平成26年第3回定例会(3月13日_日程3_一般質問3)
○議長(加来良明) 次の発言を許します。8番、中島里司議員。
○8番(中島里司) 通告に従いまして、大項目として2点通告しております。順次質問させていただきたいと思います。
清水高校の振興につきましては、かねがね心配、気にしながらいたわけですが、今回この項目をあえて質問させていただいて、教育委員会の考えかたを、今、総合学科になって16年も経過しているわけでございますので、それらについて考えかたをしっかりお聞きしておきたいということで通告させていただきました。
その要因といたしまして、昨年の12月19日に清水高校の16年を総括し、今後をかたる集い、私も総合学科転換にかかわった人間として、子ども達、先生方の体験を聞いて、本当に頑張っているということを感じ、心強く思っております。しかし、このときの教育長の挨拶に非常にひっかかりをもっております。あの場で教育長が間口減の可能性、少子化が続くということでお話をされました。総合学校にしたときの経過というのは、間口減対策でやったわけではないということを私はその当時の担当者としてはっきりと断言させていただきたいです。
間口減対策というのは、清水高校だけではないんです。全道一連にその当時からありました。それで、私はあえて清水高校に魅力づくりをするんだという考えかたをしなければ、間口では道教委は受け付けないです。清水高校だけではないですから、発表になってから対策を組んでも間に合わないんです。ですから、今回、そのときの言葉と、今回のそれぞれの町長、教育委員長の執行方針のなかで、町長のほうで8頁に総合学科先進校として特色のある教育活動を展開しておりますと、清水高等学校との連携を強化してまいります。町長はこういうふうに心配しています。教育行政には一切高校のことは入っていません。12月にそういう挨拶をして、ここに何ら触れてこないという、その考えかたというのが非常に疑問を感じるし、先行きに不安を感じました。
そこで、私はいろいろな思いがありますが、特に売店がないというのは、物を売るという意味ではないんです。私がここに書いたのは「食」、子ども達の昼の食事、昨日あるところで聞いたら、食べられない、そしてよそから取り寄せても校舎内には持ち込めない、出前をとってもそういう子は出前をとって外で食べるんだそうです。最近はわかりませんが、そういうことが過去にあったというお話です。先ほどから、今日は教育委員長は大変だと思います。委員長なんてこれだけ教育関係にまとめて質問ということはなかったと思いますが、お疲れだと思いますけれども、そういうなかにあって、言葉のなかにすべて「食」という問題が答弁のなかに出てきています。もちろん教育の四季のなかにも重点的に入っています。小・中学校の重点は当然ですが、高校はどうでもいいということにはならない、そのへんについて、売店というか「食」という問題で、そういう子ども達にどう対応できるのか、しなければならないのかということを教育委員会で内部議論をしたことがあるのか、まず1点目です。
それと、いろいろな魅力がありますが、もう一つは、高校の出口論として大学との連携を深め、より高度な教育を受ける道筋、大学の先生に来てもらったりすることによって、そういうものに対して、地元行政として高校に対して応援をする、これらについて2点あげましたけれども、答弁をいただいた結果、別な質問が出るかもわかりませんが、このへんについては差し当たり、そんなに大きなお金をかけなくても実行できるのではないかと思われます。これらを含めてお答えいただきたいと思います。
2番目の役場の組織についてなんですが、現組織を批判するという気はございません。悪いという気もありません。ただ、現体制の参事制についてもう少しうまく体制を動かすべきだろうと、組織を動かすべきではないかということは、当初、大課制ということで、ちょっとしたきっかけを掴んで課をくっつけたんですね。それが良いか悪いかは別としまして、大課制ですから多少無理をしなかったら統合はできなかったわけですから、その流れはその当時はある程度理解したつもりです。ところが、今の事務の執行の流れが、私は、何回かすごくスローだなと、遅いという感じがしたところでございます。これはどこどこという気はありません。心当たりのある課とか、そのへんについてはこれから検証して十分内容をしっかりしたものにしていただきたいということで質問です。
待遇関係は課長という職名と、参事という職名はまったく変化がないと思います。ところが責任という部分、責任という言葉は何かあったら責任を取るとか、取らないとかと言いますけれども、私はその責任ではなくて、リーダーとしての役割を同格の者を2人いたら、これはいろいろ詰めていったら、それは参事の仕事でこれは課長の仕事、そのうちに私は話を聞いていないとかという話になります。そのへんの役割というのを、しっかり、副町長なり町長が役割を意思統一、そのへんを改めてきっちり話し合いをして、その役割というのを果たさせるべきではないかという考えかたで、このように書かせていただいております。
言葉としてはきつい、責任の曖昧さなんていう失礼なことも書いてありますが、これを感じる町民がいるということを忘れないでいただきたいと思いますし、そのへんをどうしたらクリアできるのかということを願いながら、最後に大がかりとは申しません。部分的に課として分立する必要があるのではないか、これらを含めて検証、検討する考えかたがあるかどうか、あるとしたらどういうふうに考えていくのか、そのへんについてお伺いをして、1回目の質問を終わらせていただきます。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。教育委員長。
○教育委員長(三澤吏佐子) それでは、ただいまの質問にお答えさせていただきます。
清水高校の魅力ある学校づくりに対し、教育委員会といたしましては、清水高等学校振興会を通して学校案内パンフレット、ポスターの作製に広報活動の支援、町内中学校及び管内中学校への募集の支援、生徒の資格取得検定料補助による進路支援などを行ってまいりました。学校と振興会が一緒になって取り組みをした結果、今年は就職率も進学率もほぼ100%に近い結果を残し、入学試験の出願状況も1.3倍となりました。
まず、1つ目のご質問であります売店が必要と思われるが考えを伺うにつきましてお答えを申し上げますが、高校に確認をいたしましたところ、平成16年度頃から学校内の売店がない状況だとお聞きしました。今後、魅力ある学校づくりの要素としての売店の必要性について、高校の主体性を尊重しつつ話し合ってまいりたいと思います。
次に2つ目の質問であります、大学との連携を広げることについての考えにつきましてお答えいたします。
現在、清水高校と酪農学園大学との間で高大連携を行っておりますが、連携につきましては、高校と大学が行う教育活動でありますが、今後、新たな取り組みも含めたなかで、清水高校と大学側双方にメリットがある場合には連携を広めていくことが必要であり、また、教育委員会といたしましても、資料の提供等努めてまいりたいと思っております。
○議長(加来良明) 次の答弁を求めます。町長。
○町長(高薄 渡) 役場の組織についてのご質問でございます。
最初に組織の見直しの経過についてはご存知かと思いますけれども、共通理解といたしましてご説明させていただきます。
本町の組織綱の見直しにつきましては、古くは平成8年度から始まったわけでありますけれども、平成13年、私が就任して間もなく行革にともなう将来の組織、職員数はどうあるべきかということを命題としまして、それぞれ検討させていただいたところであります。その結果、職員が減少していくなかでは、現時点での課制では対応できなくなるのではないかということから、関連する事業の統一化を図るために大課制を用いたところで
あります。その後、平成17年に行革の10カ年の計画をたてるにあたり、それぞれ、これまでやってきた大課制からさらに進めて、当時は全国的にもそういうような傾向にありましたけれども、グループ制というものを導入し試行的にしたところでありますが、その後、大きな成果が見受けられないというようなことから、現在の状況に陥ったということであります。
ご指摘の参事職につきましては、当初、参事という職を減職の予定でありましたが、その後の地方分権一括法による権限移譲等々の事務の煩雑化等も踏まえまして、参事を専門的に置きながらその部署の業務にあたるということで組織的に、減職できなかった状況にあったわけであります。
この組織機構というのは、固定したものではありませんので、常に見直しをしていくのが大切であります。社会動向、その業務の内容にも附則していかなければなりませんので、順次改正をしていくということで、今般も課のなかの事務のことについて検討してきたわけであります。
今後もそういった面から、この組織、人員についてはやらなければならないと考えています。ご指摘のとおり執行事務について責任の問題でありますけれども、どちらかというと、その傾向があるということはやむを得ないわけでありまして、課のトップとしては、課長というかたちになるわけであります。しかしながら、業務内容については参事職であっても責任は課長と同じに持たなければならないと、こういうことになるわけです。ですが、住民から見てもそのへんのところには歯がゆさがあるのではないかというのも承知しております。今年度、いわゆる平成26年度、抜本的にまた見直しをして、十分に町民へのサービス機能ができるような組織のありかたを検討してまいりたいと思っています。したがいまして、平成27年度の実行をめざして進めようとしておりますので、今しばらく時間の猶予をいただきたいとこのように考えているしだいでございます。よろしくお願いいたします。
○議長(加来良明) 8番、中島里司議員。
○8番(中島里司) ご答弁いただきましたが、若干、私予想をしていた答弁でした。それと、そういう言葉が出てくるのはまずいという感じがした答弁というのが、何点かあります。
高校の振興会とタイアップしていくのは、当然必要なことだというふうに思っております。ですが、振興会から何か教育委員会に提案なり、要望なり出てこなければ何もできないというふうにも聞こえるのですが、そのへんについてはいかがでしょうか。
○議長(加来良明) 教育長。
○教育長(伊藤 登) そういうわけではございませんけれども、常にうちの振興会に事務局員として送り込んでおります。そのなかで、いろいろな振興策について、中身で検討しているなかでは、すべてが振興会に任せているというような状況ではございません。
○議長(加来良明) 8番、中島里司議員。
○8番(中島里司) 私は振興会に任せてはだめだと言っているわけではないんです。教育行政として教育委員会議等で検討して、こういう方法をとれないだろうかとか、そういうものは基本的に学校とのやり取りを例えば、道教委までいかなければならないことか、そのへんはわかりませんが、そうなってきた場合、振興会でできるものではない。特に、今回あげている2点については、学校が絡むわけです。どちらにしても学校と話し合いをしなければならないです。これは、振興会ではないんです。振興会と協議をして、地元の教育委員会としてどう対応し、教育委員会としての発想を伝えるべき、あるいは協議すべきではないかと思うのですが、実行は教育委員会はできないことですけれども、その実行までの間の部分というのは、教育委員会から働きかけをしない限り、誰も動かないだろうと思うのですが、そのへんについてはどう捉えますでしょうか。
○議長(加来良明) 教育長。
○教育長(伊藤 登) ご存知かと思いますけれども、本町の校長会、教頭会に全道でも珍しいと言われているのですが、高校の校長、教頭にも出席していただいて、どういう状況かというのは常に情報交換をしているという状況であります。今のところ、そういう要望等々についてはあがってこなかったというのが現状でありまして、私どもは、直轄校と義務と分けて考えなければいけないと思っておりますので、そのへんは一線を引いたなかで、高等学校の要望等について、あれば前向きに検討してまいりたいと、このように考えているところです。
○議長(加来良明) 8番、中島里司議員。
○8番(中島里司) 今の教育長のお話のなかで、敵背で方針が出たときに教育委員会は動かないということですか。
道立高校だからではないです。私が言っているのは、地元高校として、地元の行政は何をやらなければいけないか、何ができるかということを聞いているんです。
○議長(加来良明) 教育長。
○教育長(伊藤 登) 地元の高校と北海道立高校と考えた場合、どっちを優先するかということなんです。設置者は北海道なんです。北海道の設置者に対して、私どもがこうすれ、ああすれということはできないということを言ったつもりであります。
○議長(加来良明) 8番、中島里司議員。
○8番(中島里司) そういうお考えだから、高校の振興については、教育委員会は他人事のような動きが見えます。私が言っているのは、他の町とか、先ほども言いましたが、前教育長時代に資格取得のための補助措置をしました。今、私がお話していることはかたちは違っても、同じようなことではないですか。これは、教育委員会からはたらきかけたんです。その当時、どういうことをしたのかは、わかりませんけれども。高校からあがってきたことではないですよね。
○議長(加来良明) 教育長。
○教育長(伊藤 登) 振興会に対して、町から補助金は出してます。振興会がどういうことをやればいいかという中身については検討されて、資格取得につながっている部分もあろうかと思います。
○議長(加来良明) 8番、中島里司議員。
○8番(中島里司) 資格審査につきましては、決める前に前教育長と話し合ったんです。魅力づくりの一環として、前教育長は理解してくれたんです。あと、手続き上のことは、私は知りません。とにかく、将来、少子化はどんどん続いていくから、教育長が「何かしなければだめだよね」というお話のなかから、これは出てきたことです。ですから、振興会からあがってきたとか、あがってこないではないと私はそういう理解をしています。年度替わりではなく、年度途中ですごいスピードで実行していました。そういう危機をもたなければ、今、先ほど委員長が言った、今年1.3倍ですが、北海道で1番最初の総合学科として、道教委もこの倍率、人気の高さを高く評価しておられます。それは、現場におられる歴代の校長先生、そして今の校長、あるいは職員の方々が清水高校に来て、総合学科校の誇りをもって、子ども達に接していただいているおかげなんです。
だけど、児童数が減ってきたときのことを考えたら、今から新たな魅力づくりをしなければ「清水高校へ行こう」という子どもがどんどん減るのではないですか。
ましてや、食という部分ですか。私は、売店がだめなら、食を確保するためにはどうしなければならないかということまで、本来、教育委員会で議論しなければならないと思います。自分でできないのだから、どういう人達に話していくのか、もちろん振興会経由だと思います。
ただ、そういう企画的なものをちゃんと教育委員会から発信すべきものも多々あるのではないですか、ということを聞いているんです。
同じような質問をしているような気がしてきたんですけれども、改めて、答弁願います。
○議長(加来良明) 教育長。
○教育長(伊藤 登) 当然食に関しては、学力も含めて大切なものと捉えております。ですが、売店をつくったから人が来るということではなくて、今、議員のおっしゃられたとおり、それも1つの方法だということで捉えれば、高校と話し合って、設置に向けた何かかたちを作っていく努力をしなければならないと思っております。けれども、先ほどから申しているとおり、道立の学校でありますし、校長先生の経営方針もあるでしょうから、そのへんもしっかりと打ち合わせをしながら、どう動けばいいかということを考えてまいりたいと思います。
○議長(加来良明) 8番、中島里司議員。
○8番(中島里司) 教育長、逆ですよ。したら、学校から教育委員会にああしてください、こうしてくださいとはなかなか言えないです。だから、私は先ほど言った、資格のこともそうです。教育長が多分、その当時振興会経由で声をかけていると思うんです。それで、振興会とも話をしていると思います。私は、売店と言っておりますけれども、食という部分で売店なんです。売店は多分、私が短い期間で調べた結果、校舎内につくるのは図面上難しいです。使用料も結構かかって、誰かに出してもらわないと採算が取れないそうです。
帯広の市内校を教育委員会で調べたり、問い合わせたりしてないでしょ。市内校で、昼ごはん(弁当)、これはどういう経過かは詳しくはわかりませんが、10時までに契約をしているのか、自主的にやってもらっているのかわかりませんが、10時までに注文を取って、そこへ連絡することによって、昼に届くようになっているそうです。
だから、校舎内に売店を作るのは難しい、敷地内にも改めて作るのは費用がかかりすぎる、基本的に学校へ1回入ると敷地内から出ることはルール的には非常に厳しいと思います。
それからいったら、先ほど言った、出られないから校舎の外で食べたという例もあります。であれば、そういう発想を地元の関係者と高校の振興会を経由しながら、リーダー的な役割を教育委員会がはたして、深まった議論というのをできないものでしょうか。
帯広市内校をもしよかったら調べてもらってもいいです。注文を取って届けにきてるという、そういうことがあるそうです。
それも、食を守るための1つの手法として考えられないですか。
○議長(加来良明) 教育長。
○教育長(伊藤 登) 中島議員の質問の「売店が必要と思われるが」ということで、私は捉えてお答えをしたつもりではありますが、今、逆に提案があった、注文を取って弁当をとるというのは、私のほうでは想定していなかったものですから、調査もしておりませんでした。
今後につきましては、そういうことも含めて、高校の考えが第1ですから、高校の考えを聞きながら協力をできるところはしていきたいと、このように思っております。
○議長(加来良明) 8番、中島里司議員。
○8番(中島里司) 高校だって、地元の子は半分以下です。
よそから通学していただいている子ども達がいるから1.3倍になっているんです。そういう人達のためにも、校長に何かありませんかではなく、そういうことを確保するために、教育委員会として、こういうバックアップできるものはしていきたいという話をすべきではないですか。
ちょっとずれるかもしれませんが、先ほど口田議員が言った、教育委員会の改革、町長が教育委員会がある部分で一方的に走らないというような話をされておりました。私の考え方は、教育委員会基本的に合議制です。ですよね。本州のほうであったいろいろな問題ごとに対して、合議制だから、誰がリーダーをとって、誰が責任ある答弁をするかというのは、教育委員会ははっきりしていませんでした。
だから、町のなかでやる教育に関わっては、教育委員会と積極的に関わって、リーダーシップをとらなければ、という部分を感じているんです。
だから、こっちから投げかけて、教育委員の皆さんで協議をして、より多くの方に来ていただく、向かってきてもらう、そういう魅力ある高校のその1つとして、そこは守りますよと、そういう発想で教育委員会が主導権をとって、校長先生、あるいは学校サイドとも協議を進めていただきたいと思うんですが、そういう考え方にはなりませんでしょうか。
○議長(加来良明) 教育長。
○教育長(伊藤 登) 質問の内容がいろいろと幅広くなっていく状況にあるなかで、教育委員会がリーダーシップをとれということでありますけれども、高校に関しては、通学の足の確保にしても、高校の方で独自に開発してスクールバスを帯広から出しているというような状況もありますし、やはり、高校の方が積極的になっていくほうが解決は早いのではないかと思います。私の方から、教育委員会として「食は大事だから売店をつくったらどうだ」とか、「こういうことはやれる可能性があるからどうだ」とかということは、今のところ言ったこともないですし、言われたこともないという状況のなかでは、今後はそういう状況をつくっていく必要性はあるなと、このように思っております。
○議長(加来良明) 8番、中島里司議員。
○8番(中島里司) 売店というか、食の確保について今議論しても、議長も聞いていて、たぶん行ったり来たりで、これ以上詰めてもあれなんで、また機会があれば直接お話をさせていただきたいと思います。
次、大学との連携なんですが、今1校やっているというお話でした。
特に、私は福祉という部分で非常に人気が高いというか、あるいは、酪農の町ですから、ここで、大学の名前を言ってもかまいませんよね。十勝管内には大学は2校です。そういうところと連携を取る手立て、そのきっかけづくりは教育委員会だと私は思っております。実行するときは、多少お金がかかれば振興会の方へ移るかもわかりません。その流れをはっきり言えませんが、それらについて、大学と教育委員会が、もちろん、先に高校との話し合い、場合によっては道教委の関係等もある程度可能性をみいだせますよね。今、1校大学やっているんですから。ただ、十勝管内の大学とそういうことはできないでしょうか。
今、突然聞いたので、そういう協議、そういうきっかけ、そういうものを教育委員会として考えられないでしょうか。
○議長(加来良明) 教育長。
○教育長(伊藤 登) 確かに、酪農学園大学との連携の実績があります。今、議員のお話ですと、管内の大学ということでありますので、本町は酪農も非常に盛んだとうことで、ある程度その部分については畜産大学との連携だとか、大谷短期大学の福祉の部分の連携だとかということは、可能性は無きにしも非ずと、このように思います。私の方から機会があれば、学校にお話をして、考えもお聞きしながら検討する価値はあるのかなと、このように思っております。
○議長(加来良明) 8番、中島里司議員。
○8番(中島里司) 大学のことにつきましては、今教育長の言った、大学と接点をもつ、そういう道筋、町内にはそういう関係の方がいますから、そういうつてを頼りながらでも、1度そういう機会を学校とともに、学校で行きなさいということにはなりませんから、講師に来てもらうとお金がかかりますから、そういうときは、振興会経由でもいいから、応援をして子ども達の将来の出口のとして立派な高校として、魅力ある高校にぜひつくりあげてもらいたいというふうに思います。
ですから、今の教育長のお話、ぜひ早いうちにそういう協議をしていただきたいということです。
大きな2点目に行きます。
○議長(加来良明) 中島里司議員。2点目に行く前に休憩を取りたいと思います。
○8番(中島里司) 5分で終わります。すぐ終わります。
○議長(加来良明) それでは、続けていただきます。
○8番(中島里司) 今、町長から前向きな話を伺ったんですが、町長が組織機構に1年程度かかるような説明をされました。さっそくですが、課長会議というか何会議というかわかりませんが、その中で、参事の立場、課長の立場が認められるようなことを徹底していただきたい。1つ例を申し上げますと、窓口は参事が一生懸命やっていて、いなくて課長のところへ行ったら、全然違う答弁をしてきました。
それともう1つ、町長が選挙で公約の項目がありました。その実行に向けては、課長とどんなに偉い課長でも選挙の結果を踏まえたうえで質問していただかなければならないのです。だから、町長が公約の実行というなかで、指示したものはできませんという話になりません。それだったら、町長選挙は意味がないんですから。これは、副町長、質問者として、事務者として町長のいう言葉、町長も時々思いつきで言うこともあるかもしれませんが、それはそれで議論はしてもらわなければなりません。公約のなかに入っている案件というのは、これは、町民がそれによって指示したんですから。厳しい結果が出てます。協議して、合議制になっても難しいです。誰が誰を入れたかわかりませんけれども、結果は2人いたら1人反対なんです。1人賛成なんです。そういう結果です。だから、そういう部分で、執行側として実務者的な立場でぜひ、公約の中に入っているか、入ってないか、町長から指示を受けて、そのへんを副町長がしっかり捉えていただいて、担当課と協議を進めていただければというふうに、改めて思っているのですが、そのへん副町長お願いします。
○議長(加来良明) 答弁を求めます。副町長。
○副町長(金田正樹) お答えをさせていただきます。
ただいま、例をあげてお話をされました。組織機構の見直しは絶えず見直しを進めているつもりでございます。今回も間接条例も含めて修正をさせていただきました。また、町長も平成26年度で整備をしていくということでございます。
また、先ほど例を出されまして、至極私たちは残念な話を聞いたと思いますけれども、私どもの指導力の不足が原因かとも思っておりますけれども、これから、職に対する意識をしっかりもってもらって、そのへんは進めてまいります。