平成24年第4回定例会(9月11日_日程4)
○議長(加来良明) 日程第4、行政報告を行います。
町長から行政報告の申し出がありました。これを許可します。町長。
○町長(高薄 渡) 第4回清水町議会定例会におきまして、行政報告をさせていただきます。
初めに、財団法人清水町農業振興公社の清算につきまして、ご報告申し上げます。
昨年12月の清水町議会定例会において、財団法人清水町農業振興公社の解散について、行政報告を申し上げたところですが、同公社の清算事務が完了いたしましたので、これまでの経過と清算内容についてご報告申し上げます。
平成24年2月14日に開催した同公社の理事会及び評議員会において、同公社の存続期間を3月31日までとすること、清算人会を設置し、解散後の残余財産については、清水町に寄附することが決定されました。
その後の清算人会及び評議員会において、平成23年度事業報告及び決算報告を5月25日に承認、清算結了の決算事務報告が6月25日に承認され、釧路地方法務局帯広支局に清算結了登記を6月27日に申請、登記完了後の7月9日付けで北海道知事に清算結了届を送付し、同公社の清算事務を完了したところであります。
なお、同公社より清水町に、小型乗用自動車1台、軽貨物自動車1台、乗用草刈機1台及び有限会社清水町農業サポートセンター出資証券6口券(額面30万円)、並びに現金50,486,147円が寄附されましたことをあわせてご報告申し上げます。
以上、財団法人清水町農業振興公社の清算について行政報告といたします。
次に、9月1日現在の農作物の生育状況等につきまして、ご報告申し上げます。
本年の春耕作業は、4月上旬の雪と低温による融雪の遅れ、5月上旬の降雨のため平年より遅れましたが、その後の天候の回復により、各作物とも概ね順調な生育経過となっております。
主な作物の生育状況等は、収穫作業を終了した秋まき小麦が、穂数は少なかったものの粒重が重たかったことにより、収量は昨年を上回り、平均反収が10.1俵で、1割程度の増収となりましたが、新品種として期待された収量までには至らなかった状況であります。
てん菜につきましては、根部肥大が概ね順調で「並」となっておりますが、移植期間が約1か月もかかったことから、作柄にばらつきが見受けられます。全体の状況といたしましては、平年並みの収量は確保できる状況であります。
馬鈴薯につきましては、食用・加工用や澱粉原料用の品種ともに、7月中旬からの好天で回復し「並」となっており、豆類につきましては、開花期の好天により着莢数が平年を大きく上回っており、生育も順調であり「並」ですが、草丈が高く一部倒伏が見受けられます。
次に、飼料作物でありますが、牧草の一番草は、降雨のため収穫開始時期が遅れましたが、その後は、収穫作業が概ね順調に進み、収量・品質とも平年以上となり、二番草は、収穫時期の遅れによる品質低下が懸念されましたが、その後の好天で順調に進み収量も平年を上回っております。
また、サイレージ用とうもろこしは、7月以降の高温で草丈が順調に伸び、雌穂の登熟度も順調で収量・品質とも期待できる状況であります。
以上、9月1日現在の農作物の生育状況等についての行政報告といたしますが、今後におきましても農作物の適期収穫指導等に万全を期して参りたいと考えております。
○議長(加来良明) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可します。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
これで、行政報告は終わりました。