北海道清水町議会

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平成26年第3回定例会(3月25日_日程2)

○議長(加来良明) 日程第2、議案第17号、清水町学童クラブ育成料徴収条例の制定について、議案第19号、常勤特別職の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第20号、清水町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第21号、清水町行政財産使用料条例の一部を改正する条例の制定について、議案第22号、清水町立清水幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例の制定について、議案第24号、清水町保育所条例の一部を改正する条例の制定について、議案第25号、清水町へき地保育所条例の一部を改正する条例の制定について、議案第26号、清水町道路占用料徴収条例及び清水町普通河川管理条例の一部を改正する条例の制定について、議案第27号、平成26年度清水町一般会計予算の設定について、議案第28号、平成26年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定について、議案第29号、平成26年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定について、議案第30号、平成26年度清水町介護保険特別会計予算の設定について、議案第31号、平成26年度清水町公共下水道事業特別会計予算の設定について、議案第32号、平成26年度清水町集落排水事業特別会計予算の設定について、議案第33号、平成26年度清水町簡易水道事業特別会計予算の設定について、議案第34号、平成26年度清水町上水道事業会計予算の設定について、以上、16件を一括議題とします。
 職員に委員会報告書を朗読させます。事務局長。

(委員会報告書 事務局長 朗読)

○議長(加来良明) おはかりします。
 一括議題としました16件の議案についての委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定に基づき省略することにしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。
 よって、委員長報告は省略することに決定しました。

○議長(加来良明) これから、条例の制定、予算の設定について順次討論・採決を行います。
 これより、議案第17号、清水町学童クラブ育成料徴収条例の制定について、討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第17号、清水町学童クラブ育成料徴収条例の制定についてを採決します。
 この採決は起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。議案第17号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、第19号、常勤特別職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第19号、常勤特別職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
 この採決は起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。議案第19号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第20号、清水町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
 これより、議案第20号、清水町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
 この採決は起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。議案第20号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第21号、清水町行政財産使用料条例の一部を改正する条例の制定について討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第21号、清水町行政財産使用料条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。 
 この採決は起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。議案第21号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明)
 起立多数です。
 よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第22号、清水町立清水幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例の制定について討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第22号、清水町立清水幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
 この採決は、起立によって行います。
 本案に対する委員長報告は、原案可決です。議案第22号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明)
 起立多数です。
 よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第24号、清水町保育所条例の一部を改正する条例の制定について討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第24号、清水町保育所条例の一部を改正する条例の制定についての採決を行います。
 この採決は、起立によって行います。
 本案に対する委員長報告は、原案可決です。議案第24号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第25号、清水町へき地保育所条例の一部を改正する条例の制定について討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第25号、清水町へき地保育所条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
 この採決は、起立によって行います。
 本案に対する委員長報告は、原案可決です。議案第25号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) これより、議案第26号、清水町道路占用料徴収条例及び清水町普通河川管理条例の一部を改正する条例の制定について討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明)
 これより、議案第26号、清水町道路占用料徴収条例及び清水町普通河川管理条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
 この採決は、起立によって行います。
 本案に対する委員長報告は、原案可決です。議案第26号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明)
 これより、議案第27号、平成26年度清水町一般会計予算の設定について討論を行います。
 討論はありますか。

(挙手者あり)

○議長(加来良明) 討論がありますので、まず、2、3反対者の討論より始めます。
 反対討論の方はいますか。

(挙手者なし)

○議長(加来良明) 賛成討論を行います。
 賛成の方、討論を行う方はいますか。
 2番、角川徳寿議員。

○2番(角川徳寿) 私は原案に賛成の立場で討論に参加いたします。
 平成26年度の予算は、7,590,000千円を計上しておりますが、依然、厳しい財政状況のなかで、数多くの新規事業が組まれております。このなかには消防庁舎建て替え、清水中学校大規模改修事業など、緊急を要する大型の事業などが含まれております。
 その一方、予算審査特別委員会でも多くの議員から質疑があった、交流人口拡大支援事業につきましては、最大の目的である交流人口を拡大し、町民のスポーツ競技向上、健康増進、商工業地域経済の活性化につなげられるよう、しっかりとした事業計画をたて、関係機関との協議も行い、事業成功に向け最大の努力をしていただきたいと思います。また、4月から実施される消費税増税に対し、町民の皆さんへの負担の軽減、消費落ち込みが心配される商工業者への支援など、限られた予算のなかで最大の効果を上げられるよう努力をしていただきますようお願いいたしまして、賛成の討論といたします。

○議長(加来良明) 次に、原案に賛成者の発言を許します。
9番、奥秋康子議員。

○9番(奥秋康子) 平成26年度一般会計予算に対し、賛成の立場で討論させていただきます。
 長きにわたり予算編成・審査へご努力をされた職員の皆様に心より感謝の意を表したいと思います。
 平成26年度の一般会計予算は、7,590,000千円であり、単純比較で前年度比で17.1%の伸びでありますが、自主財源の町民税が1,198,000千円を超えるものの、前年比でプラス1%の伸びにすぎません。依存財源である地方譲与税、交付金も減額見込みにならざるを得ない状況であります。普通交付税の減額見込みを補う、臨時財政対策債は前年より若干減っておりますが、町債が前年度420,200千円よりも189,300千円の増となっており、基金から繰入金と合わせて財源不足を物語るものではないかと思います。
 先般、予算の提案理由の説明によると、これまでの財政健全化の取り組みにより、本町の財政状況は好転傾向にあるものの、今後も厳しい財政状況が続く見通しである、限られた財源を有効に活用し、町の将来図をみんなでいきいき豊かさ育む十勝清水の実現に向け、予算編成の決意が述べられております。平成26年度一般会計予算は、まさに限られた予算のなかで事業の厳選、予算の重点的な配分の取り込む姿勢が現れております。
 経常経費のなかで大きな事業は、消防庁舎建て替え事業に対する負担金でありますが、老朽化が進みながら財政的にも大型事業には手を付けられなかったわけです。消防庁舎建設にあたり、住民に安全・安心が確保できることを期待いたします。また、今後、人口減少にともなうことを加味し、さらなる経費・建設費の削減に努力することを望みます。
 次に、社会情勢を反映し、幼稚園・保育所の二人目以降は無料化、延長保育など少子化や子育て支援策の一環として評価のできるものであります。しかし、単に延長保育という視点では子ども達の成長発達に支障をきたす心配が大きいものと考えます。1つの例をあげますと、延長保育利用時の食生活をあげてみると、18時以降の空腹感に対応するための考えかたとして、帰宅後に保護者と夕食を食べることが根底にあっての一時しのぎという発想であろうが、心身ともに健康に育てる観点からこれは疑問であります。将来を健康に生きるための健康な体づくりである幼児の望ましい食生活の考えかたから考えると、今回の延長保育時の食事のありかたは問題が多く潜んでいると考えます。空腹をしのぐ意味であっても、発達期を考慮した食事を用意するなど、育ち盛りの子どもの総体的に配慮をした延長保育を実施できるよう、対応・検討を求めます。
 次に、教育費、新規に取り組まれる、小学校低学年英語活動事業は5年生以降の英語活動の充実につながり、子ども達の発達段階に応じた、スムーズな授業ができることを期待します。
 公的医療機関と位置づけられています。町内の病院に平成22年に運営資金を貸付し、平成25年度末に一括償還とするものでした。当初、一括償還した後も57,000千円の繰越金ができて、経営改善が図られる計画になっておりました。しかし、結局は平成26年度に優諚することになりました。緊急告示病院として住民の安心のため、しっかり課題の洗い出し、目標設定、経営努力を図ること、関係機関とさらなる調整を進めていただきたいと思います。また、緊急雇用創出推進事業交付金は有効に活用し、安定した雇用創出に期待します。
 次に、交流人口拡大支援事業費は、昨年6月にスポーツツーリズムの推進により、清水町の大幅な交流人口の増大を図り、商工業観光物産事業のさらなる振興、地域の活性化を実現する目的で、NPO法人スポーツツーリズム協会から、ほとんどが人件費である補助金を要望してきました。設立の趣旨を考えてきましたが、全体構想、基本構想が全くないなかで見切り発車をした状態でありました。このたびの予算の審査のなかで進捗状況を示した資料の提出を求めたなかで、初めて基本構想が示されてありました。事業の概念図だけで、事業投資の具体的な試算もなく、2億円もの経済効果を上げるとしております。平成29年度には、大会選手、観客等8万人の来町者をめざすとあります。合宿の町の理念と構想が何の裏づけも根拠もないまま、数字だけがひとり歩きをしていると思います。スポーツを活用したまちづくりをするには、人が集まり、収益を生む事業とするためには、他の地域の差別化が必要であります。このたびの資料に先進地の事例が出ていましたが、大会の規模の差による経済効果の違いがあると考えます。現状のスポーツツアーの経済波及効果を正確に測定し、本町において、スポーツツーリズムの可能性の検証を速やかに対応・検討することを求めます。
 このNPO法人に対する補助は、昨年の私の一般質問で事業の内容の進捗状況によって判断すると、当面2年間ということで考えているとの町長からのご答弁をいただきました。清水町は、以前にも申しましたが、町外の人が頻繁に訪れることが町の活性化につながると願い、巨額投資をし、夢を振りまき、景気低迷のためだとして、日頃から大きく外れた事業が2つありました。財政健全化に向け、高薄町長を筆頭に、職員・議員・町民、一体となって、やっと実質公債率12.6%になりました。しかし、まだまだ厳しい財政状況は続く見通しでございます。厳しい財政状況であって、なお、将来にわたって持続可能なまちづくりを高薄町政に望むものであります。
 以上、申し上げまして、私の一般会計予算案に対する賛成討論といたします。

○議長(加来良明) 次に、同じく賛成者の発言を許します。 
 5番、山岸政彦議員。

○5番(山岸政彦) 私は、平成26年度清水町一般会計予算に賛成の立場で討論に参加いたします。
 新年度の一般会計予算の総額は7,590,000千円と、昨年の骨格予算とはいえ、前年比1,110,000千円増の予算が提案されました。
 増額の主な要因としましては、消防庁舎建て替え事業、清和団地の建て替え、農山漁村活性化プロジェクトなどとなっております。
 アベノミクスにより、経済状況は回復基調にあると言われておりますが、地方にはいまだ実感できる状況ではありません。そんななかで、地方交付税の減額やこれからの公共施設の老朽化による経費の増大、消費税増税による行政コストの増大などが考えられております。早くからの行財政改革により、一時より楽になったとはいえ、これからも予断を許すものではありません。先ほどの大型施設の整備費などとともに、医療・福祉・子育て支援・教育・産業基盤維持などの施策など必要な事業について予算化されており、財源を有効に活用した予算だと考え賛成討論といたします。
 皆様のご賛同をお願いいたします。

○議長(加来良明) 次に、同じく賛成者の発言を許します。
 7番、西山輝和議員。

○7番(西山輝和) 平成26年度一般会計予算案に対しまして、賛成の立場で討論いたします。
 今回、提案がありました、平成26年度一般会計の予算は7,590,000千円であり、特別会計を合わせた全会計の総予算額は11,000,000千円を超えた予算となっております。
 新規事業といたしまして、臨時福祉給付金事業、保育所・幼稚園の第二子以降無料化、学童クラブの延長保育、消防庁舎建て替え、町営住宅清和団地の16戸の建物の購入、清水中学校大規模改修事業、文化センター耐震診断事業など、住民生活に密着した施策の展開であり、町長の基本姿勢である町民を主役とするまちづくりを強く意識した予算編成であると考えるところであります。しかしながら、交流人口拡大支援事業については、当初の説明では、昨年10月をめどに事業全体構想をまとめるように聞いていましたが2カ月ほど遅れ、12月に清水町スポーツツーリズム協会で、清水町合宿のまち基本構想が作成されました。清水町スポーツツーリズム協会は、すでに町が行う指定非営利活動法人の認証を受けているところですが、この基本構想は同法人の平成26年度補助金要望額5,860千円とともに町長あてに提出され、予算について同法人の要望どおり平成26年度一般会計当初予算に計上されております。提出があった基本構想は17頁にわたり、構想作成の背景から町の先進地の取り組み事例、現状、課題等々、事業の施策推進の考えかたを説明したものでありますが、サッカーによる集客確保に延長し、同施設整備を前提とした内容で事業開始年度は平成27年6月になっております。すなわち、平成26年度において施設整備を完了しなければならないということになりますが、施設整備は事業規模の概要であり、参考例でその内容から計画の具体性はまったく読み取れません。また、施設整備については、特に年間修繕等のコストも付きまといますが、これにも触れておりませんし、平成26年度中に施設整備が間に合わなければ、施設整備が終了するまで人件費負担を行うかということになります。町長は昨年6月の定例会において、当面として平成26年度、平成27年度の2カ年の負担で、その後は、再度検討する含みを残されましたが、この構想の内容ではまったく検討の余地がないことになります。
 細かく申し上げれば、きりがありませんのでこれ以上は申し上げませんが、少なくとも合宿のまち構想理念のなかにおいて、住民が主体となり、この構想の実現に向けた仕組みづくりを目指す旨をうたっています。さらに地域で生活する人が、快適で住みやすいまちづくりの実現をめざすと付け加えています。私はこのことこそが交流人口拡大支援事業の基本とすべきことであると思っております。すなわち、基本構想策定まで時間が十分あったにもかかわらず、法人からは関係団体、組織、住民等への説明や協議、検討がなされてきたとは、私が知る限りではまったく見受けられませんでした。その誠意も見当たりませんでした。基本構想を作成してからすでに3カ月が過ぎておりますが、現状でもそう認識せざるを得ません。このような団体に対し、団体設立だけで人件費中心としたほぼ100%の町補助金を使うことはまったく賛成できるものではありません。
 また、清水町赤十字病院運営資金貸付条例の第6条に、清水町赤十字病院は当該資金を受けた会計年度から償還が終了する会計年度終了後、3月以内に収支計算書、その他事業の実施状況に関する報告書を町長に提出しなければならないとなっております。毎年、収支計算書、報告書をもらい、どのように検証してきたのでしょうか。また、町長はどのようにアドバイスをして改善をしてきたのか、健全経営を期待している町民がなくてはならない大切な病院だから心配しているのです。
 公共施設の老朽化にともない、改修・建替えに莫大な経費がかかるなか、町民が納得できるお金の使いかたをしなければならないと思います。国・地方とも厳しい財政状況は、今後も続いていくものと予想されますが、長期的観点のなかで健全な財政運営を強く期待し、私の賛成討論といたします。

○議長(加来良明) 次に、同じく賛成者の発言を許します。
 6番、原紀夫議員。

○6番(原 紀夫) 国の予算が過去最大規模で一般会計総額が95兆9千億円という、戦後3番目の速さで成立をしたところであります。アベノミクスの効果が見えないなか、4月1日からは消費税が8%引き上げられ、加えて北海道が危機的状況に陥るのではないかという心配をされている、TPP交渉等も頓挫をしていると、こういう状況のなかで、今後の町民生活への影響が懸念されるところであります。
 本町の新年度予算、先ほどから述べられているとおり7,590,000千円で、昨年に比べて17.1%の増加ということでありますが、選挙後の政策予算を加えた実質対比では6.3%というところに止まっており、今後2カ年間の消防庁舎の建て替え、あるいは町営住宅の建て替えなどの大型建設予算、これらも加わっているわけでありまして、それらを差引すると相当頑張って予算を組んでくれたという思いがあります。全体で5%増というところであります。このことは評価できると考えております。
 その他、種々予算委員会等で私は問題点を指摘しておりますので、あらためて数点にわたって賛成討論をするなかで指摘をさせていただきたいと考えます。
 1点目ですが、先ほども若干触れておられた方がおりますが、事務事業の見直しであります。数年来、私はこのことについて申し上げておりますが、依然として変わることなく前年と当初のようなかたちで進められていることは非常に遺憾であります。一昨年の所管事務調査のなかでも、厳しくこのことが指摘されており、今後早急に職員の英知を結集して見直しを図るよう求めるものであります。
 2点目は、公共施設の改修計画でありますが、新年度の早い時期に改修計画をたてて、公共施設はどうあるべきかということを町民とも相談をしながら決めるというような前向きな答弁をいただいたところであります。町民基本条例の原則的立場で、しっかりと町民意見を聞くなかで進めていただくよう強く求めるものであります。
 3点目は職員体制であります。本定例会のなかでも課長と参事の関係について質問も出ておりましたけれども、私の主張している職員数であります。現在いる事務職員は120名であります。私はこの数字で十分であると認識をしておりますし、町長も過去120人体制が目標だという話もされておりました。この120人体制上限という考えを示したわけでありますけれども、副町長は余裕を持った人員と、このような答弁をされました。私は十分余裕があると考えているところであります。今後、事務改善を図り、見直しをするなかで、不必要な事務は廃止をし、年功序列を取りやめて頑張る職員が報われる、そういう職員体制にぜひしていただきたいと考えるものであります。また、本町の職員の俸給は長年にわたる財政危機に対応したことによって、管内最下位の位置におりましたが、その後、一昨年の職員1人当たりの人件費をみると、道内144町村中、音更町に次いで全道の5位の位置にあります。加えて、十勝管内では2位というところにあるわけであります。これは、高齢職員が多いということに起因することと思いますが、道内には400万円代の町村が5町村あります。このことをしっかりと踏まえて、今後より一層町民に信頼される職員体制を構築されるよう強く求めるものであります。
 4点目であります。子育て支援にかかわって保育時間の延長等にともなう心配ごとについて指摘をしていきたいと思います。保育時間の延長にともなって迎えが遅くなると、そういうことで親の対応がルーズになると、こういうことが先進地で指摘されているところがあります。加えて、子どもの成長や変化に気づきにくくなって、保育所を通してしか子どもを理解できなくなるというような弊害も現れているところもあるそうであります。各種の調査でも親子の接触が不足をして、親としての自覚や責任感が薄れるというなどの問題が出ております。本町はやむを得ない場合に限って、利用を認めるということでありますが、これらの現象をしっかりと職員に周知をし、対応されるよう望むものであります。私も度々お話をしておりますが、9カ年、少年非行にかかわる仕事をしておりましたので、このことを常日頃から思っているのであります。幼いときから両親との接触が薄いという子どもは、その後の成長過程において、取り返しのつかないことを起こすことが間々あります。どうかそのことをしっかりと私が指摘したことを受け止めて、職員に対応されるよう求めるものであります。
 最後にスポーツツーリズムについてであります。昨年6月議会で提案をされ、紛糾した事案であります。過去の予算委員会でも種々質問が出たところでありますが、提出を求めた資料によりますと、正直申し上げまして、この構想は実現可能か大きな疑問があります。私達の町清水町は、過去大きな失敗があります。それはスキー場を廃止した、加えて温泉も廃止をした、こういう大きな事案がございます。再びこのような失敗というのは許されないと考えております。少子高齢化の進むなかで、運動施設をつくり、宿泊施設をつくり、事業3年目の目標である年間8万人の来訪者、加えて年間1万2千泊、年間2億円の経済効果を達成するのは並大抵のことではできないと考えます。先進地中札内村を見てみますと、あの立派な施設でさえも宿泊者数が伸びず苦労しているというような所管事務調査が出ているというのも拝見いたしました。当会の会長は昨年も申し上げましたが、長年総合計画審議会会長をされている方であります。したがって、私どもの町の財政状況も十分熟知している方でありまして、加えて、専務理事職については元助役を務めた方であります。当然のことながら、これらの方が加わっているわけでありますから、しっかりと話し合いをするなかから、町民が納得するようなかたちで事業協議、あるいは合意等も考えていただきたいです。過日の予算委員会のなかでは、これらの協議が2月・3月に終えているということになっておりますが、どうもそのようなかたちになっていないというようにお見受けをしましたので、このことをしっかりと考えていただきたいと考えているわけであります。
 修正動議を出せと言うような意見も相当数ございましたが、あえて私は、このことに反発をして賛成討論をしているわけであります。どうかこのことをしっかりと踏まえていただいて、今後、しっかりと協議をし、町民の納得のいくかたちで収集していただくようお願いをし、賛成討論といたします。

○議長(加来良明) 次に、同じく賛成者の発言を許します。
 ありませんか。
 これで、討論を終わります。

○議長(加来良明) これより、議案第27号、平成26年度清水町一般会計予算の設定についてを採決します。
 この採決は、起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。議案第27号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明)
 これより、議案第28号、平成26年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定について討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明)
 これより、議案第28号、平成26年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定についてを採決します。
 この採決は、起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。議案第28号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) これより、議案第29号、平成26年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定について討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第29号、平成26年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定についてを採決します。
 この採決は、起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。議案第29号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) これより、議案第30号、平成26年度清水町介護保険特別会計予算の設定について討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第30号、平成26年度清水町介護保険特別会計予算の設定についてを採決します。
 この採決は、起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。議案第30号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) これより、議案第31号、平成26年度清水町公共下水道事業特別会計予算の設定について討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第31号、平成26年度清水町公共下水道事業特別会計予算の設定についてを採決します。
 この採決は、起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。議案第31号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) これより、議案第32号、平成26年度清水町集落排水事業特別会計予算の設定について討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第32号、平成26年度清水町集落排水事業特別会計予算の設定についてを採決します。
 この採決は、起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。議案第32号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) これより、議案第33号、平成26年度清水町簡易水道事業特別会計予算の設定について討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第33号、平成26年度清水町簡易水道事業特別会計予算の設定についてを採決します。
 この採決は、起立によって行います。
 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。議案第33号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明)
 起立多数です。
 よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) これより、議案第34号、平成26年度清水町上水道事業会計予算の設定について討論を行います。
 討論はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

○議長(加来良明) これより、議案第34号、平成26年度清水町上水道事業会計予算の設定についてを採決します。
 この採決は、起立によって行います。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。議案第34号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。
 よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。