平成26年度予算審査特別委員会(3月17日_総務費②)
○委員長(口田邦男) これより、第2款、総務費②、51頁から78頁までの先ほど審査した以外の審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算のなかで、特に説明を要する点があれば説明願います。なお、発言する際は挙手をし、「委員長」と呼び、発言の許可を求めて、初めに職名を言っていただきますようお願いいたします。
総務課長。
○総務課長(小笠原清隆) 総務課が所管しております総務費の新年度予算の概要につきまして、ただ今委員長から特に説明を要する点についてということでございますので、目ごとに前年度と比較しまして、主な増減理由についてご説明をさせていただきます。
1項、総務管理費、51頁、1目、一般管理費全体で82,308千円の減額でございます。主な減額内容は、一般管理費、人件費におきまして、3年ごとに精算される退職手当組合追加負担金の計上がなくなり、78,965千円を減額してございます。続きまして、中段の総務費事務、9,467千円。昨年度と比較しまして、764千円の増額となってございます。共済費の負担額が標準報酬制に移行することから、人事給与システムの改修委託で638千円。その他旅費ですとか、健康診断等に係る消費税の増税分としまして150千円がその要因となってございます。
53頁をお開きください。下段のほうの職員研修事業、1,388千円。ほぼ同額の予算計上となってございます。新年度におきましても、各種研修会の参加を積極的に周知し、自己研鑽に努めてもらう予定でございます。
次に、3目の財産管理費、55頁でございます。目全体で5,706千円の減額です。まず、財産管理事務、9,286千円。昨年度と比較しまして5,264千円の減額となってございます。2年間にわたって行ってきました、清見町内にある旧教員住宅の解体が終了したことが主な要因となってございます。また、本年度は旧北清水小学校の教員住宅解体を予定してございます。
次に、昨年度計上しておりました普通財産改修事業におきましては、北海道芸術高等学校に貸付している旧熊牛小学校の暖房改修工事が終了いたしましたので、その分1,200千円が減額となり、本年度は事業がございません。
56頁をお開きください。
公用車管理事業でございます。公用車の更新計画に沿って経過年数の長い車の更新を計画してございます。本年度につきましては、2台の更新を予定しており、500千円の増額となってございます。
65頁をお開きください。11目、電子計算費におきまして13,509千円の増額です。これは、コンピュータに係る関係でございますが、総合行政システム管理事業におきまして計上しておりますが、電算室に設置しております財務会計システムの機器更新13,932千円。人事給与システム用機器の更新費用として1,296千円が大きな要因となってございます。
次に66頁、12目、情報化推進費でございます。目全体では4,444千円の減額でございます。町のホームページ作成管理システム構築業務の委託終了によりまして2,730千円。さらに、コンピュータ機器の更新費用といたしまして1,936千円の減によるものです。
なお、今年度につきましては、ネットワークの機器更新ですとか、ファイルサーバー機器更新に21,460千円。さらに、行政事務用のパソコンの更新に28,600千円。合計で50,060千円を備荒資金組合の資金活用を行いまして、更新してまいります。このことから、349千円の償還金が増額となってございます。
68頁をお開きください。13目、災害対策費につきましては、前年度と比較して3,318千円の増額でございます。
12節、役務費、防災情報配信システム利用料638千円を計上してございますが、これは災害情報を住民に周知するための手段の一つとしてエリアメールの配信ですとか、ファックス配信サービスを行うためのものでございます。情報手段の伝達手段として活用してまいります。
次に、災害用備品として3,000千円を計上してございます。冬季の避難を想定し、非常用発電機や暖房器具、照明器具の他、避難所で使用する資機材を計画的に整備していく予定でございます。なお、本年度は市町村振興協会の助成を受けられることとなってございます。
続きまして、頁が飛びますが74頁になります。
4項2目、知事・道議会議員選挙費は統一地方選挙で平成27年4月に執行されます経費のうち、平成26年度中に要する執行経費について計上してございます。
3目、町議会議員選挙費につきましては、議員の任期が平成27年の1月26日となってございますので、これに係る経費を計上してございます。その他、平成26年7月19日に任期満了を迎えます、4目、農業委員会委員選挙費の執行につきましても計上していただいてございます。なお、前年度実施されました参議院議員選挙分が減額となっておりますので、差し引きで3,222千円の増額となってございます。
最後に78頁になります。
5項、統計調査費におきましては、前年度と比較しまして228千円の増額でございます。平成26年度におきまして、農林業センサス、経済センサス基礎調査、商業統計調査等の諸調査が実施されることから、調査員の報酬、事務用消耗品の増加があり228千円の増額となってございます。
以上、所管する総務費について主な増減理由を説明させていただきました。
平成26年度におきましても、限られた財源のなかで節約に努めながら効率よく運用してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○企画課長(松浦正明) 私からは、総務費の企画課関連予算について、目ごとの主な上限についてご説明いたします。
まず、57頁下段から58頁までの4目、広報費につきましては、前年度予算より389千円増となってございます。増額の内訳といたしましては、主に町のホームページについて、企画課管理となり、その管理サーバー保守委託などの経費が増額となったものでございます。
次に、59頁下段から6目、企画費につきまして説明させていただきます。前年度予算より129千円の増額となっております。右の説明欄の事務事業別で申し上げますと、企画事務では3,926千円で、前年度と比較しますと395千円の減となっております。そのなかで、平成23年度より実施しております十勝清水人・四季塾は1期2年間として開催しており、平成26年度は第2期目の2年目を迎えます。平成25年度は見る力、聞く力、話す力などの感性を養ってまいりましたが、平成26年度は創造・提案へと人の心を動かす力を養ってまいります。そのため、先進地に出向いて研修するフィールドワークを予定しており、報償費と職員旅費を含めて168千円を予算計上しております。このフィールドワークは、先進地をただ見たり、聞いたりするのではなく、町おこしをしている人などと意見交流ができるような研修を塾生とともに進めてまいります。
次に、60頁、8節、報償費のなかの18番、いきいきふるさとづくり寄附報償について説明をいたします。平成20年度から始めました清水町のいきいきふるさとづくり寄附制度につきましては、清水町にゆかりのある方や清水町を応援したい方等から寄附をいただいてまいりました。ふるさと納税は、応援したい自治体に寄附をすることにより、その自治体に寄与するとともに所得税や住民税が軽減される制度でございます。これまで、本町では、清水町ふるさと応援会員証を交付し、町内協力店などに提示することにより商品の割引や記念品などの特典を受けることができましたが、遠方の方は恩恵を受けることが困難でありました。平成26年度は一定額以上のふるさと納税をされた町外の個人の方に清水町内の特産品を贈ることにより、ふるさとを想う寄附者の気持ちに報いるとともに清水町のPRと清水町の特産品を知っていただき、地元商工業などの産業の活性化にもつなげたく、考えております。
次に、61頁、上から8段目のまちづくり推進事業につきましては7,153千円となっており、前年度比較266千円の減額となっております。減額の主な理由は、コミュニティーバスの運行事業補助金につきまして2,961千円と219千円減額となっております。これは、拓殖バスが受けている国からの補助金の額、その他、収入支出などの増減により、その分の町からの補助金が変動いたしまして、今年度は減額としているところでございます。
以上、企画課に係る前年度予算額との主な増減部分を説明いたしました。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○委員長(口田邦男) これから、順次質疑に入ります。
第2款1項1目、一般管理費、51頁から54頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
○委員長(口田邦男) 次に、第2款1項3目、財産管理費、55頁から57頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 新たに車を購入するということでありますが、毎年購入されて17、18台くらいあると思います。昨今、交通事故なども非常に多くなっているなかで、職員が運転しているわけですが、無事故無違反を進めるためにどのような対策を講じているのかについてお聞かせを願いたいと思います。
○委員長(口田邦男) 総務課長。
○総務課長(小笠原清隆) 安全運転に関わって取り組んでいることがあるかということでございますが、職員をあげてセーフティーラリーに参加してございます。それと、公用車で出かける際には、一声かけまして、事故のないように「今日はアイスバーンで滑るので、気を付けていきなさいよ」と、そういったかたちで担当課長なり、公用車のカギを持って行く際に一声かけて、安全運転を促してございます。
○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 今年度は無事故無違反で立派にやりきっているというふうに理解してよろしいですか。
○委員長(口田邦男) 総務課長補佐。
○総務課長補佐(西田史明) 事故につきましては1件ございまして、物損事故でございます。人身事故ではなく、物損事故1件がございました。
○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 人身事故ではなくてよかったですが、町に関わりのあるところでも相当派手に潰れた事故等もありました。もし、誤って乗っていたりすると大変なことになっていたなということもありましたので、特に、より一層、指導強化をしてほしいなという気がしています。
今言われた物損というのは、本当にちょっとしたところなのか、結構いかれたのか、このへんはどうなんでしょうか。
○委員長(口田邦男) 総務課長補佐。
○総務課長補佐(西田史明) 追突した事故でございまして、10対0で町の方が悪かったわけでございますけれども、ほんのちょっと小突いた程度でございます。当町の車には大した被害はなかったのですが、物損ということで相手方の車を修理したものでございます。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。
安田薫委員。
○委員(安田 薫) 今のお話に関連するんですけれども、僕もここを質問しようと思っていたんですけれども、52番の車両修繕料で出ているその話がほとんどなんでしょうか。その他にありましたら説明をお願いいたします。
○委員長(口田邦男) 総務課長補佐。
○総務課長補佐(西田史明) 修繕料につきましては、車検の費用でございまして、車を修繕する費用も若干含まれてございますが、ほとんどが車検に使う修繕料となってございます。
○委員長(口田邦男) 安田薫委員。
○委員(安田 薫) 車検費用と言われましたら、ちょっとまとめてないので改めて調べたいと思います。もう1つ、タクシー借上料3,320千円なんですけれども、どんな契約で1回なのか、年間何日くらい使われているのかわかれば教えてください。
○委員長(口田邦男) 総務課長補佐。
○総務課長補佐(西田史明) 契約といたしましては特にないわけで、通常使った分を請求いただいているということでございます。昭和タクシーさんを利用しております。回数については、現在持ち合わせてございません。すみません。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
○委員長(口田邦男) 次に、第2款1項4目、広報費、57頁から58頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
○委員長(口田邦男) 次に、第2款1項6目、企画費、59頁から62頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
企画課長。
○企画課長(松浦正明) 先ほど、私の説明で1箇所間違っていた点がございますのでご説明します。
企画事務については、前年度と比較して395千円の減と言いましたけれども、増の誤りでした。申し訳ございませんでした。
○委員長(口田邦男) 質疑ありませんか。
山岸政彦委員。
○委員(山岸政彦) 先ほど、説明があったいきいきふるさとづくり寄附報償ですけれども、予算に関する資料のなかでは50千円以上寄附していただいた方に品物を贈るということですけれども、どのくらいの金額の物を送る予定をしているのでしょうか。
○委員長(口田邦男) 企画課長補佐。
○企画課長補佐(石津博徳) 寄附につきましては、5万円以上で5千円以内、もう一組設けまして10万円以上で1万円以内の送料込の地元特産品等々を考えております。
○委員長(口田邦男) 山岸政彦委員。
○委員(山岸政彦) 他町でもやっていることでいいことだとは思うんですけれども、これをやることによってどのくらいの金額を寄附していただけるような予想でやっているのでしょうか。
○委員長(口田邦男) 企画課長補佐。
○企画課長補佐(石津博徳) 伸び率につきましては、寄附の推進を目的としておりますが、あくまでも前年実績分に対して予算等を組んでおりまして、平成25年度は16件の寄付がございまして、そちらから順次産業振興も目的としまして推進を図れればという考えのもとで実施したいと思っております。
○委員長(口田邦男) 山岸政彦委員。
○委員(山岸政彦) それでは、他町のようにたくさん金額を集めるためということではなく、今までにしていただいた方に対してのお礼というようなイメージでよろしいでしょうか。
○委員長(口田邦男) 企画課長補佐。
○企画課長補佐(石津博徳) お礼の意味を込めて、特産品等を送りたいです。こちらのほうでは、次年度以降順次地元特産品を贈りますので、PRに繋げて、さらに寄附の推進を図れればなという考えのもとで実施したいと思います。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ございませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 私からもこのいきいきふるさとづくりの寄附条例についてお尋ねをします。管内的に見ると、昨今、どの町も力を入れている部分であろうと思います。上士幌町は1億円を超えているということもあります。私が考えるに、清水町は非常に多くの物産、清水町の特産品もたくさんありますし、お礼にかえて送るということになると事欠かないのではないかと思っておりまして、まだまだここの分には力を入れて寄附を募るということが必要ではないかと思っているのですが、いかがでしょう。
○委員長(口田邦男) 企画課長補佐。
○企画課長補佐(石津博徳) 委員のおっしゃるとおりに力のほうを入れまして、寄附の推進につきまして努力をしてまいりたいと思います。
○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 今の段階で、ここに予算として載せているこの数字が大幅に動く動かないは抜きにして、今後、このへんについては力を入れるべきだというような思いがあるのか、ないのか、このへんについてはどうでしょう。
○委員長(口田邦男) 企画課長。
○企画課長(松浦正明) 今の件に関しましては、町政執行方針のなかにも出てたと思いますけれども、平成26年度はこれからの状況を踏まえたなかで、地域の活性化等も含めたなかで平成27年度以降もどういう形でやるかについては、さらに検討してまいりたいと思います。今年度は試行的にこういう形で予算付けして、反応を見てみたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 今年のなかでは、それぞれ反応を見てということですが、今の段階では、強力に他町村の進んでいるところをいろいろと見て、話を聞くなかで、今後積極的にやってほしいなということがあって、そういう発言をしているんですが、今の段階では様子見というか寄附の状況を見ながらということですか。
○委員長(口田邦男) 企画課長。
○企画課長(松浦正明) これからどのように進んでいくかというのは、今の寄附条例のなかでできるのは、今年度についてはこのかたちが精一杯かなと思います。将来的には、他の町でやっている寄附額の半分くらいを返すとか、いろいろな方法が考えられると思いますが、その時の財源を寄附されたものから出さなければならないとか、そういうことも検討したなかで進めていかないといけない部分もございます。これから、町の特産品もどの程度協力できる事業者等があるかということを含めたなかで、1年間前向きに検討していく予定ですので、よろしくお願いいたします。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ございませんか。
西山輝和委員。
○委員(西山輝和) 移住促進の交流推進委員は、どのくらいの利用度があるのか、効果がどのくらい上がっているのかをお願いします。
○委員長(口田邦男) 企画係長。
○企画係長(宇都宮学) 地域おこし協力隊の移住交流推進委員の効果についてお聞きされたと存じます。平成24年の6月から移住交流推進委員を雇用しております。主に役場や移住促進協議会において、移住希望者に対する受け入れ態勢を整えておりますが、移住交流推進委員という移住の専任職の方を設置することで、移住相談者に対してきめ細やかなサポートができていると感じております。相談件数も毎年増加傾向にございます。
相談につきましては、電話だけではなく、飛び込みで窓口に来られる方もおります。また、1度相談があった場合には、その方と何度もやり取りが必要になってきます。地道ですが、1人1人きめ細やかな対応をしていくことが移住につながっていくものと考えております。
また、もう1つですが、移住体験住宅というものがございます。こちらも、入居者に対して、希望に応じた体験メニューなどのサポートをしております。
移住政策と言いますと、現実問題、1人1人への親切な対応が大切になり、このようなきめ細やかな対応をしていかないとつながっていかないということで、地道な活動ですが効果があると考えております。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ございませんか。
西山輝和委員。
○委員(西山輝和) 移住住宅は何件くらい利用されているんですか。
○委員長(口田邦男) 企画係長。
○企画係長(宇都宮学) 移住体験住宅は2軒あります。その利用日数でございますが、平成24年度は合計して364日の実績がございます。利用件数につきましては、世帯数で18世帯、利用人数が45名でございます。平成25年度は見込みなんですが、利用日数が320日、利用件数は世帯数で16世帯、利用人数が現在30名となっております。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ございませんか。
中島里司委員。
○委員(中島里司) 2点ほど聞きたいと思います。これは項目がないのですが、町有地の土地利用ということが今回改正となって企画課へ職務が移行したということで、私は土地利用計画はあるという図面的な部分も含めて、基本的にあまりないだろうと考えてます。それで、企画課へ来たわけですから、今、予算で町有施設の解体等も出てます。そういうのは、解体して終わりではなく、そういうのも一定の土地利用というものを町の方針として、解体して更地になったところを将来どう使うのかというような方向性を見い出した土地利用計画を持ってもらいたいと思うんですが、相手がいるからそのとおりにはなかなかいかないと思いますが、今回、企画課へきておりますから、覚悟というか、職務的な予定としての意気込みをお聞きしたいと思います。
○委員長(口田邦男) 企画課長。
○企画課長(松浦正明) 町の土地利用計画につきましては、現在、国土利用市町村計画については策定しておりませんが、特に、町有地のなかで未利用地につきましては、来年度までに全体的な方向性を全課上げて検討したいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○委員長(口田邦男) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 土地利用については時間がかかることですから、実際には、本来なければならなかったものですから、これは企画の責任ではなく、執行者も含めて、まず一つずつ着実にスピードアップしてそういうものを持つ必要があるであろうということを、申し添えておきたいと思います。
2点目につきましてお伺いいたします。今出てました、いきいきふるさとまちづくりの寄附報償ということで、そのことについて調べてみても、この条例のなかには寄附条例、施行規則のなかにはそういうものが載ってないんです。それで、そういう報償ということになれば、課長が試行的にという話をしておりましたが、その寄附に対する報償を出すという試行的な要綱があるんでしょうか。
○委員長(口田邦男) 企画課長補佐。
○企画課長補佐(石津博徳) まだ下書き程度で、考え方をまとめたものにしかすぎませんので、ご了承ください。
○委員長(口田邦男) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 今、予算をあげてきているなかで、本来、実施課として決裁とれてなくても、ある程度考え方をまとめて予算にあげてこないと、手順としては違うという感じがするんです。とういことは、あるないを私は言おうとしているのではなく、何を一番大きなメインとして、報償費を出すんですかということなんです。それが、実施要綱などに書かれていれば、しっかり答えられるはずなんです。手順がちょっと違うような気がして今質問しました。悪いといっているわけではないんです。こんなケチなことをやらないで、もっと思いっきりやりなさいよと言いたいんです。そういう意味合いで質問してるんです。そのためには、今それを言っても要綱がないから、素案ですではなく、町のお金を支出しようとしているんだから、素案でもいいから、担当課としてはしっかり説明できるような資料を持っている必要があると思うんです。そのへん、どういう考えでここまできたのか、改めてお答え願いたいと思います。
○委員長(口田邦男) 企画課長。
○企画課長(松浦正明) 現在、寄附の条例でございますけれども、目的は5つの使途に限られております。そのなかでは、当初は寄附者に対する感謝の意を表したいということもございまして、予算化を検討したところでございます。そこから、将来的には地域の活性化や産業の活性化等にも繋げるということであれば、寄附条例の使途は変えないんですけれども、そのうちの一部は他の町でやっているように特定財源として、お返しの部分の財源と考える方向も検討していかないといけないなということで、今回は、一般財源から感謝の意を贈呈するというかたちで予算化しております。そして、平成26年度内に検討いたしまして、どういうかたちが一番いいのかということをさらに研究してまいりたいと思います。よろしくお願いします。
○委員長(口田邦男) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 今の課長の説明は、それがあるからちゃんと持ちなさいよと言っているんです。寄附していただいた方に謝意を表す、その表し方はいろいろあります。これが出たきっかけは本当にそうなんですか。私は、それは謝意を表す方法として地元産品のPRなり、普及なりというものを案外上と大きく捉えて予算計上をしたんではないですか。表し方がどっちかによって変わるんです。謝意だったら、町長の直筆で書いたお礼を出してもいいですよね。今回、それではなく物という部分が出てきたんですから、物であればそのへんを前面に出して、産業振興に結びたいと寄附をいただいた方に清水をより一層発信してもらいたいと、そういう気持ちを予算化してくれという、そういうものだと思っていたんです。
産業振興の話も説明のなかで出てました。私はそう思っているから、実施するのに時間があるので、半端なことをしないで内容をもう少ししっかり検討し、そのへんも含めて、副町長答弁願います。
○委員長(口田邦男) 副町長。
○副町長(金田正樹) ふるさとづくりの基金の関係でございます。謝意という話を申し上げました。最初、できたときには、謝意というのは寄附していただいたものをすべてある事業に使わせてもらうということで、はじまりました。ただ、今、他の町村のいろいろな状況を見ますと、それと同時に合わせて町のPR、地元特産品の販売というふうに若干変わってきている面もあります。一部には返したら意味がないんじゃないかという人もいますけど、地元産を送ることが町の活性化にも繋がるんじゃないかということで、考え方を変えてきております。先ほど試行的と申し上げましたのは、今年から始まると思いますので、5万円と10万円の2段階の設定をさせていただきました。過去の実績によって金額をある程度2段階に切らせていただきましたけれども、これがどのように変わっていくかということはあります。先日、テレビ等でもいろいろ報道されておりますので、そこらへんもいろいろ聞きながら、どれが一番いいのかと、あと、要綱も素案と言いました。ほぼ確定的なものを持ってございますので、下書きということではございません。そういうふうに進めております。
○委員長(口田邦男) 中島里司委員。
○委員(中島里司) 今、副町長にご答弁いただいたわけですが、私は、今回の予算の見方は一般財源から支出ですよね。そのへんは、多少疑問を持っているんですけれども、現段階ではこういう支出方法しかないのかなと思います。先ほど、このなかに5項目の指定給付というのが書いてありますが、そちらは満度に貰います。その分、一般財源から支出しますというかたちは、良いというふうに思いません。謝意ですから、いただいたもののなかからお返しするのが本来です。今回、手続き上時間がなかったと思うので、それも一応了解をして、そういうものもしっかり、流れとして、半分も出せと言っているわけではなく、寄附をしていただいているわけですから、しっかりとした財源になるわけです。それを、謝意とそれ以上に地元物産という部分に考えて、しっかり考えをまとめてこれから慎重な審議をして、相手にも喜んでいただけるような謝意を表していただきたいということを願っておきたいと思います。
質疑ですから、地元物産を大前提ではなく、地元ということからは外した発想はしないということで、理解してよろしいですか。
○委員長(口田邦男) 企画課長補佐。
○企画課長補佐(石津博徳) 地元物産に限らさせていただいて、感謝等の意を表したいと思います。
○委員長(口田邦男) 他に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
○委員長(口田邦男) 次に、第2款1項11目、電子計算費、65頁から66頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
○委員長(口田邦男) 次に、第2款1項12目、情報化推進費、66頁から68頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
山岸政彦委員。
○委員(山岸政彦) パソコン機器の更新なんですけれども、総予算約50,000千円で、平成30年度までの備荒資金を利用してということなんですが、今回、Windows7への移行ということで、最新のOSでWindows8が出ていると思うんですけれども、Windows7を採用するという理由はどういう理由だったのでしょうか。
○委員長(口田邦男) 行政管理係長。
○総務課行政係長(青沼博信) 今、ご質問いただきましたWindows7への移行ということです。最新のOSについては、マイクロソフトについてはWindows8.1というのが現在製品としてできております。行政事務で使っております、先ほど予算のなかでも説明ございましたけれども、私どもは住民票や財務会計システムなど様々なシステムソフトを使ってございます。そのシステムソフトの動作確認の保証があるのが、現在Windows7ということですので、最新のOSのWindows8.1やWindows8につきましても、まだ動作確認済みではございませんので、今度、変えるOSについてはWindows7を予定しているところでございます。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
○委員長(口田邦男) 次に、第2款1項13目、災害対策費、68頁から69頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 備蓄用の食糧についてなんですが、以前、貯めていた分はそっくり放出して以降、どのくらい現在蓄積されているのか、している品名は何なのかを教えてください。
○委員長(口田邦男) 総務係長。
○総務係長(鈴木 聡) 現在、食糧に関する備蓄につきましては、アルファー米を備蓄しておりまして、今年度末で1,500食を備蓄することになってございます。アルファー米ですので、毎年度味を変えて500食ずつ備蓄している状況でございます。今後も、同じ味にならないように気を使いながら備蓄をしていきたいと考えております。
○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 備品購入費の関係なんですが、先ほどのなかでは発電機などいろいろなものを購入するということなんですが、災害は無いに越したことがないので、発電機を含めて購入した後の管理について、動力なものですから、ずっと1年間エンジンもかけないでほっておくなんてことにはならないと思うんですが、このへんの管理についてはどういう考えなのか聞かせてください。
○委員長(口田邦男) 総務課長。
○総務課長(小笠原清隆) 備品購入後の管理の状況をどうするのかというお尋ねだと思いますが、平成26年度で大きな備品を想定しているのは、発電機を予定しております。この発電機については、ガスを使用した発電機を考えてございます。ガソリンについては避難所にはなかなか置いていないという状況がございますが、プロパンガスについてはどこの避難所も今のところ置いてあると、そういったものを非常時のときに繋いで使っていくというかたちで考えてございますので、そういった備品については、避難所となる施設の方に保管していただいていくというような考え方でございます。
○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) これは、災害以外は絶対に使ってはいけないというのか、何か有効的に使えるようなことがあれば使うとか、そのへんの柔軟性はあるのかないのかというと、どうなんでしょう。
○委員長(口田邦男) 総務課長。
○総務課長(小笠原清隆) そのへんの対応については、柔軟にやっていきたいと思います。また、非常時に使ってみろと言われても、なかなか使えないのが現状だと思います。常日頃からそういったものを操作して、操作の仕方を覚えていくということも必要なので、そのへんは柔軟に対応させていただきたいと思います。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。
山岸政彦委員。
○委員(山岸政彦) 防災情報配信システムについてですけれども、メールや電話の発信等ということですけれども、内容をもう少し詳しく説明していただきたいと思います。
○委員長(口田邦男) 総務係長。
○総務係長(鈴木 聡) 今回導入させていただきます配信システムにつきましては、ASPサービスといいまして、クラウド方式の既存のソフトを使わせて、それに加入して使うかたちになります。内容としましては、万が一にあった際の警報等につきまして、自動的に携帯会社3社への緊急メールというものを使った配信及び、どうしても緊急メールにつきましては配信内容が限定されますので、それに合わないものについては、登録メール制度を活用されて登録されたメール、もしくはFAX、固定電話等にこちらから一斉に配信するという内容になっております。
○委員長(口田邦男) 山岸政彦委員。
○委員(山岸政彦) それは、一般の町民の方が申し込まないと利用できないということでしょうか。
○委員長(口田邦男) 総務係長。
○総務係長(鈴木 聡) はい。どうしても、1つの携帯という機器を使うことになりますので、自動配信をするとなればそれなりの携帯会社との契約等々いろいろな条件が必要となります。ですので、こちらから配信したい情報を配信するためには、どうしても申請していただいた方にという限定でなければ、今のところの現状ではできない状況になっております。
○委員長(口田邦男) 山岸政彦委員。
○委員(山岸政彦) 若い人とかですと簡単に申し込み等ができると思うんですけれども、そういう情報が一番必要なのはお年寄りじゃないかと思うんです。そういう方たちが一番受けやすいような方法を考えていただきたいんですが、そのへんは考えていらっしゃいますか。
○委員長(口田邦男) 総務課長。
○総務課長(小笠原清隆) 山岸委員がおっしゃるとおり、災害にあった場合、一番逃げるときに大変苦労するのは高齢者なり、身体の不自由な方だと思います。そういった方には、先ほどお話したように固定電話にも文字変換をしてFAXというかたちもございます。ただ、この情報伝達の手段はこれだけに限らず、例えば、最悪の場合は走ってやらなければならないかもしれないし、そういったいろいろな伝達方法のなかで、漏れがないように対応させていただきたいというふうに考えております。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
○委員長(口田邦男) 次に、第2款4項1目、選挙管理委員会費、73頁・74頁の質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
○委員長(口田邦男) 次に、第2款4項2目、知事道議会議員選挙費、74頁・75頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
○委員長(口田邦男) 次に、第2款4項3目、町議会議員選挙費、75頁・76頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
○委員長(口田邦男) 次に、第2款4項4目、農業委員選挙費、76頁・77頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
○委員長(口田邦男) 次に、第2款5項1目、統計調査費、78頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
○委員長(口田邦男) これで、総務費の審査を終わります。