平成25年第7回定例会(9月26日_日程1_国保会計決算)
○議長(加来良明) 日程第1、認定第1号、平成24年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号、平成24年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号、平成24年度清水町後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号、平成24年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号、平成24年度清水町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第6号、平成24年度清水町集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号、平成24年度清水町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第8号、平成24年度清水町上水道事業会計決算の認定について、以上、合計8件の各会計決算の認定についてを一括議題とし、昨日の議事を続けます。
○議長(加来良明) 認定第2号、平成24年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを審議します。
これから質疑を行います。
273頁をお開きください。
清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算事項別明細書により、歳入歳出並びに調書について一括して質疑を受けます。
質疑ありませんか。
4番、木村好孝議員。
〇4番(木村好孝) 成果表の197頁です。そこで触れてもいいのかということで、違っていればご指摘ください。
滞納の繰越分で特記事項の「イ」とかかわって、町の状況のなかで私が捉えていないので多分ないのであろうと思っているんですが、滞納処分実施のなかで全国的に増えてきているんですが、差押えや保険証の取り上げ等の事例がもしあれば、1点目としてお伺いします。
2点目なのですが、これもよくわからないのでお聞きするのですが、決算書の287頁から288頁のなかで、一般会計の繰入金で、2として保険税の軽減分、支援金とあるんですが、この内容についてご説明願えればと思います。以上、2点です。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。税務課長。
〇税務課長(上出 進) 1点目の、十勝市町村税の滞納整理機構にかかわってのご質問ということで、国保税に限っての滞納者に対する処分ということで差押え、あるいは保険証の取り上げというご質問だったんですけれども、ご案内のとおり滞納整理機構というのは、国保税、町税かかわりなく一括して引き受けをお願いするものですから、国保税に限っての差押えがあるとかないとかの整理はできておりませんし、その滞納整理機構自体で保険証を取り上げるということにはなっておりません。
実際に、町として十勝滞納整理機構に引き渡す以外の部分でも収納未済があり、対象者が89名いらっしゃいまして、そのうちの49名が国保税のみの滞納者という状況になっているところでおります。
税務課としては以上のご答弁とさせていただきたいと思います。
○議長(加来良明) 町民生活課長。
〇町民生活課長(中村富志男) 保険証の関係についてお答えしたいと思います。
保険証につきまして、取り上げるということは一切ございません。短期証というかたちで1カ月、3カ月の短期証で発行させていただいております。
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○議長(加来良明) ここで休憩いたします。
(答弁調整中)
○議長(加来良明) 休憩前に引続き会議を開きます。
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○議長(加来良明) 2点目の質疑に対しては、後ほど答弁があるということですので、1項目目について再質問を受けます。
4番、木村好孝議員。
〇4番(木村好孝) 先ほどの2点目の問題は国保税が高く、各市町村で負担分を軽減する措置として、いろいろな方法がとられているので、それとのかかわりで質問をしただけです。説明不足で申し訳ありません。
1点目に関わってなのですが、十勝滞納整理機構は税金全体の収納率で12年度の収納率が、29.42%で3年ぶりの低下ということが発表されています。その理由の大きな1つに、国民健康保険税の引受け額が全体の約6割に上ったということが大きな要因としてあげられています。そして、さらに13年度は厳しく、収納率30%を目標に差押えに力を入れようとしているんですが、先ほどご答弁いただいたんですが、今後、ますますこういう状況が厳しくなるなかで、今後の問題として滞納者に対する対応を十分に考慮していただけると思うんですが、対応のありかたについてお考えがあればお聞きしたいと思います。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。税務課長。
〇税務課長(上出 進) 十勝滞納整理機構で引き受けた、清水町としての分としましても、平成24年は全体で273万円ほどお願いしているなかで、国保税に関しては、そのうち120万円、大きいシェアを占めています。この件については清水町全体の滞納の傾向についても、国保税というのが多くなっているのが事実でございます。
今後についての滞納者に対しての対応なんですけれども、9割9分の方については税をきちんと納めていただいているということを考えると税負分担の公平という大原則に基づきまして、従来から行われている収納率の向上対策として、督促状を出した後の納付、相談等の充実を図るとともに、具体的に分納誓約を取り交わしたりして、なるべく丁寧に滞納者のお話を聞きながら、今後とも進めてまいりたいと考えているところでございます。
○議長(加来良明) 1項目目の質疑はこれで終了します。
2項目目につきましては、執行側の準備ができしだい、もう一度やり直すようにいたします。
次の質疑を受けます。
質疑ありませんか。
6番、原紀夫議員。
〇6番(原 紀夫) 2・3点お尋ねいたします。
決算額3億7,000万円で年間をとおして、昨年度推移をしているわけですが、全体を通して繰入金・基金合わせて、1億6,000万円から7,000万円入れているわけです。6月定例会でも申し上げましたが、今回、医療費を無償にしたり、いろいろな手を尽くしているわけですが、来年度の予算額については、無料化にした段階で、このぐらいの額は跳ね上がるのではないかという想定を基にしていると思うんですが、これらの額については、これは不確かなものですけれども、あるのかないのか確認させていただきたいと思います。
2点目です、平成24年度国民健康保険税の滞納繰越の関係ですが、予算額300万円に対して、収入済み額が258万円ということになっております。全体の繰越額が1,000万円を超えているなかで、日々努力をしているんだろうと思います。昨年の決算を見る限り、過去の滞納額の納付関係から見ると上向きになっているのか、下降しているのかということになるとどうなるのでしょうか。
合わせて、全体の3の国民健康保険税の調定額、収入済み額の推移が5年間分ありますが、この1,000万円の回収方法について、これだというものはないのかもしれませんが、毎年同じような額できているわけですが、打開策はないのか、これ以上の手はないというのか、このへんをお聞かせ願いたいと思います。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。町民生活課長。
〇町民生活課長(中村富志男) 1点目の、来年度に向けて無料化、現在無料化しているわけですけれども、それに基づいて保険料の値上げ等があるかというご質問だと思うんですけれども、これについては、現在の段階では現状維持でいきたいと考えております。
2番目の滞納額のうち1,000万円の回収方法につきましては、医療機関の関係だと思うんですけれども、これにつきましては、他の町村も同じ状況にありますので、履行期間の延長、現在と同じように実施して、調査の上、そういうかたちで進めていきたいと考えております。
○議長(加来良明) 3点目の回収方法についての答弁を求めます。町民生活課長。
〇町民生活課長(中村富志男) 回収方法なのですが、他町村も現状と同じ状況にございますので、これについての打開策というのは今はございません。先ほども言いましたように、他の町村もそうですけれども、調査を実施して債務者の支払い能力を確認しながら、それを調査して履行期間の延期をしていきたいと考えております。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
〇6番(原 紀夫) どういう考えで現状維持と言われたのかわからないのですけれども、一般的に考えると無料化をすることによって医療費が上がるとなると、全体を見て健康な人が増えていって、医療費が下がるというのであればいいのですが、国民健康保険については、毎年上がっているという認識をしていますので、現状維持とはならないのではないかという気がしたものですから、どの程度、来年は4,000万円から5,000万円は必要だと考えているとか、そういうのが出るのかという認識のもとに質問をさせていただいたのですが、どうなんでしょうか。
○議長(加来良明) 原議員、国保で負担するわけではないと思うんですけれども、ここの決算審査とは離れているのではないかと思います。
〇6番(原 紀夫) わかりました。
○議長(加来良明) 無料化について福祉課から説明をしていただければ、原議員も理解できると思います。
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○議長(加来良明) ここで休憩いたします。
(答弁調整中)
○議長(加来良明) 休憩前に引続き会議を開きます。
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○議長(加来良明) 答弁を求めます。副町長。
○副町長(金田正樹) 医療費の無料化ということでお話がございました。
補正のときにもお話をしたかと思いますけれども、全体で1,800万円くらいの医療費が増額するだろうと、今後、ペナルティも含めて、そのうちの今年は半年ということで900万円の補正をさせていただきました。これは清水町全部の分ですので、国保に限ったことではございませんので、国保でいけば今の加入率は30%くらいですか、単純にいけば500万円から600万円の国保の支出がともなうということが出てくるかと思います。
医療費は早期発見・早期治療ということで伸びがあるものですから、早めの治療で、治療費が減ると期待しております。町民の健康が保たれるということで期待しております。
〇6番(原 紀夫) 終わります。
○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) それでは、国民健康保険特別会計歳入歳出決算が終わる前に、木村議員の質疑に対する答弁を求めたいのですけれども。
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○議長(加来良明) ここで休憩いたします。
○議長(加来良明) 休憩前に引続き会議を開きます。
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○議長(加来良明) 先ほど、木村議員の質疑に対する、答弁できなかった部分を再開します。
答弁を求めます。町民生活課係長。
〇係長(石川 淳) 先ほど、木村議員から質問がありました関係で、保険基盤安定繰入金、保険税軽減分の関係だったと思われます。
その関係なんですけれども、それぞれ一般分、支援金分、介護分ということで分かれているという話で、どういうことなのかというお話だったと思います。それについてなのですけれども、保険基盤安定制度というのは、市町村が行う、低所得者を対象とした保険料・保険税の軽減相当額に対する国・都道府県・市町村が公費で補てんする制度であります。国・都道府県負担金は、保険基盤安定負担金として、市町村一般会計に交付されます。保険者は保険税軽減額のうち一般被保険者にかかる軽減相当額を、一般会計から国保特別会計に繰入れるという制度でございます。
それで、それぞれ一般分・支援金分・介護分ということで分かれているというお話でしたので、それぞれ保険基盤安定繰入金保険税軽減分というのについては、低所得者に対する保険税軽減額、国民健康保険税だけれども、3つの分類に分かれていまして、基礎賦課分、高齢者支援金分、介護分ということで分かれておりまして、それをそれぞれ補てんするために国と道から補てんがあるというかたちになっております。
保険基盤安定繰入金保険者支援金分につきましては、国保税軽減対象、被保険者に応じる平均保険料の一定割合分公費負担でございます。繰入額の2分の1を国、4分の1を道負担とするというかたちになってございます。こちらも先ほど言ったとおり、それぞれ補てんするかたちで繰入れるというかたちになってございます。
説明不足のところもあるかと思いますけれども、申し訳ございません、よろしくお願いいたします。
○議長(加来良明) 4番、木村好孝議員。
〇4番(木村好孝) あまりにも難しくて理解があれなんですけれども、簡単に言うと軽減策、低所得者の、それは市町村が担うものなのか、国が担うものなのか、後ほど国からその分についての補助がくるのかどうかをお伺いします。
○議長(加来良明) 町民生活課係長。
〇係長(石川 淳) 説明不足で大変申し訳ございません。
それぞれ軽減分については、国と道、市町村が担うというかたちになっております。それぞれ割合が決められておりまして、その割合に応じてお金が入ってくるというかたちでございます。
○議長(加来良明) 4番、木村好孝議員。
○4番(木村好孝) もう1点、今のご説明でわかったんですけれども、そうすると、国保のなかでのやりくりを行うということで理解してもよろしいんですか。
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○議長(加来良明) ここで休憩いたします。
(答弁調整中)
○議長(加来良明) 休憩前に引続き会議を開きます。
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○議長(加来良明) 答弁を求めます。町民生活課係長。
〇係長(石川 淳) 先ほどお話していた、低所得者への軽減分なのですけれども、軽減した分、財政がないものですから、それに対してそれを基盤安定させるために一般会計から繰入れるというかたちになります。その一般会計から繰入れる分に対して、国・道、それぞれの市町村、それぞれの負担割合があるということになります。大変わかりづらい説明で申しわけないのですけれども、よろしくお願いいたします。
○議長(加来良明) 以上で、認定第2号、平成24年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の質疑を終わります。