北海道清水町議会

北海道清水町議会

平成26年度予算審査特別委員会(3月18日_教育費)

○委員長(口田邦男) これより、第10款、教育費、168頁から226頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算のなかで特に説明を要する点があれば説明願います。なお、発言をする際は挙手をし、「委員長」と呼び、発言の許可を求め、それぞれの委員の質疑に対する最初の答弁の際は職名を言っていただきますようお願いいたします。
 学校教育課長。

○学校教育課長(菅野靖洋) 学校教育課が所管しております新年度予算のなかで、特に説明を要する点につきまして説明させていただきます。
 まず、10款の教育費全体では786,022千円で、一般会計に占める割合は10.3%となっております。そのなかで、学校教育課に関わる予算総額は424,311千円で、前年度と比較し12,229千円の減額となっています。
 それでは順に主な増減理由につきまして説明させていただきます。
 予算書の170頁をお開きください。
 1項、教育総務費のなかの2目、教育振興費は前年度と比較して2,408千円の増額となっています。内訳として、教育振興事業の8節、報償費の11番、選手等派遣費で前年度清水中学校の演劇部が出場した全国中学校総合文化祭派遣費の減などにより1,224千円の減額となっています。小学校低学年からの英語活動事業につきましては、予算に関する資料22頁の主要事業施策シートに記載されていますが、英語指導助手の人件費、渡航費用、英語活動消耗品等で3,656千円の増額となっています。
 次に、173頁をお開きください。
 コンピュータ事業につきましては、小学校のコンピュータ機器を更新します。予算に関する21頁の主要事業施策シートに記載されていますが、本年度は利子分のみ264千円を計上しています。
 次に174頁をお開きください。
 国際交流事業につきましては、清水町国際交流協会補助金を派遣参加者の負担の軽減と受け入れ家庭の支援をするために200千円増額し、500千円とするものです。
 次に、176頁をお開きください。
 2項、小学校費につきまして説明します。1目、小学校管理費ですが、前年度と比較し3,639千円の減額となっています。主な理由としましては、180頁をお開きください。小学校施設改修整備事業の15節、工事請負費において前年度に計上した御影小学校遊具更新工事、御影小学校高圧気中開閉器更新工事の完了により5,200千円の減額。御影小学校網戸設置工事で470千円。御影小学校図書室屋上防水改修工事1,440千円の増額となっています。
 3項、中学校費に移ります。1目、中学校管理費は前年度と比較し333千円の増額となっています。中学校運営では、御影中学校臨時公務補の業務委託により、共済費、賃金で4,303千円を減額し、13節、委託料で御影中学校公務補業務委託料3,905千円を計上しています。
 次に183頁の中学校施設維持管理では、12節、役務費で前年度計上したPCB廃棄物手数料5,520千円が減額となっています。
 185頁をお開きください。
 中学校施設改修・整備事業の13節、委託料で清水中学校大規模改修工事実施設計委託料12,302千円を計上しています。この事業につきましても、予算に関する資料の23頁、主要事業施策シートに記載されています。前年度に計上しました、中学校教室黒板更新工事、御影中学校玄関防寒対策改修工事、御影中学校教室等掲示板設置工事の完了により6,850千円が工事請負費で減額となっています。
 2目、スクールバス管理費ですが、前年度と比較し15,067千円の減額となっています。主な理由としましては、職員1名の減により人件費で8,915千円を減額しています。また、本年度はスクールバス4号車、羽帯線の中型バス1台を更新します。この事業につきましても、予算に関する資料の24頁、主要事業施策シートに記載されています。
 最後に頁は飛びますが、221頁をお開きください。
 6項、保健体育費の4目、学校給食管理費は、前年度と比較し4,206千円の増額となっています。
 222頁の給食センター運営事務では、11節、需用費の賄材料費、給食用で消費税の増税分などにより1,367千円の増額となっています。
 224頁の給食センター施設維持管理では、新しく臨時職員1名を配置し、共済費、賃金で4,257千円の増額となっています。
 226頁の備品購入費につきましては、前年度に計上した消毒保管庫購入費6,687千円を減額し、新たに真空冷却器更新で3,400千円を増額となっています。
 以上、簡単ではございますが学校教育課に関わる予算につきまして、説明をさせていただきました。ご審議よろしくお願いいたします。

○委員長(口田邦男) 社会教育課長。

○社会教育課長(山下清美) 社会教育課につきましては、190頁からの予算書に載ってございます。
 はじめに、新規事業等につきましてご説明を申し上げます。
 192頁をお開き願います。
 上から6行目の5項、社会教育総務費の青少年事業につきましては、10番のリーダー研修の他に、昨年、災害応援協定を締結いたしました宮城県大郷町から14名の小中学生が来町いたしました。町内の小学生と交流をいたしました。今年度は、清水町から小学5・6年生12名を2泊3日で、防災教育を主体とした新たなリーダー研修をしたく、大郷町に派遣するものでございます。8節、報償費及び9節、旅費のうち661千円が派遣費用でございます。
 下の頁193頁になります。2目、文化振興費の文化振興事業におきましては、昨年4月27日に本町ゆかりの画家森健二さんがお亡くなりになりました。寄託されておりました57点と新たに3点、合計60点の絵画を遺族から寄贈いただきました。また、文化センターの緞帳及びハーモニープラザの壁画の作成など、本町に貢献されております。つきましては、1周忌を終えました5月10日から18日にかけまして、ご遺族をお迎えし、森健二さんの遺作展を開催いたします。8節、報償費の11番、文化芸術活動奨励費及び11節、需用費の10番、事務事業用消耗品のうち232千円が遺作展の費用でございます。
 次の頁に移ります。194頁をお開き願います。
3目、文化会館費の文化会館芸術鑑賞事業におきまして、本年度は自主文化事業といたしまして12月3日に札幌交響楽団の公演を開催いたします。公演料につきましては、入場料からチケット販売手数料を差し引いた額を公演料として支払うかたちになります。入場料からチケット販売料を差し引いた額を公演料として支払いまして、実際には手持ちはないかたちになります。8節、報償費及び、12節、役務費のうち700千円の予算を組んでおります。
 196頁をお開き願います。
 文化会館施設管理の事業のなかで、今年度は22番にあります文化センターの耐震化を行いたく、5,681千円を、また197頁の3行目、28番の文化センターの大ホール部分の屋上の防水をしたく、10,100千円の予算を見込んだところでございます。
 206頁をお開き願います。
 7目、農業研修会館費の農業研修会館管理の事業のなかで、今年度は1行目にあります10番、給湯用ボイラー交換等工事でございますが、現在設置しております4つのシャワーを全部開けますとお湯が出なくなり、水の状態になります。そういった関係で、ボイラーの能力不足の状態であります。能力の大きな給湯器に交換し、合わせてシャワーを4個増やしたく2,256千円を、また、5行目から掲載しております備品関係、12番、調理用備品は、調理台2台、冷蔵庫及び炊飯器を、13番、宿泊室用備品につきましては、寝具20組を、14番、移動型暖房機につきましては、大集会室に設置していたものが故障しましたため、それぞれ備品を更新いたしたく、合計で2,123千円の備品購入を予算提案させていただきました。
 213頁をお開き願います。
 6項、保健体育費、2目、体育施設費の学校体育施設開放事業のなかで、一番下の15節、工事請負費でございますが、内訳は次の頁に記載しております。御影小学校プールのろ過機及び自動残留塩素濃度制御装置が故障したため、修理不能となり交換するものでございます。合計で8,000千円を、また、215頁の一番上にアイスアリーナ等施設運営事業の関係で、アリーナの駐車場側の軒天井が落下の危険があるため2,700千円の工事費を、また219頁の町民野球場・テニスコート管理の委託料の関係でございますが、今年度につきましては、町民野球場の測量を行い、駐車場などの周辺を含めてた野球場の整備改修に向けた検討を行いたく、今年度は測量調査委託料としまして3,057千円を予算計上させていただきました。
 221頁をお開き願います。
 3目、体育館費の体育館施設管理の事業のなかで、18節、備品購入費の15番、スポーツ用具1,635千円につきましては、ユニカール用具を3組及びバドミントンの支柱を6本購入するものでございます。
 以上、教育費に係る社会教育課関係の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

○委員長(口田邦男) 御影支所長。

○支所長(細田秀夫) 教育費のうち、御影支所が所管する予算につきましてご説明を申し上げます。
 はじめに6目、御影公民館費についてご説明申し上げます。頁数は202頁から204頁でございます。
 前年度対比1,615千円の増額となっています。主な要因は、地下タンクの改修工事が終了したことと、大集会室の舞台改修工事に3,733千円を計上したことによります。
 次に、9目、農村環境改善センター費についてご説明申し上げます。頁数は209頁から211頁になります。
 前年度対比9,025千円の減額となっております。屋根の葺き替え工事が終了したことが主な要因となっております。
 以上、よろしくお願い申し上げます。

○委員長(口田邦男) これから、順次質疑に入ります。
 第10款1項1目、教育委員会費、168頁から170頁の審査を行います。
 質疑ありませんか。
 髙橋政悦委員。

○委員(髙橋政悦) 169頁の一番下、文書作成ソフトウエアというのはなにを指しますか。

○委員長(口田邦男) 学校教育課総務係長。

○学校教育課総務係長(大尾 智) こちらの文書作成ソフトウエアですけれども、パソコンの更新にともないまして、学校教育課の職員の分のパソコンなんですけれども、道の教育局の関係や学校で使っている関係が、一太郎という文書の作成ソフトを使っておりますので、ワードではないもので文書のやり取り等がありますので、その分で一太郎のソフトを購入して、学校教育課の職員分を導入するという経費でございます。

○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。

○委員長(口田邦男) 次に、第10款1項2目、教育振興費、170頁から174頁の審査を行います。
 質疑ありませんか。
 木村好孝委員。

○委員(木村好孝) 1点質問したいと思います。就学奨励事業の扶助費の10番に関わるんだと思うんですが、2014年度の文科省の就学援助の予算のなかで、就学援助の給付額が増額になって、文科省のほうで1月10日付で各自治体担当者へ事務連絡が届いているということを伺ったんですが、今回の予算のなかで、若干ですけれども昨年と比べると増額しているわけで、そのことが取り入れられたのかを伺います。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長補佐。

○学校教育課長補佐(斉木良博) 今ご質問があった点については通知をいただいておりますので、新しい単価によって積算をしております。

○委員長(口田邦男) その他質疑ありませんか。
 髙橋政悦委員。

○委員(髙橋政悦) 173頁の委託料、30番、コンピュータソフト等保守委託料とありますけれども、コンピュータソフトの保守料というのはちょっと理解できないんですが。

○委員長(口田邦男) 学校教育課総務係長。

○学校教育課総務係長(大尾 智) コンピュータソフト等保守委託料ということで、ソフト等ということなのでサーバー機器ですとか、あるいはシステムも含めた学校におけるコンピュータ機器の保守の委託料ということでございます。ちょっと、表現としてソフトというのが入って分かりづらいのかなと思いますが、そういうものを含めた保守委託料ということでございます。

○委員長(口田邦男) 髙橋政悦委員。

○委員(髙橋政悦) 今の回答だと、ソフトではなくシステム及びハード機器のみの保守委託料ということでよろしいですか。

○委員長(口田邦男) 学校教育課総務係長。

○学校教育課総務係長(大尾 智) そのようにご理解いただいてよろしいかと思います。

○委員長(口田邦男) その他質疑ありませんか。
 中島里司委員。

○委員(中島里司) 174頁、高校振興事業について、振興会の補助金2,000千円。これの内容等については、学校振興会と学校が協力し合って振興に努めているという内容はある程度理解してますが、これらについて、今後の考え方として、この2,000千円というのは振興会からの補助要望があってつけた金額なのか、教育委員会が主体的な部分で2,000千円という決定をして計上をしたのか、その点についてお伺いしたいと思います。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長。

○学校教育課長(菅野靖洋) 2,000千円につきましては、教育委員会として決めた額です。

○委員長(口田邦男) 中島里司委員。

○委員(中島里司) 振興会からの要望というのは、今年度についても何もなかったという理解でよろしいですか。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長。

○学校教育課長(菅野靖洋) 本年度については、要望はないです。

○委員長(口田邦男) 中島里司委員。

○委員(中島里司) 一般質問でもこれに関連したなかでの質問をさせていただきました。私の感触としては、どちらかというと受け身の行政という考え方をいたしたところです。ということは、今の教育委員会から2,000千円という一方的に逆に言って、どっちがいいのか私はわかりませんが、2,000千円ですよとポンと言って、その2,000千円にあった事業執行を振興会で考えるということなんですか。委員会から言ったということは。普通、団体からある程度の事業内容があって、そして要望としてあげてくるという理解をしていたんです。とういうは、今、課長があれしたのは、私が答えまでいう必要はないんですが、前年度と変わらないから同じ数字であげたんだよということなのか、そのへんを説明願います。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長。


○学校教育課長(菅野靖洋) 平成25年度に補助金につきましては増額してます。来年度につきましては、今年と同じ金額ということで、なっております。あと、所管事務調査でも振興会の会長、校長、あとは教育委員会も呼ばれて、所管事務調査でもありましたが、振興会、学校ともにお金じゃないんだという話で所管事務調査で報告しておりますけれども、お金ばかりではなく、町民皆で力を合わせて振興をしていこうというふうになっています。

○委員長(口田邦男) 中島里司委員。

○委員(中島里司) 今の課長の言葉に反論するわけではないんですが、かっこいいですね。高校の生徒数を確保するのに、町民の方がどれだけ募集に貢献できるかという、他の町村に行って、子ども達をより多く清水高校に向かって来てくれと、町民こぞってというのはすごくかっこいいんですけれども、募集も1つのこぞってだけど、町民こぞってよその町から清水高校へ入って来た子達、町民こぞって歓迎してやるという、そういう政策というのは考えられないでしょうか。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長。

○学校教育課長(菅野靖洋) 歓迎するということはないんですけれども、振興会のなかでは、今来ている生徒についての資格取得の一部助成をしてますし、振興会として町民を対象に平成25年度から説明会を開催し、平成26年、次年度以降も広く町民の方に説明会を開いていくということで、考えています。

○委員長(口田邦男) 中島里司委員。

○委員(中島里司) 私の聞きかたもあれかもしれないですけれども、なぜ、今年こういうことにこだわって質問しているかというのは、教育長が12月19日に言った間口減という危機的な部分で、教育長は念頭にもっているということに対して、私はすごく不安を持ったんです。そういうことで、今回これについて質問させていただいているんです。それを言うということは、それに対して対策をどうしていくかということを教育委員会で考えていかなければならないはずなんです。それらについて、何もなしで、ただ危機感をお話されたということに、私は逆にすごく不安を感じているんです。そのへんをお聞きしたいということで、それについて、教育長はどういう真意で改めてその場でご挨拶をしたのかお聞きしたいと思います。

○委員長(口田邦男) 教育長。

○教育長(伊藤 登) お答えいたします。
 私が間口減の危機感を持っているというのは、中学校の卒業生が絶対数が少なくなって、どこの高校もそうですけれども、間口減が実態として出てきているという状況のなかでお話をさせていただいたもので、清水高校も含めて全体的な問題としてお話をしたつもりですけれども、その一端を捉えられて、そういう何もないということではないということだけはご理解いただきたいと思います。

○委員長(口田邦男) 中島里司委員。

○委員(中島里司) 当然、小中学生の生徒数・児童数をみていって、子供は減っているわけですから、その危機感はあります。であれば、どういう対策を今からしていかなければならないか、本当に振興会だけに頼っていって、それが防げるのかどうか、そのへんまで本来考えてもらわなければならない部分だと思っているんです。そのなかで、資格等については前進したというふうに思っております。ただ、私は子ども達に来てもらえるか、増えてくるかどうかわからないですが、今の学校の環境下のなかで、昼食をとれないという状況については、教育委員会として把握しているのかどうか、朝に持ってきていない子、売店もないわけですから、そのへんについて把握しているのかどうかお聞きしたいと思います。

○委員長(口田邦男) 学校教育課長。

○学校教育課長(菅野靖洋) 現時点では把握していないです。

○委員長(口田邦男) 中島里司委員。

○委員(中島里司) それでは、今年度は2,000千円ということですから、これが良い悪いではなく、教育委員会では無理だと思うから振興会のほうで、子ども達に対して、今清水高校に来られてて学校生活にというものについて1度アンケート調査等なりというのを考えられないでしょうか。

○委員長(口田邦男) 教育長。

○教育長(伊藤 登) アンケート調査等については、19日に高校の振興会の役員会ならびに総会みたいなものなんですけれども、実施されるということで、そのなかでアンケート等についても、中島委員の一般質問の件も含めて、その旨を話題にして出していきたいと、このように思います。

○委員長(口田邦男) 中島里司委員。

○委員(中島里司) 現状は把握しておりませんでしたから、くどくどと言って申し訳なかったんですが、私は、清水高校の学生生活の環境、食べ物も含めて、実際に地元の子どもだけでは絶対に間口を確保できないわけですから、よそから通って、食べ物等がどうしても持ってこれない子もいると思います。そのへんについて、教育長、明日、そういう振興会があるのであれば、やるとかやらないとかではなく、現状をしっかり把握したなかで、教育委員会の対応あるいは振興会の役割、学校の役割というものを改めて教育長のほうからお話をしていただいて、一歩も二歩も前進するようなかたちをとっていただきたいと思いますが、そのへんを改めてごあいさつ等のなかに入れていただけるということでよろしいですね。

○委員長(口田邦男) 教育長。

○教育長(伊藤 登) 今のお話を振興会の役員会のなかでお話をさせていただこうと思います。先ほどの質問のなかに、本町の中学生だけでは間口は保てないというのは当たり前であって、中学3年生は160人いませんから、それは無理な話なので、そこから何人が清水高校を希望してくれるかということは、学校とは打ち合わせをして進めているという状況でありますので、そのへんは理解をしていただければと思います。

○委員長(口田邦男) 中島里司委員。

○委員(中島里司) 教育長、お互いに食い違いがありました。私は、地元の子ども達だけでは160人の定員を満たせないということでお話をして、地元の子は多少朝出るのが遅いから、家庭で弁当等も持たせてもらえるかもわかりませんし、持たせてもらえない場合もあるかもしれません。だけど、町外から来た方々に対しては、朝何時ごろ出てきているのか場所がわからないのであれですが、そういう人達のためにもそういう対応をする必要があるのではないかと思います。なかには、よその町の子にまで何でそんな対応をするという考え方もあるのかもしれませんが、であれば、間口減対策、間口なんか出たときに、陳情とか要請とかというやる立場になくなってしまうんです。ですから、今からいろいろな部分で4間口をしっかり確保して、5系列をしっかりと守って、それに向かって来ていただけるような子ども、そういう学校にぜひそのまま続けていただきたいということを願いながら言っているんです。教育長、私が言ったのは、地元か地元じゃないとかそういう意味で言ったわけではないです。だから、4間口を確保するのには、もう児童数が減ってるわけですから、絶対地元だけではできません。だから、町外の人達にもそういう食のチャンスというのはつくるべきではないかということに申し上げたわけですから、そのへんを誤解の内容にしていただきたいと思います。

○委員長(口田邦男) 教育長。

○教育長(伊藤 登) わかりました。誤解しているとかということではなく、捉え方がちょっと違ったということであります。 
 間口減に関しては、町長もいろいろなことで協力をすれという指示もありますし、昨年、振興会の補助金も増やしていただいたというなかで、それは何かというと、募集活動を管内だけではなく、管外にも広げろという指示がありましたので、その旨で増やしたという状況でありますので、そのへんも含めて、募集活動を学校がやるか振興会がやるかは別にしましても広げていきたいと、このように思います。

○委員長(口田邦男) その他質疑ありませんか。
 原紀夫委員。

○委員(原 紀夫) 私からも、この振興会の関係について以前にも申し上げたことがありますが、4間口を確保するというのは、多方面に渡って努力をしなければならないと、当然のことなんですが、帯広市、芽室町等含めて、相当多くの子どもが汽車あるいはバスで通学をしている実態にあります。バス賃、汽車賃が1万円以上かかっているようであります。ここについて、若干の補助をするとかというのは、私は非常に有効ではないかと思うんですが、いかかでしょうか。

○委員長(口田邦男) 教育長。

○教育長(伊藤 登) たしかに、そういう考え方も必要かと思います。実は、バスで通学している生徒については、親がバス会社と交渉して、今3台になりましたけれども、当初は1台で運行していたという状況がありまして、今は3台運行していて、部活の帰りのバスまでバス会社のほうで気遣っていただいているという状況は聞いております。ですから、町もそうなんですけれども、親自体もそういう子ども達の時間をつくるために通学手段というのをいろいろ考えていると思いますので、そのへんについて、また検討をしてまいりたいと思います。

○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。

○委員(原 紀夫) 清水高校だけではなく、広く考えると、けっこう高校で通学する部分については、補助することによってより多くの子どもを引き込むということをしているところもあります。そして、ましてや清水高校は頑張っている高校でありますから、魅力的な高校にするためにはそういうところにも努力を町としてするべきではないかということで、今後、今年は無理だと思いますけれども、検討していただきたいと思います。

○委員長(口田邦男) 教育長。

○教育長(伊藤 登) その件については、初めてご提案いただいたので、そのへんも含めて学校・振興会、またお金をつける町としても相談していきたいと思います。

○委員長(口田邦男) その他質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。

○委員長(口田邦男) 次に、第10款1項3目、教員住宅費、174頁・175頁の審査を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。

○委員長(口田邦男) 次に、第10款1項4目、特別支援教育費、175頁・176頁に審査を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。

○委員長(口田邦男) 次に、第10款2項1目、小学校管理費、176頁から180頁までの審査を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。

○委員長(口田邦男) 次に、第10款3項1目、中学校管理費、180頁から185頁までの審査を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。

○委員長(口田邦男) 次に、第10款3項2目、スクールバス管理費、185頁から187頁までの審査を行います。
 質疑ありませんか。
 西山輝和委員。

○委員(西山輝和)
 スクールバスの委託料なんですけれども、この契約内容というのは、どういう仕組みになっているんですか。

○委員長(口田邦男) 給食センター所長。

○給食センター所長(阿部剛裕) 委託内容につきましては、現在スクールバスのほうが遠距離通学児童生徒用7台ということで、大型バスが3台、中型バスが3台、小型が1台です。それから、東団地方面から清水小学校のほうに登校バスということで大型バスが1台、それから、スクールタクシーということで、タクシー路線が5路線ありますので、その部分の委託料ということで計上しております。

○委員長(口田邦男) 西山輝和委員。

○委員(西山輝和) そうではなく、それに関わった契約の内容を知りたいんです。

○委員長(口田邦男) 給食センター所長。

○給食センター所長(阿部剛裕) スクールバスの運行経費ということでございまして、現在、町の予算は委託料以外の部分についてはスクールバスのほうの消耗品、修繕費、自賠責、任意保険の関係、自動車重量税、こちらのほうは町の予算で支出して、その他の部分が委託事業者ということで、燃料費、車検費用といったものについては委託会社、それから運転手さんの人件費ということになります。

○委員長(口田邦男) 西山輝和委員。

○委員(西山輝和) 運行している時間帯で計算しているのか、距離で計算しているのか、そういうところはどうですか。

○委員長(口田邦男) 給食センター所長。

○給食センター所長(阿部剛裕) バスについては、1台ずつ距離の部分と年間の学校の登下校の部分が215日ということで、その他に土日、祭日ということで特別運行ということで、それが時間単位ということで計上しております。その他のスクールタクシーにつきましたは、タクシー運賃の料金で委託予算ということで、計上しております。

○委員長(口田邦男) その他質疑ありませんか。
 原紀夫委員。

○委員(原 紀夫) この件に関しては、私からもお尋ねをさせていただこうと思います。
 昨年、新車が事故を起こしたことがあって、その後1年近くなりますが、全く問題なく運行をされているということで理解してよろしいですか。

○委員長(口田邦男) 給食センター所長。

○給食センター所長(阿部剛裕) その通りでございます。

○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。

○委員(原 紀夫) オペレーターについても、全く余裕のあるような雇用をしていて、休みたくても休めないというようなことは全くないということでよろしいですか。

○委員長(口田邦男) 給食センター所長。
○給食センター所長(阿部剛裕) 運転業務員につきましては、土日については特別運行で、学校の行事以外にも特に中体連関係で管内に出かける時が多いんですけれども、そういった部分については、長期休業期間ということで、夏休み・冬休みの間を振替等で利用しているということで、その部分に関しましては、土日が忙しいときはそうなんですけれども、年間をトータルすると十分だと考えおります。

○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。

○委員(原 紀夫) 昨年も損害保険料の関係で議論があったところで、その責任度合いを含めて、業者にしっかり責任をもってもらうべきではないかということも含めて、いろいろな議論がありました。いろいろな面から考えていきたいという答弁があったと思うんですが、改善されているのか、全くされていないのか、そのへんをお聞かせください。

○委員長(口田邦男) 給食センター所長。

○給食センター所長(阿部剛裕) 事故があった場合については、過失等があった場合については当然事業者の負担ということでございますけれども、昨年度につきましては、任意保険ということで自賠責プラス任意保険を使いまして車輌のほうは修繕したということでございます。一応、契約上は変更はございませんけれども、口頭で委託事業者の社長さんのほうには、私どものほうでそういった事故の対応した部分で、人件費等がございましたら、その部分はこちらで請求するということで、理解していただきました。

○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。

○委員(原 紀夫) 多くの車輌があるわけですが、去年もちょっと触れましたが、町の職員が時々バスをぐるっと車庫なりいろいろ見て、どういう条件があるかをチェックしているのか、またはしていないのか、会社の申し出以外は何もないのか、このへんはどうなんですか。

○委員長(口田邦男) 給食センター所長。

○給食センター所長(阿部剛裕) バスの場合につきましては、1台以上所有している部分に通じては、整備管理者のほうを置かなければいけないということがございまして、こちらのほうは運行係長のほうが整備管理者ということで登録しておりますので、その部分でバスの故障箇所等につきましては委託事業者と相談をしながら修繕及び点検も手伝いながら確認作業はいたしております。

○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。

○委員(原 紀夫) スクールバスの購入に関してお尋ねいたしますが、教育委員会がこのバスを買おうということで、今年、買うときに決めて、なるべくそちらのほうに行くような方向に向けるのか、全く白紙で何社か選んでやるのか、このへんはどうなんでしょうか。

○委員長(口田邦男) 給食センター所長。

○給食センター所長(阿部剛裕) スクールバスは、今年度につきましては中型バス及び小型バス2台購入いたしましたけれども、入札ということでございますので、こちらのほうの選定というのはありませんので、規格に応じた部分で、入札事業者ということで応募をしていただいて、落札をしたという経緯でございます。

○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。

○委員(原 紀夫) 過去の購入に際しても、例えば1社しかなかったとか、2社しかないとか、多くの会社が申し込んだとかこういうことになるわけですか。

○委員長(口田邦男) 給食センター所長。

○給食センター所長(阿部剛裕) 中型バスの路線バス仕様は、三菱ふそう等がありますけれども、スクールバスで2ステップタイプの部分については2社しかございませんので、そのなかで入札をしたという経緯がございます。それから、小型バスの29人乗りについては、レンタカー等でたくさん出回っておりますので、その部分については3社から入札ということで、ただ、参考見積もりということで、事前に参考見積もりをいただいておりますけれども、小型バスのほうは1社参考見積もりのほうは出てませんでしたけれども、最終的には3社とも入札に応じていました。

○委員長(口田邦男) その他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。

○委員長(口田邦男) 次に、第10款4項1目、幼稚園管理費、187頁から190頁の審査を行います。
 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。