北海道清水町議会

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平成25年度予算審査特別委員会(3月15日_農林業費)

○委員長(口田邦男) これより、第6款、農林業費、123頁から140頁までの審査を行います。
 担当課長に申し上げます。特に説明の要するところがあれば説明をお願いいたします。なお、発言する際には挙手をし、委員長と呼び、発言の許可を求め、はじめに職名を言っていただきますよう、お願いいたします。
 産業振興課長。

○産業振興課長(池守輝人) 私のほうから、6款の農林業費のうち、産業振興課の予算概要につきましてご説明申し上げます。
 農林業費の総額は788,029千円でございまして、昨年度と比較して35,026千円の減でございます。主な概要につきましては、先般、副町長から予算の説明で申し上げたとおりでございますが、今年度の産業振興課にかかわる特徴的な事業につきましてご説明申し上げます。
 最初に125頁19節、負担金、補助及び交付金の13番、北海道食産業総合振興機構負担金でございます。新しくできたものでございますけれども、北海道フード特区ということで、帯広市が中心となってやっていますが、この申請事務を円滑に進めるために、町村会としてもこの機構のなかに加盟させていただいてございまして、その十勝町村会のうちの清水町の負担分ということでございます。
 同じく、14番、北海道てん菜振興自治体連絡協議会負担金でございます。一昨年から、道内の製糖工場所在地の8市町村が中心となって、てん菜増産のための施策の陳情などを行っておりますけれども、多くの市町村の同意を得て、現在67の市町村が参加している状況でございます。この協議会の事務事業負担金ということで計上させたものでございます。
 同じく33番、農業経営基盤強化資金利子補給補助金でございます。制度変更によって全額の国の負担となったということで、新規の貸付金についての負担がなくなったことによる2,645千円の減ということでございます。
 次に、126頁の農業振興費、19節、負担金の14番、農地・水保全管理支払事業負担金であります。昨年もご説明しましたけれども、当初、13地区ということで予定してございましたが、3地区が辞退したために10地区に対する町負担分とし10,202千円の予算計上を行ったところであります。
 127頁でございます。同じく負担金の35番、畑作総合振興事業補助金です。骨格予算ということで、継続事業のみ計上させていただいてございます。前年度対比で、1,056千円の減ということになってございます。同じく40番、新規就農者奨励交付金ということで、今年新規就農予定している方がいらっしゃいますので、その方の就農時に交付をするということで、新規就農受入れ措置条例に基づく交付金の支出でございます。
 同じく43番、農業者戸別所得補償制度推進事業を補助金です。すでにこれは3年目となりますけれども、農業者戸別所得補償制度の事務補助金ということで農協に交付するものでございます。
 続きまして、129頁から133頁の5目、牧場費でございます。
 前年度と比較しまして23,359千円の増額でございます。主な増額要因としては、131頁、11節、需用費の80番、医薬材料費でございます。入牧牛の乳房にイボができるということで、その対策として耳標装着型殺虫剤の購入費の増額でございます。
 2点目といたしまして、132頁、牧場費のなかの、18、備品購入費の10番、牧場管理用備品でございます。総合計画に沿いまして、トラクターとフォレージハーベスター、それから管理用バイクを購入することにしてございます。
 最後に、137頁から140頁、2項、林業費でございます。昨年と比較して885千円の増額ということになっております。主な増額ということですけれども、139頁の町有林整備費でございます。森林整備計画に基づく、主に保育事業の増額というものでございます。
 以上、申し上げまして説明とさせていただきます。よろしくご審議お願いいたします。

○委員長(口田邦男) 農業委員会局長。

○局長(北岡敏男) 農業委員会に関する予算は、123頁・124頁、1目、農業委員会費、136頁、9目、農地適正化斡旋事業費です。
 1目、農業委員会費の前年度と比較して17,892千円の増につきましては、主に、御影地区交換分合事業が平成24年度で完了し、農地集団化事業費が廃目になりますので、平成24年度農地集団化事業に計上いたしました、2名の職員の人件費を、今年度、農業委員会費に計上したところによります。
 9目は新たなものはなく、例年と大きな左右はありません。
 以上でございます。

○委員長(口田邦男) これから順次質疑に入ります。
 第6款1項1目、農業委員会費、123頁から124頁の審査を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。

○委員長(口田邦男) 次に、第6款1項2目、農業総務費、124頁から125頁の審査を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。

○委員長(口田邦男) 次に、第6款1項3目、農業振興費、125頁から127頁の審査を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。

○委員長(口田邦男) 次に、第6款1項4目、畜産業費、127頁から129頁の審査を行います。
 質疑ありせんか。
 奥秋康子委員。

○委員(奥秋康子) 129頁の自給飼料増産対策助成金についてですが、これらの対象者というのは、畑作の方ではなく酪農家に限るのでしょうか。お伺いします。

○委員長(口田邦男) 農畜産係長。

○係長(近藤芳行) デントコーンをつくっている酪農家と畑作がお互いを契約して、デントコーンをつくったものを引き受けていただいて、その分の堆肥を畑作にということで、連携した契約をしてくださっている方に補助金として町から、単1,500円を補助しているものでございます。

○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。
 中島里司委員。

○委員(中島里司) この項目でいいのかと思いながら、質問をさせていただきます。
 畜産のほうで、予算的に項目は載っていないのですが、これは執行側にも聞いていただきたいのですが、2月の漏水事故で水道課の対応について、寒いなかご苦労されたと聞いております。
 いろいろとお話を聞いているなかで、これは水道課で対応できるものではありません。ようするに畜産の関係の方々の一定の頭数がいれば、水が止まるといろいろな機械が作用しなくなるということで、今は骨格ですけれども、政策的な部分で予算化は無理かもしれませんが、検討に入っていただきたいです。担当で貯水槽について検討してもらいたいです。
 大規模農家、酪農家について貯水槽、病院あたりも緊急の場合のことを考えて貯水槽というのはもっています。畜産課についは、水が止まるとすごく経営に大きな打撃を与えると聞いておりますので、そのへんも地方としては町ではなく、施設としてそういう対応を検討させてもらえるのかと、今回の予算に載っていませんが、そのへんについて、今年度で検討していただく機会はないかどうかお聞きしたいと思います。

○委員長(口田邦男) 産業振興課長。

○産業振興課長(池守輝人) 今の段階で予算立てはさせてもらってございませんけれども、このことについて農家との関係もございます。農協と十分相談をさせてもらって、どのような対策をとるのか、国の補助金だとかがあればいいのですが、おそらく見当たることがないので、そのへんも含めて検討させていただきたいと思います。

○委員長(口田邦男) 中島里司委員。

○委員(中島里司) 予算委員会ですのでしつこく聞けませんが、あるとかないとかではありません。今言っているのは、そういう状況になったときに、どうやって対応をしていかなければならないかといことを言っています。あるとかないとかではありません。なければ対応できることを考えて検討しなければならないでしょうということを投げかけているんです。
 本来は2月の時点で、予算編成されていたのでつくらなかったと思いますが、そういうことをしないではなく、やれる方法を考えてくださいということを、予算化くださいとお話しているわけです。そのへんについて今一度、町長のほうから答弁していただきたいと思います。

○委員長(口田邦男) 町長。

○町長(高薄 渡) この事故についてお詫び申し上げるところでございます。
 貯水槽につきましては、酪農関係にも確かに必要です。災害用として、2つの道を考えていかなければならないと思っておりますので、十分検討させていただきたいと思っております。

○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。
 西山輝和委員。

○委員(西山輝和) 128頁、31番の家畜糞尿対策事業補助金があるのですが、こんなに減っているということは、ほとんどの農家の事業が終わったから、これでいいということですか。

○委員長(口田邦男) 産業振興課長。

○産業振興課長(池守輝人) リース事業の利子補給ということになってございます。
 大体の部分が終わりに近くなってございまして、その利子補給分がこのくらい残っているということでございます。

○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。

○委員長(口田邦男) 次に、第6款1項5目、牧場費、129頁から133頁の審査を行います。
 質疑ありませんか。
 西山輝和委員。

○委員(西山輝和) 牧場費で臨時職員だとか、短期臨時職員がいるのですが、これは夏と冬でどのくらいの人数に人件費がかかっているんですか。

○委員長(口田邦男) 牧場長。

○牧場長(水野秀明) 臨時職員の夏と冬の経費につきましては、予算書にあるとおり、短期臨時職員という項目が夏だけの臨時職員賃金になります。そして、その上にある単なる臨時職員とあるものが夏と冬...(途中中断)

○委員長(口田邦男) 牧場長、何人ですかということを聞いております。

○牧場長(水野秀明) 夏だけの人が10名です。前年度は人数が集まらないこともあり9名で行いました。そして、年間雇用されている臨時職員は8名ということでやっております。

○委員長(口田邦男) 西山輝和委員。

○委員(西山輝和) 人数的には少ないのですが、見ていると予算が赤字になってくるような状態なので、もう少し気を付けてみなければならないのではないかと思うのですが、そのへんはどうでしょうか。

○委員長(口田邦男) 牧場長。

○牧場長(水野秀明) 今年度は特に一般財源からの持ち出しが2,000万円を超えてしまうわけなのですけれども、これは備品購入で、トラクター等農業機械の更新に充てられるものであります。
 牧場のトラクターなど機械関係は結構古いものもあり、今後、定期的に更新していかなければなりません。今現在まで、ほとんど中古品で対応してきている部分もありますので、少なくとも、今後、長い期間使えるような機械を購入していかなければならないという考えで、こういった額を計上しております。以上です。

○委員長(口田邦男) 西山輝和委員。

○委員(西山輝和) そうやって、機械を次から次へと入れ替えていかなければならない経費はかさんでくると思うのですが、使用料で1億9,800万円くらいしか収入がないので、その収入に合わせてやるような方法で考えていかないと赤字が増えてくると思うので、そのへん気を付けてやってください。

○委員長(口田邦男) 牧場長。

○牧場長(水野秀明) もちろん、歳入歳出のバランスをみながらやっていきたいと思っております。

○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。

○委員長(口田邦男) 次に、第6款1項6目、土地改良事業費、133頁から134頁の審査を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。

○委員長(口田邦男) 次に、第6款1項7目、御影農業用水管理費、134頁から136頁の審査を行います。
 質疑ありませんか。
 山岸政彦委員。

○委員(山岸政彦) 136頁の一番上、御影地区農業用水維持管理協議会負担金とありますけれども、この維持管理協議会の業務の内容というのはどのようなものですか。

○委員長(口田邦男) 都市施設課参事。

○参事(横山 隆) この金額につきましては、円山地区といいまして、御影と一部芽室町までいっているかんがい用水の管がございます。これにつきまして、芽室町と清水町の協議会をつくってそのなかで運営しており、それぞれの負担金でございます。以上です。

○委員長(口田邦男) 山岸政彦委員。

○委員(山岸政彦) ということは、単に協議会の運営だけではなく、農業用水の維持管理に使っているということでよろしいでしょうか。

○委員長(口田邦男) 都市施設課参事。

○参事(横山 隆) そのとおりでございます。

○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。
 西山輝和委員。

○委員(西山輝和) 営農用水で聞きたいのですけれども、水道の使用料は減っているんですか、増えているんですか。

○委員長(口田邦男) 都市施設課参事。

○参事(横山 隆) この水の使用料につきましては、その年の気候、雨の量だとか、いろいろな因果関係がございますので、その年によって増えてみたり、減ってみたりしています。

○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。

○委員長(口田邦男) 次に、第6款1項8目、集落排水事業費、136頁の審査を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。

○委員長(口田邦男) 次に、第6款1項9目、農地移動適正化斡旋事業費、136頁の審査を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。

○委員長(口田邦男) 次に、第6款2項1目、林業振興費、136頁から138頁の審査を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。

○委員長(口田邦男) 次に、第6款2項2目、町有林整備費、139頁の審査を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。

○委員長(口田邦男) 次に、第6款2項3目、レクリエーションの森整備費、139頁の審査を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。

○委員長(口田邦男) 次に、第6款2項4目、森林整備事業費、139頁から140頁の審査を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
 これで、農林業費の審査を終わります。