北海道清水町議会

北海道清水町議会

平成25年第7回定例会(9月25日_日程3_一般会計決算(民生費))

○議長(加来良明) 第3款、民生費、第1項、社会福祉費、101頁から116頁までの質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 4番、木村好孝議員。

○4番(木村好孝) 主要政策成果表で言いますと、102頁になります。
 老人施設入所措置費についてなのですが、入所措置実施にあたっての家族介護の困難な状況、生活状況等の特徴的な点を伺いたいと思います。そのなかにおける共通条件や特殊性などがありましたらお聞かせください。
 12人の要介護・要支援の認定状況はどうなのかを2つ目に伺います。
 続いて、政策成果表の103頁、介護保険利用者負担軽減制度事業についてなのですが、介護サービス利用者非課税世帯に属する者の他、収入と条件ありの利用者軽減と同時に、法人の負担軽減がなされていますけれども、条件に該当している方、すべての希望・要求が満たされて、現在、待機者はいないのかどうかお伺いいたします。
 2点目は、平成24年度以降の該当者の状況を把握されていれば、お聞かせください。
 成果表の104頁にあると思うのですが、質問の内容からここに当てはまるかどうかは不安なのですが、障がい者の総合支援法の施行が今年度の4月から始まっているので、平成24年3月の時点で確定させておくことになっていると思うのですが、障がい者の範囲に難病の方々が加わることになっているのですけれども、これは組み入れられているかどうかを確認したいと思います。
 続いて、主要政策成果表の106頁の緊急通報システムの設置事業についてです。平成24年度は130台となっていますが、これは平成24年度の段階で130台なのかどうかをお聞きいたします。平成24年度に130台が設置されたのかどうなのか、今までの取り組みの総数として130台なのかを確認したいと思います。
 2点目に、今後の設置拡大計画がどうなっているのかをお伺いいたします。
 同じく、106頁なのですが、自立支援ホームヘルプサービス事業についてなのですが、非該当で独居、または高齢者のみの世帯が対象となっていて、実人員が2名となっていますけれども、他に対象者がいないのかどうか、2点目として対象者を把握していく方法、あるいは手続きのありかた等を伺いたいと思います。
 6点目ですけれども、成果表の118頁の学童保育事業についてなのですが、共働きをしている親家庭の増加にともなって、ニーズが高くなっております。

○議長(加来良明) 木村議員。そちらの頁は含まれておりません。

○4番(木村好孝) その前までお願いします。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。質問順にお願いいたします。保健福祉課長。

○保健福祉課長(中島弘志) 成果表の102頁の措置費の関係ですが、これは、特別養護老人ホームではなく養護老人ホームのことを記載しております。特徴的なことと言いますと、経済的に困難な方、そういう方が対象となってまいりますので、ご理解願いたいと思います。

○議長(加来良明) 保健福祉課参事。

○参事(小林秀文) ご質問の103頁の介護保険利用者負担軽減制度の事業でございますけれども、この事業につきましての内容ですけれども、社会福祉法人において利用者の負担軽減を、社会福祉法人独自に軽減を行った場合に、社会福祉法人の軽減について道の補助金を受けながら、社会福祉法人として利用者負担のため軽減した金額について、社会福祉法人に対して町が支払うという内容となっております。その対象者としてせせらぎ荘4名、けいせい苑1名ということで、その対象となる方については、一定の所得要件と資産の状況もあるんですが、社会福祉法人からの申請を受けて、町のほうで対応しているという状況です。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(中島弘志) 3点目の総合支援法の改正の関係で、難病は含めているのかと、確か改正の際に疾病までは思い出せませんけれども、何点か難病が含まれていたと理解しております。
 それから4点目、106頁の通報システムの関係ですが、これは平成25年3月、年度末の保有台数のことを明記してございます。130台が新たに引かれたということではございません。

○議長(加来良明) 保健福祉課参事。

○参事(小林秀文) 自立支援法のヘルプサービス事業なのですが、対象者の把握をどのようにやっているのかというご質問であります。
 この自立支援ホームヘルプサービスにつきましては、介護で要支援が非該当になった方に対する救済策というか、そういう部分で実施しております。介護保険で非該当になった方、あるいは在宅での生活に支援が必要ということで在宅支援係にそういった相談があった場合、こういうサービスがありますというようなお話をして、そういうご相談をなさった方と折り合えばというか、こういう利用がありますという説明をして、その結果、人数としては2名なのですが、考えかたとして要支援の認定を受けられれば、ほとんどがこの利用ではなく、保険給付において、ホームヘルプサービスを保険給付として利用できるということですので、要支援に非該当になったという事案が少ないという結果として2名になったということで、ご理解をお願い申し上げます。

○議長(加来良明) 4番、木村好孝議員。

○4番(木村好孝) 2点目に質問した、介護保険利用者の負担軽減制度事業についてなのですが、社会福祉法人ということでその推薦が1つの基準になっているということなんです。社会福祉法人のほうで実態を把握されて、推薦をされているということとして受け取ってもいいのですね。

○議長(加来良明) 保健福祉課参事。

○参事(小林秀文) 入所している社会福祉法人において申請が行われているということでございます。

○議長(加来良明) 4番、木村好孝議員。

○4番(木村好孝) 緊急通報システムのほうを聞き逃したのですが、この130台の総数が平成24年度段階として押さえてよろしいのですよね。
 今後の拡大計画がおありになりましたら、お聞かせください。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(中島弘志) 拡大計画といいますか、あくまでも利用者のニーズがあれば、随時、増やしていくという考えでおります。

○議長(加来良明) 4番、木村好孝議員。

○4番(木村好孝) わかりました。
 先ほどの、障がい者の総合支援法との関連なのですが、具体的にそれを組み入れるかたちで確認をしているとして、判断をしたいのですが、町としての対象者等の把握ということについては、現状はどうなっているのでしょうか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(中島弘志) 先ほどお聞きになりました、難病の方がいるのかどうかという、私が把握している限りでは、現在のところおりません。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
 質疑ありませんか。
 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 頁数102頁の戦没者追悼式の関係でお尋ねいたします。
 毎年、戦没者を追悼するということで行われておりますが、年々、いつも言われておりますが、高齢化にともなって出席される方も少なくなっていると、この成果表を見ても188名に案内を出して、22名の参加ということです。
 私どもの町は人口が1万人を切った程度でこの程度ですから、他の町村はどうかわかりませんが、いくら少なくなっても同じように今後も続けてやるよりないのかどうか、また、他町村ではやりかたについてこういう方法でしているので、これ以上、少なくなった場合にはこういう方法でやりたいだとか、そういう考えがあればお聞かせ願いたいです。
 2点目、同じ頁の一番後段になりますけれども、福祉館の関係でお尋ねします。福祉館は清水町全体で何館あるのか、この福祉館のなかに美蔓福祉館も入っているのかどうか、お尋ねさせていただきたいと思います。
 3点目、敬老会の関係で104頁です。
 いつも同じようなことを言うと言われるかもしれませんが、成果表でもあるとおり、これも高齢者が年々増えていくわけですから、参加する人が年々少なくなっていくと、しかし、逆に饅頭の数だけはちゃんとさばけている状況にありますので、ここをもう少し何らかのかたちで工夫できないのかと、お年寄りの方の長寿おめでとうということを今まで饅頭だけだったのだけれども、今度は豪華な何になるだとか、手を変え品を変えて、もう少し何とかならないのかと思っているのですが、現行はこれ以上どうにもならないというのかどうかお尋ねいたします。
 4点目、頁数は108頁の在宅支援になるのかよくわかりません。実は、何度かコミュニティバスに乗っていろいろと見たりしたことがあるのですが、清水町から入浴の対応をする方が1人乗っていて、御影に行ってお年寄りが乗って、あさひ荘に降ろして入浴をさせているという実態があるのですが、私が行ったときは2人か3人だったのですが、これはこのなかで、この項だとすれば、費用だとかそういうものはどこでどう見ているのか、このへんについてお尋ねいたします。
 5点目、木村議員からも緊急通報システムの関係で質問がありました。過去は相当高額な費用をかけておりましたけれども、今は清水消防署に直接行くようなシステムになっていて、便利になっています。
 ここ2・3年、この通報システムの通報件数は年々増加しているのか、まったく増えずそのままでいるのかお聞かせください。
 6点目、老人福祉センターの関係で110頁にあります。あそこの屋根にソーラーシステムがついていますが、あれは機能しているのかどうか、この決算書のなかで見てお分かりのとおり、重油の燃料代が180万円以上かかっています。これを見て機能していないのかと思い、お尋ねをしたのですけれども、このへんお聞かせ願います。
 以上、よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。保健福祉課長。

○保健福祉課長(中島弘志) 戦没者追悼式の関係です。
 ここの成果表にも書いてありますとおり、追悼式というのは日本全国一律、戦没者に追悼の意を捧げるという目的で行っております。また、絶対に戦争をしないという誓いをたてるそういう意味もなしております。その意味では、これからも永久的に戦争は起こさないという意識を確立するためにも続けていくべきだと思っております。
 2点目、福祉館の数は12館ございます。美蔓福祉館についても12館のなかに含まれている福祉館、旧小学校跡です。
 敬老会の関係です。今と違うかたちで饅頭だけじゃない、何かをやったらいいのではないかというようなご意見ですけれども、広尾町なんかを見させていただきますと、弁当を出したり豪華にやっている気もしております。そのへんは、今後の町の財政状況を鑑みながら、そういう高齢者の声があるのであれば、そっちの方向に検討していく必要もあると考えております。
 在宅福祉の関係でコミュニティバスに乗ってあさひ荘に入浴に行っている方がいるけれども、費用はどうなっているのかということですが、学園のご厚意により、入浴料はかかっておりませんが、バスの乗車は往復ですので200円、その分は個人の負担となってございます。
 それから、緊急通報システムの通報件数の状況はどうなっているのかということですが、通報の数については、当初から見ると激減しております。付けた頃は誤報が多く、百何十件も誤報があった年もございましたけれども、今は2件や3件、そういう一桁台の数で推移しております。
 老人福祉センターのソーラーの関係でございます。
 あのパネルは発電するパネルではなく、温水をつくるパネルとなっております。あれでも何十度のお湯が晴天の日は出ますので、あれは給湯用として機能しております。以上です。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 一番最初にお尋ねをした戦没者の関係です。
 これからも長く続けていくということですが、先ほどお尋ねしたように、人口が相当少ない町もあるわけですから、1人でもやるというような言いかたをされましたけれども、他町村で方式を変えて、戦没者追悼式を少なくなった段階でこういう方式に変えているとか、そういうことはないのですかというお尋ねをしたのですが、ここはどうですか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(中島弘志) 今議員がおっしゃられた、そういう他町村の状況を私は調べたことがありませんので認識しておりません。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 今年の場合、今のところ22名の方が出席してくれたからいいのでしょうが、188名の方、22名を引いた分はそっくり身動きの取れないような人ならともかく、健常者がいるにもかかわらず出てこないのかわかりませんけれども、あまりにも少なくなった段階で、考えざるを得ないような時期になっているのではないかという気がしたので、今後の問題だと思いますので、検討していただきたいと思います。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(中島弘志) 議員ご指摘の通り、他町村の状況を調査しながら検討してまいりたいと考えております。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 福祉館の関係でお尋ねします。
 あちらこちらの山を探索するのが好きで、ちょろちょろしておりまして、美蔓の学校には何十年も行ったことがなくて、知り合いがそこで校長をしていたときに一度お伺いしただけで行ってなかったのですが、そこを通過した際に、お化け屋敷とまでは言わないけれども「なんだこれ」というような状況でしたので、管理をしていないと思ったのでお尋ねしました。
 それ以外でも、あなたの関係でないところでも、私のところに「あなたが役場に行って言いなさい」と言ったにもかかわらず、「私は行けないので頼む」と言われて、総務課長に直々にお願いをして対応したりしたことがありまして、町が貸している施設の管理状況がどうにもいかないというところがありましたので、特に周囲をきれいにすればいいような建物だという感じのところだったのですけれども、今きれいになっているかもわかりません。一週間くらい前ですから、草は生えっぱなしで物置かなというような感じになっていたので、福祉館ですかとお尋ねをしました。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(中島弘志) 美蔓福祉館は、現在、旧美蔓小学校のほうに移っております。議員ご指摘の建物は旧福祉館のことを言っているのだと思います。あれは普通財産として個人の方にお貸ししています。上を売却、下は借地、そういうかたちになっておりまして、地域の方から噂は聞いております。不衛生だとか、環境が悪いというのは存じております。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 福祉館というのが堂々と出ているので、なぜこのようになっているのかと、確かに横の施設等々についてはよく整備されているという感じはいたします。
 それであればどうにもなりませんね。正直申し上げて見づらいです。どういう対応をするかは別ですが、福祉館という名前を外してあれば別ですけれども、旧公共施設がなんというか、行って見てください。そういう所がありましたのでお願いしておきます。
 御影の入浴の関係ですが、厚意でやっていただいているということで、バス代200円で、旭山学園にお任せをして、まさに厚意ということですね。これはどこまで厚意に甘えるのかは別として、私の記憶が定かでなければ、元々たくさんいたような気もするのですが、そのへんはどうでしょうか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(中島弘志) 私の過去の記憶では6名ほど、御影からお世話になっていた記憶があります。今、2名とおっしゃったので減ったのかという気がしております。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 私のときは3名ほどいました。その後に行ったときは「今は2名です」という話を聞いたので2名になったのですが、これは、旭山学園に無料で入れさせていただいているんだから、ずっといいんだと言われるかもしれませんが、例えば、コミュニティバスが走っていますから、入浴したくてもできないような人がまだいるのではないかという気がするんです。そうなれば、コミュニティバスに乗っていただいて、町のお風呂がありますから、こっちに入れたらどうなんですか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(中島弘志) 議員ご指摘の方法も考えられると思いますけれども、御影のあさひ荘の入浴はいろいろな経緯がありまして、当時、御影の銭湯がなくなったときに、むつみ荘でも銭湯的なものをやっていただいたのですが、その後、完全撤退ということで学園が「それではお風呂を持っていない方がかわいそうなので、うちのお風呂を使ってください」というところから始まってきている歴史がございます。
 その流れで、その人達のためにタクシーを出していた時代もあるんですけれども、コミュニティバスの移行にともなって、コミュニティバスを利用していただいているというのが現状でございます。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) わかりました。
 町から何らかの負担をするようなことはまったくなしで、完全にお世話になっているということで理解してよろしいのですね。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(中島弘志) 現金で渡すだとか、そういうことではなく、上下水道料を減免していると理解しておりましたが。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 上下水道減免ということですが、金額にするとどういうことになるのでしょうか。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) ここで休憩いたします。 

(答弁調整中)

○議長(加来良明) 休憩前に引続き会議を開きます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 緊急システムの関係ですが、先ほども言いましたように、以前は結構不便なものだったような気がしますが、清水消防署直通ということになっていますので、より良くなったのかと、そのことによって増えているのかと思ったんですが、先ほどの話では、あまり増えていないということなんですが、このことで支障はないのかということになると、どうなのでしょうか。緊急システムを使うべき人がまったく使えない状況、あればよかったのになというようなことが起きないのか、このへんはどうでしょうか。

○議長(加来良明) 原議員、先ほどの質疑の続きは終わったということで了承してよろしいのでしょうか。
 先ほどはコミュニティバスで入浴利用者のことで質疑を続けていたのですけれども、それは、先ほど確認をした段階で数字がわからなくても質問を続けられるということでしたので、その質疑をしないということは、その件については終わったと了承してよろしいでしょうか。
 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 私の思い違いということで、その項目を外して別な項目に進んで後に戻るという理解をしておりました。

○議長(加来良明) それでは、先ほど言った数字がわからなくても減免措置しているということを理解して、入浴の件について質疑を続けられますか。

○6番(原 紀夫) 入浴関係の質疑を続けます。

○議長(加来良明) その件から質疑を始めてください。

○6番(原 紀夫) 介助の関係です。町から乗っていく方とお話をしたことがあるんですが、この費用はどこから出ているのでしょうか。

○議長(加来良明) 保健福祉課参事。

○参事(小林秀文) お尋ねの介助の費用ですけれども、在宅サービス委託料のなかに一括して予算として入っております。
 清水のコミュニティバスを使って入浴されている方の2名については、トリムセンターの入浴、その際にご高齢であるのと、体力と言いますか、心もとないということで、入浴を見守る方にお願いして、自分で入浴はなさっているんでしたけれども、そういう対応をとっているということです。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 今の話から想像すると、あまり多くの方を介助するというのは1人では大変だという気がしたのですけれども、そうなると、今は2・3名ですけれども、1人で5・6人を見るだとか、そういうことはできるのかできないのかということになるとどうなのでしょうか。

○議長(加来良明) 保健福祉課参事。

○参事(小林秀文) 現在2名ということで、見守りをしている現場に行ったことがありませんので、責任のある発言はできませんが、5・6人になった場合、その場合については見守りの方を増やすなりの対応は必要なのか、またその程度によってということもあると思います。安心して入浴していただけるための対応を取っていくということは必要だと思っております。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) その必要性については認識しておりますので、よりそういうところで介護をしていただいて入浴ができるという人が、例えばバスが通っていますから、本町からお願いしたいというような人がいれば2人通過して連れて行くということだってできないことはないという気もするんです。もともと6人とかと言われておりましたけれども、6人のときには対応が違ったのかもしれませんけれども、今後、そういうことを含めて前向きに検討してもらいたいと思うのですが、どうですか。

○議長(加来良明) 保健福祉課参事。

○参事(小林秀文) 私は、以前に6名であったときに、コミュニティバスを走らせたときに、当初、担当の係長でありましたので、お風呂に入っていく方を送迎するときに、「不具合はないですか」というようなことで何回か乗車いたしました。そのときのご高齢の方で90歳以上の方もいたのですが、なかなかしっかりとされた方で、当時、介護が必要な方というふうにはお見受けいたしませんでした。
 まだ、議員がおっしゃるように2名ほどいるというようなことのなかのお話なんですけれども、そういう部分について在宅支援のほうで、どのようなサービスがいいのか、そういうことの相談を聞くような姿勢を持ちながら、なおかつ見守りで御影まで行ってあげるのがいいのか、また別のかたちがいいのか、きめ細かなかたちを取れるよう相談を受けて対応してまいりたいと思います。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) わかりました。
 回答できますか。

○議長(加来良明) 都市施設課参事。

○参事(堀 秀徳) 先ほどのあさひ荘の浴場分の水道料の関係でございますが、水道として減免はしておりません。ですが、町民生活課の衛生費のほうで、そのお風呂の分につきまして約245,000円の予算を見ていただいて支出していただいております。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) この245,000円というのが2名の介護、入浴をされている方に対する、旭山学園に対する謝礼的な要素を含めたものだと理解をしてよろしいでしょうか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(中島弘志) 2名ももちろんですけれども、あそこに所在する鉄南町内会の方も希望があれば入浴できるということになっているようです。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 私はたった2名だけかと思ったんですが、そうではなく、鉄南町内会の方も利用させていただいているかもしれないというか、いただいているのか、どちらかはっきりしてください。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(中島弘志) 鉄南町内会の方も利用可能となっております。全員利用しているという意味ではありません。利用することができるということになっております。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(高薄 渡) これは先ほども言いましたけれども、私から補足します。
 御影の浴場がなくなりました。そのときにどうするのかということで、こっちに運ぶとか、いろいろ検討していました。そのお話を聞いて、あそこにデイサービスセンターをつくるということで、鉄南町内会と契約というか、そういうかたちをしていて、なにかそこに入っている人達が、外に出て迷ったら困るので、そのときに鉄南町内会の人がお手伝いをしようと、そのかわりにそこの高齢者で大変な人はお風呂に入ってもいいですよというお話でした。それが広がり、当初から御影の方も言っていました。先ほど6名ほどといったのは西都団地のお風呂のない方だとか、そういう方々は、旭山学園で車を動かしてくれて、運んでくれたんです。今はどうしているのかというと、学園としてそれはなかなかできませんので、知り合いの人だとか、そういう人達が御影の人達を連れて、家族だとか、別居になっている人達、それを連れて親戚の人だとか、それで旭山学園に行ってます。どのくらいの人数がいるか把握していませんけれども、かなりの人数はあそこで利用させていただいております。その部分の、当初は水道の減免ということで、下水か何かの減免ということで話が出ていたんですけれども、払うものは払って、サービスを受けるものは受けようということで、衛生費のほうで組んで二十数万円になっていると思います。
 その2名だけではないということだけは間違いないようにしていただきたいと思います。かなりの人が、御影のなかで利用させていただくようになっているということです。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 町長が言われるように、私の感覚からいくと2名だけを介護する人がこっちからついて行ってやるよりも、やってだめだではなくて、もう少し効率的に多くの希望者を募っていくとか、数多く対応することのほうが理想だろうということからお話しておりまして、今、町長が言われたように、鉄南地区の方々が2名プラスで入浴させていただいているということでありますので、そうであれば問題ありませんし、先ほどの245,000円は安いものではないかと思います。わかりました。
 緊急システムのほうにまいります...(途中中断)

○議長(加来良明) 今の件に関しては答弁はよろしいですか。

○6番(原 紀夫) はい、いいです。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

○6番(原 紀夫) 緊急システムの関係に移らせていただきます。
 緊急システムがあったおかげで命拾いをしただとか、助かったという人はいないんですか、いるんですか。どうでしょうか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(中島弘志) はい、私は今年の4月からおりますけれども、私が保健福祉課長になってから、そういう事案は起きておりませんし、その前にも聞いた記憶がございません。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) わかりました。
 有効的にこういうものは使っていただかないことには光るものではありませんから、より良い指導を強めてペンダントのようなものもあって、すぐに押せば反応するというようなものですから、優しく指導していただいて、誤りなきをお願いしたいと思います。
 老人福祉センターの関係ですが、お湯を太陽熱で温度を上げて使っているということであります。それがなければ、ここで重油が180万円くらいかかっていますけれども、まだまだ油代はかかるという判断で納得いたします。よろしいですね。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(中島弘志) あれがないとボイラーがもう1台いるということになりますので。おっしゃる通り重油代が相当かかると思います。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
 質疑ありませんか。
 2番、角川徳寿議員。

○2番(角川徳寿) 1点だけ質問させていただきます。
 保健福祉センター費に関して、成果表でいいますと30頁になります。さわやかプラザの利用者数が増加しているのですが、この要因は何だと押さえていらっしゃいますか。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(中島弘志) 平成24年に半年券の値下げを行うと同時に、65歳以上の方の利用が無料に改正となっております。その影響で人数では、平成23年比370人、使用料で170,000円ほど増加の傾向となっております。

○議長(加来良明) 2番、角川徳寿議員。

○2番(角川徳寿) 新しい機材も導入されましたが、そういう影響は出ているのかどうか、そのへんをお聞かせいただきたいと思います。

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(中島弘志) 去年も2台ですか、今年も2台、トレッドミル、いわゆるウォーキングマシンです。あれが新型になっておりますので、そういうことも公益を及ぼしているのではないかと理解しております。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) 第3款、民生費、第2項、児童福祉費、115頁から128頁の質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 4番、木村好孝議員。

○4番(木村好孝) 成果表の118頁なのですが、学童保育事業について3点質問したいと思います。
 1点目は、特に全国的にもニーズが高くなっているんですが、学童保育指導員の条件整備の遅れというのが各地で指摘されています。
 成果表では、臨時育成指導員1名、及び、代替育成指導員2名から3名を配置となっていますけれども、3つのクラブのそれぞれの配置をもう少し詳しく教えてください。
 2点目は、指導員の資格ですが、幼稚園小学校教諭・保育士などがその資格とされていますけれども、臨時育成指導員についてその資格を有し、3つのクラブそれぞれに臨時育成指導員が配置されているのかどうなのかです。
 3点目には、賃金の問題ですけれども、決算書では臨時職員賃金と代替職員賃金が分けられて載っていますが、1人あたりそれぞれ時間給だと思うんですが、どれくらいになっているのかをお聞かせ願いたいと思います。
 国の学童保育への補助単価は非常勤職員の賃金1人、年間150万円程度というふうに計算されていると聞いているのですが、時間給ではどのくらいになっているのかお聞かせ願えればと思っています。以上、3点です。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(細野博昭) 学童クラブの職員の配置についてのご質問でございます。
 清水は第一、第二、学童クラブと分けておりますけれども、平成24年度末では2名の臨時職員を配置しております。御影学童クラブについては1名の臨時職員で、それぞれ、その職員だけでは足りませんので、代替職員を配置しながら子どもの安全を確保しているということでございます。
 2番目の資格要件でございますけれども、現在、学童クラブは清水・御影共通でございますけれども、働いていただいている方につきましては、ご指摘の通り幼稚園教諭もしくは保育士資格の有資格者を条件として働いていただいているところでございます。
 3番目の賃金でございます。臨時職員につきましては、町の臨時職員の規定がございますので、それにならって賃金を支給しているところでございます。
 代替職員につきましては、平成24年度につきましては有資格者と、資格のない方に分けてございまして、資格のある方については1時間840円、資格のない方については1時間780円でお願いしておりました。なお、この単価につきましては、平成25年度から若干でございますけれども、上乗せしているということでございます。以上です。

○議長(加来良明) 4番、木村好孝議員。

○4番(木村好孝) 1点だけ再度お伺いします。
 給与の問題ですが、例えば、今問題になっているのは職場における経験年数です。在職年数、臨時職員も含めて、それが加算されていかないということで、他の地域では長続きをしないということが課題になっているのですが、そのへんは町としてどうでしょうか。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(細野博昭) 町の臨時職員の規定がございまして、上限はありますけれども、経験年数、中途の採用であれば、前歴を加算したなかでの賃金の位置づけになります。毎年、昇給していくようなかたちの体系になっています。上限がございますので、その上限のところまでいけばそれ以上は上がらないことがありますけれども、ご指摘のような私立の施設ではいろいろな問題が起こっておりますけれども、当町につきましては、そのような規定のなかで運用を行っているところでございます。以上です。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) 第3款、民生費、第3項、災害救助費、127頁・128頁の質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
 以上で、民生費の質疑を終わります。