平成26年度予算審査特別委員会(3月19日_上水道事業会計)
○委員長(口田邦男) これより、議案第34号、平成26年度清水町上水道事業会計予算、456頁・457頁・464頁から476頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算のなかで特に説明を要する点があれば説明願います。
都市施設課参事。
○都市施設課参事(堀 秀徳) 上水道事業のご説明の前に、先般、481頁でございます(7)定年退職及び勧奨退職に係る退職手当の率等の差し替えさせていただきまして、誠に申し訳ありませんでした。お詫び申し上げます。
上水道事業会計についてご説明を申し上げます。
466頁をお開き願います。
収益的支出である水道事業費用について前年度と比較し、大きな増減ならびに公益企業会計制度変更によるものについて、ご説明を申し上げます。
1項の営業費でございますが、1目の原水及び浄水費については、施設管理委託料の労務単価及び消費税増税による2,021千円の増及び浄水場施設等修繕費1,279千円の増、2目の配水及び給水費については、配水管等修繕費1,487千円の増、3目の総係費では、人件費等で4,841千円の増、委託料で上水道と簡易水道の経営統合に係る変更認可委託料等により7,177千円の増、会計制度変更により賞与引当金繰入額、退職手当引当金繰入額、及び貸倒引当金繰入額を計上し1,129千円の増、4目の減価償却費については、法改正制度変更により18,407千円の増額、5目の資産減耗費については、浄水場機器の除去により828千円の減となっております。
2項の営業外費用では、1目の支払利息及び企業債取扱諸費において、企業債償還の元利均等方式による利息が639千円の減、2目、消費税は850千円の増となっております。
3項の特別損失では、2目の退職手当引当金繰入額及び3目の貸倒引当金繰入額が制度変更により新設され、合計で9,180千円の増額となりますが、浄水場機器の更新に係る除去損がなくなったことにより2,211千円の減となっております。
以上、収益的支出の総額で、前年度比較42,900千円の増額となっております。
次に、476頁に記載してございます資本的支出の前年度比較でございますが、1項、建設改良費の1目、施設費では、配水管布設替等工事や浄水場機器更新の工事費が820千円の減。同じく2目の営業設備費では、メーター設置費や検針用ターミナル、事務用パソコン更新による固定資産購入費が2,290千円の増。2項、1目の企業債償還金は、企業債の一部償還終了により11,970千円の減額となり、資本的支出総額では10,500千円の減額となっております。
次に、464頁をお開き願います。
法改制度変更にともない、2項、営業外収益の3目、長期前受金戻入として16,843千円を新規計上により増となり、収益的収入総額で14,000千円の増額となっております。
次に、475頁をお開き願います。
資本的収入でございますが、1項、1目、上水道事業債は、排水管工事事業等に係る企業債として1,600千円の減額となっております。
○委員長(口田邦男) これから、歳入歳出一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。
原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 1点お尋ねいたします。
資本的収入の収入支出の関係で、日頃から配水管関係あるいは浄水機器の更新だとか、そういう面で非常に年次計画を立てて努力をされているという理解をしておりますが、今後、ここ2、3年、上水道関係について多額の資金を要して改修をする、あるいはその他の機器を更新するというような必要があるという部分があるのかないのか、このへん1点だけお尋ねをいたします。
○委員長(口田邦男) 都市施設課参事。
○都市施設課参事(堀 秀徳) 今お尋ねの浄水場機器更新または配水管の更新というご質問だったと思います。
浄水場機器につきましては、随時、修繕等進めておりますが、大きな修繕は平成23年までに終了しておりますのでございませんが、配水管、要するに管路につきましては、まだ、一部石綿管等が残ってございまして、平成28年度から更新補助事業を用いて更新する予定としております。
○委員長(口田邦男) 原紀夫委員。
○委員(原 紀夫) 今年の冬に配水管が破裂したというような事故というのはあったのか、ないのか、多かったのか、このへんはどうでしょうか。
○委員長(口田邦男) 都市施設課参事。
○都市施設課参事(堀 秀徳) 今年の冬につきましては、配水管の大きな破裂事故等はございません。
○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
これで、議案第34号、平成26年度清水町上水道事業会計予算の審査を終わります。