北海道清水町議会

北海道清水町議会

平成25年第2回定例会(3月12日)

○議長(加来良明) 平成25年第2回清水町議会定例会を開会します。
 本日の会議を開きます。(午前10時14分)


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○議長(加来良明) 日程第1、議席の指定を行います。
 今回、補欠選挙で当選された、高橋政悦議員の議席は会議規則第4条第2項の規定によって、1番に指定します。
 これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
 高橋政悦議員の議席は1番に決定しました。


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○議長(加来良明)
 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は会議規則第119条の規定により議長において
  9番 奥秋康子 議員
 10番 安田 薫  議員
 11番 田中勝男 議員 を指名いたします。

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○議長(加来良明) 日程第3、会期決定についてを議題とします。
 おはかりします。
 本定例会の会期は本日から3月21日までの10日間にしたいと思います。これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
 会期は、本日から3月21日までの10日間に決定しました。

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○議長(加来良明) 日程第4、諸般の報告を行います。事務局長。

(諸般の報告 事務局長 朗読)

○議長(加来良明) これで、諸般の報告を終わります。

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○議長(加来良明) 日程第5、行政報告を行います。
 町長及び教育委員長から行政報告の申し出がありました。これを許可します。町長。

○町長(高薄 渡)
 それでは、第2回定例会におきまして、行政報告を申し上げます。
 初めに、十勝地方中部を震源とする地震の被害状況及びその対応につきまして、ご報告申し上げます。
 平成25年2月2日午後11時17分に十勝地方中部を震源とするマグニチュード6.5、最大震度5強の地震が発生し、本町では震度5弱の大きな揺れに見舞われました。
 地震発生直後、防災担当課職員をはじめ、各公共施設を所管する職員等が出勤し、被害状況の調査等を行い、翌日にも被害状況の再調査と施設運営に支障をきたさないための対応を行ったところであります。
 公共施設の被害状況につきましては、清水町体育館ほか5施設で、窓ガラスの破損、天井耐火ボードの一部落下又は給湯ボイラーの水漏れ等が発生いたしましたが、翌日の3日には応急対応等を終了し、施設運営に大きな支障となるには至りませんでした。
 ライフライン等の被害につきましては、下佐幌地区及び人舞地区の一部において地震発生直後から停電となりましたが、翌日の3日午前1時7分にはすべて復旧した報告を受けております。
 また、人的被害につきましては、幸いにして発生がなかった状況であります。
 今回の被害に係る緊急的な復旧費用につきましては、補正予算の専決処分により対応させていただき、本定例会にご提案させていただくこととしておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 以上、十勝地方中部を震源とする地震の被害状況及びその対応についての行政報告といたします。
 次に、平成25年2月に発生した、3件の水道管漏水事故につきまして、ご報告申し上げます。
 2月6日と2月8日に清水市街地で発生した2件につきましては、昭和44年に埋設した水道管による漏水事故であります。
 水道管の復旧作業に伴い、やむなく断水の措置を取り、計47戸の世帯の方に、ポリタンク等による給水の応急対応を行ったところであります。
 3件目につきましては、2月21日熊牛地区において、国営かんがい排水事業で整備した水道管から漏水事故が発生し、漏水量が多大であったため、こちらにつきましてもやむなく断水の措置を取り、約40戸の世帯の方に、ポリタンク等による給水の応急対応を行ったところであります。
 特に熊牛地区につきましては、復旧作業のために時間がかかり約15時間もの断水をせざるを得なかったために、住民の方に多大なご迷惑をおかけしました。
 事故原因につきましては、水道管の経年劣化によるものか又は2月2日に発生いたしました地震の影響等によるものなのか原因究明は困難な状況であります。
 このように連続した大きな漏水事故が起きましたことは、町といたしましても初めてのことであり、断水世帯の方への対応等行き届かなかった面がありましたことを深くお詫び申し上げます。
 今後、このような事態があった場合の対応策等につきまして改めて見直しを行い、非常時における迅速な対応をとってまいりたいと考えております。
 今回、熊牛地区で発生いたしました漏水事故に係る緊急的な復旧費用につきましては、補正予算の専決処分により対応させていただき、本定例会にご提案させていただくこととしておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 以上、水道管漏水事故につきまして行政報告といたします。
 次に、除雪車両による物損事故につきまして、ご報告申し上げます。
 平成25年2月9日午前7時15分頃、町の除雪委託契約先の除雪車両が、深夜の強風により生じた吹き溜まりの除雪作業中に、清水町字清水第3線45番地先の除雪委託路線である町道上清水第3線道路において、方向変換をするため後退したところ、後退時の安全確認不足により、北海道電力株式会社所有の電柱に接触し破損させたものであります。
 今回、事故を起こした除雪車両につきましては、町が委託業者に貸与している車両であり、貸与契約に基づき町が自動車損害賠償保険により損害賠償するものであります。
 除雪作業につきましては、常に慎重な運転をするよう指導しておりますが、今後におきましても、より一層慎重に運転するよう指揮監督してまいりたいと考えております。
 なお、本件につきましては、専決処分の指定により専決処分させていただきましたので、本定例会にそのご報告と賠償金に係る補正予算につきましてご提案させていただくこととしておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 以上、除雪車両による物損事故についての行政報告といたします。
 最後に、道路パトロール車の物損事故につきまして、ご報告申し上げます。
 平成25年3月3日午前5時頃、新得警察署より大型車両の事故に係る現場確認の要請があり、清水町字清水第5線34番地先の町道清水羽帯間道路の事故現場において、道路パトロール車を事故車両の最後尾に回転灯を点灯した状態で停車させていたところ、清水方面より走行してきた大型トラックに道路パトロール車が追突され、さらに追突された勢いで前方に停車していた事故車両に挟まれる形での多重事故が発生いたしました。
 幸い、職員は既に降車した後であったこともあり、双方にけが等はありませんでした。
 道路パトロール車の損害につきましては、現在調査中であり、本件に係る賠償につきましては、すべて相手側の負担となることで現在協議中であります。
 今季は、大雪や強風等の影響により各地において多数の事故等が発生しております。
 除雪体制は、常に細心の注意を払い実施しておりますが、今後もより一層細心の注意を払い現場作業にあたる所存であります。
 以上、道路パトロール車の物損事故についての行政報告といたします。

○議長(加来良明) 次に、教育長。

○教育長(伊藤 登) スクールバスによる物損事故につきまして、ご報告申し上げます。
 平成25年3月11日午前7時50分頃、スクールバス熊牛線登校時の委託運行中に、清水中学校停留箇所に入るため右折した際、清水町本通12丁目17番地先のT字路周辺の雪山の影響により右折しきれず後退したところ、T字路の後方側にある北海道電力株式会社所有の電柱に接触して車両後部を損傷いたしました。
 事故原因は、委託業者の運転業務員がスクールバスを後退する際、バックアイカメラのハレーションと雪面のホワイトアウトによりバックモニター上では電柱が確認できず、視認による安全確認を十分に行わなかったため事故が発生いたしました。
 なお、乗車中の児童生徒につきましては、運転業務員が直ちに確認し、この事故によるケガ人はありませんでしたので、物損事故として取り進めてまいります。
 今回、事故を起こしたスクールバスにつきましては、町と委託業者との委託契約に基づき、町が自動車損害賠償保険により損害賠償するものでありますが、事故の再発防止に万全を期するとともに、より一層の安全運転管理の徹底による安全運行に努めるよう指揮監督してまいります。
 以上、スクールバスによる物損事故についての行政報告といたします。

○議長(加来良明) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可します。
 質疑ありませんか。
 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) ただいま、町長から行政報告で車に関わって2件あります。加えて報告を受けましたスクールバスの物損事故と、非常に予期知れないような事故が多く出ております。幸いなことに、人身事故に結びついていないということが不幸中の幸いであったと思います。
 私は、スクールバスの関係で常々いろいろなことを進言させていただいております。今回の、スクールバスの物損事故について、事故を起こしたバスは、我が町が、ない金を叩いて買った素晴らしいバスでありまして、まさか新車だと思いませんでした。
 昨日、以前から新車が入って走っているという話を聞いておりましたので、一度見せていただきたいと思っておりまして、午後4時過ぎに、「バスを見せてくれ」と行ったところ、その後で、「実は物損事故を起こして車庫に入っている」という話であります。しっかりと見せていただきました。新車ですから、痛ましいことをしたという印象を受けました。
 後部のガラスがぐちゃぐちゃに近いような形になっていて、バンパーまでへこんでいました。私は、子ども達は大丈夫なのかと思いました。むち打ちだとかについては、その日ではなく後から発生するものでありますので、子どもの関係についてどういう対応をされているのか、1点目にお尋ねいたします。
 2点目、当然、委託先から事故報告書が出てきているだろうと思いますが、この事故の原因は、この書面から見ると雪山の影響で右折しきれなかっただとか、バックモニターがハレーションを起こしただとか、何かよくわからないようなことが書いてあります。その後、私はどこで事故を起こしたのかと思い、回ってみましたが、どこで起こしたのかわからない状況でした。どうして電柱にぶつかるのか、ぶつかった位置は真ん中に近いところで当たっておりますので、右だとか左のほうに寄っているというのであればいいのですが、そのままバックすることは考えられなかったので、このへんについて事故報告書を提出されているとすれば、議会に提出していただきたいと思います。
 3点目、委託業者に任意保険を負担させたらどうだということを提言しておりますが、町は「保険料がそのほうが安いので」と、こういうことを言っております。私は、委託先にしっかりと責任体制を持ってもらうということが必要だろうと考えて、そういう発言をしているわけでありますが、今回の事故を見て、新車を潰して、ガラスもだめにしてということになれば相当かかるのではないかと想像しております。このへんについて、あらためて従前どおりで今後もやると、検討する考えがあるのか、これを明確にしていただきたいです。
 4点目、8台あるわけですから、このバスがいつこういう事故に遭うかもわからない状況下にあると思います。したがって、代替バスであるとか、代替の運転手であるとか、そういうことについてはしっかりと、いつ何が起きても心配のないように対応ができているのか、この4点についてお伺いいたします。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。学校教育課長。

○学校教育課長(松浦正明) スクールバスの事故について4点ほどご質問をいただきました。まず、1点目の子どもの対応でございます。
 昨日、事故を起こした運転業務員につきましては、中学校でありましたので、その後、小学校にも行かなければならないということもありましたので、その場ですぐに確認をして、給食センターに報告があったということです。
 給食センターとしましても事故現場等を確認をして、1日経ったわけですけれども、今朝も所長と係長が同乗し、子どもたち一人ひとりに状況を確認し、異常はないというふうに確認しております。また、保護者についても、文書で連絡を差し上げるとともに各保護者には電話等でこのような事故があったということで、何かあった場合は連絡をいただくというふうに連絡をしているところでございます。
 2点目、事故報告書の関係です。私の手元にはコピーがあるのですが、事故報告書はすぐに出してもらったので、若干、道路名だとかが間違っている箇所があり、多少なおさなければならないと思います。また、場所につきましては、朝方、吹雪もございまして吹き溜まり等がありました。道が悪いということもあり、除雪をして広く開けていただいておりますので、夕方の時点では道路幅も広くなったのかと思っております。
 それから、3点目の任意保険の関係でございます。委託業者に責任を持って管理していただくというのは当然でございます。昨日も、報告書を私のほうから、報告ありましたけれども、点呼や安全確認をしていただくということはしているようでございます。
 任意保険につきましては、町の車でございますし、町が責任を持って復旧しなければならないということもございます。金額の面につきましては、町で、町の共済保険に加入したほうが安いということでございますし、今回の事故で災害共済のほうを使うわけでございますけれども、民間であれば、それによって何段階か落ちて保険料が高くなるということがございますけれども、町の保険であれば、お互いに町村間で助け合っているということもございまして、車両保険が高くなるということはございません。そういうところから、今後も、町のほうに加入したいと考えております。
 それから、代替バスの関係ですが、今回、直すために数日がかかると思われます。現在、考えておりますのは、熊牛のバスは60人乗りの大型なものですから、今使っている羽帯線も大型車両でございます。それを熊牛のほうに使い、羽帯から乗られるという子どもは若干少ないので、その分は、平日は町民バスで対応したいと考えております。ただ、町民バスを使う日であれば、レンタカーを借りたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 一番心配していた子どもが、その後、問題ないと、まだわかりませんけれども、安心をいたしました。
 座席が結構高い座席でありますので、大人と違って、ぶつかった瞬間首が後ろにいくだとかということがなかなかないような椅子だというような感じを受けました。今言われたことについては、後遺症がないということを祈るのみであります。
 今、課長から説明されましたが、初期の対応によって大きな事案になり、また、父兄からも相当厳しく対応されるということは当然のことでありますから、このへんについて手抜かりのないような対応をお願いしたいと思います。
 2点目の事故報告書の関係ですが、先ほど、私が言いましたように、今年は除雪費で今回の補正でも1千万円増加しているようでございますけれども、相当、多額の除雪費をかけて丁寧な上にも丁寧に、なぜここまでやるのかという人もいますけれども、そうしておりますので、今の説明では、若干雪山ができていて、その後に広げたのでという話をされておりますが、当然のことながら、学校の入口と出口は除雪する段階で、広くとっているはずだという認識をしております。当初は、狭すぎて曲がりきれなかったというような認識をされているのか、ここを確認させてください。

○議長(加来良明) 学校教育課長。

○学校教育課長(松浦正明) 朝方は吹雪いておりましたので、雪が道路まで出てきたということと、今回は大型車なものですから、その雪によって曲がりきれず、またそれを切り返すために後退したときにぶつかったということでございます。その後、道路も広く開けてほしいということで直していただいております。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 学校関係のスクールバスが入るところについては、小学校であろうが中学校であろうが、相当広く除雪されているものだと認識しているのですが、その広く除雪されていた箇所が、風が強かったために雪が溜まり、曲がりきれずにバックをした段階で後ろにぶつかったという認識なのでしょうか。

○議長(加来良明) 教育長。

○教育長(伊藤 登) 雪山の状況につきましては、吹き溜まりということで、中標津の事故みたいな感じで一瞬にして溜まってしまったと、そこに突っ込んでいったという状況でありますので、除雪をしていなかったということではありません。それによって、幅が狭まってそこに突っ込んでいき、しかたなくバックをしたという状況でありますので、少し認識が違うと思います。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
 2点目については終了しました。

○6番(原 紀夫) 3点目の関係です。
 従前同様、任意保険で対応するということを言われましたが、今後も同じように、他町村では逆に、受託業者に任意保険については責任を持ってもらうというところもあるようですけれども、うちは、この考えは変わらないということで、再度、確認をさせてください。

○議長(加来良明) 学校教育課長。

○学校教育課長(松浦正明) 先ほども申し上げましたけれども、町の車両ということもございます。それと、自動車損害共済につきましては、全国の町村で、事故が起きたときのお互いの助け合いということもございます。そういうこともございまして、どうしても車両部分については高いのですが、事故が起きたときも同じ額で次の年も更新ができるというものがございます。あと、民間の保険でございますと、最初は0%の割引からはじまり、だんだん保険料が安くなってくるわけでございますけれども、車両保険につきましては、例えば減価償却で半額になったとしても、保険料が半額になるということではございません。そういうのを比較したところと、それとさらに事故が起きたときに、3段階だとか保険料が高くなります。そのときに委託料は高くするのかだとか、そういういろいろな問題が出てきます。そういうこともございますので、給食センターともいろいろと協議をしたところ、安心して直せるという部分もございますので、現在同様、町有自動車の損害共済のほうに加入したいと考えております。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 最後の4点目です。
 この事故を受けて、今後、安全運転管理の徹底を図り、指導監督をしていくということをいっておりますが、何か現段階で、今回の事故を受けてこういう指導をしていくとか、何かあるのかこのへんをお聞きします。

○議長(加来良明) 教育長。

○教育長(伊藤 登) 当然、会社の責任が大きいわけですから、今まで以上に、安全運転の教育等を含めてやっていただきたいというような要請をしながら、事故防止につなげていきたいと思っております。

○議長(加来良明) おはかりします。
 ただいま、原議員から事故報告書に関する資料の要求がありましたが、申出の資料を要求することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認め、全員に資料を提出するよう要求いたします。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
 質疑ありませんか。
 10番、安田薫議員。

○10番(安田 薫) 水道管漏水事故についての、3件目の熊牛地区においての国営かんがい排水事業で行った管の破裂について質問したいと思います。
 これに、熊牛地区の40世帯とありますが、酪農家が何戸あったのか、あと、酪農家なんかは電気がこないと搾乳できないのですが、水がなくても搾乳できないというか、そのような感じで、15時間もの断水があって、待ってくれる牛もいるけれども、待ってくれない牛もいます。
 バルクの洗浄ができなかった人が、バルクが自動洗浄になっていたら、水を外から加えてもできません。そういうことがあったので、どのような影響があったのかお知らせ願います。
 数年前にも熊牛地区ではこういうような事故があったと思いますが、路線的に同じものだったのか、または、数年前にやったのであれば、原因がわかって対応できていたはずなのですが、そのへんをお聞きしたいと思います。
 断水世帯への対応が行き届かなかった面があったということが書かれておりますけれども、どのような苦情があったのかもお知らせ願います。
 あと、この工事は終わって、町が管理ですから、補修ですとかは自分達でお金を出さなければならないのですが、原因によっては、工事を施工したところでの補償だとか、そういうものがあれば、直せるような原因もあるのかと思います。この点についてよろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。
 都市施設課参事。

○参事(横山 隆) 今回の事故の件につきまして、1点目の酪農家の戸数ということですが、正式に掴んではいませんが、約10戸くらいあったと思います。
 それから、バルク等の関係ですが、1軒につきましては、ポリタンクでお湯を配っております。それから、ほかの方については、自家製の営農用水ではなく、自家製の井戸をそのまま継続して使っておられる方がございましたので、搾乳に関して、応急用の給水タンクを運んだ方が1軒、20リッターのポリタンクでお湯を運んだ方が1軒、それから肉牛を飼っていた方がいらっしゃるのですが、そちらに関しては復旧まで待っていただきました。この3軒につきましては、水の手立て等をこちらからタンク車で運ぶということで協議させていただきましたが、上水道等が設置されていなくて、すべて直圧でやっておられる方でございました。したがって、水の手当はできるのですが、持って行ったところで直圧に変える装置等がございませんので、そちらにつきましてはポリタンクでお湯を運ぶなり、あとは給水タンクで持っていただきたいということで、協議を済んで手立てしております。
 次に、数年前にも事故があったという質問でございましたが、こちらにつきましては、かんがい用水の湿潤管が破裂して事故となっております。今回につきましては、営農用水で整備した飲み水の破損でございましたので、こちらにつきましては、今回、熊牛地区については初めての漏水事故でございます。
 次に、断水の連絡と行き届かなかった理由ということでございますが、事故があった場合、何を一番に行動を起こすかということにつきましては、まず、配水池を空にしないこと、配水池を空にしてしまうと、復旧に相当な日数がかかってしまいますので、第一に配水池を空にしない手立てをする、次に、いかに断水範囲を少なく持って行くか、次にいかに早く復旧するか、この3点に基づいて行動するわけなのですが、今回につきましては、250ミリというかなり太いパイプの亀裂でございましたので、あまりにも漏水量が多く、そちらの対処に追われたということで、各農家に、水圧がどんどん減って、その次に断水になるというところまで、手立てが遅れたことに関しましては、深く反省するところでございます。
 次に、この部分についてのパイプの管理の件でございますが、こちらにつきましては、国営で整備された部分がこちらの方に移管されております。この部分につきましては、通常通りのパイプでございましたので、特に、施工のうんぬんということは考えておりません。他のところは通常通りの経年劣化等または、なんらかの、突出的に作用があったのかということで、行政報告でもご説明しておりますように、因果関係を特定できるものではございませんので、普段の通常通りの修理のしかたということで、今後においても同じような管理のしかたをしていきたいと思っております。以上です。

○議長(加来良明) 10番、安田薫議員。

○10番(安田 薫) 対応等についてはわかりました。
 今後、もう少し規模の大きい事故になった場合の水の確保なんかは、どのような対応ができるのか考えておられるかお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 都市施設課参事。

○参事(横山 隆) 大きな場合ということでございますが、水につきましては、他の浄水場などもございますので、時間は遅れますが、給水することはできると思います。各農家につきましては、それぞれ貯水槽で対応している農家の方もございます。今回は2軒だけだったのですが、そういう直圧なり、そういう場合の給水装置なりを検討していただければありがたいと思っております。水については、ある程度、対応していけると思っております。以上です。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
 これで、行政報告は終わりました。

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○議長(加来良明) 日程第6、議案第3号、専決処分の承認を求めることについてを議題とします。
 本案について、提出者より提案理由の説明を求めます。
 副町長。

○副町長(金田正樹) 議案第3号、専決処分の承認を求めることについて、ご説明を申し上げます。
 専決処分第1号、平成24年度清水町一般会計補正予算(第11号)の設定でございます。
 総額に歳入歳出それぞれ1,698千円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ7,677,181千円とするものでございます。
 補正の内容につきましては、ただいま行政報告いたしました、2月2日に発生した十勝地方中部を震源とする地震により被害を受けた各施設の復旧費用の予算措置でございます。
 歳入よりご説明を申し上げます。
 6頁をお開き願います。
 18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、本補正予算の財源を財政調整基金繰入金で調整するもので1,698千円の増額でございます。
 その下、7頁でございます。歳出です。
 11款2項1目及び2項、災害復旧費でございます。この第2項につきましては、新設の項でございます。
 1目としまして、公立学校施設分として、施設修繕料304千円の計上でございます。清水小学校の給食エレベーター、御影小学校の暖房用配管等、さらに清水小学校の天井耐火ボードの修繕等の費用でございます。
 2目、社会教育施設としましては、工事請負費で文化センタートイレ等のガラスブロック、5か所の修繕でございます。さらに、体育館のガラスの破損4か所、あわせて1,394千円を増額するものでございます。
 以上、一般会計補正予算(第11号)の専決処分の説明とさせていただきます。
 ご承認につきまして、よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) これより質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) これより討論を行います。
 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第3号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、承認することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
 よって、議案第3号は承認することに決定されました。

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○議長(加来良明) 日程第7、議案第4号、専決処分の承認を求めることについてを議題とします。
 本案について、提出者より提案理由の説明を求めます。
 副町長。

○副町長(金田正樹) 議案第4号、専決処分の承認を求めることについて、ご説明申し上げます。
 専決処分第2号、平成24年度清水町上水道事業会計補正予算(第3号)の設定でございます。
 今回の補正につきましては、平成25年1月9日に発生しました、水道部の公用車が施設点検に向かう途中、国道274号と清水2丁目道路との交差点手前で後方から来た大型トラックに追突された事故にともなう、公用車修繕費用の補正でございます。
 この事故につきましては、発生後、新得警察署清水交番に通報し、現場検証が行われた結果、相手側の過失が原因と判断されまして、相手側の全額負担により車両修繕を行うことで合意し、補正予算の専決処分をしたものでございます。
 なお、この事故による本町職員への被害はありませんでした。
 具体的な補正内容について説明いたします。
 収益的収入および支出の補正でございますが、収入及び支出の既定額に431千円を追加し、収入総額を134,831千円、支出総額を86,396千円とするものでございます。
 次に、2頁をお開き願います。上段の表でございます。
 収益的収入ですが、1款2項3目、2節、その他雑収益につきましては、損害賠償金として相手方の保険会社から受けるもので431千円の追加でございます。
 その下の表になります。収益的支出の1款1項3目、11節、修繕費ですが、公用車の修繕費用の補正で431千円を追加するものでございます。
 以上、上水道事業会計補正予算(第3号)の専決処分の説明とさせていただきます。
 ご承認につきまして、よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) これより質疑を行います。
 質疑ありませんか

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) これより討論を行います。
 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第4号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、承認することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
 よって、議案第4号は承認することに決定されました。

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○議長(加来良明) 日程第8、報告第1号、専決処分の報告について、議案第5号、専決処分の承認を求めることについて、議案第6号、専決処分の承認を求めることについて、以上3件を一括議題とします。
 はじめに、提出者より、報告第1号の説明を求めます。
 総務課参事。

○参事(堀田政洋) 報告第1号、専決処分第3号についてご説明を申し上げます。
 専決処分させていただいた内容につきましては、専決処分書に記載されているとおりでございますが、平成25年2月9日発生の、公用車10トン除雪専用車の電柱接触事故にかかるものであり、賠償の相手方であります、北海道電力株式会社帯広支店との間で、当方の過失割合100%相当額、353,866円を賠償するものとし、和解が成立し、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、専決処分とさせていただきましたので、ご報告するものであります。以上です。

○議長(加来良明) 本案につきましては、地方自治法第180条の規定に基づく専決処分ですが、特に質疑がありましたら許可します。
 質疑ありませんか、

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
 報告第1号は、報告済みとします。

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○議長(加来良明) 次に、議案第5号、議案第6号について、一括して提案理由の説明を求めます。
 副町長。

○副町長(金田正樹) 議案第5号、専決処分の承認を求めることについて、ご説明申し上げます。
 専決処分第4号、平成24年度清水町一般会計補正予算(第12号)の設定でございます。
 総額に1,554千円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ7,678,735千円とするものでございます。
 補正の内容につきましては、これにつきましても、ただいま、報告第1号並びに行政報告をさせていただきました、水道管漏水事故と除雪車両による物損事故に係る経費の補正でございます。
 歳入よりご説明を申し上げます。6頁をお開き願います。
 18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、簡易水道事業会計の繰出金の財源を調整するもので1,200千円の増額でございます。
 その下の、20款4項3目、雑入につきましては、北電への損害賠償金につきまして、全額保険対応となり354千円の収入となります。
 その下の7頁、歳出にまいります。
 2款1項3目、財産管理費、354千円につきましては、歳入と同額の賠償金を計上しているものです。
 4款1項1目、水道施設費につきましては、特別会計繰出金1,200千円の増額でございます。
 以上が、一般会計補正予算(第12号)の専決処分の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第6号、専決処分の承認を求めることについてご説明を申し上げます。
 専決処分第5号、平成24年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)の設定でございます。
 総額に歳入歳出それぞれ1,200千円を追加し、歳入歳出それぞれ239,224千円とするものでございます。
 補正の内容としましては、水道管の漏水事故で行政報告いたしました、3件目の熊牛地区にて発生しました、漏水事故の復旧経費の予算措置でございます。
 歳入よりご説明申し上げます。
 5頁をお開き願います。
 4款1項1目、一般会計繰入金につきましては、補正予算の財源を繰入金で調整するもので1,200千円の増額でございます。
歳出にまいります。6頁をお開き願います。
 1款1項1目、美蔓簡易水道事業費の経営費につきましては、漏水にともなう管路等の修繕費として1,200千円を増額するものでございます。
 同じく、3項1目、公債費元金につきましては、財源のみの補正となります。
 以上、簡易水道事業特別会計補正予算の専決処分の説明といたします。ご承認につきまして、よろしくお願いいたします。
 なお、今回、数件にわたって交通事故が発生してしまいました。日頃から職員に対しても、安全運転を周知してきたところでございますが、今後もさらなる交通安全の意識の高揚に努めてまいります。
 以上、説明とさせていただきます。

○議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、一括して討論を行います。
 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第5号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、承認することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
 よって、議案第5号は、承認することに決定されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) これより、議案第6号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、承認することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)」

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
 よって、議案第6号は、承認することに決定されました。

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○議長(加来良明) ここで休憩いたします。 (午前11時07分)

○議長(加来良明) 休憩前に引続き会議を開きます。(午前11時20分)

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○議長(加来良明) 日程第9、町政執行方針について、町長より平成25年度町政執行方針を述べていただきます。町長。

町長(高薄 渡) 

I はじめに

 平成25年第2回清水町議会定例会の開会にあたり、平成25年度に臨む町政執行方針と所信を申し上げ、議員各位と町民の皆様にご理解とご協力を賜りたいと存じます。
 私は、この度の町長選挙において、町民の皆様の負託を受け、その信頼と期待に応えるため、全身全霊を捧げ4期目の町政運営に取り組んでまいる決意でございます。
 町長就任以来、常に町民の目線に立ち対話を重ね、「透明性のある開かれた町政」を基本に据え、この12年間を努めてまいりました。
 さて、我が国の経済情勢は、昨年の政権交代による期待感から、景気回復への兆しがあるものの、長引く円高と慢性的なデフレ状況から地方経済や国民生活は未だ大変厳しい状況にあります。
 4期目にあたり、これまで築き上げてきた土台に高さと広さをつくりこの難局を乗り越えていかなければなりません。
 そのためには、まちの将来像を「みんなで活き生き 豊かさ育むまち とかちしみず」として町民の皆様と協働して策定いたしました「まちづくり計画~第5期清水町総合計画」に定めたとおり、町民が互いに支え合い、活力ある産業の振興と健康で安心して暮らせる生活環境の充実を図り、心の豊かさとともに経済的にも豊かなまちに成長していくため、分野ごとに定めました「まちづくりの目標」を指針として、各種施策を創造したまちづくりを進めてまいります。
 本年度の当初予算につきましては、町長選挙が執行されたことから、骨格の予算編成となりますが、公約に掲げました政策に関わる予算につきましては、4月又は6月議会までに提案させていただく考えであります。
ここに、平成25年度の主要な施策につきまして、基本的な考え方を「まちづくり計画」の体系に基づき申し上げさせていただきます。

II 地方財政と予算概要

 平成25年度の地方財政計画の全体規模は、84兆5,200億円で前年度比0.3パーセントの増となり、東日本大震災分を除く通常収支分では、81兆9,100億円で前年度比0.06パーセントの増となりました。
 地方交付税につきましては、地方公務員給与費の算定減等により通常収支分の配分総額は17兆624億円で前年度比2.2パーセントの減となっておりますが、前年度創設された地域経済基盤強化・雇用等対策費の継続等により、本町の地方交付税のうち普通交付税は、前年度当初予算と比較し1,000万円、0.3パーセント増の30億円を計上したところであります。
 本年度の当初予算につきましては、政策的事業を抑えた骨格編成とし、一般会計予算額は前年度比10.5パーセント減の64億8,000万円、一般会計と6特別会計、公営企業会計の予算総額は前年度比6.9パーセント減の98億5,450万円であります。

III 主要施策の推進

1 自然と共生する安全で快適なまちづくり

◆自然環境の保全と環境との共生として
 森林は、生物多様性の保全、土砂災害の防止、水源のかん養の機能ばかりでなく、地球温暖化の抑制を図るなど、人々が安全で安心して生活していくためにより適正な管理が求められております。
 このため、町有林の管理につきましては、本町の森林施業計画に沿って継続的な整備保全に努めてまいりますとともに、町民に対し森林の持つ機能の大切さや森林にふれあう場を提供して、自然体験活動や森林教育を推進してまいります。
 また、民有林の整備につきましても、補助事業の積極的な活用により、維持管理事業や造林事業などの支援を継続して行い、自然環境の保全に努めてまいります。
 次に、生活環境でありますごみ処理業務につきましては、「一般廃棄物処理計画」に基づき、分別排出方法の徹底と再資源化を進めごみの減量化を図り、町民・事業者への分別方法やリサイクル等に関する情報提供及び説明会等を適時実施してまいります。


◆すべての世代が交流し住みやすいまちづくりとして
 老朽化が進む町営住宅の建替事業につきましては、「清水町営住宅長寿命化計画」に基づき、住環境の整備に努めてまいります。
 また、転入や転居のための「空き家、空き地、賃貸住宅などの情報」を提供し、民間による借家計画に協力してまいります。
 町民の足を確保するコミュニティバスは、「地域公共交通活性化協議会」において利用者の利便性向上を図るための検証を行いながら、町民の生活を支える交通システムの構築に取り組んでまいります。

◆緑豊かな森と水に親しむまちづくりとして
 地域の大切な資源であります自然環境を守り育てるために、河川、公園、緑地の維持管理に努めてまいります。
 花と緑に包まれた環境づくりへの住民活動を支援するとともに、衛生組合で実施している春と秋の町内一斉清掃、清水町クリーン・ディ、花いっぱい運動や花に関する団体とも連携し、美しいまちづくりに取り組んでまいります。

◆町民相互の支え合いと暮らしの安全安心として

 町民誰もが安全で安心して暮らせるまちづくりは、最も基本とするところであります。このため、子どもたちが犯罪被害に遭わないように学校・PTA・地域による「見守り隊」や、生活安全推進委員会による監視活動が、犯罪の抑止効果に繋がっているところであり、事件・事故を未然に防ぐように努めてまいります。
 また、商品や金融サービス等に係る消費者トラブルは、ますます悪質・巧妙化しておりますが、本町では既に消費生活相談や出前講座等の実施に努めており、今後も警察署及び関係団体等との積極的な連携、情報の共有、悪質商法対策等の啓発を行うとともに、消費者被害防止ネットワークにより消費者被害の未然防止を図ってまいります。

◆快適で良好な生活環境として
 安全できれいな水を供給するため、水道施設の適正な運転管理に努め、公用水域の水質保全を図るため、下水道施設の適切な維持管理を進めるとともに、本年度より機能強化対策として御影排水処理場の機器更新工事に着手してまいります。
 また、下水道計画区域及び集落排水計画区域外の地域生活者の生活環境改善のため、合併浄化槽の設置を推進してまいります。
 町道の整備につきましては、道路整備計画に基づき未整備路線の道路改良及び舗装工事を実施するとともに、全道路の適切な維持管理に努めてまいります。
 国費、道費による道路整備につきましては、車両及び歩行者の安全を図るため、車道及び歩道の整備を積極的に要請してまいります。

2 誰もが健康で思いやりのあふれるまちづくり

◆町民の健康と健康づくり意識として
 緑豊かな環境の中で、町民誰もが健康で暮らすことが重要であります。
 健康づくり運動の普及推進の一環として、「さわやかプラザ」の開館時間を拡大したことにより、幅広い年齢層の方々への利用や冬季間の運動不足の解消にも繋がっていることから、本年度はトレーニング機器の更新をし、町民の健康づくりをサポートしてまいります。
 次に、医療体制でありますが、清水赤十字病院の人工透析ベッド数増加により、人工透析患者の方の待機状況も解消されたところであります。
 また、救急医療については、道の救急指定を受けている清水赤十字病院においての当直医の確保等、町民の救急医療体制を維持するために、今後も運営支援をしてまいります。
 国民健康保険事業の保険給付費は、前年度の給付実績などを基に予算計上したところであり、主要歳入である保険税は所得の伸びが見込めないことによる減額を見込んでおりますが、今後の安定運営のためには引き続き保険税徴収率の向上と特定健康診査事業の推進に努めるとともに、一般会計からの繰入金により収支の均衡を図り、被保険者の負担軽減を図ってまいります。

◆高齢者の暮らしと社会参画として
 本町の高齢化率は、平成25年1月末現在で31.49パーセントなり、平成32年には40パーセントに達すると予測されており、現在65歳以上の高齢者世帯が町内全世帯の3分の1になり、今後も増加するものと見込まれます。
 また、緊急医療情報キットの配布や要援護者名簿の作成、電話や家庭訪問による安否確認事業などを導入し、高齢者が地域で安心した暮らしが継続できるよう、今後においても、高齢者の相互交流や高齢者と異世代の交流の場を設けるなど、高齢者の孤立防止対策などを講じてまいります。
 次に、介護保険事業につきましては、第5期(平成24年度~26年度)「介護保険事業計画」がスタートしたところでありますが、要介護認定者が増加する状況にあります。
 また、昨年、松沢地区に小規模多機能型居宅介護事業所が開設され、本年4月から下佐幌地区にグループホームと清水市街地に町民専用の地域密着型特別養護老人ホームがオープンいたします。多数の入所待機者の解消にも繋がり、より地域に密着した介護サービスが展開できるものと期待しているところであり、今後も地域包括支援センターを中心に、介護予防事業や総合相談・支援など関係機関とともに、より一層のサービス向上に努めてまいります。
 次に、後期高齢者医療制度につきましては、新しい高齢者医療制度の創設に向けた検討が進められてきておりましたが、現在はその見通しが立たない状況であり、今後においても、北海道後期高齢者医療広域連合と十分な連携を図りながら、現行制度の中での事業推進に努めてまいります。

◆障がい者の社会参加として
 障がい者福祉につきましては、「障害者自立支援法」及び「清水町障がい福祉計画」に基づき、各種サービスを実施しているところでありますが、「相談支援の充実」を柱とする障害者自立支援法の改正が行われたのを受け、昨年10月清水町障がい者相談支援事業所を設置し、相談支援専門員並びに社会福祉士を配置し、相談支援体制を拡充したところであります。
 本年度も障がい者とその保護者の多様な相談等に応じ、情報の提供や権利擁護等のために必要な支援を行い、障がい者が安心して地域で自立した生活が送ることができるように適切なサービスの提供に努めてまいります。

◆すべての世代が交流し支え合うまちづくりとして
 身近な人々が見守り合い、励まし合い、支え合いながら、みんなが元気ある暮らしができるよう、共に取り組むことが必要であります。
 このため、地域が求める活動や相談、要望に応えるため関係団体などとともにボランティア会員や認知症サポーターの増大に努めてまいります。
 また、地域の人たちが世代を超えて集うサロン事業も徐々に拡大してきており、今後も高齢者の暮らしをサポートできる体制づくりを進めてまいります。

◆まちぐるみで子育て世帯を支え応援するまちづくりとして
 子どもの未来に夢や希望を持ち、活力ある町を実現するために、子どもが健やかに成長できる環境づくりを充実させていくことが必要です。
 保育所運営につきましては、共働き世帯等の増加に対応するため、希望する児童を受入れ、待機児童ゼロとしてまいります。
 放課後児童につきましては、小学3年生までの対象学年を小学6年生に広げ、「カワウソ教室」と「学童クラブ」の一元化を図ってまいります。
 さらに、子どもの発育や発達への支援につきましては、「きずな園」の職員体制の充実を図り、早期発見、相談支援機能の強化、対象世帯への家庭訪問など、適切な療育ができるよう取り組んでまいります。
 また、虐待防止対策につきましても、引き続き啓蒙活動に努め関係機関との連携により、迅速な対応をしてまいります。

◆安心して暮らせるまちづくりとして
 今日の労働者を取り巻く環境は、経済の低迷が続き、未だに景気回復が見込まれない厳しい状況にあります。
 このため、本年度も離職者の緊急雇用相談窓口を開設し、ハローワーク等と連携し、国の緊急雇用創出事業や町独自施策の新卒者就労支援事業の積極的な活用を行い、労働環境の改善や雇用の促進に努めてまいります。
 季節労働者対策につきましても、十勝北西部通年雇用促進協議会とも連携を図りながら就労対策を進めてまいりますとともに、とかち勤労者共済センターなどを通じて、働く方々の福利厚生の充実、労働災害や職業病の防止など労働安全についての呼びかけ等を行ってまいります。

3 新しい次代を担う人材を育むまちづくり

◆家庭・学校・地域がともに推進する教育のまちづくりとして
 未来を担う子どもたちが、夢と希望にあふれ、心豊かにたくましく成長し、健やかに成長されることは、私たちの願いであり、使命でもあります。
 幼児教育につきましては、「愛のあふれる幼稚園」を目標として、地域資源を活かした特色ある教育課程を編成し、幼児一人ひとりの個性の伸長と豊かな心の育成を図ってまいります。
 学校教育では、本年度も低学年は20名程度の「少人数学級」により、基礎・基本を重視した学習と豊かな心の育成に努めるとともに、特別支援を要する児童生徒への対応のため、よりきめ細かな学習支援をしてまいります。
 また、清水小学校の大規模改修工事をはじめとし、地元産の食材を利用した学校給食の提供、老朽化したスクールバスの更新、さらに総合学科の先進校として特色ある教育活動を展開しております清水高等学校や清水高等学校振興会との連携を図り、学ぶ環境の整備を進めてまいります。

◆文化のまちづくりとして
 文化とは、人々に楽しさや感動など、生きる喜びをもたらし人生を豊かにして創造性を育むものであり、優れた芸術作品に触れたときの感動や自ら表現した時の喜びは人生の生きる力を生み出します。
 このため、情操豊かな人間形成を図るため、芸術・文化に触れる機会を提供し、先人が育んだ「清水らしさ」を次世代へと継承できるよう努めてまいります。

◆スポーツ・レクリエーションに親しむまちづくりとして
 心身ともに健康で充実した明るい生活を送るため、スポーツ・レクリエーション活動を日常的に取り入れることは大変重要であります。
 このため町民が生涯にわたり気軽に参加できるレクリエーションスポーツの普及や各スポーツ事業の実施、各種大会への支援・協力をしてまいります。

◆学びの成果を活かすまちづくりとして
 町民一人ひとりが生涯にわたり生きがいを持ち、心豊かな生活を送ることができるよう各種学習機会を提供し、学んだ成果がまちづくりに活かされるよう努めるとともに、図書資料の充実と本に親しむ環境の整備を図り、生涯学習のまちづくりに努めてまいります。
 開校8年目を迎えた北海道芸術高等学校は、約900名の生徒が本町で行われるスクーリングに訪れ、町民との学びの共有と連帯感の醸成が図られております。
 また、まちづくりを進める魅力あるリーダーづくりとして取り組んだ「十勝清水 人・四季塾」につきましては、本年度も開設をしてまいります。

4 町の資源を活かした活力あるまちづくり

◆クリーンな農業と資源循環型のまちづくりとして
 本町の農業は、今後とも食料の安定供給と関連産業が地域経済や社会を支えていく重要な産業として発展していかなければならない大切な役割を担っており、より一層の安全で良質な農畜産物の生産確保に向けた施策を実施してまいります。
 また、「担い手対策」として、花嫁対策、後継者の育成などの各種事業を推進してまいります。
 健康な土づくりの推進を図るため、家畜糞尿の有効利用促進を図るとともに、化学肥料の過剰施肥による環境負荷や農家経営の負担軽減を図るため、定期的な土壌診断に取り組んでまいります。
 また、「TPP」への参加問題では、政権政党が「聖域無き関税撤廃を前提とする限り交渉には参加しない」と表明しているものの、与党の中にも推進派が多く予断を許さない状況にあり、農業を基幹産業とする本町としては命運をかけて、断固反対していかなければならないものと考えております。

◆経営基盤の確立と後継者が働きやすいまちづくりとして
 持続的な畑作農業の推進に向けた合理的な輪作体系の確立と畑作振興事業支援により、独自ブランドの確立を図り、経営強化に努めてまいります。
 また、自給飼料増産対策事業を引き続き実施し、飼料の自給率を高め経営安定化を目指してまいります。
 さらに、家畜伝染病の発生防止対策につきましては、関係機関と連携し万全な防疫体制をとるとともに、自衛防疫の普及啓発を行うなど指導徹底を図ってまいります。
 次に、乳牛の育成期におけるコスト低減や労働力の軽減など、酪農経営の補完施設として重要性がますます拡大しております町営牧場は、作業機械及び草地更新、効率的な飼育管理の実施と防疫体制の強化を図り、預託者が安心して利用できる管理運営を行ってまいります。
 農業基盤整備につきましては、異常気象にも負けない「ほ場」を作るために補助事業を活用した暗きょ排水事業、安定した農業用水供給のための農業水利施設の補修・更新等の保全整備を行い、農作物の生産性を高めてまいります。

◆まちの資源を活かした産業の振興と連携の促進
 「農業」、「食」を活かした地域活性化を目指し、「ペケレベツ」をシンボルマークとして、特産品の開発を目指していくための活動を支援してまいります。
 また、町内異業種間の連携により、新たな産業創出を推進するため、町民有志による生産、加工並びに販売を行う新たな事業展開や開発などにつきましても関係者と協議を進めてまいります。
 また、バイオ燃料地域利用エタノール実証事業をはじめ工場の新増設は、雇用の確保による定住などの経済的効果をもたらしており、今後も立地企業を支援していくとともに、昨年創設した「起業・雇用促進事業補助金」を活用し、事業者が起業しやすい環境を引き続き整え、町内経済の活性化を図ってまいります。

◆商業の活性化と異世代が集う多機能型まちづくりとして
 経済の低迷が続き、未だ景気回復の実感がない状況の中、個人消費の低迷や消費購買行動の町外流失が続き、商工業者にとって極めて厳しい状況が続いております。
 このような状況の中で、関係団体とともに、イベント等の賑わいを創出する取り組みや商工業の経営強化のための融資制度のほか、個人消費の町外流出防止対策や子どもから高齢者などが安心して買い物ができる商業環境の向上に努めてまいります。

◆地域の資源を活かした観光産業の創出として
 町民有志並びに飲食店主が、「十勝清水牛玉ステーキ丼」を開発し、道内の様々なイベントに参加して「十勝清水」の認知度を全道、全国に発信しており、また、道東道の全通により「食」や「景観」を求めて町外者の方が多く十勝・清水を訪れている状況下において、道東の玄関口として魅力ある食と「十勝清水4景+1」を活用し、関係機関と一層の連携や近隣町などとの広域的なイベント活動を展開しながら交流人口の増加と地域活性化を図ってまいります。

5 みんなで創る協働のまちづくり

◆町民誰もが参加する協働のまちづくりとして
 「広報しみず」は協働のまちづくりのため町政情報を広く届ける有効な手段です。町民によりわかりやすい掲載方法の工夫と、町民の視点に立った情報の提供等に努め、町民がまちづくりを考える資料となるよう広報の充実を図ってまいります。
 また、「いきいきふるさとづくり寄附条例」は、町民の皆さんをはじめ、町出身者や本町にゆかりのある方などが新たな形でのまちづくりへの参加と財源確保を行うものでありますが、寄附者の意向を十分反映できるよう今後とも適切な活用を図ってまいります。
 移住定住促進事業につきましては、移住者の新たな視点を地域活動に取り込んでいくことにより地域活性化に広がりと豊かさを与えてくれるものです。今後もPR活動や移住体験住宅を活用した生活体験事業などに取り組み、民間事業者と一体となった移住施策を推進してまいります。

◆効率的でわかりやすい行政運営として
 住民が地域のことを自ら考え、その総意に基づいて最善策を判断し実践していく住民自治の充実が必要であり、行政においても、自立性と自主性をもって町政を推し進めていくことが重要であり、町政運営の基本原則を定めた「まちづくり基本条例」による情報共有と町民参加について、情報の提供方法と参加しやすい環境の整備に努めてまいります。
 行政運営の基礎となる自主財源の確保につきまして、個人町民税では、前年度当初予算と比較し1,120万円の減となっておりますが、農業生産所得や農業関連営業所得等の減少が大きな要因となっているところであります。
 法人町民税につきましては、長引く地方経済の低迷や景気の回復が遅れているところから、前年度実績額の7,200万円を見込んでおります。
 固定資産税につきましては、北海道バイオエタノール清水工場と十勝清水町農協のたい肥工場の過疎地域減免が失効し通常とおりの課税することから、前年度当初予算額と比較し2,768万円の増で見積もっております。
 軽自動車税につきましては、個人や法人の4輪車の登録が年々伸びていることから、前年度と比較し20万円の微増を見込んでおります。
 町たばこ税につきましては、本年度から北海道の税源移譲に伴い、800万円の増収を見込んでおります。
 なお、収納対策につきましては、早期の自主納税の推進に努めるとともに、「十勝市町村税滞納整理機構」と更なる連携を図りながら、適切な滞納整理に取り組み、徴収率の一層の向上に努めてまいります。
 また、本年11月1日よりパスポートの申請事務が、北海道から権限移譲を受け、役場及び御影支所の窓口での申請及び交付事務が出来るようになります。今後もより一層住民サービスの向上に努めてまいります。

◆広域行政の推進として
 十勝管内の消防広域化につきましては、「十勝圏広域消防のスタート時の姿(案)」が市町村間で基本合意され、平成28年4月の運用開始を目標とし、まず、デジタル無線共同整備と高機能指令台設置による指令の一元化を優先させ、各市町村に温度差のある「自賄い」については段階的に解消していくことを確認したところです。本町といたしましても、市町村長会議の結果を踏まえながら、管内一丸となった消防広域化の推進に努めてまいります。
 次に、定住自立圏構想の取り組みにつきましては、定住自立圏共生ビジョンが策定され、「フードバレーとかち」の推進など医療や福祉、産業振興等の事業を具体的に進めており、今後においても十勝圏域全体の発展に資する取り組みの展開が期待されるところです。

IVむすび
 以上、平成25年度の町政を運営するにあたり、方針と所信につきまして申し上げましたが、依然として本町を取り巻く経済環境は厳しい状況にあります。
 私は、このような厳しい状況だからこそ知恵を出し合い、共に汗をかき、常に町民の視点に立ち、初心を忘れず、限られた財源のもとではありますが、町民生活や福祉向上のため全精力を注ぎ、町民の皆様が誇りに思える清水町の実現を目指して職員とともに全力を尽くす覚悟であります。
 議員の皆様をはじめ、町民の皆様の深いご理解とご協力をお願い申し上げ、町政執行方針を結ばせていただきます。

平成25年3月12日

清水町長  高薄 渡


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○議長(加来良明
 日程第10、教育行政執行方針について、教育委員会委員長より、平成25年度教育行政執行方針を述べていただきます。
 教育委員会委員長。


○教育委員長(三澤吏佐子)

I はじめに

 平成25年第2回清水町議会定例会の開会にあたり、清水町教育委員会の所管行政の執行に関する主要な方針について申し上げます。
 我が国におきましては、教育振興基本計画などにより、21世紀を切り拓く心豊かでたくましい人材の育成が進められております。
 清水町教育委員会といたしましては、北海道教育ビジョンの基本理念である「自立」と「共生」を踏まえ、学校、家庭、地域、そして行政が連携を深め、子どもが安心・安全に学び、生活できる教育環境の充実に努めてまいります。
さらに、本町の教育理念を「心響」、実践指標をしみず「教育の四季」とし、町民総ぐるみで「心かよわせ、互いに響き合う感性豊かな教育」を推進してまいります。

II 学校教育の推進
 
 確かな学力、豊かな心、健やかな体を育むため、バランスのとれた教育を進めてまいります。
 本町を愛し、優しさと勇気を持ち、地域の発展に貢献できる子どもを育てるため、学校における全ての「教育力」を結集し、「学校力」を高め、子ども一人ひとりが意欲的に学びあい、可能性を伸ばす教育を推進してまいります。
 また、学校施設の整備に努めてまいりますが、本年度は施設の老朽化により清水小学校の大規模改修事業を進めます。

1 確かな学力の育成
 分かりやすい授業を展開するために、教職員の資質向上に向けて校内外の研修体制の充実や指導方法の工夫改善、教材備品の整備など学びの環境の充実に努めてまいります。
 また、全ての教科の基本として、言語活動の充実や体験的な学習を重視するとともに、学ぶ意欲を高め、学習習慣を身に付けさせ、思考力・判断力・表現力など「生きる力」を育成し、情報処理能力や想像力の向上を図ります。

2 学校改善支援プランの推進
 昨年度行われた全国学力・学習状況調査などの調査結果で明らかになった成果や課題を踏まえ、各学校での授業改善の取組などに活かしてまいります。
 また、学習習慣の定着や生活習慣の確立など家庭教育にかかわる面も多いことから、学校の努力とともに家庭との連携に努めてまいります。

3 豊かな心と健やかな体を育む教育の推進
 生命を大切にする心、思いやりの心、感謝の心、互いに支え合う心など、子どもたちの規範意識や倫理感を育むため、家庭・学校・地域が連携しながら、発達段階に応じた道徳教育や、奉仕・体験活動などの推進を図ります。
 なお、いじめについては、「いかなる理由があろうと、人間として絶対に許されない」という認識に立ち、その未然防止、早期発見、早期対応に努め、命を大切にする指導や教育相談を充実してまいります。
 また、子どもたちの活動の源となる体力の向上や、歯の健康を含めた健康の増進についても学校の教育活動全体での指導と合わせて家庭や地域との連携を図ります。

4 子どもの安心・安全教育の推進
 子どもたちが事故や事件に巻き込まれないように安全教育を進めるほか、登下校時における通学路等のパトロールボランティアの協力を得るなど保護者や地域ぐるみの取組を推進します。
 また、防災教育や情報モラル教育についても、子どもたちの発達段階に応じ、家庭、学校とも連携し、指導を図ってまいります。

5 特別支援教育の推進
 特別に支援を必要とする児童生徒の一人ひとりの教育的ニーズに応じた指導や支援に努め、特別支援教育支援員の配置などにより支援体制の整備を図るとともに関係機関との連携を推進します。

6 幼保・小などの連携教育の推進
 幼児・児童生徒の発達段階を踏まえた学びの連続性を図るため、幼保・小連携は重要です。幼児と児童との交流活動や教師など関係者の連携した取組により、なめらかな接続を進めます。
 さらに、教育課程の連続性を踏まえ、小学校と中学校の連携などについても進めてまいります。

7 しみず「教育の四季」の推進
 「感性あふれ、表情豊かな子どもの育成」を目指し、しみず「教育の四季」を推進してまいります。
 清水町の次代を担う子どもたちが、生涯にわたり心豊かに生きていくために大切な基本的生活習慣や規範意識の定着に向けて、全町民が心を合わせ取り組んでいるところです。この取組を、本町の特色ある活動として、引き続き実践してまいります。

III バスの運行及び学校給食の運営方針

1 スクールバス等の運行
 スクールバスについては全路線を運行委託しますが、引き続き遠距離児童・生徒の通学手段として安全な運行に努めてまいります。
 また、使用耐用年数を超過して車体の老朽化が著しい車両について更新を進めておりますが、本年度は中型バス1台と、小型バス1台の更新を図ってまいります。

2 学校給食の推進
 学校給食につきましては、地元産の食材を多く利用したメニューを取り入れ、おいしい給食の提供に努めるとともに、給食を通して児童生徒に正しい食事のとり方や望ましい食習慣を身に付けさせるなど、食に関する指導の充実を図ってまいります。
 また、子どもの発達段階に応じた食育の推進を図り、食に関する興味・関心を高められるよう食育活動を進めてまいります。

IV 社会教育の充実

 将来の予測が困難な社会情勢のなか、町民が充実した生活を送るため、生涯を通じて豊かに学ぶ環境を整備し、学んだ成果をまちづくりに生かすことができる社会の実現を目指し、それぞれのライフステージに応じた多様な学びの場を創造してまいります。
 また、3年次となる第7次社会教育計画に基づき、さらに社会教育の充実を図ってまいります。

1 社会教育活動の推進
 子どもたちにとって、家庭は生活習慣を学ぶ大切な場であり、地域の教育力も大きな支えとなります。今後も関係機関と連携を図りながら、心豊かな子どもが育つ家庭や地域社会の構築を推進してまいります。
 社会教育活動の拠点施設である公民館につきましては、町民に親しまれる学習活動・情報提供の場として良好な維持に努めてまいります。

2 文化芸術活動の推進
 町民一人ひとりが心豊かに潤いのある生活を送るため、引き続き文化芸術の持つ力が広がる活動を促進し、文化芸術に触れる機会を提供してまいります。
 また、子どもたちの豊かな感性を育むために、芸術鑑賞事業を実施し、保護者や地域の方も共に鑑賞できるようにしてまいります。

3 スポーツ・レクリエーション活動の推進
 年齢や体力に応じたスポーツ活動の推進や健康づくりを通した地域の連帯感の醸成に向けて、スポーツ推進委員をはじめ、関係機関の協力を得ながら講習会や大会を開催してまいります。
 また、アイスアリーナにつきましては、冬季スポーツの振興と地域活性化の視点から引き続き指定管理者と連携を密にしてまいります。

4 図書館の運営
 地域を支える情報の拠点として、豊かな読書生活を保障し、日常的な調査・研究に応えるための施設として町民の読書要求と学習意欲に応える資料を収集・提供してまいります。
 子どもの読書活動は、学校図書館との連携をさらに深め、ボランティアの協力を得ながら積極的に進めてまいります。
 また、新しいメディアに対応できるよう視聴覚コーナーの機器更新を行うとともに、図書館に足を運んでもらうような動機付けを行う各種事業を展開します。
 さらに、エントランスホールを活用した事業を定期的に開催し、「町民のふれあいの場」としての図書館を目指してまいります。

Ⅴむすびに

 以上、平成25年度の教育行政執行に関する主要な方針について申し上げました。
 本年度も本町の教育・文化・スポーツの振興と生涯学習社会の構築に最善の努力を傾けてまいりますので、議員並びに関係各位の温かいご支援と積極的なご協力をお願い申し上げます。

平成25年3月12日

清水町教育委員会 委員長 三澤 吏佐子


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○議長(加来良明) ここで休憩いたします。(午後0時01分)

○議長(加来良明) 休憩前に引続き会議を開きます。 (午後1時00分)

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○議長(加来良明) 日程第11、議案第22号、清水町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第23号、清水町廃棄物の処理及び清掃に関する条例及び清水町収入証紙条例の一部を改正する条例の制定について、議案第27号、平成25年度清水町一般会計予算の設定について、議案第28号、平成25年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定について、議案第29号、平成25年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定について、議案第30号、平成25年度清水町介護保険特別会計予算の設定について、議案第31号、平成25年度清水町公共下水道事業特別会計予算の設定について、議案第32号、平成25年度清水町集落排水事業特別会計予算の設定について、議案第33号、平成25年度清水町簡易水道事業特別会計予算の設定について、議案第34号、平成25年度清水町上水道事業会計予算の設定について、以上10件を一括議題とします。
 提案者より、提案理由の一括説明を求めます。副町長。

○副町長(金田正樹) 平成25年度予算のご審議をお願いするにあたりまして、概要をご説明申し上げます。
 お手元に、予算に関する資料、A4の横版でございます、それと平成25年度清水町各会計当初予算案説明資料をお配りさせていただいております。
 予算に関する資料に沿ってご説明を申し上げますが、平成25年度清水町各会計当初予算説明資料が内容説明となっておりますので、見比べながらご覧いただきたいと思います。
 それでは、予算に関する資料の1頁をお開き願います。
 平成25年度清水町予算総括表として、一般会計及び特別会計、企業会計の予算額を前年度と比較するかたちで掲載してございます。
 一般会計、6特別会計及び、1企業会計の予算総額は9,854,500千円で前年度比735,600千円、6.9%の減となったところでございます。
 一般会計の予算額は6,480,000千円で前年度比760,000千円、10.5%の減でございます。概要につきましては、2頁、平成25年度一般会計予算案、歳入歳出対比表でご説明いたします。
 特別会計の概要につきましては、国民健康保険特別会計は、1,385,000千円で、医療保険給付費の増等による前年度比30,000千円、2.2%の増でございます。
 後期高齢者医療保険特別会計は、151,500千円で、北海道後期高齢者医療広域連合への事務費負担金の減等により前年度比500千円、0.3%の減でございます。
 介護保険特別会計は、1,102,500千円で、介護サービス保険給付費の増等により前年度比139,500千円、14.5%の増となってございます。
 公共下水道事業特別会計は、351,800千円で地方公営企業法の適用に向けた資産評価台帳作成委託の実施等により前年度比6,600千円、1.9%の増でございます。
 集落排水事業特別会計は、101,500千円で、平成23年度より調査・計画策定を進めておりました、下水道施設機器等の更新につきまして、実施設計及び更新等工事に着手すること等により、前年度比18,300千円、22.0%の増でございます。
 簡易水道事業特別会計は、116,500千円で、御影浄水場施設等改築整備事業の完了等により前年度比131,300千円、53.0%の減でございます。
 次に、企業会計でございますが、上水道事業会計は、165,700千円で、建設改良費及び企業債償還金の減等により前年度比38,200千円、18.7%の減でございます。
 平成25年度の当初予算につきましては、町長選挙のため政策的事業を抑えた骨格予算での編成でございます。
 政権交代による国の政策や地方財政措置の変動、また、扶助費や公共施設の老朽化にともなう経費の増大といったなかで、各事務事業で経費の節減と取捨選択を行いながら予算編成を行ったところでございます。
 2頁にまいりまして、平成25年度一般会計予算案、歳入歳出対比表でございます。一般会計の歳入歳出をそれぞれ款別で掲載してございます。
 一般会計の予算額は、先ほど申し上げましたとおり、6,480,000千円で、前年度比760,000千円、10.5%の減でございます。地域密着型介護老人施設整備事業及び介護基盤緊急整備等特別対策事業、町営住宅建替事業におきます「わかば団地」の建物購入、古潭橋橋梁架替整備事業、以上、3つの事業の完了が、前年度比減の主な要因でございます。
 説明資料のほうに、主な減額要因と増額要因、また、歳入歳出それぞれの款別概要を記載してございますので、後ほどお目通しいただきたいと存じます。
 次に、予算に関する資料の3頁にまいりまして、平成25年度一般会計予算案総括表でございます。3頁に款別の歳出特定財源の内訳、4頁に一般財源の内訳を記載してございます。
 以下、5頁につきましては、一般会計予算案款別節別集計、6頁から11頁にかけましては、一般会計及び特別会計の主な事業、12頁につきましては、一般会計から特別会計への繰出金の内訳、13頁は地方債及び債務負担行為残高と基金残高の状況、14頁は、地方債及び債務負担行為の年度別償還予定、15頁から24頁にかけましては、複数年度に及ぶ事業などの計画等を記載した主要事業政策シートとなってございますので、参考にしていただきたいと思います。
 以上、平成25年度各会計予算案の概要につきまして申し上げました。関連条例2件とともによろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○議長(加来良明) おはかりします。
 ただいま議題となっております10件の議案につきましては、議長を除く12人の委員で構成する、平成25年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託し、審査することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
 よって、一括議題となっております10件の議案につきましては、議長を除く12人の委員で構成する、平成25年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定しました。

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○議長(加来良明) 日程第12、議案第15号、清水町新型インフルエンザ等対策本部条例の制定についてを議題とします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(阿部一男) 議案第15号、清水町インフルエンザ等対策本部条例の制定についての提案理由の説明を申し上げます。
 本条例は新設条例であります。新型インフルエンザ等対策特別措置法が昨年の5月23日に制定され、新型インフルエンザ等が発生し、国民生活等に甚大な影響を及ぼす恐れがある場合、国は、新型インフルエンザ等緊急事態宣言を行い、町は直ちに同対策本部を設置する旨の規定が法令で定められたため対策本部に関し、必要な事項を町条例で制定するものでございます。
 次の頁をお開きください。
 本条例は、第1条の目的、第2条の組織、第3条の会議、第4条の部、第5条の雑則から構成されているものでございまして、それぞれ条例をご覧の通りに定めたところでございます。
 附則といたしまして、この条例は新型インフルエンザ等対策特別措置法の施行の日から施行することとなっておりますが、先ほど申し上げましたように、特別措置法が公布されて1年以内と定められているところでございまして、今年25年5月23日以前までに施行が効力を発するものということになってございます。
 以上、議案第15号、清水町新型インフルエンザ等対策本部条例の制定についての提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

○議長(加来良明) これより質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) これより討論を行います。
 討論ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明)
 これより、議案第15号、清水町新型インフルエンザ等対策本部条例の制定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) 日程第13、議案第16号、清水町道路の構造の技術的基準等を定める条例の制定についてを議題とします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。都市施設課長。

○都市施設課長(越井義樹) 議案第16号、清水町道路の構造の技術的基準等を定める条例の制定について、提案理由の説明を申し上げます。
 本条例の制定内容、趣旨につきましては、地域の実情、自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる地域主権改革一括法でありますが、道路法の一部改正が行われました。
 地方道路であります、都道府県道及び市町村道の道路の構造の認定基準及び道路標識、区画線及び道路標示に関する基準につきましては、これまで、政省令で全国一律に定められていましたが、今般の法改正により、国が政省令で定める基準を参酌して、各自治体、事業主体の条例で定めることとされております。本町といたしましても、国が示した基準、政省令であります、道路構造令及び道路標識、区画線及び道路標示に関する命令を参酌いたしまして、本条例の制定を行うものであります。
 条例本文につきまして説明させていただきます。本文につきましては、議案書の次の頁からになります。
 条例の構成でありますが、本条例は全46条で構成されております。大ざっぱな条項でありますが、本文1頁の第3条は、道路の区分について、第5条は車線等について、3頁の第6条は車線の分離等について、4頁の第8条、路肩、5頁の第9条、停車帯、7頁の第12条、歩道、8頁の第14条、堆雪幅、第16条は設計速度について、第10頁の第19条、第20条は、曲線部の片勾配及び曲線部の車線等の拡幅、11頁の第22条は、視距等、第23条は縦断勾配について、飛びまして、20頁の最後の条項になります。第46条は、道路標識の寸法につきまして、それぞれ道路構造の技術等につきまして規定したものでございます。
 このなかで、第3条の道路の区分や第5条の車線等につきましては、国の基準では第1種から第4種のとおりについて規定しておりますが、第1種、第2種につきましては、高速道路、自動車専用道路についてでございますので、本町の条例では第3種、第4種ということで地方道路について規定するものであります。また、第9条の停車帯につきましては、国の基準では都市部の道路には必要がある場合に設けると規定しておりますが、本町の条例では、観光のための停車需要がある場合に、地方部の道路においても停車帯を設けることができることを規定するものでございます。また、国の基準では、歩行者、交通量の多い道路は3.5メートル以上、その他道路につきましては2メートル以上を規定しておりますが、本町の条例では、地域需要、用地の集約等により整備が困難な場合に備えまして、歩行者とすれ違い可能な1.5メートルまで歩道幅を大きくすることができることといたしました。また、第14条の堆雪幅につきましては、国の基準では、除雪を緩和して設けるとうたっておりますが、本町の条例では、全域が積雪寒冷地域であることから、道路の除雪堆雪スペースにて条例上、明確化するものでございます。また、第22条の視距につきましては、町の条例では、全域が積雪寒冷地域であることから、凍結した路面での制動停止距離を考慮した距離といたしました。
 なお、議案説明資料の1頁から33頁になります。
 資料といたしまして、今申し上げました条例の概要及び参酌基準であります、政省令であります、道路構造令と本町の条例の比較表を添付してございます。ご参照していただきたいと思いますが、本町の道路整備につきましても、これまで、国の示した基準に基づき、道路整備がなされてきていますことから、本町の条例におきましても本町の道路に該当されてなく、今後の整備が予定されていない内容につきましては、軌道敷に関する項目であります。条例制定の対象外といたしますが、現在の国の基準を取り入れることとしたうえで、また、地域性、寒冷地等に北海道が独自に定めました基準につきましても、参考にいたしまして、条例の制定を行うものであります。
 以上が、条例の制定の概要であります。なお、附則といたしまして、この条例は平成25年4月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) これより質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 今、説明をいただきましたが、専門的なことが多くてよくわからないというのが本音であります。
 そこで、この道路法が新たに町に関していうと、新設をしたり、改良をする際に、今後この道路法が適用されるということになるのですが、うちの道路にあてはめたときに、ここは相当変わるだとかこういうことはあるのか、ないのかはどうでしょうか。

○議長(加来良明) 都市施設課長。

○都市施設課長(越井義樹) 今までの道路整備につきましても、政省令で定めた部分で実施しておりますので、その部分を条例において規定したということになりますので、変わるということにはならないと思います。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) これより討論を行います。
 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第16号、清水町道路の構造の技術的基準等を定める条例の制定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) 日程第14、議案第17号、清水町高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に係る道路構造に関する基準を定める条例の制定についてを議題といたします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。都市施設課長。

○都市施設課長(越井義樹) 議案第17号、清水町高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に係る道路構造に関する基準を定める条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 本条例の制定内容、主旨につきましては、前議案第16号の条例制定と同様でありますが、地域主権改革一括法の制定にともない、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、いわゆるバリアフリーの一部の改正が行われました。
 地方道路でありますが、市町村道の移動等の円滑化の促進にかかわる、道路構造に関する基準につきましては、これまで、省令で全国一律に定められておりました。今般の法改正により、国が省令で定める基準を参酌して、各自治体、事業主体が条例で定めることとされております。本町といたしましても、国が示した基準、省令でありますバリアフリー化に関する構造基準を参酌いたしまして、本条例の制定を行うものであります。
 条例本文につきまして、説明させていただきます。
 議案書の次の頁からになります。
 条例の構成とありますが、本条例は全34条で構成されております。
 1頁の第1条、第2条の第1章の総則であります。第3条の歩道から、3頁の第10条の車両乗入れ部につきましては、第2章になります。歩道等の基準について規定したものでございます。第11条の立体横断施設から7頁の第16条の階段につきましては、第3章の立体横断施設の基準について規定したものでございます。
 8頁の第17条、第18条は、第4章になります。乗合自動車停留所の基準につきまして、また、第19条の障害者用駐車施設から、12頁の第29条につきましては、第5章になります、自動車駐車場の整備について規定したものであります。
 第30条の案内標識から13頁の第34条の防雪施設につきましては、第6章になります。移動等円滑化のために必要なその他の施設等の基準について、それぞれ道路構造等の基準について規定したものでございます。
 このなかで、第2章につきましては、国の基準による他、排水溝に関する基準を追加しております。また、第3章の立体横断施設につきましても、国の基準による他、傾斜路、通路、階段に設ける手すりに関する構造を追加しております。
 第4章、第5章につきましては、国の基準通りとしております。
 第6章につきまして、移動等円滑化のために必要なその他の施設等につきましては、国の基準通りといたしますが、本町に存在いたしません、路面電車駐留場等に関する項目につきましては、条例化しないことといたしました。
 なお、議案説明資料の34頁から47頁にわたりまして、資料といたしまして、今申し上げました。条例の概要、参酌基準であります、省令、本町の条例の比較表を添付してございます。ご参照していただきたいと思いますが、本町におきましても道路管理者は、歩行者の面的利用に配慮した道路基準とする必要があり、本町の条例におきましても、本町の道路に該当しなく、今後も整備が想定しない内容、これにつきましては、路面電車停留場に関する項目でありますが、この部分につきましては、条例の対象外といたしますが、現在の国の基準を取り入れるとしたうえで、条例の制定を行うものであります。
 以上が、条例制定の概要であります。なお、附則といたしまして、この条例は平成25年4月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) これより質疑を行います。 
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) これより討論を行います。
 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第17号、清水町高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に係る道路構造に関する基準を定める条例の制定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) 日程第15、議案第18号、清水町準用河川管理施設等の構造に関する条例の制定についてを議題といたします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。都市施設課長。

○都市施設課長(越井義樹) 議案第18号、清水町準用河川管理施設等の構造に関する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 本条例の、制定内容につきましても前議案と同様であります。
 地域主権改革一括法の制定にともない、河川法の一部改正が行われました。準用河川の条例につきましては、これまで省令で全国一律で定められておりましたが、今般の法改正により、国が政令で定める基準を参酌して各自治体が条例で定めることとされております。
 本町といたしましても、国が示した基準、政令であります、河川管理施設と構造令を参酌して本条例の制定を行うものであります。
 条例本文につきまして説明させていただきます。議案書の次の頁からになります。
 条例の構成でありますが、本条例は全51条で構成されております。
 1頁の第1条、第2条は第1章の総則であります。
 第3条から4頁の第18条の連続しない工期を定めて段階的に築造される堤防の特例につきましては、第2章になります、堤防の基準について規定したものでございます。
 5頁の第19条から第22条の魚道につきましては、第3章になります、床止めの基準について、第23条から8頁の第35条の護床工等につきましては、第4章になります、水門及び樋門の基準について定めたものでございます。
 9頁の第36条の河川区域内に設ける橋台及び橋脚の構造の原則から、12頁の第43条につきましては、第5章により、橋の基準につきまして規定したものであります。
 第44条から13頁の第48条につきましては、第6章になります。伏せ越しの基準について、それぞれ河川管理施設の技術的基準を規定したものでございます。
 このなかで、第2章の堤防につきましては、原則国の基準通りといたしますが、小潮、高潮及び高規格堤防につきましては、規定しないことといたしました。また、第3章の床止めから、第5章、橋につきましては、原則国の基準通りといたしますが、高潮については規定しておりません。
 なお、議案説明資料の48頁から70頁に、今、申し上げました条例の概要及び参酌基準であります、河川管理施設構造令と本町の条例の比較表を添付してございます。ご参照していただきたいと思いますが、本条例につきましても、準用河川につきまして、河川の規模や施設等を考慮した結果、本町の条例につきましても本町の準用河川に該当がなく、今後も整備が想定されない内容につきましては、揚水機、排水機場、取水塔に関する項目でありますが、条例制定の対象外といたしますが、現在の国の基準を取り入れることとしたうえで、条例の制定を行うものであります。
 以上が、条例制定の概要であります。なお、附則といたしまして、この条例は平成25年4月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) これより質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) これより討論を行います。
 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第18号、清水町準用河川管理施設等構造条例の制定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) 日程第16、議案第19号、清水町営住宅等整備基準条例の制定についてを議題とします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。
 都市施設課長。

○都市施設課長(越井義樹) 議案第19号、清水町営住宅等整備基準条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 本条例の制定内容につきましても、前議案の条例制定と同様でありますが、地域主権改革一括法の制定にともない、公営住宅法の一部改正が行われました。
 公営住宅の整備基準につきましては、これまで、省令で全国一律で定められていましたが、今般の法改正によりまして、国土交通省令で定める基準を参酌して、自治体が条例で定めることとされております。
 本町といたしましても、国が示した基準であります、公営住宅と整備基準を参酌して本町の条例の制定を行うものであります。
 条例本文につきまして説明させていただきます。本文につきましては、次の頁からになります。
 条例の構成でありますが、本条例は全17条で構成されております。
 第1条の趣旨から第5条の費用の縮減への配慮につきましては、総則を規定したものであります。
 第6条の位置の選定、第7条の敷地の安全等につきましては、敷地の基準を規定したものであります。
 第8条の住棟等の基準から、第13条の附帯施設、第14条の児童遊園から第17条の通路につきましては、住宅及び共同施設の基準を規定したものであります。
 なお、議案説明資料71頁から76頁になります。資料といたしまして、条例の概要参酌基準であります、省令であります公営住宅等整備基準と本町の条例の比較表を添付してございます。
 71頁の最初の項目、趣旨から、76頁の最後の項目であります道路の整備基準、それぞれ国の基準、本町の基準をそれぞれ表記したものとなっております。
 74頁から75頁の住戸の基準の項目で、但し書きの部分でありますが、これにつきましては、共用部分に共同施設等を設置した場合の基準につきまして、これにつきましては、本町の公営住宅にも存在しないことから規定しないことといたしました。本町のこうした規定におきましても、これまで国の示した基準に基づき、整備がなされていますことから、本町の条例におきましても、現在の国の基準を取り入れることとしたうえで、条例の制定を行うものであります。
 以上、条例の概要であります。附則といたしまして、この条例は平成25年4月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) これより質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) これより討論を行います。
 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第19号、清水町営住宅等整備基準条例の制定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) 日程第17、議案第26号、清水町都市公園等条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。都市施設課長。

○都市施設課長(越井義樹) 議案第26号、清水町都市公園等条例の一部を改正する条例につきまして提案理由の説明を申し上げます。
 例規集につきましては、第2巻、7,141頁から7,148頁に登載されております。
 本条例の改正内容につきましても、前議案と同様でありますが、地域主権改革一括法の制定にともない、都市公園法及びバリアフリー法の一部改正が行われました。都市公園の配置及び規模に関する技術的基準及び、移動等の円滑化のために必要な費用につきましては、これまで政省令で全国一律で定められておりました。今般の法改正によりまして、国が政省令に定めます基準を参酌いたしまして、各自治体が条例で定めることとされております。
 本町といたしましても、国が示した基準、都市公園法施行令及び省令でありますけれども、バリアフリー化に関する構造基準を参酌いたしまして、清水町都市公園条例の一部の改正を行うものであります。
 また、今回の改正に合わせまして、条文の一文について、見出し記号及び字句の誤りにつきまして改正するものであります。
 配布しております、議案説明資料109頁から121頁に、清水町都市公園条例の新旧対照表により説明させていただきたいと思います。
 109頁の第7条の公園施設の設置若しくは管理又は占用の許可の申請書の記載事項の関係でありますが、特に条文の変更はございません。今回の改正に合わせまして、見出し記号等の改正を行うものであります。
 110頁から113頁にかけての第13条の都市公園の敷地面積の標準、第14条の都市公園の配置及び規模、第15条の都市公園の施設の設置基準、第16条の移動等円滑化の促進に係る特定公園施設の設置基準、この第13条から第16条の4条につきまして、今回の法の制定にともない、新たに条例において規定するものであります。
 はじめに、第13条の都市公園の敷地面積の標準の関係でありますが、これは、清水町区域における住民一人あたりの都市公園の敷地面積の標準値を規定したものであります。
 次に、第14条の都市公園の配置及び規模の関係でありますが、これにつきましては、地方公共団体が都市公園を設置する場合の、設置及び規模の基準であり、第1号の街区公園、第2号の近隣公園、第3号の都市公園、第4号の総合公園、第2項の環境緑地帯等の表示面積を規定したものであります。
 次に、第15条の都市公園の施設の設置基準の関係でありますが、これにつきましては、公園内に公園施設と設けられる建築物の建築面積割合に関する基準について定めたものでございます。
 次に、第16条の移動等の円滑化の促進に係る特定公園施設の設置基準につきましては、114頁から121頁にかけまして、別表4において規定しております。
 次に113頁に戻ります。
 113頁、第18条、過料でありますが、今回の改正に合わせまして、第3号の条項を改めるものであります。
 なお、議案説明資料87頁から108頁に戻りますが、資料といたしまして、法改正にともなう条例制定の概要、参酌基準であります政省令と本町の条例との比較表を添付してございます。これにつきましてもご参照していただきたいと思いますが、本町の都市公園につきましても、これまで、国の示した基準に基づき整備がなされてきており、本町の条例におきましても国の基準を取り入れることとしたうえで、条例の一部改正を行うものであります。以上が、条例の一部改正の概要であります。なお、附則といたしまして、本条例は平成25年4月1日から施行するものであります。
 以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

○議長(加来良明) これより質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) これより討論を行います。
 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第26号、清水町都市公園等条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 日程第18、議案第7号、平成24年度清水町一般会計補正予算(第13号)の設定について、議案第8号、平成24年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第9号、平成24年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第10号、平成24年度清水町介護保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第11号、平成24年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第12号、平成24年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第5号)の設定について、議案第13号、平成24年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)の設定について、議案第14号、平成24年度清水町上水道事業会計補正予算(第4号)の設定について、以上、8件を一括議題とします。
 本案について提案理由の一括説明を求めます。副町長。

○副町長(金田正樹) 議案第7号、平成24年度清水町一般会計補正予算(第13号)の設定につきましてご説明を申し上げます。
 総額に65,631千円を追加し、7,744,266千円とするものでございます。
 歳入の補正より説明をさせていただきます。
 10頁をお開き願います。
 12款1項1目、民生費負担金につきましては、歳入見込みによりますへき地保育所入所児童保護者負担金420千円の減額でございます。
 2目、農林業費負担金につきましては、国の経済危機対応・地域活性化予備費によります農業体質強化基盤整備促進事業の補助金交付が決定いたしましたことから、事業実施によります受益者負担金8,400千円を追加するものでございます。
 次の13款1項3目、農林業使用料及び、次の2項4目、農林業手数料につきましては、それぞれ歳入見込みによる追加でございます。
11頁にまいります。
 14款1項1目、民生費国庫負担金につきましては、児童手当給付額の減にともないます児童手当負担金1,638千円の減額でございます。
 2項2目、衛生費国庫補助金につきましては、がん検診推進事業の受診者数の減によります疾病予防対策事業費補助金421千円の減額でございます。
 3目の農林業費国庫補助金につきましては、先ほど、申し上げました国の経済危機対応・地域活性化予備費による農業体質強化基盤整備促進事業の補助金交付決定によります追加でございます。国庫補助は10アールあたり150千円の定額補助となっており、暗渠排水42ヘクタール分で63,000千円の追加でございます。
 5目、土木国庫補助金でございますが、1節、土木総務費補助金の1番、社会資本整備総合交付金につきましては、住宅耐震診断及び改修にかかります補助金分でございますが、補助対象がなかったことにより243千円の減額でございます。
 3節、住宅管理費補助金の1番、社会資本整備総合交付金につきましては、町営住宅建替事業にかかります補助金分でございます。補助対象事業費の確定及び補助率が45%から50%に引き上げられたことにより10,017千円を追加するものでございます。
 次に、3項1目、総務費国庫委託金及び、2目、民生費国庫委託金につきましては、それぞれ歳入確定による減額でございます。
 12頁にまいります。
 15款1項1目、民生費道負担金につきましては、児童手当給付額の減にともないます負担金の525千円の減額でございます。
 2項2目、民生費補助金でございますが、1節3番、介護基盤緊急整備等特別対策事業交付金につきましては、地域密着型介護老人福祉施設及び認知症高齢者グループホームの施設整備に対します補助金交付の単価の増額によります追加でございます。地域密着型介護老人福祉施設の増額分で32,258千円と認知症高齢者グループホームの増額分8,368千円をあわせまして40,626千円の追加でございます。
 9節1番、高齢者等の冬の生活支援事業補助金につきましては、福祉灯油助成事業に対しまして、道からの補助金が交付決定されましたことから600千円を追加するものでございます。
 3目、衛生費道補助金から、5目、農林業費道補助金、3節、農業振興費補助金までは、それぞれ事業費の確定等によります補助金の補正でございます。
 一番下にございます、9節の1番、エゾシカ被害防止緊急対策事業交付金につきましては、エゾシカ捕獲頭数の状況から道補助金の交付が決定されましたことから250千円を追加するものでございます。
 13頁にまいります。
 7目、土木費道補助金につきましては、補助対象がなかったことによります住宅耐震改修費補助金450千円の減額でございます。
 15款3項1目、総務費道委託金、並びに、16款1項2目、利子および配当金につきましては、それぞれ、歳入見込みによります補正でございます。
 14頁にまいります。
 17款1項2目、特定給付金につきましては、いきいきふるさとづくり寄附4件を賜りまして155千円を追加するものでございます。
 20款4項3目、雑入につきましては、それぞれ、歳入見込みによります補正でございます。
 21款1項1目、民生債につきましては、地域密着型介護老人福祉施設整備事業にかかります道補助金の増額及び事業費確定によりまして、町費の補助金が減額となりますことから33,600千円を減額するものでございます。
 3目、商工債から、15頁、6目、教育債までにつきましては、それぞれの事業費確定にともなう減額でございます。以上が、歳入の補正内容でございます。
 続きまして、歳出の補正をご説明いたします。
 最初に人件費の補正につきまして、給与費明細書によりご説明いたしますので、恐れ入りますが39頁をお開き願います。
 給与費明細書、1、特別職でございます。比較欄をご覧ください。その他の特別職の区分で職員数15人減、報酬854千円の減額となってございます。また、長等の区分で共済費が396千円の増額となってございます。
 報酬の補正内容につきましては、衆議院議員選挙にかかります選挙管理委員会委員及び投票管理者等の報酬で228千円の減額、工業統計調査員で41千円の減額、農地利用調整委員で585千円の減額となっており、それぞれ執行残の補正でございます。
 共済費の補正内容につきましては、基礎年金拠出金公的負担金率の改正等による増額でございます。
 40頁をお開き願います。
 2、一般職でございます。比較欄をご覧ください。職員手当で517千円の減額、共済費で873千円の増額となってございます。
 職員手当につきましては、衆議院議員選挙にかかります時間外勤務手当の執行残の減額、また、共済費につきましては、基礎年金拠出金公的負担金率の改正等によるものでございます。
 恐れ入ります、16頁にお戻り願います。
 ただいま、人件費にかかわります補正内容をご説明いたしましたので、各目に計上いたします人件費につきましては、説明を省略させていただきます。ご承知いただきますようお願い申し上げます。
 16頁、下段のなかほどでございます。
 2款1項3目、財産管理費につきましては、25節10番、学校施設整備基金積立金につきましては、基金利子の増にともないます基金積立金の追加でございます。その他につきましては、それぞれ事業費確定による不用額の減額でございます。
 16頁の一番下から17頁にかかります、6目、企画費でございますが、17頁のなかほど、25節10番、いきいきふるさとづくり基金積立金につきましては、特定給付金の受領と基金利子の補正による154千円の追加でございます。その他につきましては、それぞれ事業費確定による不用額の減額でございます。
 18頁にまいります。
 2款4項3目、衆議院議員選挙費、並びに、19頁から20頁にかかります、5項1目、統計調査費につきましては、それぞれ不用額の減額でございます。
 次に、20頁の一番下でございます。
 3款1項3目、老人福祉費、19節32番、介護基盤緊急整備等特別対策事業補助金につきましては、歳入でご説明いたしました地域密着型介護老人福祉施設及び認知症高齢者グループホームの整備事業に対します道補助金の増額にともないまして、40,626千円を追加するものでございます。
 その下になります、34番、地域密着型介護老人福祉施設整備補助金につきましては、社会福祉法人清水旭山学園による地域密着型特別養護老人ホームの整備に対します町費補助金でございます。道費補助金の増額分32,258千円と事業費の確定による減額分1,349千円をあわせました33,607千円を減額するものでございます。
 今回、事業費が確定したところですが、全体事業費は417,584千円、財源内訳としまして、道補助金が171,144千円、町費補助金が198,774千円、社会福祉法人の負担は47,666千円となるものでございます。
 21頁にまいります。
 一番上にございます、28節10番、介護保険特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正にともなう6,164千円の減額でございます。
 8目、世代間交流センター運営費につきましては、燃料費単価の高騰による灯油137千円の増額でございます。
 2項2目、保育所運営費でございますが、22頁にまいりまして、一番上の部分、13節53番、通所タクシー委託料につきましては、歳出見込みによる600千円の減額でございます。
 3目、児童措置費につきましては、20節16番、児童手当につきましては、給付対象の減によります2,480千円の減額、23節10番、国庫道費負担金返還金につきましては、前年度分子ども手当の実績確定によります超過分につきまして返還金14千円を追加するものでございます。
 4目、へき地保育所運営費から、23頁、6目、学童保育所運営費までにつきましては、それぞれ歳出見込みによります不用額の減額でございます。
 23頁、中段の部分でございます。
 4款1項1目、保健衛生総務費、28節10番、国民健康保険特別会計繰出金及び、28節12番、後期高齢者医療保険特別会計繰出金につきまして、それぞれ、特別会計の補正にともないます繰出金の補正でございます。
 23頁一番下から24頁、25頁上段部分となります。
 2目、保健予防費につきましては、それぞれ歳出見込みによります不用額の減額でございます。
 25頁のなかほど、4目、水道施設につきましては、簡易水道事業特別会計の補正にともないます繰出金の減額でございます。
 5款1項1目、労働諸費につきましては、歳出見込みによります不用額の減額でございます。
 26頁にまいります。
 なかほどの、6款1項2目、農業総務費から、3目、農業振興費、27頁下段から28頁上段にかかります、5目、牧場費につきましては、それぞれ歳出見込みによります不用額の減額でございます。
 28頁の中段でございます。
 6目、土地改良事業費につきましては、歳入でご説明いたしました、国の経済危機対応・地域活性化予備費によります農業体質強化基盤整備促進事業の事業費追加でございます。暗渠排水42ヘクタールの実施を要します調査設計委託料4,200千円と工事費67,200千円をあわせまして71,400千円の追加でございます。
 7目、御影農業用水管理費につきましては、歳出見込みによる不用額の補正にともないます繰出金の減額でございます。
 8目、集落排水事業費につきましては、集落排水事業特別会計の補正にともないます繰出金の減額でございます。
 29頁にまいります。
 6款1項10目、農地集団化事業費につきましては、事業費確定による交換分合測量調査委託料180千円の減額でございます。
 30頁にまいります。
 7款1項1目、商工振興費、2目、観光費、31頁にかかります、8款1項1目、土木総務費につきましては、それぞれ歳出見込みによります不用額の減額でございます。
 31頁の下段の真ん中でございます。
 8款2項2目、除雪対策費でございます。除雪対策費につきましては、1月臨時会の補正予算第10号におきまして、増額補正をしたところでございますが、2月におきます降雪と強風の吹き溜まりによる除雪出動が見込み以上に多い状況となっておりますことから、町道除雪委託料10,000千円を追加するものでございます。
 32頁にまいります。
 8款4項3目、公共下水道費につきましては、公共下水道事業特別会計の補正にともないます繰出金の減額でございます。
 5項2目、住宅建設費につきましては、町営住宅建替事業の事業費確定による不用額の減額でございます。
 33頁にまいります。
 9款1項1目、消防負担金につきましては、西十勝消防組合予算の補正にともないます負担金の減額でございます。
 10款1項1目、教育委員会費につきましては、基金利子の増にともなう教育基金積立金の追加でございます。
 2目、教育振興費につきましては、事業費確定による不用額の減額でございます。
 34頁にまいります。
 10款2項1目、小学校管理費、並びに、3項1目、中学校管理費につきましては、燃料費単価の高騰と今季の厳しい寒さによる消費量の増によりまして、重油、灯油の予算を追加するものでございます。
 3項2目、スクールバス管理費につきましては、事業費確定による不用額の減額でございます。
 35頁にまいります。
 10款5項2目、文化振興費、3目、文化会館費につきましては、事業費確定による不用額の減額でございます。
 一番下の、6目、御影公民館費から、36頁にまいりまして、7目、農業研修会館費、9目、農村環境改善センター管理費につきましては、燃料費単価の高騰、寒さによる消費量の増によります重油予算の追加でございます。
 下段のなかほどになります。10款6項3目、体育館費につきましては、燃料費単価と消費量の増による重油予算の追加、並びに、施設利用者の増によります電気料の追加でございます。
 4目、学校給食管理費でございます。37頁の上段の部分、11節50番、施設修繕料につきまして、給食センターの蒸気ボイラーの軟水器と給湯ボイラー燃料ポンプ等の故障による修理費588千円を追加するものでございます。
 13款1項1目、行政費につきましては、臨時職員退職報奨の対象者の1名増によりまして1,058千円を追加するものでございます。
 2項1目、基金費につきましては、25節10番、財政調整基金につきましては、今回の補正にかかります調整額20,443千円の追加、11番、減債基金積立金、12番、公共施設建設等基金積立金につきましては、基金利子の減にともないます減額でございます。
 続きまして、地方債の補正につきましてご説明いたします。
 5頁をお開き願います。
 第2表、地方債補正でございます。
 歳入におきまして、21款、町債のそれぞれの事業が減額となりましたことから、過疎対策事業によるものにつきましては、限度額を425,200千円から382,500千円に42,700千円を引下げし、公営住宅建設事業につきましては、限度額を139,400千円から125,000千円にし、14,400千円引き下げるものでございます。
 次に、6頁にまいりまして、第3表、繰越明許費の設定でございます。
 歳出でご説明いたしました農業体質強化基盤整備促進事業につきましては、事業完了が翌年度となりますことから71,400千円を繰越明許費として設定するものでございます。
 以上、一般会計補正予算(第13号)の説明とさせていただきます。
 それでは、議案第8号、平成24年度国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の設定についてでございます。
 総額から歳入歳出それぞれ23,623千円を追加し、1,410,861千円とするものでございます。
 歳入よりご説明を申し上げます。
 5頁をお開き願います。
 2款1項1目、療養給付費等負担金につきましては、歳出における一般被保険者療養給付費の国庫負担分3,072千円を増額するものでございます。
 2款1項2目及び5款1項1目の高額医療費共同事業の国・道負担金、6款1項、共同事業交付金は、それぞれ交付額の確定による補正でございます。
 6頁にまいります。
 7款1項1目、利子及び配当金につきましては、基金利子額の確定見込み34千円の増額でございます。
 8款1項1目、一般会計繰入金につきましては、人件費の補正にともなう財源として86千円を増額するものでございます。
 同じく、2項1目、国民健康保険基金繰入金につきましては、歳出の一般被保険者療養給付費、償還分、補正分及び歳入歳出の補正にともなう財源として17,206千円を繰入れするものでございます。
 7頁の歳出にまいります。
 1款1項1目、一般管理費につきましては、職員の共済負担率の変更にともなう増額補正で、共済費に86千円を増額するものでございます。
 2款1項1目、一般被保険者療養給付費につきましては、一般被保険者医療費の伸びにより12,000千円を増額するものでございます。
 次に、8頁にまいります。
 7款、共同事業拠出金、9頁、9款、基金積立金につきましては、高額医療費にともなう拠出金の確定、基金利子の確定見込みによる増額でございます。
 最後になりますが、10款1項3目、償還金につきましては、平成23年度国民健康保険療養給付費等負担金の精算によりまして増額するものでございます。
 以上、国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の説明といたします。
 続きまして、議案第9号、平成24年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、ご説明申し上げます。
 総額から歳入歳出それぞれ1,672千円を減額し、149,686千円とするものでございます。
 歳入よりご説明申し上げます。
 5頁をお開き願います。
 1款1項、後期高齢者医療保険料についての補正でございます。1目、特別徴収保険料、2目、普通徴収保険料ともに、2月の賦課異動による予定賦課保険料の額の変更でございます。
 1目、特別徴収では、5,434千円を減額し、2目、普通徴収では4,145千円を増額するものでございます。
 2款1項1目、一般会計繰入金につきましては、人件費にかかる繰入金の減額でございます。
 6頁をお開き願います。
 歳出にまいります。1款1項1目、一般管理費につきましては、人件費にかかる職員手当共済費の補正でございます。
 2款1項1目、広域連合納付金につきましても、2月の賦課異動による予定保険料納付額の変更により、1,289千円を減額するものでございます。
 以上、後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第10号、平成24年度清水町介護保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、ご説明申し上げます。
 総額から歳入歳出それぞれ40,185千円を減額し、歳入歳出それぞれ951,034千円とするものでございます。
 歳入よりご説明申し上げます。
 5頁をお開き願います。
 1款1項1目、第1号被保険者保険料につきましては、2月までの賦課状況等を求め、算定して、それぞれ減額・増額をするものでございます。
 2款の国庫支出金、次の頁の3款、支払基金交付金、及び、4款の道支出金につきましては、現在までの交付決定額、並びに、内示額の通知に基づき補正を行うものでございます。
 7頁、6款1項、一般会計繰入金につきましては、歳出の補正後の額に基づいて、町の負担率に応じた繰入金の額の補正で、あわせて6,164千円の減額でございます。
 同じく、2項、介護給付費準備基金繰入金、今回の収支差引残13,790千円を準備基金から繰入れするものでございます。
 続いて、8頁の歳出にまいります。
 1款1項1目、一般管理費につきましては、人件費にかかる補正でございます。
 同じく、3項、介護認定審査会費につきましては、西十勝介護認定審査会負担金につきまして、平成23年度決算と平成24年度執行状況を踏まえ、144千円を減額するものでございます。
 2目7節、臨時認定調査員賃金につきましては、決算見込みに基づき、100千円を減額するものでございます。
 9頁にまいります。
 2款1項1目、居宅介護サービス給付費から、15頁、4項1目、特定入所者介護サービス費までの各種介護サービス等につきましては、2月までの支払い実績と今後の見込みごとに、それぞれ減額補正をするものでございます。
 16頁、4款、地域支援事業費につきましては、人件費にかかる補正でございます。
 以上、介護保険特別会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第11号、平成24年度清水町公共下水道事業特別会計(第4号)の設定について、ご説明申し上げます。
 歳入歳出それぞれ281千円を減額し、346,089千円とするものでございます。
 5頁をお開き願います。歳入でございます。
 1款1項1目、公共下水道事業受益者負担金から、2款2項1目、下水道手数料までは、各科目とも有収水量などの確定見込みに基づく補正で、受益者負担金60千円減額し、使用料2,851千円、手数料88千円増額するものでございます。
 次の頁の、3款1項1目、一般会計繰入金につきましては、本補正予算の財源を一般会計繰入金で財源調整するもので3,160千円の減額でございます。
 続きまして、7頁の歳出にまいります。
 1款1項1目、一般管理費につきましては、平成24年度における消費税及び地方消費税の確定見込みによる補正で133千円の増額でございます。
 次に、その下になります、1款2項1目、管渠管理につきましては、公共枡設置等工事の執行残による補正で217千円の減となります。
 続く、2目、終末処理場管理費につきましては、職員の共済費にともなう共済費73千円減額し、終末処理場の管理経費の決算見込みによりまして、委託料188千円、原材料費82千円、それぞれ減額するものでございます。
 最後の8頁、3款1項1目、公債費元金につきましては、財源内訳のみの補正でございます。
 以上、公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第12号、平成24年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第5号)の設定について、ご説明申し上げます。
 歳入歳出それぞれ175千円を減額し、82,603千円とするものでございます。
 5頁をお開き願います。歳入でございます。
 2款1項1目、使用料及び手数料につきまして、それぞれ、決算見込みによる補正で、使用料85千円、手数料10千円をそれぞれ増額します。
 3款1項1目、一般会計繰入金につきましては、本補正予算の財源を一般会計繰入金で財源調整をするもので、270千円の減額でございます。
 続きまして、6頁にまいります。
 1款1項1目、一般管理費につきましては、職員の時間外勤務の現状による手当の減と、共済費負担率の変更にともないます、共済費の増加で、手当100千円減額し、共済費64千円を増額するものでございます。
 続く、2項2目、排水処理場管理費につきましては、排水処理場の維持管理費の決算見込みによりまして、委託料84千円、原材料費89千円をそれぞれ減額するものでございます。
 7頁、2款1項1目、事業費につきましては、職員の扶養手当と共済費の変更で、扶養手当を34千円減額し、共済費68千円を増額するものでございます。
 最後に、3款1項1目、公債費元金につきましては、財源のみの補正となります。
 以上、集落排水事業特別会計補正予算(第5号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第13号、平成24年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)の設定についてご説明申し上げます。
 歳入歳出それぞれ859千円を減額し、238,365千円とするものでございます。
 5頁をお開き願います。歳入でございます。
 2款1項1目、水道使用料、及び、2項1目、簡易水道手数料につきましては、有収水量などを基にした決算見込みによる補正で、使用料1,738千円、手数料20千円をそれぞれ増額します。
 4款1項1目、一般会計繰入金につきましては、本補正予算の財源を繰入金で補正するもので2,669千円の減額でございます。
 次の頁の雑入でございます。
 御影浄水場改良整備工事の際に、請負業者において浄水場の電気を工事用として使用したことから、その使用した電力量に応じた料金相当額を使用料として徴収したことによる補正で、52千円の増であります。
 続きまして、7頁、歳出にまいります。
 1款1項1目、美蔓簡易水道事業費の経営費ですが、職員の共済費の補正で61千円増額し、水質検査手数料の単価見直し等による、決算見込額により手数料123千円、委託料143千円、公課費123千円、それぞれ減額するものでございます。
 3項1目、公債費元金につきましては、財源の補正のみでございます。
 次に、8頁にまいります。
 2款1項1目、御影簡易水道事業費の経営費でございますが、美蔓簡易水道事業と同じように、水質検査の手数料、単価見直しなどによりまして、決算見込額を需用費265千円、手数料16千円、メーター購入費250千円、それぞれ減額いたします。
 続く、3項1目、公債費元金につきましては、財源の補正でございます。
 以上、簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)の説明とさせていただきます。
 最後になります、議案第14号、平成24年度清水町上水道事業会計補正予算(第4号)の設定についてご説明申し上げます。
 収益的収入及び支出の補正ですが、収益的収入の既定額に1,228千円追加し、収入総額を136,059千円としまして、収益的支出の既定額に363千円を追加して、支出額を86,759千円とするものでございます。
 続きまして、資本的収入及び支出の補正ですが、支出のみの補正で、資本的支出の既定額に124千円を追加し、支出総額を106,205千円としまして、あわせて、資本的支出に対し不足する財源の補てん内訳を補正し、当年度分損益勘定留保資金40,607千円、減債積立金272千円、繰越利益剰余金処分額21,047千円、当年度利益剰余金処分額12,338千円及び消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,287千円とします。
 次の頁の一番上になります。
 議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与の既定額に87千円を追加し、12,458千円とするものでございます。
 その下になります。利益剰余金の補正につきましては、資本的収支の不足分を財源としまして、予定処分する当年度末の利益剰余金の額を32,621千円から33,385千円に補正するものでございます。
 続きまして、収益的収入及び支出の補正についてご説明いたします。
 3頁でございます。
 まず、収益的収入の補正につきましては、営業収益である水道料金及び手数料を決算見込額より補正するもので、水道料金1,067千円、手数料161千円をそれぞれ追加いたします。
 4頁にまいります。
 収益的支出の補正でございますが、1款1項3目、総係費を共済組合の負担金の率の変更によりまして、また、2項2目、消費税を決算見込みにより、それぞれ補正するもので、法定福利費に87千円、消費税276千円を追加いたします。
 最後に、5頁、資本的支出の内訳ですが、住宅の新築戸数の増加にともないまして、メーター購入費に124千円を追加するものでございます。
 以上、上水道事業会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。
 一括で、補正予算の説明をさせていただきました。よろしくご審議のほどお願いいたします。

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○議長(加来良明) ここで休憩いたします。 (午後2時20分)

○議長(加来良明) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後2時30分)

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○議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 8番、中島里司議員。

○8番(中島里司) 一般会計の31頁、土木費の除雪対策費についてです。
 残りわずかな期間で10,000千円の補正ということでございますから、この使い道について天気しだいなので、雪が降ったり、雪が降らなくても吹雪いたりという状況が出てくると思います。今回、聞きたいのは、この費用を融雪促進のために、現在ある雪を道路に出して早く溶かすようにするだとか、そういう費用としては使う予定はないのかという考えかたをしたいと思いますが、それ以外のことは自然現象なのでやむをえません。融雪促進のために、今、凍っている部分をあらためて重機を入れて砕くだとか、そういう費用ではないという確認をさせていただきたいのですが、副町長、今、おわかりでしょうか。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。
 副町長。

○副町長(金田正樹) 融雪の財源ではないのかということですが、そのとおりでございます。
 前回、1月に補正をさせていただきましたけれども、今は厳しい状況になっております。最近、強風が多く、多少降ったなかでも、農村部ではかなり吹き込みがあります。その対策の予算として計上し、これで出動がなければ執行はなくなります。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、一括して討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第7号、平成24年度清水町一般会計補正予算(第13号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。 
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第7号は、原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第8号、平成24年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第9号、平成24年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第9号は、原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第10号、平成24年度清水町介護保険特別会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第10号は、原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第11号、平成24年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第11号は、原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第12号、平成24年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第12号は、原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第13号、平成24年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第13号は、原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第14号、平成24年度清水町上水道事業会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第14号は、原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) ただいま、安田薫議員他、賛成者1名から、意見案第1号、TPP交渉参加断固阻止に関する要望意見書についてが提出されました。
 意見案第1号は、急施事件と認め日程に追加し、追加日程としてただちに審議することにしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
 よって、意見案第1号は急施事件と認め日程に追加し、追加日程としてただちに審議することに決定いたします。

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○議長(加来良明) ここで休憩いたします。 (午後2時36分)

(休憩中、意見書案配付)

○議長(加来良明) 休憩前に引続き会議を開きます。 (午後2時38分)

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○議長(加来良明) これより、意見案第1号、TPP交渉参加断固阻止に関する要望意見書についてを議題とします。
 職員に意見書案を朗読させます。事務局。

(事務局 意見書案 朗読)

○議長(加来良明) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 10番、安田薫議員。

○10番(安田 薫) 提案理由の説明をいたします。
 もうすでに、十勝管内のほとんどの市町村では意見書が出されております。新聞報道でもわかっていると思います。今日中に意見書をつくらなければならないこともありまして、提案させていただきました。
 内容等は、いろいろありますけれども、先ほど事務局が読まれたのがいいのではないかと思いますので、ご審議のほどよろしくお願いをし、今日中に提出させていただきます。

○議長(加来良明) これから質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) これより討論を行います。 
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、意見案第1号、TPP交渉参加断固阻止に関する要望意見書についてを採決いたします。
 おはかりします。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。 
 よって、意見案第1号は原案のとおり可決されました。
 提出先は、内閣総理大臣、農林水産大臣、外務大臣、経済産業大臣といたします。

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○議長(加来良明) 以上で、本日の日程は全部終了しました。
 おはかりします。
 議事の都合により、3月13日は休会にしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
 よって、3月13日は休会することに決定しました。
 3月14日は、午前10時に会議を開きます。

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○議長(加来良明) 本日は、これで散会します。(午後2時42分)