平成25年第8回臨時会(10月23日)
○議長(加来良明) 平成25年第8回清水町議会臨時会を開会します。
本日の会議を開きます。(午前10時00分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は会議規則第119条の規定により議長において
4番 木村好孝 議員
5番 山岸政彦 議員
6番 原 紀夫 議員 を指名いたします。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) 日程第2、会期決定についてを議題とします。
おはかりします。
本臨時会の会期は、本日1日にしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
会期は、本日1日と決定しました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) 日程第3、諸般の報告を行います。事務局長。
(諸般の報告 事務局長 朗読)
○議長(加来良明) これで諸般の報告を終わります。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) 日程第4、行政報告を行います。
町長から行政報告の申し出がありました。これを許可します。町長。
○町長(高薄 渡) おはようございます。
清水町福祉灯油購入費助成事業につきまして、ご報告申し上げます。
暖房用灯油につきましては、昨今の物価上昇や円安の影響などもあり価格が高騰しており、今後さらに価格の上昇が予想される状況であります。
町といたしましては、高齢者、障がい者及びひとり親家庭のうち、低所得者世帯の生活支援として、清水町福祉灯油購入費助成事業を実施することといたしました。
この助成事業の概要といたしましては、一般家庭の1か月の平均的な灯油使用量を200リットルとし、灯油1リットル当たりの単価が90円を超えた金額を基に算出し、1世帯当たり定額の10,000円を助成するものです。
また、助成対象世帯につきましては、本年11月1日を基準とし、本町に住所を有する、
(1)65歳以上の独居世帯及び65歳以上の高齢者のみで構成される世帯
(2) 重度の身体障がい者、重度の知的障がい者又は重度の精神障がい者が同居する世帯
(3)18歳未満の児童を扶養するひとり親世帯
のいずれかに該当する世帯であって、平成25年度の町民税が非課税の世帯とします。
なお、本臨時会に本件に係る補正予算をご提案させていただいておりますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。
以上、清水町福祉灯油購入費助成事業についての行政報告といたします。
○議長(加来良明) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可します。
質疑ありませんか。
6番、原紀夫議員。
〇6番(原 紀夫) 2点ほどお尋ねいたします。
1点目ですが、過去にアベノミクスと称して景気が非常によくなるというようなことを言われておりますけれども、まったく我々町民にとっては、今のところ何ら変化なく、値上げがどんどん進んでいる状況だろうと思います。
したがって、今回の助成事業については反対するものではありませんが、お尋ねしたいのは、高齢化が進んでいくなかで、この該当世帯というのは過去の福祉灯油を出したときと比べて、今回は相当増えているのかどうか1点目にお尋ねいたします。
もう1点は、同じ世帯に住んでいて、おじいちゃんなりおばあちゃんなりが別の部屋に住んでいて、構えは1戸の住宅のなかで住んでいる場合であっても、これは非課税世帯という判断があれば、同じように認められるのかどうか、このへんについてお尋ねいたします。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。保健福祉課長。
○保健福祉課長(中島弘志) 1点目の該当世帯は増えているのかというご質問ですけれども、この制度は事前に該当世帯の税情報を調べるということが、個人情報の関係でできません。申請行為によって委任状をいただきこちらで調べるという手続きになっています。ですから、事前にこれは何世帯いるのだろうかという予測はないんですけれども、去年の実績に対して2割増で予算を見込んでおります。
2点目の同一の住宅に住んでいて、世帯分離されているというケースでは、こちらのほうで把握のしようがありませんので、別なのか一緒なのかという把握ができませんので、現地に行かないとわからないというか、住民票上では別世帯と判断しますので、この制度に該当するということでご理解いただきたいと思います。世帯は別で、仮に一緒の建物にいたとしても該当しますよという意味です。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 2割増しで予算を組んでいるということですが、大丈夫なのかなという心配をしているんですが、3割増になったときには、再度予算を組み直すということですか。
○議長(加来良明) 保健福祉課長。
〇保健福祉課長(中島弘志) 今までの経験では、申請があって全額受け取っているか、使い切っているかというと、そうでもないんです。100%はいっていないわけです。経験値をいかしながら20%増ということで予算措置をさせていただいております。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
〇6番(原 紀夫) 以前もお話をしたことがあるんですけれども、相当収入があっても非課税世帯になっていると思います。それで、辞退をするという町民もいるというお話を前にされたことがあるんですが、この辞退者数というのは把握しておりますか。
○議長(加来良明) 保健福祉課長。
〇保健福祉課長(中島弘志) 先ほども申し上げましたけれども、該当世帯の事前調査をしておりませんので、申請者からスタートしていきますのでその数は分かりません。
○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
これで、行政報告は終わりました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) 日程第5、議案第84号、損害賠償の額の決定及び和解について、議案第85号、平成25年度清水町一般会計補正予算(第8号)の設定について、以上、2件を一括議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。
初めに損害賠償の額の決定及び和解について、都市施設課長。
〇都市施設課長(越井義樹) 議案第84号、損害賠償の額の決定及び和解につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。
本件につきましては、先月の9月定例会におきまして行政報告をさせていただきました、台風18号による被災箇所においての車両事故にかかるものであります。
損害賠償の内容につきましては、平成25年9月17日、午前1時5分頃、清水町字熊牛146番地16地先の町道、熊牛屈足間道路におきまして、鹿追町上幌内方面へ深夜の仕事を終えて帰宅のため本町道を走行していました、鹿追町在住の鷲山喜徳郎さんの運転する乗用車が、前日の台風18号の降雨の影響により被災した箇所を通過した際に、車両を損傷したものであります。本事故につきましては台風による道路損傷により発生したものでありましたが、幸い運転手に怪我はなく、車両損傷のみの事故でありました。
この台風による道路状況につきましては、注意を払いパトロールを実施しておりましたが、通行止め等の安全対策が遅れたことにより、事故を防ぐことができなかったものであります。相手方とは和解を図るべく、話し合いをしてきたところであります。
損害賠償の額につきましては、町の責任を80%として算定し、相手方車両の修理費用825,195千円の80%である660,156円、また事故車両のレッカー代27,038円及び代車使用135,000円、合計822,194円をお支払いすることで、相手方住所、河東郡鹿追町字上幌内5線南3番地5にお住いの、鷲山喜徳郎さんと和解したところであり、示談書を取り交わすこととなっております。なお、賠償金につきましては本臨時会に補正予算を提案させていただきましたので、よろしくお願いいたします。
以上、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(加来良明) 次に補正予算について、副町長。
○副町長(金田正樹) 議案第85号、平成25年度清水町一般会計補正予算(第8号)の設定についてご説明を申し上げます。
総額に7,712千円を追加し、それぞれの総額を7,721,434千円とするものでございます。
歳入よりご説明申し上げます。
6頁をお開き願います。
12款1項2目、衛生費負担金、次の14款1項2目、衛生費国庫負担金、15款1項2目、衛生費道負担金につきましては、養育医療費給付事業におきます給付費の増額にともないまして、対象世帯の徴収金、国庫及び道負担金をそれぞれ追加するものでございます。
6頁の一番下になります。
17款1項2目、特定寄附金につきましては、児童図書購入の指定寄附1件を賜りました14千円を追加するものでございます。
下の7頁にまいります。
18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正にかかります調整額6,888千円の追加でございます。なお、この補正後の基金残高は総計で2,936,686千円となります。
歳入の最後となります。
20款4項3目、雑入につきましては、議案第84号でご説明申し上げました。路面陥没による通行車両事故の賠償につきまして、全国町村会総合賠償補償保険の対象となりますことから、保険金431千円を追加するものでございます。
8頁にまいります。
歳出でございます。
3款1項1目、社会福祉総務費につきましては、先ほど行政報告をさせていただきました福祉灯油購入費助成事業にかかります、事業費の追加でございます。
周知用チラシの新聞折り込み手数料11千円、さらには1世帯あたり助成額が1万円で600世帯分となります助成費6,000千円を追加するものでございます。
その下、4款1項2目、保健予防費につきましては、20節20番、特定不妊治療助成費につきましては、助成対象件数の増によりまして480千円を追加するものでございます。
下の段の20節10番、養育医療給付費につきましては、医療給付額の増により384千円を追加するものでございます。
9頁にまいります。
8款2項1目、道路維持費につきましては、同じように議案第84号でご説明申し上げました、通行車両事故にかかります賠償金823千円の追加でございます。
最後になりますが、10款5項4目、図書館郷土史料館費につきましては、児童図書購入の指定寄附をいただきました。これにともないまして、図書購入費14千円を追加するものでございます。
以上、一般会計補正予算(第8号)の説明でございます。ご審議よろしくお願いいたします。
○議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。
6番、原紀夫議員。
〇6番(原 紀夫) 損害賠償の額の決定についてお尋ねさせていただきます。
6月定例会の際の行政報告等のなかでも一部お尋ねをさせていただいたことがありますが、私はなぜこのことについてお尋ねするかといいますと、過去に職の違うところで大変な目にあったことが数度ありました。ここをおろそかにすると大変なことになるということが前提としてありまして、お尋ねをするわけでありますので、よろしくお願いいたします。
1点目であります。清水町熊牛146番地16の地先の町道ですが、この地は、過去に大雨が降って災害にあって通行止めにするとか、その他諸々のことをしたことがあるのか、ないのか、1点目にお尋ねいたします。
2点目であります。夜間の走行であります。相手方はここは日々自分の道として慣れた道という判断をしているのですが、この際に、夜間とはいえ、走行していて、来る時と状態が変わっているというような感じはまったくしないまま、走り切って事故を起こしたのかどうか、まったくそのことを予想できないまま走ったのかどうか、このへんについて2点目にお尋ねいたします。
3点目、道路管理者の過失割合が80%ということになっていますが、これは、今暇なものですから、全国的にこういう裁判事例はそうなっているのかと見たところ、こんなにあるのかというくらいあります。この種の災害について、道路状況が日々変化するなかで、ここは大雨が降ったら危ないというような予想が全くできない状況であって、注意標識等もあまりないというようなことなのかどうか、3点目にお尋ねします。
裁判を見ると、過失割合というのは相手方ではなく当方側というのは、今回、裁判で80%ですけれども、90%というのは1件ありましたけれども、ほとんど20%から30%というようなことがあって、当然、裁判で争われるわけですから、いろいろと厳しい面があるのかもしれませんが、私ども町としては、今回の災害について全面的に町のほうに非があるという見方をしたために8割になったのかどうか、ここをお尋ねいたします。
最後ですが、今後、このような災害を再び起こさないという観点から、現状どのように考えているのかお尋ねいたします。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。都市施設課長。
〇都市施設課長(越井義樹) お答えさせていただきたいと思います。
何点かありますので、正しくご答弁できませんかもしれませんけれども、再度質問していただきたいと思います。
この場所につきましては、過去にも被災を受けたことがございます。町道の横が沢になっておりまして、大雨が降りましたら、そこから土砂・雨水が流入するということで道路側溝が閉塞になったりということで、去年、ここ2年から3年の間に何度か受けております。その都度、重点的にパトロールしている場所でございますので、今までもバリケード等を設置した経過がございます。
2点目の夜間の状況といいますか、その方が通勤に使われている道路だということで、その方とお会いをしてお話も伺いました。そのなかで、雨はやんでいたんですけれども、出勤するとき、当時16日の4時頃、その場所を通ったとお聞きしております。その頃は町のパトロールも実施しておりまして、町のパトロール車も4時前後にその場所を確認しておりまして、その相手方もパトロールをしているということで見ていらっしゃったようでございます。帰りはある程度、段差があるように見えたというお話なのですが、通行できるということでそのまま通り抜けて、今回の車両損傷の事故にあったということでございます。
3点目でございますけれども、これは1点目とだぶる部分があるかもしれませんけれども、災害時にバリケードの設置をしておりましたけれども、通常の注意を促すような看板は設置しておりませんでした。この場所につきましては、ちょうど沢だということでお話をしましたけれども、昨年度と今年で、振興局のほうで地盤事業ということで、土砂の流入を防ぐための対策ということで工事の実施を控えておりましたので、その部分で今回の台風でこの被害を受けるというような予想はしていなかった部分でございます。
過失割合の関係でありますけれども、こういう事故になりますと道路管理の瑕疵ですとか、相手方も安全運転、前方注意の義務というかそういうのがあると思うんですけれども、過失割合につきましては、事故のケースで決まった過失割合といいますか、数値というのはないのではないかというふうに考えておりまして、結局、相手方と和解に向けてお話をするわけですけれども、そのなかで、そういう協議になっていくのではないかと考えております。今回の事故につきまして、保険会社のほうに事故の報告をいたしまして、過失割合等について見解をいただきましたけれども、今回の事故につきまして、道路管理者の瑕疵が大きいというようなお話をいただきまして、なかなか相手のほうから多くの過失割合を求めるのは難しいというような判断をいたしまして、お話し合いのなかで、最終的にはお支払いをする賠償金の額になるんですけれども、そのなかで80%の過失割合で賠償するということで和解に至ったということでございます。
5点目につきましてですけれども、これもお話しましたけれども、地盤の砂防事業ということで土砂の流入を抑制するという工事を実施していただきましたけれども、結果、またこのような状態になったということで、これにつきましては振興局のほうに再度、今後の対策について要求をしているところでありまして、先日、振興局のほうから報告がありまして、本年度の補正予算のなかで対策を検討していきたいというようなお話を伺っております。以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
〇6番(原 紀夫) 概略理解をいたします。
最後の部分だけ質問させていただきますが、前段で申し上げましたけれども、道路が決壊したり、過日、総務課長にもお尋ねをしましたが、舗装だけが残っていて下がなかったというようなことも聞きましたので、これはどうにもならないと、昼間であればわかるんだけれども、夜間であれば法面を含めてどうなっているのかというところは判断のしづらいところだろうという気がいたします。
そこで、運よく人身事故にならなかったからよかったのですけれども、この種の災害というのは、大概、人身事故が絡むのが多いと思います。私も過去に、林道の決壊を何度も経験しておりまして、相当、気配りをしなければ、国を絡めて裁判に発展するものですから、大変気を使っていたことがあって、朝早く行ったら道がなかったということは何度もありました。
これは国有林であれば、山菜で入るだとか、業者が入るとかいろいろありますけれども、一般的に民間の業者というのは暗いうちに出てきてというくらい早く来るものですから、そういうときに来ると、まさに先ほどの清水町の災害に似ていて、走行して道なきところに突っ込んでしまうということがあり、大変なことになるということがありますので、この災害に学んで、再びこの場所でこのような災害を絶対に起こさないというような対策を講じてほしいということがあって申し上げております。6月の定例会にも申し上げましたが、その期間は巡回時に一時通行止めにして、当然、通る人というのは数多くあるわけではありませんから、その地域に徹底して、大雨が降ったときには通行止めになるので迂回をしてくれだとか、そういう対策をしたほうが安全性を確保されるのではないかということがありまして、最後のほうでお尋ねをしております。このことを含めて答弁をお願いします。
○議長(加来良明) 都市施設課長。
〇都市施設課長(越井義樹) 道路状況といいますか、私達も前日の降雨がおさまった頃に確認をしたときには、道路状況は大丈夫だったということで、結果、こういう事故につながったわけですけれども、今回人身事故にならなかったこと、それは本当に救いの部分であります。
この部分につきましては、今までも重点的に道路調査、パトロールをしていた地区でございまして、今回につきましても、こういう事故になったということで、前よりは対策をした部分があって、こういう結果になったということでありますので、これからまた台風27号だとかがありますので、重点的に現場を見て、今、原議員がおっしゃったような対策を事前に講じるようにしていきたいと考えております。
〇6番(原 紀夫) 終わります。
○議長(加来良明) ただいまの質疑のなかで、原議員の発言で6月の定例会でという趣旨のもとで質疑をしたのですけれども、この行政報告は9月にありましたので、9月の定例会ということで挙手のうえ訂正願います。
6番、原紀夫議員。
〇6番(原 紀夫) 大変申し訳ございません。9月定例会でございます。訂正します。
○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
質疑ありませんか。
8番、中島里司議員。
〇8番(中島里司) 2点お伺いしたいと思います。
1点目は、損害賠償の関係なのですが、今、原議員もいろいろ質問されておりましたけれども、人身事故でなかったというのは幸いだと思っております。ただ、これが今の過失割合に80対20というなかで、想定して議論すべきではないかもわかりませんが、人身だったらどうなるのかと、すんなり話し合いはつくのでしょうか。先ほど、課長のほうからこの過失割合が保険会社と相手方のほうと直接話し合いをしてこういう割合になったのか、ただ、役場のほうで共済組合ですか、保険担当のほうと協議をしていろいろと聞いて役場職員が交渉にあたったのかが1点目です。
次に福祉灯油の関係なのですが、これにつきましては厳しい時代ですから、1軒でも多く申請事業ですから、申請できるような、間違っても申請漏れがないような配慮をしていただきたいと思うわけです。それで、補正予算の8頁の社会福祉総務費、このなかで、チラシ折込手数料11千円をみておりますけれども、これはチラシだから、個人的に個人保護法だかで直接うんぬんというのはできないようなお話を聞きましたが、それに該当するのではないかという人に直接的な制度の案内というか、そういうことは考えていないのか、あるいはないのでしょうか。間違っても辞退される方は申請事業だからわからないのはわかります。申請漏れを1軒でも少なくしてほしいということから、個々に案内できる方法を考えておられるのか、その1点についてお伺いいたします。
以上、2点よろしくお願いします。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。最初に1点目について都市施設課長。
〇都市施設課長(越井義樹) 交渉の関係ですけれども、これにつきましては、保険会社からの見解をお聞きして、交渉は現課のほうであたっております。
○議長(加来良明) 次の答弁を求めます。保健福祉課長。
〇保健福祉課長(中島弘志) 今回のチラシの部分につきましては、新聞の折り込み、道新・勝毎の部分の予算を計上させてもらっております。
申請漏れの件なんですけれども、議員がおっしゃることは厳しいのではありますが、相談いただければ柔軟に対応していきたいと考えておりますが、広報でも周知しますけれども、自信のない方は相談をしてくださいというようなかたちを取っていきたいと思っております。
○議長(加来良明) 8番、中島里司議員。
〇8番(中島里司) 1点目のほうなんですが、損害賠償の関係なんですけれども、民間ですと加害者側が、直接被害者と話し合う場はないんです。ですから、厳しいという言いかたがあっているかわかりませんが、かなり突っ込んだ話合い、交渉ごとは始まると思うんです。
今回の事故は物損で済んでいるからこういう数字、これが人身だという考えかたを進めてもいいのかという感じなんです。これは町うんぬんではないんです。都市施設課うんぬんということでもないと思います。共済組合の事故の処理のありかた、これについて疑問を持っています。そのへんを、共済組合でそういう処理のしかたについて、もう少しいろいろなことを経験しているから、ただ指導ではなくて、もう少し具体的なものとしてやる方法はないのか、問い合わせというのをして、清水町だけではなく全道的なものとして、こういった事故が増えてきます。何か事故があれば全部行政の責任ですから。そこからスタートしていますから。いくら保険を払っても、その保険で皆でカバーし合っているわけですけれども、本当にそれでいいのかと感じます。そのへんを疑問として投げかけてもらえないかどうか、今、急に言ったことですけれども、その考えかたとしていかがかなと思います。その1点についてお答え願いたいと思います。
○議長(加来良明) 総務課長。
○総務課長(小笠原清隆) ただいまのご質問は、要するに示談交渉にあたって当事者ではなく、会社が被害者と交渉にあたれないかと、そういった投げかけを共済組合にしてくれないかというお話なんですが、この損害賠償保険制度は町に責任があって損害を賠償していくと、そういったときに、その損害額を保険会社が保険金でまかなっていただくというようなシステムになってございます。通常の交通事故と損害賠償との保険と若干異なりまして、そういった観点から当事者同士で交渉というかたちになっているのが現状でございます。
ケースとしてはいろいろあると思いますけれども、被害割合なんかを決める割合のときも会社のほうと相談をしながら、いろいろな事例を取りながら決めていっているのが現状でございます。それに不服があれば裁判のほうになってしまうのが現状かと思っておりますが、議員がおっしゃった内容につきましては、共済組合のほうにも問い合わせをして、そういったかたちはできないだろうかというお話はさせていただきたいと考えます。
○議長(加来良明) 8番、中島里司議員。
〇8番(中島里司) 2点目に移ります。
課長がお話された福祉のことは理解できますけれども、相談があればという言葉に引っかかったので、相談してくる人はわかるんです。相談もできない、そういう部分ではなんとか、そういう方を、なければ、今は保護されている部分、個人情報的な部分があるから、その分理解できるのだけれども、例えば、社会福祉協議会のほうで介護訪問していて、そういうところからも情報なりを、個人情報だからどこまでやれるかわかりませんけれども、そういう方達が実際に灯油の申請が出てきているかという事務的なやりとりというのはできないだろうか、ということは先ほど言ったように1軒でも多く申請漏れのない、そういうことを工夫してもらいたいと、そのなかで福祉協議会でやっているところ、ボランティアでやっている方々と、そういう方々が漏れていないかどうか、そういうものについての情報交換というのは内部でできないだろうかと思うのですが、そのへんについてできないならできないで仕方ないのですが、お聞きしたいと思います。
○議長(加来良明) 保健福祉課長。
〇保健福祉課長(中島弘志) ヘルパー、保健師等々が訪問しておりますので、そのときにお声掛けをしていただくという対応はできると思いますので、連携をとってやってきたいと考えております。
○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
7番、西山輝和議員。
〇7番(西山輝和) 議案第84号でお聞きしますけれども、道路は舗装道路ですか、それとも砂利道のことなのでしょうか。
○議長(加来良明) 都市施設課長。
〇都市施設課長(越井義樹) 舗装道路でございます。
○議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。
〇7番(西山輝和) 舗装道路が陥没するということは、かなりのものだと思うんですけれども、前のときに短時間に雨が多かったという話でしたけれど、舗装道路が陥没するということは横の法面が全部崩れていって、穴が開いて陥没したということですか。
○議長(加来良明) 都市施設課長。
〇都市施設課長(越井義樹) 先ほど、原議員の質問でちょっと触れましたけれども、道路の横が沢になっておりまして、そこから沢水、土砂が流入してきまして、道路の横断の配水管というのですか、パイプを布設してあるんですけれども、その管が土砂で閉塞になって水がのめなくなった状況でありまして、道路が決壊したということでございます。
○議長(加来良明) 7番、西山輝和議員。
〇7番(西山輝和) このくらいの雨でそのくらいになるということは、まだまだ不十分だと思うんですけど、この台風はまだ27号と28号とどんどんできてきている状態で、100ミリと200ミリ降っているわけじゃないのに、その沢から崩れてきて、そういう具合になったというのならば、きちんと手当をしないと、この後の台風にも堪えられないのではないでしょうか。もう少し手当をしないといけないと思うんです。
○議長(加来良明) 都市施設課長。
〇都市施設課長(越井義樹) これも先ほど原議員のご質問で答弁させていただきましたけれども、今回、土砂の流入を抑制するということで、平成24年・平成25年で振興局のほうで地盤事業を実施していただきましたけれども、完全に抑制するのができなかったので今回の被災になったわけでございますけれども、この件につきましても、先ほどお話しましたけれども、土砂の抑制をするという工事を振興局のほうで、今年の補正予算のなかで実施していきたいとお聞きしておりますし、その部分で道路被害が発生しないように重点的に、その場所を監視するなり、応急手当てをするだとか、そういう対応は取っていかなければならないと考えております。
○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、一括して討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、議案第84号、損害賠償の額の決定及び和解についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第84号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) これより、議案第85号、平成25年度清水町一般会計補正予算(第8号)の設定についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第85号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) これで本日の日程は全部終了しました。会議を閉じます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) 平成25年第8回清水町議会臨時会を閉会します。(午前10時45分閉会)