北海道清水町議会

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平成26年度予算審査特別委員会(3月19日_後期高齢者医療保険特別会計)

○委員長(口田邦男) これより、議案第29号、平成26年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算、306頁から315頁までの審査を行います。
 担当課長に申し上げます。予算のなかで特に説明を要するところがあれば説明をお願いいたします。

○委員長(口田邦男) これから、歳入歳出一括して質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 木村好孝委員。

○委員(木村好孝) 今年度に入りまして、2014年度と2015年度の後期高齢者の医療保険料の改訂期に入ると思うんですが、そのへんについてご説明願えればと思います。

○委員長(口田邦男) 介護高齢者保険係長。

○介護高齢者保険係長(横山美貴子) この会議の前に、今日道新に大きく載ってご存知かと思うんですけれども、2年ごとの改訂ということで、平成26年度・平成27年度の後期の保険料が改訂されました。今回の保険料は、今までの給付実績、それから対象者等の伸びを考えて、北海道の広域連合のほうの定例議会のほうで決定されたものなんですけれども、均等割額については、今までの47,700円から51,472円というかたちで、被保険者全員に均等に割られる基本たるベースのほうが上がりました。合わせて、反対に所得割、後期の保険料はこの均等と所得割でなっているんですけれども、この所得割率が今までの10.61%から10.52%というかたちで0.09ポイント下がりました。これについては、今まで後期の保険料は軽減措置というのが国保よりずっと高く、所得の少ない方のほうにはかなりの9割軽減、それから8.5割軽減という軽減措置をもっていて、所得のある方と所得のない方の格差がかなり開いていたということがありました。今年度については、その見直しをかけたということで、反対に均等額割を上げて、そして所得割を下げて、今までの差を少しずつ縮めるというかたちでの設定ということで聞いております。

○委員長(口田邦男) 木村好孝委員。

○委員(木村好孝) 均等割のほうが譲与金や財政安定化基金との関係で、減額になっているというか、そういうふうにおさえてはいるんですが、反対に、今説明もあったんですが、均等割額を引き上げることによって、低所得者の負担軽減にはならないのではないかというふうにおさえているんですが、そのへんはどうでしょうか。

○委員長(口田邦男) 介護高齢者保険係長。

○介護高齢者保険係長(横山美貴子) 今のご質問のとおり、低所得者にとっては負担のほうは増えます。確かに700円なり1,000円くらいというかたちで増えてはまいります。

○委員長(口田邦男) 木村好孝委員。

○委員(木村好孝) そういうことで、歳入の306頁だと思うんですが、滞納繰越分の保険料が356千円というふうにおさえられてます。今後、ますます増えていくのではないかと危惧しているんですが、広域連合でありながら取り立て自体が市町村任せになっているんです。そのこと自体が非常に問題を含んでいるのではないかと思うんです。それで、滞納処分の停止要項が今後必要となってくるのではないかと思うんですが、そういう点についてのご理解はどうでしょうか。

○委員長(口田邦男) 介護高齢者保険係長。

○介護高齢者保険係長(横山美貴子) おっしゃるとおり、そういった事態も出てくるかと思います。後期の保険料は原則年金というかたちで、低所得者の方ほとんど特別徴収というもので納めていただいております。現状を今言ったように330千円、確かに、当初からみたら増えておりますけれども、正直に言いまして、こちらの未納になっている方というのは、もう少し所得のある方という方たちの滞納になっております。低所得者については、ほとんど年金からの徴収というかたちで、今のところの未納の方はいらっしゃいません。ただ、滞納のそれについては、悪質な方についてということで、資格証なりという対応のなかで、私達職員も極力他の町村に対しても全道1つでやっております、広域でやっている事業ですので、やはり同じなかでの保険料率、全道で同じでやっておりますので、そこについては極力、本町においても収納率を上げたいということで、直接訪問したり、いろいろなかたちでの対応を取らせていただいております。ただ、その制定についても今後は、その部分については検討させていただきたいと思っております。

○委員長(口田邦男) 他に質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(口田邦男) 質疑なしと認めます。
 これで、議案第29号、平成26年度清水町後期高齢者医療特別会計予算の審査を終わります。