北海道清水町議会

北海道清水町議会

平成25年第9回定例会(12月5日_日程2_一般質問2)

○議長(加来良明) 一般質問を続けます。
 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 一昨日・今日と、私は清水町議会議員として7年目を迎えておりますが、中学生が傍聴に、これだけ多くの方が来て真剣に聞いていただけるというのは初めてのことかと思います。一昨日にも申し上げましたが、これから清水町を背負って立つ子ども達でありますから、しっかりと受け止めていただいて、これから10年、15年先にこの議場のなかでしっかりと活躍してほしいという思いがございますので、そういう思いを込めて質問をさせていただきたいと思います。特に、今日お見えの傍聴者は清水町が精力的に進めている少人数学級、今年で10年か11年目になりますが、この中心にいた子ども達でありますから、私は素晴らしい成長を遂げているだろうと思っているわけでありますので、よろしくお願いいたします。
 私の前に、いつも堂々と構えておられる町長が、本日おられませんが、1日も早い回復を願ってやみません。
 道教委が発表した全国学力テストの結果を受けて、町はどのような改善をする取り組みをしているのですかということを1点目にお尋ねいたします。
 2013年度全国学力テストの分析結果によりますと、道内の平均の正答率は全国平均より低かったということで、依然として基礎的な学力であるとか、応用力等についても課題があると言われております。そのなかにあって、私どもの町の清水町は、昨年も申し上げましたが、私は、上・中・下のどの位置にあるのかという厳しい質問を教育長に投げかけました。上だという、その上をまた3分割してどこにあると、ここまでお尋ねしました。上だと、上の上だということはまさに頂点に近いところにいるという理解をしておりますので、私は非常に喜ばしいことだと、町長も昨年、私の質問に、私が進めたことなので非常に嬉しいということを申しておりました。
 今後、改善すべく問題、相当指摘されておりますが、学校、家庭、地域、連携をして総ぐるみで取り組むということはそのとおりでありますが、それには、教員の指導力を高めるという研修等も相当力を入れなくてはならないだろうと考えているところであります。
 全国的に見ると、常に上位の学力にあるといわれている秋田県、この秋田県をいろいろ調べてみますと、私どもの町の清水町と同様に、以前は、下位のほうにありましたけれども、種々長年に渡って努力をして取り組んできたという結果、現在、全国のトップの位置にいるわけであります。
 十勝教育局が、今回、初めて十勝管内の調査結果をレーダーチャート図に示して、わかりやすい公表をしております。本町の結果をこれらのなかから読み取って、私どもの町は、今後どのように取り組もうとされているのか、1点目にお尋ねをさせていただきます。
 2点目です。清水赤十字病院の医療体制の充実についてお尋ねいたします。本町の医療は相当古く、昭和20年に日本赤十字社北海道支部清水診療所として開設されたそうであります。その後、清水赤十字病院に改称されて以降、今ある3階建の病院に全面改築されて、病床数が92床抱えていると、そして、近年は居室介護支援事業、人工透析のセンター等も増床して、新得町の協力を得ながら進めているというなかにあります。西部十勝のなかでは一般病院として、ただ一つの大きな病院というように考えております。
 近年、院長をはじめ、常勤医が退職をするというなかから、医師の不足に陥って、臨時の医師より診療が多く、町民に信頼される病院機能が非常に危惧されていると考えているわけであります。町立病院に代わる病院として信頼され、また、本町にはなくてはならない病院だという認識をしておりますので、町としても今後各種の支援を従前同様行っていくべきだと考えております。特に、医師の確保について町はどのように関わってきたのか、このへんについて以下お尋ねをいたします。
 町長は、私の過去の質問等でも医療懇談会等で病院の意向を十分聞いて、清水町のなかでいかしていくという話をいつもされておりました。この日赤病院の医師の確保について、町は日赤から要請があって努力をしている状況にあるのかどうか、このへんを1点目にお尋ねいたします。
 2点目であります。清水町の日赤病院、一般内科を含めて数多くの診療科目を持っておりまして、以前は、眼科等について医師を昨年募集しておりました。そのようななかにあって、常勤医が不足しているというのは残念なことであります。町はこのことについてどのような認識をされているのか、2点目にお尋ねいたします。
 3点目であります。厚生病院が新築移転をするということで、大きな話題になっております。十勝町村会の関係でも、多くの質問や要望が出されているということはご承知のことだと思います。現段階では、町村への医師の派遣について、厚生病院はどのように考えているのかということについては、医師の派遣が困難だという回答をしておりますけれども、自治体の病院については、厚生病院の研修医を受け入れるというかたちであれば可能だと、こういうように話しておりますが、医療連携のなかで医師確保を図りたいという考えを示しておりますが、私どもの町の日赤病院は、厚生病院がいっているなかで対応される病院なのか、日赤は別ですよというのか、このへんについて3点目にお尋ねいたします。以上が、清水赤十字病院の医療体制の充実についての質問であります。
 最後の3点目であります。
 パークゴルフ場の使用料の無料化ということでお尋ねいたします。
 一昨日の議会のなかでも一部触れさせていただきましたが、近年、私どもの町のパークゴルフ場は、町外の利用者が減少して、また、本町の利用者についてもシーズン券を購入している人も減少している状況にあります。特に、私のところに昨年来から「利用料をただにしろ」という意見が多く来ております。他町村を見ても、公認のゴルフ場であっても無料にしているところも数多くあります。このなかで、清水町はなぜ無料にならないのかという意見が多くあるわけであります。今後、このことについてどういう対応をされようとしているのか、私は後段で申し上げておりますが、同一スポーツ4箇所ありますから、この管理についても一体化して行う体制が出ていないのかということをお尋ねいたします。
 特に、Aパークゴルフ場は非常にきれいだけれども、Bは全然だめだと、昨年は非常によく刈れていたのだけれども、今年は全然だめだと、誰が刈っているのか、こんなことではそれぞれのゴルフ場の運営そのものも町民の受けとめもまずいことになると、こういうことがあります。
 したがって、指定管理者を含めて、パークゴルフ協会に委託しておりますけれども、今後、どのような体制でパークゴルフ場を取り組もうとされているのか、明確にお答えいただきたいです。よろしくお願いいたします。以上です。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。教育委員長。

○教育委員長(三澤吏佐子) まず1番目の、全国学力テスト結果後の改善の取り組みについてのご質問にお答えいたします。
 平成25年度全国学力学習状況調査につきましては、小学6年生と中学3年生を対象に実施されました。清水町の学力調査の平均正答率は、すべての学年、教科において、全国平均を上回ることができたところです。また、児童生徒への質問紙調査結果につきましては、全国基準と比べ、小学生は学習習慣、言語活動、読解力、規範意識が高い傾向にあり、中学生は、生活習慣、言語活動、読解力が高く、自尊心・規範意識が下回っている傾向にありました。教育委員会では、調査結果を受け速やかに分析を行い、学力向上支援プランを作成し、さらなる指導方法の工夫・改善を各校に指示するとともに、その結果を町のホームページに広く公表したところです。
 各学校においても調査結果を分析し、成果と課題、今後の取り組みについてまとめられ、保護者にその内容を説明しています。全国上位県の取り組みを見てみますと、少人数学習の推進や基本的な生活習慣の育成があげられています。教育委員会といたしましては、小学校における少人数学級の継続と、2名の教師によるチームティーチングや少人数指導の充実、家庭では生活習慣を整えて、家庭学習時間の確保が重要と考えております。
 教職員の研修の充実につきましては、道教委等が主催する研修会に積極的に参加しておりますし、町教育研究会での研修や研究、各学校においては研修部が中心となり、授業の質の向上について研修を行っております。
今後も、「しみず教育の四季」を基軸に、学校・家庭・地域が連携し、子ども達の学力向上に取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) 次の答弁を求めます。副町長。

○副町長(金田正樹) まず、2項目目の、清水赤十字病院の医療体制の充実について、3点ございます。
 1点目の、医師確保の要請についてでございます。
 医療懇談会は、医療機関と行政の連携、情報交換のために毎年開催しておりますが、そのなかで清水赤十字病院から医師派遣先の大学医局等に対して行政からもお願いをしてほしいという、正式な要請はございません。
 公立病院における医師確保の手法として、首長が大学医局などに要請しても相手側は受けてもらえないのが通例と聞いております。こうしたことから、首長としての医師の確保への取り組みは、個人の人脈を頼りに積極的に行っておりますが、医学部卒業生の本州志向、札幌集中という状況になっては、なかなか難しいのが現実となっております。
 次に、2点目の常勤医の不足の事態を町はどのように認識しているかという質問でございます。
 清水赤十字病院は、公的病院として日常診療から、救急告示病院として救急患者の受け入れまで、日赤に行けばいつでも診てもらえるというような病院として、地域医療の確保、町民の安心に大きな役割を果たしていただいており、そうしたなかで常勤医師の不足、とりわけ前院長の退職はとても残念だろうと認識しております。
 前院長は、体調を崩されるまで大学病院に医師の派遣を頼んだり、インターネットでの医師の公募、民間機関への依頼など、医師確保の努力を必死に続けられまして、現在2名の新任・常勤医師の方が診療にあたっており、来年1月からはさらに1名の常勤医師があたると報告を受けております。このように地域医療における、医師確保が大変な状況になりましたのは、平成16年からの新医師臨床研修制度の導入以来、大学医局への入局者が減少して、医師派遣機能が低下したことが大きな原因であると考えているところでございます。
 清水赤十字病院におきましても、また、外科医師を確保できず、外科が休診となっておりますので、当面の間は町内の医療機関との連携について調整を図ってまいりたいと、このように考えております。また、常勤医師不足によります、非常勤医師の報酬など病院運営費用と費用の増加、また入院患者減少によるところの経営収支の悪化に対する財政支援については、来年度以降対応してまいりたいと考えております。
 次に3点目でございます。
 日赤病院は自治体病院として扱われるのかという内容でございます。帯広厚生病院移転新築に伴う財政支援要請に対する、道厚生連と十勝町村間の意見交換会につきましては、新聞報道のとおりでございます。そのなかで、十勝町村会の要望事項としては、最新設備を備えた病院整備を機に、道内外から意欲ある医師を集め、医師としてのキャリア形成のプログラムの1つとして、厚生病院からの派遣で町村の病院に勤務する仕組みをつくることができないかという、十勝型医師派遣モデルの構築に中核的な役割を担っていただきたいというものでございました。この要望に対する厚生連の回答は、現在、在籍している117名の医師のうち、115名は道内の大学医局からの派遣であり、専門医を志向しているため地域医療は難しいが、総合医の研修プログラムに自治体病院も参加していただければ、厚生病院からの派遣も十分可能であると、総合医の育成にも前向きに取り組みたいという内容でございました。しかしながら、その総合医育成に参加できるのは、あくまでも自治体病院ということで提案されており、公的病院である清水赤十字病院は研修の参加対象となっていないところでございます。
 次に、3項目目のパークゴルフ場使用料の無料化についてお答えさせていただきます。
 無料化についてでございますが、パークゴルフ場の使用料については、平成14年度から徴収をしてきているところでございますが、無料化にすべき要望やパークゴルフ協会からは、町外者の利用の増加を図るために、町内者と同一料金にしたほうがよいのではないかという意見もいただいているところでございます。
 パークゴルフ場の使用料は、他の公共施設の利用料と同様、施設の利用者に維持管理費の一部を負担していただくことで、徴収をしてきたものでありますが、近年、利用者、使用料の減少傾向が顕著であることから、無料化及び使用料の軽減については課題として捉えていきたいと考えております。今後、利用者や協会等の皆様からの要望にお応えできるよう、少しでも満足していただけるような努力をしてまいります。
 管理体制についてでございますが、以前、3箇所のパークゴルフ場、清水公園と下佐幌公園、体育館前、それと清水公園の管理の一元化、これは指定管理者制度導入も含めておりますが、検討を行ったところでございますが、経費の削減が図れないなどのメリットが希薄であると判断し、導入について見合わせることとした経緯がございます。
 現在、公園の管理については、正職員1名、臨時職員7名で、観光施設もあわせまして管理業務にあたっておりますが、今後において、臨時職員等の退職等も出てきます。管理体制が厳しくなってくることが考えられますので、できるだけ早いうちに検討していかなければならないと考えております。また、指定管理者制度または委託への移行につきましては、経費の関係や委託先の選定等の課題があり、ただちにすべての業務を移行することは難しいところであり、部分的に移行していくという方法も含め、検討してまいりますが、当面は現体制を維持していきたいと考えております。
 以上、答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 教育委員長から清水町の実態についてご説明をいただきました。
 お聞きのとおり、我が町の成績は非常に良好ななかにあると、全体を含めてそういう認識を新たにしたところであります。それを受けて、家庭学習の時間を数多く取るとか、そういうことが好ましいことでありますけれども、学力を向上させるということについて重要なのは、家庭環境、学校環境を含めて、環境は非常に重要なことだろうと思います。したがって、この点について、何点かお尋ねをし、最終的に学力テストの結果のほうに移らせていただきたいと思います。
 12の窓はよく聞くことであります。清水町の特徴であります教育の四季、このなかで表明されて、すでにこの教育の四季は8年目になるわけでありますけれども、小学校・中学校だけではなく、広く清水町が取り組んでいる教育の四季が、現状、浸透しつつある、まだまだだと、どういうようなことを考えるか、教育委員会はこの教育の四季についてどういう認識でおられるのか、1点目、このことについてお尋ねいたします。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。教育長。

○教育長(伊藤 登) 第1点目の質問にお答えしたいと思います。
 教育の四季についての認識ということで、すでに定着しつつあり、子どもの交代があるということで、常にそのへんを気にしながら、毎年、点検の意味も含めまして、子どもフォーラムというのを開催しているところであります。そのなかでみますと、先生の指導もありますけれども、子ども達が積極的に取り組んでいるということで、効果が表れていると思っております。また、これについて、学力の部分についても影響があるということで、教育の四季そのものではなく、いかにして教育の四季が役立っているのかという検証も含めて、毎年実施しているところであります。
 今後につきましても、改善するところは改善しながら、より良い定着の部分に向けて努力をしてまいりたいと考えているところであります。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 今年10月の教育委員会のなかで、ホームページを通して発表しておりますけれども、私も見ているんですけれども、私の感覚からいくと、今、教育長からお話をいただきましたけれども、小学校・中学校はもとより、広く浸透しているという状況にあるということで、私の感覚でいたんですけれども、この委員の皆さんの意見が書いてあるのを見ると、もっと充実し、さらに学校においてもしっかりと対応していただくことが必要だという書きかたをしております。
 これを見ると、まだまだ未熟で不足だと、もっと頑張れと、今は伸びているけれども、教育委員会として不足だと、そういう教育委員会で認識をしていて、この部分について地域も家庭も学校も、まだまだ努力をしてもらわなければだめだということが、委員会の委員のなかから出ていて、こういう表現をしたのかどうか、このへんについてお尋ねさせていただきます。

○議長(加来良明) 教育長。

○教育長(伊藤 登) 第11回目の教育委員会がホームページで公表されていますけれども、出された意見等ということは、この内容については間違いはないのですけれども、このスペースでは表現しきれないという部分で、集約した部分でありますので、他には長い文章になっていますけれども意見がありまして、もう少し改善されると、児童生徒の質が良い方向に向上していくと思いますと、その内容につきましては、社会教育とも連携されて、社会に出たときに社会に役立つ人間になっていくかと思いますので、学校教育と社会教育の連携が重要だということを改めて感じましたと、そういうような意見ですので、これは大変申し訳ないですけれども、一部分ということで捉えていただければと思います。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 安心いたしました。
 多分、皆さんはホームページ等に目を通している方が多いと思いますけれども、私もホームページを開けて、いつも楽しみにしている項目が「ちょっといい話」ということで、教育委員会で努力をされて出している部分があります。
 清水町の幼稚園・保育所を含めて、高等学校まで日々活動のなかのものを出していると、あれを日々見ていくと、努力されているなということは一目瞭然でわかるだろうと思います。したがって、ああいうもの、文字も大きいし良いものですので、一般の家庭には配布されていると思うんですが、町内会、今言っている地域・学校・家庭の連携、清水町の教育機関はどんなことをやっているんだろうと、「保育所でカレーライスをつくって食べた」「学校では教育研究会をやった」だとか、こういう情報等々、町民と組んでやるとするならば、このへんまでご苦労はあるかもしれませんけれども、もう少し広めてほしいという思いがするのですが、いかがでしょうか。

○議長(加来良明) 教育長。

○教育長(伊藤 登) 大変申し訳ないのですけれども、各家庭には配布しておりません。頁数も多いですし、ホームページに掲載したのは昨年からということで、若干改善されたかと思っていますけれども、その部分については、幼稚園・保育所・小学校・中学校・高等学校と、すべての学校で、提出していただいて、「ちょっといい話」ですから、広めたいと思っているところですけれども、たまたま今回はしていないということで、それについても協議をしながら、どうやったら集約したものが配布できるのかということも含めて検討してまいりたいと考えているところです。
 「ちょっといい話」ですけれども、このキーワードは「ちょっと」ということがキーワードだと思います。堅苦しく言えば、学校の活動などいろいろなタイトルをつけると、「これはちょっと読みにくい」というような感じを受けられるかと思いますので、「ちょっといい話」にすると、ちょっと食いついてくるというようなことで考えて、こういうネーミングにしたところでありますので、いろいろ関心を持っていただいて大変ありがたく思っているところで、先ほども申しましたように広くPRできるように検討してまいります。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) よろしくお願いいたします。
 次に、命の尊さ、人間にとって大事なことですけれども、これについてお尋ねいたします。
 教育の四季のなかの家庭・学校・地域のなかの春夏秋冬の部分で、春の部分の学校の部分に、命の尊さというのを教育の四季のなかでもうたっておりますが、命の尊さ、皆さんも気にしていることだと思いますが、昨日、20歳の少年が親を手にかけると、今までそれ以外もありますけれども、ショックなことが出てきたり、また、私どもの町でも不幸なことに、自ら命を絶つというような現象も起きています。したがって、命の尊さを教えるというのは幼少時からの親を含めた指導が、一番しっかりできていないとまずいというのが、これは教育学者含めての定説だろうと思います。
 この教育の窓でいっている、命の尊さについて、清水町は、学校サイド、保育所・幼稚園を含めたサイドで、現状、どのような対応をしているのかお尋ねいたします。

○議長(加来良明) 教育長。

○教育長(伊藤 登) 教育の四季のなかで、学校ということで、命の尊さという1つの窓があるんですけれども、この部分につきましては、昨今、議員の質問のとおり、子どもの社会性や規範意識の低下、不登校やいじめ、暴力行為等の教育課題、自殺や若者の自立をめぐる問題が多く発生しているということであります。
 これにつきましては、次代を担う児童生徒ですから、道徳や保健の時間ということで総合学習の時間等を利用して、いろいろなところで、いろいろな機会をもって、命の尊さというものを指導していくことが大事ではないかとこのように思っているところでありますが、今後においても、現在もやっていますけれども、今後においても、幼児期から命の大切さということについて、もっと踏み込んだ指導をしていく必要があると思っていますので、継続して取り組んでまいりたいと思っているところです。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 総体的な扱いについてお聞きいたしましたが、この部門で、こういう指導を強めていくとか、ここではこういうことをしているということは個別にはないのでしょうか。

○議長(加来良明) 教育長。

○教育長(伊藤 登) 個別にということですけれども、道徳ノートを使いながら指導しているということで、中身について詳しくは掌握してませんけれども、なかにはそういうことが指導されているということと考えています。
 また、御影小学校においては、保健の時間を利用し、帯広の慶愛病院で子どもの生まれるシステムだとか、いろいろなことを勉強しているということもあって、その部分については、どうして命が大切なのかということを実感してくるというようなこともありますので、広めていけば命の尊さについて理解していただけるのかと思っていますし、御影小学校6年生から実施しているということでありますので、そのへんを各学校にも広めていって、外部講師等々も含めて研修して教えていく必要があると思っております。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) よろしくお願いいたします。
 次の質問ですが、伊藤教育長以前の横山教育長時代にもお尋ねをしたことがあるのですが、清水町の教員、御影で、新聞報道で教育研究会を実施したときに81人という教員の数が出ておりましたけれども、町外から通勤している実態についてお尋ねします。以前も申し上げましたが、地元に定着して住んでいただいで、前段でいったような体制を取るとするならば、子どもの日常の動きをいろいろな活動を通して指導してもらうのが大事だと申し上げているんですが、通勤するとなると帯広から通うと往復して2時間は最低限かかるでしょうか。この部分を清水で頑張ってほしいと思っておりまして、今、清水町の教員の総数、高等学校を含めて何人いるのでしょうか。押さえていたら教えてください。

○議長(加来良明) 学校教育課長。

○学校教育課長(菅野靖洋) 教員の数につきましては、現在、小学校につきましては46名、中学校につきましては33名、高校につきましては43名、計122名になっています。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 相当多い先生方がいるということがわかりました。
 この122名のうち、清水町に住んでいる人、逆に言うと122 名のうち通勤している先生は何人いるのか押さえていたら教えてください。

○議長(加来良明) 原議員、通告している学力テスト結果の改善の取り組みにつながる質疑でしょうか。
 答弁を求めます。学校教育課長。

○学校教育課長(菅野靖洋) 小・中学校については把握しているのでお答えできますが、高校については把握していませんのでお答えできません。
 小・中学校の先生につきましては、現在、教員住宅に入居している人数が31名です。町内の借家に入っている方が2名、町内に家を持っている方が6名、計39名が町内に住んでいる状況です。以上です。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 今、お伺いしたところ、相当多くの方が町外から通われているということであります。
 議長からも言われましたけれども、学力を向上させるためには地元に住んでもらって、いろいろな活動等についても支援をしてもらったり、生活等々についても見ると、このことを地域を通して密着した活動ができれば、当然、学力に結び付くわけですから、今、お尋ねしているわけであります。
 したがって、今、言われた数のなかで、通われている先生をなんとか地元に住んでもらう方向について、何か考えていることがあるのかないのか、先ほども、人口1万人の問題が出ておりました。1万人に4人不足だと、2家族来てもらったら1万人を超えると、どうなるかわかりませんけれども、そういうことからみると、清水町は教育に全力投球しているから、他から通うことは相成らんということを言ったとすると、「それなら清水に行きません」と言うのか、行きますと言うのか、そのへんのことを含めてもう少し強めてもらえないかということでお尋ねします。

○議長(加来良明) 教育長。

○教育長(伊藤 登) 大変難しい問題ですけれども、教員の異動に関しましては、人事異動要綱というのがありまして、通勤圏が1時間以内ということは認めているということでありまして、今年から要綱が変わるんですけれども、各ブロックが3ブロックに分かれるんですけれども、そのなかから先生に来ていただくというような状況でありますけれども、今議員がおっしゃったとおり、町内に住んでいただければ、それなりの時間もとれますし、いろいろな活動もしていただけると、地域との連携もスムーズになっていくのかと思います。居住権の問題もありまして、通勤を認めているという状況でありますので、異動に関しては、できる方を異動させてほしいということはお願いをしている状況でありますけれども、なかなか意のままにならないというような状況であります。今後についても、異動に際しては、町の人口の増加に役立てばと思いますので、努力をしてまいりたいというところであります。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 意地悪な質問になるかもしれませんが、教育長の立場で、先ほど私が言いましたように、清水は住んでもらうのが条件だと、例えば教育局に言ったとしたら、どういう反応が来ると思われますか。

○議長(加来良明) 教育長。

○教育長(伊藤 登) 先ほども申し上げましたように、先生方の居住権の問題も含め、局としては地元に住んでいただくということが理想ということは考えていると思いますが、私のほうから絶対に住めということは、限定できないということでご理解をいただければと思います。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 苦しい胸の内は理解できますが、あえて申し上げたわけであります。今後についても、そういう努力をしていただけるということでありますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 次の質問ですが、清水町はPTAをはじめとして、地域の支援活動が非常に盛んな町だと理解しております。特に、早朝に子どもの通学時の見守り隊であるとか、この寒いときに、冬は冬でスコップを持って歩道を除雪しながら通してくれるというような、涙ぐましい努力をされています。また、おやじの会が学校を訪問して手を加えてくれている、このことは当然のことながら、子どもの成長過程にあって、絶対にマイナスにはなりません。特に、あいさつ等についても、私もよく子どもに挨拶をして、全然、挨拶をしてくれないということを校長先生に言ったことがありますけれども、これは考えてみると、なかなか子どもに強制的に、私のような人相の悪い男に挨拶をしろと言われても難しいだろうという気もいたしますが、そういう面は外して、相当前にいっているなと、私は理解をしているのですが、教育長はどういう理解をしているのか、このへんについて考えかたをお聞かせください。

○議長(加来良明) 教育長。

○教育長(伊藤 登) 子どもの挨拶の部分を取り上げて答えたいと思いますけれども、先般開催されました、子どもフォーラムにおいても、子どものほうから、大人のほうからも挨拶をしていただきたいというような意見も出まして、大人もそういう部分に遭遇することがあろうかと思いますので、是非、子ども達に声をかけていただきたいです。暗いときに、暗いところで声をかけたらまずい部分もありますので、そのへんは常識的な範囲で実施していただければ、清水の子ども達の挨拶がよくなるのではないかと思っているところであります。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 学力テストの関係に進めさせていただきますが、前段で教育委員長から良い結果が出ているということは、聞き及んでおりますが、今回、十勝教育局がチャート図で示して、一目瞭然、この分については、非常に前向きに取り組んでいるけれども、この分は落ちているというのがこのチャート図のなかで、全国では秋田県、全道では十勝と、こういうごとに示しておりますので、これはどなたが見てもすぐわかる、一目瞭然と、こんな気がいたします。
 特に、家で学校の授業を復習するということも大変重要な因子でありますし、学校が休みの日に自ら1時間以上勉強する、テストで間違えた問題についても勉強すると、家で自分で計画をたてて勉強をすると、こうなるとしめたもので、該当する中学生が後ろにいて言うのもあれなんですけれども、こういう努力をすると、間違いなく学力が伸びるというのは、誰でも認めるところです。したがって、清水町の教育実態テストの結果を来年以降に、もう一つ増やしてチャート図に示していただけないかということをお聞きしたいのですが、いかがでしょう。

○議長(加来良明) 教育長。

○教育長(伊藤 登) おっしゃる気持ちは分かりますけれども、ご存知かと思いますけれども、次年度においては公表の方法が変わるということで、示されてはいませんけれども、文科省から考えかたが出て報道されたとおりであります。
 チャート図等々もできれば出したいのですけれども、これについては、公表の要綱というのがありまして、当然、道教委も出すと思いますし、十勝教育局でも出すと思います。それに加えて、十勝の教育委員会連絡協議会というところで、公表の要綱をつくっているわけでして、今までもそれに沿って公表しているという状況でありますので、委員のおっしゃるとおり、すべてできればいいのですが、個人の部分に立ち入る部分もありますし、いろいろな障害が出てくるということで、本来の目的である学力調査という部分の一部ですので、そのへんは検討していくところですけれども、すべてを公表するということにはならないのではないかと思っているところです。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) なかなかならないという現状だそうですが、これがそういう表示をしていただけれると、町民にも一目瞭然、よくがんばっているところや落ちているところがわかるということから見ると、希望したいというところであります。
 そこで質問を変えさせていただきますが、今回の学力テスト、全国・全道・十勝・清水をあれしても、それぞれ格差がありますが、1つの例として、台形の面積を求めるという問題が、今回の学力テストに出ておりましたが、これは我々の時代のときもそうだったと思うんですけれども、上辺、下辺、高さがわかれば面積は出ます。ここに、斜面の長さを入れることによって、動揺して間違っているということがあり、相当落ちていると、教育研究所を含めて、そういうかたちがあると言っています。したがって、北海道の子どもは、まさに正直で素直でありますから、がんじがらめにはなっていないと思いますが、応用が利かないということで、道外の学校は応用を利かせて、問題についても、先生が工夫をしていろいろやっているということの差が今回に出ているということになっているわけです。
 したがって、教育研究所が主体になって苦労をされている面もありますが、過去の教育研究所に町が出している予算等を見ても、17年から18年頃は120万円から130万円を出しておりましたけれども、昨今は90万円代や85万円代に収まっております。何を言いたいのかといいますと、研修の部分ですけれども、夏休み、冬休みを含めて、素晴らしい先生がいるわけですから、道外の秋田のほうに行っていただいて、そのことについて学んできて、各先生にお伝えをして応用が利く子どもをつくる努力をしてほしいと、今日、町長がおりませんので、私は町長に直接このことを投げかけようと思ったのですが、予算の関係でいろいろとありますけれども、そういう努力をしてほしいという希望があるのですが、教育委員会がそのことをやるという決断をして、教育研究所に200万円から300万円どんと予算付けをするということで、多分、教育に前向きな町長でありますから、近々、退院されるでしょう。ぜひ、取り組んでほしいと思うのですが、このことについて、そんなに厳しくはやりませんので、副町長はどのように考えておられるか聞かせてください。

○議長(加来良明) 副町長。

○副町長(金田正樹) 突然、秋田への研修のお話が出たわけでございますが、町の予算編成といたしましては、あくまでも教育委員会のなかで煮詰めていただいて、提案をしていただくわけでございますが、その必要性によって検討をし、他の経費もかかりますので、町の運営にも関わりますので、優先順位など検討して、さらには議会のなかで議決をいただいて執行していただくことになるかと思います。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) この項目ばかりをやっていると、他の2問が質問できなくなりますので、そろそろ2問目に入らせていただこうと思います。
 一連の質問をさせていただきました。このことを重たく受け止めていただいて、町長が退院されて元気になられた際に、私の思いをしっかりと伝えてほしいと思いますが、副町長、それでよろしいでしょうか。

○議長(加来良明) 副町長。

○副町長(金田正樹) わかりました。
 ここでの私の権限としましては、「こうします」だとか「こうしません」とは言えませんけれども、おっしゃられた意見については、伝えてまいります。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 日赤病院の関係に移らせていただきます。
 私は、日赤病院へかかったことが一度もありませんので、よくわかりません。ここ一週間くらいは、ときどき訪れさせていただいております。
 日赤病院の医療体制、答弁でもいただきましたが、院長が11月いっぱいで退職をされたということで、臨時の医師の対応が非常に多くなっています。常勤医は少ない、それに人工透析もありますから、難渋している状況だというのはどなたも感じていることだろうと思います。
 過日、訪れたときに待合室にあふれるほど着席している患者さんがおりましたので、これはすごいと思っていました。2・3名知っている方がおりましたので「どうしてこんなにいるんですか」と聞いたところ「開西病院の院長が来ているので」ということであります。そんなに違うのかということを認識いたしました。内科のほう、小児科のほうは0人に等しいけれども、ここの部分についてだけびっしりいるという状況がありました。したがって、高名な医者が1人いると、相当患者さんが集まって盛り上がっていくというのは、これは明白なことであります。
 答弁のなかで厳しいことを言われましたけれども、町長は常日頃から、自分の交友関係を含めて、4期目ですので、国会議員を含めてお付き合いの範囲があるでしょうけれども、私はそういうところを通して、日赤病院に優秀な医師の1人や2人連れてこれるのではないかと思っておりましたから質問をさせていただいたんですけれども、病院からそういう要請はないということです。北見の赤十字病院等々を調べてみても、大学病院にいろいろ要請していたりしていて、前向きな話を伺ったとかこういう面もあります。ここで言っているように、清水の日赤は違うというのか、たとえば日赤の本部のほうに町長が自ら出かけて行ったりして、対応することによって、なんとか優秀な医師をもってくるということはできないのかどうか教えてください。

○議長(加来良明) 副町長。

○副町長(金田正樹) 日赤の要請の関係で、先ほど、正式な要請はございませんということで、お話をさせていただきました。ただ、事務長がまいりましたときだとか、そういうときには、非常に医師が不足していて運営も厳しいというお話を伺っております。
 また、日赤の道支部に町長が伺って、日赤の医師の確保のお話もしたことはございます。先日、ある病院の20周年の式典がございました。そのときは私も行ったのですが、その病院でも清水に医師が足りないということを心配していただいておりました。なんとか手助けをしたいという話を伺いましたので、その旨は日赤のほうに伝えさせていただいております。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 人口1万人、高齢化がどんどん進んで、少子化の中である町でありますから、病院は重患でいつ出るかわからないと、頼りになる病院が、日々医者が変わるようではなかなか命を預けることができないというのが、多くの町民の思いだと思います。したがって、清水の日赤に行けば大丈夫だと、他の町村からも来るというような、なんとか体制を最大限努力をしてほしいと、町長がおられませんからあれですけれども、相当努力をされているんだろうなという思いでいましたのでお尋ねをしているのですけれども、今後、町長が不在であってもできる限りの努力をしてほしいと思っておりますので、このことについてよろしくお願いします。答弁はいりません。
 次のパークゴルフ場です。
 一昨日もお尋ねをいたしましたが、このまま継続をするという話でありました。だめだという話ではありませんが、何といっても4つのパークゴルフ場、それぞれ運営していく、草刈りなりを含めて町々のなかで、「あそこのパークゴルフ場はきれいで最高にいいけれど、これは全然だめだ」と、「去年の業者は良かったのだけれども、今年はだめだ」とか、そういう話が私のところへ聞こえてきております。この答弁のなかにも、昨年の道新杯をやった清水公園のパークゴルフ場は、非常に評判が良かったということが書いてありますが、一部と書いてあるので安心したんですけれども、私も一番忙しい頃、よく見に行っていろいろ聞いておりますし、「どちらから来たんですか」「釧路から来ました」「どうですか」「あまりよくないね」という話も聞いているし、それによっては「この傾斜がいい、だから遠くからくるんだ」という人もいます。
 この部分についてまとめてなんとか運営できないのか、一体となった運営はしていけないのかということをお尋ねしたいと思っているんです。今日の道新にも、清水町の施設が管内で一番、60%を超えているということが大きく出てます。建物でないけれども、こういうところを少しでも圧縮して、良いパークゴルフ場にしていくという努力を部分的に、今後していかないと、新得なんて公の施設は15%で、清水は60%を超えています。そこを人口減のなかでカバーしていくなんてことは無理だと思います。パークゴルフ場であれ、どこであれ、素晴らしい施設を圧縮してやるという努力をしてもらわなければ困ると思っているんですが、そういう考えはあるのかないのかお聞きします。

○議長(加来良明) 副町長。

○副町長(金田正樹) 今、30年以上の施設が60%を超えているということでございます。事実その通りでございまして、昭和50年代に建設をしていた施設が行革の関係もございまして、なかなか修理ができないということで現在にいたっております。今年から小学校の改修だとか、消防庁舎や清水中学校、全体的な計画には示してございます。ただ、まだ経済が不透明ななかで、補助金の活用も含めて、これから検討をしていかなければなりませんが、まとめられるものはまとめていくと、そういうふうに効率を上げていかなければ、財政的に厳しくなります。早い機会に、体育施設の関係もある程度、改修計画というのは出して、この間、委員会の報告等もございましたけれども、そこらへんは早急に見直しをしていく必要があると考えております。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) パークゴルフ場をただにしてくださいということを言い続けているんですが、このことについて何とかしたいなと思っているのか、そういうわけにはいかないと思っているのか、端的な聞きかたをいたします。どうでしょうか。

○議長(加来良明) 副町長。

○副町長(金田正樹) 無料化の関係でございます。
 現在、十勝管内19町村で有料が10町村、残りの9町村が無料になっております。個人利用、町外利用といろいろなんですが、個人利用につきましては200円をいただいて、平均ですけれども、町外が400円と若干高めな状況で、町外と差をつけているのは5町村あります。そこで若干、うちは高めだということで、そういうことも利用が少なくなってきている原因の1つかと考えております。
 これにつきましては、今ここでやりますとは言えませんけれども、早い時期に検討させていただきます。

○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 指定管理者制度を含めて、まとめて運営していくということについて、先ほどの答弁では一部どうのこうのという話がありますが、私は理想的なかたちではないかというものがあると思います。今すぐにやるということになると、難渋するものもあるのかもしれませんけれども、このへんについての考えかたをお聞かせください。

○議長(加来良明) 副町長。

○副町長(金田正樹) 指定管理者の関係で、いろいろ施設がございます。体育施設、他の文化施設も含めまして、なかなかこれをいきなりやるということは難しいことがあると思います。できるだけ効率化、財政を考えまして、できることから早めに進めていくという方針で進めております。