平成26年度予算審査特別委員会(3月18日_労働費)
○委員長(口田邦男) これより、第5款、労働費、127頁・128頁の審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算のなかで特に説明を要する点があれば説明をお願いいたします。なお、発言をする際には挙手をし、「委員長」と呼び、発言の許可を求め、それぞれの委員の質疑に対する最初の答弁の際は、職名を言っていただきますようお願いいたします。
産業振興課参事。
○産業振興課参事(真野 篤) 私のほうからは、127頁の労働の主な内容についてをご説明申し上げます。
労働費の総額は25,325千円で、前年対比で6,473千円の増額でございます。国内の経済、雇用対策として、国は先般補正予算において、地域の実情に応じた多様な人づくりによる若者や出産後の女性の再就職、更に高齢者等の雇用拡大事業といたしまして、町と民間企業、NPO法人等の委託業務を結び、企業側が新たな失業者に対して仕事場や仕事を離れた場所での能力開発、その他に各種資格取得の機会を提供することを目的に、国の補正がついているものでございます。
以上、労働費について、代表的なことをご説明申し上げました。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○委員長(口田邦男) 質疑に入ります。
第5款1項1目、労働諸費、127頁・128頁の審査を行います。
質疑ありませんか。
奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) 1点教えていただきたいと思います。
緊急雇用創出推進事業補助金がありますけれども、これらの補助の対象者の基準はありますか。
○委員長(口田邦男) 産業振興課参事。
○産業振興課参事(真野 篤) 従来からこの緊急雇用の事業はありましたけれども、今般、国の補正も4月からの補正ですから、すぐ地域にあったかたちで契約できるようにということもありまして、私どもが考えているのは、小規模の介護施設ですとか、まちなかの三丁目広場、それから地場産の事務をやっている事業所、そういったところを予定しております。
○委員長(口田邦男) 奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) 基準を教えてください。
○委員長(口田邦男) 産業振興課参事。
○産業振興課参事(真野 篤) 基準等つきましては、特に賃金等とそれから共済等がございますけれども、基本的には役場の臨時職員等を基礎に積算させていただいておりますし、事業の趣旨についても先ほど言いましたように、人材の育成をもとに受けていただけるということを前提に、企業を予定しているところでございます。
○委員長(口田邦男) 奥秋委員いいですか。
○委員(奥秋康子) わからないので、もう一度お願いします。
○委員長(口田邦男)産業振興課参事もう一度説明をお願いします。
○産業振興課参事(真野 篤) この要項等については、地域に根ざした人材育成ということでございますので、先ほど言いましたように、例えば小規模等であれば介護、そういった部分の職場体験、それからそういう提供のできる事業所というようなことを想定しております。国の要項等がございますので、私どもといたしましてはそれに一致させようということで考えているところでございます。
○委員長(口田邦男) 奥秋康子委員、質疑をお願いします。
○委員(奥秋康子) 言おうとしていることはだいたいわかりますけれども、この制度というのは町民には一切周知しておりませんよね。そのなかで、この事業主のNPO法人などは所得はあまりありませんけれども、民間で高額の所得の方も人材育成が目的であれば対象になるのかなと考えるんですが、ようするに、町にたくさんの寄付ができる方でも補助の対象者になるんですかということをお聞きしたかったんですが。どうですか。
○委員長(口田邦男) 産業振興課参事。
○産業振興課参事(真野 篤) 特に事業所の選択においては、この事業自体が大変短い期間で事業だしをしなさいということで、私どもとしては公募的な部分では今回はしておりません。それと、業者も1つの選択の方法として、できるだけ地域で今までも雇用を実施していただいた事業所ということを前提に、少しでも雇用の拡大という部分が目的でございますので、それに沿ったかたちで、一応、今回も局のほうに対して申し出をした状態でございます。まだ、正式な内示等は文書ではいただいておりません。
○委員長(口田邦男) 奥秋康子委員。
○委員(奥秋康子) そういうことでしょうけれども、できましたら町内の建設業者とかそういう事業主もいらっしゃると思いますので、そういう方たちの後継者育成のために、そちらにも対象にしてもいいのかなと考えますけれども、そういうことは考えておりませんか。
○委員長(口田邦男) 産業振興課参事。
○産業振興課参事(真野 篤) 今回は若者や高齢者を目的にしています。1つの事業選択のなかで、単純な軽作業だとか今言われた建設業というのは該当にならない事業です。建設業自体も労働者不足ということもございますので、そういった理解を深めるということも他の実例としてはあったんですけれども、先ほど言いましたように、町内の公募もしないなかで特定の建設業者と交渉するというか、事業をあげるというのもいかがなものかなということで、今回は見送りさせていただきました。
○委員長(口田邦男) その他質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
○委員長(口田邦男) これで、労働費の審査を終わります。