平成25年第2回定例会(3月12日_日程5)
○議長(加来良明) 日程第5、行政報告を行います。
町長及び教育委員長から行政報告の申し出がありました。これを許可します。町長。
○町長(高薄 渡) それでは、第2回定例会におきまして、行政報告を申し上げます。
初めに、十勝地方中部を震源とする地震の被害状況及びその対応につきまして、ご報告申し上げます。
平成25年2月2日午後11時17分に十勝地方中部を震源とするマグニチュード6.5、最大震度5強の地震が発生し、本町では震度5弱の大きな揺れに見舞われました。
地震発生直後、防災担当課職員をはじめ、各公共施設を所管する職員等が出勤し、被害状況の調査等を行い、翌日にも被害状況の再調査と施設運営に支障をきたさないための対応を行ったところであります。
公共施設の被害状況につきましては、清水町体育館ほか5施設で、窓ガラスの破損、天井耐火ボードの一部落下又は給湯ボイラーの水漏れ等が発生いたしましたが、翌日の3日には応急対応等を終了し、施設運営に大きな支障となるには至りませんでした。
ライフライン等の被害につきましては、下佐幌地区及び人舞地区の一部において地震発生直後から停電となりましたが、翌日の3日午前1時7分にはすべて復旧した報告を受けております。
また、人的被害につきましては、幸いにして発生がなかった状況であります。
今回の被害に係る緊急的な復旧費用につきましては、補正予算の専決処分により対応させていただき、本定例会にご提案させていただくこととしておりますので、よろしくお願い申し上げます。
以上、十勝地方中部を震源とする地震の被害状況及びその対応についての行政報告といたします。
次に、平成25年2月に発生した、3件の水道管漏水事故につきまして、ご報告申し上げます。
2月6日と2月8日に清水市街地で発生した2件につきましては、昭和44年に埋設した水道管による漏水事故であります。
水道管の復旧作業に伴い、やむなく断水の措置を取り、計47戸の世帯の方に、ポリタンク等による給水の応急対応を行ったところであります。
3件目につきましては、2月21日熊牛地区において、国営かんがい排水事業で整備した水道管から漏水事故が発生し、漏水量が多大であったため、こちらにつきましてもやむなく断水の措置を取り、約40戸の世帯の方に、ポリタンク等による給水の応急対応を行ったところであります。
特に熊牛地区につきましては、復旧作業のために時間がかかり約15時間もの断水をせざるを得なかったために、住民の方に多大なご迷惑をおかけしました。
事故原因につきましては、水道管の経年劣化によるものか又は2月2日に発生いたしました地震の影響等によるものなのか原因究明は困難な状況であります。
このように連続した大きな漏水事故が起きましたことは、町といたしましても初めてのことであり、断水世帯の方への対応等行き届かなかった面がありましたことを深くお詫び申し上げます。
今後、このような事態があった場合の対応策等につきまして改めて見直しを行い、非常時における迅速な対応をとってまいりたいと考えております。
今回、熊牛地区で発生いたしました漏水事故に係る緊急的な復旧費用につきましては、補正予算の専決処分により対応させていただき、本定例会にご提案させていただくこととしておりますので、よろしくお願い申し上げます。
以上、水道管漏水事故につきまして行政報告といたします。
次に、除雪車両による物損事故につきまして、ご報告申し上げます。
平成25年2月9日午前7時15分頃、町の除雪委託契約先の除雪車両が、深夜の強風により生じた吹き溜まりの除雪作業中に、清水町字清水第3線45番地先の除雪委託路線である町道上清水第3線道路において、方向変換をするため後退したところ、後退時の安全確認不足により、北海道電力株式会社所有の電柱に接触し破損させたものであります。
今回、事故を起こした除雪車両につきましては、町が委託業者に貸与している車両であり、貸与契約に基づき町が自動車損害賠償保険により損害賠償するものであります。
除雪作業につきましては、常に慎重な運転をするよう指導しておりますが、今後におきましても、より一層慎重に運転するよう指揮監督してまいりたいと考えております。
なお、本件につきましては、専決処分の指定により専決処分させていただきましたので、本定例会にそのご報告と賠償金に係る補正予算につきましてご提案させていただくこととしておりますので、よろしくお願い申し上げます。
以上、除雪車両による物損事故についての行政報告といたします。
最後に、道路パトロール車の物損事故につきまして、ご報告申し上げます。
平成25年3月3日午前5時頃、新得警察署より大型車両の事故に係る現場確認の要請があり、清水町字清水第5線34番地先の町道清水羽帯間道路の事故現場において、道路パトロール車を事故車両の最後尾に回転灯を点灯した状態で停車させていたところ、清水方面より走行してきた大型トラックに道路パトロール車が追突され、さらに追突された勢いで前方に停車していた事故車両に挟まれる形での多重事故が発生いたしました。
幸い、職員は既に降車した後であったこともあり、双方にけが等はありませんでした。
道路パトロール車の損害につきましては、現在調査中であり、本件に係る賠償につきましては、すべて相手側の負担となることで現在協議中であります。
今季は、大雪や強風等の影響により各地において多数の事故等が発生しております。
除雪体制は、常に細心の注意を払い実施しておりますが、今後もより一層細心の注意を払い現場作業にあたる所存であります。
以上、道路パトロール車の物損事故についての行政報告といたします。
○議長(加来良明) 次に、教育長。
○教育長(伊藤 登) スクールバスによる物損事故につきまして、ご報告申し上げます。
平成25年3月11日午前7時50分頃、スクールバス熊牛線登校時の委託運行中に、清水中学校停留箇所に入るため右折した際、清水町本通12丁目17番地先のT字路周辺の雪山の影響により右折しきれず後退したところ、T字路の後方側にある北海道電力株式会社所有の電柱に接触して車両後部を損傷いたしました。
事故原因は、委託業者の運転業務員がスクールバスを後退する際、バックアイカメラのハレーションと雪面のホワイトアウトによりバックモニター上では電柱が確認できず、視認による安全確認を十分に行わなかったため事故が発生いたしました。
なお、乗車中の児童生徒につきましては、運転業務員が直ちに確認し、この事故によるケガ人はありませんでしたので、物損事故として取り進めてまいります。
今回、事故を起こしたスクールバスにつきましては、町と委託業者との委託契約に基づき、町が自動車損害賠償保険により損害賠償するものでありますが、事故の再発防止に万全を期するとともに、より一層の安全運転管理の徹底による安全運行に努めるよう指揮監督してまいります。
以上、スクールバスによる物損事故についての行政報告といたします。
○議長(加来良明) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可します。
質疑ありませんか。
6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) ただいま、町長から行政報告で車に関わって2件あります。加えて報告を受けましたスクールバスの物損事故と、非常に予期知れないような事故が多く出ております。幸いなことに、人身事故に結びついていないということが不幸中の幸いであったと思います。
私は、スクールバスの関係で常々いろいろなことを進言させていただいております。今回の、スクールバスの物損事故について、事故を起こしたバスは、我が町が、ない金を叩いて買った素晴らしいバスでありまして、まさか新車だと思いませんでした。
昨日、以前から新車が入って走っているという話を聞いておりましたので、一度見せていただきたいと思っておりまして、午後4時過ぎに、「バスを見せてくれ」と行ったところ、その後で、「実は物損事故を起こして車庫に入っている」という話であります。しっかりと見せていただきました。新車ですから、痛ましいことをしたという印象を受けました。
後部のガラスがぐちゃぐちゃに近いような形になっていて、バンパーまでへこんでいました。私は、子ども達は大丈夫なのかと思いました。むち打ちだとかについては、その日ではなく後から発生するものでありますので、子どもの関係についてどういう対応をされているのか、1点目にお尋ねいたします。
2点目、当然、委託先から事故報告書が出てきているだろうと思いますが、この事故の原因は、この書面から見ると雪山の影響で右折しきれなかっただとか、バックモニターがハレーションを起こしただとか、何かよくわからないようなことが書いてあります。その後、私はどこで事故を起こしたのかと思い、回ってみましたが、どこで起こしたのかわからない状況でした。どうして電柱にぶつかるのか、ぶつかった位置は真ん中に近いところで当たっておりますので、右だとか左のほうに寄っているというのであればいいのですが、そのままバックすることは考えられなかったので、このへんについて事故報告書を提出されているとすれば、議会に提出していただきたいと思います。
3点目、委託業者に任意保険を負担させたらどうだということを提言しておりますが、町は「保険料がそのほうが安いので」と、こういうことを言っております。私は、委託先にしっかりと責任体制を持ってもらうということが必要だろうと考えて、そういう発言をしているわけでありますが、今回の事故を見て、新車を潰して、ガラスもだめにしてということになれば相当かかるのではないかと想像しております。このへんについて、あらためて従前どおりで今後もやると、検討する考えがあるのか、これを明確にしていただきたいです。
4点目、8台あるわけですから、このバスがいつこういう事故に遭うかもわからない状況下にあると思います。したがって、代替バスであるとか、代替の運転手であるとか、そういうことについてはしっかりと、いつ何が起きても心配のないように対応ができているのか、この4点についてお伺いいたします。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。学校教育課長。
○学校教育課長(松浦正明) スクールバスの事故について4点ほどご質問をいただきました。まず、1点目の子どもの対応でございます。
昨日、事故を起こした運転業務員につきましては、中学校でありましたので、その後、小学校にも行かなければならないということもありましたので、その場ですぐに確認をして、給食センターに報告があったということです。
給食センターとしましても事故現場等を確認をして、1日経ったわけですけれども、今朝も所長と係長が同乗し、子どもたち一人ひとりに状況を確認し、異常はないというふうに確認しております。また、保護者についても、文書で連絡を差し上げるとともに各保護者には電話等でこのような事故があったということで、何かあった場合は連絡をいただくというふうに連絡をしているところでございます。
2点目、事故報告書の関係です。私の手元にはコピーがあるのですが、事故報告書はすぐに出してもらったので、若干、道路名だとかが間違っている箇所があり、多少なおさなければならないと思います。また、場所につきましては、朝方、吹雪もございまして吹き溜まり等がありました。道が悪いということもあり、除雪をして広く開けていただいておりますので、夕方の時点では道路幅も広くなったのかと思っております。
それから、3点目の任意保険の関係でございます。委託業者に責任を持って管理していただくというのは当然でございます。昨日も、報告書を私のほうから、報告ありましたけれども、点呼や安全確認をしていただくということはしているようでございます。
任意保険につきましては、町の車でございますし、町が責任を持って復旧しなければならないということもございます。金額の面につきましては、町で、町の共済保険に加入したほうが安いということでございますし、今回の事故で災害共済のほうを使うわけでございますけれども、民間であれば、それによって何段階か落ちて保険料が高くなるということがございますけれども、町の保険であれば、お互いに町村間で助け合っているということもございまして、車両保険が高くなるということはございません。そういうところから、今後も、町のほうに加入したいと考えております。
それから、代替バスの関係ですが、今回、直すために数日がかかると思われます。現在、考えておりますのは、熊牛のバスは60人乗りの大型なものですから、今使っている羽帯線も大型車両でございます。それを熊牛のほうに使い、羽帯から乗られるという子どもは若干少ないので、その分は、平日は町民バスで対応したいと考えております。ただ、町民バスを使う日であれば、レンタカーを借りたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 一番心配していた子どもが、その後、問題ないと、まだわかりませんけれども、安心をいたしました。
座席が結構高い座席でありますので、大人と違って、ぶつかった瞬間首が後ろにいくだとかということがなかなかないような椅子だというような感じを受けました。今言われたことについては、後遺症がないということを祈るのみであります。
今、課長から説明されましたが、初期の対応によって大きな事案になり、また、父兄からも相当厳しく対応されるということは当然のことでありますから、このへんについて手抜かりのないような対応をお願いしたいと思います。
2点目の事故報告書の関係ですが、先ほど、私が言いましたように、今年は除雪費で今回の補正でも1千万円増加しているようでございますけれども、相当、多額の除雪費をかけて丁寧な上にも丁寧に、なぜここまでやるのかという人もいますけれども、そうしておりますので、今の説明では、若干雪山ができていて、その後に広げたのでという話をされておりますが、当然のことながら、学校の入口と出口は除雪する段階で、広くとっているはずだという認識をしております。当初は、狭すぎて曲がりきれなかったというような認識をされているのか、ここを確認させてください。
○議長(加来良明) 学校教育課長。
○学校教育課長(松浦正明) 朝方は吹雪いておりましたので、雪が道路まで出てきたということと、今回は大型車なものですから、その雪によって曲がりきれず、またそれを切り返すために後退したときにぶつかったということでございます。その後、道路も広く開けてほしいということで直していただいております。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 学校関係のスクールバスが入るところについては、小学校であろうが中学校であろうが、相当広く除雪されているものだと認識しているのですが、その広く除雪されていた箇所が、風が強かったために雪が溜まり、曲がりきれずにバックをした段階で後ろにぶつかったという認識なのでしょうか。
○議長(加来良明) 教育長。
○教育長(伊藤 登) 雪山の状況につきましては、吹き溜まりということで、中標津の事故みたいな感じで一瞬にして溜まってしまったと、そこに突っ込んでいったという状況でありますので、除雪をしていなかったということではありません。それによって、幅が狭まってそこに突っ込んでいき、しかたなくバックをしたという状況でありますので、少し認識が違うと思います。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
2点目については終了しました。
○6番(原 紀夫) 3点目の関係です。
従前同様、任意保険で対応するということを言われましたが、今後も同じように、他町村では逆に、受託業者に任意保険については責任を持ってもらうというところもあるようですけれども、うちは、この考えは変わらないということで、再度、確認をさせてください。
○議長(加来良明) 学校教育課長。
○学校教育課長(松浦正明) 先ほども申し上げましたけれども、町の車両ということもございます。それと、自動車損害共済につきましては、全国の町村で、事故が起きたときのお互いの助け合いということもございます。そういうこともございまして、どうしても車両部分については高いのですが、事故が起きたときも同じ額で次の年も更新ができるというものがございます。あと、民間の保険でございますと、最初は0%の割引からはじまり、だんだん保険料が安くなってくるわけでございますけれども、車両保険につきましては、例えば減価償却で半額になったとしても、保険料が半額になるということではございません。そういうのを比較したところと、それとさらに事故が起きたときに、3段階だとか保険料が高くなります。そのときに委託料は高くするのかだとか、そういういろいろな問題が出てきます。そういうこともございますので、給食センターともいろいろと協議をしたところ、安心して直せるという部分もございますので、現在同様、町有自動車の損害共済のほうに加入したいと考えております。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 最後の4点目です。
この事故を受けて、今後、安全運転管理の徹底を図り、指導監督をしていくということをいっておりますが、何か現段階で、今回の事故を受けてこういう指導をしていくとか、何かあるのかこのへんをお聞きします。
○議長(加来良明) 教育長。
○教育長(伊藤 登) 当然、会社の責任が大きいわけですから、今まで以上に、安全運転の教育等を含めてやっていただきたいというような要請をしながら、事故防止につなげていきたいと思っております。
○議長(加来良明) おはかりします。
ただいま、原議員から事故報告書に関する資料の要求がありましたが、申出の資料を要求することに異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 異議なしと認め、全員に資料を提出するよう要求いたします。
○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
質疑ありませんか。
10番、安田薫議員。
○10番(安田 薫) 水道管漏水事故についての、3件目の熊牛地区においての国営かんがい排水事業で行った管の破裂について質問したいと思います。
これに、熊牛地区の40世帯とありますが、酪農家が何戸あったのか、あと、酪農家なんかは電気がこないと搾乳できないのですが、水がなくても搾乳できないというか、そのような感じで、15時間もの断水があって、待ってくれる牛もいるけれども、待ってくれない牛もいます。
バルクの洗浄ができなかった人が、バルクが自動洗浄になっていたら、水を外から加えてもできません。そういうことがあったので、どのような影響があったのかお知らせ願います。
数年前にも熊牛地区ではこういうような事故があったと思いますが、路線的に同じものだったのか、または、数年前にやったのであれば、原因がわかって対応できていたはずなのですが、そのへんをお聞きしたいと思います。
断水世帯への対応が行き届かなかった面があったということが書かれておりますけれども、どのような苦情があったのかもお知らせ願います。
あと、この工事は終わって、町が管理ですから、補修ですとかは自分達でお金を出さなければならないのですが、原因によっては、工事を施工したところでの補償だとか、そういうものがあれば、直せるような原因もあるのかと思います。この点についてよろしくお願いいたします。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。
都市施設課参事。
○参事(横山 隆) 今回の事故の件につきまして、1点目の酪農家の戸数ということですが、正式に掴んではいませんが、約10戸くらいあったと思います。
それから、バルク等の関係ですが、1軒につきましては、ポリタンクでお湯を配っております。それから、ほかの方については、自家製の営農用水ではなく、自家製の井戸をそのまま継続して使っておられる方がございましたので、搾乳に関して、応急用の給水タンクを運んだ方が1軒、20リッターのポリタンクでお湯を運んだ方が1軒、それから肉牛を飼っていた方がいらっしゃるのですが、そちらに関しては復旧まで待っていただきました。この3軒につきましては、水の手立て等をこちらからタンク車で運ぶということで協議させていただきましたが、上水道等が設置されていなくて、すべて直圧でやっておられる方でございました。したがって、水の手当はできるのですが、持って行ったところで直圧に変える装置等がございませんので、そちらにつきましてはポリタンクでお湯を運ぶなり、あとは給水タンクで持っていただきたいということで、協議を済んで手立てしております。
次に、数年前にも事故があったという質問でございましたが、こちらにつきましては、かんがい用水の湿潤管が破裂して事故となっております。今回につきましては、営農用水で整備した飲み水の破損でございましたので、こちらにつきましては、今回、熊牛地区については初めての漏水事故でございます。
次に、断水の連絡と行き届かなかった理由ということでございますが、事故があった場合、何を一番に行動を起こすかということにつきましては、まず、配水池を空にしないこと、配水池を空にしてしまうと、復旧に相当な日数がかかってしまいますので、第一に配水池を空にしない手立てをする、次に、いかに断水範囲を少なく持って行くか、次にいかに早く復旧するか、この3点に基づいて行動するわけなのですが、今回につきましては、250ミリというかなり太いパイプの亀裂でございましたので、あまりにも漏水量が多く、そちらの対処に追われたということで、各農家に、水圧がどんどん減って、その次に断水になるというところまで、手立てが遅れたことに関しましては、深く反省するところでございます。
次に、この部分についてのパイプの管理の件でございますが、こちらにつきましては、国営で整備された部分がこちらの方に移管されております。この部分につきましては、通常通りのパイプでございましたので、特に、施工のうんぬんということは考えておりません。他のところは通常通りの経年劣化等または、なんらかの、突出的に作用があったのかということで、行政報告でもご説明しておりますように、因果関係を特定できるものではございませんので、普段の通常通りの修理のしかたということで、今後においても同じような管理のしかたをしていきたいと思っております。以上です。
○議長(加来良明) 10番、安田薫議員。
○10番(安田 薫) 対応等についてはわかりました。
今後、もう少し規模の大きい事故になった場合の水の確保なんかは、どのような対応ができるのか考えておられるかお聞きしたいと思います。
○議長(加来良明) 都市施設課参事。
○参事(横山 隆) 大きな場合ということでございますが、水につきましては、他の浄水場などもございますので、時間は遅れますが、給水することはできると思います。各農家につきましては、それぞれ貯水槽で対応している農家の方もございます。今回は2軒だけだったのですが、そういう直圧なり、そういう場合の給水装置なりを検討していただければありがたいと思っております。水については、ある程度、対応していけると思っております。以上です。
○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
これで、行政報告は終わりました。