましては、歳入でご説明申し上げました、特定扶養控除にかかる税制改正に伴う国民年金システム改修委託料420千円を追加するものでございます。
 14頁にまいります。
 3款2項3目、児童措置費につきましては、子ども手当から児童手当の制度移行及び支給対象児童の見込人数による給付費の補正でございます。子ども手当で131,505千円、児童手当で122,880千円を追加するものでございます。
 5目、きずな園運営費、15頁上段、きずな園運営事業の部分でございます。職員の退職に伴い、臨時指導員1名を任用するため、臨時職員共済費・臨時職員賃金をあわせて2,480千円を追加するものでございます。
 6目、学童保育所運営費でございますが、臨時保育士の配置により臨時共済費・賃金委託料あわせて1,628千円の追加でございます。
 4款1項1目、保健衛生総務費、16頁上段になります。28節10番、国民健康保険特別会計繰出金2,199千円の追加、12番、後期高齢者医療保険特別会計繰出金69千円の減額につきましては、それぞれ特別会計の補正に伴う、繰出金の補正でございます。
 2目、保健予防費、8節16番、開町110年記念健康づくり講演講師謝礼200千円の減額につきましては、事業の見直しによる減額です。
 4目、水道施設費につきましては、特別会計の補正に伴う簡易水道事業特別会計繰出金186千円の減額でございます。
 17頁にまいります。
 6款1項3目、農業振興費、19節46番、青年就農給付金事業補助金につきましては、歳入でふれた青年農業者支援補助事業の創設に伴う補助金4,500千円を追加するものでございます。
 18頁にかかります。
 25節10番、農業後継者育成基金積立金につきましては、農業振興公社の解散に伴う残余財産の特定寄付を受け、担い手対策事業の財源として活用してまいりますことから50,490千円を追加するものでございます。
 同じく18頁、4目、畜産業費につきましては、国において飼料生産拠点育成地区推進事業が創設されたことに伴い、農協を主体とし、町・関係機関による飼料自給率向上協議会を設立したところでございます。この協議会におきまして、サイレージの発酵品質調査等を実施いたしますことから、協議会活動費用の負担として50千円の負担金を追加するものでございます。
 下段になります。
 8目、集落排水事業費につきましては、集落排水事業特別会計の補正に伴う繰出金の減額です。
 20頁に飛びまして、一番下になります。
 8款3項1目、河川改良費につきましては、鹿追町との町境を流れる鎮練川の道路横断管が昨年末より破損し、5月の降雨により破損が拡大したため修復を要する状態となってございます。修復につきましては、鹿追町と協議をし、修復費用を2,700千円とし、本町と鹿追町がそれぞれ50%の割合で負担することで修復工事を進めていく計画でございます。工事発注は鹿追町が行い、本町は負担金を支出するものとして、工事負担金1,350千円を追加するものでございます。
 21頁にまいりまして、中段になります。
 8款4項3目、公共下水道費につきましては、公共下水道事業特別会計の補正に伴い、繰出金の減額でございます。
 23頁に飛びまして、中段でございます。
 10款5項3目、文化会館費につきましては、開町110年記念事業芸術文化事業補助金でございますが、事業の見直しによる1,000千円の減額でございます。
 24頁にまいります。
 10款6項4目、学校給食管理費、なかほどから下にございます。11節60番、賄材料費につきましては、歳入でご説明をさせていただきましたが、本年度の年間給食日数は、小・中学校との協議の結果、当初予算計上分を上回ることとなりましたことから、賄材料費781千円を追加するものでございます。
 11節50番、施設修繕料につきましては、給食センターの給湯ボイラーポンプ及び蒸気ボイラー給水ポンプに不具合を生じ、修繕を要しますことから305千円を追加するものでございます。
 25頁、13款2項1目、基金費につきましては、今回の補正予算にかかる調整額として、財政調整基金積立金を1,289千円追加するものでございます。
 以上、平成24年度清水町一般会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第44号、平成24年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてご説明申し上げます。
 総額から86千円を減額し、歳入歳出予算をそれぞれ1,354,914千円とするものです。
 歳入よりご説明申し上げます。
 5頁をお開き願います。
 4款1項1目、前期高齢者交付金につきましては、額の確定により2,285千円を減額するものでございます。
 8款1項1目、一般会計繰入金につきましては、人件費他補正に伴う財源として2,199千円を増額するものです。
 6頁歳出にまいります。
 1款1項1目、一般管理費につきましては、職員の共済費負担率の変更に伴う減額で、共済費から86千円を減額します。
 7頁、3款の後期高齢者支援金ならびに6款、介護納付金につきましては、額の確定に伴う補正でございます。
 以上、国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第45号、平成24年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)の設定について、ご説明申し上げます。
 総額から69千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ151,931千円とするものでございます。
 歳入よりご説明申し上げます。
 5頁をお開き願います。
 一般会計繰入金につきましては、歳出の補正に伴い69千円を減額するものでございます。
 6頁、歳出にまいります。
 1款1項1目、一般管理費につきましては、一般会計同様、職員の共済費負担率の変更に伴う減額で、共済費から69千円を減額するものでございます。
 以上、平成24年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第46号、平成24年度清水町介護保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてご説明申し上げます。
 総額に、7,313千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ970,313千円とするものです。
 同じく歳入よりご説明申し上げます。
 5頁をお開き願います。
 6款、一般会計繰入金につきましては、歳出の補正に伴い、財源として7,313千円を増額するものでございます。
 歳出にまいります。
 6頁・7頁をお開き願います。
 1款及び4款の一般管理費につきまして、職員の人事異動ならびに共済負担率の変更に伴う補正です。
 以上、平成24年度清水町介護保険特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第47号、平成24年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の設定についてご説明申し上げます。
 総額から173千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ345,027千円とするものでございます。
 歳入よりご説明申し上げます。
 5頁をお開き願います。
 3款、一般会計繰入金ですが、補正予算の財源を繰入金で財源調整するもので、173千円を減額でございます。
 歳出にまいります。
 6頁をお開き願います。
 1款2項2目、終末処理場管理費につきましては、職員の共済負担率の変更に伴う減額で、共済費から74千円を減額します。
 次に、2款1項、公債費の元金及び利子につきましては、平成13年度に利率見直し方式により借入した地方債の利率見直しによる補正で、元金に60千円を増額し、利子から159千円を減額するものでございます。
 以上、平成24年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第48号、平成24年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の設定について、ご説明申し上げます。
 総額に198千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ83,398千円とするものでございます。
 歳入よりご説明申し上げます。
 5頁をお開き願います。
 3款1項1目、一般会計繰入金ですが、補正予算の財源を繰入金で調整するもので、1,552千円を減額するものでございます。
 その下、7款1項1目、事業費補助金ですが、本年度実施する、農業集落排水事業計画策定業務に対する国庫補助金の交付決定があったことによる補正で、1,750千円の増額でございます。
 歳出にまいります。
 6頁、7頁をお開き願います。
 1款1項1目、一般管理費及び2款1項1目、事業費につきましては、4月1日付け職員の異動と、共済費の負担率見直しに伴う人件費の見直しで、一般管理費の職員手当等から50千円、共済費から63千円を減額して、事業費の給料に143千円、職員手当等に174千円を増額し、共済費から6千円を減額いたします。
 7頁、3款1項1目、元金につきましては、財源のみの補正でございます。
 以上、平成24年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第49号、平成24年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)の設定について、ご説明申し上げます。
 総額から186千円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ247,614千円とするものでございます。
 歳入よりご説明申し上げます。
 5頁をお開き願います。
 4款1項1目、一般会計繰入金ですが、補正予算の財源を繰入金で財源調整するもので、186千円の減額でございます。
 6頁、歳出にまいります。
 1款1項1目、美蔓簡易水道事業の経費につきましては、職員の共済負担率の変更に伴う減額で、共済費から62千円を減額します。
 同じく3項1目、公債費元金につきましては、財源のみの補正でございます。
 2目、公債費利子につきましては、平成23年度借入地方債の利率確定による補正で18千円を減額するものです。
 続いて7頁、2款3項1目、御影簡易水道事業の公債費元金および2目、公債費利子につきましては、平成13年度に利率見直し方式により借入した地方債の利率見直しによる補正と、平成23年度借入地方債の利率確定による補正で、元金に40千円を増額し、利子から146千円を減額するものでございます。
 以上、平成24年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第50号、平成24年度清水町上水道事業会計補正予算(第1号)の設定について、ご説明申し上げます。
 収益的収入及び支出の補正につきましては、支出の既定額から5,435千円を減額し、水道事業費用総額を85,965千円とするものでございます。
 次に、資本的収入及び支出の補正につきましては、支出の既定額に15千円を追加し、資本的支出総額を112,515千円とするものでございます。なお、資本的支出に対し、不足する財源の補てんとして、当年度分損益勘定留保資金41,711千円、繰越または当年度利益剰余金処分額32,469千円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,235千円を充当するものでございます。
 議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費の既定額から5,395千円を減額し、12,371千円に改めるものでございます。
 利益剰余金の処分の補正につきましては、資本的収支の不足分財源として、予定処分する当年度末の利益剰余金の金額を32,454千円から32,469千円に補正するものでございます。
 次に、収益的収入及び支出の内訳についてご説明いたします。
 3頁をお開き願います。
 収入の補正はございません。収益的支出の1款1項3目3節、総係費ですが、4月1日付け職員の異動及び共済費負担率の変更に伴う補正で、給料から2,560千円、手当から1,405千円、法定福利費から1,430千円をそれぞれ減額いたします。
 1款2項1節、支払利息及び企業債取扱諸費ですが、平成23年度借入の企業債利率の確定と、平成13年度に利率見直し方式により借入した企業債の利率見直しによる補正で40千円の減額でございます。
 次に、資本的収入及び支出の内訳についてご説明いたします。
 同じく、収入の補正はございません。
 資本的支出、1款2項1目、企業債償還金ですが、平成13年度に利率見直方式により借入した企業債の利率見直しによる補正で15千円を追加するものでございます。
 以上、平成24年度清水町上水道事業会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。
 以上、8会計を一括して提案理由の説明とさせていただきました。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

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○議長(加来良明) ここで休憩いたします。(午前11時08分)

○議長(加来良明) 休憩前に引続き会議を開きます。(午前11時20分)

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○議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 大きな声でということでありますので、より大きな声での努力と思います。
 頁数は10頁です。2点ほどお尋ねいたします。
 旧松沢小学校の暖房費改修工事について500万円近く補正が出ておりますけれども、これは新年度当初予算で、先ほど老朽化という話をされておりましたが老朽化は昔からわかっている話で、そのままきたということは修理をして使えるというような見かたをして、新年度予算で計上しなかったのか、これはどういう状況でこういう予算を出してきているのかお尋ねしたいと思います。
 もう1点あります。23頁、文化会館費の開町110年記念芸術文化事業補助金1,000千円減らしておりますけれども、これはせせらぎ合唱団の関係だと思います。110年記念事業が当初幅広く提案されたなかで、これは良いと思っていた事業でありまして、なぜ良いのかとなると、せせらぎ合唱団は高齢化も進んできているなかで、いろいろな場所で後継者を育成する面から、小・中学生に第九に親しんでもらって後継者を育成しているという面からみて、非常に良いもんだと、数あるなかでこのことについて私は高く評価していたものが、そっくりカットされました。これは一体どうなんだろうという感じを受けた事案であります。
 第九について1,000千円という額は大きすぎるという気はしておりましたけれども、計画された段階で、以前から4年か5年に一度行われている規模に近いようなものを計画したのか、そうではなくて、子ども達を入れて第九に深く親しんでもらって、今後、育成していくという方向があったのかどうか、この2点についてお尋ねしたいと思います。よろしくお願いします。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。総務課長。

○総務課長(八木正明) 総務課長の八木です。よろしくお願いします。
 1点目の、旧松沢小学校の暖房改修工事の関係ですが、この関係につきましては、昨年10月からNPO法人松沢の郷に貸し付けさせていただいているところでございます。昨年につきましても、若干の改修費をみて整備をさせていたところでございますけれども、特に暖房の部分については、ボイラーが稼動しないという状況でございましたので、昨年ボイラーの入れ替えをさせていただいたところでございます。
 ボイラーについても、入れ替えをして動かしてみないとパネルや配管の部分がどうなっているのかがわからないというような状況もございまして、昨年、ボイラーを入れ替えさせていただいた経過がございます。入れ替えたときにボイラーを稼動させ、一部配管の水漏れ、また、パネルヒーターなのでパネルが温まらないというような部分がございまして、今回、改修工事として補正をさせていただいたところでございます。ボイラーを昨年入れ替えさせていただきましたけれども、あの施設の暖房を図るために松沢の郷と協議をさせていただきました。部屋が数箇所ありますけれども、個別の暖房でいいのかどうかも含めて協議をさせていただいて、福祉施設なので個別の暖房になると、その部屋ごとに火を使うようなこともございまして、最終的な判断としてボイラーを入れ替えたということも含めてパネルの改修と配管の改修をさせていただくような部分で補正予算を組んだところでございます。
 当初予算に組まなかった要因といたしましては、個別暖房の部分でと松沢の郷から話がございました、かかる経費につきましても、いろいろ勘案をさせていただいた時間等もございまして、今回、改修する方向で補正予算というかたちで提出させていただいたところでございます。以上です。

○議長(加来良明) 次の答弁を求めます。企画課長。

○企画課長(上出 進) 企画課長の上出です。
 110年の事業全体を総括している立場としてご説明したいと思います。
 以前は第九フェスティバルという名称を使っておりますけれども、これにつきましては、職員の提案で110年事業として提案を受けた事業でありまして、その中身としましては、5年ごとのせせらぎ合唱団を中心に行われている第九の事業とは別に、小・中・高校までの吹奏楽が曲を演奏して、それに子ども達がその演奏をバックに、公募によって第九をドイツ語で第4楽章だけでも合唱し、この110年に相応しくできないかということで計画したものでございます。ご質問のようなせせらぎ合唱団の後継者の育成という目的では、当初から考えておりません。
 今回、この110年事業にかかわって、3月の定例議会において、附帯意見をいただきまして、その項目の2つ目として110年が取り上げられて、この意見のなかに凍結も含めてというご意見もいただきました。その後、意見を重く受け止めて、110年事業推進委員会で再度練り、この第九に限らず全ての事業について、この段階で中止なりができないだろうかということで、1本ずつ諮ったところです。特に第九がどうのこうのというわけではありませんが、それぞれの事業について現段階で相手と、実際にかかわっていただける町民や関係者の方々との折衝の状況を引き返すことができるかどうか、そういう点も含めて検討した結果、この事業についてはこの段階で、相手に多少迷惑がかかることになりますけれども、中止できるという判断がされておりまして、今回の減額補正ということにさせていただいたわけであります。以上です。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 暖房関係については、内容について理解いたします。
 この暖房のみならず、こういう施設について今後も同じように対応するというのか、故障などその他の事情でいろいろ出てくる際に、私はある程度前段で取り組むべきではないかという感じがあったので、これはどうなっているのかとお尋ねしたところです。ボイラーを新しくした後にパネル含めてということでありますので理解いたします。
 課長から答弁をいただきました、第九の関係ですが、後継者を育成する目的ではないという話でありますけれども、私もそう思います。しかし、小・中・高校生をこういうところに出演させて、第九に親しんでもらおうということは、そういう方向に向いていく可能性があるのではないかと、110年事業の一環として、小学校、中学校、高校生の子ども達が吹奏楽をバックにして歌うと、そのことにより第九に親しみを持って育っていく、私もあのなかに入りたいんだとか、第九を気に入ったということになっていくのではないかという理解をするのですが、どうでしょうか。

○議長(加来良明) 企画課長。

○企画課長(上出 進) 今、議員が申し上げられたようなことは、当初、提案のときに私どももそういう思いで110年事業全体の事業について、提案側ですのでやりたいという気持ちはありましたし、特に第九については、子どもたちを含めてこの事業に絡んでいただくことによって、清水独自の文化である第九を、後々の子ども達にも広がるということを期待しながら提案させていただいたことであります。先ほども申し上げたとおり、附帯決議に基づいて、どの事業が今現在で取りやめできるかという観点で、最終的にこの事業についてやめるという判断をさせていただいたところであります。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
 これで質疑を終わります。

○議長(加来良明) これより、一括して討論を行います。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第43号、平成24年度清水町一般会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第44号、平成24年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第45号、平成24年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第46号、平成24年度清水町介護保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第47号、平成24年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第47号は、原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第48号、平成24年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第49号、平成24年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第50号、平成24年度清水町上水道事業会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) 日程第9、議案第53号、工事請負契約についてを議題とします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。総務課参事。

○参事(堀田政洋) 議案第53号、工事請負契約について提案理由のご説明を申し上げます。
 工事名につきましては、御影浄水場電気設備等整備工事、方法につきましては、平成24年5月31日、3社による特定建設工事企業体による、公募型指名競争入札の結果の落札によるものでございます。指名業者につきましては、道富士・高野特定建設工事共同企業体、三和・三光特定建設工事共同企業体、北海道三菱・牧野特定建設工事共同企業体でございます。
 契約金額につきましては、消費税込みで89,775,000円でございます。
 契約の相手方は、道富士・高野特定建設工事共同企業体、代表者につきましては、札幌市中央区大通東7丁目1番118、北海道富士電機株式会社、取締役社長、大貝新一。
 構成員につきましては、上川郡清水町南1条6丁目21番地、高野工業株式会社、代表取締役、星忠美でございます。
 次に、工事の概要についてご説明申し上げます。
 本工事につきましては、御影浄水場内の電気計装設備製作据付、遠方監視装置更新、中央監視装置機能増設、薬品注入設備製作据付でございます。なお、工期につきましては、契約の日から平成25年1月31日を予定しております。
 以上、議案第53号の提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) お尋ねしたいことは、この89,775,000円の工事ですけれども、本町の株式会社が構成員となっておりますけれども、この工事は本町の会社で単独では実行できない工事なのかどうかと、落札率はどの程度なのかを教えてください。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。都市施設課参事。

○参事(横山 隆) 工事内容につきましては、電気計装設備、遠方監視装置、中央監視機能の増設につきましては、地元の会社といたしましてはできません。以上です。

○議長(加来良明) 総務課参事。

○参事(堀田政洋) 落札率ですが、94.27%でございます。

○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、討論を行います。
 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第53号、工事請負契約についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) 日程第10、請願第7号、地方財政の充実・強化を求める意見書の提出を求める請願について、請願第8号、義務教育費国庫負担制度堅持・負担率1/2への復元、「30人以下学級」の実現をめざす教職員定数改善、就学保障充実など2013年度国家予算編成における教育予算確保・拡充に向けた意見書の提出を求める請願について、請願第9号、北海道地域最低賃金の大幅な改善を求める意見書の提出を求める請願について、以上、3件を一括議題とします。
 請願文書を朗読させます。事務局長。

(請願文書表 事務局長 朗読)

○議長(加来良明) 請願第7号、第8号及び第9号について、紹介議員の説明を求めます。
 11番、田中勝男議員。

○11番(田中勝男) 請願第7号についてご説明申し上げます。
 安心できる社会保障制度を確立するためにも、安定した財源の確保が重要です。また、全国の経済状況は依然として停滞しております。地域の雇用確保、社会保障の充実など地域のセーフティネットとしての地方自治体が果たす役割はますます重要となっております。
 また、地方自治体に対する復興費については、国の責任において確保し、自治体の財政が悪化しないよう各種施策を十分に講じること、また、復旧・復興に要する地方負担分は通常の予算とは別に計上すること。
少子高齢化に対応した一般行政費の充実、農林水産業の再構、環境対策など、今後増大する財政需要を的確に取り入れ、2013年地方財政計画を策定すること。
 地方交付税の総額確保と小規模自治体に配慮した、再配分機能の強化、国税5税の法定率の改善、社会保障分野の単位費用の改善、国の直轄事業負担費の見直しなど、抜本的な対策を講じること。
 次に、請願第8号でございます。
 これにつきましても、地域主権を保障する制度があり、義務教育に必要不可欠なことから、この制度の堅持と「三位一体改革」で削減された負担率を2分の1へ復元するなどの拡充が必要です。
 2012年度に向けて法改正は見送ったものの事実上の小学校2年生の35人学級の実現のため、教職員加配定数の増加を閣議決定している「新・教職員定数改善計画」の確実な実施と学級基準制度改正及びそれを上回る「30人以下学級」の早期実現が不可欠です。
 次に、請願第9号についてご説明申し上げます。
 昨年、生活保護費との乖離解消が6都府県で進められたが、依然、乖離額が残されているのは3道県である。特に乖離額(現行17円)が最大である北海道としては、働くことのインセンティブを高めるためには、その乖離を速やかに解消することが、喫緊の課題であり、その実現を通じて安心して生活できる賃金を約束しなければなりません。
 今年度の北海道地域最低賃金の改定にあたっては、生活保護費との乖離解消は喫緊の課題であることから、働く者が経済的に自立可能な水準への改定を行うこと。
 簡単ですが、以上でございます。

○議長(加来良明) これから、一括して質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 8番、中島里司議員。

○8番(中島里司) 紹介議員にというか、これから審議していくなかで、請願第8号についてです。
 このなかに、義務教育費の無償という項目が載っていて、今、お示しいただいた書類の一番最後に、給食費、修学旅行費も無償、義務教育費の無償ということになればそれらも入ります。今、こういう状況のなかで義務教育費が無償ということについて、これから所管で調査されると思いますが、本当に緊急というか、町でもある程度の受益者負担といいますか、そういうなかにあって、食べ物など一定の行動ということについては、一定の負担があっても然るべきだと思っております。
 そういう部分でこの項目が提案されたときに、紹介議員としてどのように感じてご説明いただいたのか、そのへんについてお伺いできればと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。
 11番、田中勝男議員。

○11番(田中勝男) ただいまの質疑でございますけれども、給食費、修学旅行費、教材費などの保護者負担の解消、これは前から行っているところでございますけれども、就学保障の充実、図書費など国の責任において、教育予算の十分な確保、拡充を行うということでございます。
 これは、全国的な連動もございまして、清水町は多少このへんが緩和されたとしても、全国的にはまだまだ問題のあるところがございますので、そういったこともあわせて、今後、所管の委員会に付託し審議されますけれども、これらについてもただいま中島議員からの質疑に対しても、十分検討しながら進めたいと思います。以上です。

○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) おはかりします。
 ただいま議題となっております、請願第7号、地方財政の充実・強化を求める意見書の提出を求める請願について及び、請願第8号、義務教育費国庫負担制度堅持・負担率1/2への復元、「30人以下学級」の実現をめざす教職員定数改善、就学保障充実など2013年度国家予算編成における教育予算確保・拡充に向けた意見書の提出を求める請願については、総務文教常任委員会に、請願第9号、北海道地域最低賃金の大幅な改善を求める意見書の提出を求める請願については、産業厚生常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
 よって、請願第7号及び第8号は、総務文教常任委員会に、請願第9号は、産業厚生常任委員会に審査を付託することに決定しました。

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○議長(加来良明) 日程第11、所管事務調査についてを議題とします。
 委員会報告書を朗読させます。事務局。

(委員会報告書 事務局 朗読)

○議長(加来良明) 本件に関して、委員長の報告を求めます。
 総務文教常任委員会委員長、西山輝和議員。

○委員長(西山輝和) 所管事務調査の報告を行います。
 内容につきましては、ただいま事務局が読み上げたとおりでございます。
 よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) これから、質疑を行います。
 質疑ありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) 総務文教常任委員会の報告は、報告書のとおり報告済とします。

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○議長(加来良明) 以上で、本日の日程は全部終了しました。
 おはかりします。
 議事の都合により、6月14日は休会にしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
 よって、6月14日は休会することに決定しました。6月15日は午前10時に会議を開きます。

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○議長(加来良明) 本日はこれで散会します。(午後0時03分)