北海道清水町議会

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平成25年第7回定例会(9月25日_日程3_一般会計決算(衛生費))

○議長(加来良明) 第4款、衛生費、第1項、保健衛生費、129頁から140頁の質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 10番、安田薫議員。

○10番(安田 薫) 134頁、保健予防費の委託料なのですが、同じ項目の乳がん検診委託料が補助対象分となっているわけかたというのを説明願います。

○議長(加来良明) 保健福祉課参事。

○参事(小林秀文) ご質問にお答えいたします。
 補助対象分の乳がん検診の委託料につきまして、乳がん検診については一定年齢の方に対して無料クーポン券をお送りして、受診の勧奨を図っております。その分の費用につきまして道補助金を、2分の1が道補助金の交付を受けて実施しているということで、町単独分と補助事業で実施しているクーポンの分、その分をそれぞれ分けているわけです。以上です。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) 第4款、衛生費、第2項、清掃費、139頁から142頁の質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 頁数140頁です。
 ごみについては昨日もお話をしましたけれども、難問題がいろいろあると考えております。ごみの収集事業の関係で、分別収集を協力しないことにはごみの量は減らないという感覚でいます。資源ごみを売り払った価格等々につきましては、昨年・一昨年等から見ても減少していると、この現象はなぜなのかということを1点目にお尋ねいたします。
 お年寄りが増えているわけですから、厳しく言うと洗いもしない、分別もしないで埋め立てのごみに全部入れてしまうと、したがって、袋のなかにはペットボトルや空き缶が入っています。こういうのが私のところで結構あって、大変悩んでおりまして、他のところもそういうことがあって増えているのではないかと、こんなことがあったりしています。
 この収集に関係して、これからどういう取り組みかたを強めていこうとしているのか、担当課はごみの収集についてカラー刷りできめ細かくわかりやすいように出してくれていますが、なかなか、お年寄りは見ないんです。私は何人かに確認したのですが、「そんなの回ってきたかい」というようなかんじで、「よく見てください」と言っても「そんなの見る気ない」的なものの言いかたをします。したがって、お年寄りの方に実践的にごみの分別について指導する以外ないのかと思っているのですが、担当課として、資源ごみはきれいに集めればお金になるわけですから、なおかつ埋め立てのごみが減るわけですから、このことについて、これからどういう取り組みをしようとされているのかお聞かせ願いたいと思います。
 142頁ですけれども、工事請負費、破砕機の改修工事がありますけれども、あの施設はだましだまし修理をしながら何年も続けて、結構高額の修理費をかけて修理していますが、今のところ何千万円もかけなかったら直らないだとか、修復できないというような恐れはないのかどうか、このことについてお尋ねいたします。

○議長(加来良明) 町民生活課参事。

○参事(高橋覚史) 1点目の資源ごみの関係です。
 減少している、量的には多いのですが、単価的に上期・下期で業者のほうで単価見積もりをしておりまして、そのときの単価によって減っていることが原因であります。1点目はそういった理由になります。
 2点目の洗わない資源ごみ、お年寄りの指導をということで、昨年についても主に農村部の女性部、お年寄りを中心としたところに指導等、市街地については直接お電話をいただいて、地域の衛生係の方から電話をいただき、職員が指導をして、特定するものがあれば直接関係者に指導している状況にあります。
 先ほど、議員が言われたように、そのときの大きな話題のことがあるときには、町内会回覧になりますけれども、そういったもので周知、お知らせ版で周知をさせていただいているところです。
 次に、工事請負費、破砕機の改修工事130万円なにがしの部分です。これについてもある程度消耗する部分については、需用費のなかで現場のほうで委託業者が取り換え等々をしておりますけれども、大きな部分的に中改修というか、そういったかたちで昨年はさせていただきました。
 昨日、一般質問のなかでも副町長のほうからお話があったように、今後の大きな工事等々については、また検討していかなければなりませんけれども、今のところ大きな改修工事等については考えておりません。以上です。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 額的に400万円から500万円収入が減ったように見ていたのですけれども、単価がそんなに変動しているんですか。

○議長(加来良明) 町民生活課参事。

○参事(高橋覚史) 資源ごみで主なものといえば、新聞、段ボール、アルミ缶等の単価が高いので、そのへんの単価が下がった場合には結構な差額になることになります。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 以前、施設を見学させていただいたときにもお話をしましたが、コンビニあたりに、燃えるごみや缶だとかが集めてあります。
 缶を入れたのがどんとあると、そっくりそれを出してごみのセンターへ持って行くと、洗っていないからだめということで埋め立てゴミに捨てますよね。ああいうものは改良して資源ごみにしていくことはできないのでしょうか。

○議長(加来良明) 町民生活課参事。

○参事(高橋覚史) 今言われるのは事業系のごみということで、事業主の方が第一処理としてペットボトルをそこで洗っていただくだとか、缶は洗っていただいてということになればいいと思うのですが、基本的にはご存じのとおりコンビニのなかには店内にごみ箱を入れた業者もありますけれども、あとはお客さんのモラルでそういったかたち、あとは各自家庭で、町民の方についてはうちの収集の出しかたでしていただければ、少しでも収入になるかと思います。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) そういう事業、ごみの量の多いところについて、担当のほうがなんとか清水町としてごみを減らしたので洗って出してもらえないかということは、一度手は打ったことがありますか。

○議長(加来良明) 町民生活課参事。

○参事(高橋覚史) 平成24年度については、そういったことは事業系というか、各個店というか商店街とか、事業系の方々を集めてそういったお話し合いとかはしていません。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) したほうがよいのではないかと思うのですが、する気はありますか、ありませんか。

○議長(加来良明) 町民生活課参事。

○参事(高橋覚史) 将来的に、現在、単価的にも10キロ60円、事業系が10キロ120円ということで、参考にお話させていただきますと、広域化になった場合、くりりんセンターでは160円が、将来的に値上がりするという予想もありますので、そのへんについては何かの機会に情報交換、別に協議会とかを立ち上げなくても各個店との話し合いをしてみたいと考えております。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) ぜひやってほしいと思います。というのは、私は施設を見に行ってお尋ねしたときに、「このごみは何だ」と聞いたら、「ごみはごみでも町民から出ているごみではなくて」という話でしたが、外観から見ると缶ばかり入っているので、缶のほとんどのなかにごみが詰まっているということにはならないと思うんです。若干、人手をかけて整理をしても、そのほうが将来的に見てもいいのではないかという気がするのですが、町長はどうでしょうか。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(高薄 渡) これは、先般の一般質問にも出ましたので、今の3カ年のなかに、一部改修事業ということで考えておりますし、そのものも含めてごみの収集につきましては、非常に困難な面もありますけれども、やっていかなければならないことはやらなければならないと考えておりますので、鋭意その検討に向けて努力をするように指示をして、皆で協議をしていきたいと思います。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
 質疑ありませんか。
 7番、西山輝和議員。

○7番(西山輝和) 今の原議員の資源ごみのことなんですけれども、これは町が回収しないうちに横取りをされるということはないのでしょうか。

○議長(加来良明) 町民生活課参事。

○参事(高橋覚史) 最近の事例ではそういうことはありませんが、以前、そういったことがあると聞いたことがあります。

○議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。

○7番(西山輝和) この間、テレビでもよそでは横取りをされて困ると、町で条例をつくってやるということが出てきていたんですけれども、町民に徹底して、この資源ごみを出してもらえばごみを捨てる袋の値段も上げなくて済みますから、そういうところをもう少し、せっかくパンフレットをつくって回しているので、そのへんをもう少しうたって、皆さんに協力をしてくださいとうたったほうがいいと思います。

○議長(加来良明) 町民生活課参事。

○参事(高橋覚史) 以前、そういった事案がありまして町内会によって独自のチラシというか、取る人に対してのあれだと思いますけれども、ごみステーションに貼っていただいたことを聞いたことがあります。そのへんについては、取っていく方のモラルというか、そういったことだと思いますので、検討していきたいと考えております。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
 以上で、衛生費の質疑を終わります。