北海道清水町議会

北海道清水町議会

平成25年第7回定例会(9月27日)

○議長(加来良明) これより本日の会議を開きます。(午前10時00分)

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○議長(加来良明) 日程第1、行政報告を行います。
 町長から行政報告の申し出がありました。これを許可します。町長。

○町長(高薄 渡) おはようございます。台風18号の被害状況とその対応につきまして、ご報告申し上げます。
 台風18号に伴う雨は、9月16日早朝から降り始め、夜に降り止むまでの間、清水消防署で観測した総降雨量は79.5ミリメートルに達しました。この台風により、9月16日から17日にかけて被害状況の調査を行ったところ、道路関係につきましては、13路線で道路崩壊、砂利流失、側溝閉塞等の被害が発生し、危険箇所につきましては、バリケード設置等の措置を行ったところであります。
 しかし、雨足が弱まった16日午後7時頃のパトロールで異常が見られなかった熊牛屈足間道路において、17日午前1時5分頃、一般車両の事故が発生いたしました。幸い運転手に怪我はなく、車両損傷のみの事故であり、現在、損害賠償について相手側と協議中であります。
 農業関連施設につきましては、明渠の決壊などの大きな被害はありませんでしたが、熊牛、松沢、人舞、大和地区の7箇所の明渠が今回の雨の影響により、部分的に土砂が堆積した被害が発生いたしました。
 被災箇所の詳細につきましては、別紙の「台風18号大雨被災箇所位置図」のとおりであります。
 被災箇所の復旧につきましては、砂利流失の被害が軽微な箇所につきましては、17日から路面整正等の応急作業を町直営により実施し既に復旧しております。それ以外の道路及び明渠の復旧費用につきましては、本定例会に追加議案としてご提案させていただいておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 以上、台風18号による被害状況とその対応についての行政報告といたします。

○議長(加来良明) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可します。
 質疑ありませんか。
 6番、原紀夫議員。

〇6番(原 紀夫) 今回の被害状況をお聞きしたところ、熊牛屈足間で、前日はまったく問題のなかったところが翌日はと、こういうようなことであります。幸いにして運転手に怪我はないという書きかたをしておりますが、誰もが感じていることと思いますが、近年、どういう集中的な雨が降るかわからないような、以前とはまったく違う状況だという感じがあります。
 したがって、ここの場所については危ないというか、過去によく土砂崩れが起こる箇所だとか、そういうところがあるとすると、そういうところというのは、今後、巡回した際に雨がやむという予想がはっきりしているのならともかく、降り続けたときには通行止めにするだとか、そういう措置をしたほうが良いのではないかという気がします。今回のこの事故について、誰が見てもこれはいたしかたないというような事故なのか、若干崩れているようなところに突っ込んで車が壊れたのか、もう少し詳しく教えてください。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。都市施設課長。

〇都市施設課長(越井義樹) 今回の事故のあった道路でございますけれども、昨年度も土砂の流入だとかという被災を受けておりまして、今年、土砂の流入を防いでいただくということで、十勝振興局のほうで事業を実施していただきました。そういったなかで、土砂の流入について、例年、土砂の流入等の被害を受けていたものですから、その部分は防げるのではないかと考えておりました。
 ここの区間につきましては、いち早くその場所を確認しております。そのなかでは整備を実施したということで問題ないと、パトロールを終えておりましたけれども、その後、雨脚が弱まり大丈夫だと思ったんですけれども、その後に道路が崩壊したということで、被害者にも聞き取りを実施しましたけれども、前日の16日の4時頃その現場を通行していたようでございます。うちのパトロールにつきましても、その同時刻ぐらいにパトロールをしておりましたけれども、その被害のあった時刻が次の日の深夜ということで、ご本人も通行するときに若干の道路のくぼみがあったのですが、通行して、その際に車両を損傷したということでございます。この場所につきましても、私達も十分注意して監視をした部分だったんですけれども、今回、結果といたしまして安全対策といいますか、バリケードの設置という部分が遅れてこういう結果になったということでございます。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

〇6番(原 紀夫) これは、午前1時はお休みの時間だろうと思うんですけれども、これは町側としては事前に崩壊の措置なり、通行止めにしておけばこんなことにはならなかったというような感じの事故なんでしょうか。それとも、運転手が、これは通らないほうがいいと感じて止めてくれれば済んだのに、通過したために起きた事故なのかとなるとどうなのでしょうか。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。都市施設課長。

〇都市施設課長(越井義樹) パトロールの段階ではこのような事故につながることは予想できませんでした。

○6番(原 紀夫) 終わります。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なし認めます。
 これで、行政報告は終わりました。

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○議長(加来良明) 日程第2、議案第82号、平成25年度清水町一般会計補正予算(第7号)の設定について、議案第83号、平成25年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)の設定について、以上、2件を一括議題とします。
 本案について、提案理由の一括説明を求めます。副町長。

○副町長(金田正樹) 追加提案をさせていただきました補正予算2件につきまして、一括して説明させていただきます。
 議案第82号、平成25年度清水町一般会計補正予算(第7号)の設定についてでございます。
 総額に10,361千円を追加し、それぞれの総額を7,713,722千円とするものでございます。
 補正予算の内容につきましては、ただいま行政報告をさせていただきました、台風18号による道路及び明渠排水路の被害にかかわる復旧費用の予算計上、並びに、簡易水道事業特別会計の予算補正に関わるものでございます。
 歳入よりご説明を申し上げます。6頁をお開き願います。
 18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正にかかります調整額として10,361千円の追加でございます。
 7頁にまいります。歳出でございます。
 4款1項4目、水道施設費につきましては、簡易水道事業特別会計の予算補正にともないます繰出金1,400千円の追加でございます。
 11款1項1目、道路橋梁災害復旧費につきましては、右側の説明の欄の15節14番、熊牛屈足間道路単独災害復旧工事から、19番の清水5号道路単独災害復旧工事までは、道路崩壊、路盤砂利流失、側溝の閉塞などの被害を受けました6路線、それぞれの復旧工事費でございます。合わせまして6,212千円の追加でございます。
 8頁の上段にかかりますが、16節10番、道路災害復旧用切込砂利につきましては、北清水中央道路他6路線におきます路盤砂利流失の復旧に要します砂利購入費920千円の追加でございます。
 2項1目、農業用施設災害復旧費につきましては、明渠排水路7カ所の土砂上げ工事費として1,829千円を追加するものでございます。
 以上、一般会計補正予算(第7号)の説明とさせていただきます。
 続きまして、議案第83号、平成25年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)の設定についてご説明申し上げます。
 総額に1,400千円を追加し、それぞれの総額を118,116千円とするものでございます。
 歳入よりご説明を申し上げます。
 特別会計の5頁をお開き願います。
 3款1項1目、一般会計繰入金につきましては、本補正予算の財源として1,400千円を追加するものです。
 歳出にまいります。
 6・7頁をお開き願います。
 1款1項1目、美蔓簡易水道事業の経営費につきましては、管路及び浄水場における漏水と、修繕料につきまして予算執行率が高く、今定例会の初日に今後の緊急対応分として300千円を追加させていただいたところでございますが、その後、職員による漏水調査で、熊牛地区配水管の一部に新たな漏水箇所を発見いたしました。
 現在のところ、給水に大きな影響はありませんが、修繕にともないまして、配水管の埋設が深い場所にあることから修繕費用が大きく見込まれ900千円を追加するものでございます。
 次の3項1目、公債費の元金につきましては、特定財源のみの補正でございます。2款1項1目、御影簡易水道事業の経営費につきましては、御影浄水場の情報通信機器が9月9日の落雷により破損しまして、現在、メーカーから取り寄せ、代替機器で対応しておりますが、機器の取り換えが必要になったことにより、500千円を追加するものでございます。
 次の2項1目、公債費の元金につきましては、特定財源のみの補正でございます。
 以上、簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。
 以上で、議案第82号・第83号の一括しての説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 10番、安田薫議員。

〇10番(安田 薫) 工事請負費、熊牛屈足間道路災害復旧工事ですけれども、これは距離数等、なおしかたの状況、屈足の境なので新得部分でもこういう現状が起きたのかどうかお聞きします。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。都市施設課長。

〇都市施設課長(越井義樹) 被災の道路の延長につきましては、約3メートルか4メートル程度だと思います。その分の道路が決壊したということでございます。
 復旧の方法としましては、道路の決壊した部分を土砂で復旧しまして、路盤砂利、舗装まで復旧するということでございます。その道路の奥は新得になるんですけれども、そちらのほうでの道路の被害はなかったと聞いております。

○議長(加来良明) 10番、安田薫議員。

〇10番(安田 薫) 工事した延長距離は何メートルくらいですか。

○議長(加来良明) 都市施設課長。

〇都市施設課長(越井義樹)
 復旧の工事延長は先ほど申し上げました、3メートルから4メートルでございます。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、一括して討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第82号、平成25年度清水町一般会計補正予算(第7号)の設定についてを採決します。
 この採決は起立によって行います。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第82号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第83号、平成25年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。
 この採決は起立によって行います。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) 日程第3、議案第81号、北海道後期高齢者医療広域連合規約の変更についてを議題とします。
 提出者より、提案理由の説明を求めます。保健福祉課参事。

〇参事(小林秀文) 議案第81号、北海道後期高齢者医療広域連合規約の変更についてご説明いたします。
 平成24年7月9日付の外国人登録法の廃止により、外国人登録原票がなくなり、在留外国人の方につきましては、同日付で改正住民基本台帳法の施行により、住民票に登録されることになりました。このため、北海道後期高齢者医療広域連合規約における、構成市町村が負担する共通経費の人口割にかかる規定の表記を改める必要が生じたものです。
 規約変更にあたっては、地方自治法293条の3の規定により、関係市町村の協議により、これを定めることとされており、同法第291条の11の規定より、議会の議決を求めるものでございます。
 北海道後期高齢者医療広域連合規約の一部を改正する内容でございますが、規約中の別表第2の備考2のなかにあります、「及び、外国人登録原票」を削るものでございます。なお、附則の1に、この規約は北海道知事への届け出をした日から施行することを、附則2で、改正後の規約は平成26年度から市町村負担金に適用することを定めております。
 これで、提案事項及び提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

○議長(加来良明) これより質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、討論を行います。
 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第81号、北海道後期高齢者医療広域連合規約の変更についてを採決します。
 この採決は起立によって行います。
 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。 
 よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) 日程第4、議案第80号、人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。
 提出者より提案理由の説明を求めます。町長。

○町長(高薄 渡) 議案第80号につきまして、議会のご推薦を賜りたく提案いたします。
 人権擁護委員につきましては、現在、4名中3名でございまして、1名欠員になっている状況でございます。人口によりまして、法的には決められて、法務局のほうから法務推薦をしなければならないということになっているところでございます。
 今回、推薦申し上げたいのは、ここに見るとおり推薦候補者として、住所、清水町字清水基線48番地12、氏名、白田道代さんでございます。
 白田道代さんにつきましては、管理栄養士といたしまして、芽室町役場、鹿追町立病院、並びに、清水赤十字病院、介護支援専門員、これは臨時でございましたけれども、帯広市役所と清水町役場でお勤めいただいた方でございます。大変優しい方でございまして、適任者を認めまして、推薦をしたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

○議長(加来良明) これより質疑を行います。
 質疑ありませんか、

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) おはかりします。
 議案第80号については、人権擁護委員候補者の推薦にあたり、求められている意見を適任とすることに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明)
 異議なしと認めます。 
 よって、議案第80号は、人権擁護委員候補者の推薦にあたり求められている意見を適任とすることに決定しました。

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○議長(加来良明) 日程第5、所管事務等の調査についてを議題とします。
 各常任委員会及び議会運営委員会より、会議規則第72条及び第74条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり、所管事務等の調査の申し出があります。
 おはかりします。
 所管事務等の調査の申し出について、申し出のとおり承認することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
 よって、本申し出のとおり承認されました。 

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○議長(加来良明) 日程第6、十勝町村議会議員研修会の出席についてを議題とします。
 おはかりします。
 十勝町村議会議員研修会の出席については、お手元に配付いたしましたとおり派遣することにしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
 よって、十勝町村議会議員研修会の出席については、お手元に配付いたしましたとおり、派遣することに決定しました。

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○議長(加来良明) これをもって、この会議に付された議件はすべて終了しましたので、会議を閉じます。

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○議長(加来良明) 以上をもって、平成25年第7回清水町議会定例会を閉会します。(午前10時24分)