北海道清水町議会

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平成25年第9回定例会(12月3日_日程4)

○議長(加来良明)  日程第4、請願第11号、平成26年度畜産物価格決定等に関する請願についてを議題とします。
 請願文書表を朗読させます。事務局長。

(請願文書表 事務局長 朗読)

○議長(加来良明) 請願第11号について、紹介議員の説明を求めます。
 10番、安田薫議員。

○10番(安田 薫) ただいま事務局が言われました、清水町農民連盟から出された畜産物価格決定等に関する請願についての説明をいたします。ご承知と思いますけれども、請願の理由等を朗読させていただきます。
 北海道の酪農・畜産は、厳しい気象・地理的条件の下で、専業経営を主体に展開し、安全・安心な畜産物を供給するとともに、国土・環境保全など多面的機能の発揮に重要な役割を果たしております。また、乳業など関連企業とともに地域経済・社会・雇用等を抱える基幹産業として重要な役割を果たしています。
 こうしたもと、国は「攻めの農林水産業」など農業・農村の発展と所得倍増などを目指し、各種施策の実施や検討がなされています。
 しかしながら、酪農・畜産の経営をめぐっては、長引く畜産物需要の減少と価格の低迷、配合飼料価格の高止まりと価格安定基金の財源問題、さらに燃油・石油製品や電気料金など生産コストの増大による経営の悪化と生産基盤の縮小など危機的な状況に瀕しています。
 加えて、日本が例外なき関税撤廃を原則とするTPP交渉に参加したことから、酪農・畜産農家は迫りくる市場開放の動きに大変な不安と危機感を抱いています。
 ついては、国民の基礎的食料の安定供給及び地域経済・社会を支える酪農・畜産の持続的な発展と、家族経営体を核とする多様な担い手の育成と経営の安定に向けて、明日につながる26年度畜産物価格の決定と総合的な酪農・畜産政策を推進されますよう、下記事項をそえて強く要望いたします。
 以上のことから、よろしくご審議され、意見書を提出されてほしいと思いますので、よろしくお願いします。

○議長(加来良明) これから質疑を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

○議長(加来良明) おはかりします。
 ただいま議題となっています請願第11号、平成26年度畜産物価格決定等に関する請願については、産業厚生常任委員会に審査を付託することにいたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。 
 よって、請願第11号は、産業厚生常任委員会に審査を付託することに決定しました。