北海道清水町議会

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平成24年第7回定例会(12月18日_日程4)

○議長(加来良明) 日程第4、議案第87号、財産の取得についてを議題とします。
 本案について提出者より提案理由の説明を求めます。
 総務課参事。

○参事(堀田政洋) 議案第87号、財産の取得について、提案理由のご説明申し上げます。
 1、所在地につきましては、上川郡清水町南6条4町目1番地2でございます。
 2、面積につきましては、9,799.89平方メートルでございます。地目は宅地でございます。
 3、取得の方法は売買によるものでございます。
 4、取得価格につきましては、26,432,636円でございます。
 5、取得の目的につきましては、清水消防署庁舎建設にかかる建設用地としております。
 6、契約の相手方は、札幌市東区苗穂町6丁目1番1号、雪印メグミルク株式会社、代表取締役社長、中野吉晴でございます。
 以上、議案第87号、提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 8番、中島里司議員。

○8番(中島里司) 契約等について云々ではございませんが、第5回臨時会で行政報告があって、ここの場所を取得したいという町長からの説明を受けました。そのときに、いろいろなことを申し上げましたが、契約に至ったということでございますが、そのときに私のほうから2点・3点お聞きした件で、あらためてその後の事務処理といいますか、対応といいますか、そのへんをお聞きしたいと思います。
 1つ目は、実際に価格的にという話がありましたが、こういうことで折り合いがついたということでございますので、これについては相手があることですから了解せざるをえないのかと理解しております。
 あと、地下埋設物等の確認についてということで質問をさせていただいておりますので、それらについて掘って確認するわけにはいきませんから、過去に建物の状況、解体したときの後の図面、それら等々について町で把握すべきというふうなお話を申し上げておりますが、それらについてはどの程度相手方との事務処理上で進んでいるのか、あるいは確認が取れているのか、そのへんについてお聞きしたいと思います。結果的に1点、よろしくご答弁お願いいたします。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。総務課長。

○総務課長(八木正明) 今のご質問でございますけれども、地下埋設物があるか否かの確認でございます。先般11月21日に、雪印の担当者が来庁しました。そのときにいろいろと事務的な打ち合わせをさせていただきましたけれども、その際に、工場の取り壊しを行った時の建物本体、または基礎部分、この埋設物について確認をさせていただいたところでございます。
 雪印のお話ですと、工場の解体当時の担当者が雪印におられるということで、その人にも確認をした結果、建物本体だとか基礎部分の埋設については、解体当時、地下に埋めた経過はないというようなご確認をさせていただきましたので、現状、工場の部分では埋設物はないというようなことで確認をいただいたところでございます。以上でございます。

○議長(加来良明) 8番、中島里司議員。

○8番(中島里司) その後、相手方とも協議をされているということですが、これは希望的なものもありますが、町の財産となるわけですから、今までのものについて可能な限り相手方に資料を、強制できるものではないのかもわかりませんが、可能な限り町が管理していくうえで把握する必要があると思います。なければないで結構ですので、資料として可能な限り申し入れをするというお考えをいただきたいと思うのですが、そのへんについてはどのようにお考えなのか、取り組む気があるのかどうかお伺いしたいと思います。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(八木正明) 買った後の建設までの部分について、必要な都度、こちらが必要な部分の資料については取り寄せたいと思っております。
 ただ、向こう側に資料があるかどうかという部分もございますけれども、その都度、そのようなかたちで進めさせていただきたいということでございます。

○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。
 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 過去の議会で、中島議員が指摘をしたことを含めて、地下の埋設物についてお尋ねをした経緯がありますので、私からもお尋ねいたします。
 今、担当課長のほうから相手方はないと、こういう話をしているということですので、なければいいと思う以外ないのですが、もし、埋設物が出てきたということになったときには、相手方にはまったく責任はなくって、あらゆる面について町が負担せざるをえないということになるのだろうと思うのですが、そのことでよろしいですか。

○議長(加来良明) 原議員、それは9月定例会で、それについては町の責任で処理するという説明を受けていますけれども、答弁を求めますか。

○6番(原 紀夫) いいです。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 相手方がないと言っているのであれば、相手方も地下に埋設物はまったくありませんので、もし出たときのことについて町が心配されているのであれば、一項を設けますという話はまったく出なかったのかどうかはどうでしょうか。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(八木正明) この売買の交渉の経過につきましては、前回の臨時会でも申し上げましたけれども、町が買う立場、雪印は売る立場でございますけれども、町として消防庁舎の建設予定地としてどうしても売っていただきたいという話のなかで、現状有姿、このままの状態で町として買わさせていただきますというお話をさせていただいて、ここに提案しているような内容で了解を得たところでございますので、そういう項目につきましては、契約書のなかに入る予定はございません。以上です。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、討論を行います。
 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第87号、財産の取得についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第87号は原案のとおり可決されました。