平成25年第3回臨時会(4月30日_日程4)
○議長(加来良明) 日程第4、行政報告を行います。
町長から行政報告の申し出がありました。これを許可します。町長。
○町長(高薄 渡) おはようございます。第3回臨時会におきまして、3件ご報告申し上げます。
初めに、低気圧及び融雪による被害状況とその対応につきまして、ご報告申し上げます。
低気圧に伴う雨は、4月7日未明から断続的に降り始め、同日夕方に降り止むまでの間、清水消防署で観測した総降雨量は45ミリメートルに達しました。
この降雨と気温の上昇による融雪水が発生したことにより、4月7日から8日にかけて被害状況の調査を行ったところ、道路関係につきましては、清水第2線北道路外6路線で道路法面決壊、路盤砂利流失、排水工破損等の被害が発生いたしました。
農業関連施設につきましては、中熊牛地区の明渠において雪溜まりの要因により、一部農地が冠水いたしましたが、雪割り作業等を行った結果、翌日には水が引き農作物等への大きな被害はありませんでした。
なお、被災箇所の詳細につきましては、別紙の「低気圧及び融雪による被災箇所位置図」のとおりであります。
被災箇所の復旧につきましては、路面流失等の被害が軽微な箇所につきましては、9日から路面整正及び砂利敷き等の復旧作業を町直営により実施し既に完了いたしました。更に、道路法面決壊等の路線につきましては、災害復旧工事として発注を済ませ復旧を進めているところであります。
今回の被災に係る緊急的な復旧費用につきましては、補正予算の専決処分により対応させていただき、本臨時会にご提案させていただいておりますので、よろしくお願い申し上げます。
以上、低気圧及び融雪による被害状況とその対応についての行政報告といたします。
次に、大規模太陽光発電設備建設(メガソーラー)に関する協定の締結につきまして、ご報告申し上げます。
本年4月22日に本町と丸紅株式会社国内電力プロジェクト部において、メガソーラーの建設を通じて清水町のまちづくりに協力していただく協定を締結いたしました。
メガソーラーの建設につきましては、丸紅株式会社が100パーセント出資している三峰川電力株式会社が事業主体となり、総事業費約10億円を投じ、発電設備を清水地区3か所、御影地区1か所の計7万平方メートルの敷地に、太陽光パネル約12,000枚を設置するもので、4か所合計で発電最大出力3メガワット(3,000キロワット)規模の大規模太陽光発電設備となる予定です。
今後は、近隣住民への工事説明会を5月中旬に開催した後に建設工事に着手し、約1か月間の試験運転を経て、本年12月に本格稼動する予定となっております。
これにより、本町としても再生可能エネルギー利用に寄与することができ、今後のまちづくりへの一助になるものと期待しているところであります。
以上、大規模太陽光発電設備建設に関する協定の締結についての行政報告といたします。
3点目、憩いのサロン三丁目広場実験店舗事業の今後の対応について、ご報告申し上げます。
清水町商工会が運営主体となり、町がこれまで支援してまいりました「憩いのサロン三丁目広場実験店舗」について、この度、清水町商工会より検証結果が報告され、清水町商工会としては、この事業を今後も継続していくことは困難であるとの判断が示されました。
町といたしましては、中心市街地の空き店舗を少しでも解消し、賑わいを取り戻すという当初の目的達成に向けて様々な対応策を検討してまいりましたが、今回、農産物生産者を中心とした町民有志の方々が新たなNPO法人を設立する準備を進めており、当面は任意団体として地場産品等も含めその販売を行い、事業を継続していきたいとの申し出がありました。
この店舗は、買物客をはじめ、高齢者や子育て世代の憩いの場、交流サロン及びコミュニティーバスの待合所、観光案内や商店情報等の発信拠点として、収益を伴わない業務もあることから、この部分を町の業務として委託してまいりたいと考えています。
なお、本臨時会に本件に係る関連補正予算をご提案させていただいておりますので、ご審議のほどよろしくお願いします。
以上、憩いのサロン三丁目広場実験店舗事業の今後の対応についての行政報告といたします。
○議長(加来良明) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可します。
質疑ありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
これで行政報告は終わりました。