平成26年第3回定例会(3月11日)
○議長(加来良明) 平成26年第3回清水町議会定例会を開会します。
本日の会議を開きます。(午前10時00分)
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○議長(加来良明) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は会議規則第126条の規定により議長において
5番 山岸政彦 議員
6番 原 紀夫 議員
7番 西山輝和 議員 を指名いたします。
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○議長(加来良明) 日程第2、会期決定についてを議題とします。
おはかりします。
本定例会の会期は、本日から3月25日までの15日間にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
会期は、本日から3月25日までの15日間に決定しました。
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○議長(加来良明) 日程第3、諸般の報告を行います。事務局長。
(諸般の報告 事務局長朗読)
○議長(加来良明) これで、諸般の報告を終わります。
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○議長(加来良明) 日程第4、行政報告を行います。
町長から行政報告の申し出がありました。これを許可します。町長。
○町長(高薄 渡) 大規模太陽光発電設備(メガソーラー)の稼動開始につきまして、ご報告申し上げます。
昨年4月に本町と丸紅株式会社国内電カプロジェクト部において、協定の締結後、事業主である三峰川電力株式会社により清水地区3か所、御影地区1か所の計4か所でメガソーラーの建設工事が順調に行われました。
更に、有明公園隣接の民有地につきましても北海道電力株式会社と接続可能の協議が整ったことから、並行して建設工事が行われたところであります。
これにより、町内5か所の発電設備は、町有地と民有地合わせて約9万平方メートルの敷地に、総事業費約14億円が投じられ、全体の発電最大出力は4.3メガワット、年間発電量は一般家庭約1,300世帯分に相当し、環境負荷の少ない再生可能エネルギーを生み出すこととなります。
2月10日には、丸紅株式会社電力・インフラ部門長などが来庁され、当初予定していた4か所の発電施設については昨年12月、民有地の5か所目については本年2月から無事本格稼動した旨の報告を受けたところであります。
丸紅株式会社電力・インフラ部門としても、今回の事業をビジネスモデルとするとともに、他の再生可能エネルギーについても検討したいとのことでありますので、今後も協力関係を築いてまいりたいと考えております。
以上、大規模太陽光発電設備の稼動開始についての行政報告とさせていただきます。
○議長(加来良明) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可します。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
これで、行政報告は終わりました。
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○議長(加来良明) 日程第5、町政執行方針について、町長より平成26年度町政執行方針を述べていただきます。
町長。
○町長(高薄 渡)
Ⅰ はじめに 平成26年第3回清水町議会定例会の開会にあたり、平成26年度に臨む町政執行方針と施策について申し上げ、議員各位と町民の皆様にご理解とご協力を賜りたいと存じます。 はじめに、昨年12月、急病にて入院したことにより、皆様にご心配とご迷惑をお掛けし、誠に申し訳なく思う次第であります。今後は、健康管理に一層留意し、町政執行に努めてまいる所存であります。 さて、3年前東日本大震災が発生し、未だ原発事故等による収束の見通しが立たず、多くの被災者の方が住み慣れた故郷に戻れない状況であり、不自由な暮らしを強いられています。今後も被災者の方々への思いやる気持ちを忘れず1日も早く平穏な日々が戻ることを心から願ってやみません。 我が国の経済は緩やかに持ち直してきていると言われておりますが、地方ではその実感は遠く、さらに消費税率の引き上げ等による景気後退が危惧されております。 また、地方自治体の置かれている状況も依然として厳しいため、しっかりと将来を見据えながら健全な財政基盤を構築し、町民と行政が知恵を出し合う協働の精神で各種施策を推進していくことが重要であります。 これまでも行財政健全化実行プランに基づき、様々な改革を推進してまいりましたが、平成26年度が計画の最終年となることから、引き続き収支バランスを十分に考慮しながら、子育て支援体制の拡充や福祉、保健、医療の充実、教育環境の整備、地域産業のさらなる振興に向けた施策を実施してまいる所存であります。 町民の皆様と協働で策定いたしました「まちづくり計画~ 第5期清水町総合計画」の体系に基づき、本年度の主要な施策につきまして、基本的な考え方を申し上げさせていただきます。 Ⅱ地方財政と予算概要 平成26 年度地方財政計画の規模は、83兆3,700億円で前年度比1.8パーセントの増となり、地方交付税出口ベースでは、地方財源不足の補填措置である別枠加算の縮小等により、配分総額は16兆8,855億円、前年度比1.0パーセントの減となりました。 さて、本町の本年度当初予算につきましては、一般会計は75億9,000万円で骨格編成とした前年度との対比では17.1パーセントの増、一般会計と6特別会計、公営企業会計を合わせた予算総額は110億4,430万円で前年度比12.1パーセントの増であります。 本町の主要財源である地方交付税につきましては、配分総額や公債費算入額の減少により、前年度比1.0パーセント減の31億2,000万円を計上したところであります。 Ⅲ主要施策の推進 1 自然と共生する安全で快適なまちづくり ◆ 自然環境の保全と環境との共生として 森林は、人々が安全で安心して生活するために不可欠な多面的機能を有しており、このような大切な森林を守り育てていくためより適切な管理が求められております。 このため、町有林管理につきましては、森林経営計画に沿った適正管理のもと、継続的整備・保全に努める必要があり、民有林整備につきましても、補助事業の積極的な活用により、維持管理事業や造林事業などの支援を継続して行うほか、新たに未立木地の買い取り制度を創設し、自然環境の保全に努めてまいります。 農畜産業に被害を及ぼす有害鳥獣駆除につきましては、関係団体と連携を図りながら被害減少に努めてまいります。 また、限りある資源の有効活用を図るため、ごみ減量化と再資源化を計画に基づき推進し、分別や排出方法、リサイクル等の情報提供を行い快適な環境づくりに努めてまいります。 ◆ すべての世代が交流し住みやすいまちづくりとして 町民の足を確保するコミュニティバスは、利用者のさらなる利便性向上を図るため、検証を行いながら町民生活を支える交通システムの構築に取り組んでまいります。 また、すべての世代が交流し合う町営住宅は、老朽化が進んでいるため、計画的に改修を進めるとともに、建替事業につきましては、清水町営住宅長寿命化計画に基づき、清和団地の建替に着手し、住環境の整備に努めてまいります。 さらに、転入や移住のための空き家、空き地、賃貸住宅などの情報を提供してまいります。 ◆ 緑豊かな森と水に親しむまちづくりとして 花や樹木のある心安らぐ環境を目指して、春と秋の町内一斉清掃、クリーン・ディ、花いっぱい運動等を支援し、各種団体とも連携しながら、美しいまちづくりに取り組んでまいります。 また、地域の大切な資源であります自然環境を守り育てるため、河川や公園、緑地の維持管理に努めてまいります。 ◆ 町民相互の支え合いと暮らしの安全安心として まちづくりは安全で安心して暮らせることが最も重要であり、町民が犯罪被害に遭わないよう関係機関と連携を密にし、犯罪の抑止、事件・事故の未然防止に努めてまいります。 また、消費者トラブルは年々、悪質・巧妙化しており、今後も消費生活相談等による問題解決に向け、警察や関係団体との情報共有を進め、悪質商法対策等の啓発、さらには消費者被害 防止ネットワークを活用し、被害の未然防止を図ってまいります。 ◆ 快適で良好な生活環境として 安全な水を供給するため、水道施設の適正な維持管理に努めるとともに、美蔓浄水場ろ過機増設等により、水の安定供給を図ってまいります。 また、河川の水質保全を図るため、下水道施設の適切な維持管理に努め、引き続き御影排水処理場の機器更新を実施するとともに、下水道計画区域及び集落排水計画区域外に住まわれている方の生活環境改善のため、合併浄化槽の設置を推進してまいります。 国費、道費による道路整備につきましては、車両及び歩行者の安全を図るため、今後も車道及び歩道の整備を積極的に要請してまいります。 町道の整備につきましては、道路整備計画に基づき、北星町内、宮の森団地町内の未整備路線を改良・舗装改修や各道路補修整備を進めてまいります。 2 誰もが健康で思いやりのあふれるまちづくり ◆ 町民の健康と健康づくり意識として 町民が、心身ともに健康で暮らしていくためには、健康に対する自覚と認識を高め、自ら進んで健康づくりに取り組むよう、予防に重点を置いた施策を進める必要があり、栄養・食生活・運動など生活習慣の改善に向けて、関係団体と連携を図りながら、健康に関する教育・相談など予防を重視した健康づくりを推進してまいります。 また、特定健康診査・各種がん検診の受診を勧奨し、疾病の早期発見・治療に努めるとともに、救急医療体制等への支援を継続してまいります。 国民健康保険事業の保険給付費は、前年度実績などを考慮し予算計上したところですが、引き続き保険税徴収率の向上と特定健診事業等の推進により給付費の抑制に努め、被保険者の負担軽減を図ってまいります。 ◆ 高齢者の暮らしと社会参画として 高齢化の進展とともに、一人暮らしや高齢者世帯が増加しており、認知症や介護が必要な高齢者も増加傾向にあります。このため、介護が必要になっても、住み慣れた地域で健やかに充実した生活を送れる地域社会の実現に向けて、地域包括支援センターを中心に、関係機関と連携を図りながら各種事業に取り組んでまいります。 また、地域での見守り活動や福祉・介護サービスの提供に努めるとともに、高齢者の在宅生活を支えながら健康保持や生きがい活動を促進し、日常の暮らしを支援してまいります。 さらに、元気な高齢者が介護支援ボランティアを行いながら健康増進や地域貢献につながる仕組みづくりに取り組むほか、介護相談員の養成についても推進してまいります。 介護保険事業につきましては、第5期清水町高齢者福祉計画・介護保険事業計画の検証と国の制度改正に留意し、新たな第6 期の計画策定に向けて取り組むとともに、後期高齢者医療制度につきましても、引き続き制度の円滑な運営に努めてまいります。 ◆ 障がい者の社会参加として 障がい者福祉につきましては、障害者総合支援法並びに清水町障がい福祉計画に基づき、的確なサービスが円滑に提供されるよう、相談支援専門員及び社会福祉士を配置し、相談支援体制の充実に取り組んでまいります。 また、福祉に関する総合的な相談、サービス利用計画の作成等、障がいのある方とその家族に必要な支援を行い、地域で自立した日常生活や社会生活を営むことができる環境づくりに努めてまいります。 なお、障がい福祉計画が本年度で終了することから、これまでの検証と課題を踏まえ、次期計画の策定に取り組んでまいります。 ◆ すべての世代が交流し支え合うまちづくりとして 少子・高齢化社会とともに社会環境や生活様式も変化する中で、地域で暮らす人々がともに支え合うまちづくりを推進していく必要があり、福祉問題をみんなで考え、協力して課題解決を図る地域福祉活動に取り組んでまいります。 また、ボランティア団体の活動支援や認知症サポーターの養成、人とのふれあいや生きがいづくりの場となる地域サロンの拡充に努めてまいります。 ◆ まちぐるみで子育て世帯を支え応援するまちづくりとして 未来を担う子どもたちが健やかに成長し、安心して子育てができる環境を整備していくことが重要です。このため、保護者負担軽減策として、新たに保育料の第2子以降無料化と、多様化する就労形態に対応するため、保育所での延長保育と学童クラブの延長育成を実施するとともに、計画的に施設整備を進めてまいります。 さらに、平成27年度から子ども・子育て支援法に対応するため、子ども・子育て支援事業計画の策定に着手してまいります。 また、子どもの発育や発達への支援につきましては、きずな園での早期支援、相談体制の充実など、適切な療育ができるよう引き続き各種事業に取り組んでまいります。 ◆ 安心して暮らせるまちづくりとして 今日の労働者を取り巻く環境は、経済の低迷が続き、未だ景気回復の実感を感じられない中での消費税率の引き上げなど、さらに厳しい状況が予想されております。 このため、引き続き離職者の緊急雇用相談窓口を開設し、ハローワークとも連携を図りながら、国の緊急雇用創出事業や町単独施策である新卒者就労支援事業を行い、労働環境の改善や雇用促進に努めるとともに、季節労働者対策につきましても、地元企業や関係団体と連携を図りながら就労対策を進めてまいります。 3 新しい次代を担う人材を育むまちづくり ◆ 家庭・学校・地域がともに推進する教育のまちづくりとして 未来を担う子どもたちが、心豊かにたくましく成長し、健やかに充実した生活を送ることは、私たちの願いであり、使命でもあります。 幼児教育では、幼児の発達段階に応じた教育と、豊かな心の育成を図るとともに、新たに保護者負担軽減策として、保育料の第2 子以降無料化を実施してまいります。 教育振興の向上としましては、子どもたちが英語でコミュニケーションができるよう新たな施策として、小学校低学年から外国語活動に取り組んでまいりますとともに、小学校のコンピュータ機器の更新や、清水中学校大規模改修に係る実施設計、地元産食材を利用した学校給食の提供やスクールバス更新等、教育環境の充実を図ってまいります。 さらに、総合学科先進校として特色ある教育活動を展開しております清水高等学校との連携を強化してまいります。 ◆ 文化とスポーツ・レクリエーションに親しむまちづくりとして 芸術・文化は、人々に楽しさや感動など、生きる喜びをもたらし、人生を豊かにして、さらなる創造性が育まれます。 このため、心にゆとりと潤いが得られるよう、芸術・文化に触れる機会を提供するとともに、芸術文化を伝える活動を支援してまいります。 さらに、心身ともに健康であるために、軽スポーツの普及やスポーツに親しむ機会の提供など、体を動かす習慣を身に付けるための事業を推進してまいります。 ◆ 学びの成果を活かすまちづくりとして まちづくりは「人づくり」からと言われております。 このため、公民館講座など各種学習機会の提供や、しみず読書の日の浸透を図り、生涯にわたる学びの成果が町民主役のまちづくりに活かされるよう努めてまいります。 また、まちづくりを進める魅力あるリーダーを育成するために開設した「十勝清水 人・四季塾」も2 年目の年となり、学びを活かし、リーダーシップを備えた人材を養成してまいります。 通信制の北海道芸術高等学校もスクーリングでの学びを発表することにより、町民との共有や連帯感の醸成が図られるよう協力してまいります。 4 町の資源を活かした活力あるまちづくり ◆ クリーンな農業と資源循環型のまちづくりとして T P P 参加交渉については、農業を基幹産業とする本町の命運をかけて、断固反対していかなければならないものと考えております。農業における食料の安定供給は勿論のこと、関連する多くの企業が地域経済や社会を支える重要な役割を担っており、安全で良質な農畜産物の生産確保に向けて、各種施策を実施してまいります。 このためには、健康な土づくりが重要であり、家畜ふん尿の有効利用を図ることにより、環境負荷を減らし、農家経営の負担を軽減するため、定期的な土壌診断等を推進してまいります。 担い手対策につきましては、農業塾の再編と担い手の技能向上を図るとともに、ホームページ等を活用しながら花嫁対策事業を推進してまいります。 また、食育を通して、心身の健康を守り、豊かな食文化を継承していくことが重要であり、関係団体の協力を得ながら食育計画の策定に着手してまいります。 ◆ 経営基盤の確立と後継者が働きやすいまちづくりとして 持続的な畑作農業の推進に向けた合理的な輪作体系の確立と畑作振興事業、独自ブランドの確立に向けた支援、自給飼料増産対策事業を引き続き実施し、飼料の自給率を高め経営の安定化を図ってまいります。 また、乳牛の育成期におけるコスト低減や労働力の軽減、酪農経営の大型化に伴い、補完施設としての町営育成牧場は、大きな役割を果たしており、預託者が安心して利用できるよう草地の簡易更新や適期収穫により自給飼料の品質向上と安定的な確保に努めてまいります。 さらに、家畜伝染病の発生防止対策につきましては、今後とも関係機関と連携を図りながら、万全な防疫体制をとるとともに自衛防疫の普及啓発を行うなど指導徹底に努めてまいります。 農業基盤整備につきましては、異常気象に負けない強い農業づくりに向けた基盤整備事業を推進し、農産物の生産性を高めてまいります。 ◆ まちの資源を活かした産業の振興と連携の促進 農業や食を通して、地域資源を活かした付加価値の高い特産品の開発を目指し、異業種間の連携や、新たな産業創出を推進するため、町民有志による生産、加工並びに販売を行う事業展開や開発などの支援をしてまいります。 また、バイオ燃料地域利用エタノール実証事業をはじめ工場の新増設は、雇用確保に伴う定住を促進し、経済効果をもたらしており、今後も、既存の立地企業を支援していくとともに、起業・雇用促進事業補助金を活用しながら、起業しやすい環境を整え、地域経済の活性化を図ってまいります。 ◆ 商業の活性化と異世代が集う多機能型まちづくりとして 今日の経済環境の悪化による個人消費の低迷や消費購買行動の町外流失等により、商工業者においても極めて厳しい状況が続いております。 このような状況の中、関係団体とともに中心市街地の活性化やイベント等による賑わいを創出する取り組みを実施し、子どもから高齢者まで、安心して買い物ができる商業環境の向上に努めてまいります。 また、町内事業者の経営強化につながる融資制度や住宅リフォーム・太陽光発電システム導入奨励金交付事業のほか、新たに農業施設整備奨励事業を創設して、町内の経済循環力を高めてまいります。 ◆ 地域の資源を活かした観光産業の創出として 地域おこしを狙いとした十勝清水牛玉ステーキ丼は、これまで道内外のイベントに参加し、「十勝清水」を発信してまいりましたが、昨年、芽室町で開催された「新・ご当地グルメグランプリ北海道2013」において、悲願のグランプリを獲得いたしましたことは、町民の誇りとするところであり、関係者のご努力に敬意を表する次第であります。 また、今年に入り東京都で開催された「第5回全国ご当地どんぶり選手権」に出店した「牛トロ丼」が第4位に入賞するなど、どちらも、今後のさらなる活躍を期待しているところであります。 さらに、道東の玄関口として、これら魅力ある「食」と「景観」を活かした「十勝清水4 景+ 1( プラスワン)」を絡めながら、近隣町と広域的なイベント活動を展開し、滞在交流人口の増加と観光産業の創出を図ってまいります。 5 みんなで創る協働のまちづくり ◆ 町民誰もが参加する協働のまちづくりとして 広報紙や町ホームページは、協働のまちづくりに必要な情報を提供するための有効な手段であり、よりわかりやすい掲載方法や町民視点に立った情報提供に努め、まちづくりを考えるための資料となるよう各種広報活動の充実に取り組んでまいります。 また、いきいきふるさとづくり寄附条例は、本町出身者や本町にゆかりのある方々から寄附をいただいておりますが、今後も寄附者の意向を十分反映できるよう適切な活用に努めてまいりますとともに、本年度は試行的に一定額を寄附された方々に、町内特産品を贈呈し、まちづくりへの一助にもつなげていきたいと考えているところであります。 移住定住促進事業につきましては、今後も積極的なP R 活動と移住体験住宅を活用した生活体験事業などを通して、関係団体と一体となった移住施策を推進してまいります。 ◆ 効率的でわかりやすい行政運営として 住民が地域のことを自ら考え、その総意に基づいて最善策を判断し実践していく住民自治の充実が必要であり、町政運営の基本原則を定めたまちづくり基本条例による情報の共有と、町民がより参加しやすい環境の整備に努めてまいります。 行政運営の基礎となる自主財源の確保につきまして、個人町民税では、農業生産所得及び農業関連営業所得等の減少が見込まれるものの、東日本大震災を踏まえた防災施策の財源確保を目的とする個人町民税均等割の改正や前年度実績などを勘案し、前年度当初予算と比較し1,340 万円の増と見込んだところです。 法人町民税につきましては、地方経済への波及効果を実感するまで至っていない状況から、前年度並みとし、固定資産税も、住宅等の新築はあるものの設備投資による償却資産取得の減少が見込まれ、前年度に比べ若干の減を見込んでおります。 軽自動車税は、前年度並みで見込みましたが、たばこ税につきましては、前年度実績により100 万円の増収を見込んでおります。 なお、収納対策につきましては、早期の自主納税の推進に努めるとともに、十勝市町村税滞納整理機構とさらなる連携を図りながら、適切な滞納整理に取り組み、徴収率の一層の向上に努めてまいります。 ◆ 広域行政の推進として 十勝管内の消防広域化につきましては、市町村間で基本合意された消防救急デジタル無線の共同整備と、指令一元化のための高機能指令センターを整備してまいりますとともに、消防本部統合への準備等検討を進めてまいります。 また、定住自立圏構想の取り組みにつきましては、十勝定住自立圏共生ビジョンに基づき、圏域の市町村と連携を密にしながら「フードバレーとかち」の推進など、医療や福祉、産業振興等の事業を具体的に進め、十勝圏域全体の発展に資する取り組みの展開に努めてまいります。 Ⅳ むすび 以上、平成26年度の町政を運営するにあたり、方針並びに施策の一端を申し上げさせていただきました。 異常気象による自然災害、基幹産業である農業に重大な影響をもたらすT P P 交渉など、地域住民の生活を大きく左右する課題が山積しております。 このような時代の潮流をしっかりと見極め、次世代への揺るぎない発展に向けて「住んで良かったまち、これからも住み続けたいまち」と思っていただけるよう全力を尽くす決意であります。 議員の皆様をはじめ、町民の皆様の深いご理解とご協力をお願い申し上げ、町政執行方針を結ばせていただきます。 平成26年3 月11日 清水町長 高 薄 渡 |
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○議長(加来良明) 日程第6、教育行政執行方針について、教育委員会委員長より平成26年度教育行政執行方針を述べていただきます。
教育委員会委員長。
○教育委員長(三澤吏佐子)
I はじめに 平成26年第3回清水町議会定例会の開会にあたり、清水町教育委員会の所管行政の執行に関する主要な方針について申し上げます。 我が国におきましては、教育振興基本計画などにより、自立・協働・創造に向けた一人ひとりの主体的な学びが求められています。 清水町教育委員会といたしましては、北海道教育ビジョンの基本理念である「自立」と「共生」を踏まえ、学校、家庭、地域、そして行政が連携を深め、子どもが安心・安全に学び、生活できる教育環境の充実に努めてまいります。 さらに、本町の教育理念を「心響」、実践指標を"しみず「教育の四季」"とし、町民総ぐるみで「心かよわせ、互いに響き合う感性豊かな教育」を推進してまいります。 Ⅱ 学校教育の推進 確かな学力、豊かな心、健やかな体を育むため、バランスのとれた教育を進めてまいります。 本町を愛し、優しさと勇気を持ち、地域の発展に貢献できる子どもを育てるため、学校における全ての「教育力」を結集し、「学校力」を高め、子ども一人ひとりが意欲的に学びあい、可能性を伸ばす教育を推進してまいります。 さらに、本年度から清水町の子どもたちが大人になったとき、英語で日常のコミュニケーションができるように、「英語が好き」「活動が楽しい」と子どもたちが思える小学校低学年からの外国語活動を実施してまいります。 1 確かな学力の育成 分かりやすい授業を展開するために、教職員の授業力の向上に向けて校内外の研修体制の充実や指導方法の工夫改善に努めてまいります。 また、学ぶ意欲を高め、学習習慣を身に付け、思考力・判断力・表現力など「生きる力」を育成するための学習活動の充実を図ります。 さらに、教材備品や学校施設の整備を行い、学びの環境の充実に努めてまいります。 2 学力向上支援プランの推進 全国学力・学習状況調査などの調査結果で明らかになった成果や課題を踏まえ、各学校での授業改善の取組などに活かしてまいります。 また、学習習慣の定着や生活習慣の確立など家庭教育にかかわる面も多いことから、学校と家庭との連携に努めます。 3 豊かな心と健やかな体を育む教育の推進 生命を大切にする心、思いやりの心、感謝の心、互いに支え合う心など、子どもたちの規範意識や倫理感を育むため、家庭・学校・地域が一体となって、発達段階に応じた道徳教育や、奉仕・体験活動などの推進を図ります。 なお、いじめについては、「いかなる理由があろうと、人間として絶対に許されない」という認識に立ち、その未然防止、早期発見、早期対応に努め、命を大切にする指導や教育相談を充実してまいります。 また、子どもたちの活動の源となる体力の向上や、健康の増進について、学校の教育活動全体での指導と合わせて家庭や地域との連携を図ります。 4 子どもの安心・安全教育の推進 子どもたちが事故や事件に巻き込まれないように安全教育を進めるほか、登下校時における通学路等のパトロールボランティアの協力を得るなど、保護者や地域ぐるみの取組を推進します。 また、防災教育や情報モラル教育についても、子どもたちの発達段階に応じ、家庭、学校とも連携し指導を図ってまいります。 5 特別支援教育の推進 特別に支援を必要とする児童生徒の一人ひとりの教育的ニーズに応じた指導や支援に努め、特別支援教育支援員の配置などにより支援体制の充実を図るとともに関係機関との連携を推進します。 6 幼保・小の連携教育の推進 幼児と児童との交流活動や教師など関係者の連携した取組により、なめらかな接続を進める幼保・小の連携は重要と考えております。 さらに、教育課程の連続性を踏まえ、小学校と中学校の連携などについても進めてまいります。 7 しみず「教育の四季」の推進 清水町の厳しくも美しい自然の中で、家庭・学校・地域が一体となって歓声あふれる表情豊かな子どもを育てるために"しみず「教育の四季」"を推進してまいります。 この取組を、教育の今日的課題を解決するための本町の特色ある活動として、引き続き実践します。 Ⅲ バスの運行及び学校給食の運営方針 1 スクールバス等の運行 スクールバスにつきましては全路線を運行委託しますが、引き続き遠距離児童・生徒の通学手段として安全な運行に努めてまいります。 また、本年度は中型バス1台の更新を図ります。 2 学校給食の推進 学校給食につきましては、地元産の食材を多く利用したメニューを取り入れ、安心でおいしい給食の提供と食に関する指導の充実に努めます。 また、子どもの発達段階に応じた食育の推進を図り、食に関する興味・関心を高められるよう食育活動を進めてまいります。 3 社会教育の充実 町民が充実した生活を送るため、学びの環境整備に努めるとともに、それぞれのライフステージに応じた多様な学びの場を提供し、学んだ成果をまちづくりに生かすことができる社会の実現を目指してまいります。 また、本年度は文化センター耐震診断及び町民野球場の測量調査を行い、整備に向けた検討を行ってまいります。 4 社会教育活動の推進 各種活動団体の情報を発信し、団体活動の活性化を図るとともに、新たな公民館講座を開設しながら、学ぶ意欲を引き出し、いきいきとした地域社会に繋がる事業を展開してまいります。 公民館につきましては、町民の皆さんが気軽に利用していただける社会教育活動の拠点施設として、その運営に努めます。 5 文化芸術活動の推進 町民一人ひとりが心豊かに潤いのある生活を送るため、文化芸術の果たす役割は多大なものがあります。 子どもから大人まで、幅広く芸術鑑賞の場を提供するとともに、伝統文化の継承に努めてまいります。 6 スポーツ・レクリエーション活動の推進 各年代やそれぞれの体力に応じた、「町民一人1スポーツ」を目指し、スポーツ推進委員並びに関係機関の協力をいただきながら、町民の皆さんの健康づくりを推進してまいります。 7 図書館の運営 住民の生涯学習のための情報収集の拠点として、また、日常的な調査・研究に応えるための施設として、町民の読書要求と学習意欲に応えられる資料を収集・提供してまいります。 子どもの読書活動は、多くの言葉を学び創造力を高めるために欠かせないものです。移動図書館などを通じた学校図書館との連携やボランティアの協力を得ながら、児童・生徒の読書サービスに努めます。 さらに、しみず「教育の四季」推進協議会で新しく制定した「しみず読書の日」の周知など、図書館に足を運んでもらうような動機付けを行う各種事業を展開します。 今年度は、郷土史料館の一部改装を行い、展示資料の充実を図ります。「エントランスホール展」も計画的に開催し、「町民のふれあいの場」としての図書館を目指してまいります。 Ⅴ むすびに 以上、平成26年度の教育行政執行に関する主要な方針について申し上げました。 本年度も本町の教育・文化・スポーツの振興と生涯学習社会の構築に最善の努力を傾けてまいりますので、議員並びに関係各位の温かいご支援と積極的なご協力をお願い申し上げます。 平成26年3月11日 清水町教育委員会 委員長 三澤 吏佐子 |
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○議長(加来良明) ここで休憩いたします。 (午前11時10分)
○議長(加来良明) 休憩前に引続き会議を開きます。(午前11時11分)
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○議長(加来良明) 日程第7、議案第17号、清水町学童クラブ育成料徴収条例の制定について、議案第19号、常勤特別職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第20号、清水町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第21号、清水町行政財産使用料条例の一部を改正する条例の制定について、議案第22号、清水町立清水幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例の制定について、議案第24号、清水町保育所条例の一部を改正する条例の制定について、議案第25号、清水町へき地保育所条例の一部を改正する条例の制定について、議案第26号、清水町道路占用料徴収条例及び清水町普通河川管理条例の一部を改正する条例の制定について、議案第27号、平成26年度清水町一般会計予算の設定について、議案第28号、平成26年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定について、議案第29号、平成26年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定について、議案第30号、平成26年度清水町介護保険特別会計予算の設定について、議案第31号、平成26年度清水町公共下水道事業特別会計予算の設定について、議案第32号、平成26年度清水町集落排水事業特別会計予算の設定について、議案第33号、平成26年度清水町簡易水道事業特別会計予算の設定について、議案第34号、平成26年度清水町上水道事業会計予算の設定について、以上、16件を一括議題とします。
提案者より、提案理由の一括説明を求めます。副町長。
○副町長(金田正樹) 平成26年度予算のご審議をお願いするにあたりまして、概要をご説明申し上げます。なお、条例の一部改正等につきましては、提案説明につきましては別途させていただきます。
事前にお手元に、「予算に関する資料」A4判の横判でございます。それと、平成26年度の清水町各会計当初予算案説明資料、これを事前にお配りさせていただいております。
予算に関する資料に沿って、ご説明申し上げますが、平成26年度清水町各会計当初予算(案)説明資料が内容の説明となっておりますので、見比べながらご覧願います。
それでは、予算に関する資料の1頁をお開き願います。A4判の横型のものでございます。
平成26年度清水町予算(案)総括表として、一般会計及び特別会計、企業会計の予算額を前年度と比較するかたちで掲載してございます。
一般会計、6特別会計及び1企業会計の予算総額は11,044,300千円で前年度比1,189,800千円、12.1%の増となったところでございます。
一般会計の予算額は、7,590,000千円で前年度比1,110,000千円、17.1%の増でございます。概要につきましては、2頁、平成26年度一般会計予算(案)歳入歳出対比表でご説明いたします。
特別会計につきましては、国民健康保険特別会計は、1,377,000千円で、医療保険給付費の減等により前年度比8,000千円、0.6%の減でございます。
後期高齢者医療保険特別会計は、157,600千円で保険料改定による北海道後期高齢者医療広域連合納付金の増等により前年度比6,100千円、4.0%の増でございます。
介護保険特別会計は、1,132,000千円で介護サービス保険給付費の増等により前年度比29,500千円、2.7%の増でございます。
公共下水道事業特別会計は、306,900千円で公債費償還額の減等によりまして前年度比44,900千円、12.8%の減でございます。
集落排水事業特別会計は、125,300千円で下水道施設機器更新事業費等の増により前年度比23,800千円、23.4%の増でございます。
簡易水道事業特別会計は、157,400千円で美蔓浄水場ろ過機増設工事等により前年度比40,900千円、35.1%の増でございます。
次に、企業会計でございますが、上水道事業会計は、198,100千円で会計制度の法改正による減価償却費や退職手当引当金の増等により前年度比32,400千円、19.6%の増でございます。
2頁にまいりまして、平成26年度一般会計予算(案)歳入歳出対比表でございます。
一般会計の歳入歳出をそれぞれ款別で掲載してございます。
一般会計の予算額は、先ほど申し上げましたとおり、7,590,000千円で前年度比1,110,000千円、17.1%の増でございます。清水消防庁舎建設工事費、清和団地建物購入費、農山漁村活性化プロジェクト支援交付金の予算計上額が、前年度比増の主な要因でございます。
説明資料の2頁に、主な増額要因と減額要因、また、歳入歳出のそれぞれの款別概要を記載してございますので、後ほどお目通しいただきたいと存じます。
予算に関する資料の3頁以降につきましては、一般会計の歳出特定財源内訳と一般財源内訳を掲載しております。3頁・4頁には、平成26年度の一般会計予算(案)の総括表、5頁には一般会計予算(案)の款別節別集計表、6頁から12頁までは一般会計及び特別会計の主な事業として事業名、事業費、事業内容等を掲載しております。13頁には一般会計繰出金等の内容、14頁には債務残高・基金残高の状況、15頁には地方債・債務負担行為年度別償還予定表、16頁からは主要事業施策シートとなってございます。新規事業さらには大型の継続事業につきまして添付いたしましたので、参考にしていただきたいと存じます。
以上、簡単でございますが、平成26年度の予算の概要につきましてご説明申し上げました。関連条例8件とともによろしくご審議のほどをお願い申し上げます。
○議長(加来良明) おはかりします。
ただいま、議題となっています16件の議案につきましては、議長を除く11人の委員で構成する、平成26年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託し、審査することにしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
よって、一括議題となっています16件の議案につきましては、議長を除く11人の委員で構成する、平成26年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託し、審査することに決定しました。
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○議長(加来良明) 日程第8、議案第18号、清水町課設置条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。総務課長。
○総務課長(小笠原清隆) 議案18号、清水町課設置条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。
清水町課設置条例につきましては、例規集第1巻、1,503頁に掲載してございます。
今回の改正につきましては、効率的で効果的な事務執行体制を推進するため、関係課の事務分掌の見直しを行うものでございます。
お手元にお配りいたしております、議案説明資料の1頁、新旧対照表をご覧願います。
改正の内容の1点目は、総務課で所管しています統計に関する事務を企画課の分掌とし、統計資料を活用しましたまちづくりの推進を行うとともに、平成27年度に控えております国勢調査に対応するものでございます。
2点目は、都市施設課で掌握してございます、土地利用に関することを企画課の分掌とし、政策立案と土地利用を一体的に行うものでございます。
次の頁をお開き願います。
3点目は、子育て支援課の分掌である母子保健に関することを、保健福祉課で所掌している健康推進に関することに包括させ、きめ細かな健康推進を行うものでございます。
この分掌事務の異動によりまして、各号の削除・繰り上げ・繰り下げを行い、条文の整理を行わさせていただきました。
附則といたしまして、この条例は平成26年4月1日から施行いたします。
以上、議案第18号の提案理由とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(加来良明) これより質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
○議長(加来良明) これより討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、議案第18号、清水町課設置条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。
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○議長(加来良明) 日程第9、議案第9号、平成25年度清水町一般会計補正予算(第12号)の設定について、議案第10号、平成25年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第11号、平成25年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)の設定について、議案第12号、平成25年度清水町介護保険特別会計補正予算(第3号)の設定について、議案第13号、平成25年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第14号、平成25年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第3号)の設定について、議案第15号、平成25年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)の設定について、議案第16号、平成25年度清水町上水道事業会計補正予算(第4号)の設定について、以上、8件を一括議題とします。
本案について提案理由の一括説明を求めます。副町長。
○副町長(金田正樹) 補正予算、一括して説明をさせていただきます。
議案第9号、平成25年度清水町一般会計補正予算(第12号)の設定につきまして、ご説明を申し上げます。
総額に155,740千円を追加し、それぞれの総額を7,993,903千円とするものでございます。歳入よりご説明を申し上げます。
11頁をお開き願います。
1款2項1目、固定資産税につきましては、償却資産の減少等により現年度課税分30,000千円の減額でございます。
12款1項1目、民生費負担金につきましては、歳入見込みによります保育所入所児童保護者負担金3,452千円、へき地保育所入所児童保護者負担金344千円の追加でございます。
3目、農林業費負担金につきましては、国の補正予算にともない実施しました農業基盤整備事業に係る受益者負担金15,293千円の追加でございます。
13款1項3目、農林業使用料、及び、5目、教育使用料と12頁にまいりまして、2項4目の農林業手数料につきましては、それぞれ歳入見込みによる補正でございます。
12頁の下段のほうになります。
14款2項1目、民生費国庫負担金につきましては、子育て支援交付金が国庫支出金から道支出金の扱いに変更となりましたことから5,980千円を減額するものでございます。
同じく、2目、衛生費国庫負担金につきましては、がん検診推進事業の確定によります、疾病予防対策事業費補助金436千円の減額でございます。
3目、土木費国庫補助金につきましては、1節、土木総務費補助金の1番、社会資本整備総合交付金につきましては、住宅耐震診断および改修費に係る補助金でございます。補助対象がなかったことにより162千円の減額でございます。
2節、住宅管理補助金の1番、社会資本整備総合交付金につきましては、町営住宅建替事業に係る補助金でございます。補助対象事業費の確定により2,522千円を減額するものでございます。
3節、道路新設改良費補助金の1番、社会資本整備総合交付金につきましては、国の補正予算にともない交付決定を受けました橋梁長寿命化修繕事業に係る補助金21,840千円追加でございます。
5目、総務費国庫補助金につきましては、平成24年度の国の補正予算にともない実施する国庫補助事業の地方負担額に応じて交付されます地域の元気臨時交付金につきまして、地方負担額に対する交付率の引き上げによる上振れ分の補正でございます。今回の補正予算は、国からの交付決定額277,457千円から平成24年度に繰越明許費を設定いたしました清水小学校の大規模改修事業と農業用水施設管理機器更新事業の財源といたします247,140千円を差し引いた30,317千円を追加するものでございます。この30,317千円の充当事業につきましては、歳出で説明を申し上げます。
6目、農林業費国庫補助金につきましては、国の補正予算にともない十勝清水町農協が実施いたしますニンニク加工施設等整備費に対します農山漁村活性化プロジェクト支援交付金の交付内示を受けまして、84,865千円を追加するものでございます。
13頁にまいります。
14款3項1目、総務費国庫委託金につきましては、選挙執行経費の確定によります参議院議員選挙事務委託金2,022千円の減額でございます。
15款1項2目、衛生費道負担金につきましては、事業費確定にともない後期高齢者医療保険基盤安定負担金219千円を減額するものでございます。
2項2目、民生費道補助金につきましては、5節2番の子育て支援対策事業費補助金、これは広域的保育所利用事業につきましては、保育所通所タクシー事業に対します補助金の確定にともなう1,920千円の追加でございます。同じく5節3番の一時預かり事業265千円、5番のへき地保育所事業2,000千円、8節1番、地域子育て創生事業4,380千円、5番、乳児家庭全戸訪問事業144千円、6番、養育支援事業80千円につきましては、国庫支出金から道支出金の扱いに変更になりました、子育て支援交付金に対応するものでございます。合わせて6,869千円の追加でございます。8節2番の児童虐待防止対策緊急強化事業につきましては、新たに交付決定を受けまして425千円を追加するものでございます。
5目、農林業費道補助金、1節1番、農業委員会交付金から14頁にまいりまして、2節、農業総務費補助金、3節、農業振興費補助金につきましては、それぞれ事業費確定によります補助金の減額でございます。
8節1番の農業基盤整備補助金につきましては、国の補正予算にともない暗渠排水42ヘクタールを行います農業基盤整備促進事業の補助金の交付内示により63,000千円を追加するものでございます。
7目1節1番、住宅耐震改修費補助金につきましては、補助対象がなかったことによりまして300千円の減額でございます。
16款1項2目、利子及び配当金につきましては、森林組合出資配当金の確定により442千円を追加するものでございます。
17款1項2目、特定寄附金につきましては、いきいきふるさとづくり寄附1件を賜りまして20千円を追加するものでございます。
15頁にまいります。
18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算におきます調整額3,027千円の追加でございます
20款3項6目、清水赤十字病院運営資金貸付金収入につきましては、清水赤十字病院におきましては、医師不足等により、現在、経営が大変厳しい状況にありますことから、本年度末となっております運営資金貸付金の償還期限を1年間延長するものでございまして50,000千円を減額するものでございます。
4項4目、雑入につきましては、それぞれの額の確定によります補正でございます。
16頁にまいります。
20款5項2目、保育所受託事業収入につきましては、本年度、町外からの保育所広域入所が4名ございましたことから、受託事業収入2,500千円を追加するものでございます。
21款1款1目、農林業債、及び、2目、商工債につきましては、事業費確定にともないまして、それぞれ町債の額を減額するものでございます。
3目、土木債につきましては、国の補正予算ともない実施いたします橋梁長寿命化修繕事業に係ります財源として11,700千円を追加するものでございます。
4目、消防債につきましては、消防救急無線デジタル化事業の実施設計費分の確定にともなう1,000千円の減額でございます。
5目、教育債につきましては、スクールバス購入事業の事業費及び起債対象額の確定にともないまして8,600千円を減額するものでございます。
大変失礼いたしました。歳入の一番最初で、固定資産税の関係で、「30,000千円」と説明をいたしました。「3,000千円」に訂正したいと思います。
次に歳出に移らせていただきます。
最初に人経費の補正につきまして、給与費明細書によりご説明いたしますので、恐れ入りますが36頁をお開き願います。
給与費明細書、1特別職でございます。一番下の比較欄をご覧ください。議員の区分で報酬1,098千円、期末手当が558千円減となってございます。議員1名分の減額でございます。
次に、その他の特別職の区分でございますが、報酬368千円、共済費40千円の減額でございます。参議院議員選挙に係る選挙管理委員会委員及び投票管理者等の報酬で178千円、英語指導助手で報酬190千円、共済費40千円の減額でございます。それぞれ不用額の減額でございます。
下の頁、37頁にまいります。
2一般職でございます。これも比較欄をご覧願います。職員手当120千円の減額、共済費6,800千円の減となってございます。職員手当につきましては、参議院議員選挙に係る職員時間外手当及び通勤手当の減額と住宅手当及び扶養家族の増による扶養手当等の増額によるものでございます。共済費につきましては、長期給付追加費用負担金の確定による減額でございます。
恐れ入りますが、17頁にお戻り願います。歳出でございます。
ただいま、人件費に係ります補正内容をご説明いたしましたので、各目に計上いたします人件費につきましては、説明を省略させていただきます。あらかじめご了承願います。
17頁、下段になります。
2款1項1目、一般管理費につきましては、職員研修事業の事業費確定による不用額298千円の減額でございます。
6目、企画費につきましては、いきいきふるさとづくり寄附の受領によります基金積立金20千円の追加でございます。
18頁にまいります。
2款1項11目、電子計算費、その下から19頁の上段にかかります、4項2目、参議院議員選挙費につきましては、それぞれ事業費確定による不用額の減額でございます。
19頁下段から20頁の上段にかかります、3款1項4目、老人福祉費につきましては、介護保険特別会計の補正にともないます繰出金36,610千円の追加でございます。
20頁の下段になります。
2項1目、児童福祉総務費、18節10番、子育て支援事業用備品につきましては、子育て支援対策事業費補助金(児童虐待防止対策緊急強化事業)の交付決定を受けまして整備いたします、子育て支援の各種行事・事業で使用いたします、備品購入費425千円の追加でございます。
21頁にまいります。
中段の2目、保育所運営費、22頁の上段にかかります、へき地保育所運営費につきましては、特定財源の補正でございます。
22頁の中段、5目、きずな園運営費、その下の、6目、学童クラブ運営費につきましては、不用額の減額となっております。
23頁にまいります。
4款1項1目、保健衛生総務費につきましては、28節10番、国民健康保険特別会計繰出金及び、28節の12番、後期高齢者医療保険特別会計繰出金につきまして、それぞれ特別会計の補正にともないます繰出金の補正でございます。同じく28節13番、後期高齢者医療保険基盤安定繰出金につきましては、事業費確定にともなう291千円の減額でございます。
23頁の下段から24頁、2目、保健予防費につきましては、それぞれ不用額の減額でございます。
24頁の一番下から25頁上段にかかります、4目、水道施設費につきましては、簡易水道事業特別会計の補正にともないます繰出金933千円の減額でございます。
25頁の中段になります。
4款2項1目、清掃費につきましては、十勝環境複合事務組合負担金の確定による1,260千円の減額でございます。
6款1項1目、農業委員会費につきましては、特定財源の補正でございます。
26頁にまいります。
6款1項2目、農業総務費につきましては、農業経営基盤強化資金利子補給対象の減によります2,751千円の減額でございます。
3目、農業振興費につきましては、19節34番、農山漁村活性化プロジェクト支援交付金84,865千円につきましては、歳入でご説明を申し上げました、国の補正予算にともない十勝清水町農協が実施いたしますニンニク加工施設等整備費への補助金の追加でございまして、その他につきましては、事業費確定による不用額の減額でございます。
27頁にまいります。
6款1項4目、畜産業費、5目、牧場費につきましてはそれぞれ不用額の減額でございます。
6目、土地改良事業費につきましては、歳入でご説明いたしました国の補正予算にともなう、農業基盤整備促進事業費の事業費追加でございます。暗渠排水42ヘクタールの施工に要します調査設計委託料4,945千円と工事請負費73,348千円、合わせまして78,293千円の追加でございます。
28頁にまいります。
6款1項7目、御影農業用水管理費につきましては、特定財源の補正でございます。
8目、集落排水事業費につきましては、集落排水事業特別会計の補正にともないます繰出金551千円の減額でございます。
7款1項1目、商工振興費から29頁の下段、8款2項1目、道路維持費までは、それぞれ事業費確定による不用額の減額でございます。
30頁にまいります。
8款2項3目、道路新設改良費につきましては、国の補正予算にともなう橋梁長寿命化修繕事業の事業費追加でございます。新錦橋及び羽帯橋にかかります橋梁修繕詳細設計委託料12,800千円と錦橋にかかります橋梁修繕工事費22,000千円を合わせまして34,800千円の追加でございます。
また、特定財源の欄に地域の元気臨時交付金1,600千円を計上しております。歳入でご説明いたしました地域の元気臨時交付金の上振れ分につきまして、当初予算より計上しております錦橋の修繕詳細設計委託料(事業費2,415千円)の財源として充当するものでございます。
8款4項3目、公共下水道費につきましては、公共下水道事業特別会計の補正にともないます繰出金950千円の減額でございます。
31頁にまいります。
8款5項1目、住宅管理費につきましては、特定財源の補正でございます。
2目、住宅建設費につきましては、事業費確定による不用額の減額でございます。
9款1項1目、消防負担金につきましては、西十勝消防組合予算の補正にともないます負担金7,027千円の減額でございます。
また、特定財源の欄に地域の元気臨時交付金23,235千円を計上しております。清水消防庁舎建設にかかります実施設計委託料の財源として充当するものでございます。
32頁にまいります。
10款1項2目、教育振興費につきましては、事業費確定による不用額の減額でございます。
33頁にまいります。
10款3項1目、中学校管理費につきましては、特定財源の補正でございます。地域の元気臨時交付金5,512千円を計上しておりますが、 御影中学校玄関防寒対策等工事の財源として充当するものでございます。
2目、スクールバス管理費につきましては、事業費確定による不用額の減額でございます。
10款4項1目、幼稚園管理費につきましては、特定財源の補正でございます。
34頁にお進み願います。
10款5項3目、文化会館費から35頁の13款1項1目、行政費までにつきましては、事業費確定による不用額の減額でございます。
続きまして、地方債の補正につきましてご説明いたします。
恐れ入りますが、5頁までお戻り願います。
第2表、地方債補正でございます。
上段の追加として計上しております一般公共事業につきましては、歳入でご説明いたしました国の補正予算にともなう橋梁長寿命化修繕事業にかかる町債でございまして、限度額を11,700千円とするものでございます。今回の国の補正予算にともなう起債につきましては、補正予算債といたしまして、元利償還金の50%が後年度の普通交付税で公債費参入されるものとなってございます。
下段の変更でございますが、過疎対策事業につきましては、限度額を636,100千円から615,400千円に20,700千円引き下げするものでございます。歳入の町債で減額補正を計上しております農村浄化槽設置推進事業、企業立地促進事業、スクールバス更新事業の合計20,000千円の減額と消防救急無線デジタル化事業のうち過疎対策事業債を予定しておりました700千円を緊急防災・減災事業債に振り替えることによる減額を合わせました20,700千円の限度額引き下げでございます。
次に緊急防災・減災事業でございますが、限度額を160,600千円から160,300千円に300千円を引き下げるものでございます。消防救急無線デジタル化事業のうち過疎対策事業債からの振り替えにより700千円の増額と実施設計費分の事業費確定による1,000千円の減額によりまして300千円の限度額引き下げでございます。
次に6頁にまいります。
第3表、債務負担行為補正でございます。
清水町アイスアリーナ及び清水町御影パークゴルフ場運営管理につきましては、指定管理者に委託しているところであります。平成23年度予算におきまして、平成24年度から平成28年度までの5カ年間で限度額145,011千円の債務負担行為をすでに設定してございますが、平成26年4月1日からの消費税率3%の引き上げ並びに電気料金の引き上げにともない指定管理者委託料の増額が必要となりますことから、平成26年度から平成28年度の3カ年で限度額4,605千円の債務負担行為の追加をするものでございます。
7頁にまいります。
第4表、繰越明許費補正でございます。
国の補正予算にともない今回の補正で歳出予算を追加いたします事業につきましては、事業完了が翌年度となりますことから、繰越明許費を追加、変更するものでございます。
農業基盤整備促進事業で78,293千円、橋梁長寿命化修繕事業で34,800千円の追加でございます。
また、農山漁村活性化プロジェクト支援事業につきましては1月30日の臨時会で、補正予算第10号で繰越明許費100,230千円を設定しておりますことから、今回の歳出予算追加分84,865千円を加えました185,095千円に変更するものでございます。
一般会計補正予算(第12号)の説明とさせていただきます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) ここで休憩いたします。 (午前11時55分)
○議長(加来良明) 休憩前に引続き会議を開きます。(午後1時00分)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) 議案第15号からの提案理由の説明を求めます。副町長。
○副町長(金田正樹) 特別会計企業会計の補正予算の説明をさせていただきます。
議案第10号、平成25年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の設定についてご説明を申し上げます。
総額に17,451千円を追加し、それぞれの総額を1,422,726千円とするものでございます。
歳入よりご説明を申し上げます。
5頁をお開き願います。
2款1項2目及び一番下の5款1項1目、高額医療費共同事業負担金、並びに2款2項4目、高齢者医療制度円滑運営事業補助金につきましては、交付額の決定見込みによる増額補正でございます。
3款1項1目、療養給付費等交付金につきましては、退職被保険者の医療費の伸びにともなう交付額の4,600千円の増額でございます。
次に6頁、8款1項1目、一般会計繰入金につきましては、職員給与費と繰入金の増額でございます。内容としましては、高額医療制度円滑運営事業補助金の交付見込みにより92千円を減額しまして、国の70歳から75歳未満の医療機関窓口負担割合の特例措置見直しにともなうシステム改修委託の財源として347千円の増額、差し引きで255千円を増額するものでございます。
8款2項1目、国民健康保険基金繰入金につきましては、歳出の共同事業拠出金の確定見込み及び償還金補正によります14,124千円を増額するものでございます。
次に歳出にまいります。7頁をご覧願います。
1款1項1目、一般管理費につきましては、70歳から75歳未満の医療機関窓口負担割合特例措置見直しにともなうシステム改修委託料の財源といたしまして347千円を増額補正するものでございます。
2款1項1目、一般被保険者療養給付費につきましては財源内訳のみの補正となっております。
同じく一番下の2目の退職被保険者療養給付費につきましては、退職被保険者の医療費の伸びにより4,000千円を増額するものでございます。
続きまして8頁の中段になります。
2款2項2目、退職被保険者等高額療養費につきましては、退職被保険者の入院等にともなう医療費の伸びにより600千円を増額するものでございます。
7款1項1目、高額医療費共同事業医療費拠出金、同じく3目の保険財政共同安定化事業拠出金につきましては、拠出金額確定見込みによりそれぞれ減額をするものでございます。
10款1項3目、償還金につきましては、平成24年度療養給付費負担金及び過年度分の国庫負担金精算により21,025千円を増額するものでございます。
以上、国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第11号、平成25年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)の設定についてご説明申し上げます。
総額から1,881千円を減額し、それぞれの総額を150,034千円とするものでございます。
歳入よりご説明申し上げます。
5頁をお開き願います。
1款、保険料につきましては、2月までの付加状況等を基に、特別徴収保険料を7,160千円減額し、普通徴収保険料を6,473千円増額するものでございます。
2款1項1目、一般会計繰入金につきましては、1節、事業費繰入金は広域連合への負担金の減額と特例交付金の減額決定分により817千円を減額するものでございます。
2節、保険基盤安定繰入金につきましては、広域連合負担金の確定により291千円を減額するものです。
4款、雑入につきましては、円滑運営臨時特例交付金の確定により86千円を減額するものでございます。
歳出にまいります。
6頁にお進み願います。
1款1項1目、一般管理費につきましては、歳入でご説明いたしました臨時特例交付金の確定により、繰入金の増減にともなう財源内訳の補正となります。
2款、広域連合納付金につきましては、保険料分について保険料の見直し額の変更にともない687千円、基盤安定分について負担金の確定により291千円、共通経費分として903千円、合わせまして1,881千円を減額するものでございます。
以上、後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第12号、平成25年度清水町介護保険特別会計補正予算(第3号)の設定についてご説明申し上げます。
総額から65,144千円を減額し、それぞれの総額を1,053,010千円とするものでございます。
歳入よりご説明を申し上げます。
5頁をお開き願います。
1款1項1目、第1号被保険者保険料につきましては、2月までの付加状況等を基に現年特別徴収は2,010千円の増額、普通徴収は648千円の減額、滞納繰越分を716千円増額するものでございます。
2款、国庫支出金から、6頁になります、3款、支払基金交付金、4款、道支出金につきましては、現在までの交付決定額並びに内示額の通知に基づいて補正を行うものでございます。国庫支出金では現年度分介護給付費負担金を41,420千円減額、調整交付金では5,583千円を減額、支払基金交付金では現年度分の介護保険費給付負担金を23,376千円減額、道支出金では、現年度分介護給付費負担金を43,930千円減額するものでございます。
また、消費税増税にともないます、支給限度額基準の見直しに対応するためのシステム改修にかかる経費に対して、介護保険事業補助金として210千円、現年度分地域支援事業交付金として198千円を増額するものでございます。
6頁の一番下になります。6款、繰入金のうち一般会計繰入金につきましては、1節、介護給付分といたしまして37,464千円を増額、2節、事務費分としまして854千円を減額するものでございます。
2項、準備基金繰入金につきましては、今回の補正予算財源として10,069千円を増額するものでございます。
歳出にまいります。
8頁をお開き願います。
1款1項1目、一般管理費につきましては、消費税増税にともなう支給限度額基準の見直しに対応するためのシステム改修費、これにかかる経費420千円を増額でございます。
同じく3項1目、介護認定審査会費につきましては、平成24年度の精算にともない1,064千円を減額するものです。
2款、保健給付費につきましては、2月までの支払い実績と今後の見込みを基に補正を行うものでございます。
1目、居宅介護サービス給付費は8,000千円の減額、次の頁、10頁になります。3目、施設介護サービス給付費は48,800千円を減額、4目、居宅介護福祉用具購入費は1,100千円を減額、5目、居宅介護住宅改修費は1,100千円の減額、次の頁になります。12頁になります6目、居宅介護サービス計画給付費は1,000千円を減額、13頁になります2項1目、高額介護サービス費は1,700千円を減額、15頁の一番下になります、4項1目、特定入所者介護サービス費につきましては2,800千円を減額するものでございます。なお、1項2目、地域密着型介護サービス給付費、7目、支払審査手数料、3項、高額医療合算介護サービス費につきましては、財源内訳のみの補正となります。
また、16頁の4款、地域支援事業費につきましては、交付額の変更から財源内訳のみの補正となります。
以上、介護保険特別会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第13号、平成25年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)の設定について、ご説明申し上げます。
総額から1,480千円を減額し、それぞれの総額を349,816千円とするものでございます。
歳入よりご説明いたします。
5頁をお開き願います。
2款1項1目、下水道使用料につきましては、節水による有収水量の減少により600千円を減額するものでございます。
同じく2項1目、下水道手数料につきましては、排水設備完了検査手数料の決算見込みによりまして70千円を追加するものでございます。
3款1項1目、一般会計繰入金につきましては、補正予算の財源を一般会計繰入金で調整するもので950千円を減額するものでございます。
歳出にまいります。
6頁をお開き願います。
1款1項1目、一般管理費の13節、委託料につきましては、資産評価台帳作成業務委託料の確定見込みにより542千円を減額するものです。
同じく2項1目、管渠管理費、11節、需用費の印刷製本費及び13節、下水道台帳整備委託料につきましては、下水道台帳の修正箇所が生じなかったことによりそれぞれの不用額を減額するものでございます。
同じく2項2目、終末処理場管理費、11節、需用費及び16節、原材料費につきましては、決算見込みによる不用額の減額でございます。
2款1項1目、元金につきましては、特定財源のみの補正でございます。
以上、公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第14号、平成25年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第3号)の設定についてご説明申し上げます。
総額から772千円を減額し、それぞれの総額を100,554千円とするものでございます。
歳入よりご説明申し上げます。
6頁をお開き願います。
2款1項1目、下水道使用料につきましては、現年度分につきまして節水による有収水量の減少により152千円を減額し、滞納繰越分につきましては決算見込みにより54千円を追加するものでございます。
同じく2項1目、下水道手数料につきましては、排水設備完了検査手数料の決算見込みにより24千円を追加するものでございます。
3款1項1目、事業費補助金につきましては、農業集落排水事業交付金の確定見込みにより47千円を減額するものでございます。
その下7頁にまいります。
4款1項1目、一般会計繰入金につきましては、補正予算財源を一般会計繰入金で調整するもので、551千円を減額するものでございます。
7款1項1目、下水道事業債につきましては、対象事業費の確定見込みにより100千円を減額するものでございます。なお、過疎対策事業債6,200千円を要望しておりましたが、国の予算案が不足し、配分されない見通しとなったため、下水道事業債に振り替えるものでございます。
続きまして8頁をお開き願います。
歳出につきましてご説明をいたします。
1款1項1目、一般管理費の13節、委託料につきましては、資産評価台帳作成業務委託料の確定見込により103千円を減額するものです。
2項1目、管渠管理費、11節、需用費の印刷製本費及び13節、下水道台帳整備委託料につきましては、台帳修正箇所が生じなかったことにより、それぞれ不用額を減額するものでございます。
同じく2目、排水処理場管理費、13節、排水処理場施設維持管理業務委託料及び16節、原材料につきましては決算見込みによる不用額の減額です。
下の頁、9頁にまいります。
2款1項1目、事業費につきましては、9節、旅費で事業協業旅費が不要になったことによる減額、13節、下水道施設機器更新等実施設計費につきましても決算見込みによる減額でございます。
3款1項1目、元金につきましては、財源内訳のみの補正でございます。
次に、地方債につきましてご説明いたします。
恐れ入ります、3頁までお戻り願います。
3頁、第2表の地方債補正につきまして、先ほどご説明いたしました農業集落基盤強化対策事業の確定見込みにともないまして、集落排水事業発行限度額を12,400千円に変更するものです。なお、方法・利率等につきましては変更ございません。
以上、集落排水事業特別会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。
続きまして、議案第15号、平成25年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)の設定についてご説明申し上げます。
総額から1,693千円を減額し、それぞれの総額を115,864千円とするものでございます。
歳入よりご説明いたします。
5頁をお開き願います。
2款1項1目、水道使用料につきましては、有収水量見込みの減少にともない、使用料を美蔓・御影両地区合わせまして873千円を減額するものでございます。
同じく2項1目、簡易水道手数料につきましては、給水設備審査手数料及び給水設備完了検査手数料の決算見込みにより36千円を追加するものでございます。合わせて36千円を追加するものでございます。
3款1項1目、一般会計繰入金につきましては、補正予算の財源を一般会計繰入金で調整するもので933千円の減額でございます。
6頁にまいります。
5款2項1目、雑入につきましては、消費税及び地方消費税還付金の確定により77千円を追加するものでございます。
下の頁、7頁、歳出につきましてご説明をいたします。
1款1項1目、美蔓簡水経営費、13節、委託料につきましては、簡易水道資産評価台帳作成業務委託料の確定見込みによりまして494千円の減額、18節、メーター購入費につきましては、新設取り換え用メーター購入戸数の確定見込により220千円を減額するものでございます。
3項1目、元金につきましては、特定財源のみの補正です。
一番下の2目、利子につきましては、長期債償還利子確定見込みにより5千円を減額するものでございます。
8頁にまいります。
2款1項1目、御影簡水経営費、11節、電気料につきましては、御影浄水場施設分の確定見込みにより700千円の減額、18節、メーター購入費につきましては、新設取り換え用メーター購入戸数の確定見込みにより279千円を減額するものでございます。
2項1目、元金につきましては、特定財源のみの補正でございます。
2目、利子につきましては、長期債償還利子確定見込みにより5千円を追加するものでございます。
以上、簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)の説明とさせていただきます。
最後となります。議案第16号、平成25年度清水町上水道事業会計補正予算(第4号)の設定についてご説明いたします。
収益的収入及び支出の補正につきまして、収入の既定額から3,090千円を減額し、水道事業収益総額を132,610千円とするものです。
2頁をお開き願います。
収益的収入の補正内訳につきましてご説明いたします。
1款1項1目1節、水道料金ですが、有収水量見込みの減少にともない、使用料を3,245千円を減額するものでございます。
2目1節、手数料につきましては、給水装置設計審査手数料及び給水装置工事完了検査手数料の決算見込みの件数の増にともないまして155千円を追加するものでございます。
以上、上水道事業会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。
以上で、議案第9号から議案第16号まで一括しての提案説明とさせていただきます。ご審議よろしくお願いいたします。
○議長(加来良明) これより一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。
6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 補正予算案の15頁で1問だけお尋ねをさせていただきます。
先ほど、清水赤十字病院の関係で5,000万円について、1年間延長するという説明がございました。12月の町長不在の定例会の折に副町長に、「町長が退院された際にはその旨を伝えてほしい」というお願いをしてございました。
日赤病院は、12月定例会以降同じような状況で副院長が職務代理者として院長不在のまま、現在も診療が続けられているという状況にございます。このことが、長引くほど大変なことになるのではないかという気がするわけですが、町長の退院後、病院側と話し合いをされているのではないかと予想されるわけであります。新年度に向けて1億円くらい補助してほしいという話が出ているのではないかと、私なりに考えていたんですが、現状、新院長を迎え入れる体制になっているのかどうか、今後どういう方向で町は支援だとか、そういうことを考えておられるのか、このへんを町長にお尋ねさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(加来良明) 町長。
○町長(高薄 渡) 私の不在中に質問があって、お答えできなくて申し訳なく思っているしだいでございます。
公務に復帰してから、新たに問題点をお話してくるという機会はありませんでした。現状の話だけはしていまして、特に資金の問題で詳しく要望ということはなくて、こちらのほうで事務的に進めてきていますから、それによって了解を病院側がしましたというような感じの挨拶程度でございましたので、その旨をうけております。その後、副院長がフィリピンのほうだと思いますけれども、赤十字事業の奉仕団の国際メンバーに入っておりますので、そちらのほうに1カ月ほど行っていて、いなくて、帰省報告ということで向こうのお話を聞いただけでございまして、今後のことについては一切触れていませんので、これは新たに管理者が決まればいろいろな面でご相談されると思います。我々としては唯一の総合医療機関として押さえておりますので、救急指定病院でもありますので、それなりの支援策は考えていかなければならないと考えております。
これはそこだけではなくて、全町的に考えていかなければならないものですから、これからの住民の皆さんの高齢化していくなかで、ますます医療機関は大切なことになってまいりますので、それが予防等で確立されれば、施設入所に入らないですむようなこともあり得るわけですから、そのへんのことをしていく必要があると押えております。
○議長(加来良明) 6番、原紀夫議員。
○6番(原 紀夫) 職務代理者が外国のほうに行っておられて、その後帰られてから帰省報告ということでありますが、これらのなかで現状、日赤病院として新しい院長を迎えるという体制ができつつあるとか、困っているだとか、そういう話はまったくされていないと理解してもよろしいのでしょうか。
○議長(加来良明) 町長。
○町長(高薄 渡) 病院のほうで私のほうからお尋ねしましたら、今現在、日赤北海道支部との調整をしていると伺っているだけです。
○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
○議長(加来良明) これより一括して討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、議案第9号、平成25年度清水町一般会計補正予算(第12号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) これより、議案第10号、平成25年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) これより議案第11号、平成25年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) これより、議案第12号、平成25年度清水町介護保険特別会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) これより、議案第13号、平成25年度清水町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) これより、議案第14号、平成25年度清水町集落排水事業特別会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) これより、議案第15号、平成25年度清水町簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) これより、議案第16号、平成25年度清水町上水道事業会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。
この採決は起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) 日程第10、議案第36号、北海道市町村職員退職手当組合規約の変更についてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。総務課長。
○総務課長(小笠原清隆) 議案第36号、北海道市町村職員退職手当組合規約の変更につきまして、提案理由を説明させていただきます。
北海道市町村職員退職手当組合は、市町村職員に対する退職手当支給に関する事務を共同処理することを目的に昭和32年に設立された一部事務組合でございます。
この組合を組織する市町村や一部事務組合が、規約の別表に規定されており、平成26年3月31日をもって「上川中部消防組合」及び「伊達・壮瞥学校給食組合」が解散脱退することにともない、規約を別表から削除するものでございます。
規約を変更するにあたりましては、地方自治法第286条第1項の規定によりまして、組合組織団体の協議が必要なことから今回提案をするものでございます。附則といたしまして変更後の組合規約は、地方自治法に基づいて総務大臣の許可を得た日から施行するものでございます。
以上、議案第36号の提案説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(加来良明) これより質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
○議長(加来良明) これより討論を行います。
討論はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、議案第36号、北海道市町村職員退職手当組合規約の変更についてを採決します。
この採決は起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) 日程第11、請願第12号、TPP交渉等国際貿易交渉に係る請願について、請願第13号、国益なきTPP合意に断固反対し国会決議の遵守を求める請願について、以上2件を一括議題とします。
請願文書を朗読させます。事務局長。
(請願文書 事務局長 朗読)
○議長(加来良明) 請願第12号について、紹介議員の説明を求めます。
10番、安田薫議員。
○10番(安田 薫) TPP交渉等国際貿易交渉に係る請願ということで、十勝清水農業協同組合より出されまして、私が説明をさせていただきます。
TPP交渉については、大筋合意には至りませんでしたけれども、これから4月のオバマ大統領の来日に向けて討議されております。
TPPは農業だけの問題ではなく、国民一人ひとりの暮らしや地域社会の将来にきわめて大きな根底を残す問題であります。国民的議論のないまま交渉を進めることは決してできないということで、2つの内容について請願されております。よろしくご審議お願いいたします。
○議長(加来良明) これから質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
○議長(加来良明) 請願第13号について、紹介議員の説明を求めます。
9番、奥秋康子議員。
○9番(奥秋康子) ただいま議題になっております請願第13号について、私が紹介議員になっておりますので、簡単に請願の内容をご紹介いたしまして、各議員のご賛同をいただき、本請願が採択されますようにお願いいたします。
請願内容は、皆様のお手元に配付してございます。このとおりでございます。すでにご承知のように、TPP交渉は本年2月のTPP閣僚会合において、実質合意は見送られたところでございますが、4月に予定されている日米首脳会談おいて、日本側が新たな譲歩を行うことが強く懸念されております。
十勝においては、関税撤廃や関税引き下げが行われた場合、農業に取り組むことは非常に困難となります。農業の共存を基本理念として、例外措置として重要品目の関税を維持するという基本方針をしっかり堅持していただきたいという念願をしている地元住民の思いを、ご理解いただきまして請願の紹介に代えさせていただきます。
以上、よろしくお願いいたします。
○議長(加来良明) これから質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
○議長(加来良明) おはかりします。
ただいま議題となっております請願第12号、TPP交渉等国際貿易交渉に係る請願について、及び、請願第13号、国益なきTPP合意に断固反対し国会決議の遵守を求める請願については、産業厚生常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
よって、請願第12号、及び、請願第13号は産業厚生常任委員会に審査を付託することに決定しました。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) 日程第12、所管事務調査についてを議題とします。
委員会報告書を朗読させます。事務局。
(事務局 所管事務調査報告書 朗読)
○議長(加来良明) 本件に関して、委員長の報告を求めます。
はじめに、総務文教常任委員会委員長、原紀夫議員。
○委員長(原 紀夫) 所管事務調査について報告いたします。
ただいま事務局から朗読したとおりでございますが、4校を回った感想として、このなかにもふれておりますが、小学校では子どもが自ら改修の手伝いをして父兄の力を借りないで移動することができたという話は、大変素晴らしいことだという印象を受けたところであります。加えて、このなかでも報告されておりますように、学力テストの関係につきましても、小学校については全国のなかでもトップにある秋田県にも劣らない成績を残していると言われておりました。それぞれの学校がそれぞれのなかで、教育の四季を中心に据えて、しっかりと教育をされているという感じを受けたところであります。
最後の総括のほうでもふれておりますが、教員が地元に住まずに通勤をしているという実態が多くみられているということは非常に残念なことでありますが、今後の異動等について積極的に地元に住んでいただけるような方向で努力をしてほしいということを申し上げて報告といたします。
○議長(加来良明) これから質疑を行います。
質疑はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
○議長(加来良明) 次に、産業厚生常任委員会委員長、中島里司議員。
○委員長(中島里司) 産業厚生常任委員会の所管事務調査の結果につきまして、ただいま事務局で朗読していただいたとおりでございますが、特にGISシステムにつきましては報告書にもあるとおり、そのきっかけが平成27年度から会計制度が変わるということで、それを機会にいろいろ検討しているなかで、そのシステムの採用、これらについても採用後の費用があまりかからない、そういうものを選定されたということでございます。今後、いろいろなデータの追加・修正についても担当職員で対応できるということで、非常に良いかたちで今後後世に残されていくだろうというふうに期待できると感じています。
2点目の延長保育と預かり保育についてですが、今朗読していただいたとおりなのですが、行政としていろいろな手当をしているなかで、今回、こういうまとめが書いてございますが、一番大事なのは親と子の関わり、ともに過ごす時間、そういうものが今後より大切になってくるだろうというような委員からの感触もありまして、それらについては保育士あるいは幼稚園の先生方が保護者と接するなかで、保護者のほうにもそういう大切さを理解していただくというようなこともお話がありました。
そういうことで、所管事務調査の報告と代えさせていただきます。
○議長(加来良明) これから質疑を行います。
質疑はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
○議長(加来良明) 各常任委員会の報告は報告書のとおり報告済みとします。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) 以上で本日の日程は全部終了しました。
おはかりします。
議事の都合により、3月12日は休会したいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
よって、3月12日は休会することに決定しました。
3月13日は午前10時に会議を開きます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○議長(加来良明) 本日はこれで散会します。
(午後2時6分)