北海道清水町議会

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平成25年第7回定例会(9月25日_日程3_決算説明)

○議長(加来良明) 日程第3、認定第1号、平成24年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号、平成24年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号、平成24年度清水町後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号、平成24年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号、平成24年度清水町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号、平成24年度清水町集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号、平成24年度清水町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第8号、平成24年度清水町上水道事業会計決算の認定について、以上、合計8件の各会計決算の認定についてを一括議題とします。
 提出者より、一括議題とした合計8件について総括的な提案理由の説明を求めます。副町長。

○副町長(金田正樹) 平成24年度決算の総括的な説明をさせていただきます。
 平成24年度の決算につきましては、認定議案に監査委員による決算審査意見書を添付し、また冊子にて、各会計歳入歳出決算書と各会計の主要政策成果表をお届けさせていただきました。
 主要政策成果表の1頁及び2頁をお開き願います。
 会計別決算額総括表でございます。
 各会計別に、歳入、歳出、歳入歳出差引残高を記載しておりますが、2頁の左側となります決算額欄の歳入歳出差引残高をご覧願います。
 一般会計の歳入歳出差引残高でございますが、1億5,682万8,118円でございます。これにつきましては、繰越明許費繰越額2,325万3,000円と次年度繰越金500万円を合わせました2,825万3,000円を翌年度に繰越しますとともに、地方財政法及び地方自治法の規定に基づき、決算剰余金1億2,857万5,118円を財政調整基金に積み立てするものでございます。
 次に、国民健康保険特別会計につきましては、歳入歳出差引残高は、1,096万4,943円でございます。決算剰余金として全額を国民健康保険基金へ積立するものでございます。
 後期高齢者医療保険特別会計は、歳入歳出差引残高10万4,437円を平成25年度会計へ繰越しとなっており、以下、介護保険特別会計歳入歳出差引残高1,263万4,026円、公共下水道事業特別会計は139万4,898円、集落排水事業特別会計は72万8,068円、簡易水道事業特別会計は135万6,932円につきましては、それぞれ、平成25年度会計への繰越しとなってございます。
 上水道事業会計につきましては、収益的収支差額が5,221万9,789円、資本的収支差額がマイナス7,540万9,006円となり、資本的収支の不足額は当年度分損益勘定留保資金などで補てんとなってございます。
 なお、上水道事業の損益は、当年度純利益5,057万152円を計上し、前年度繰越利益剰余金を合わせました平成24年度末の未処分利益剰余金は7,161万7,424円でございます。
 次に決算書の本体をご覧いただきます。268頁をお開き願います。
 4基金といたしまして、一般会計におきます各基金ごとの決算年度末現在高を記載してございます。1の財政調整基金から8のいきいきふるさとづくり基金までの決算年度末現在高を合計しますと、26億4,992万8,335円で、前年度末と比較し3億8,215万9,957円の増となったところでございます。
 平成24年度一般会計決算にかかります監査委員の審査意見といたしましては、財政基盤の確立に向け、既存の事務事業を十分に検証するなどし、将来を見据えた財政運営を行うよう、一層の努力を求められたところでございます。また、平成24年度の予算議決の際には、4点にわたりまして附帯決議がございました。特に1点目につきましては、依然として厳しい財政運営に変わりがないことを念頭に行財政運営を行うというような内容でございます。平成24年度から行財政改革に取り組み、さらには大幅な交付税の減少に対応するために、平成17年度より第一次、第二次と、行財政健全化実行プランを作成し、その時代に必要不可欠とされる新たな事務事業の執行が必要となる場合もありますが、基本的には基金を運用しながら、収支バランスを図りながらの運営でございます。
 職員に対しましても行財政を取り巻く環境は、今後もますます厳しさを増していくとの認識のもと、各事務事業の執行にあたり効率的な行政サービスの提供のために、職員一人ひとりがコスト意識と、より一層の見直しの視点を持ち、取り組んでいくことの再認識の徹底を図っております。今後におきましても限られた財源で、最大の効果を上げることを追求し、事務事業の見直し、再構築に取り組むとともに重点項目の推進に向け、社会情勢の変化にも対応しながら行政課題を捉え、中・長期的な視点から事務事業の有効性や緊急性などを十分検証しながら執行をしていく考えでおります。
 以上、大変ざっぱくでございますが、平成24年度各会計決算の認定議案にかかります説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) 質疑を行う前に、各議員にお願いいたします。
 質疑をされる場合は、はじめに質疑箇所の頁数を言ってから質疑をしていただくようお願いいたします。なお、主な事業内容、事業効果等につきましては、配付しております主要政策成果表に記載されておりますので、できるだけ省略をしていただき、効率よく審議を実施していきたいと考えておりますので、ご協力お願いいたします。

○議長(加来良明) ここで、おはかりします。
 認定第1号から認定第8号にかかる、平成24年度清水町各会計決算認定の8件につきましては、本会議での質疑を3回までとする会議規則第54条の規定を適用しないで審議を進めたいと思います。
 これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
 よって、認定第1号から、認定第8号にかかる平成24年度清水町各会計決算認定の8件につきましては、会議規則第54条の規定を適用しないで審議を進めることに決定いたしました。
 なお、審議につきましては、一般会計の歳入は款ごとに、歳出は項ごとに、特別会計は会計ごとに進めます。質疑の方法は一問一答方式により行いますが、それぞれ、款・項ごとに最初に質疑項目の全てを質疑いただき、再質疑以降は一問一答質疑になりますのでよろしくお願いいたします。なお、質疑・答弁にあっては、わかりやすく簡潔に行われるように特にお願いいたします。