平成25年第7回定例会(9月17日_日程4)
○議長(加来良明) 日程第4、行政報告を行います。
町長から行政報告の申し出がありました。これを許可します。町長。
○町長(高薄 渡) 第7回清水町議会定例会におきまして、行政報告を1件申し上げます。
9月1日現在の農作物の生育状況等につきまして、ご報告申し上げます。
本年の播種作業は、5月中旬までの低温の影響により平年より遅れましたが、その後の天候の回復により、一部の作物を除き概ね順調な生育経過となっております。
主な作物の生育状況等は、収穫作業を終了した秋まき小麦につきましては、7月上旬の高温と下旬からの長雨により、収穫量の減少と著しい品質低下となり、現在は製品化に向けた調整をしている状況であります。
春まき小麦につきましては、平均6.3俵の収穫となり、平年並みとなっております。
てん菜につきましては、根部肥大が概ね順調で「良」となっておりますが、今後の褐(かっ)斑(ぱん)病・ヨトウガの発生を懸念しているところです。
馬鈴薯につきましては、食用・加工用及び澱粉原料用の品種ともに、平年より収量が高く、「並からやや良」となっております。
豆類につきましては、開花期の好天により着(ちゃく)莢(きょう)数が平年を大きく上回っており、生育も順調であり「やや良」となっておりますが、金時については降雨の影響により莢の乾燥が遅れ「並」となっております。また、豆類は全体的に草丈が高く、倒伏が心配されます。
次に、飼料作物につきましては、牧草の一番草は、春の低温の影響はありましたが、その後順調に生育が進み収量は「並」に、二番草は、降雨のため収穫時期の遅れがあったものの生育が良く「やや良」となっております。
サイレージ用とうもろこしは、7月以降の高温で草丈が順調に伸び「やや良」となっており、収量・品質ともに期待できる状況であります。
以上、9月1日現在の農作物の生育状況等についての行政報告といたしますが、今後におきましても農作物の適期収穫指導等に万全を期して参りたいと考えております。
○議長(加来良明) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可します。
質疑ありませんか。
12番、口田邦男議員。
〇12番(口田邦男) 1項目だけ、今の報告のなかで秋まき小麦の俵数が平均6.3俵と報告されましたが、この数字は何を指しているんですか。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。産業振興課長。
〇産業振興課長(池守輝人) 今のご質問でございますけれども、秋まき小麦についてということで、はるきらりにあたります。16戸の方が作付しておりまして、82ヘクタールほどつくってございます。それが今年の収量としては6.28俵ということで、およそ6.3俵ということでございます。
○議長(加来良明) 12番、口田邦男議員。
〇12番(口田邦男) 製品じゃなくて粗原ですね。わかりました。
○議長(加来良明) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
これで行政報告は終わりました。